JP2004227761A - ソフト復調方法及びソフト復調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チャンネルの出力信号からコードのソフト復調を行う時に必要な計算量及び複雑度を大きく減少させうるソフト復調方法及びソフト復調装置を提供する。
【解決手段】 a)チャンネルから受信されたコードワードを所定数のビット単位ごとに部分和を計算する段階と、b)デコーディングテーブルの各エントリ値の計算時、前記各エントリを前記所定数のビット単位に分割し、前記分割された所定数のビット単位に対応する前記部分和を参照してエントリ値を計算する段階と、c)前記エントリ値から最大値を検出し、LLR値を計算する段階とを含むソフト復調方法である。
【選択図】 図6

Description

本発明はデータ復号化に係り、さらに具体的にはソフト復調方法及びソフト復調装置に関する。
一般的にデータのシンボル間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)が存在する環境、例えば高密度光記録媒体でISIによる問題を考慮してランレングス制限(Run−Length Limited:RLL)コードを使用してデータを変調する。
従来のRLLコードを復号化する場合は、チャンネル復調器、例えばビタビ復号器でチャンネルを通じて入力された信号からコードワードを検出し、RLL復号器でデコーディングテーブルを利用してコードワードをデータワードに復号化する。
最近には、ソフト復調器及びソフト復号器が使われている。前述したビタビ復号器の出力は、エラーを含むコードワード自体となって“1”または“−1”の値だけ有する。このような方式をハード復調という時、これに対応してソフト復調方式ではソフト復調器がチャンネル信号を入力されてコードワードの確率値を出力する。すなわち、“1”または“−1”でない“0.8”、“−0.8”のアナログ的な値を有し、それ自体にコード値が“1”または“−1”となる確率が内包される。ソフト復調器は、このようなコードワードの確率値を表すデータを入力されてデータワードの確率値を出力し、ターボ復号器のようなソフト復号器でデータワードの確率値を入力されて最終的にデータワードに復号化する。
ソフト変調を必要とするターボデコーディングについては、非特許文献1に開示されている。
図1に従来技術による符号化/復号化装置が示されている。符号化/復号化装置100は、ターボ/LDPC符号化部110と、変調部120と、記録/再生部130と、ソフト復調部150と、ターボ/LDPC復号化部160とを含む。
ターボ/LDPC符号化部110は、入力されるデータをエラー訂正を行うための所定の符号化方式、例えば、LDPC(Low Density Parity Check Code)符号化方式やターボ符号化方式のようなソフト符号化方式を利用して符号化する。
変調部120は、ターボ/LDPC符号化110から出力されたデータを所定の方法、例えば、RLLコードを利用して変調する。
記録/再生部130は、このように変調されたデータを記録媒体に記録し、記録媒体に記録されたデータを再生する。
ソフト復調部150は、コードワードの確率値を表すデータを記録/再生部130から入力されてデータワードを構成するそれぞれのビットの確率を表す値であるLLR(Log Likelihood Ratio)を出力する。
ターボ/LDPC復号化部160は、ソフト復調部150から出力されたデータを受信して所定の符号化方式に対応してソフト復号化を行い、復号化されたデータを出力する。
ソフト復調部150は、LLR値を求めるためにAPP(A Posteriori Probability)(d=1)とAPP(d=0)とを各々計算する。
APP(d=1)は、復調されたデータが“1”である確率を表す値であり、APP(d=0)は、復調されたデータが“0”である確率を表す値であって、この値は、次のような方法で求める。もしデータワードを決定するためのコードワードの長さがNビットであれば、データワードの1ビットを1とするコードワードに対して各ビット別に(r−(2*c−1))の値を求めて加算する。ここで、m=1,...Nの値である。この値を前述したデータワードの1ビットを1とする全てのコードワードM個に対して指数値を求めて加算すれば、APP(d=1)の値が求められる。これを式に示すと、次の通りである。
