JP2004227444A - 情報配信システムおよび情報配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツ管理手順の省力化を実現し、契約条件(契約配信条件)に応じた品質の情報の自動配信を可能にする。
【解決手段】コンテンツ情報管理DB8は、複数のコンテンツ情報をまとめたメタコンテンツ情報を格納する。利用者情報管理DB9は、利用者が登録する個人情報や契約配信条件の指定を含む利用者情報を格納する。視聴要求受け付け装置3は、コンテンツ情報管理DB8および利用者情報管理DB9の内容を参照し、利用者が発行したコンテンツ視聴要求を受け付けて、要求発行者の契約配信条件を確認し当該契約配信条件に適する品質の配信データファイルを決定する。配信装置4は、利用者端末6からのデータ配信要求に応じて、視聴要求受け付け装置3で決定された配信データファイルのデータを読み出して、要求発行者の利用者端末6にそのデータを配信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のネットワークを用いて動画・音声情報等のデータファイルを配信するための情報配信システムおよび情報配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図18は、インターネット等のネットワークを用いて無料の動画・音声情報を配信する際に一般的にとられる方法(情報配信方法)を表した流れ図である。
【0003】
この情報配信方法は、コンテンツ提供者が配信するデータを登録するコンテンツ登録工程(図2中のコンテンツ登録工程101と同様の工程)により登録されたコンテンツにつき、利用者からの視聴要求を受け付けるコンテンツ視聴要求受け付け工程(図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程103と同様の工程)を経て、配信工程(図2中の配信工程106と同様の工程)で利用者が要求したデータを配信する。
【0004】
また、有料や限定した利用者にのみ視聴を許可する動画・音声情報を配信する際には、図19に示すように、コンテンツ登録工程と前後して、利用者が個人情報の入力を行って利用契約を締結するための利用契約締結工程(図2中の利用契約締結工程102と同様の工程)があり、またコンテンツ視聴要求受け付工け程と配信工程との間にデータの配信の可否を確認する利用者識別認証情報チェック工程があるのが一般的である。
【0005】
図20および図21は、これらの情報配信方法を実現する仕組み(情報配信システム)の構成を示すブロック図である(図20が図18の情報配信方法を実現する情報配信システムの構成を示すブロック図であり、図21が図19の情報配信方法を実現する情報配信システムの構成を示すブロック図である)。
【0006】
図20の情報配信システムでは、コンテンツ提供者が、コンテンツ提供者端末5から情報登録装置1にアクセスし、コンテンツ情報登録手段11にコンテンツ情報およびコンテンツのデータファイルを送付して、コンテンツ情報管理DB(Data Base。データベース)8へのコンテンツ情報の登録と配信装置4内のデータファイル格納手段42へのデータファイルの登録とを行う。
【0007】
また、利用者は、利用者端末6から情報提供装置2にアクセスし、コンテンツ情報表示画面生成手段21がコンテンツ情報管理DB8からコンテンツ情報を取得して生成したコンテンツ情報表示画面データを取得し、さらに利用者端末6から当該コンテンツ情報表示画面データ中で提示される配信装置4へのアクセス先を示す情報を利用し配信装置4に対してデータ配信要求を発行して、配信装置4内のデータ配信手段41から動画・音声情報の配信を受け利用者端末6上で表示再生を行う。
【0008】
一方、図21の情報配信システムでは、利用者が、利用者端末6から情報登録装置1にアクセスし、利用者情報登録手段12に個人情報を返送して利用契約を締結する。
【0009】
また、利用者がコンテンツの配信を受ける際には、コンテンツ情報表示画面生成手段21がコンテンツ情報管理DB8からコンテンツ情報を取得してコンテンツ情報表示画面データを生成する際に、配信装置4ではなく視聴要求受け付け装置3へのコンテンツ視聴要求を発行できるようにデータを生成し、視聴要求受け付け装置3にコンテンツ視聴要求が発行されると、視聴要求受信手段33がその要求を受け取り要求発行者を特定するための利用者識別認証情報の入力を促す画面データを利用者端末6に返送する。
【0010】
その後、視聴要求受信手段33は、利用者端末6から利用者識別認証情報を受け取り利用者情報確認手段31に渡す。利用者情報確認手段31は、渡された利用者識別認証情報と利用者情報管理DB9内に格納されている利用者情報中の利用者識別認証情報とを突き合わせ、要求発行者に対するデータ配信の可否を判定する。そして、配信可能と判定した場合には、利用者端末6に対し、配信装置4にデータ配信要求を発行するための情報を返送する。
【0011】
これにより、利用者端末6は、配信装置4に対しデータ配信要求を発行して、配信装置4内のデータ配信手段41から動画・音声情報の配信を受け利用者端末6上で表示再生を行う。
【0012】
このとき、配信先の利用者と利用者から指定された配信データの品質情報とを保存し、課金の際の元データとして利用する場合もある。
【0013】
ここで、図22は、従来の技術におけるコンテンツ情報管理DB8に格納されるコンテンツ情報の一例を示す図である。コンテンツ情報管理DB8内では、1コンテンツ1配信データファイルの形でコンテンツ情報が格納されており、各コンテンツ情報は、コンテンツID(IDentification),タイトル,登録者(コンテンツ登録者),配信データファイルの配信時の利用帯域幅,および視聴URL(Uniform Resource Locator)、すなわち配信装置4に格納された配信データファイルへのアクセス方法を示す情報を有している。
【0014】
また、図23は、従来の技術における利用者情報管理DB9に格納される利用者情報の一例を示す図である。利用者情報管理DB9内には、利用契約締結時に発行される利用者を識別・認証するための情報(利用者識別認証情報)である利用者IDおよびパスワードや、利用契約締結時に利用者が入力する氏名,住所,およびクレジットカード番号等の個人情報を有する利用者情報が格納されている。
