JP2004229198A - Ofdm復調方法及びofdm復調装置 - Google Patents

Ofdm復調方法及びofdm復調装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ガードインターバルを越える遅延波の影響を受けないOFDM復調装置
【解決手段】受信信号からM個(M<N)の複素ディジタル信号を抽出し、欠けたN−M個の複素信号を加えてN個の複素信号とする。FFT12で処理し、ヌルキャリアでないサブキャリア番号のL個を選択する。これをシンボル仮判定部20で仮判定し、ヌルキャリア挿入部31において、L個の複素信号に対し、ヌルキャリアの番号に対応してN−L個の0を挿入する。IFFT32ののちM個のシンボルを抽出し、残りのN−M個に対しては0とする。これを高速フーリエ変換器34、キャリア選択部35で処理すると、L個の複素数からなる、整合フィルタ部10の出力とは若干異なるレプリカができあがる。ここからシンボル仮判定部20の出力を減算器36で減算して各サブキャリアの干渉成分を求め、これを減算器40で整合フィルタ部10の出力から減じると、整合フィルタ部10の出力よりも確度の高い各サブキャリアの信号が得られる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はOFDM復調方法及びOFDM復調装置に関する。本発明は遅延波の影響の大きい場所でのOFDM受信に特に有効である。
【0002】
【従来の技術】
例えばOFDM変調方式において、遅延波の重畳による直交性の崩れを防止する為、有効シンボルの前に、ガードインターバルとよばれる波形を付加している。このガードインターバルは、例えば有効シンボルの末尾1/4を付加し、1シンボルを5/4倍として、ガードインターバル長以下の遅延時間の遅延波に対しては復調時に影響を受けないようにするものである。この際、有効シンボル長の「ウインドウ」をかけることより、有効シンボル長分の波形が復調に用いられる。
【0003】
しかしマルチパスの影響によりガードインターバルを越える遅延時間差を持つ遅延波が到来すると、誤り率が大きく劣化するという問題がある。このような場合、ガードインターバル長を大きくとる必要が有るが、これは通信の冗長さを増すこととなり、通信効率を落とす結果となる。
【0004】
ところでOFDMにおいては、例えばN本のキャリアの帯域を使用する場合でもガードバンド等のヌルキャリアを多数有することが多い。そこで出願人は特願2001−298078を基礎とする特願2002−281868において、ヌルキャリアを有するOFDM通信において、より短いシンボル長から有効キャリアを全て復調できることに着目し、遅延波による波形歪みの生じている信号部分を用いずに、有効キャリアを分離復調することで、ガードインターバルを越える遅延時間差を持つ遅延波が到来するマルチパスの影響下でも誤り率が大きく劣化しない復調方法及び復調装置を開示した。本発明者らはこれを投稿し、発表した。
【0005】
【非特許文献1】
N. Suzuki, et al., IEICE Trans. Fundamentals, Vol. E85−A, No. 12 Dec. 2002, p.2859
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はそれを更に発展させ、計算量を抑制することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する為、請求項1に記載の手段によれば、有効シンボル長がT、N本のサブキャリアの隣り合う周波数間隔が1/Tで、N−L本(L<N)のサブキャリアがヌルキャリアであるOFDM変調信号を受信し、各サブキャリアに分離復調するOFDM復調方法において、遅延波の遅延時間差を推定し、推定された遅延時間差を基に、遅延波による波形歪みの生じている部分を含まないように有効シンボル長Tから長さTM/N(M<N)の使用シンボル部分を決定する工程と、サンプリング間隔T/Nで直交復調された複素ディジタル信号から、前記使用シンボル部分M点とN−M個の0とのN個の複素ディジタル信号を入力してN点高速フーリエ変換を用いて整合フィルタを形成し、L本のサブキャリアを分離する工程と、L本のサブキャリアの信号からL個のシンボルを仮判定し、仮判定したL個のシンボルから前記整合フィルタにより分離されたL本のサブキャリアの各信号に含まれる他のサブキャリアとの間の干渉成分を求め、前記整合フィルタにより分離したL本のサブキャリアからL本のサブキャリア間の前記干渉成分を減じて、より信頼度の高いL本のサブキャリアの信号を求める1乃至複数の干渉成分除去工程を有することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に記載の手段によれば、請求項1のOFDM復調方法において、干渉成分は、仮判定したL個のシンボルとN−L個のヌルシンボルとのN個の複素ディジタル信号をN点逆高速フーリエ変換し、その結果から前記使用シンボル部分M点に相当するM点を選び、他のN−M個を0に置き換えたのちN点高速フーリエ変換してサブキャリアに相当するL個を選択し、前記仮判定したL個のシンボルとの差から求めることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3に記載の手段によれば、有効シンボル長がT、N本のサブキャリアの隣り合う周波数間隔が1/Tで、N−L本(L<N)のサブキャリアがヌルキャリアであるOFDM変調信号を受信し、各サブキャリアに分離復調するOFDM復調装置において、サンプリング間隔T/Nで直交復調されたN個の複素ディジタル信号を得る直交復調及びサンプリング部と、遅延波の遅延時間差を推定する遅延時間差推定部と、当該遅延時間差推定部の遅延時間差から、遅延波による波形歪みの生じている部分を含まないように前記N個の複素ディジタル信号のうち使用シンボルとしてM個(M<N)の複素ディジタル信号を抽出する使用シンボル抽出部と、当該使用シンボル抽出部の出力する前記M個の複素ディジタル信号とN−M個の0とのN個の複素ディジタル信号を入力してN点高速フーリエ変換を用いて整合フィルタを形成し、L本のサブキャリアを分離する整合フィルタ部と、L本のサブキャリアの信号からL個のシンボルを仮判定する仮判定器と、仮判定したL個のシンボルから前記整合フィルタ部で分離されたL本のサブキャリアの各信号に含まれる他のサブキャリアとの間の干渉成分を求める干渉成分推定部と、前記整合フィルタ部の出力するL本のサブキャリアの信号からL本のサブキャリア間の前記干渉成分を減じる干渉成分減算器とから成る1乃至複数の干渉成分除去部とを有することを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に記載の手段によれば、請求項3のOFDM復調装置において、干渉成分推定部は、仮判定したL個のシンボルにN−L個のヌルシンボルを付加するヌルキャリア挿入器と、ヌルキャリア挿入器の出力するN個の複素ディジタル信号をN点逆高速フーリエ変換する逆高速フーリエ変換器と、逆高速フーリエ変換器の出力から、前記使用シンボル抽出部の出力する前記M個の複素ディジタル信号に相当するM点を選び、他のN−M個を0に置き換える有効シンボル区間抽出ウインドウ器と、有効シンボル区間抽出ウインドウ器の出力するN個の複素ディジタル信号をN点高速フーリエ変換する高速フーリエ変換器と、高速フーリエ変換器の出力からサブキャリアに相当するL個を選択するキャリア選択器と、キャリア選択器の出力するL個の複素ディジタル信号と、前記仮判定したL個のシンボルとの差を求める減算器とからなることを特徴とする。
【0011】
【作用及び発明の効果】