Figure 2004227761

ここで、jはj番目のデータワードが1となるという意味である。
APP(d=0)に対しても同じ方法で求めるが、すなわち、次の式(2)に示されたものと同じである。
Figure 2004227761

LLR(d)は受信されたコードワードで復調されるデータワードdの1ビットが0である確率と1である確率との比に対して指数を求めた値であるので、次のように表し、この値をソフト復調部の出力として使用する。
Figure 2004227761

しかし、指数計算が複雑な時は、APP計算時に指数計算をせずに最大値を求めてLLRを計算する方法がある。すなわち、式(3)で表現された除算演算の代わりにAPP(d=1)−APP(d=0)の値を計算してLLR(d)を求める。このように最大値の計算によるソフト復調部150の具体的な構成が図2に示されている。
ソフト復調部150は、デコーディングテーブル151と、演算部152と、最大値検出部153と、LLR計算部154とを含む。
デコーディングテーブル151は、図3に示されたようである。
演算部152は、図4に示された方法によってデコーディングテーブル151から出力されるテーブルエントリを利用して計算する。受信されたコード信号410の各データとテーブルエントリ420の各ビットとを対応させ、対応するテーブルエントリのビットが0であれば、受信されたコード信号に−1を乗算し、対応するテーブルエントリのビットが1であれば、+1を乗算して全て加算した計算結果430を出力する。
例えば、図4でチャンネルから受信されたコード信号410がr,r,...r17であり、デコーディングテーブル151からのテーブルエントリが“000101...100”である場合、テーブルエントリの4番目、6番目、9番目、11番目、14番目、16番目ビットが1であり、残りのビットは全て0である。したがって、受信されたコード信号r,r,r,r10,r13,r15には各々+1を乗算し、その他の残りのコード信号に対しては各々−1を乗算して合算すれば、図4に示されたような計算結果430が出力される。演算部は、このような計算をデコーディングテーブルに属するテーブルエントリの数だけ行う。
最大値検出部153は、演算部152からのテーブルエントリの数だけの計算結果を受信し、その値のうち最大値を検出する。
LLR計算部154は、次の数式のように最大値検出部153から伝送される0に対する最大値と1に対する最大値とを受信し、1に対する最大値から0に対する最大値を減算する演算を行ってLLRを計算し、このようなLLR値を出力する。
Figure 2004227761

また、LLR(dk+1)は、式(4)に示されたLLR(d)でkの代わりにk+1を代入すればよい。すなわち、
Figure 2004227761

ここで、S(k+1)は、図3に示されたようなデコーディングテーブルのエントリの集合であり、S(k+1)は図示しなかったが、図3に示されたものと類似したデコーディングテーブルのエントリの集合である。
図1に示されたようなテーブルを参照して計算すれば、加算または減算が17(各テーブルエントリに属するビットに関する加算または減算の数)*5000(テーブルエントリの数)=85000回が必要である。
前述したように、従来にはソフト復調器に使われるAPPデコーディングテーブルのサイズが大きくなれば、LLRを計算する計算時間が延び、デコーディングテーブルの複雑度が大きく増加する問題点がある。
Laura L.McPheters and StevenW.McLaughlin,"Turbo−Coded Optical Recording Channels with DVD Minimum Mark Size",IEEE Transactions on Magnetics,vol.38,no.1,January pp 298−302
本発明は前記課題を解決してソフト復調を行う時にデコーディングテーブルの複雑度及び計算量を減少させうるソフト復調方法及びソフト復調装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための本発明の一つの特徴は、ソフト復調方法において、a)チャンネルから受信されたコードワードを所定数のビット単位ごとに部分和を計算する段階と、b)デコーディングテーブルの各エントリ値の計算時に前記各エントリを前記所定数のビット単位に分割し、前記分割された所定数のビット単位に対応する前記部分和を参照してエントリ値を計算する段階と、c)前記エントリ値から最大値を検出し、LLR値を計算する段階とを含む。
ここで、望ましくは、前記a)段階は、デコーディングテーブルのエントリで所定数のビット単位ごとに表れうるビット組合わせよりなる基準エントリを参照して前記チャンネルから受信されたコードワードを所定数のビット単位ごとに部分和を計算する。
また、望ましくは、前記b)段階は、b1)デコーディングテーブルの各エントリを前記所定数のビット単位に分割する段階と、b2)前記分割された所定数のビット単位ごとにそれに対応する部分和に単位当り部分和を全て合算する段階を含む。
また、望ましくは、前記b)段階は、デコーディングテーブルのエントリ値の計算時、前記対応する部分和が所定の臨界値を超えない場合にそのエントリ値は計算しない。
本発明の他の特徴は、ソフト復調装置において、チャンネルから受信されたコードワードを所定数のビット単位ごとに部分和を計算する部分和計算部と、デコーディングテーブルの各エントリ値の計算時に前記各エントリを前記所定数のビット単位に分割し、前記分割された所定数のビット単位に対応する前記部分和を参照してエントリ値を計算するエントリ計算部と、前記エントリ値らから最大値を検出する最大値検出部と、前記検出された最大値を利用してLLR値を計算するLLR計算部とを含む。
本発明によれば、チャンネルの出力信号からRLLコードのソフト復調を行う時、必要な計算量及び複雑度を大きく減少させうる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図5は、本発明によるソフト復調過程の第1実施例を説明するフローチャートである。まず、チャンネルからコード信号を受信する。次いで、基準エントリを参照して前記受信されたコード信号に対する部分和を計算する。
基準エントリとは、デコーディングテーブルの各エントリに含まれたビットのうち所定数のビットよりなる数を表す単位エントリである。デコーディングテーブルのエントリは、図3に示されたような形態、すなわち、各エントリは18個のビットよりなる形態を有するが、各エントリが218個のビット組合わせを有さず、18個のビットは3ビット単位に分割されて、各3ビット単位エントリは“000”、“001”、“010”、“100”、“101”の5つの値だけを有しうる。以下では、前記“000”、“001”、“010”、“100”、“101”を基準エントリと呼ぶ。
次いで、受信されたコード信号を3ビット単位に前記基準エントリを参照して演算して部分和を計算する。例えば、最初3ビットr、r、rに対して前記基準エントリ“000”、“001”、“010”、“100”、“101”を適用して演算すれば、“000”に対する部分和−r−r−r,“001”に対する部分和−r−r+r,“010”に対する部分和−r+r−r,“100”に対する部分和+r−r−r,“101”に対する部分和+r−r+rの5つが計算される。そして、次の3ビットr、r、rに対して部分和−r−r−r、−r−r+r、−r+r−r、+r−r−r、+r−r+rの5つが計算される。このような方法で受信されたコード信号18ビットに対して各3ビット単位に5つの部分和を計算する。
次いで、デコーディングテーブルのエントリを参照して前記計算された部分和から各エントリ値を計算する。すなわち、デコーディングテーブルのエントリが000 101 001 010 010 100であれば、前記エントリの3ビット単位エントリずつ検索して、それに対応して計算された部分和を利用して全体エントリ和を計算する。言い換えれば、前記デコーディングテーブルのエントリの最初3ビットが000であるので、計算された部分和−r−r−rを、次の3ビットエントリが101であるので、計算された部分和+r−r+rを、...このような方式で18ビットに対して3ビットずつ計算された部分和6つを全て合算すれば、エントリ値となる。このような方式で5000個のエントリ値を全て計算する。
次いで、計算されたエントリ値のうち最大値を検出する。その後、LLR値を計算して出力する。
