JP2004248008A - プリントシステム及びプリント方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末に保存された画像データを容易に種々の映像と合成してシール用紙等に印刷できると共に、シール用紙等には広告懸賞データも印刷可能なプリントシステム及びプリント方法を提供する。
【解決手段】携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手段/手順と、赤外線データ送受信手段により受信した画像データを表示する画像データ表示手段/手順と、画像データ表示手段により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手段/手順と、画像データ編集手段により編集された画像データと広告データとパスワードが付与された懸賞データとを同一のシール用紙等に印刷する印刷手段/手順とを備える。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリントシステム及びプリント方法に関するものであり、特に携帯電話機から赤外線データ送信により送信された画像データ等を受信し、その画像データ等の修正・加工を行い所定のシール用紙等に印刷するプリントシステム及びプリント方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アミューズメント施設等において、友人や家族と一緒に又は一人で写真を撮影し、その撮影した写真を色々な画像と合成し、シール用紙等に印刷する遊戯用機械が存在している(例えば、登録実用新案第3014733号「映像プリント供給装置」等)。この遊戯用機械では、あくまで遊戯用機械に設置されたカメラにより撮影を行った映像にのみ基づいて写真の合成が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、現在では、カメラ機能を備え赤外線データ通信が可能な携帯電話機等の携帯端末も数多く存在するため、自分で撮影した映像を赤外線データ通信を利用してプリント装置に送信しシール用紙等にプリントできれば、容易に画像のプリントを楽しむことができるため、このような装置が望まれていた。
【0004】
また、このシール用紙等の余白は、従来何もプリントされず使用されていなかったが、この余白部分にタイムリーな広告を付することができれば、広告としての機能を果たすことが可能となる。更に、この付された広告等に関連した広告データを赤外線データ通信を利用して携帯端末に送信できるようにすれば、更なる宣伝効果の向上を図ることが可能となる。
【0005】
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、携帯端末に保存された画像データを容易に種々の映像と合成してシール用紙等に印刷でき、様々なバリエーションのシールを容易に作成し楽しむことができると共に、シール用紙等の余白部分にタイムリーな広告を印刷可能で、更に、その広告に関連した広告データを携帯端末に送信可能なプリントシステム及びプリント方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、携帯端末から送信された画像、文字等のデータを、プリント装置の表示部に表示させ、この表示部に表示された画像、文字等のデータを利用者の任意の指示にしたがって編集し印刷するプリントシステムであって、携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手段と、前記赤外線データ送受信手段により受信した画像データを表示する画像データ表示手段と、前記画像データ表示手段により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手段と、前記画像データ編集手段により印刷処理が行われる画像データが決定された後に、広告データベースに保存・蓄積された広告データの中から所定の広告データを判別する広告データ判別手段と、懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データの中から所定の懸賞データを判別する懸賞データ判別手段と、懸賞応募用の複数桁のパスワードと前記懸賞データ判別手段により判別された懸賞データとの対応付けを行うパスワード付与処理手段と、前記印刷処理が行われる画像データと前記広告データ判別手段により判別された広告データと前記パスワード付与処理手段によりパスワードが付与された懸賞データとの対応付けを行い、これらのデータを所定のレイアウトデータに基づき合成処理を行うデータ合成処理手段と、前記データ合成処理手段により合成処理されたデータを所定のシール用紙に印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、携帯端末から送信された画像、文字等のデータを、表示部に表示させ、この表示部に表示された画像、文字等のデータを利用者の任意の指示にしたがって編集し印刷するプリント装置とこのプリント装置に接続された広告用サーバーとからなるプリントシステムであって、該プリント装置は、携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手段と、前記赤外線データ送受信手段により受信した画像データを表示する画像データ表示手段と、前記画像データ表示手段により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手段と、前記画像データ編集手段により印刷処理が行われる画像データが決定された後に、プリント装置に接続された広告用サーバーに対して、広告データ及び/又は懸賞応募用パスワードを伴う懸賞データの送信を要求する広告懸賞データ送信要求処理手段と、画像データと広告データとパスワードが付与された懸賞データとの対応付けを行い、これらのデータを所定のレイアウトデータに基づき合成処理を行うデータ合成処理手段と、前記データ合成処理手段により合成処理されたデータを所定のシール用紙に印刷する印刷手段と、を備え、該広告用サーバーは、広告データベースに保存・蓄積された広告データの中から所定の広告データを判別する広告データ判別手段と、懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データの中から所定の懸賞データを判別する懸賞データ判別手段と、懸賞応募用の複数桁のパスワードと前記懸賞データ判別手段により判別された懸賞データとの対応付けを行うパスワード付与処理手段と、前記広告データ判別手段により判別された広告データ、前記懸賞データ判別手段により判別された懸賞データと、前記パスワード付与処理手段の際に付与されたパスワードとをプリント装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、プリントシステムが、更に、プリント装置の記憶部に保存・蓄積されている又は広告用サーバーから送信された任意の広告データを赤外線データ通信可能なテキストデータに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段により変換されたデータを赤外線データ送受信手段により携帯端末に送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、携帯端末から送信された画像、文字等のデータを、プリント装置の表示部に表示させ、この表示部に表示された画像、文字等のデータを利用者の任意の指示にしたがって編集し印刷するプリントシステムにおけるプリント方法であって、携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手順と、前記赤外線データ送受信手順により受信した画像データを表示する画像データ表示手順と、前記画像データ表示手順により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手順と、前記画像データ編集手順により印刷処理が行われる画像データが決定された後に、広告データベースに保存・蓄積された広告データの中から所定の広告データを判別する広告データ判別手順と、懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データの中から所定の懸賞データを判別する懸賞データ判別手順と、懸賞応募用の複数桁のパスワードと前記懸賞データ判別手順により判別された懸賞データとの対応付けを行うパスワード付与処理手順と、前記印刷処理が行われる画像データと前記広告データ判別手順により判別された広告データと前記パスワード付与処理手順によりパスワードが付与された懸賞データとの対応付けを行い、これらのデータを所定のレイアウトデータに基づき合成処理を行うデータ合成処理手順と、前記データ合成処理手順において合成処理されたデータを所定のシール用紙に印刷する印刷手順と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、携帯端末から送信された画像、文字等のデータを、表示部に表示させ、この表示部に表示された画像、文字等のデータを利用者の任意の指示にしたがって編集し印刷するプリント装置とこのプリント装置に接続された広告用サーバーとからなるプリントシステムにおけるプリント方法であって、
該プリント装置では、携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手順と、前記赤外線データ送受信手順により受信した画像データを表示する画像データ表示手順と、前記画像データ表示手順により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手順と、前記画像データ編集手順により印刷処理が行われる画像データが決定された後に、プリント装置に接続された広告用サーバーに対して、広告データ及び/又は懸賞応募用パスワードを伴う懸賞データの送信を要求する広告懸賞データ送信要求処理手順と、画像データと広告データとパスワードが付与された懸賞データとの対応付けを行い、これらのデータを所定のレイアウトデータに基づき合成処理を行うデータ合成処理手順と、前記データ合成処理手順により合成処理されたデータを所定のシール用紙に印刷する印刷手順と、を備え、該広告用サーバーでは、広告データベースに保存・蓄積された広告データの中から所定の広告データを判別する広告データ判別手順と、
懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データの中から所定の懸賞データを判別する懸賞データ判別手順と、懸賞応募用の複数桁のパスワードと前記懸賞データ判別手順により判別された懸賞データとの対応付けを行うパスワード付与処理手順と、前記広告データ判別手順により判別された広告データ、前記懸賞データ判別手順により判別された懸賞データと、前記パスワード付与処理手順の際に付与されたパスワードとをプリント装置に送信する送信手順と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、プリント方法が、更に、プリント装置の記憶部に保存・蓄積されている又は広告用サーバーから送信された任意の広告データを赤外線データ通信可能なテキストデータに変換するデータ変換手順と、前記データ変換手順により変換されたデータを赤外線データ送受信手順により携帯端末に送信する手順と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施の形態を図1に基づき以下に説明する。図1は、本実施の形態のプリントシステムのイメージ図である。図1中、10は携帯端末の一種であるカメラ付携帯電話であり、20はプリント装置であり、30は広告用サーバーである。
【0013】
なお、携帯端末は、静止画及び/又は動画の画像データ、文字データ等を一時的に記憶部に保存可能であって、これらのデータを赤外線データ通信で、送信できるものであれば良いが、本実施の形態では、カメラ機能を有した携帯電話機に基づいて説明を行う。
【0014】
ここで、カメラ機能を有した携帯電話機の構成について、図2の概略ブロック図に基づいて説明する。携帯電話機10は、携帯電話機10の全体を制御する制御部101と、テンキーや各種入力キーなどからなる入力部102と、無線通信・基地局を介して通信などを行う通信部103と、画像データや文字データなどを記憶する記憶部104と、各種情報を表示する表示部105と、受信した音声等を出力するスピーカー106と、音声等を入力するマイク107と、携帯電話機10の各部に電源を供給するためのバッテリー108と、映像を撮影するカメラ109と、画像データ等を送受信可能な赤外線データ送受信部110とを備えている。
【0015】
そして、携帯電話機10の記憶部104には、画像データを格納するための画像フォルダが設けられており、その画像フォルダに画像データが保存されている。
【0016】