本願発明のOFDM復調方法、OFDM復調装置は、1有効シンボル長のN個の複素ディジタル信号を用いず、N−M個の欠けた、M個の複素ディジタル信号を用いてヌルキャリアでないL本のサブキャリアの複素信号を計算する。ここで整合フィルタは、1有効シンボル長の各サブキャリアの波形との相互相関演算をするのではなく、当該一部欠けた時間軸上の信号波形と、各サブキャリアの同じく一部欠けた波形と相互相関演算をすることにより周波数軸上の信号を概算する働きをする。即ち、L本の各サブキャリアの1有効シンボル長から一部欠けた時間軸上の波形に対応するL個の整合フィルタを1個の行列演算により実現する。まずこれについて説明する。尚、欠けた部分を有効シンボル長の先頭として説明する。
【0012】
N点フーリエ逆変換、N点フーリエ変換を用いるOFDM通信方式において、N点フーリエ変換を行列FとおくとN点フーリエ逆変換の行列は(1/N)Fとおくことができる。ただし、行列Fは行列Fの共役転置行列を示し、且つN点フーリエ変換の行列Fは対称行列であって、行列Fのk+1行n+1列は次の通りである。
【数1】
Figure 2004229198
【0013】
以下、煩雑さを避けるため、行列の定数倍、ベクトルの定数倍については適宜省略し、例えばN点フーリエ逆変換の行列を単にFなどと示す。送信側において、N個のサブキャリアの複素信号(ヌルキャリアに対応するものは0)をX(k)(kは0からN−1までの整数)とおくと、有効シンボル長の離散波形x(n)(nは0からN−1までの整数)は次の通りとなる。
【数2】
Figure 2004229198
【0014】
ここで、N点フーリエ逆変換の行列Fの要素を、第1列、第2列、第n+1列ごとに縦ベクトルf、f、…、fN−1とおくと、各縦ベクトルf、f、…、fN−1に対応する横ベクトル、…、N−1は、各々第0、第1、第N−1のサブキャリアの波形になっている。N点フーリエ逆変換の行列Fの共役転置行列Fは、当該横ベクトル、…、N−1の複素共役を第1行、第2行、…、第N−1行に有するものである。有効シンボル長の離散波形x(n)(nは0からN−1までの整数)をN点フーリエ変換の行列Fの右から乗ずることは、N本のサブキャリアの整合フィルタを形成することと同様である。
【0015】
ここにおいて、本願においては、有効シンボル長から先頭のN−M個の欠けた、M個の複素ディジタル信号に整合フィルタの処理を施す。これは各横ベクトル、…、N−1の複素共役について、左からN−M個の欠けたM次の横ベクトルを乗ずることで達成できることは明らかである。そこで本願発明においては、N点フーリエ変換の行列Fを用い、有効シンボル長から先頭のN−M個の欠けたM個の複素ディジタル信号の先頭にN−M個の0を加えたN次のベクトルとしてN点フーリエ変換の行列Fの右から乗じて、必要なL本のサブキャリア番号に対応する複素信号を取り出す。
【0016】
1有効シンボル長のN個の複素ディジタル信号からなるベクトルをN点フーリエ変換の行列Fの右から乗じた場合は、各キャリア間の干渉が生じず、得られるN個の複素信号はヌルキャリアを含めたN本のサブキャリアのシンボルである。しかし、本願は有効シンボル長から先頭のN−M個の欠けたM個の複素ディジタル信号に対して整合フィルタ処理を施しているので、各サブキャリア間の直交性がくずれるため、出力されるL個の複素信号はキャリア間干渉を有する。そこで次のようにしてキャリア間干渉を除去していく。
【0017】
まず、整合フィルタの出力であるL本のサブキャリア番号に対応する複素信号をL次のベクトルXで示す。まず、仮判定により、L次のベクトルXからL次のベクトルXを仮判定する。即ち、QPSK、16QAMその他の変調方式に適合した信号点を示す複素信号のいずれかに当てはめる。この時、L次のベクトルXはキャリア間干渉を有するのでL次のベクトルXは送信されたL本のサブキャリアの複素信号とは一部異なっている可能性が高い。そこで仮判定されたL次のベクトルXから、ヌルキャリア番号の位置を0とおいたN次のベクトルを構成し、当該N次のベクトルが送受信された上、N個の時間軸上の複素ディジタル信号先頭のN−M個を0と置き換えてN点フーリエ変換した後、変換後のN個の複素信号のうち、L本のサブキャリアに対応するL個の複素信号を選択する。これは行列Rを用いてRXとおくことができる。