このような方法によれば、例えば、デコーディングテーブルに5000個のエントリがあり、部分和テーブルを6つ生成する場合、5(部分和テーブルのエントリ数)*6(部分和テーブルの数)*2(各エントリごとに行われる演算の数)+5000(デコーディングテーブルのエントリ数)*5(一つのエントリ値の計算時に加算されなければならない部分和値の演算数)=25060となる。
図5に示された第1実施例によるソフト復調装置の構成の一例が図6に示されている。
ソフト復調装置600は、基準エントリ610と、部分和計算部620と、部分和テーブル630と、エントリ計算部640と、最大値検出部650と、LLR計算部660と、デコーディングテーブル670とを含む。
基準エントリ610は、図7に示されたようなエントリを有する。すなわち、基準エントリは、5つの値“000”611、“001”612、“010”613、“100”614、“101”615の形態を有する。
部分和計算部620は、基準エントリ610から一つのエントリずつ、そしてチャンネルから再生されたコード信号を3ビットずつ受信して、3ビット単位に部分和を計算する。すなわち、チャンネルから再生されたコード信号がr、r、rであり、受信された基準エントリが“000”であれば、部分和エントリ−r−r−rを計算し、次の基準エントリ“001”に対して部分和エントリは−r+r+rを計算し、次の基準エントリ“010”に対して部分和エントリ−r+r−rを計算し、次の基準エントリ“100”に対して部分和エントリ+r−r−rを計算し、次の基準エントリ“101”に対して部分和エントリ+r−r+rを計算する。
部分和計算部620がこのような部分和エントリ計算をr、r、rからr15、r16、r17まで行えば、例えば、図8に示されたような部分和テーブル800が完成される。
テーブル800は、8つの部分和テーブル810,820,830,840,850,860を含み、各部分和テーブルは5つのエントリを含む。
エントリ計算部640は、デコーディングテーブル670のテーブルエントリ値を計算するが、部分和テーブル630に保存された計算された部分和を利用してエントリ値を計算する。すなわち、デコーディングテーブル670の一番目エントリが“000 101 001 010 010 100”であれば、3ビットずつ参照してその3ビットエントリに当る値を部分和テーブル630で検索し、検索された値を合算する演算を行う。
例えば、図8に示された部分和テーブルを参照すれば、前記一番目エントリで最初3ビット“000”に対する部分和−r−r−r 811を部分和テーブル810で求め、次の3ビット“101”に対する部分和+r−r+r 825を部分和テーブル820で求め、このような方法で前記一番目エントリの3ビットごとの部分和を部分和テーブルで求めれば、次のような値になりうる。
Figure 2004227761
そして、前記求められた部分和テーブルエントリを全て合算すれば、一番目エントリに対するエントリ値になる。このようなエントリ値の計算をテーブルエントリに含まれた5000個のエントリに対して全て行えば、5000個のエントリ値を得られる。
最大値検出部650は、エントリ計算部640によって求められたエントリ値から最大値を検出する。
LLR計算部660は、最大値検出部650から出力された最大値からLLRを計算して出力する。
図9は、図6に示された部分和テーブルの他の例を示す。図9に示された部分和テーブル900は、図8に示された6つの部分和テーブルを各2つずつ対を組んで一つのテーブルに作ったものである。テーブル810及びテーブル820のエントリを組合わせて一つのテーブル910を作り、テーブル830及びテーブル840のエントリを組合わせて一つのテーブル920を作り、テーブル850及びテーブル860のエントリを組合わせて一つのテーブル930を作る。これにより生成された各テーブル910,920,930は、5つのエントリと5つのエントリとの組合わせである25個のエントリを有する。
このような場合の総計算量は、
30*2(6つの部分和テーブルを作るのに必要な計算量)
+3*25(6つのテーブルを縛って3つの部分和テーブルを作るのに必要な計算量)
+5000*2(最終エントリ値を計算するのに必要な計算量)
=10135になる。