図4は、この画像フォルダの画像データの内訳である。保存された画像データは、それぞれの画像毎に、フラグ・フォト番号・日時・タイトル・画像サイズ・ファイルの種類・画像データ等のフィールドを有するレコードにより管理され、そのうち、フラグ欄はその画像が自携帯のカメラで撮影した映像であるか、又は、他からダウンロードされた映像であるかが判断され、その結果、他からダウンロードされた映像であると判断された場合には、著作権・肖像権保護の目的でフラグが立ち、その画像の転送を禁止する。フォト番号欄は画像毎に割り当てられたユニークな番号を格納する。日時欄は画像を撮影した日時データを格納する。タイトル欄はデフォルトではブランクであるが、利用者(本プリントシステムを利用する者を意味する。)によりその画像のタイトルが付与された場合にそのタイトルデータを格納する。画像サイズ欄は画像データのサイズを格納する。ファイルの種類欄は保存された画像データのファイル形式(例えば、JPEG、PNG、ビットマップ、MPEG等)情報を格納する。画像データ欄には実際の画像データを格納する。
【0017】
プリント装置20は、携帯端末から赤外線データ通信により画像データ、文字データ等を受信することが可能であって、これら受信データの修正・加工等が表示画面(タッチパネル画面)上で可能であると共に、それらをシール用紙等の任意の用紙に印刷することができるものであれば良い。また、プリント装置20は、広告用サーバー30とインターネット等の公衆回線又は専用回線を介して接続可能となっている。この接続方法は、プリント装置20が広告用サーバー30と接続可能であれば良いため有線、無線のいずれでも良い。
【0018】
ここで、プリント装置20の構成について、図3の概略ブロック図に基づいて説明する。プリント装置20は、プリント装置20の全体を制御する制御部201と、タッチパネル式の表示部202と、背景・差し札・書体(江戸文字、演芸文字、相撲文字等)・イラスト・家紋・前景フレーム等のデータを保存蓄積等している記憶部203と、メモリ204と、画像データ等を送受信可能な赤外線データ送受信部205と、印刷処理を行う印刷部206と、お金の投入を受付ける金銭投入部207と、赤外線データ送受信部205で受信したテキスト形式の画像データをJPEG(joint photographic expertsgroup)形式等に変換処理するデータ変換処理部208と、インターネット等の公衆回線又は専用回線を介して広告用サーバー30と通信する通信部209とを備えている。また、コントロールレバーや各種ボタン等の入力部や、スピーカーや、マイクや、無停電電源ユニット(UPS)等を適宜備えて良い。
【0019】
そして、プリント装置の記憶部には、図5に示すような背景・差し札・書体(江戸文字、演芸文字、相撲文字等)・イラスト・家紋・前景フレーム等のデータを保存・蓄積したデータベースが構築されている。また、図5の履歴DB(データベース)には、プリント装置の利用日時・利用時間・利用者により選択されたシールの種類や背景・イラスト等に関する各種情報が保存蓄積され、これらの情報は、後に、集計業務やマーケティング等に利用される。携帯機種DBには、携帯電話の機種毎の操作マニュアル等が保存蓄積されている。また、プリント装置の記憶部には、これらのデータベースの他に、広告用サーバー30から配信された広告データを保存・蓄積する広告データベースや、広告用サーバー30から配信された懸賞データを保存・蓄積する懸賞データベース等のデータベースが構築されている。
【0020】
広告用サーバー30は、広告用サーバー30の全体を制御する制御部と、広告や懸賞等に関するデータを保存・蓄積している記憶部と、メモリと、記憶部に保存・蓄積したデータをインターネット等の公衆回線又は専用回線を介してプリント装置20へ送信(配信)可能な通信部とを備えている。
【0021】
広告用サーバー30の記憶部の広告データベースに保存・蓄積された広告データとは、プリント装置20の印刷手段により編集された画像データと共にシール用紙等に印刷される広告に関するデータを指し、その広告の種類には、有料又は無料の企業広告や、各種製品広告(例えば、新商品の宣伝広告)や、商品の割引券・値引券・クーポン券・商品引換券・景品引換券・サービスポイント券等がある。但し、広告の種類は、これらに限定されない。そして、それぞれの広告に必要な画像や文字データがこのデータベースに保存・蓄積されている。
【0022】
広告用サーバー30の記憶部の懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データとは、プリント装置20の印刷手段により編集された画像データや広告データと共にシール用紙等に印刷される懸賞に関するデータを指し、懸賞名・スポンサー名・応募先URL・応募締切等の懸賞募集に必要な情報がこのデータベースに保存・蓄積されている。
【0023】
図6は、本実施例に係るプリントシステムの主要な流れを示した図であり、この図に基づいて概略を説明する。
【0024】
先ず、携帯電話機10に装備されたカメラ109により人物や動植物や風景等の撮影がなされる(S10)。この撮影された画像データは、静止画像データの場合は、通常、バイナリーデータとしてJPEG(joint photographic experts group)形式で保存されているが、その他、ビットマップ・ディスプレイ(bit−mapped display)形式、PNG(portable network graphics)形式等で携帯電話機10の画像フォルダに保存される場合もある。また、動画像データの場合は、通常、MPEG(moving picture experts group)形式で画像フォルダに保存される(S11)。
【0025】
次に、携帯電話機10において、この画像フォルダに保存された画像データの中から、送信処理を行う画像データの選択処理が行われると(S12)、この選択された画像データがバイナリーデータからテキストデータに変換される変換処理が行われる(S13)。
【0026】
この変換処理の後、選択した画像データがテキストデータの形式で赤外線データ通信により、プリント装置20へ送信される(S14)。
【0027】
また、場合によっては、プリント装置20は、画像データだけでなく、携帯電話機10の記憶部に保存されたで任意に入力された文字データも携帯電話機10より赤外線データ通信により受信処理する。
【0028】
携帯電話機10の記憶部に保存された文字データ(氏名・自携帯電話番号・自携帯電子メールアドレス等の所有者データや、アドレス帳データや、コメントデータや、スケジュール帳データ等)は、一般的にテキストデータの一種であるvCardやvCalendarやvNoteの形式で保存されいるため、後に、プリント装置20は、この受信した文字データをそのままの状態(テキストデータのまま)で表示処理を行う。
【0029】
なお、テキストデータに変換された画像データや、vCardやvCalendarやvNoteの形式で保存された文字データ等のオブジェクトはIrMCというデータ通信プロトコルを使って携帯電話機10の赤外線送受信部からプリント装置20の赤外線送受信部へ送信される。
【0030】
IrMCは、IrDA(Infrared Data Association)で規定されるデータ通信プロトコルのひとつで、モバイルコミュニケーション用に開発された汎用的なファイル転送機能を提供する規格である。
【0031】
プリント装置20では、赤外線データ通信で携帯電話機10から送信された画像データを受信する(S15)。プリント装置20では、この画像データ受信後、テキストデータからJPEG(joint photographic experts group)形式等に変換する変換プログラムを実行する変換処理が行われる(S16)。
【0032】
この変換プログラムは、予めプリント装置20の記憶部に保存されている。
【0033】
この変換処理の後、画像データを表示部202に表示する画像表示処理が行われる(S17)。
【0034】
表示部202は、タッチパネル形式となっているため、このタッチパネル画面にて、プリントシステムの利用者は、表示された画像データと、プリント装置20の記憶部203に保存蓄積された背景・差し札・書体(江戸文字、演芸文字、相撲文字等)・イラスト・家紋・前景フレーム等のデータとを組合せて任意の画像データを作成すると、プリント装置はこれを受付け編集処理を行う(S18)。
【0035】
この編集処理の後、印刷を行なう画像が決定されると(S19)、課金処理が行われる(S20)。即ち、プリント装置20の表示部に料金が表示され、この表示された料金を、システム利用者が、金銭投入部207に金銭を投入する。
【0036】
金銭が投入されたことをプリント装置20が確認処理し、課金処理が完了すると、画像の印刷(印刷処理)が開始され、所定のシール用紙の所定位置に画像や文字等が印刷される(S21)。
【0037】
この印刷処理(S21)の際に、プリント装置20は、編集された画像データの他、広告用サーバー30からインターネット等の公衆回線又は専用回線を介して予め受信して記憶部203に保存された広告データ(文字データ、画像データ等)を同一のシール用紙の所定位置に印刷する。
【0038】
図7は、この印刷処理の詳細な流れを示した図であり、この図に基づいてより詳しく説明する。
【0039】
図6の課金処理(S20)が完了すると、先ず、プリント装置20は、記憶部203に保存されたデータから今回印刷を行なう画像データを判別する(S21−1)。この画像データは、画像決定処理がなされたデータである。
【0040】
その後、プリント装置20は、記憶部203の広告データベースに保存された広告データの中から今回印刷を行なう広告データを判別する(S21−2)。
【0041】
更に、プリント装置20は、記憶部203の懸賞データベースに保存された懸賞データの中から今回印刷を行なう懸賞データを判別する(S21−3)。
【0042】
続いて、プリント装置20は、懸賞への応募を希望する利用者がその懸賞に応募する際に必要となる複数桁のP/W(パスワード)をランダムなアルファベット及び/又は数字により決定し、今回印刷を行なう懸賞データとの対応付けを行なうパスワード付与処理を行い(S21−4)、その対応付けを行なったパスワードを記憶部203に記憶する。
【0043】
そして、プリント装置20は、今回印刷を行なう画像データと今回印刷を行なう広告データと今回印刷を行なうランダムなパスワードが付与された懸賞データの3つのデータの対応付けを行ない、それらのデータをそれぞれ所定のサイズ・所定の位置等の予め決められた所定のレイアウトデータに基づき合成するデータ合成処理を行なう(S21−5)。
【0044】
その後、プリント装置20は、データ合成処理されたデータを印刷部206の印刷機能によりシール用紙等の所定の用紙に印刷し(S21−6)、印刷に用いたシール用紙がロール紙タイプの場合には、そのシール用紙をカットし、その後、カットしたシール用紙をプリント装置20のシール排出口より排出する(S21−7)。
【0045】
図8は、シール用紙に印刷された広告のレイアウトの一例を示したイメージ図である。
【0046】
図8のシール用紙の上部に8分割された区画(スペース)には、利用者が選択した写真等の画像データと氏名やコメントや電子メールアドレス等の文字データが印刷され、シール用紙の下部左側の従来余白スペースであった部分には、広告データ(図8では、レコード会社のニューアルバム発売の広告)が印刷され、下部右側の同じく従来余白スペースであった部分には、懸賞データ(図8では、応募用パスワードや応募先URL等が記載されたアイドル歌手の特製テレフォンカードの懸賞広告)が印刷されている。
【0047】
このように、従来余白として無駄にしていたスペースを宣伝広告や懸賞募集等のスペースとして有効に利用することで、シール用紙が広告機能を有する広告媒体となる。
【0048】
印刷するシールのレイアウトは、図8のレイアウトに限らず、適宜決定・変更することができる。
【0049】
従来余白だったスペースを有効利用して印刷する広告データや懸賞データの印刷位置をシール用紙の下部ではなく、その他の位置(上部・右側・左側・中央部・裏面・シール接着面等)に任意に設定して良いことは勿論である。
【0050】
また、パスワード付与処理(S21−4)されたデータ(付与したパスワードやそのパスワードとの対応付けを行なった懸賞データを判別することが可能なデータ)は、パスワード付与処理(S21−4)が行なわれる度(リアルタイム処理)に、又は、決められたタイミング(バッチ処理)で、インターネット等の公衆回線又は専用回線を介してプリント装置20から広告用サーバー30へ送信される。
【0051】
また、場合によっては、プリント装置20は、印刷時(S21−6)に、又は、排出(S21−7)後等に、▲1▼シール用紙に印刷した広告に関連するデータ(例えば、広告企業名や製品に関する100文字程度の文字情報や広告企業のURLやそのインターネットサイトへワンタッチアクセス可能なアクセスボタン等)や、▲2▼シール用紙に印刷した懸賞に関連するデータ(例えば、応募先URLへワンタッチアクセス可能なアクセスボタンやランダム付与された応募用パスワード等)や、▲3▼編集処理された画像データを、赤外線データ通信を用いて携帯電話機10へ送信を行なっても良い。
