JP2004229349A - 常時商用給電方式無停電電源装置 - Google Patents

常時商用給電方式無停電電源装置 Download PDF

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一正 松岡
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Abstract

【課題】コンバータを電力貯蔵手段が必要とするときのみ動作させる手段を有した常時商用給電方式無停電電源装置を提供する。
【解決手段】商用電源の交流を直流に変換するコンバータの出力電圧を検出する直流電圧検出信号と直流回路部の電流を検出する直流電流検出信号を入力してコンバータの電流振幅基準を発生する直流電圧制御回路と、商用電源の交流電力の電圧位相を検出する電圧位相検出信号と直流電圧制御回路の出力からコンバータの電流を検出信号が一致するようにコンバータの出力電圧指令信号を作成する電流制御回路と、電流制御回路からのコンバータ出力電圧指令に基づきコンバータのスイッチング素子のゲートを制御するゲート制御回路と、商用電源が停電時、電力貯蔵手段から電力を受け交流出力を行うインバータとを備え、さらに、タイマー回路の出力により定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えているので、コンバータを電力貯蔵手段が必要とする分だけ動作させることにより、装置運転効率がよく、長寿命な常時商用給電方式無停電電源装置を提供できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商用電源から電力貯蔵装置を充電する充電回路を備えた常時商用給電方式無停電電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の無停電電源装置は、常時インバータ給電方式であるため、コンバータは常時作動しており、直流電解コンデンサの劣化防止や冷却装置の小型化もしくはレス化はのぞめなかった(特開平4−31232号公報参照)。
【0003】
また、蓄電池の残容量に関係なく蓄電池を正確に満充電できる充電制御回路(特開平3−32327号公報参照)が提案されているが、充電開始時の蓄電池の容量に関係なく蓄電池を満充電し、さらに、充電回路がチョッパ回路で構成されるため、チョッパ動作時は高調波を系統に出力する等の問題があった。
【0004】
さらに、常時商用給電方式無停電電源装置が提案されており、この従来技術を図11の回路構成図を参照して説明する。
図において、切換回路2は負荷5への電力供給をインバータ1と商用電源6のいずれかを切り換えるために用いられる。切換回路2は接触器3と半導体スイッチ4で構成されているが、いずれか一方だけでも構わない。接触器3は、主に半導体スイッチ4の過電流保護に用いる。
【0005】
常時は切換回路2内の半導体スイッチ4がオンとなり、商用電源6から負荷5への給電が行われるが、商用電源6の停電等による異常発生時には、切換回路2内の半導体スイッチ4をオフし、インバータ1から負荷5へ給電が行われる。インバータ1の入力側には、商用電源6からコンバータ7と、コンバータ7の出力を平滑化する直流コンデンサ8と、インバータ運転時の電力源となる蓄電池9が接続されている。
【0006】
コンバータ7は電力蓄積要素である蓄電池9を充電し、インバータ運転時の電力を電力蓄積要素に蓄えさせることを目的としており、この目的のために、コンバータ制御回路10は、入力電圧検出器11からの入力電圧検出信号12と、入力電流検出器13aからの入力電流検出信号14と、直流電圧検出器15からの直流電圧検出信号16と、充電電流検出器13bからの充電電流検出信号17とを入力とし、コンバータゲート信号18を出力している。
コンバータ制御回路10は、図12に示すように、直流電圧制御回路21とPLL回路23と入力電流制御回路25とゲート制御回路27を備えている。
【0007】
直流電圧制御回路21は、直流電圧検出信号16と充電流検出信号17を入力し、電力蓄積要素である蓄電池9を充電するために、浮動充電電圧指令もしくは定格充電電流指令等の指令値に合わせ込むように制御を行う。また、PLL回路23は入力電圧信号12を入力し、出力はコンバータ基準位相24として入力電流制御回路25に入力される。直流電圧制御回路21の出力は、入力電流振幅指令22として入力電流制御回路25に入力される。また、入力電圧信号12および入力電流信号14も入力電流制御回路25に入力されている。この入力電流制御回路25は各相毎のコンバータ制御指令26をゲート制御回路27に入力し、ゲート制御回路27はコンバータゲート信号18を出力する。
インバータ1についてもインバータ制御回路が設けられているが、ここでは説明を省略している。
【0008】
また、コンバータ7の回路は図13に示すように、スイッチング素子31a〜31fと、ダイオード32a〜32fと、ゲート駆動回路34を備えている。スイッチング素子31a,31c,31eの各コレクタは直流コンデンサ8の一方の端子に接続され、これらのスイッチング素子には各々逆並列にダイオード32a,32c,32eが接続されている。これらは直流電圧部のP側としてコンバータ出力33となっている。また、スイッチング素子31b,31d,31fの各エミッタは直流コンデンサ8の他方の端子に接続され、これらのスイッチング素子には各々逆並列にダイオード32b,32d,32fが接続されている。これらは直流電圧部のN側としてコンバータ出力33となっている。
【0009】
ゲート駆動回路34にはコンバータゲート信号18が入力されている。各スイッチング素子31a〜31fには個別または一括にスイッチング時のサージ電圧抑制用のスナバ回路が設けられているがここでは説明を簡単にするため省略している。コンバータゲート信号18に対し、ゲート駆動回路34は上下直列に接続されたスイッチング素子、例えば31a,31bが同時にオンすることを防止する「デッドタイム」を生成したり、あるいは各スナバ回路の充放電の期間を確保したりする。コンバータ7はパルス幅変調(PWM)により直流コンデンサ8の直流電圧を制御することにより、電力蓄積要素である蓄電池9を充電する。
