JP2004252470A - 情報記録可能なカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影モードに適したラボでのプリント時の補正の許可や禁止の制御が合理的になされ、撮影モードに適した情報が記録できるようにする。
【解決手段】本発明は、プログラム露出モードと、絞り優先オートまたはシャッタ優先オート露出モードとを切り換え可能な切り換え手段と、プリント時の補正を許可または禁止する情報を記録する記録手段と、前記切り換え手段によってプログラム露出モードが選択された際には前記記録手段においてプリント補正を許可する情報を記録し、絞り優先オート露出またはシャッタスピード優先オート露出モードが選択された際にはプリント補正を禁止する情報を記録する制御手段とを具備することを特徴とする情報記録可能なカメラである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラなどの撮像装置に係り、プリント時にラボラトリにてその露出や色調を補正することを許可又は禁止するための情報を記録可能なカメラに関する。
従来、撮影時の種々の情報を磁気記録部によってフィルムの磁気記録層に書き込み、当該情報を焼き付け時に使用する種々の技術が開示されている。
例えば、特許文献1では、カメラに設けられた手動の切り換えスイッチの操作に従ってラボラトリ(以下、ラボと称す)にてプリント時の露光補正を許可・禁止すべき信号をフィルムに書込む技術が開示されている。当該技術では、印刷時に当該情報により補正の有無を決定している。
一方、一台のカメラであっても、撮影者がなるべくカメラ任せで簡単に撮りたい場合と、自己の撮影パラメータ指定により独自性のある写真を撮りたい場合とを使い分けることが多い。かかる場合に、その使い分けは撮影モードの設定と関係していることが多く、簡単に撮る時は例えば露出モードはプログラムモードが適しており、また独自性のある写真を撮りたい時は絞り優先、マニュアル、シャッタスピード優先などの方が撮影者が露出因子を決め易く適している。
また、近年では、例えば露出モードで言えば上記プログラム、絞り優先、マニュアル、シャッタ速度優先の他に、所謂「簡単モード」なるものを備え、測光モードやフォーカシングモードなどの他のモードとも複合的に最も自動化され且つ汎用性のあるモードが設定される技術もある。
いずれにしても、撮影者の意図を入れて撮ることの多いモードが選択されている時はラボによる露光量の補正は禁止できることが望ましく、逆に簡単に撮ることが目的のモードではラボでの補正を行うのが望ましい。
特開平3−72338号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された技術では、ラボでの補正の許可・禁止を切換スイッチの操作により指定する必要があり、更にモード設定を行う操作部材とラボ補正の許可・禁止を切り換えた部材の両方を個々に操作する必要があり、非常に手間のかかるものであった。
さらに、フィルムに書込むデータの内容は固定であったのに対し、上記ラボでの補正を要する場合にはストロボの有無や被写体距離等のラボ補正に有用な撮影データを併せて書込むことが好ましく、またラボでの補正が不要のときは撮影者が意図的に設定する絞り、シャッタ速度などの情報の書込みが望まれていた。
従って、上記書込むデータ内容が固定であれば、想定される全データを書くなど不要なデータも書込むことになり、書込み容量が大容量となり、高精度記録に支障をきたし、更にはコストアップを招くおそれもあった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、撮影モードに適したラボでのプリント時の補正の許可や禁止の制御が合理的になされ、撮影モードに適した情報が記録できるものである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様では、プログラム露出モードと、絞り優先オートまたはシャッタ優先オート露出モードとを切り換え可能な切り換え手段と、プリント時の補正を許可または禁止する情報を記録する記録手段と、前記切り換え手段によってプログラム露出モードが選択された際には前記記録手段においてプリント補正を許可する情報を記録し、絞り優先オート露出またはシャッタスピード優先オート露出モードが選択された際にはプリント補正を禁止する情報を記録する制御手段とを具備することを特徴とする情報記録可能なカメラが提供される。