【0052】
この場合、赤外線データ通信により送信されるデータがバイナリー形式で保存されたデータである場合には、送信処理を行なう前に、送信するデータをテキストデータへ変換するデータ変換処理を行なう。
【0053】
その後、このデータを受信した携帯電話機10は、受信したデータをテキストデータからバイナリーデータへ変換し、表示部105へ表示する。
【0054】
そして、その受信データが懸賞に関連するデータであって、且つ、利用者がその懸賞への応募を希望した場合には、応募先URLへのアクセスボタン等を用いてインターネット等を介して懸賞応募受付用サーバーへアクセスし、そこで、応募用パスワードを用いて、懸賞への応募を行なうことができる。
【0055】
また、この場合の懸賞応募受付用サーバーは、広告用サーバー30であることが望ましい。
【0056】
懸賞応募受付用サーバーと広告用サーバー30が同一のものである場合、このサーバーは、利用者による懸賞の応募を受付処理し、その後、パスワードが正規に発行(付与)されたものであるかの判別を行ない、この判別の結果、応募時に用いられたパスワードが、正規のものであると判別された場合には、この応募データを記憶部に保存し、懸賞応募の締切後に、記憶部に保存・蓄積された複数の応募データを用いて懸賞のランダム抽選を行ない、懸賞の当選者の応募データにある連絡先電子メールアドレスへ当選した旨の通知メールを送信する当選報告処理を行なうのが望ましい。
【0057】
また、印刷処理の流れを図9の流れで実現しても良い。
【0058】
図9の印刷処理の流れは、先ず、図6の課金処理(S20)が完了すると、プリント装置20は、インターネット等の公衆回線又は専用回線を介して接続された広告用サーバー30に対して、今回印刷を行なう画像データ(画像決定処理がなされたデータ)と共に印刷する広告データ、及び/又は、懸賞データと利用者がその懸賞に応募する際に必要となる複数桁のP/W(パスワード)の送信を要求する広告懸賞データ送信要求処理を行なう(S21−11)。
【0059】
この広告懸賞データ送信要求を受信(S21−12)した広告用サーバー30は、広告用サーバーの記憶部の広告データベースに保存された広告データの中から今回印刷を行なう広告データを判別する(S21−13)。
【0060】
次に、広告用サーバー30は、広告用サーバーの記憶部の懸賞データベースに保存された懸賞データの中から今回印刷を行なう懸賞データを判別する(S21−14)。
【0061】
続いて、広告用サーバー30は、懸賞への応募を希望する利用者がその懸賞に応募する際に必要となる複数桁のP/W(パスワード)をランダムなアルファベット及び/又は数字により決定し、今回印刷を行なう懸賞データとの対応付けを行なうパスワード付与処理を行い(S21−15)、その対応付けを行なったパスワードを記憶部に記憶する。
【0062】
そして、広告用サーバー30は、広告データ判別処理(S21−13)により判別された広告データと、懸賞データ判別処理(S21−14)により判別された懸賞データと、パスワード付与処理(S21−15)の際に付与されたランダムなパスワードとを、インターネット等の公衆回線又は専用回線を介して接続されたプリント装置20へ送信する(S21−16)。
【0063】
このデータを受信(S21−17)したプリント装置20は、受信したデータを記憶部203へ保存し(S21−18)、保存したデータ(今回印刷する広告データと、今回印刷する懸賞データと、パスワード)と今回印刷を行なう画像データとの対応付けを行ない、これらのデータをそれぞれ所定のサイズ・所定の位置等の予め決められた所定のレイアウトデータに基づき合成するデータ合成処理を行なう(S21−19)。
【0064】
その後、プリント装置20は、データ合成処理されたデータを印刷部206の印刷機能によりシール用紙等の所定の用紙に印刷し(S21−20)、印刷に用いたシール用紙がロール紙タイプの場合には、そのシール用紙をカットし、その後、カットしたシール用紙をプリント装置20のシール排出口より排出する(S21−21)。
【0065】
また、場合によっては、プリント装置20は、印刷時(S21−20)に、又は、排出(S21−21)後等に、▲1▼シール用紙に印刷した広告に関連するデータ(例えば、広告企業名や製品に関する100文字程度の文字情報や広告企業のURLやそのインターネットサイトへワンタッチアクセス可能なアクセスボタン等)や、▲2▼シール用紙に印刷した懸賞に関連するデータ(例えば、応募先URLへワンタッチアクセス可能なアクセスボタンやランダム付与された応募用パスワード等)や、▲3▼編集処理された画像データを、赤外線データ通信を用いて携帯電話機10へ送信を行なっても良い。
【0066】
この場合、赤外線データ通信により送信されるデータがバイナリー形式で保存されたデータである場合には、送信処理を行なう前に、送信するデータをテキストデータへ変換するデータ変換処理を行なう。
【0067】
その後、このデータを受信した携帯電話機10は、受信したデータをテキストデータからバイナリーデータへ変換し、表示部105へ表示する。
【0068】
そして、その受信データが懸賞に関連するデータであって、且つ、利用者がその懸賞への応募を希望した場合には、応募先URLへのアクセスボタン等を用いてインターネット等を介して懸賞応募受付用サーバーへアクセスし、そこで、応募用パスワードを用いて、懸賞への応募を行なうことができる。
【0069】
また、この場合の懸賞応募受付用サーバーは、広告用サーバー30であることが望ましい。
【0070】
懸賞応募受付用サーバーと広告用サーバー30が同一のものである場合、このサーバーは、利用者による懸賞の応募を受付処理し、その後、パスワードが正規に発行(付与)されたものであるかの判別を行ない、この判別の結果、応募時に用いられたパスワードが、正規のものであると判別された場合には、この応募データを記憶部に保存し、懸賞応募の締切後に、記憶部に保存・蓄積された複数の応募データを用いて懸賞のランダム抽選を行ない、懸賞の当選者の応募データにある連絡先電子メールアドレスへ当選した旨の通知メールを送信する当選報告処理を行なうのが望ましい。
【0071】
また、図7と図9とに基づき詳細に説明した印刷処理(S21)の際に、プリント装置20において編集された画像データと同一のシール用紙に印刷する広告データ及び/又は懸賞データをプリント装置の表示部(タッチパネル)202に表示させても良い。
【0072】
この場合、プリント装置の表示部(タッチパネル)202に表示するデータが懸賞データである場合には、そのタッチパネルを用いて懸賞の応募受付処理を行なっても良い。
【0073】
更に、その場合、プリント装置20で直ちに懸賞の抽選を行ない、又は、インターネット等の公衆回線又は専用回線を介して接続された懸賞応募受付用サーバーにより瞬時に抽選を行ない、その懸賞の当落(当選・落選の結果)をプリント装置20の表示部(タッチパネル)202に表示させても良い。
【0074】
プリント装置20において使用される広告データ及び/又は懸賞データは、利用者により利用されたたびに使用する広告データ及び/又は懸賞データを変更するとしても良いし、一定時間毎に変更するとしても良いし、一定利用回数毎に変更するとしても良い。
【0075】
ここでいう使用とは、▲1▼編集された画像データ等とデータ合成処理し、シール用紙等への印刷すること、▲2▼広告データ及び/又は懸賞データの一部又は全部を赤外線データ通信を用いて携帯電話等へ送信すること、▲3▼プリント装置20が利用されていない時や印刷処理時間中等に広告データ及び/又は懸賞データの一部又は全部を表示部(タッチパネル)202に表示させること等を指す。
【0076】
また、利用者が、図6のS14のテキストデータに変換した画像データの赤外線データ送信時に、又は、送信の前後に、携帯電話機10を用いてプリント装置20により指定されたその携帯電話機の記憶部に保存された所有者データ(氏名・自携帯電話番号・自携帯電子メールアドレス等)のうち、少なくともいずれか1つ、又は、2つ以上を送信し、その所有者データを受信したプリント装置20は、受信したデータを記憶部に保存し、その後、その所有者データの所有者の利用回数を判別する。
【0077】
そして、プリント装置20は、その所有者データの所有者の利用回数に応じて特典を与えるような処理を行なう(例えば、その所有者データの所有者の利用回数が10の倍数に達した場合に、その利用料金を無料にする。但し、その無料利用時は、累積利用回数にカウントしない。すなわち利用10回毎に、1回無料利用できるようにする。等)。
【0078】
上述のプリント装置20による利用者への特典付与処理は、▲1▼利用者向けサービスの向上、▲2▼リピーターの確保、▲3▼詳細な顧客データの収集等の目的で行なわれる。
【0079】
また、利用者が、図6のS14のテキストデータに変換した画像データの赤外線データ送信時に、又は、送信の前後に、携帯電話機10を用いてプリント装置20により指定されたその携帯電話機の記憶部に保存された所有者データ(氏名・自携帯電話番号・自携帯電子メールアドレス等)のうち、少なくともいずれか1つ、又は、2つ以上を送信し、その所有者データを受信したプリント装置20が、受信したデータを記憶部に保存し、その後、その所有者データの所有者の利用回数の判別を行なった結果、利用回数が0(今回が初めての利用である)と判別された場合に、その所有者データの所有者の携帯電話機10へ赤外線データ通信により、又は、受信した所有者データのうちその携帯電話機の電子メールアドレスへ電子メールにより、そのプリント装置に関する情報、又は、そのプリント装置が扱う広告等に関する情報等をメールマガジン(通称:メルマガ)等の電子出版物により配信する許可を得るための文字等によるデータの送信をするメルマガ勧誘処理を行なっても良い。
【0080】
上述のプリント装置20による初めての利用者に対して行なわれるメルマガ勧誘処理は、▲1▼利用者への各種情報の提供、▲2▼リピーターの確保、▲3▼広告掲載による広告収入の獲得等の目的で行なわれる。
【0081】
次に、プリント装置20の表示部202に表示される画面に基づいてプリントシステムの全体の流れを以下に詳細且つ具体的に説明する。
【0082】
プリント装置20は、利用されていない際には、デモムービー等が流れるデモ画面が表示される(図10)。そして、利用者が、プリント装置20に近づくと、センサーで感知し、表示部202に「画面にタッチしてください。」等の文字を表示さたり又は音声を流したりする表示処理又は音声処理が行われる。
【0083】
利用者がプリント装置の表示部202にタッチすると、タイトルロゴ及びスタートボタンが表示された図11に示すようなタイトル画面が表示されるよう表示処理が行われる。
【0084】
その際、タイトル名が音声で流れるよう音声処理が行われる。利用者がスタートボタンにタッチすると図12に示すような作成シール種類選択画面が表示処理される。一方、一定時間が経過してもスタートボタンがタッチされない場合には、デモ画面が表示処理される。
【0085】
作成シール種類選択画面では、利用者が選択できるシールの種類が画面に表示処理される。その際、「作りたいシールを選んでください。」と音声でアナウンスが流れるよう音声処理される。
【0086】
図12では、3種類のシールが表示されている。具体的には、a)名前の入力、背景の選択、差し札の選択、書体(江戸文字、演芸文字、相撲文字等)の選択、携帯端末から送信された画像(顔写真や、動植物や風景写真等)データ・イラスト・家紋等の挿入、前景フレーム合成、等が可能である札型シール(以下、江戸祝札という。)や、b)携帯端末から送信された画像(顔写真や、動植物や風景写真等)データや文字(所有者データやコメント等)データの挿入、前景フレーム合成、文字項目(名前、電話番号、電子メールアドレス、コメント等)の入力、等が可能であるネーム型シール、c)シール用紙に画像データを分割印刷可能な写真型シールであるが、これに限定されるものではない。
【0087】
利用者は、画像データ取り込み方法選択画面において、好みのシールを選び、タッチパネル上の好みのシールのボタンにタッチすると、タッチされたシールを作成するための画面へ切り替わるよう表示処理される。
【0088】
(江戸祝札)
先ず、江戸祝札を選択した場合を説明する。
利用者がプリント装置の表示画面(タッチパネル画面)上に表示された江戸祝札ボタンにタッチすると、図13に示すような江戸祝札分割数選択画面が表示処理される。図13中では、4枚、8枚、16枚に分割する場合のタッチボタン及び「戻る」のタッチボタンが表示されている。この分割する枚数のボタンは、あくまで例示でありこれに限定されるものではなく、分割枚数は自由に設定可能であることは勿論である。
【0089】
