JP2004251722A - メータ構造 - Google Patents

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Keiji Ishizuka
恵司 石塚
Hideaki Kamiyama
英明 神山
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Marelli Corp
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Abstract

【課題】限られた表示面積で、多くの車両情報を表示可能なメータ構造を提供する。
【解決手段】表示面14aに表示されるメータ目盛り表示24,26等を変更可能な液晶表示装置14と、表示面14aに設けられた第1指針30,第2指針31を駆動することにより、これらの第1指針30,第2指針31の指示位置を、第1指針制御部32,第2指針制御部33に入力される入力信号に合わせて変化させる。
表示面に表示される目盛りパターンの種類を複数の目盛りパターンから選択する目盛りパターン選択部22を設け、第1,第2指針制御部32,33では、入力される入力信号のうち、選択された目盛りパターンに対応する入力信号を用いて第1,第2指針30,31の指示位置を変化させるように、これらの第1,第2指針30,31を駆動制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、限られた面積の表示部に、多数の車両情報を表示することができるメータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図6に示すような自動車等の車両に搭載されるメータ構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
まず、構成から説明すると、この従来のメータ構造では、車室内の運転席前方若しくは、インストルメントパネルの車幅方向中央部等に組み合わせメータ装置1が設けられている。
【0004】
この組み合わせメータ装置1では、速度をスケール表示するメータ目盛り表示4が、ダイヤルゲージ2の表示面に印刷されて設けられている。
【0005】
このダイヤルゲージ2の表示面側には、駆動軸3bを介して、ムーブメントと連動される指針3が設けられていて、駆動によってこの指針3の先端3aが、前記メータ目盛り表示4のいずれかの箇所を指示することにより、アナログメータ部1aが、構成されている。
【0006】
そして、この指針3の上部には、更に、円形の表示面を有する液晶ディスプレイ部5が、前記駆動軸3bを中心として、前記指針3を覆うように設けられていて、速度表示又は、エンジン回転数等の車両情報が、周縁に設けられたセグメント表示部6に表示されるように構成されている。
【0007】
更に、この液晶ディスプレイ部5の中央には、ナビゲーションシステムの道路案内シンボルマーク7及び外部温度8等の車両情報が表示されるように構成されている。
【0008】
また、前記ダイヤルゲージ2の下部には、オドトリップ表示部9が設けられていて、走行距離等の車両情報を表示するように構成されている。
【0009】
次に、この従来のメータ構造の作用について説明する。
【0010】
このように構成された従来のメータ構造では、車速信号が入力信号としてムーブメントに入力されると、車両の走行速度に応じて、前記指針3が回動駆動されて、メータ目盛り表示4の所定の位置を前記先端3aが指示する。
【0011】
また、前記液晶ディスプレイ部5の周縁に設けられたセグメント表示部6には、速度表示又は、エンジン回転数等の車両情報が表示される。
【0012】
そして、液晶ディスプレイ部5の中央には、ナビゲーションシステムの道路案内シンボルマーク7及び外部温度8等の車両情報が表示される。
【0013】
更に、前記ダイヤルゲージ2の下部に設けられたオドトリップ表示部9が、走行距離等の車両情報を表示する。
【0014】
【特許文献1】
特開2000−108722号公報(
【0022】段落、図1、図3)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のメータ構造では、アナログメータ部1aのメータ目盛り表示4が、前記ダイヤルゲージ2の表面側に施された印刷によって構成されている。
【0016】
このため、予め決められたメータ目盛り表示4のスケール表示である車速に、前記アナログメータ部1aが表示出来る車両情報が限定されてしまうといった問題があった。
【0017】
また、全体の表示面積のうち、前記車速や、エンジン回転数、及び走行距離等の車両情報を、個別に表示する前記液晶ディスプレイ部5及びオドトリップ表示部9は、このメータ目盛り表示4を避けて、重ならないようにレイアウトしなければならず、更に、多くの車両情報を表示することが困難であった。
【0018】