即ち、本発明の一態様では、切り換え手段によりプログラム露出モードと、絞り優先オートまたはシャッタ優先オート露出モードとが切り換え可能とされ、記録手段によりプリント時の補正を許可または禁止する情報が記録され、制御手段により、前記切り換え手段によってプログラム露出モードが選択された際には前記記録手段においてプリント補正を許可する情報が記録され、絞り優先オート露出またはシャッタスピード優先オート露出モードが選択された際にはプリント補正を禁止する情報が記録される。
本発明によれば、撮影モードに適したラボでのプリント時の補正の許可や禁止が合理的になされ、撮影モードに適した情報が記録できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1には本発明の第1の実施例に係る情報記録可能なカメラの構成を示し説明する。
この図1に示されるように、本実施例のカメラはカメラボディ100に撮影レンズ鏡筒200が着脱自在に構成されている。
カメラボディ100においては、カメラボディ内マイクロコンピュータ(以下、BCPUと略記する)1にレリーズ釦2と露出モード切換スイッチ3、ラボ補正選択スイッチ4、メインスイッチ5、給送機構6、シャッタユニット7、磁気ヘッドドライバ8が接続されており、磁気ヘッドドライバ8には磁気ヘッド9が接続されている。そして、この磁気ヘッド9はフィルム10面に当接自在に配置されている。さらに、BCPU1は撮影レンズ鏡筒200内に配設された撮影レンズ内マイクロコンピュータ(以下、LCPUと略記する)11にも通信自在に接続されている。この撮影レンズ鏡筒200においては、上記LCPU11に絞りユニット12が接続されており、更に撮影レンズ13も配設されている。
このような構成において、BCPU1は、カメラボディ100内の各デバイスを制御する他、LCPU11と通信を行う。そして、BCPU1はレリーズ釦2が押下されると撮影動作を開始する。露出モード切換スイッチ3は後述する露出モードを切り換えるためのものであり、ラボ補正選択スイッチ4はラボでのプリント時の露光量等を標準値に対して補正する所謂ラボ補正を許可又は禁止することを指定するためものである。メインスイッチ5はONとOFFの2状態をとり、ONの状態ではカメラは動作可能であり、OFF状態ではカメラは省電力の不動作状態となる。
そして、上記給送機構6はフィルム10の巻上げ・巻戻し等を行い、そのフィルム駆動量はBCPU1にフィードバックされる。シャッタユニット7は、BCPU1に制御されて所定時間オープンし、それにより露光が行われるようになっている。磁気ヘッド9は、BCPU1からの指示によってデータをフィルム面10に磁気記録する。絞りユニット12は、LCPU11に制御されて所定開口まで絞り込まれる。撮影レンズ13は、フィルム10上に被写体像を結像する。
次に図3(a)には第1の実施例の情報記録可能なカメラの上面図を示し説明する。カメラボディの左上方には、回転式のスイッチで構成されたラボ補正選択スイッチ4と、スライド式のスイッチで構成された露出モード切換スイッチ3が設けられている。露出モード切換スイッチ3は、PE モード(プログラム・イジィモード)、Pモード(プログラムモード)、Aモード(絞り優先モード)、Sモード(シャッタスピード優先モード)、Mモード(マニュアルモード)の5状態をとる。PE モードは自動でもある程度の露出が得られるように逆光自動補正のついたモードであり、その他は通常の中央部がやや重みづけ大の中央重点平均測光である。この他、カメラボディの右上には、レリーズ釦2とメインスイッチ5が設けられている。
次に図2を参照してデータグループA,B,Cについて説明する。
このデータグループとは、定められたデータの組合せであり、各々定められたフォーマットになっている。また、第1の実施例のカメラはデータグループA,B,Cのいずれかでなければフィルムに記録できなくなっている。
データグループAは、重要且つ基本的なデータを含んでいる。日時データ(年月日,時分秒等)、トリミングアスペクト比データ(アスペクト比1:1.8のハイビジョン、1:1.5のノーマル、1:2.8のパノラマ)、フィルム装填方向データ(右側装填又は左側装填)、ラボ補正許可・禁止データが含まれる。
データグループBは、ラボでプリント時の露光量や色調を補正するのに有用なデータである。ストロボ使用/不使用データ、被写体距離データ、被写体色温度データ、逆光情報データ、その他が含まれる。
データグループCは、ユーザがデータの蓄積や作品への表示に必要となるデータである。絞り値やシャッタスピード、レンズ焦点距離、レンズタイプ名、露出モードである。
次に図4(a)を参照して、第1の実施例の露出モード設定時のラボ補正選択スイッチ及びフィルムへの情報書込み内容について説明する。