【0010】
また、コンバータ制御回路10内の直流電圧制御回路21は、図14に示すように、リミッタ回路36とPI制御回路38を備えている。
図において、直流電圧基準信号35の出力は一定の直流電圧を出力する。電力蓄積要素である蓄電池9の特性に合わせて、各種基準電圧を設定する回路を設けることもあるがここでは説明を簡単にするため省略している。直流電圧基準信号35は充電電流検出信号17を入力とするリミッタ回路36の出力との差分をとった直流電圧指令37を出力する。リミッタ回路36は、充電電流検出信号17により所定の充電電流に制御することを目的としており、ここでは、リミッタ回路で構成しているが各種制御方式を用いて所定充電電流に制御するようにしても構わない。直流電圧指令37と直流電圧検出信号16との差分がPI制御回路38の入力となっている。PI制御回路38の出力は入力電流振幅基準22となる。
【0011】
なお、電圧制御としてPI制御を用いた例を示しているが、PID制御やI−P制御その他の一般的な制御手法や現代制御理論などを用いた制御回路でも構わない。
【0012】
また、コンバータ制御回路10内の入力電流制御回路25は、図15に示すように、乗算機41a〜41cと、P制御回路42a〜42cを備えている。
図において、入力電流振幅基準22と、PLL回路23の出力である電圧位相24a〜24cとは乗算器41a〜41cに接続されており、乗算器41a〜41cの出力はU相、V相、W相の交流入力電流基準となる。交流入力電流基準は入力電流検出信号14との差分を各々とり、P制御回路42a〜42cに各々入力される。
【0013】
P制御回路42a〜42cは入力電流検出信号14が入力電流基準に追従するように制御を行う。なお、電圧制御としてP制御を用いた例を示しているが、PID制御やI−P制御その他の一般的な制御手法や現代制御理論などを用いた制御回路でも構わない。特に、高速化や安定化を図る意味で入力電流の後段または前段あるいは並列に、入力電圧などのオフセットを付加することがあっても構わない。ここでは、後段に入力電圧検出信号12を各相毎に加算して、入力電圧指令26としている。
【0014】
また、本例は1相毎に個別に制御を行う構成であるが、公知のd−q軸理論を用いて、3相の電流、電圧を振幅成分と位相成分に分けた制御回路構成としても構わない。
【0015】
また、コンバータ制御回路10内のゲート制御回路27は、図16に示すように、キャリア発生回路43とコンパレータ44a〜44cと、ゲート信号出力回路45a〜45cを備えている。
【0016】
図において、入力電圧指令26はキャリア発生回路43との差分を各々とり、コンパレータ44a〜44cに入力し、その出力はゲート信号出力回路45a〜45cに入力される。ゲート信号出力回路45a〜45cの出力はコンバータゲート信号18となる。本例は、一般的に言われる三角波比較方式を示しているが、ゲートパルスの発生手法は特に限定しない。
【0017】
【特許文献1】
特開平4−31232号公報
【特許文献2】
特開平3−32327号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の常時商用給電方式無停電電源装置では、コンバータは電力貯蔵手段へ電力を供給することを目的としているため、電力貯蔵手段が例えば蓄電池である場合、蓄電池が満充電状態になった後、コンバータ動作自体が不要動作となり、熱的な損失発生やコンバータのスイッチングリプルにより直流回路を構成する電解コンデンサの劣化を引き起こすという問題があった。
【0019】
本発明は、上記状況に対処するためになされたもので、その課題は、コンバータを電力貯蔵手段が必要とするときのみ動作させる手段を有した常時商用給電方式無停電電源装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、商用電源から供給される交流を直流に変換するコンバータと、前記コンバータの出力電圧を検出する直流電圧検出器と、直流回路部の電流を検出する電流検出器と、前記直流電圧検出信号と直流電流検出信号を入力して前記コンバータの電流振幅基準を発生する直流電圧制御回路と、前記商用電源からの交流電力の電圧位相を検出するPLL回路と、前記PLL回路からの電圧位相検出信号と,前記直流電圧制御回路の出力からコンバータの電流を検出する電流検出回路からの検出信号が一致するように前記コンバータの出力電圧指令信号を作成する電流制御回路と、前記電流制御回路からのコンバータ出力電圧指令に基づき前記コンバータのスイッチング素子のゲートを制御するゲート制御回路と、前記交流電力の供給及び遮断を行う半導体スイッチと、前記商用電源が停電時、電力貯蔵手段から電力を受け交流出力を行うインバータとを備えた常時商用給電方式無停電電源装置において、タイマー回路の出力により定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする。
【0021】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、直流電圧を検出する直流電圧検出器と、この直流電圧検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする。
【0022】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、インバータ運転したことを検出する検出回路と、この検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする。
【0023】