【0015】
さらに、図24は、上記の図20および図21中のコンテンツ情報表示画面生成手段21が作成するコンテンツ情報表示画面の一例を示す図である。
【0016】
このコンテンツ情報表示画面は、コンテンツ情報を表示するコンテンツ情報表示部2401と、配信装置4または視聴要求受け付け装置3に対して要求を発行するためのボタン2402および2403とを含んで構成されている。
【0017】
ボタン2402および2403は、それぞれ品質が違う同内容の配信データファイルを登録した別々のコンテンツに対するデータ配信要求を発行するトリガとなっている。配信を受ける際のコンテンツの品質は、利用者がボタン2402および2403のどちらかを押すことで指定される。
【0018】
ところで、本願発明は、後述のように「コンテンツのグループ化(メタコンテンツ化)」を1つの特徴としているが、従来においても、コンテンツのグループ化を可能にして蓄積放送サービスの拡充を実現する技術(蓄積放送システム)が開発されていた(特許文献1参照)。しかしながら、この従来技術は、以下のa〜cに示すような点で本願発明とは明確に異なっている。
【0019】
a.当該従来技術は、蓄積される複数の別コンテンツを順番に表示したり組み合わせて表示したりと情報提示方法を多様化させるためのグループ化の仕組みを提供することを目的としている。これに対して、本願発明は、「同種で異なる品質のコンテンツについて、利用者とサービス運用者との間で取り交わされる配信条件に関する契約に応じた品質のコンテンツを選択・配信するためのグループ化(メタコンテンツ化)の仕組みを提供すること」を目的としている。このように、両者は、情報のグループ化の目的を異にしている。
【0020】
b.当該従来技術では、システムを構成する手段が全て受信側(本願発明における利用者端末上)に配置されている。また、メタコンテンツは、サービス構造情報または更新スケジュールを記述したものであり、受信側に対して組にして受信すべきコンテンツの情報を通知するための情報を知らせるための情報である。一方、本願発明の情報配信システムは、利用者に対して視聴時にコンテンツ情報を配信するシステムであり、システムを構成する手段は送信側に配置される構成を持っている。また、メタコンテンツについても、本願発明は、同種の内容のコンテンツにつき品質が異なる複数のデータを一まとめにしたメタコンテンツ情報を蓄積し、利用者とサービス運用者との間で取り交わされる配信条件に関する契約の情報を基にメタコンテンツ内から該当するコンテンツを選択するためのものであり、上記の当該従来技術におけるメタコンテンツとは異なるものである。
【0021】
c.当該従来技術は、メタコンテンツ情報を実コンテンツデータと共に配送し、受信側でメタコンテンツ情報に従って所定の実コンテンツデータを蓄積・表示制御することによるプッシュ型の情報提供システムの効率的な実現を効果としている。これに対して、本願発明は、メタコンテンツ情報の利用によるコンテンツ管理手順の省力化を実現しつつ、利用者とサービス運用者との間の契約条件に応じた最適な品質の情報の自動配信を行うことによるプル型(利用者からの要求を受けて情報配信を行うタイプ)の情報配信システムの実現を図るものである。このように、両者の効果の間には、明確な相違がある。
【0022】
また、本願発明は、利用者端末からの要求に応じたデータ配信の適正化を図る技術であるが、従来においても、情報提供装置から情報端末(本願発明における利用者端末)の仕様に適したデータ配信を可能とするとともに配信したデータに対する適切な課金処理を行うための技術(データ配信システム)が開発されていた(特許文献2参照)。しかしながら、この従来技術は、以下のa〜cに示すような点で本願発明とは明確に異なっている。
【0023】
a.当該従来技術は、情報端末の仕様に応じて配信する情報を自動変換して配信するためのシステムを実現することを目的としている。これに対して、本願発明は、「利用者・サービス運用者間で取り交わされる配信条件に関する契約に応じて配信するデータを自動選択するためのシステムを実現すること」を目的としている。このように、両者は、その目的を異にしている。また、この目的の違いに基づき、配信する情報の決定方法および実際の配信方法を異にしている。
【0024】
b.構成においても、当該従来技術は、上記の「配信する情報の決定方法および実際の配信方法の違い」から、データ蓄積部に蓄積されているデータを情報端末の仕様に合致するように変換する工程(データ変換部により実現される工程)を備えている(このような工程は本願発明には存在しない)。一方、本願発明では、後述のように、同種の内容のコンテンツにつき品質が異なる複数のデータを一まとめにしたメタコンテンツ情報を蓄積し、利用者とサービス運用者との間で取り交わされる配信条件に関する契約の情報を含む利用者情報を基にメタコンテンツ内から該当するコンテンツを選択する工程(利用者情報確認手段および配信ファイル決定手段により実現される工程)を備えている(当該従来技術にはこれらと同種のものは存在しない)。このように、本願発明と当該従来技術とはそれぞれ他方にない特有の構成要素を有しており、両者の構成は明確に相違している。なお、当該従来技術においても利用者の情報を蓄積利用する顧客データベースが記載されているが、蓄積されている情報は課金の際に利用されるのみで、本願発明のように配信時に利用されるわけではない。
【0025】
c.効果における相違点としては、当該従来技術においては情報端末の仕様に応じた情報の自動配信が効果として挙げられているが、本願発明は「メタコンテンツ情報の利用によるコンテンツ管理手順の省力化と、利用者・サービス運用者間の契約条件に応じた最適な品質の情報の自動配信」という当該従来技術にはない特有の効果を持っている。
【0026】
なお、上記の2つの従来技術(特許文献1記載の発明および特許文献2記載の発明)は、前者がプッシュ型の情報提供システムに関する発明であり、後者がプル型の情報提供システムに関する発明であるため、構成が全く異なる。したがって、上記の両者を組み合わせることで、本願発明の技術思想に容易に至ることはないと考えられる。