まず、PE モードは、これに合わせさえすればカメラ任せで良好な写真の撮れるモードであるため、ラボ補正は常に許可することが好ましい。よって、ラボ補正選択スイッチがいずれにセットされていても、ラボ補正許可とみなし、フィルムへのデータ書込み内容も基本的かつ重要なデータグループAと、ラボ補正に好適なデータグループBとされる。尚、この時の露出モードはプログラムとなる。
Pモード以下はPE モードとは異なり、ユーザの意志でラボ補正の許可禁止を選択可能になっている。また、フィルムへのデータ書込み内容は、ラボ補正が許可されている際はデータグループのAとBであり、またラボ補正が禁止されている場合はデータグループのAと、データグループCが書き込まれることになる。
露出モードはそれぞれPモードがプログラムモード、Aモードが絞り優先モード、Sモードがシャッタ速度優先モード、Mモードがマニュアルモードとなる。以下、図5のフローチャートを参照して、BCPU1のレリーズ時の動作を説明する。レリーズ釦2を押下すると、本ルーチンに入り(ステップS101)、事前の測光により決定されている露光値に基づいて、絞り値と絞り込みコマンドをLCPU11に出力し、絞り込みの指示を行う(ステップS102)。次に所定時間シャッタをオープンして露光を行い(ステップS103)、その後、LCPU11にコマンドを送って絞りを開放に戻す(ステップS104)。
次いで、BCPU1は露出モード切換スイッチ3がどのモードにセットされているのかを見て(ステップS105)、PE モードであればステップS106に、PE モードでなければステップS108へ進む。ステップS106では、データグループAを、ラボ補正許可・禁止データは「許可」のデータとして、BCPU1内のメモリの所定エリアに格納する。またステップS107では、データグループBをBCPU1内のメモリの所定エリア内に格納する。
一方、ステップS108へ進むと、BCPU1はラボ補正選択スイッチが「許可」になっているか否かをみて、許可であればステップS106へ進み、許可でなければステップS110へすすむ。このステップS110ではデータグループAを、ラボ補正許可・禁止データは「禁止」のデータとして、BCPU1内のメリの所定エリアに格納する。また、データグループCをBCPU1のメモリの所定エリアに格納し、ステップS112へ進む。
このステップS112では、BCPU1は巻上げを開始させ、データ書込み位置に達したか否かをみる(ステップS113)。書込み位置であれば、メモリデータを書込み(ステップS114)、その後は巻上げが完了したか否かをモニタして(ステップS115)、巻上げ完了とみなされれば給送機構6の巻上げを停止させ(ステップS116)、本フローを終了する(ステップS117)。
以上説明したように、第1実施例によれば、PE モードにするとラボ補正選択スイッチの状態に関わらずラボ補正許可の信号が書き込まれる。この為、例えばMモード・ラボ補正禁止の状態にてじっくりと作品づくりを行い、途中気軽な自動露出のスナップを行うとき(ラボ補正は許可)など、露出モード切換スイッチ3のみの操作でよいので、作品づくりと気軽なスナップをワンタッチで切り換えられ、便利であり、シャッタチャンスを逃さずに済む。
また、第1の実施例によれば、ラボ補正を許可している時はラボ補正に有用なデータを、またラボ補正を禁止している時は撮影者がデータとしてメモしておきたいデータを選択的に書き込む為、それら全て(A,B,C)を書込む場合に比べてデータ密度も低くでき、磁気ヘッド9や給送機構6も安価にすることができる。また、自動的な選択であるためデータの切り換えを手動で行う必要もない。
次に第2の実施例に係る情報記録可能なカメラについて説明する。
第2の実施例は、前述した第1実施例とほぼ同一であるが、PE モード以外の際のフィルムに書込むデータがやや異なる。
以下、図6のフローチャートを参照して、第2の実施例のレリーズ時のBCPU1の動作を説明する。ステップS101〜S107,ステップS112〜S117は図5と同様である。ステップS108′ではラボ補正選択スイッチ4が「許可」にセットされているか否かをみてセットされていればステップS109へ移行しデータグループA,Cをメモリにセットし、セットされていなければステップS110へ進む。ステップS109はステップS106と同様の動作、またステップS110,S111も先に示した図5と同様の動作である。
以上説明したように、第2の実施例によれば、PE モード以外のときはデータグループCがフィルムに書き込まれるため、撮影者がデータとしてメモしておきたいデータを書くことができ、且つラボ補正が必要のときは、ラボ補正の許可を指定できるため、データグループBはないが、ラボの判断のみに基づき一応のラボ補正は行われる。