図10は、図6に示された部分和テーブルのさらに他の例を示す。図10に示された部分和テーブル1000は、図8に示された6つの部分和テーブルを各3つずつ対を組んで一つのテーブルに作ったものである。テーブル810,820,830のエントリを組合わせて一つのテーブル1010を作り、テーブル840,850,860)のエントリを組合わせて一つのテーブル1020を作る。これにより生成されたテーブル1010,1020各々は、5*5*5の組合わせである125つのエントリを有する。
このような場合の総計算量は、
30*2(6つの部分和テーブルを作るのに必要な計算量)
+2*125(6つの部分和テーブルを縛って2個の部分和テーブルを作るのに必要な計算量)
+5000*1(最終エントリ値を計算するのに必要な計算量)
=5310になる。
図11は、本発明によるソフト復調過程の第2実施例を示す。
第2実施例によるソフト復調方法は、前記第1実施例によるソフト復調を行う時に部分和が一定値(臨界値)未満であれば、エントリ計算時に計算せずに無視することによって無駄な計算量の浪費を減少させる。
例えば、臨界値を0に設定したと仮定する。図3の一番目エントリの元素が000101 001 010 010 100である。部分和テーブルが図10に示されたように2ブロックよりなると仮定する時、保存されたメモリの一番目ブロック1010でr+r+r+r+r+r+r+r+rと、二番目ブロック1020でr+r10+r11+r12+r13+r14+r15+r16+r17を合算するが、もし一番目または二番目値が臨界値0より小さければ、一番目値と二番目値とを合算する過程を無視し、次のエントリ計算に進む。すなわち、臨界値が0以上である値だけ加算してマックス関数の入力に使用する。臨界値は、チャンネルの状況によって変わり、もし臨界値を満足する値がなければ、臨界値の値を低めて再び計算する。
チャンネルからコード信号を受信する。次いで、基準エントリを参照して部分和を計算する。基準エントリを参照して部分和を計算する過程は、第1実施例と同じ方法による。
次いで、エントリ値を計算する時、エントリ値を全て合算する演算を行う前に各部分和が臨界値を超えるか否かを判断する。
判断結果、エントリ値を計算するための部分和が臨界値を超えない場合には当該エントリ値を計算せずにそのまま無視し、超過する場合に前記計算された部分和を参照してデコーディングテーブルのエントリ値を計算する。次いで、計算されたエントリ値のうち最大値を検出する。次いで、検出された最大値を利用してLLRを計算する。
このように第2実施例によるソフト復調方法は、第1実施例によるソフト復調方法による計算量の減少以外に臨界値を超えない部分和に対してはエントリ値の計算自体をせず、最大値に検出される確率の低いエントリに対する無駄な計算量をさらに減少させうる。
図12は、図11に示された第2実施例によるソフト復調装置の構成の一例を示す。
ソフト復調装置1200は、基準エントリ1210と、部分和計算部1220と、部分和テーブル1230と、臨界値判断部1240と、エントリ計算部1250と、最大値検出部1260と、LLR計算部1270と、デコーディングテーブル1280とを含む。
図6に示されたソフト復調装置600と臨界値判断部1240との構成を除いて、他の構成は全て同じである。
すなわち、基準エントリ1210は、図7に示されたような基準エントリを有し、部分和計算部1220は基準エントリ1210を参照して部分和を計算し、部分和テーブル1230は部分和計算部1220によって計算された部分和を保存する。
これにより、エントリ計算部がデコーディングテーブル1280を参照してエントリ値を計算する時、無条件部分和テーブル1230から当該部分和を求めてエントリ値計算に利用せず、臨界値判断部1240が先に求められた部分和を所定の臨界値と比較する。
このような臨界値判断部1240の比較によって臨界値を超えた部分和に対してだけエントリ計算部1250はエントリ値を計算し、超えない部分和に対してはそのまま廃棄して当該エントリ値を計算せずに次のエントリ値の計算に進む。
これにより、最大値に検出される確率の低いエントリについてはそのエントリ値の計算自体を行わないことによって無駄な計算量の浪費を減らせる。
本発明はデータ復号化分野に利用され、ソフト復調を行う時にデコーディングテーブルの複雑度及び計算量を減少させうるソフト復調装置及びソフト復調方法に利用されうる。