ここで利用者がいずれかの枚数を選択し、プリント装置の表示部(表示部とは、表示画面を意味するが、本実施例では特にタッチパネル画面を意味するものとして使用する。)202上に表示されたタッチボタンにタッチすると、プリント装置20の表示部202には、図14に示すような江戸祝札カシラ入力種類選択画面が表示処理される。その際、「カシラには何を入れますか。」の表示及び/又はこのガイダンスが音声で流れる音声処理がなされる。ここで、カシラとは、略長方形状に縦に形成された江戸祝札の上部に設けられた略円形状のスペースを指す。
【0090】
江戸祝札カシラ入力種類選択画面には、江戸祝札の全体図とカシラに挿入する項目を選択するためのタッチボタンが表示される。このタッチボタンの項目の種類としては、写真、イラスト・マーク、家紋等を選択可能なタッチボタンであり、その他「入れない」「戻る」のタッチボタンも表示される。
【0091】
・写真を選択した場合。
利用者が写真ボタンを選択し、その部分にタッチすると、図15に示すようなカメラ付携帯電話機で撮影した人物や風景等の画像(写真)データをその携帯電話機に装備された赤外線送受信手段によりプリント装置の記憶部へ取り込むことを確認するための確認画面が、プリント装置の表示部202に表示処理される。この確認画面では、「携帯電話機から写真を取り込みますか?」の文字及び利用者が選択可能な「はい」「いいえ」のタッチボタンが表示される。その際、「携帯電話機から写真を取り込みますか?」のガイダンスが音声で流れるよう音声処理がなされる。
【0092】
利用者が、「はい」のタッチボタンを選択し、その部分にタッチすると、図16に示す、赤外線データ通信機能を有する携帯電話機の機種を示した対応機種一覧画面が、プリント装置20の表示部202に表示処理される。対応機種として、例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモで利用されているものとして、P504iS、N504iS、F504iS等がありこれらが表示される。なお、利用者が、「いいえ」のタッチボタンを選択し、その部分にタッチすると、プリント装置20は、江戸祝札カシラ入力種類選択画面へと戻るよう表示処理を行う。
【0093】
この対応機種一覧画面では、複数の対応機種のタッチボタンと「戻る」のタッチボタンが表示される。利用者が、該当する機種を選択しそのタッチボタンをタッチすると、プリント装置20は、図17に示すような、各機種に応じた赤外線送信ガイダンス画面を、表示部202に表示させる。赤外線送信ガイダンス画面では、選択された機種対応する赤外線送信方法のガイダンス情報が表示される。
【0094】
この赤外線送信ガイダンス画面では、「スキップ」のタッチボタンも表示され、利用者が、この「スキップ」を選択しタッチボタンにタッチすると、プリント装置20は、ガイダンス情報の省略処理を行い、図18に示すような携帯電話機からの画像データ待ち受け画面を、表示部202に表示させる。
【0095】
この携帯電話機10からの画像データ待ち受け画面では、「お持ちの携帯電話機内にある取り込みたい画像を選択して赤外線で送信してください。」等と表示されると共に、取り込み方法が具体的に利用者に分かるようにガイダンスムービーが流れるよう処理される。その際、「携帯電話機から写真を取り込みますか?」のガイダンスが音声で流れるよう音声処理も行われる。
【0096】
赤外線データ送信により、利用者の携帯電話機からその記憶部に記憶され、利用者によって選択された画像データが送信され、プリント装置20側のデータ受信が開始できた場合には、プリント装置20の表示部202には図19に示すような画像データ取り込み画面が表示処理される。
【0097】
この赤外線によるデータ送信時は、携帯電話機10の赤外線送受信部とプリント装置20の赤外線送受信部とを、間に障害物を介さないかたちで、且つ、20cm以内の距離で、対面させる状態で数秒間(3〜5秒程度)動かさずに保持し、受信完了を待つのが望ましい。
【0098】
その際に、動かないようにする目的で、プリント装置20の赤外線送受信部付近の筐体(本体)上面に、携帯電話機10を固定するための携帯電話固定部を設けておくのが望ましい。この携帯電話固定部は、赤外線データ送信を行うことが出来るものであれば良く、その形状、固定方法等は問われないものである。
【0099】
一方、一定時間内に赤外線データ信号がプリント装置20で受信できなかった場合には、図20に示すような赤外線通信データ取得失敗画面が表示処理される。この赤外線通信データ取得失敗画面では、「次へ」のタッチボタンも表示され、利用者がこのタッチボタンを選択してその部分にタッチすると、プリント装置20は前記携帯電話機からの画像データ待ち受け画面へ戻るよう処理を行う。
【0100】
画像取り込み画面では、
「▼携帯電話機と赤外線通信中です▲
画像データ取り込み中・・・
!取り込み中は赤外線をこちらに向けてください!」
と表示されると共に、取り込み状況を確認できるメーターが画面に表示される。その際、「画像データを取り込み中です。」等のガイダンスが音声で流れるように処理される。画像データ取り込みの結果、画像データの取り込みが完了した場合、図21に示す画像取り込み成功画面が、プリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0101】
一方、画像データの取り込みが欠損した場合には、赤外線通信データ取得失敗画面が、プリント装置20の表示部202に表示処理される。この場合、前述した図20に示すような赤外線通信データ取得失敗画面が表示され、利用者がこの画面に表示された「次へ」のタッチボタンを選択して、その部分にタッチすると、プリント装置20のでは前記携帯電話機からの画像待ち受け画面へ戻るよう処理が行われ、表示部202に前記携帯電話機10からの画像待ち受け画面が表示される。
【0102】
画像取り込み成功画面には、取り込み画像と取り込みに成功した画像を承認するか否かを決定する「はい」「いいえ」のタッチボタンが表示される。利用者が、「はい」を選択しそのタッチボタンにタッチすると、画像調整画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。利用者が、「いいえ」を選択しそのタッチボタンにタッチすると、携帯電話機10からの画像待ち受け画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。利用者は、再度画像の取り込みを前述のように行う。
【0103】
また、前記画像データ取り込み成功画面の中に、「はい」「いいえ」のタッチボタンの他に「追加」のタッチボタンを設け、利用者がこの「追加」ボタンを選択した場合には、再度、利用者の携帯電話機からの画像データを受信することにしても良い。そして、この場合、プリント装置20で受信した複数の画像データを同時に表示部202に表示し、その後、それら複数の画像データを1枚のシール用紙等の用紙に印刷させるような設定を行なっても良い。
【0104】
画像調整画面(図22)では、取り込み画像と、明るさやコントラスト等を調整するボタンと、この調整を決定する「決定」ボタンと、明るさとコントラストを初期値に戻して表示する「リセット」ボタンが表示される。明るさやコントラスト等を調整するボタンには、「+(プラス)」ボタンと「−(マイナス)」ボタンが夫々表示されている。この「+(プラス)」ボタンをタッチすることで、取り込み画像の明るさを増したり、コントラストを増したりすることができる。また、「−(マイナス)」ボタンをタッチすることで、取り込み画像の明るさを減らしたり、コントラストを減らしたりすることができる。
【0105】
画像調整画面(図22)で調整が終了し、利用者が「決定」のタッチボタンにタッチすると、フレーム選択画面(図示せず。)がプリント装置20の表示部202に表示処理される。このフレーム選択画面には、花柄、幾何学模様などのプリントされる写真のフレームのサンプルのタッチボタンが複数表示されると共に、フレームなしのタッチボタンが表示される。
【0106】
利用者がフレームのサンプルのタッチボタンにタッチすると、記憶部203に記憶されたフレームのデータベースから該当するフレームのデータが呼び出され、画像データと合成処理がなされ、合成処理がなされた画像が表示部202に表示処理される。利用者が、この表示された合成処理画像を気に入らなかった場合には、このフレーム選択画面に表示されたリセットボタンにタッチして合成を解除し、他のフレームのタッチボタンにタッチすると、記憶部203に記憶されたフレームのデータベースから該当するフレームのデータが呼び出され、画像データと合成処理がなされ、合成処理がなされた画像が表示部202に表示処理される。
【0107】
そして、利用者が、このフレーム選択画面に表示された決定ボタンにタッチすると、図23に示すようなトリミング画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0108】
このトリミング画面には、フレームなしが選択された場合には取り込み画像のみが、フレームが選択された場合にはフレームが合成処理された取り込み画像が、表示される。この表示された画像の上下左右には、この表示された画像を上下左右に移動して表示させるための移動ボタンが表示される。また、この表示された画像をワンタッチで左右方向(右まわり又は左まわり)に略90度回転した画像を表示することができるボタンも表示される。また、この表示された画像を拡大したり、縮小したりするための「大」「小」ボタンも表示される。これらのボタン等を利用し、利用者は好みの画像を作成することが可能となる。特に、カメラ付携帯電話機で撮影された画像は、縦、横、斜め等様々な角度から撮影されていることが考えられ、これらの画像を修正することができればより利用者の楽しみが増すこととなる。
【0109】
また、トリミング画面には、フレーム再選択ボタン、リセットボタン、決定ボタンが表示されている。利用者が、フレーム再選択ボタンを選択し、このタッチボタンをタッチすると、表示部202にはフレーム選択画面が表示処理され、再度フレームを選択することが出来る。利用者が、リセットボタンを選択しこのタッチボタンにタッチすると、初期状態に画像が戻るよう処理される。利用者が、決定ボタンを選択しこのタッチボタンをタッチすると、図26に示すような背景選択画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0110】
この背景選択画面には、色付、桜模様、梅模様等の背景のサンプルを表示したタッチボタンが複数表示されると共に、背景なしのタッチボタンが表示される。利用者が、いずれかのタッチボタンにタッチすると、図27に示すような差し札のサンプルを表示した差し札選択画面が表示処理される。
【0111】
この際、いずれかの背景のサンプルが選択された場合には、記憶部203に記憶された背景のサンプルのデータベースから該当する背景のデータが呼び出され、画像データと合成処理がなされるよう対応付け処理が行われる。一方、背景なしが選択された場合には、その対応付けデータが無い旨が対応付け処理される。
【0112】
この差し札選択画面には、「開運祈念」「家内安全」「身体健全」「交通安全」「初志貫徹」「笑門来福」等の差し札のサンプルのタッチボタンが複数表示されると共に差し札なしのタッチボタン及び差し札文字入力ボタンが表示される。また、差し札選択画面には、「←」及び「→」の矢印ボタンも表示され、差し札の前候補や後候補を表示することもできる。
【0113】
利用者が、この差し札のサンプルの中から好みの差し札のサンプル又は差し札なし又は差し札文字入力を選択し、そのタッチボタンにタッチすると、図26に示すような名前入力画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。なお、図には示されていないが、「戻る」ボタンも表示され、このタッチボタンにタッチすると、江戸祝札カシラ入力種類選択画面へと戻るよう処理がなされる。
【0114】
この際、いずれかの差し札のサンプルが選択された場合には、記憶部203に記憶された差し札のサンプルのデータベースから該当する差し札のデータが呼び出され、画像データと合成処理がなされるよう対応付け処理が行われる。一方、差し札なしが選択された場合には、その対応付けデータが無い旨が対応付け処理される。
【0115】
この名前入力画面には、文字の種類を選択できる選択ボタンと、選択された文字の一覧が表示される。利用者は、文字の種類を選択し、文字の一覧中の任意の文字にタッチすることにより名前等を入力する。また、名前入力画面には、間違えた文字を削除できる一字削除ボタン、文字の間にスペースを空けるためのスペースボタン、決定するための「決定」ボタン、「戻る」ボタンも表示されている。
【0116】
利用者が、文字を入力し終え、決定ボタンにタッチした場合、前記差し札選択画面において差し札文字入力ボタンを選択されていたときには、図29に示すような差し札入力画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。一方、差し札選択画面において差し札文字入力ボタンを選択されていないときには、江戸祝札プレビュー画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。利用者が「戻る」ボタンを選択した場合には、江戸祝札カシラ入力種類選択画面がプリント装置20の表示部202に表示され、利用者は再度入力を行う。