そこで、本発明の目的は、限られた表示面積で、多くの車両情報を表示可能なメータ構造を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる問題点に着目してなされたもので、請求項1に係る発明では、表示面に表示されるメータ目盛り表示を変更可能なパネル表示装置と、該表示面に設けられた指針を駆動することにより、該指針の指示位置を、前記指針制御部に入力される入力信号に合わせて変化させる指針制御部とを有してなるメータ構造であって、前記表示面に表示される目盛りパターンの種類を複数の目盛りパターンから選択する目盛りパターン選択部を設け、前記指針制御部では、前記入力される入力信号のうち、該選択された目盛りパターンに対応する入力信号を用いて前記指針の指示位置を変化させるように該指針を駆動制御するメータ構造を特徴としている。
【0020】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記複数の目盛りパターンのうち、前記目盛りパターン選択部によって選択された目盛りパターンに対応する入力信号が用いられて、前記指針が、指示位置を変化させるように駆動制御される。
【0021】
このため、同じ指針を用いて、異なる車両情報が、複数種類、表示できるので、表示面積を増大させることなく、多くの車両情報が表示可能である。
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態1】
図1乃至図5は、この発明の実施の形態1のメータ照明構造を示すものである。
【0024】
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0025】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1のメータ照明構造では、図示省略のインストルメントパネル上面に、アナログ指針が、合計4本設けられたアナログコンビネーションメータ装置11が、ハウジング11aを載置して設けられている。
【0026】
このハウジング11a内には、運転席側に設けられた前面表示パネル11bの向かって左側にエンジン回転数を表示するアナログタコメータ12が設けられている。
【0027】
このアナログタコメータ12には、この前面表示パネル11bの裏面側にムーブメント12aが設けられている。そして、図2に示すように、メータアンプ20から車速信号が、このムーブメント12aに入力することによって、表面側に設けられた指針12bが回動駆動されて、目盛り部12cの一部が、この指針12bの先端12dによって指示されるように構成されている。
【0028】
また、この前面表示パネル11bの向かって右側には、車速を表示するアナログスピードメータ13が設けられている。
【0029】
このアナログスピードメータ13は、この前面表示パネル11b裏面側に設けられたムーブメント13dに、前記メータアンプ20から車速信号が入力することによって、表面側に設けられた指針13bが回動駆動されて、目盛り部13cの一部が、この指針13bの先端13dによって指示されるように構成されている。
【0030】
これらの前記アナログタコメータ12と、前記アナログスピードメータ13との間には、前記前面表示パネル11bよりも一段下がった位置に、表示面14aを有するパネル表示部としての液晶表示装置14が設けられている。
【0031】
この液晶表示装置14は、前記前面表示パネル11bの車幅方向中央に開口形成されたパネル開口部11cから、各種車両情報を表示する前記表示面14aを視認可能としている。
【0032】
そして、この液晶表示装置14は、前記メータアンプ20に設けられた液晶表示制御部23によって表示内容を変更可能となるように制御されている。
【0033】
すなわち、前記メータアンプ20に設けられた目盛りパターン記憶部21内には、図3に示すような目盛りパターンとしての水温計目盛り表示24及び燃料計目盛り表示26、或いは、図4に示す油圧計目盛り表示25及び電圧計目盛り表示27が、データとして記憶されている。
【0034】
これらの水温計目盛り表示24…等は、図3に示すように、各々半円弧状のベースに、扇形なるように等間隔に配列された目盛り本体表示24aと、この目盛り本体表示24aの周囲に設けられて、車両情報の種類、例えば、水温を表したり、燃料残量を表す記号からなる絵文字表示24bと、車両情報の値の高,低或いは大,小等を示す「H,C」及び「F,E」等の記号表示及び、適宜設けられる単位数値表示24cとから主に構成されている。
【0035】
このうち、前記目盛り本体表示24aの各目盛り間の間隔は、車両情報の種類に応じて適宜相違させることができる。
【0036】
そして、前記表示面14aに表示されるメータ目盛り表示が、前記メータアンプ20に設けられている目盛りパターン記憶部21内に記憶された複数種類の目盛りパターンから、目盛りパターン選択部22によって選択されて、この選択された目盛りパターンに変更可能となるように構成されている。
【0037】
この実施の形態1では、向かって左側に設けられた目盛り領域Lには、図3に示す水温計目盛り表示24或いは、図4に示す油圧計目盛り表示25が、前記目盛りパターンとして目盛りパターン選択部22によって選択されて表示されるように構成されている。