従来技術によるデータ符号化/復号化装置の概略的なブロック図である。 図1に示されたソフト復調部の具体的な構成を示す図である。 図2に示されたデコーディングテーブルの一例を示す図である。 図2に示された演算部での演算過程の一部を示す図である。 本発明によるソフト復調過程の第1実施例を説明するフローチャートである。 図5に示された第1実施例によるソフト復調装置の構成の一例を示すブロック図である。 図6に示された基準エントリを説明するための図である。 図6に示された部分和テーブルの一例を示す図である。 図6に示された部分和テーブルの他の例を示す図である。 図6に示された部分和テーブルがさらに他の例を示す図である。 本発明によるソフト復調過程の第2実施例を説明するフローチャートである。 図11に示された第2実施例によるソフト復調装置の構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
600 ソフト復調装置
610 基準エントリ
620 部分和計算部
630 部分和テーブル
640 エントリ計算部
650 最大値検出部
660 LLR計算部
670 デコーティングテーブル

Claims (10)

  1. ソフト復調方法において、
    a)チャンネルから受信されたコードワードを所定数のビット単位ごとに部分和を計算する段階と、
    b)前記部分和を参照してデコーディングテーブルの各エントリ値を計算する段階と、
    c)前記エントリ値らから最大値を検出し、前記検出された最大値を利用してLLR値を計算する段階とを含むことを特徴とするソフト復調方法。
  2. 前記a)段階は、
    デコーディングテーブルのエントリで所定数のビット単位ごとに表れうるビット組合わせよりなる基準エントリを参照して前記チャンネルから受信されたコードワードを所定数のビット単位ごとに部分和を計算することを特徴とする請求項1に記載のソフト復調方法。
  3. 前記b)段階は、
    b1)デコーディングテーブルの各エントリを前記所定数のビット単位に分割する段階と、
    b2)前記分割された所定数のビット単位ごとにそれに対応する部分和に単位当り部分和を全て合算して各エントリ値を計算する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載のソフト復調方法。
  4. 前記所定数のビットは、3ビット、6ビット、9ビットを含むことを特徴とする請求項3に記載のソフト復調方法。
  5. 前記基準エントリは、000、001、010、100、101を含むことを特徴とする請求項2に記載のソフト復調方法。
  6. 前記b2)段階は、
    デコーディングテーブルのエントリ値の計算時、前記対応する部分和が所定の臨界値を超えない場合にそのエントリ値は計算しないことを特徴とする請求項3に記載のソフト復調方法。
  7. ソフト復調装置において、
    チャンネルから受信されたコードワードを所定数のビット単位ごとに部分和を計算する部分和計算部と、
    前記部分和を参照してデコーディングテーブルの各エントリ値を計算するエントリ計算部と、
    前記エントリ値から最大値を検出する最大値検出部と、
    前記検出された最大値を利用してLLR値を計算するLLR計算部とを含むことを特徴とするソフト復調装置。
  8. 前記部分和計算部は、
    デコーディングテーブルのエントリで所定数のビット単位ごとに表れうるビット組合わせよりなる基準エントリを参照して前記チャンネルから受信されたコードワードを所定数のビット単位ごとに部分和を計算することを特徴とする請求項7に記載のソフト復調装置。
  9. 前記エントリ計算部は、
    デコーディングテーブルの各エントリを前記所定数のビット単位に分割し、前記分割された所定数のビット単位ごとにそれに対応する部分和に単位当り部分和を全て加算する演算を行うことを特徴とする請求項7に記載のソフト復調装置。
  10. デコーディングテーブルのエントリ値の計算時、前記対応する部分和が所定の臨界値を超えるか否かを判断する臨界値判断部をさらに含み、
    前記臨界値判断部の判断結果、前記対応する部分和が所定の臨界値を超えない場合に、前記エントリ計算部は、そのエントリ値は計算しないことを特徴とする請求項9に記載のソフト復調装置。
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