【0117】
差し札入力画面には、漢字、アルファベット、絵文字、記号、便利等の種類や記号を選択できる選択ボタンと、選択された文字・記号の一覧が表示される。利用者は、文字や記号等の種類を選択し、文字の一覧中の任意の文字にタッチすることにより文字や記号等を入力する。また、差し札入力画面には、間違えた文字を削除できる一字削除ボタン、文字の間にスペースを空けるためのスペースボタン、決定するための「決定」ボタン、「戻る」ボタンも表示されている。
【0118】
利用者が、文字を入力し終え決定ボタンをタッチすると、プリント装置20の表示部202に図30に示すような江戸祝札プレビュー画面が表示処理される。利用者が、「戻る」ボタンを選択した場合には、名前入力画面が再度表示され、利用者は名前の再入力を行う。
【0119】
江戸祝札プレビュー画面には、選択された画像・名前・差し札が合成された江戸祝札のプレビューが表示され、書体変更ボタン、文字色ボタン、文字再入力ボタン、決定ボタンが表示される。この内、利用者が変更を望む場合には、書体ボタン、文字色ボタン、文字再入力ボタンを利用するものであるが、具体的に以下に説明する。
【0120】
利用者が、書体変更ボタンを選択しこれにタッチすると、図31に示すような書体選択画面が、プリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0121】
この書体選択画面には、書体の異なる江戸祝札のプレビューが表示される。図31には、3種類の書体の異なる江戸祝札のプレビューが表示されているが、この数は任意のものであり、これに限定されるものではない。利用者が、好みの書体を選択して、好みのプレビューにタッチすると、江戸祝札プレビュー画面へと戻る。
【0122】
江戸祝札プレビュー画面で、利用者が文字色ボタンを選択してこれにタッチすると、図32に示すような文字色変更画面が、プリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0123】
この文字色変更画面には、文字が赤、白、黒、青、黄、桃、緑、茶、灰、橙等の色付き文字で表示された江戸祝札のサンプルが表示される。利用者が、好みの色を選択して、好みの文字色のサンプルにタッチすると、記憶部203に記憶された文字色のデータベースから該当する文字色のデータが呼び出され対応付け処理され、江戸祝札プレビュー画面へ戻ると同時に当該文字色で文字が表示処理される。
【0124】
江戸祝札プレビュー画面で、利用者が、文字再入力ボタンを選択してこれにタッチすると文字再入力画面(図示せず。)が、プリンタ装置20の表示部202に表示処理される。この文字再入力画面において、文字を再入力して修正し、決定ボタンにタッチすると、江戸祝札プレビュー画面へと戻る。
【0125】
利用者が、上述した好みの選択・変更・修正等を行った後、決定ボタンを選択し、これにタッチすると図33に示すような課金画面が、プリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0126】
この課金画面では、「▼料金を投入してください▲」の文字が表示されると共に料金及び投入金額が表示される。利用者が、この画面に表示された料金をプリント装置の金銭投入口から投入すると、投入された積算金額が投入金額として表示され、投入金額が料金に達すると、プリント装置の表示画面に、図34に示すような印刷画面が表示処理される。なお、料金以上の金額が投入された場合には、その差額がつり銭として、プリント装置の料金返却口から返却される。
【0127】
この印刷画面には、「印刷中 終了まで暫くお待ちください。」等の文字が表示される。また、印刷の完了度合いを図34に示すような数値とグラフとで表示処理する。この印刷が終了した場合には、図35で示すような印刷終了画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。この印刷に要する時間は、用紙のサイズ等により異なるため一概にはいえないが20〜40秒程度である。
【0128】
この印刷終了画面には、「ありがとうございました。 ▼シールの取り忘れにご注意ください・・▼」等の文字が表示される。
【0129】
一方、印刷画面において、広告用サーバー30から予め受信して記憶部203に保存された広告データや懸賞データ等の一部又は全部をプリント装置20の赤外線送受信部205から赤外線データ送信により、携帯電話機10に送信できるように構成しても良い。
【0130】
この場合、印刷画面には、「○○○○情報の受信を希望しますか?」等の文字及び利用者が選択可能な「はい」「いいえ」のタッチボタンが表示処理される。利用者が、「いいえ」のタッチボタンを選択しその部分にタッチした場合には、上記の通常の印刷画面が表示される。
【0131】
利用者が、「はい」のタッチボタンを選択しその部分にタッチした場合には、赤外線データ通信機能を有する携帯電話機の機種を示した対応機種一覧画面が、プリント装置20の表示部202に表示処理される。対応機種として、例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモで利用されているものとして、P504iS、N504iS、F504iS等がありこれらが表示される。
【0132】
この対応機種一覧画面では、複数の対応機種のタッチボタンと「戻る」のタッチボタンが表示される。利用者が、該当する機種を選択しそのタッチボタンにタッチすると、プリント装置20は、各機種に応じた赤外線送信ガイダンス画面を、表示部202に表示させる。赤外線送信ガイダンス画面では、選択された機種に対応する赤外線送信方法のガイダンス情報が表示される。
【0133】
この赤外線送信ガイダンス画面では、「スキップ」のタッチボタンも表示され、利用者が、この「スキップ」を選択しタッチボタンにタッチすると、プリント装置20は、ガイダンス情報の省略処理を行い、プリント装置20から携帯電話10への広告懸賞データ送信画面を、表示部202に表示させる。
【0134】
この広告懸賞データ送信画面では、「○○○○情報を赤外線で受信してください。」等の文字及び利用者が選択可能な「はい」「いいえ」のタッチボタンが表示処理されると共に、取り込み方法が具体的に利用者に分かるようにガイダンスムービーが流れるよう処理される。その際、「○○○○情報を取り込みますか?」のガイダンスが音声で流れるよう音声処理も行われる。
【0135】
利用者が、所定位置に携帯電話機10の赤外線送受信部110をプリント装置20の赤外線送受信部205と対向させた後、「はい」のタッチボタンにタッチすると、赤外線データ送信が開始される。
【0136】
この赤外線データ通信による広告懸賞データ送信処理において、プリント装置20から携帯電話機10へ送信されるデータにバイナリーデータが含まれる場合は、そのバイナリーデータをテキストデータへ変換するデータ変換処理を行ない、その後、赤外線データ通信を実行する。
【0137】
この赤外線によるデータ送信時は、携帯電話機10の赤外線送受信部とプリント装置20の赤外線送受信部とを、間に障害物を介さないかたちで、且つ、20cm以内の距離で、対面させる状態で数秒間(3〜5秒程度)動かさずに保持し、受信完了を待つのが望ましい。
【0138】
その際に、前述した携帯電話固定部が設けられていれば、これに携帯電話機を固定して赤外線データ送信を行っても良いものである。
【0139】
利用者が、所定位置に携帯電話機10の赤外線送受信部110をプリント装置20の赤外線送受信部205と対向させた後、「はい」のタッチボタンにタッチすると、赤外線データ送信が開始される。
【0140】
一定の時間が経過すると、プリント装置20の表示部202には、広告懸賞データ送信終了画面が表示処理される。この広告懸賞データ送信終了画面には、「○○○○情報の赤外線データ送信が完了致しました。再度、○○○○情報の送信を希望されますか?」等の文字と「はい」「いいえ」のタッチボタンが表示処理される。
【0141】
携帯電話機10で、広告懸賞データが受信できた場合に、利用者が「はい」のタッチボタンを選択しタッチすると、プリント装置20の表示部202には印刷画面が表示処理される。広告懸賞データが受信できなかった場合に、利用者が「いいえ」のタッチボタンを選択しタッチすると、プリント装置20の表示部202には広告懸賞データ送信画面が再度表示処理される。
【0142】
イラスト・マークを選択した場合
江戸祝札カシラ入力種類選択画面で、利用者が、イラスト・マークを選択し、イラスト・マークボタンにタッチすると、図24に示すようなイラスト選択画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0143】
このイラスト画像選択画面には、招き猫、七福神、干支、鶴亀等のイラストのサンプルが表示されたタッチボタンが複数表示されると共に、イラストなしのタッチボタンが表示される。また、イラスト画像選択画面には、「←」「→」の→ボタン、決定ボタン、戻るボタンが表示される。利用者がイラストを選択し、そのイラストの又はイラストなしのいずれかのタッチボタンにタッチすると、上述した図26に示すような背景選択画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。この後の手順や処理は上記写真を選択した場合と同様であるので説明を省略する。
【0144】
なお、この際、いずれかのイラストが選択された場合には、記憶部203に記憶されたイラストのデータベースから該当するイラストのデータが呼び出され、画像データと合成処理がなされるよう対応付け処理が行われる。一方、イラストなしが選択された場合には、その対応付けデータが無い旨が対応付け処理される。
【0145】
家紋を選択した場合
江戸祝札カシラ入力種類選択画面で家紋を選択し、家紋ボタンにタッチすると、図25に示すような家紋イラスト選択画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0146】
この家紋イラスト画像選択画面には、家紋のイラストのサンプルが表示されたタッチボタンが複数表示されると共に、家紋なしのタッチボタンが表示される。また、家紋イラスト画像選択画面には、「←」「→」の矢印ボタン、決定ボタン、戻るボタンが表示される。利用者が、いずれかの家紋のサンプル又は家紋なしのタッチボタンにタッチすると、上述した図26に示すような背景選択画面がプリント装置の表示画面に表示処理される。この後の手順や処理は上記写真を選択した場合と同様であるので説明を省略する。
【0147】
なお、この際、いずれかの家紋のイラストが選択された場合には、記憶部203に記憶された家紋のイラストのデータベースから該当する家紋のイラストのデータが呼び出され、画像データと合成処理がなされるよう対応付け処理が行われる。一方、家紋なしが選択された場合には、その対応付けデータが無い旨が対応付け処理される。
【0148】
(ネーム型シール)
次に、ネーム型シールを選択した場合を説明する。
作成シール種類選択画面において、ネーム型シール(実際に実施される場合は特定の名称が付けられるが、本明細書では説明の便宜上ネーム型シールという。)が表示されたタッチボタンに、利用者がタッチすると図34に示すようなネーム型シールレイアウト選択画面が、プリント装置20の表示部202に表示される。
【0149】
このネーム型シールレイアウト選択画面には、シールレイアウトサンプルと全体のレイアウトサンプルが組み合わされた、ネーム型シールのレイアウトサンプルが複数表示される。また、このネーム型シールレイアウト選択画面には、「←」「→」の矢印ボタンが表示される。利用者は、矢印ボタンで画面を移動させるなどして、好みのネーム型のレイアウトサンプルを選択し、そのタッチボタンにタッチすると、プリント装置20の表示部202に、利用者が自らのカメラ付携帯電話機にて撮影し、その携帯電話機の記憶部に保存蓄積された画像(写真)データを赤外線データ通信にて取り込むための確認画面が、プリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0150】
この際、選択されたネーム型シールのレイアウトサンプル場合には、記憶部203に記憶されたネーム型シールのレイアウトサンプルのうち、選択されたネーム型シールのレイアウトサンプルのデータが呼び出され、その後取り込まれる画像データと合成処理がなされるよう対応付け処理が行われる。
【0151】
ここで、携帯電話機10から画像データを取り込む手順は、図15乃至図23を用いて上記江戸祝札において説明したものと同様なのでここでは説明を省略する。
【0152】
画像データの取り込み及び画像が決定された後(即ち、トリミング画面において決定ボタンがタッチされた後)、プリント装置20の表示部202には、背景選択画面が表示処理される。この背景選択画面では上記江戸祝札と同様に背景を選択することが可能である。但し、背景の形は江戸祝札と異なりネーム型シールの形状に合わせたものとなっている。