【0038】
また、向かって左側に設けられた目盛り領域Rには、図3に示す燃料計目盛り表示26或いは、図4に示す電圧計目盛り表示27が、前記目盛りパターンとして前記目盛りパターン選択部22によって選択されて表示されるように構成されている。
【0039】
そして、これらの各目盛り領域R,Lの表示面14a側には、前記パネル開口11cの周縁部裏面側に設けられた第1ムーブメント28,及び第2ムーブメント29によって駆動される第1指針30,及び第2指針31が設けられている。
【0040】
この第1指針30及び第2指針31は、前記メータアンプ20に設けられた第1指針制御部32及び第2指針制御部33と各々接続されていて、これらの第1指針30及び第2指針31の先端が、前記各水温系目盛り表示24又は燃料計目盛り表示26等の目盛り上の一部を指示する位置を、前記第1指針制御部32及び第2指針制御部33に入力される入力信号に合わせて変化させるように構成されている。
【0041】
そして、このメータアンプ20には、前記表示面14aに表示される目盛りパターンの種類を複数の目盛りパターン24〜27から選択する目盛りパターン選択部22が設けられている。
【0042】
また、このメータアンプ20には、各種入力信号が入力するように構成されている。
【0043】
すなわち、図2に示すように、このメータアンプ20には、車輪回転センサ15aが、ABSアクチュエータコントロールユニット15bを介して接続されている。
【0044】
そして、車速回転センサ15aで検出された車輪回転信号が、前記ABSアクチュエータコントロールユニット15bで車速信号に変換されて、前記メータアンプ20に、入力信号としての車速信号を送出するように構成されている。
【0045】
前記メータアンプ20では、この車速信号に基づいて、このメータアンプ20から前記アナログスピードメータ13のムーブメント13aを回転駆動させる車速信号が、通信線を介して、送出されるように構成されている。
【0046】
また、このメータアンプ20には、エンジン16のクランク角を検出するクランク角センサ15cが、ECCSコントロールユニット15dを介して接続されている。
【0047】
そして、このクランク角センサ15cで検出されたPOS信号を、入力信号としてのエンジン回転数信号に、このECCSコントロールユニット15dで変換して、前記メータアンプ20に送出するように構成されている。
【0048】
前記メータアンプ20では、このエンジン回転数信号に基づいて、このメータアンプ20から前記アナログタコメータ12のムーブメント12aを回転駆動させるエンジン回転数信号が、通信線を介して、送出されるように構成されている。
【0049】
また、このメータアンプ20には、エンジン16の冷却水の水温を検出する水温センサ15eが、前記ECCSコントロールユニット15dを介して接続されている。
【0050】
そして、この水温センサ15eで検出された水温信号が、入力信号としての水温信号に、このECCSコントロールユニット15dで変換されて、前記メータアンプ20に送出するように構成されている。
【0051】
前記メータアンプ20では、この水温信号に基づいて、このメータアンプ20の前記第1指針制御部32から前記第1指針30の第1ムーブメント28を回転駆動させる水温信号を通信線を介して、送出するように構成されている。
【0052】
また、このメータアンプ20には、エンジン16の油圧を検出する油圧センサ15fが、接続されている。
【0053】
そして、この油圧センサ15fで検出された油圧信号が、入力信号として、前記メータアンプ20に送出されるように構成されている。
【0054】
前記メータアンプ20では、この油圧信号に基づいて、このメータアンプ20の前記第1指針制御部32から前記第1指針30の第1ムーブメント28を回転駆動させる油圧信号を通信線を介して、送出するように構成されている。
【0055】
更に、このメータアンプ20では、バッテリ17の電圧が検出されて、この検出された電圧信号が、入力信号として、このメータアンプ20に入力されるように構成されている。
【0056】
前記メータアンプ20では、この電圧信号に基づいて、このメータアンプ20の前記第2指針制御部33から前記第2指針31の第2ムーブメント29を回転駆動させる電圧信号を通信線を介して、送出するように構成されている。
【0057】
このメータアンプ20には、燃料タンク18のゲージユニット18aに設けられた液量センサ15gが接続されている。
【0058】
そして、この液量センサ15gによって燃料の残量が検出されて、この検出された液量信号が、入力信号として、前記メータアンプ20に送出されるように構成されている。
【0059】
前記メータアンプ20では、この液量信号に基づいて、このメータアンプ20の前記第2指針制御部33から前記第2指針31の第2ムーブメント29を回転駆動させる残量信号を通信線を介して、送出するように構成されている。