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、タイマー回路の出力により定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路と、直流電圧を検出する直流電圧検出器と、この直流電圧検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする。
【0024】
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、タイマー回路の出力より定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路と、インバータ運転したことを検出する検出回路と、この検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする。
【0025】
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、直流電圧を検出する直流電圧検出器と、この直流電圧検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路と、インバータ運転したことを検出する検出回路と、この検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする。
【0026】
請求項7に記載の発明は、請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、タイマー回路の出力より定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路と、直流電圧を検出する直流電圧検出器と、この直流電圧検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路と、インバータ運転したことを検出する検出回路と、この検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする。
【0027】
請求項1乃至請求項7に記載の発明によると、コンバータを電力貯蔵手段が必要とする分だけ動作させることにより、装置運転効率がよく、長寿命な常時商用給電方式無停電電源装置を提供することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図であり、本実施形態が従来の図12の常時商用給電方式無停電電源装置と異なる構成は、タイマー回路51が付加され、タイマー回路出力がコンバータ操作信号52として直流電圧制御回路21及びゲート制御回路27に入力されている点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0029】
本実施形態に係るタイマー回路51は図2に示すような構成であり、このタイマー回路51内のカウント出力53により、あらかじめ決められた時間分、例えば、2時間ごとに運転時間10分というようにコンバータ運転信号を生成し、ホールド回路54は前記カウントに基づき決められた時間だけコンバータ操作信号52を出力する構成となっている。
【0030】
また、前記直流電圧制御回路21は、図3に示すような構成であり、この直流電圧制御回路21が、従来の図14の直流電圧制御回路と異なる構成は、コンバータ操作信号52により直流電圧基準をオン、オフするために切換回路55aを付加した点と、PI制御回路38の出力側にも前記コンバータ操作信号52を入力し、制御演算出力をオン、オフするための切換回路55bを付加した点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。また、PI制御回路内の演算回路もリセットすることもあるがここでは省略する。
【0031】
また、前記ゲート制御回路27は、図4に示すように、従来の図16のゲート制御回路と異なる構成はコンバータ操作信号52により、各相のコンバータゲート信号出力18をオン、オフするために切換回路55c〜55eを付加した点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0032】
次に、本実施形態の動作を説明すると、タイマー回路51により所定の時間をカウントし、カウント時間分に相当するコンバータの運転時間をあらかじめ設定しておくと、設定した時間分だけコンバータを動作させることができる。コンバータの運転時間は、直流回路部の損失およびインバータ運転による放電量をあらかじめ検討しておくことにより設定する。
したがって、コンバータを最適に運転させることが可能となり、装置運転効率が良く、長寿命の常時商用給電方式無停電電源装置を提供することができる。
【0033】
図5は本発明の第2実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図であり、図1の第1実施形態のコンバータ制御回路と異なる構成は、タイマー回路51の代りに直流電圧判定回路56を設けた点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0034】
本実施形態のコンバータ制御回路10は、直流電圧検出信号16を入力とする直流電圧判定回路56を設けているので、直流電圧低下レベルに応じて、コンバータの運転時間を決定し、コンバータ操作信号52を出力する。このコンバータ操作信号52は直流電圧制御回路21及びゲート制御回路27に接続されている。
【0035】
次に、本実施形態の動作を説明すると、直流電圧判定回路56により、直流電圧の低下レベルに対応して電力蓄積要素の蓄積量もしくは低減量を算定し、電力蓄積要素に対して所定の電力蓄積量に回復するまでのコンバータ運転時間を設定することができる。
【0036】
電力蓄積要素が例えば蓄電池である場合、自然放電に対する電圧レベルとインバータ運転による放電後の電圧レベルを有している。特に直流電圧レベルと運転時間とに関して前記2種類には限定しない。これ以降の動作は図1の第1実施形態で説明した動作と同じなのでその説明を省略する。
【0037】