【0153】
この際、いずれかの背景のサンプルが選択された場合には、記憶部203に記憶された背景のサンプルのデータベースから該当する背景のデータが呼び出され、画像データと合成処理がなされるよう対応付け処理が行われる。一方、背景なしが選択された場合には、その対応付けデータが無い旨が対応付け処理される。
【0154】
なお、この画面での利用者の操作方法等は、上記江戸祝札と同様なので、説明を省略する。この背景選択画面において、利用者が決定ボタンにタッチすると、プリント装置20の表示部202には図37に示すようなネーム型シール文字入力画面が表示処理される。
【0155】
この文字入力画面は、名前、電話番号(図中「TEL」と表示している。)、電子メールアドレス(図中「メール」と表示している。)、コメントを漢字(日本語入力を意味するものであり、少なくとも漢字、ひらがな、カタカナでの入力が可能となっている。本実施例では、入力パットはひらがなで表示されるが、日本語入力が可能であればカタカナ表示であっても良い。)、アルファベット、絵文字、記号、便利(電話番号やファックス番号や電子メールアドレス等を簡単に入力できるようにした入力パッドを意味する。)等のタッチボタンが表示される。
【0156】
また、入力した文字を一文字ずつ削除できる一文字削除ボタン、文字と文字の間にスペースを設けるスペースボタン、入力が完了し内容を確定させるためにタッチする決定ボタンが表示されている。
【0157】
図37に基づいて更に説明すると、画面の上部に横並びに配されているのが、名前、電話番号(図中「TEL」と表示している。)、電子メールアドレス(図中「メール」と表示している。)、コメントについてのボタンであり、利用者が所望のタッチボタンにタッチするとタッチされたボタンの入力画面へと移り変わる。画面の左側に縦に配されているのが、漢字、アルファベット、絵文字、記号、便利のタッチボタンであり、利用者が所望のタッチボタンにタッチすると選択された文字等の一覧の入力パッド及び入力された文字が変換された文字が画面に表示されるようになっている。
【0158】
ここで名前ボタンを選択し且つ漢字ボタンを選択すると図38に示すように漢字変換・ひらがな入力画面がプリント装置20の表示部202に表示される。この入力画面の入力パッドで、「みねぎし」とタッチパネルの該当するひらがなをタッチして入力すると、図38に示すように「みねぎし」「峯岸」「峰岸」「ミネギシ」「嶺岸」「峰木氏」「MINEGISI」「Minegisi」等の文字の例が文字の入力パッド上部に複数表示される。
【0159】
文字例が表示部202に表示できる数よりも多い場合には、次候補ボタンが文字例表示部202に表示されるようになっている。利用者が、所望の文字、例えば「峰岸」の部分にタッチすると、図39に示すように、入力画面の上部左側に設けられた入力文字表示部分にその文字が表示される。利用者が、この入力文字表示部に表示された「峰岸」の文字で確定する場合には、右下方に設けられた決定ボタンにタッチすると文字が確定処理される。
【0160】
このように、利用者は、画面の上部に設けられた名前、電話番号(図中「TEL」と表示されている。)、電子メールアドレス(図中「メール」と表示されている。)、コメントのタッチボタンにタッチして夫々の画面を表示し、漢字、アルファベット、絵文字、記号、便利、で入力を行う。図40はアルファベット入力画面、図41は絵文字入力画面、図42は記号入力画面、図43は電話入力モードの便利入力画面、図44はメール入力モードの便利入力画面の一例を示した図であり、利用者はこれらの画面で入力を行う。
【0161】
なお、図37乃至図44において図示していないが、携帯電話機10の記憶部に予めテキストデータとして保存蓄積された氏名・自携帯電話番号・自携帯電子メールアドレス等の所有者データや、コメントデータやアドレス帳データやスケジュール帳データ等の文字データを赤外線データ通信によりプリント装置20へ送信し、受信したプリント装置20は、その文字データを表示部202に表示させることが可能であるため、「携帯電話機から赤外線通信で文字情報を送信することができます。」などの文字がタッチボタンとして画面に表示処理されるようになっている。
【0162】
利用者がこのタッチボタンにタッチすると、携帯電話機10から文字データである所有者データを取り込むメッセージ受信画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。この所有者データを取り込む処理手順は、以下に説明する写真型シールの場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0163】
上記各入力画面で入力が終了し夫々決定ボタンがタッチされるか又は赤外線データ通信により文字データである所有者データがプリント装置20に送信されると、図45に示されるようなネーム型シール入力確認画面が表示処理される。
【0164】
このネーム型シール入力確認画面には、入力された又は赤外線データ通信で送信された、名前(例えば、「峰岸 不二男」)、電話番号(例えば、「090−****−△△△△」)、メール(電子メールアドレス)、メッセージ(例えば、「こんにちは!」)が表示され、訂正を行えるように再入力ボタンも夫々表示される。
【0165】
利用者が、間違い等に気付き名前等を訂正等する場合には、再入力ボタンにタッチする。すると、前記に説明した夫々の入力パットが表示処理され、利用者がその画面において再度入力を行うことができる。
【0166】
ネーム型シール入力確認画面での処理が終了した後に、利用者がこの画面に表示された決定ボタンにタッチすると、図46に示すようなプレビュー表示画面がプリンタ装置20の表示部202に表示処理される。
【0167】
このプレビュー表示画面には、ネーム型シールのプレビューが表示されると共に書体を変更するための書体変更ボタン、文字色を決定するための文字色ボタン、再入力を行うための再入力ボタン、及び決定ボタンが表示される。
【0168】
利用者が、書体変更ボタンを選択し、このボタンにタッチすると、図47に示されるような書体変更画面がプリンタ装置20の表示部202に表示処理される。
【0169】
この書体変更画面には、名前、電話番号、メール(電子メールアドレス)、メッセージが表示され、その書体を変更できるようにこれらの横等に書体変更ボタンが表示される。利用者は、変更を望むものの書体変更ボタンにタッチする。図47では、名前・電話番号・メールが一緒に表示されるが、別々にしてもよいことは勿論である。
【0170】
利用者が、例えば、名前の書体の変更ボタンにタッチした場合には、図48に示すような書体選択画面がプリンタ装置20の表示部202に表示処理される。具体的には、丸文字、行書体、正楷書体、ゴシック体等の書体で表された入力された名前が表示される。
【0171】
利用者が、所望の書体にタッチした後に、決定ボタンに更にタッチすると書体が決定処理され、その書体で表示されるようにデータが書き換え処理される。画面は、書体変更画面(図47)に戻るよう処理される。その際、画面の文字は決定された書体に変更されている。利用者が所望の書体変更を済ませた後、決定ボタンにタッチすると、プレビュー表示画面に戻るよう処理される。
【0172】
利用者が更に文字の色の変更を望む場合には、文字色ボタンを選択し、このボタンにタッチすると、図49に示すような文字色変更画面が画像プリンタ装置20の表示部202に表示処理される。
【0173】
この文字色変更画面では、名前(例えば、「峰岸 不二男」)、電話番号(例えば、「090−****−△△△△」)、メール(電子メールアドレス)、メッセージ(例えば、「こんにちは!」)が表示され夫々文字色ボタンが設けられている。文字色を変更したいものの文字色ボタンを選択して、このボタンにタッチするとカラーサンプルが表示された文字色の選択画面が表示され(図示せず。)、利用者は所望の色を選択する。利用者が、所望の色を選択した後、文字色変更画面に表示された決定ボタンにタッチすると、その選択された文字色にデータが書き換え処理される。そして、課金画面がプリンタ装置20の表示部202に表示処理される。
【0174】
この課金、印刷、終了の工程は、図33乃至図35を用いて上記に説明した江戸祝札と同様なので、説明を省略する。
【0175】
(写真型シール)
次に、写真型シールを選択した場合を説明する。
作成シール種類選択画面において、写真型シールを選択すると、携帯電話機10にて撮影され、記憶部に保存された人物や動植物や風景等の画像(写真)データをプリント装置へ取り込む確認画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0176】
この確認画面表示処理からトリミング処理するまでは、図15乃至図23を用いて説明した江戸祝札での処理工程と同様なので説明を省略し、トリミング処理後の処理を説明する。
【0177】
画像のトリミング処理を終了し、利用者が決定ボタンにタッチすると、図50に示すようなシール分割数選択画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0178】
このシール分割数選択画面には、例えば、4分割、6分割、16分割等タッチボタンが表示され、利用者は所望の分割数のタッチボタンにタッチした後、決定ボタンにタッチすると、分割数が決定処理され記憶される。そして、プリント装置20の表示部202には写真型メッセージ受信選択画面が表示処理される。
【0179】
この写真型メッセージ受信選択画面には、「携帯電話機から文字を入力しますか?(携帯電話機から赤外線で文章を送信してください。)」等の文字が表示され、「はい」「いいえ」のボタンが表示される。利用者が、携帯電話機から赤外線データ通信を所望し、「はい」ボタンにタッチすると、赤外線メッセージ送信ガイダンス画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。「いいえ」ボタンを選択し、このボタンにタッチすると文字は入力されないで処理される。
【0180】
この赤外線メッセージ送信ガイダンス画面では、送信方法のガイダンスを流すよう処理が行われ、このガイダンスに従って、利用者は携帯電話機10の赤外線送受信部110とプリント装置20の赤外線送受信部205の位置を合わせ赤外線データの送信を行う。この送信が終了すると、赤外線通信受信完了画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0181】
なお、受信に失敗した場合には、「送信に失敗しました!!」等の文字が表示される送信失敗画面がプリント装置20の表示部202に表示処理され、この画面にはメッセージ受信選択画面へと戻るためのボタンも表示される。利用者は、この戻るためのボタンにタッチすることによりメッセージ受信選択画面へと戻り再度送信をやり直すことができる。
【0182】
この赤外線通信受信完了画には、「受信完了」のメッセージと共に送信されたメッセージ(例えば、「こんにちは☆」)が表示される。更に、「メッセージはこれでよろしいですか?」等のメッセージを確認するための表示及び「はい」「いいえ」ボタンも表示される。利用者は、メッセージが正しい場合には、「はい」ボタンを選択し、これにタッチすると図51に示すような写真型シールのメッセージ挿入画面がプリント装置20の表示部202に表示される。
【0183】
この写真型シールのメッセージ挿入画面には、取り込まれた画像が表示され、この画像の任意の位置に利用者が指等でタッチすると、図52に示すようにそのタッチした部分にメッセージ(例えば、「こんにちは☆」)が挿入される。利用者が任意の位置にメッセージを挿入し、決定ボタンにタッチすると、図53に示すような写真型シールの印刷レイアウトレビュー画面がプリント装置20の表示部202に表示される。
【0184】
この写真型シールの印刷レイアウトレビュー画面には、分割数に応じた印刷レイアウトが表示されると共に、「これでよろしいでしょうか?」などのメッセージも表示される。また、この印刷レイアウトレビュー画面には、「はい」「いいえ」ボタンも表示される。利用者が、レイアウトを確認し、「はい」ボタンにタッチすると、課金画面がプリント装置20の表示部202に表示処理される。
【0185】
課金処理から印刷、終了までは、上述の江戸祝札で説明した工程と同様なので、ここでは説明を省略する。
【0186】
また、プリントシステムでは、画像データや個人情報である所有者データ(氏名・自携帯電話番号・自携帯電子メールアドレス等)を受信し、場合によってはメモリ以外の記憶装置(ハードディスク等)に保存することから、これらのデータの流出を防止するため、印刷完了又はサービス中止(本実施例に係るシステムのサービスキャンセル時を意味する。)を判断した場合には、必要に応じて記憶部203に記憶された利用者の個人データ(赤外線データ通信により利用者から送信された画像データ及び/又は所有者データ等の文字データ)に上書き削除処理を行い復元不可能な状態とする。この削除処理では、例えば、「01010101」(2進)のパターンでデータ領域を塗りつぶす方法や、乱数(全く意味のないデータ)で2回上書きして、その後「0」だけのデータで1回上書きする方法等を用いる。