【0027】
【特許文献1】
特開2002−51020号公報(第2−3頁、第8−9頁、図1)
【0028】
【特許文献2】
特開2002−135353号公報(第2−3頁、図1)
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の情報配信システム/情報配信方法では、以下に示すような問題点があった。
【0030】
第1の問題点は、品質が違う配信を行う場合に複数のコンテンツを登録しなければならない点である。
【0031】
この問題点により、コンテンツ提供者がコンテンツ情報登録手段11(図20および図21参照)によりコンテンツ情報管理DB8に格納されたコンテンツ情報の更新・削除を行う際に複数のデータを対象としなければならないため、コンテンツ管理の手順が非常に煩雑になる。
【0032】
また、利用者がコンテンツを視聴する際に、配信を受けるデータ(データファイル)の品質を視聴のたびに選択しなければならないため、視聴の際に手間がかかる。
【0033】
第2の問題点は、全てのコンテンツについて、それらのコンテンツの配信を行う際に、各コンテンツの配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)等が考慮されることなく、平等に、配信装置4やネットワーク7から利用者が指定した分の資源が消費されてしまうという点である。
【0034】
動画・音声情報の配信では、配信形態として、オンデマンド配信とライブ配信とがある。オンデマンド配信は、利用者から要求を受けると利用者に対しデータの最初から配信を始めるものである。また、ライブ配信は、予め定められたスケジュールにより自動的に配信が始まり、利用者は視聴を開始した時点から(配信時間の途中で視聴を開始したならば途中から)その配信データを受けるものである。
【0035】
従来技術においては、例えば、配信装置4で無料の広告コンテンツのオンデマンド配信および有料のコンテンツのライブ配信の双方を行う場合に、広告コンテンツのオンデマンド配信が多数の利用者に対して行われ資源が多量に消費され、ライブ配信のほうが全然配信できない状況が発生しうる。
【0036】
配信装置4に大規模・高速な装置を利用すれば上記のような問題点は回避可能ではあるが、特にライブ配信等は単発で行われることも多く、常に上記のような状況が発生するとは限らず、そのような大規模・高速な装置を利用することとすると費用対効果の点で無駄が生じてしまう。
【0037】
本発明の目的は、上述の点に鑑み、メタコンテンツ情報の利用によるコンテンツ管理手順の省力化を実現でき、利用者とサービス運用者との間の契約条件(契約配信条件)に応じた最適な(可能な限り最適な)品質の情報(データ)の自動配信を可能にする情報配信システム/情報配信方法を提供することにある。
【0038】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報配信システムは、コンテンツ提供者端末および利用者端末がネットワークに接続されるネットワークシステムにおいて、複数のコンテンツ情報をまとめたメタコンテンツ情報を格納するコンテンツ情報管理DBと、利用者が登録する個人情報や契約配信条件の指定を含む利用者情報を格納する利用者情報管理DBと、各コンテンツに関する配信データファイルを格納するデータファイル格納手段と、ネットワークを経由してコンテンツ提供者端末から登録されるデータファイルを前記データファイル格納手段に格納し、配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法(例えば、視聴URL)とをメタコンテンツ情報中の情報として登録するコンテンツ情報登録手段と、ネットワークを経由して利用者端末と通信し、利用者端末から登録される個人情報(氏名等)と配信希望帯域幅といった配信条件(帯域幅を含む品質の属性の指定値)とを前記利用者情報管理DBに格納し、利用者識別認証情報を発行する(自己が発行する代わりに利用者により指定された利用者識別認証情報を利用することも可能である)利用者情報登録手段と、前記コンテンツ情報管理DBに格納されているメタコンテンツ情報を取得し、コンテンツ情報表示画面や複数のコンテンツ情報をまとめて一覧表示するコンテンツ一覧画面を生成して、それらの画面をネットワークを経由して利用者端末に提供するコンテンツ情報表示画面生成手段と、コンテンツ視聴要求中の利用者識別認証情報と前記利用者情報管理DB内に格納されている利用者情報中の利用者識別認証情報とを突き合わせて要求発行者に対するデータ配信の可否を判定する利用者情報確認手段と、コンテンツ視聴要求中に含まれる配信コンテンツを特定するための情報(コンテンツID等)を利用して前記コンテンツ情報管理DBから該当するメタコンテンツ情報を取得し、前記利用者情報確認手段により取得される要求発行者の配信条件(品質に関する条件)の情報(当該要求発行者の利用者情報中の契約配信条件の内容)と当該メタコンテンツ情報中の配信時品質の内容とを突き合わせて配信に利用するデータファイル(配信データファイル)を決定する配信ファイル決定手段と、利用者端末から発行されるコンテンツ視聴要求を受け付けて当該コンテンツ視聴要求中に利用者を特定するための情報が含まれているかどうかを確認し、含まれていない場合には当該コンテンツ視聴要求の要求発行者を特定するための利用者識別認証情報の入力を促す画面データを利用者端末に返送して利用者端末から利用者識別認証情報を受け取り、利用者端末に対してデータ配信要求を発行するために必要な情報を返送する視聴要求受信手段と、ネットワークを経由して利用者端末からデータ配信要求を受け、利用者端末に配信データファイルのデータの送信(動画・音声情報等の配信)を行うデータ配信手段とを有する。
【0039】