【0018】
前記仮判定されたL次のベクトルXに対し、L次のベクトルRXがえられたので、これらに差があれば、その差RX−Xは、上記整合フィルタの出力Xの有するキャリア間干渉成分である可能性が高い。そこで、整合フィルタの出力Xから、RX−Xを減じ、その結果をもとにL次のベクトルXを仮判定する。仮判定されたL次のベクトルXは、一段前の仮判定されたL次のベクトルXよりもキャリア間干渉が減っていることが下記実施例のシミュレーションで確かめられている。そこで同様に、仮判定されたL次のベクトルXから、ヌルキャリア番号の位置を0とおいたN次のベクトルを構成し、当該N次のベクトルが送受信された上、N個の時間軸上の複素ディジタル信号先頭のN−M個を0と置き換えてN点フーリエ変換して出力RXを求め、整合フィルタの出力XからRX−Xを減じ、その結果をもとにL次のベクトルXを仮判定する。このように、L本のサブキャリアの複素信号を順次仮判定し、整合フィルタにおけるキャリア間干渉を見積もってL個の複素信号をL本のサブキャリアの複素信号に近づけていくことができる。
【0019】
本願発明の復調方法又は復調方式は、ヌルキャリアでないL本のサブキャリアの複素信号は常に正確に得られるものではないが、後述する通り、通信方式として十分有効性のあるエラービットレートに押えることができる。これは復調に用いる時間軸上のシンボル長を短くすることができることを意味し、ガードインターバルを越える遅延波が到来しても、当該遅延波にあわせた、本来の有効シンボル長よりも短い時間軸上の離散波形からヌルキャリアでないL本のサブキャリアの複素信号を得ることが可能となる。
【0020】
上記の通り、L次のベクトルXから、ヌルキャリア番号の位置を0とおいたN次のベクトルを構成し、当該N次のベクトルが送受信された上、N個の時間軸上の複素ディジタル信号先頭のN−M個を0と置き換えてN点フーリエ変換してL本のサブキャリアに対応するL個の複素信号を選択することは、予め行列Rを求めておき、行列Rを用いてRXと計算することと等価である。
【0021】
本発明は非特許文献1における、整合フィルタの行列演算を高速フーリエ変換に置き換えたもの(請求項1、請求項3)、更には各段の干渉成分除去部の行列演算を高速フーリエ逆変換と高速フーリエ変換に置き換えたもの(請求項2、請求項4)であり、非特許文献1の技術に比較し、格段に計算速度が向上したものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明は遅延波の電力が小さい場合はそのまま有効であるが、遅延波の電力が大きい場合はプリアンブル信号の通常の復調による周波数軸上の周波数伝搬特性を解析して逐次複素信号を修正する必要がある。そこで各実施例においては当該周波数伝搬特性による複素信号を修正する部分を省略してまず説明し、シミュレーションで用いた構成は別途示すものとする。
【0023】
〔実施例〕
図1は本願の具体的な第1の実施例に係るOFDM復調装置100の構成を示すブロック図である。OFDM復調装置100は、直交復調部1、有効シンボル抽出部2、マルチパス伝搬環境推定部3、整合フィルタ部10、シンボル仮判定部20、干渉成分推定部30、減算器40、シンボル判定部51及び並直列変換器(P/S)52からなる。このうち、整合フィルタ部10は、サンプル数調整部11、高速フーリエ変換器(FFT)12、及びキャリア選択部13からなる。また、干渉成分推定部30は、ヌルキャリア挿入部31、逆高速フーリエ変換器(IFFT)32、有効シンボル区間抽出ウインドウ部33、高速フーリエ変換器(FFT)34、キャリア選択部35及び減算器36からなる。本実施例は請求項1乃至4の具体的な実施例に当たる。シンボル仮判定部20が仮判定器に、干渉成分推定部30が干渉成分推定器に、減算器40が干渉成分減算器に、シンボル仮判定部20、干渉成分推定部30及び減算器40を合わせたものが干渉成分除去部に当たる。また、直交復調部1が直交復調及びサンプリング部に、マルチパス伝搬環境推定部3が遅延時間差推定部に、有効シンボル抽出部2が使用シンボル抽出部に当たる。