【0187】
上述のように、プリントシステムを説明したが、静止画像データだけでなく、動画データを赤外線データ通信により携帯電話機10から取り込み、受信したプリント装置は、この動画データを任意の時間的間隔毎に静止画像データとして分割して表示部202へ表示し、その後、プリント装置20により任意に選択された複数の静止画像を一枚のプリント用シール用紙に印刷するようにしても良いことは勿論である。また、利用者が動画データの任意の静止画を指定できるように、携帯電話機10から取り込んだ動画データを、プリント装置20の表示部202に表示させ、利用者が任意に選択できるように処理しても良い。この際、上述の実施例で説明したような記憶部203に予め記憶されている背景・差し札・書体(江戸文字、演芸文字、相撲文字等)・イラスト・家紋・前景フレーム等の画像データとの組合せを行えることは勿論である。
【0188】
動画データ受信時の表示、印刷画像選択方法は、上記方法に限らない。
【0189】
また、携帯端末とは、携帯電話機10に限らず、画像データや文字データ等を赤外線データ通信により送受信可能な赤外線送受信部を有するものであれば良く、デジタルカメラやデジタルビデオ等の携帯端末でも良い。
【0190】
また、上記実施例では、利用者が行なう指示(各種選択・入力・決定等)の全てをプリント装置20のタッチパネル上から操作を行っているが、それらの利用者の指示の一部又は全部を音声入力とし、プリント装置20が音声認識ソフトウェアとマイクとを備え、利用者の音声を識別処理するように構成しても良い。
【0191】
また、上記実施例では、サービス(各種シール印刷サービス)料金の課金をプリント装置20の金銭投入口から投入することで行なっているが、携帯電話機10より赤外線データ通信により送信される予め携帯電話機10の記憶部104に記憶された文字データである氏名・自携帯電話番号・自携帯電子メールアドレス等の所有者データのうち、少なくともいずれか1つ、又は、任意の組み合わせに基づき、サービス(各種シール印刷サービス)料金データと上記所有者データのうち、少なくともいずれか1つ、又は、任意の組み合わせデータとを、公衆回線網等のネットワークを介して携帯電話提供会社(キャリア)の課金管理を行なうためのサーバー又はプリント装置20の保守・メンテナンスや利用状況データ等の集計等行なうために設置した保守・集計用サーバーに送信し、利用者の携帯電話利用料と共に課金できるようにしても良い。この場合、プリント装置20では、赤外線データ通信により受信した利用者の所有者データのうち、少なくともいずれか1つ、又は、任意の組み合わせデータと、この利用者によるサービス(各種シール印刷サービス)料金データとの対応付けを行ない、この対応付けにより得られたデータを記憶部に保存蓄積し、サービス完了毎、又は、所定のタイミング(毎週・毎月・半年等)毎に記憶部に保存蓄積した上記対応付けにより得られたデータを、携帯電話提供会社(キャリア)の課金管理を行なうためのサーバー又はプリント装置の保守・メンテナンスや利用状況データ等の集計等行なうために設置した保守・集計用サーバーに公衆回線網等のネットワークを介して送信する。
【0192】
更に、上記公衆回線網等のネットワークを介して行なう課金方法以外に、予め利用者の携帯電話機10にチャージされたサイバーマネーや、プリペイドカードやクレジットカード等によりサービス料金の徴収を行っても良い。
【0193】
また、公衆回線網等のネットワークにプリント装置20を接続し、予め利用者の携帯電話機10にて撮影した画像データ等をその携帯電話機10の電子メール送信機能等の通信機能を用いて送信し、その画像データ等が予め記憶されたインターネット上に設置された画像データ等を保存するWebサーバーにアクセスし、そのWebサーバーの記憶部に記憶された利用者の携帯電話機10の画像撮影機能により撮影された人物や動植物や風景等の画像データ等をダウンロード処理し、表示部202に表示処理するように構成しても良い。
【0194】
また、上記方法以外に、先ず、プリント装置20に自己の携帯電話機10の電子メールアドレスを入力処理させ、この電子メールアドレスにプリント装置のURL(uniform resource locator)を送信処理させ、このURL(uniform resource locator)に画像データ等を電子メール等に添付等して送信処理させ、プリント装置20が公衆回線網等のネットワークを介してこの画像データ等を含む電子メールの受信処理を行い、これを表示部202に表示処理させるように構成しても良い。
【0195】
また、画像データや文字データを赤外線データ通信により受信し、(必要であれば変換し)表示し、そこで加工・修正された画像等を印刷するだけでなく、音声データを受信し、受信した音声データを変換プログラムを用いて文字データに変換し、プリント装置20の表示部202へ受信した音声データを文字のかたちで表示し、加工・修正後に、印刷しても良い。
【0196】
また、上述のプリントシステムにおいて、プリント装置20は、常に赤外線データの送受信が可能な状態であるため、複数の画像データ及び/又は複数の文字データを随時受信することが可能である。
【0197】
また、プリント装置20に搭載された表示部(タッチパネル)202の角度は、任意の角度で良いが、利用者が撮影した画像の編集処理や所有者データを用いた編集処理等を行なう際に、まわりの人や通行人等に編集画面を見られないように表示部(タッチパネル)202の角度を略10〜30度、好ましくは、略20度になるようにプリント装置本体に設置するのが望ましい。
【0198】
また、利用者がプリント装置20の表示部202に表示される図16の対応機種一覧画面の対応機種ボタン(例えば、「P504iS」、「N504iS」、「F504iS」等)にタッチし、利用者の所有する携帯電話機の機種名(型番)を指定した際に、それを判別したプリント装置20は、赤外線通信手段を用いてその携帯電話機10へ携帯電話機10の表示画面を赤外線(画像データ)送信画面にスキップさせるスキッププログラムを送信するスキッププログラム送信手段を備えても良い。このスキッププログラムは、携帯電話機10側でこのプログラムデータを受信した場合、受信完了後にこのスキッププログラムが起動し、受信した携帯電話機10の表示画面が、赤外線(画像データ)送信画面にスキップするという方法をとっても良い。
【0199】
また、利用者がプリント装置20の表示部202に表示される図16の対応機種一覧画面の対応機種ボタン(例えば、「P504iS」、「N504iS」、「F504iS」等)にタッチし、利用者の所有する携帯電話機10の機種名(型番)を指定した際に、それを判別したプリント装置20は、赤外線通信手段を用いてその携帯電話機10へ携帯電話機10の記憶部104の画像データを保存蓄積する画像フォルダの一部のデータ又は全データを赤外線データ通信によりプリント装置20へ送信するための画像フォルダデータ送信用プログラムを送信する。この画像フォルダデータ送信用プログラムは、携帯電話機10側でこのプログラムデータを受信した場合、受信完了後にこの画像フォルダデータ送信用プログラムが起動し、受信した携帯電話機10の記憶部104の画像データを保存蓄積する画像フォルダの一部のデータ又は全データが赤外線データ通信によりプリント装置20の赤外線送受信部205へ送信され、この画像フォルダデータを受信したプリント装置20は、受信したデータをテキストファイル形式からJPEG等のバイナリー形式のデータに変換し、表示部へ表示するという方法をとっても良い。
【0200】
以上説明した、本実施例に係るプリントシステム及びプリント方法によれば、カメラ付携帯電話機等で自己が撮影した映像を、これをシール用紙等に印刷する遊戯用機械において種々の映像と合成したりすることができるので、友人や家族と様々なバリエーションのシールを作成し楽しむことができる。また、その印刷の手順もガイダンスを流したりする等分かり易いため、容易に行うことが可能であり、子供、お年寄り等広い範囲において容易に使用することが可能である。更に、このシール用紙等の余白部分のスペースは、従来何もプリントされず使用されていなかったが、この余白部分にタイムリーな広告等(企業広告や懸賞広告等)を付することとしたので、広告としての機能も果たすことが可能となり、余白スペースを有効活用することが出来る。更に、この付された広告等に関連した広告データを、赤外線データ通信を用いて携帯端末に送信できるようにしたため、更に効果的な宣伝広告効果(広告効果の向上)を図ることが可能となる。
【0201】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、カメラ付携帯電話機等で自己が撮影した映像を、これをシール用紙等に印刷する遊戯用機械において種々の映像と合成したりすることができるので、友人や家族と様々なバリエーションのシールを作成し楽しむことができる。また、その印刷の手順もガイダンスを流したりする等分かり易いため、容易に行うことが可能であり、子供、お年寄り等広い範囲において容易に使用することができる。更に、このシール用紙等の余白部分のスペースは、従来何もプリントされず使用されていなかったが、この余白部分にタイムリーな広告等(企業広告や懸賞広告等)を付することとしたので、広告としての機能も果たすことが可能となり、余白スペースを有効活用することが出来る。更に、この付された広告等に関連した広告データを、赤外線データ通信を用いて携帯端末に送信できるようにしたため、更に効果的な宣伝広告効果(広告効果の向上)を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のプリントシステムのイメージ図である。
【図2】カメラ機能を有した携帯電話機の構成の概略ブロック図である。
【図3】プリント装置の構成の概略ブロック図である。
【図4】携帯電話機の画像フォルダの内訳を示す図である。
【図5】プリント装置の記憶部に構築された、背景・差し札・書体(江戸文字、演芸文字、相撲文字等)・イラスト・家紋・前景フレーム等のデータを保存・蓄積したデータベースを示す図である。
【図6】本発明に係る実施の形態のプリントシステムの主要な流れを示した図である。
【図7】本発明に係る実施の形態の印刷処理の流れを示した図である。
【図8】シール用紙に印刷された広告のレイアウトの一例を示したイメージ図である。
【図9】本発明に係る実施の形態の印刷処理の流れを示した図である。
【図10】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図11】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図12】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図13】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図14】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図15】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図16】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図17】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図18】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図19】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図20】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図21】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図22】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図23】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図24】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図25】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図26】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図27】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図28】