図6は本発明の第3実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図であり、図1の第1実施形態のコンバータ制御回路と異なる構成は、タイマー回路51の代りにインバータ運転判定回路58を設けた点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0038】
本実施形態のコンバータ制御回路10は、電流検出回路13Cよりインバータ電流検出信号57を検出してこの検出信号57をインバータ運転判定回路58に入力している。インバータ運転判定回路58では、インバータが動作した時間をカウントし、カウントした動作時間に対してコンバータの運転時間を決定し、コンバータ操作信号52を出力する。コンバータ操作信号52は直流電圧制御回路21及びゲート制御回路27に接続されている。
【0039】
本実施形態の動作を説明すると、インバータ運転判定回路58により、インバータの運転時間に対応して電力蓄積要素の蓄積量もしくは低減量を算定し、該電力蓄積要素に対して所定の電力蓄積量に回復するまでのコンバータ運転時間を設定する。
【0040】
インバータ運転判定に際して、ここではインバータ電流を用いたが、これ以外にインバータ電圧あるいはインバータゲート等インバータ運転が確認できるものであればいずれでも構わない。これ以降の動作は図1で説明した動作と同じなのでその説明を省略する。
【0041】
図7は本発明の第4実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図であり、図1の第1実施形態のコンバータ制御回路と異なる構成は、タイマー回路51に直流電圧判定回路56が付加され、各々の出力が論理和回路59に入力され、論理和回路59の出力はコンバータ操作信号52として出力される構成となっている点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0042】
本実施形態の動作を説明すると、図1の第1実施形態及び図5の第2実施形態において説明した動作を組み合わせることにより、電力蓄積要素をより確実にかつ十分なバックアップ状態に維持することができる。
【0043】
図8は本発明の第5実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図であり、図1の第1実施形態のコンバータ制御回路と異なる構成は、タイマー回路51にインバータ運転判定回路58が付加され、各々の出力が論理和回路59に入力され、論理和回路59の出力はコンバータ操作信号52として出力される構成となっている点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0044】
本実施形態の動作を説明すると、図1の第1実施形態及び図6の第3実施形態において説明した動作を組み合わせることにより、電力蓄積要素をより確実にかつ十分なバックアップ状態に維持することができる。
【0045】
図9は本発明の第6実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図であり、図1の第1実施形態のコンバータ制御回路と異なる構成は、タイマー回路51の代りに直流電圧判定回路56とインバータ運転判定回路58が付加され、各々の出力が論理和回路59に入力され、論理和回路59の出力はコンバータ操作信号52として直流電圧制御回路21及びゲート制御回路27に出力される構成となっている点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0046】
本実施形態の動作を説明すると、図5の第2実施形態及び図6の第3実施形態において説明した動作を組み合わせることにより、電力蓄積要素をより確実にかつ十分なバックアップ状態に維持することができる。
【0047】
図10は本発明の第7実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図であり、図1の第1実施形態のコンバータ制御回路と異なる構成は、タイマー回路51に直流電圧判定回路56とインバータ運転判定回路58が付加され、各々の出力が論理和回路59に入力され、論理和回路59の出力はコンバータ操作信号52及びゲート制御回路27に出力される構成となっている点であり、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0048】
本実施形態の動作を説明すると、図1の第1実施形態,図5の第2実施形態及び図6の第3実施形態において説明した動作を組み合わせることにより、電力蓄積要素をより確実にかつ十分なバックアップ状態に維持することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の常時商用給電方式無停電電源装置によると、コンバータを電力蓄積要素が必要とする時だけ動作させることにより、装置運転効率がよく、長寿命な装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図。
【図2】図1のコンバータ制御回路内のタイマー回路の構成図。
【図3】図1のコンバータ制御回路内の直流電圧制御回路図。
【図4】図1のコンバータ制御回路内のゲート制御回路図。
【図5】本発明の第2実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図。
【図6】本発明の第3実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図。
【図7】本発明の第4実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図。
【図8】本発明の第5実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図。