【0024】
以下、本実施例ではガードインターバルを有するOFDM変調波からデータを復調するものとする。キャリア数はN本、うち有効キャリアをL本(L<N)とする。
【0025】
OFDM復調装置100においては、受信信号が直交復調部1でいわゆる同相成分I及び直交成分Qの信号列が形成されたのち、有効シンボル抽出部2において、シンボルタイミングと、マルチパス伝搬環境推定部3の出力する有効シンボル長に基づき、M個(M<N)の複素ディジタル信号が抽出される。ここでは本来抽出すべきN個の複素ディジタル信号のうち、先頭のN−M個が遅延波の前シンボルの影響を受けたものとする。次にM個の複素ディジタル信号が整合フィルタ部10のサンプル数調整部11に出力される。尚、マルチパス伝搬環境推定部3の出力する有効シンボル長はスライディング相関により所望波又は最先の到達波のガードインターバル開始位置と、遅延波又は最後の到達波のガードインターバル開始位置とを求めてその開始位置の差から求める。尚、のちに示すシミュレーションではマルチパス伝搬環境推定部3は高速フーリエ変換(FFT)によりプリアンブル信号を解析し、周波数歪みを求めるものを用いる。
【0026】
整合フィルタ部10においては、まずサンプル数調整部11でM個の複素ディジタル信号の先頭に、N−M個の0を加えてN個の複素信号とする。次にFFT12により、高速フーリエ変換を行う。この出力の内、ヌルキャリアでないサブキャリア番号に対応するものが、上述の整合フィルタ部10の出力となるものである。そこでサブキャリア選択部13において、ヌルキャリアでないサブキャリア番号に対応するL個を選択する。OFDM復調装置100の整合フィルタ部10の出力であるL個の複素信号は、各サブキャリアに整合したフィルタ(受信波形の複素信号と各サブキャリアの波形との相互相関積分演算を行うもの)により分離したものであるが、1シンボル長での積分演算ではないので、他のサブキャリアからの干渉成分(キャリア間干渉)を含んでいる。
【0027】
整合フィルタ部10で分離された各サブキャリアの信号は、シンボル仮判定部20にて仮判定が行われる。次に、ヌルキャリア挿入部31において、L個の複素信号に対し、ヌルキャリアの番号に対応してN−L個の0が挿入され、N個のサブキャリア信号が形成される。これは、受信信号とは若干異なるレプリカであり、上述の通り、キャリア間干渉成分による影響が含まれている。これをIFFT32で逆高速フーリエ変換してN個の時間軸上の複素信号を得る。次にマルチパス伝搬環境推定部3の出力する有効シンボル長に基づき、有効シンボル区間抽出ウインドウ部33で先頭のN−M個の複素信号を0に置換したN個の複素信号とする。これを高速フーリエ変換器34で処理して周波数軸上のN個の複素信号を得て、キャリア選択部35でヌルキャリアでないサブキャリア番号に対応するL個を選択する。この出力は、L個の複素数からなり、整合フィルタ部10の出力とは若干異なるレプリカである。ここからL個の複素数であるシンボル仮判定部20の出力を減算器36で減算すると、L個のサブキャリア各々のキャリア間干渉成分を概算することができる。このL個の干渉成分を減算器40でL個の複素数からなる整合フィルタ部10の出力から減じると、整合フィルタ部10の出力よりもより確度の高い各サブキャリアの信号が得られる。
【0028】