次に第3の実施例に係る情報記録可能なカメラについて説明する。
第3の実施例は、カメラの構成は第1実施例とほぼ同じであるが、図3(b)に示されるように、ラボ補正選択スイッチ4が備えられていない点が異なる。
そして、各露出モードにおけるラボ補正データと書込み内容は図4(b)に示される。即ち、PE モードの時は、ラボ補正は許可でかつ書込みデータはデータグループAとBである。また、PE 以外のモードの時はラボ補正は禁止で、データグループのAとCを書き込む。
以下、図7のフローチャートを参照して、第3の実施例のBCPU1の動作を説明する。前述した図5と同一内容のステップには同一符号を付し、説明を省略する。このシーケンスでは、ステップS105にて、PE でない時はステップS110,S111を経てデータグループA,Cをメモリにセットし、ステップS112へ進む点が異なる。
以上説明したように、第3の実施例によれば、ラボ補正選択スイッチがなく、撮影モードによってラボ補正の許可・禁止が決定されるため、ラボ補正選択スイッチの操作が不要である。また、露出モード切換スイッチによって書込むデータのタイプ・内容が変化するので、書込み内容を手動で切り換える必要もない。
次に第4の実施例に係る情報記録可能なカメラについて説明する。
第4の実施例は第1実施例と構成はほぼ等しいが、露出モード切換スイッチ3とメインスイッチ5の構成がやや異なり、またBCPU1の動作も異なる。
図8(a)は第4の実施例のカメラの上面図であり、露出モード切換スイッチ3は、Pモード、Mモード、Sモード、Aモードの4状態が設定可能である。またメインスイッチ5はOFF、BASIC(ベーシックモード)、ADV(アドバンスモード)の3状態が選択できる。このメインスイッチ5は、BASICのときは露出モードはプログラムとなり、またADVのときは露出モード切換スイッチ3に基づいて決定される。
そして、図9(a)は、第4の実施例の露出モード切換スイッチ3と、メインスイッチ5の設定によって決まるラボ補正及びフィルムへのデータ書込み内容を示している。BASICモード時は、ラボ補正選択スイッチ4がいずれに設定されていても、ラボ補正を許可とする。そして、書込むデータは、データグループAとBである。一方、ADVモードの際は、ラボ補正選択スイッチ4の設定に従い、且つラボ補正許可の際はデータグループAとB、ラボ補正禁止の際は、データグループAとCがフィルムに書き込まれる。
以下、図10のフローチャートを参照して、第4の実施例のBCPU1の動作を説明する。ステップS101〜S104,ステップS106〜S117は図5の同ステップと同様である。ステップS205では、BASICモードか否かを、メインスイッチ105をモニタすることによって判断し、BASICモードであればステップS106へ進み、BASICモードでなければステップS108へ進む。以降のシーケンスも図5と同様である。
以上説明したように、第4の実施例によれば、第1実施例と同様の効果がある他、メインスイッチのみでカメラのオン・オフと、気軽なスナップのモードかあるいは作品づくり用のモードかを設定でき便利である。
次に第5の実施例に係る情報記録可能なカメラについて説明する。
第5の実施例は、カメラの構成は第1実施例とほぼ同様であるが、露出モード切換スイッチ3にPE モードがない点が異なり、またBCPU1の動作も異なっている。即ち、図8(b)は第5の実施例のカメラの上面図であり、露出モード切換スイッチ3は図のようなスライドスイッチで構成されている。さらに、図9(b)は第5の実施例のカメラの露出モード切換スイッチ3の設定と、ラボ補正データ及びフィルムへのデータの書込み内容を示す。即ち、Pモードの時はラボ補正許可とし、データクループAとBをフィルムに書込む。また、Pモード以外の時は、ラボ補正禁止とし、データグループAとCをフィルムに書込む。
以下、図11のフローチャートを参照して、第5の実施例のBCPU1の動作を説明する。第3実施例の図7とほぼ等しいが、ステップS105の代わりにステップS305のステップがあり、ここではPモードか否かをみて、PモードであればステップS106に、PモードでなければステップS110に進む。以降のシーケンスは図5と同様である。
以上説明したように、第5の実施例によれば、プログラムの露出モードでカメラ任せのスナップを、またA,S,Mモードで作品作りをする使用者には操作が簡単で好ましい。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更ができることは勿論である。