なお、本発明の情報配信システムは、より一般的には、コンテンツ提供者端末および利用者端末がネットワークに接続されるネットワークシステムにおいて、複数のコンテンツ情報をまとめたメタコンテンツ情報を格納するコンテンツ情報管理DBと、利用者が登録する個人情報や契約配信条件の指定を含む利用者情報を格納する利用者情報管理DBと、コンテンツ提供者に対してコンテンツ登録に必要な機能を提供し利用者に対して利用契約締結に必要な機能を提供する情報登録装置と、利用者に対してコンテンツに関する情報を提供する情報提供装置と、前記コンテンツ情報管理DBおよび前記利用者情報管理DBの内容に基づいて配信データファイルを選択し決定する配信ファイル決定手段と利用者端末からのコンテンツ視聴要求を受信する視聴要求受信手段とを含み、利用者が発行したコンテンツ視聴要求を受け付けて要求発行者(コンテンツ視聴要求を発行した利用者)の契約配信条件を確認し当該契約配信条件に適する品質の配信データファイルを決定する視聴要求受け付け装置と、利用者端末にデータファイルを配信するデータ配信手段を含み、利用者端末からのデータ配信要求に応じて前記視聴要求受け付け装置で決定された配信データファイルのデータを読み出して要求発行者(データ配信要求を発行した利用者)の利用者端末にそのデータを配信する配信装置とを有すると表現することができる。
【0040】
また、上述した本発明の情報配信システムには、以下のaおよびbに示すような追加的な手段(手段群)を設けることも可能である。
【0041】
a.視聴要求受け付け装置内に存在し、配信中のデータファイルの配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値を、配信の際に輻輳が発生しないよう予め定められている配信形態・コンテンツ種別毎の帯域上限値と共に保存し、配信ファイル決定手段がどの品質のデータファイルを配信するかを決定する際(配信開始時)に、上記の配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値および帯域上限値を考慮してデータファイルの配信の可否を判定する(超過チェックを行う)配信帯域制御手段
【0042】
b.配信装置内に存在し、配信装置が利用者端末からデータ配信要求を受け取った時に、コンテンツ情報管理DBから現在配信中のデータファイルのコンテンツのメタコンテンツ情報を取得し、データ配信要求に係るデータファイルの配信を開始するとその配信データファイルと同種の配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を超えるかどうかのチェック(超過チェック)を行い、帯域上限値を超える場合に現在実行中の各々の配信について予め定めたルール(例えば、「有料のライブのコンテンツの配信の要求を受けた場合に、その配信(有料のライブのコンテンツの配信)を開始すると帯域上限値を超過するときには、他の既配信中の無料のオンデマンドコンテンツの配信の配信帯域を下げる」といったようなルール)に従って配信帯域幅を動的に減少させる制御を行う配信帯域制御手段,および配信装置内に存在し、前記配信帯域制御手段からの要求により、コンテンツ情報管理DB内の情報を確認し取得するコンテンツ情報確認手段
【0043】
一方、本発明の情報配信方法は、コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、利用者が個人情報の入力と品質に関する配信条件(配信希望帯域幅等)の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの要求であるコンテンツ視聴要求を受け付ける第3の工程と、前記第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、前記第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質(利用帯域幅等)を決定して該当する配信データファイルを選択する第5の工程と、前記第5の工程で選択した配信データファイルを利用者に配信する第6の工程とを有する。
【0044】
また、本発明の情報配信方法は、コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、利用者が個人情報の入力と品質に関する配信条件の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの要求であるコンテンツ視聴要求を受け付ける第3の工程と、前記第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、前記第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質を決定して該当する配信データファイルを選択し、今回の配信を開始しても当該配信データファイルの配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値が当該配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を越えないことを確認した上で当該配信データファイルの配信を決定する第5の工程と、前記第5の工程で選択し決定した配信データファイルを利用者に配信する第6の工程とを有するようにして実現することも可能である。
【0045】
さらに、本発明の情報配信方法は、コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、利用者が個人情報の入力と品質に関する配信条件の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの要求であるコンテンツ視聴要求を受け付ける第3の工程と、前記第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、前記第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質を決定して該当する配信データファイルを選択する第5の工程と、前記第5の工程で選択した配信データファイルに対する利用者からのデータ配信要求を受けた際に、当該配信を開始すると当該配信データファイルの配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値が当該配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を越えないかどうかを判定し、「越える」と判断した場合には現在実行中の各々の配信について予め定めたルール(例えば、「有料のライブ配信の要求を受けた場合にその配信(有料のライブ配信)を開始すると輻輳し始めるときには無料のオンデマンド配信の配信帯域を下げる」といったようなルール)に従って配信帯域幅を動的に減少させる制御を行った上で、当該配信データファイルを利用者に配信する(「越えない」と判断した場合にはそのまま当該配信を行う)第6の工程とを有するようにして実現することも可能である。