確度の高くなった各サブキャリアの信号は、シンボル判定部51、並直列変換器52にて順に処理されても良いが、キャリア間干渉除去部を構成するシンボル仮判定部20、干渉成分推定部30及び減算器40を多段に組んでより確度を高めることも可能である。この場合、第i段(i≧2)においては、シンボル仮判定部20−iへの入力は前段である第i−1段の減算器40−(i−1)の出力であり、減算器40−iにおいては、整合フィルタ部10の出力から減算器36−iの出力を減じるものとする。最終段の減算器40−lastの出力は、シンボル判定部51、並直列変換器52にて順に処理される。
【0029】
図2に当該仮判定部と干渉成分推定部、キャリア間干渉減算部を1段乃至3段に組んだOFDM復調装置のシミュレーションを示す。シミュレーション条件は。DCキャリアをヌルとしたL=52のサブキャリアを用い、TGI=T/4、サブキャリア変調をQPSKとして、遅延波と所望波を等電力とし、ビット当り受信信号電力/雑音電力密度を30dB、移動によるドップラー周波数とシンボル長の積を0.000032とした。ここにおいて、遅延波による周波数伝搬特性が無視できないため、伝搬路の周波数特性をプリアンブル信号により解析し、シンボル仮判定部20とヌルキャリア挿入部において、伝搬路の周波数特性で各キャリアに対応する複素信号を修正した上、周波数軸上の仮判定を行い、周波数上の複素信号とした。即ち、既知のデータ(プリアンブル)の現実の受信信号の周波数ωの成分R(ω)と既知のデータの周波数ωの成分S(ω)との比R(ω)/S(ω)により伝送路の伝達関数Z(ω)を求め、任意データの受信信号の周波数成分R(ω)を伝達関数Z(ω)で割ることが「搬路の周波数特性で各キャリアに対応する複素信号を修正」にあたり、こののちに周波数軸上の仮判定を行う。また、逆にヌルキャリアを挿入したのち伝達関数Z(ω)を乗じてIFFT32に出力することが、周波数上の複素信号とすることに当たる。上述の多段の場合は各段で行う。本願発明によれば、ガードインターバルをT/4程度近く越える遅延波が(合計T/2)到来しても、誤り率が大きくは劣化しない復調装置とすることができることがわかる。
【0030】
〔第1の変形例〕
図3は、図1のOFDM復調装置100を一部変形した、第1の変形例に係るOFDM復調装置110の構成を示すブロック図である。図3のOFDM復調装置110においては、図1のOFDM復調装置100の有効シンボル抽出部2と整合フィルタ部10の構成を、有効シンボル区間抽出ウインドウ部16と整合フィルタ部15に置き換えたほかは全く同様の構成である。また、当該置き換えも、図1のOFDM復調装置100の有効シンボル抽出部2と、整合フィルタ部10の構成要素であったサンプル数調整部11とを一体化したものに留まる。このような構成の図3のOFDM復調装置110も、図1のOFDM復調装置100と全く同一の作用を有する。図3のOFDM復調装置110も本願発明に包含される。
【0031】
〔第2の変形例〕
図4は、図3のOFDM復調装置110を一部変形した、第2の変形例に係るOFDM復調装置120の構成を示すブロック図である。本変形例は、図3のOFDM復調装置110における減算器36と減算器40の順序を変更したものと言える。このため、図3のOFDM復調装置110における干渉成分推定部30から減算器36を除いた構成の整合フィルタレプリカ生成部39とし、その出力は減算器37において整合フィルタ部15の出力から減算される。この出力をシンボル仮判定値更新部41にて、シンボル仮判定部20の出力と加算する。こののちシンボル判定部51にて処理される。このような構成の図4のOFDM復調装置120も、図1のOFDM復調装置100、図3のOFDM復調装置110と全く同一の作用を有する。図4のOFDM復調装置120も本願発明に包含される。
【0032】
〔第3の変形例〕