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図29】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図30】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図31】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図32】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図33】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図34】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図35】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図36】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図37】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図38】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図39】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図40】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図41】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図42】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図43】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図44】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図45】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図46】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図47】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図48】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図49】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図50】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図51】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図52】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【図53】プリント装置の表示画面に表示される画面の一例を示したイメージ図である。
【符号の説明】
10 カメラ付携帯電話機
101 制御部
102 入力部
103 通信部
104 記憶部
105 表示部
106 スピーカー
107 マイク
108 バッテリー
109 カメラ
110 赤外線送受信部
20 プリント装置
201 制御部
202 表示部
203 記憶部
204 メモリ
205 赤外線送受信部
206 印刷部
207 金銭投入部
208 データ変換処理部
209 通信部
30 広告用サーバー

Claims (6)

  1. 携帯端末から送信された画像、文字等のデータを、プリント装置の表示部に表示させ、この表示部に表示された画像、文字等のデータを利用者の任意の指示にしたがって編集し印刷するプリントシステムであって、
    携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手段と、
    前記赤外線データ送受信手段により受信した画像データを表示する画像データ表示手段と、
    前記画像データ表示手段により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手段と、
    前記画像データ編集手段により印刷処理が行われる画像データが決定された後に、広告データベースに保存・蓄積された広告データの中から所定の広告データを判別する広告データ判別手段と、
    懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データの中から所定の懸賞データを判別する懸賞データ判別手段と、
    懸賞応募用の複数桁のパスワードと前記懸賞データ判別手段により判別された懸賞データとの対応付けを行うパスワード付与処理手段と、
    前記印刷処理が行われる画像データと前記広告データ判別手段により判別された広告データと前記パスワード付与処理手段によりパスワードが付与された懸賞データとの対応付けを行い、これらのデータを所定のレイアウトデータに基づき合成処理を行うデータ合成処理手段と、
    前記データ合成処理手段により合成処理されたデータを所定のシール用紙に印刷する印刷手段と、
    を備えたことを特徴とするプリントシステム。
  2. 携帯端末から送信された画像、文字等のデータを、表示部に表示させ、この表示部に表示された画像、文字等のデータを利用者の任意の指示にしたがって編集し印刷するプリント装置とこのプリント装置に接続された広告用サーバーとからなるプリントシステムであって、
    該プリント装置は、
    携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手段と、
    前記赤外線データ送受信手段により受信した画像データを表示する画像データ表示手段と、
    前記画像データ表示手段により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手段と、
    前記画像データ編集手段により印刷処理が行われる画像データが決定された後に、プリント装置に接続された広告用サーバーに対して、広告データ及び/又は懸賞応募用パスワードを伴う懸賞データの送信を要求する広告懸賞データ送信要求処理手段と、
    画像データと広告データとパスワードが付与された懸賞データとの対応付けを行い、これらのデータを所定のレイアウトデータに基づき合成処理を行うデータ合成処理手段と、
    前記データ合成処理手段により合成処理されたデータを所定のシール用紙に印刷する印刷手段と、を備え、
    該広告用サーバーは、
    広告データベースに保存・蓄積された広告データの中から所定の広告データを判別する広告データ判別手段と、
    懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データの中から所定の懸賞データを判別する懸賞データ判別手段と、
    懸賞応募用の複数桁のパスワードと前記懸賞データ判別手段により判別された懸賞データとの対応付けを行うパスワード付与処理手段と、
    前記広告データ判別手段により判別された広告データ、前記懸賞データ判別手段により判別された懸賞データと、前記パスワード付与処理手段の際に付与されたパスワードとをプリント装置に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするプリントシステム。
  3. プリント装置の記憶部に保存・蓄積されている又は広告用サーバーから送信された任意の広告データを赤外線データ通信可能なテキストデータに変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段により変換されたデータを赤外線データ送受信手段により携帯端末に送信する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリントシステム。
  4. 携帯端末から送信された画像、文字等のデータを、プリント装置の表示部に表示させ、この表示部に表示された画像、文字等のデータを利用者の任意の指示にしたがって編集し印刷するプリントシステムにおけるプリント方法であって、
    携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手順と、
    前記赤外線データ送受信手順により受信した画像データを表示する画像データ表示手順と、
    前記画像データ表示手順により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手順と、
    前記画像データ編集手順により印刷処理が行われる画像データが決定された後に、広告データベースに保存・蓄積された広告データの中から所定の広告データを判別する広告データ判別手順と、
    懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データの中から所定の懸賞データを判別する懸賞データ判別手順と、
    懸賞応募用の複数桁のパスワードと前記懸賞データ判別手順により判別された懸賞データとの対応付けを行うパスワード付与処理手順と、
    前記印刷処理が行われる画像データと前記広告データ判別手順により判別された広告データと前記パスワード付与処理手順によりパスワードが付与された懸賞データとの対応付けを行い、これらのデータを所定のレイアウトデータに基づき合成処理を行うデータ合成処理手順と、
    前記データ合成処理手順において合成処理されたデータを所定のシール用紙に印刷する印刷手順と、
    を備えたことを特徴とするプリント方法。
  5. 携帯端末から送信された画像、文字等のデータを、表示部に表示させ、この表示部に表示された画像、文字等のデータを利用者の任意の指示にしたがって編集し印刷するプリント装置とこのプリント装置に接続された広告用サーバーとからなるプリントシステムにおけるプリント方法であって、
    該プリント装置では、
    携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手順と、
    前記赤外線データ送受信手順により受信した画像データを表示する画像データ表示手順と、
    前記画像データ表示手順により表示された画像データを、予め記憶部に保存・蓄積されている任意の画像データと組合せ、画像データを編集する画像データ編集手順と、
    前記画像データ編集手順により印刷処理が行われる画像データが決定された後に、プリント装置に接続された広告用サーバーに対して、広告データ及び/又は懸賞応募用パスワードを伴う懸賞データの送信を要求する広告懸賞データ送信要求処理手順と、
    画像データと広告データとパスワードが付与された懸賞データとの対応付けを行い、これらのデータを所定のレイアウトデータに基づき合成処理を行うデータ合成処理手順と、
    前記データ合成処理手順により合成処理されたデータを所定のシール用紙に印刷する印刷手順と、を備え、
    該広告用サーバーでは、
    広告データベースに保存・蓄積された広告データの中から所定の広告データを判別する広告データ判別手順と、
    懸賞データベースに保存・蓄積された懸賞データの中から所定の懸賞データを判別する懸賞データ判別手順と、
    懸賞応募用の複数桁のパスワードと前記懸賞データ判別手順により判別された懸賞データとの対応付けを行うパスワード付与処理手順と、
    前記広告データ判別手順により判別された広告データ、前記懸賞データ判別手順により判別された懸賞データと、前記パスワード付与処理手順の際に付与されたパスワードとをプリント装置に送信する送信手順と、
    を備えたことを特徴とするプリント方法。
  6. プリント装置の記憶部に保存・蓄積されている又は広告用サーバーから送信された任意の広告データを赤外線データ通信可能なテキストデータに変換するデータ変換手順と、
    前記データ変換手順により変換されたデータを赤外線データ送受信手順により携帯端末に送信する手順と、
    を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載のプリント方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008061225A (ja) * 2006-08-01 2008-03-13 Tatsumi Denshi Kogyo Kk 自動写真作成装置及び自動写真作成方法
CN112215315A (zh) * 2020-10-23 2021-01-12 拉扎斯网络科技(上海)有限公司 输出时间获取方法、装置、计算机设备及可读存储介质

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