例えば、前述した各実施例において、カメラの動作モードを規定する部材で且つラボ補正やデータ書込み内容に関連する部材は、露出モード切換スイッチや、メインスイッチ以外のものでもよい(例えば、AFモードSW、フィルムドライブモードSW、トリミングアスペクト比選択SW等)。そして、上記部材は、カメラボディ上になくとも着脱自在なユニット上にあってもよい。さらに、カメラはレンズ交換式ではなくレンズ一体型でもよい。また、データ書込みのフォーマットやデータグループは上記以外のものでもよい。そして、データの書込みは、露光直後でなく、フィルム巻戻し時に行ってもよい。
尚、本発明の上記実施態様によれば、以下のごとき構成が得られる。
(1)フィルムに情報書込み可能なカメラにおいて、カメラの第1動作モードと、第2動作モードとを選択するモード選択手段と、少なくともラボにおけるプリント時の露光量の補正の許可・禁止を指示する指示データ部を含むフォーマットによりフィルムにデータを書き込むデータ書き込み手段と、上記ラボにおける補正の許可・禁止を選択する選択手段と、上記モード選択手段により第1動作モードが選択されれば、上記選択手段の動作を許可し、第2動作モードが選択されれば、上記選択手段の動作を禁止する制御手段と、を具備したことを特徴とする情報記録可能なカメラ。
(2)前記モード選択手段は、露出モードを変更する露出モード選択手段であることを特徴とする上記(1)に記載の情報記録可能なカメラ。
(3)前記第2動作モードは、プログラム露出モードであることを特徴とする上記(1)に記載の情報記録可能なカメラ。
(4)前記制御手段により前記選択手段の動作が禁止されたとき、前記データ書き込み手段はラボにおけるプリント時の露光量の補正の許可を指示するデータをフィルムに書き込むことを特徴とする上記(1)に記載の情報記録可能なカメラ。
(5)フィルムに情報書き込み可能なカメラにおいて、カメラの第1動作モードと、第2動作モードとを選択するモード選択手段と、少なくともラボにおけるプリント時の露光量補正の許可・禁止を指示する指示データ部を含むフォーマットによりフィルムにデータを書き込み可能なデータ書き込み手段と、上記モード選択手段により第1動作モードが選択されれば、指示データは補正を許可するデータとなし、また、第2動作モードが選択されれば、指示データ部は補正の禁止を示すデータとなるように上記データ書き込み手段を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする情報記録可能なカメラ。
(6)前記モード選択手段は、露出モードを変更する露出モード変更手段であることを特徴とする上記(5)に記載の情報記録可能なカメラ。
(7)前記第1動作モードは、プログラム露出モードであることを特徴とする上記(6)に記載の情報記録可能なカメラ。
(8)前記第2動作モードは、絞り優先オート露出モード、シャッタスピード優先オート露出モード、マニュアル露出モードの少なくとも1つを含むことを特徴とする上記(6)に記載の情報記録可能なカメラ。
(9)フィルムに情報書き込み可能なカメラにおいて、カメラの第1動作モードと、第2動作モードとを選択するモード選択手段と、第1の情報書き込みフォーマットと、これとは書き込み内容が異なる第2の情報書き込みフォーマットとのいずれかに基づいてフィルムにデータを書き込むデータ書き込み手段と、上記モード選択手段により第1動作モードが選択されれば、第1の情報書き込みフォーマットに基づいて、また第2動作モードが選択されれば、第2の情報書き込みフォーマットに基づいて上記データ書き込み手段がデータ書き込みを行うように制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする情報記録可能なカメラ。
(10)前記第1の情報書き込みフォーマットは、ラボでのプリント補正時に有効な情報を含み、第2の情報書き込みフォーマットはこれを含まないことを特徴とする上記(9)に記載の情報記録可能なカメラ。
(11)前記第2の情報書き込みフォーマットは、少なくとも絞り値とシャッタスピードの撮影データを含み、第1の情報書き込みフォーマットにはいずれも含まないことを特徴とする上記(9)に記載の情報記録可能なカメラ。
(12)前記モード選択手段は、露出モードを変更する露出モード選択手段であることを特徴とする上記(9)に記載の情報記録可能なカメラ。
(13)前記第1動作モードは、プログラム露出モードであることを特徴とする上記(12)に記載の情報記録可能なカメラ。