【0046】
なお、本発明は、コンテンツ提供者端末および利用者端末がネットワークに接続されるネットワークシステムにおいて、複数のコンテンツ情報をまとめたメタコンテンツ情報を格納するコンテンツ情報管理DBおよび利用者が登録する個人情報や契約配信条件の指定を含む利用者情報を格納する利用者情報管理DBを接続するコンピュータシステムを、各コンテンツに関する配信データファイルを格納するデータファイル格納手段,ネットワークを経由してコンテンツ提供者端末から登録されるデータファイルを前記データファイル格納手段に格納し、配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録するコンテンツ情報登録手段,ネットワークを経由して利用者端末と通信し、利用者端末から登録される個人情報と配信希望帯域幅といった配信条件とを前記利用者情報管理DBに格納し、利用者識別認証情報を発行する利用者情報登録手段,前記コンテンツ情報管理DBに格納されているメタコンテンツ情報を取得し、コンテンツ情報表示画面や複数のコンテンツ情報をまとめて一覧表示するコンテンツ一覧画面を生成して、それらの画面をネットワークを経由して利用者端末に提供するコンテンツ情報表示画面生成手段,コンテンツ視聴要求中の利用者識別認証情報と前記利用者情報管理DB内に格納されている利用者情報中の利用者識別認証情報とを突き合わせて要求発行者に対するデータ配信の可否を判定する利用者情報確認手段,コンテンツ視聴要求中に含まれる配信コンテンツを特定するための情報を利用して前記コンテンツ情報管理DBから該当するメタコンテンツ情報を取得し、前記利用者情報確認手段により取得される要求発行者の配信条件の情報と当該メタコンテンツ情報中の配信時品質の内容とを突き合わせて配信に利用するデータファイルを決定する配信ファイル決定手段,利用者端末から発行されるコンテンツ視聴要求を受け付けて当該コンテンツ視聴要求中に利用者を特定するための情報が含まれているかどうかを確認し、含まれていない場合には当該コンテンツ視聴要求の要求発行者を特定するための利用者識別認証情報の入力を促す画面データを利用者端末に返送して利用者端末から利用者識別認証情報を受け取り、利用者端末に対してデータ配信要求を発行するために必要な情報を返送する視聴要求受信手段,およびネットワークを経由して利用者端末からデータ配信要求を受け、利用者端末に配信データファイルのデータの送信を行うデータ配信手段として機能させるためのプログラムの態様で実現することも可能である。
【0047】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
【0048】
(1) 第1の実施の形態
【0049】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【0050】
図1を参照すると、本実施の形態に係る情報配信システムは、コンテンツ提供者に対してコンテンツ登録に必要な機能を提供し利用者に対して利用契約締結に必要な機能を提供する情報登録装置1と、利用者に対してコンテンツ情報表示画面やコンテンツ一覧画面を提供する情報提供装置2と、利用者が発行したコンテンツ視聴要求を受け付けて要求発行者(コンテンツ視聴要求を発行した利用者)の契約配信条件を確認し当該契約配信条件に適する品質の配信データファイルを決定する視聴要求受け付け装置3と、利用者端末6からのデータ配信要求に応じて視聴要求受け付け装置3で決定された配信データファイルのデータを読み出して要求発行者(データ配信要求を発行した利用者)の利用者端末6に配信する配信装置4と、コンテンツ提供者が操作するキーボード等の入力部とLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部とデータ送受信部と端末側制御部と記憶媒体とを有するコンテンツ提供者端末5と、利用者が操作するキーボード等の入力部とLCD等の表示部とデータ送受信部と端末側制御部と記憶媒体とを有する利用者端末6と、ネットワーク7と、メタコンテンツ情報を格納するコンテンツ情報管理DB8と、利用者が登録する個人情報や契約配信条件の指定を含む利用者情報を格納する利用者情報管理DB9とを含んで構成されている。
【0051】
情報登録装置1は、コンテンツ情報登録手段11と、利用者情報登録手段12とを備えている。
【0052】
コンテンツ情報登録手段11は、ネットワーク7を経由してコンテンツ提供者端末5から登録されるデータファイルをデータファイル格納手段42に格納し、配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)やタイトルというコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法(視聴URL)とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する機能(コンテンツ登録に必要な機能)を有する。
【0053】
利用者情報登録手段12は、ネットワーク7を経由して利用者端末6と通信し、利用者端末6から登録される氏名等の個人情報と配信希望帯域幅といった配信条件(帯域幅を含む品質の属性の指定値)とを利用者情報管理DB9に格納し、利用者ID・パスワードといった利用者を識別・認証するための情報(利用者識別認証情報)を発行する機能(利用契約締結に必要な機能)を有する。
【0054】
情報提供装置2は、コンテンツ情報表示画面生成手段21を備えている。
【0055】
コンテンツ情報表示画面生成手段21は、コンテンツ情報管理DB8に格納されているメタコンテンツ情報を取得し、コンテンツ情報表示画面や複数のコンテンツ情報をまとめて一覧表示するコンテンツ一覧画面を生成して、それらの画面をネットワーク7を経由して利用者端末6に提供する機能を有する。
【0056】