図5は、図4のOFDM復調装置120を一部変形した、第3の変形例に係るOFDM復調装置130の構成を示すブロック図である。本変形例は、図1、図4のOFDM復調装置100、130が周波数軸上においてキャリア間干渉を除去していたものを、時間軸上で行うとするものである。即ち、図1、図4の構成において、逐次近似していく際の基準となる信号を整合フィルタ部の出力としていたものを、図5のOFDM復調装置130は、有効シンボル区間抽出ウインドウ部16の出力とするものである。そのため、図4のOFDM復調装置120の整合フィルタレプリカ生成部39に当たる部分を2段に分け、受信信号レプリカ生成部301と誤差信号修正部302に分離する。
【0033】
次に、図4のOFDM復調装置120と同様に、シンボル仮判定部20のによりシンボルが仮判定される。次にヌルキャリア挿入部、IFFT32、有効シンボル区間抽出ウインドウ部33からなる受信信号レプリカ生成部301にて、M個の複素信号からなる受信信号のレプリカが生成される。次に減算器303にて、有効シンボル区間抽出ウインドウ部16の出力から受信信号レプリカ生成部301にて生成した受信信号のレプリカを減じると、各サブキャリアについての誤差信号のみが出力されることとなる。これをFFT34、キャリア選択部35からなる誤差信号修正部302において処理すると、誤差信号による各サブキャリアへの影響部分のみが出力できることとなる。これをシンボル仮判定値更新部41ににてシンボル仮判定部20の出力と加算する。こののちシンボル判定部51にて処理される。このような構成の図5のOFDM復調装置130も、図1のOFDM復調装置100、図3のOFDM復調装置110、図4のOFDM復調装置120と同様の作用を有する。図5のOFDM復調装置130も本願発明に包含される。
【0034】
上述の各実施例では、最も早い到来波と最も遅い遅延波との遅延時間差を考慮し、且つ最も早い到来波により同期が確立することを前提としているが、遅延時間差推定部の働きとして次のような遅延時間差を各構成要素に出力するとしても良い。即ち、各遅延波の強度も考慮した遅延時間差、或いは、予め定められた閾値以上の電力を持つ最も遅い遅延波と最も早い到来波との遅延時間差が挙げられる。
【0035】
上述の各実施例では、遅延波の有効シンボル先頭或いはガードインターバル末尾から最も早い到来波の有効シンボル末尾までを使用シンボル部としたが、使用シンボル部は当該区間の内部であれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の実施例に係るOFDM復調装置100の構成を示すブロック図。
【図2】OFDM復調装置100の、遅延波と誤り率の関係を示すシミュレーションの結果図。
【図3】変形例に係るOFDM復調装置110の構成を示すブロック図。
【図4】変形例に係るOFDM復調装置120の構成を示すブロック図。
【図5】変形例に係るOFDM復調装置130の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 直交復調部
2 有効シンボル抽出部
3 マルチパス伝搬環境推定部
10、15 整合フィルタ部
11 サンプル数調整部
12、34 高速フーリエ変換器(FFT)
13、35 キャリア選択部
16、33 有効シンボル区間抽出ウインドウ部
20 シンボル仮判定部
30 干渉成分推定部
31 ヌルキャリア挿入部
32 逆高速フーリエ変換器(IFFT)
36、37、40、303 減算器
39 整合フィルタ出力レプリカ生成部
301 受信信号レプリカ生成部
302 誤差信号修正部
41 シンボル仮判定値更新部
51 シンボル判定部
52 並直列変換器(P/S)

Claims (4)

  1. 有効シンボル長がT、N本のサブキャリアの隣り合う周波数間隔が1/Tで、N−L本(L<N)のサブキャリアがヌルキャリアであるOFDM変調信号を受信し、各サブキャリアに分離復調するOFDM復調方法において、