【図9】本発明の第6実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図。
【図10】本発明の第7実施形態の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図。
【図11】従来の常時商用給電方式無停電電源装置の回路図。
【図12】図11の常時商用給電方式無停電電源装置のコンバータ制御回路図。
【図13】図11の常時商用給電方式無停電電源装置のコンバータの回路図。
【図14】図11の常時商用給電方式無停電電源装置に用いるコンバータ制御回路内の直流電圧制御回路図。
【図15】図11の常時商用給電方式無停電電源装置に用いるコンバータ制御回路内の入力電流制御回路図。
【図16】図11の常時商用給電方式無停電電源装置に用いるコンバータ制御回路内のゲート制御回路図。
【符号の説明】
1…インバータ、2…切換回路、3…接触器、4…半導体スイッチ、5…負荷、6…商用電源、7…コンバータ、8…直流コンデンサ、9…蓄電池、10…コンバータ制御回路、11…電圧検出器、12…入力電圧検出信号、13…電流検出器、14…入力電流検出信号、15…直流電圧検出器、16…直流電圧検出信号、17…直流電流検出信号、18…コンバータゲート信号、21…直流電圧制御回路、22…入力電流振幅指令、23…PLL回路、24…コンバータ基準位相、25…入力電流制御回路、26…コンバータ制御指令、27…ゲート制御回路、31…スイッチング素子、32…ダイオード、33…コンバータ出力、34…ゲート駆動回路、35…直流電圧基準信号、36…リミッタ回路、37…直流電圧指令、38…PI制御回路、41…乗算器、42…P制御回路、43…キャリア発生回路、44…コンパレータ、45…ゲート信号出力回路、51…タイマー回路、52…コンバータ操作信号、53…カウンタ出力、54…ホールド回路、55…切換回路、56…直流電圧判定回路、57…インバータ電流検出信号、58…インバータ運転判定回路。

Claims (7)

  1. 商用電源から供給される交流を直流に変換するコンバータと、前記コンバータの出力電圧を検出する直流電圧検出器と、直流回路部の電流を検出する電流検出器と、前記直流電圧検出信号と直流電流検出信号を入力して前記コンバータの電流振幅基準を発生する直流電圧制御回路と、前記商用電源からの交流電力の電圧位相を検出するPLL回路と、前記PLL回路からの電圧位相検出信号と,前記直流電圧制御回路の出力からコンバータの電流を検出する電流検出回路からの検出信号が一致するように前記コンバータの出力電圧指令信号を作成する電流制御回路と、前記電流制御回路からのコンバータ出力電圧指令に基づき前記コンバータのスイッチング素子のゲートを制御するゲート制御回路と、前記交流電力の供給及び遮断を行う半導体スイッチと、前記商用電源が停電時、電力貯蔵手段から電力を受け交流出力を行うインバータとを備えた常時商用給電方式無停電電源装置において、タイマー回路の出力により定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする常時商用給電方式無停電電源装置。
  2. 請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、直流電圧を検出する直流電圧検出器と、この直流電圧検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする常時商用給電方式無停電電源装置。
  3. 請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、インバータ運転したことを検出する検出回路と、この検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする常時商用給電方式無停電電源装置。
  4. 請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、タイマー回路の出力により定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路と、直流電圧を検出する直流電圧検出器と、この直流電圧検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする常時商用給電方式無停電電源装置。
  5. 請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、タイマー回路の出力より定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路と、インバータ運転したことを検出する検出回路と、この検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする常時商用給電方式無停電電源装置。
  6. 請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、直流電圧を検出する直流電圧検出器と、この直流電圧検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路と、インバータ運転したことを検出する検出回路と、この検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする常時商用給電方式無停電電源装置。
  7. 請求項1記載の常時商用給電方式無停電電源装置において、タイマー回路の出力より定期的に電力貯蔵手段を充電する充電回路と、直流電圧を検出する直流電圧検出器と、この直流電圧検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路と、インバータ運転したことを検出する検出回路と、この検出信号により電力貯蔵手段を充電する充電回路を備えたことを特徴とする常時商用給電方式無停電電源装置。
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