視聴要求受け付け装置3は、利用者情報確認手段31と、配信ファイル決定手段32と、視聴要求受信手段33とを備えている。
【0057】
利用者情報確認手段31は、視聴要求受信手段33から渡された利用者識別認証情報(コンテンツ視聴要求中の利用者識別認証情報)と利用者情報管理DB9内に格納されている利用者情報中の利用者識別認証情報との突合せを行い、要求発行者に対するデータ配信の可否を判定する。
【0058】
配信ファイル決定手段32は、コンテンツ視聴要求中に含まれるコンテンツID等の配信コンテンツを特定するための情報を利用してコンテンツ情報管理DB8から該当するメタコンテンツ情報を取得し、利用者情報確認手段31により取得される要求発行者の配信条件(品質に関する条件)の情報(当該要求発行者の利用者情報中の契約配信条件の内容)と当該メタコンテンツ情報中の配信時品質の内容とを突き合わせて配信に利用するデータファイル(配信データファイル)を決定する。
【0059】
視聴要求受信手段33は、利用者端末6から発行されるコンテンツ視聴要求を受け付けて当該コンテンツ視聴要求中に利用者を特定するための情報が含まれているかどうかを確認し、含まれていない場合には当該コンテンツ視聴要求の要求発行者を特定するための利用者識別認証情報の入力を促す画面データを利用者端末6に返送して利用者端末6から利用者識別認証情報を受け取り、利用者端末6に対して配信装置4にデータ配信要求を発行するために必要な情報を返送する機能を有する。
【0060】
配信装置4は、データ配信手段41と、データファイル格納手段42とを備えている。
【0061】
データ配信手段41は、ネットワーク7を経由して利用者端末6からデータ配信要求を受け、利用者端末6に動画・音声情報等の配信(配信データファイルのデータの送信)を行う機能を有する。
【0062】
データファイル格納手段42は、各コンテンツに関する配信データファイルを格納する。ここで、同一のコンテンツについて、品質(配信時品質)の異なる1以上の配信データファイルを全て格納している。なお、品質としては、帯域幅の他には、例えば、フレームレート,画面サイズ,キーフレーム間隔,コーデック種別,ビット量割り当て方式,およびメディア種別(MPEG(Motion Picture Expert Group)−2)やMPEG−4といった種別)等が考えられる。
【0063】
上記のうち、視聴要求受信手段33またはデータ配信手段41において、要求発行者の利用者情報や配信データの配信時利用帯域幅といった品質情報を保存し、それらの情報を課金の際の元データとして利用してもよい。
【0064】
図2は、本実施の形態に係る情報配信システムの処理を示す流れ図である。この処理は、コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置4に格納し配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)やタイトルというコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録するコンテンツ登録工程101と、利用者が氏名等の個人情報の入力と配信希望帯域幅といった配信条件(品質に関する条件)の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る利用契約締結工程102と、利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの視聴要求(コンテンツ視聴要求)を受け付けるコンテンツ視聴要求受け付け工程103と、受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する契約配信条件取得工程104と、取得した契約配信条件から配信時品質(利用帯域幅等)を決定して該当する配信データファイルを選択する配信データファイル決定工程105と、選択した配信データファイルを利用者に配信する配信工程106とから構成されている。
【0065】
上記のうち、配信データファイル決定工程105または配信工程106において、要求発行者の利用者情報や配信データの配信時利用帯域幅といった品質情報を保存し、それらの情報を課金の際の元データとして利用してもよい。
【0066】
図3は、図2中のコンテンツ登録工程101の詳細な処理を示す流れ図である。この処理は、コンテンツ登録要求受け取りステップS101と、情報入力画面データ返送ステップS102と、コンテンツ情報・データファイル受け取りステップS103と、データファイル格納ステップS104と、コンテンツ情報・データファイル情報格納ステップS105と、処理結果画面データ返送ステップS106とからなる。
【0067】
図4は、図2中の利用契約締結工程102の詳細な処理を示す流れ図である。この処理は、利用契約締結要求受け取りステップS201と、情報入力画面データ返送ステップS202と、個人情報・配信条件受け取りステップS203と、利用者識別認証情報発行ステップS204と、個人情報・配信条件・利用者識別認証情報格納ステップS205と、利用者識別認証情報・処理結果画面データ返送ステップS206とからなる。
【0068】
図5および図6は、図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程103以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。この処理は、コンテンツ情報表示要求受け取りステップS301と、コンテンツ情報表示画面データ生成・返送ステップS302と、コンテンツ視聴要求受け取りステップS303と、利用者識別認証情報有無判定ステップS304と、利用者識別認証情報受け取りステップS305と、利用者識別認証情報引き渡しステップS306と、配信可否判定ステップS307と、契約配信条件引き渡しステップS308と、配信中止ステップS309と、メタコンテンツ情報取得ステップS310と、配信データファイル決定ステップS311と、データ配信要求発行必要情報返送ステップS312と、データ配信要求受け取りステップS313と、データ配信ステップS314とからなる。なお、図2中の各工程と図5および図6中の各ステップとの対応関係は、コンテンツ視聴要求受け付け工程103がステップS301〜ステップS303に対応し、契約配信条件取得工程104がステップS304〜ステップS309に対応し、配信データファイル決定工程105がステップS310〜ステップS311に対応し、配信工程106がステップS312〜ステップS314に対応する。