【0060】
そして、前記目盛りパターン選択部22によって目盛りパターンが選択されると、前記第1指針制御部32及び第2指針制御部33では、前記入力される入力信号のうち、この選択された目盛りパターンに対応する入力信号を用いて前記第1指針30及び第2指針31の指示する位置を変化させるように駆動制御されるように構成されている。
【0061】
すなわち、この実施の形態1では、前記目盛りパターン選択部22によって、前記各目盛りパターンのうち、水温計目盛り表示24或いは油圧計目盛り表示25が選択されると、前記第1指針制御部32では、前記入力された水温信号及び油圧信号のうち、この選択された目盛りパターンに対応する入力信号に基づく水温信号又は、油圧信号のうちいずれか一方の信号を、前記第1ムーブメント28に送出する。
【0062】
そして、前記第1ムーブメント28を、この選択された水温計目盛り表示24或いは油圧計目盛り表示25に対応するように、送出された電圧信号或いは、液量信号のうち一方を用いて変化させるように、駆動させて、前記第1指針30の指示する位置が、適正表示位置となるように構成されている。
【0063】
また、この実施の形態1では、前記目盛りパターン選択部22によって、前記各目盛りパターンのうち、燃料計目盛り表示26或いは電圧計目盛り表示27が選択されると、前記第2指針制御部33では、前記入力された電圧信号及び液量信号のうち、この選択された何れかの目盛りパターンに対応する入力信号に基づく残量信号又は、電圧信号のうち、対応する一方の信号が、選択されて送出される。
【0064】
そして、前記第2ムーブメント29を、この選択された燃料計目盛り表示26或いは電圧計目盛り表示27に対応するように、この送出された電圧信号或いは、液量信号のうち一方を用いて変化させるように駆動させて、前記第2指針31の指示する位置が、適正表示位置となるように構成されている。
【0065】
更に、このメータアンプ20には、外気温センサ15hが接続されていて、前記液晶表示制御部23によって、前記液晶表示装置14の表示面14aに外気温表示34が行われるように構成されると共に、図示省略のナビゲーション装置が接続されていて、前記液晶表示制御部23によって、前記液晶表示装置14の表示面14aにナビゲーション表示35が行われるように構成されている。
【0066】
次に、この実施の形態1のメータ構造の作用について説明する。
【0067】
この実施の形態1のメータ構造では、前記目盛りパターン選択部22によって、前記各目盛りパターンのうち、水温計目盛り表示24或いは油圧計目盛り表示25が選択されると、前記第1指針制御部32では、前記水温センサ15eから入力された水温信号及び油圧センサ15fから入力された油圧信号のうち、この選択された目盛りパターンに対応する入力信号に基づく、いずれか一方の信号を、前記第1ムーブメント28に送出する。
【0068】
例えば、水温計の表示が選択されると、前記液晶表示制御部23では、図3に示すように、表示領域Lに、前記水温計目盛り表示24を表示すると共に、前記第1指針制御部32から送出する前記第1ムーブメント28を回転駆動させる信号を水温信号に切り換える。
【0069】
そして、前記第1ムーブメント28を、この選択された水温計目盛り表示24に対応するように、送出された電圧信号を用いて駆動させて、前記第1指針30の先端の指示する位置が、水温計として適正表示位置となるように駆動制御されて位置を変化させる。
【0070】
また、油圧計の表示が選択されると、前記液晶表示制御部23では、図4に示すように、表示領域Lに、前記油圧計目盛り表示25を表示すると共に、前記第1指針制御部32から送出する前記第1ムーブメント28を回転駆動させる信号を油圧信号に切り換える。
【0071】
そして、前記第1ムーブメント28を、この選択された油圧計目盛り表示25に対応するように、送出された液量信号を用いて駆動させて、前記第1指針30の先端の指示する位置が、油圧計として適正表示位置となるように変化されて駆動制御される。
【0072】
また、前記目盛りパターン選択部22によって、前記各目盛りパターンのうち、燃料計目盛り表示26或いは電圧計目盛り表示27が選択されると、前記第2指針制御部33では、前記液量センサ15gから入力された液量信号及び前記電圧信号のうち、この選択された目盛りパターンに対応する入力信号に基づく、いずれか一方の信号を、前記第2ムーブメント29に送出する。
【0073】
例えば、燃料計の表示が選択されると、前記液晶表示制御部23では、図3に示すように、表示領域Rに、前記燃料計目盛り表示26を表示すると共に、前記第2指針制御部33から送出する前記第2ムーブメント29を回転駆動させる信号を残量信号に切り換える。
【0074】
そして、前記第2ムーブメント29を、この選択された燃料計目盛り表示26に対応するように、送出された残量信号を用いて駆動させて、前記第2指針31の先端の指示する位置が、燃料計として適正表示位置となるように変化されて駆動制御される。
【0075】