(14)前記第2動作モードは、絞り優先オート露出モード、シャッタスピード優先オート露出モード、マニュアル露出モードの少なくとも1つを含むことを特徴とする上記(12)に記載の情報記録可能なカメラ。
(15)フィルムに情報書き込み可能なカメラにおいて、カメラの第1動作モードと、第2動作モードとを選択するモード選択手段と、フィルムへの情報書き込みのフォーマットまたは書き込み内容が可変である情報書き込み手段と、上記モード選択手段に基づいて、上記情報書き込み手段がフィルムに書き込む情報のフォーマットや、書き込み内容を変化させる制御手段と、を具備したことを特徴とする情報記録可能なカメラ。
(16)カメラまかせで簡単に撮影するのに適した第1動作モードと、撮影者の意図を入れて撮影するのに適した第2動作モードとを選択可能なモード選択手段と、
撮影者による操作に基づいてプリント補正の許可・禁止の指示を選択可能なものであって、上記モード選択手段によるモード選択結果とは独立してプリント補正の許可・禁止の指示を選択可能な補正選択手段と、
上記モード選択手段により第1動作モードに設定されている場合は上記補正選択手段による選択結果に関わらず、プリント補正を許可し、上記モード選択手段により第2動作モードに設定されている場合は上記補正選択手段による選択結果に従うよう制御する制御手段と、
を具備することを特徴とする情報記録可能なカメラ。
(17)上記モード選択手段は、露出モードを変更する露出モード変更手段であることを特徴とする(16)に記載の情報記録可能なカメラ。
(18)上記第1動作モードは、プログラム露出モードであることを特徴とする(17)に記載の情報記録可能なカメラ。
(19)上記第2動作モードは、絞り優先オート露出モード、シャッタスピード優先オート露出モード、マニュアル露出モードの少なくとも1つを含むことを特徴とする(17)に記載の情報記録可能なカメラ。
本発明の第1の実施例に係る情報記録可能なカメラの構成を示す図である。 第1の実施例に係るデータグループA乃至Cのデータ内容を示す図である。 (a)は第1の実施例に係る情報記録可能なカメラの上面図であり、(b)は第3の実施例に係る情報記録可能なカメラの上面図である。 (a)は第1の実施例による設定モードと露出モード、ラボ補正選択スイッチ、書込み内容を示す図であり、(b)は第3の実施例による設定モードと露出モード、ラボ補正選択スイッチ、書込み内容を示す図である。 第1の実施例におけるBCPU1のレリーズ時の動作を示すフローチャートである。 第2の実施例におけるBCPU1のレリーズ時の動作を示すフローチャートである。 第3の実施例におけるBCPU1のレリーズ時の動作を示すフローチャートである。 (a)は第4の実施例に係る情報記録可能なカメラの上面図であり、(b)は第5の実施例に係る情報記録可能なカメラの上面図である。 (a)は第4の実施例に係る露出モード切換スイッチとメインスイッチの設定によってラボ補正及びフィルムへのデータ書込み内容がどうなるかを示す図であり、(b)は第5の実施例に係る露出モード切換スイッチとメインスイッチの設定によってラボ補正及びフィルムへのデータ書込み内容がどうなるかを示す図である。 第4の実施例におけるBCPU1のレリーズ時の動作を示すフローチャートである。 第5の実施例におけるBCPU1のレリーズ時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・BCPU、2・・・レリーズ釦、3・・・露出モード切換スイッチ、4・・・ラボ補正選択スイッチ、5・・・メインスイッチ、6・・・給送機構、7・・・シャッタユニット、8・・・磁気ヘッドドライバ、9・・・磁気ヘッド、10・・・フィルム、11・・・LCPU、12・・・絞りユニット、13・・・撮影レンズ。

Claims (1)

  1. プログラム露出モードと、絞り優先オートまたはシャッタ優先オート露出モードとを切り換え可能な切り換え手段と、
    プリント時の補正を許可または禁止する情報を記録する記録手段と、
    前記切り換え手段によってプログラム露出モードが選択された際には前記記録手段においてプリント補正を許可する情報を記録し、絞り優先オート露出またはシャッタスピード優先オート露出モードが選択された際にはプリント補正を禁止する情報を記録する制御手段と、
    を具備することを特徴とする情報記録可能なカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101489047B (zh) * 2008-01-18 2012-07-04 卡西欧计算机株式会社 摄像装置

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