    遅延波の遅延時間差を推定し、推定された遅延時間差を基に、遅延波による波形歪みの生じている部分を含まないように有効シンボル長Tから長さTM/N(M<N)の使用シンボル部分を決定する工程と、
    サンプリング間隔T/Nで直交復調された複素ディジタル信号から、前記使用シンボル部分M点とN−M個の0とのN個の複素ディジタル信号を入力してN点高速フーリエ変換を用いて整合フィルタを形成し、L本のサブキャリアを分離する工程と、
    L本のサブキャリアの信号からL個のシンボルを仮判定し、仮判定したL個のシンボルから前記整合フィルタにより分離されたL本のサブキャリアの各信号に含まれる他のサブキャリアとの間の干渉成分を求め、前記整合フィルタにより分離したL本のサブキャリアからL本のサブキャリア間の前記干渉成分を減じて、より信頼度の高いL本のサブキャリアの信号を求める1乃至複数の干渉成分除去工程を有することを特徴とするOFDM復調方法。
  2. 前記干渉成分は、仮判定したL個のシンボルとN−L個のヌルシンボルとのN個の複素ディジタル信号をN点逆高速フーリエ変換し、その結果から前記使用シンボル部分M点に相当するM点を選び、他のN−M個を0に置き換えたのちN点高速フーリエ変換してサブキャリアに相当するL個を選択し、前記仮判定したL個のシンボルとの差から求めることを特徴とする請求項1に記載のOFDM復調方法。
  3. 有効シンボル長がT、N本のサブキャリアの隣り合う周波数間隔が1/Tで、N−L本(L<N)のサブキャリアがヌルキャリアであるOFDM変調信号を受信し、各サブキャリアに分離復調するOFDM復調装置において、
    サンプリング間隔T/Nで直交復調されたN個の複素ディジタル信号を得る直交復調及びサンプリング部と、
    遅延波の遅延時間差を推定する遅延時間差推定部と、
    当該遅延時間差推定部の遅延時間差から、遅延波による波形歪みの生じている部分を含まないように前記N個の複素ディジタル信号のうち使用シンボルとしてM個(M<N)の複素ディジタル信号を抽出する使用シンボル抽出部と、
    当該使用シンボル抽出部の出力する前記M個の複素ディジタル信号とN−M個の0とのN個の複素ディジタル信号を入力してN点高速フーリエ変換を用いて整合フィルタを形成し、L本のサブキャリアを分離する整合フィルタ部と、
    L本のサブキャリアの信号からL個のシンボルを仮判定する仮判定器と、仮判定したL個のシンボルから前記整合フィルタ部で分離されたL本のサブキャリアの各信号に含まれる他のサブキャリアとの間の干渉成分を求める干渉成分推定部と、前記整合フィルタ部の出力するL本のサブキャリアの信号からL本のサブキャリア間の前記干渉成分を減じる干渉成分減算器とから成る1乃至複数の干渉成分除去部とを有することを特徴とするOFDM復調装置。
  4. 前記干渉成分推定部は、
    仮判定したL個のシンボルにN−L個のヌルシンボルを付加するヌルキャリア挿入器と、
    ヌルキャリア挿入器の出力するN個の複素ディジタル信号をN点逆高速フーリエ変換する逆高速フーリエ変換器と、
    逆高速フーリエ変換器の出力から、前記使用シンボル抽出部の出力する前記M個の複素ディジタル信号に相当するM点を選び、他のN−M個を0に置き換える有効シンボル区間抽出ウインドウ器と、
    有効シンボル区間抽出ウインドウ器の出力するN個の複素ディジタル信号をN点高速フーリエ変換する高速フーリエ変換器と、
    高速フーリエ変換器の出力からサブキャリアに相当するL個を選択するキャリア選択器と、
    キャリア選択器の出力するL個の複素ディジタル信号と、前記仮判定したL個のシンボルとの差を求める減算器と
    からなることを特徴とする請求項3に記載のOFDM復調装置。
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