【0069】
図7は、本実施の形態に係る情報配信システムで採用されるメタコンテンツ情報(コンテンツ情報管理DB8に格納されるメタコンテンツ情報)の一例を示す図である。
【0070】
図8は、本実施の形態に係る情報配信システムで採用される利用者情報(利用者情報管理DB9に格納される利用者情報)の一例を示す図である。
【0071】
次に、図1〜図8を参照して、上記のように構成された本実施の形態に係る情報配信システムの全体の動作について詳細に説明する。
【0072】
第1に、図3を用いて、図2中のコンテンツ登録工程101における処理を、図1の構成に照らしながら説明する。
【0073】
まず、情報登録装置1内のコンテンツ情報登録手段11が、コンテンツ提供者から、コンテンツ提供者端末5およびネットワーク7を介して、コンテンツ登録要求を受け取る(ステップS101)。
【0074】
すると、コンテンツ情報登録手段11は、コンテンツ登録に必要な配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)やタイトルといったコンテンツ情報を入力するための画面データ(情報入力画面データ)をコンテンツ提供者端末5に返送する(ステップS102)。
【0075】
さらに、コンテンツ情報登録手段11は、コンテンツ提供者がコンテンツ提供者端末5上で入力したコンテンツ情報およびデータファイルをネットワーク7を介して受け取ると(ステップS103)、そのデータファイルを配信装置4内のデータファイル格納手段42に格納し(ステップS104)、登録したデータファイルのリスト(ファイルIDや品質や格納先等)とコンテンツ情報とを示す情報をメタコンテンツ情報としてコンテンツ情報管理DB8に格納する(ステップS105)。
【0076】
図7に、コンテンツ情報管理DB8に格納されるメタコンテンツ情報の一例を示す。コンテンツ情報管理DB8内では、メタコンテンツ情報として、1コンテンツ複数配信データファイルの形で、コンテンツID,タイトル,登録者(コンテンツ登録者),配信形態,コンテンツ種別,ファイルID,利用帯域幅(配信データファイルの配信時の利用帯域幅)等の配信時品質(本例では、利用帯域幅だけが規定されているものとする),および視聴URL(配信装置4に格納された配信データファイルへのアクセス方法を示す情報、すなわちデータファイルの格納先の情報)が格納されている。
【0077】
最後に、コンテンツ情報登録手段11は、コンテンツ提供者端末5に処理結果(上記の処理が正常に終了したか否かということや各種情報の登録内容等)を示す画面データを返送する(ステップS106)。
【0078】
第2に、図4を用いて、図2中の利用契約締結工程102における処理を、図1の構成に照らしながら説明する。
【0079】
まず、情報登録装置1内の利用者情報登録手段12が、利用者から、利用者端末6およびネットワーク7を介して、利用契約締結要求を受け取る(ステップS201)。
【0080】
すると、利用者情報登録手段12は、利用契約締結に必要な利用者の氏名等の個人情報と配信希望帯域幅(利用者が希望する配信時の利用帯域幅)といった配信条件(配信条件としては、配信希望帯域幅の他に、帯域幅以外の配信時における各種品質の属性値が考えられる)とを入力するための画面データ(情報入力画面データ)を利用者端末6に返送する(ステップS202)。
【0081】
さらに、利用者情報登録手段12は、利用者が利用者端末6上で入力した個人情報と配信条件とをネットワーク7を介して受け取ると(ステップS203)、利用者ID・パスワードといった利用者を識別・認証するための情報(利用者識別認証情報)を発行し(ステップS204)、発行した情報(利用者が指定する利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を利用することも可能である)とステップS203で受け取った個人情報や配信条件とを合わせた情報を利用者情報として利用者情報管理DB9に格納する(ステップS205)。
【0082】
図8に、利用者情報管理DB9に格納される利用者情報の一例を示す。利用者情報管理DB9内では、利用者情報として、利用契約締結時に発行される利用者識別認証情報である利用者IDおよびパスワードや、利用契約締結時に利用者が入力する氏名,住所,およびクレジットカード番号等の情報(個人情報)に加え、利用者から指定された配信希望帯域幅(契約帯域幅)等の契約配信条件(本例では、契約帯域幅だけが規定されているものとする)が格納されている。
【0083】
最後に、利用者情報登録手段12は、処理結果とステップS204で発行した利用者識別認証情報とを示す画面データとを、利用者端末6に返送する(ステップS206)。
【0084】
第3に、図5および図6を用いて、図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程103以降の工程における処理を、図1の構成に照らしながら説明する。
【0085】
まず、情報提供装置2内のコンテンツ情報表示画面生成手段21が、利用者から、利用者端末6およびネットワーク7を介して、コンテンツ情報表示要求を受け取る(ステップS301)。
【0086】
すると、コンテンツ情報表示画面生成手段21は、コンテンツ情報管理DB8からメタコンテンツ情報を取得し、メタコンテンツ情報中のコンテンツIDのリスト等とコンテンツ視聴要求を発行するためのボタンまたはリンクとを有する画面データ(コンテンツ情報表示画面データ)を生成し、そのコンテンツ情報表示画面データを利用者端末6に返送する(ステップS302)。このとき、生成するコンテンツ情報表示画面データ(そのデータに基づき表示される画面)は、1つのコンテンツに関するものに限定されず複数のコンテンツを一覧表示するもの(コンテンツ一覧画面)であってもかまわない。
【0087】