また、電圧計の表示が選択されると、前記液晶表示制御部23では、図4に示すように、表示領域Rに、前記電圧計目盛り表示27を表示すると共に、前記第2指針制御部33から送出する前記第2ムーブメント29を回転駆動させる信号を電圧信号に切り換える。
【0076】
そして、前記第2ムーブメント29を、この選択された電圧計目盛り表示27に対応するように、送出された電圧信号を用いて駆動させて、前記第2指針31の先端の指示する位置が、電圧計として適正表示位置となるように変化されて駆動制御される。
【0077】
このように、前記複数の目盛りパターンのうち、前記目盛りパターン選択部22によって選択された目盛りパターンに対応する入力信号が用いられて、前記第1指針30及び第2指針31が、指示位置を変化させるように駆動される。
【0078】
このため、同じ指針30,31を用いて、水温及び油圧或いは残量及び電圧等、異なる車両情報が、複数種類、表示できるので、表示面積を増大させることなく、多くの車両情報が表示可能である。
【0079】
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態1のメータ構造を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0080】
例えば、前記実施の形態1では、インストルメントパネルの運転席前方に位置する上面側11aに、前記アナログコンビネーションメータ装置11を固定しているが、特にこれに限らず、例えば、前記インストルメントパネルの車幅方向中央部の上面側に固定されて位置するいわゆるセンタメータ装置等に用いても良く、メータ装置の形状、数量、材質が特に限定されるものではない。
【0081】
また、前記実施の形態1では、2つの指針30,31を用いて、水温及び油圧或いは残量及び電圧等、異なる車両情報を、複数種類、表示するように構成しているが、特にこれに限らず、例えば、1つの指針30で、水温,油圧,燃料残量及び電圧等、異なる車両情報を表示したり、3つ以上複数の指針30…を用いる等、構成してもよく、表示する車両情報の種類や、指針の数量、表示位置及び組み合わせが特に限定されるものではない。
【0082】
更に、この実施の形態1のメータ構造では、パネル表示部として液晶表示装置14が設けられているが、特にこれに限らず、表示内容を変更可能となるように制御されるものであるならば、例えば、有機EL,無機EL等の他の電気光学素子や、半導体素子で構成される面状の表示装置や、或いは、ブラウン管等を用いたものであっても、メータ目盛り表示を変更可能なのものであるならばよいことは当然である。
【0083】
【発明の効果】
上述してきたように、請求項1記載のものでは、前記複数の目盛りパターンのうち、前記目盛りパターン選択部によって選択された目盛りパターンに対応する入力信号が用いられて、前記指針が、指示位置を変化させるように駆動される。
【0084】
このため、同じ指針を用いて、異なる車両情報が、複数種類、表示できるので、表示面積を増大させることなく、多くの車両情報が表示可能である、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のメータ構造を示し、メータ表示部の正面図である。
【図2】実施の形態1のメータ構造で、主要な回路構成を説明するブロック図である。
【図3】実施の形態1のメータ構造で、表示領域L,Rに、水温計及び燃料計を表示させた一例を示す要部の拡大正面図である。
【図4】実施の形態1のメータ構造で、表示領域L,Rに、油圧計及び電圧計を表示させた一例を示す要部の拡大正面図である。
【図5】実施の形態1のメータ構造で、指針を駆動するムーブメント周辺の構成を示し、図1中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図6】従来のメータ構造で、固定されるダイヤルゲージを用いた組み合わせメータの正面図である。
【符号の説明】
11 アナログコンビネーションメータ装置
14 液晶表示装置(パネル表示装置)
14a 表示面
メータ目盛り表示
24 水温計目盛り表示
25 油圧計目盛り表示
26 燃料計目盛り表示
27 電圧計目盛り表示
指針
30 第1指針
31 第2指針
指針制御部
32 第1指針制御部
33 第2指針制御部

Claims (1)

  1. 表示面に表示されるメータ目盛り表示を変更可能なパネル表示装置と、該表示面に設けられた指針を駆動することにより、該指針の指示位置を、前記指針制御部に入力される入力信号に合わせて変化させる指針制御部とを有してなるメータ構造であって、
    前記表示面に表示される目盛りパターンの種類を複数の目盛りパターンから選択する目盛りパターン選択部を設け、前記指針制御部では、前記入力される入力信号のうち、該選択された目盛りパターンに対応する入力信号を用いて前記指針の指示位置を変化させるように該指針を駆動制御することを特徴とするメータ構造。
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