次に、視聴要求受け付け装置3内の視聴要求受信手段33が、利用者から、利用者端末6およびネットワーク7を介して、コンテンツ視聴要求を受け取る(ステップS303)。
【0088】
すると、視聴要求受信手段33は、そのコンテンツ視聴要求に要求発行者を特定するための利用者識別認証情報が含まれているか否かをチェック(判定)する(ステップS304)。
【0089】
視聴要求受信手段33は、ステップS304で「コンテンツ視聴要求に利用者識別認証情報が含まれていない」と判定した場合には、利用者識別認証情報の入力を促す画面データ(利用者識別認証情報入力画面データ)を利用者端末6に返送し、利用者から利用者識別認証情報を受け取る(ステップS305)。
【0090】
その後、視聴要求受信手段33は、受け取った利用者識別認証情報を、配信ファイル決定手段32を介して、利用者情報確認手段31に渡す(ステップS306)。また、ステップS304で「コンテンツ視聴要求に利用者識別認証情報が含まれている」と判定した場合には、その利用者識別認証情報を配信ファイル決定手段32を介して利用者情報確認手段31に渡す(ステップS306)。
【0091】
次に、利用者情報確認手段31は、渡された利用者識別認証情報と利用者情報管理DB9内に格納されている利用者情報中の利用者識別認証情報との突合せを行い、配信可否(要求発行者に対するデータ配信の可否)を判定する(ステップS307)。
【0092】
利用者情報確認手段31は、ステップS307で「配信可能」と判定した場合(利用者情報管理DB9内に当該利用者識別認証情報を有する利用者情報が存在する場合)には、当該利用者に対する契約配信条件(当該利用者情報中の契約配信条件)を配信ファイル決定手段32に渡す(ステップS308)。なお、ステップS307で「配信不可」と判定した場合には、配信を中止する(ステップS309)。
【0093】
配信ファイル決定手段32は、ステップS303で受け取ったコンテンツ視聴要求に含まれるコンテンツID(配信コンテンツを特定するための視聴コンテンツ識別情報)を受け取り、コンテンツ情報管理DB8から該当するメタコンテンツ情報(当該コンテンツIDで特定されるメタコンテンツ情報)を取得する(ステップS310)。
【0094】
さらに、配信ファイル決定手段32は、ステップS310で取得したメタコンテンツ情報中の配信時品質(本実施例では、利用帯域幅)とステップS308で渡された契約配信条件とを突き合わせて、契約配信条件を満足するデータファイルである配信データファイル(配信に利用するデータファイル)を決定する(ステップS311)。
【0095】
そして、配信ファイル決定手段32は、視聴要求受信手段33およびネットワーク7を介して利用者端末6に対し、配信装置4のネットワークアドレスおよび当該データファイル(ステップS311で決定した配信データファイル)へのアクセスパスといった情報を含む「利用者が配信装置4にデータ配信要求を発行するための情報(配信装置4へのデータ配信要求発行に必要な情報)」を返送する(ステップS312)。
【0096】
利用者端末6は、ステップS312で送られた情報を受け取ると、その情報を利用して配信装置4にデータ配信要求を発行する。
【0097】
配信装置4内のデータ配信手段41は、そのデータ配信要求を受け取る(ステップS313)。
【0098】
すると、データ配信手段41は、データファイル格納手段42から当該データ配信要求で指定されたデータファイル(配信データファイル)のデータを順次読み出し、ネットワーク7を介して要求元の利用者端末6にそのデータを配信する(ステップS314)。
【0099】
なお、上記の一連の処理のうち、ステップS312またはステップS314において、要求発行者の利用者情報や配信データの配信帯域幅といった品質情報を保存し、課金の際の元データとして利用してもよい。
【0100】
(2) 第2の実施の形態
【0101】
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【0102】
図9に示した本実施の形態に係る情報配信システムの構成は、図1の構成(第1の実施の形態の構成)における視聴要求受け付け装置3内に、配信帯域制御手段34を追加した構成となっている。
【0103】
配信帯域制御手段34は、配信中のデータファイルの配信帯域幅(配信時利用帯域幅)の総量を配信形態やコンテンツ種別毎に加算した集計値(「配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値」と表現する)を、配信の際に輻輳が発生しないよう予め定められている配信形態やコンテンツ種別毎の配信帯域幅の総量の上限値(「配信形態・コンテンツ種別毎の帯域上限値」と表現する)と共に保存する。そして、配信ファイル決定手段32がどの品質のデータファイルを配信するかを自動的に決定する際に、上記の配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値および帯域上限値を考慮し、データファイルの配信の可否を判定する。
【0104】
図2〜図4は、本実施の形態(第2の実施の形態)に係る情報配信システムの処理を示す流れ図にも該当する。
【0105】
また、図7および図8は、本実施の形態に係る情報配信システムで採用されるメタコンテンツ情報(コンテンツ情報管理DB8に格納されるメタコンテンツ情報)および利用者情報(利用者情報管理DB9に格納される利用者情報)の具体例を示す図にも該当する。
【0106】
図10および図11は、本実施の形態における図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程103以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。この処理は、コンテンツ情報表示要求受け取りステップS401と、コンテンツ情報表示画面データ生成・返送ステップS402と、コンテンツ視聴要求受け取りステップS403と、利用者識別認証情報有無判定ステップS404と、利用者識別認証情報受け取りステップS405と、利用者識別認証情報引き渡しステップS406と、配信可否判定ステップS407と、契約配信条件引き渡しステップS408と、配信中止ステップS409と、メタコンテンツ情報取得ステップS410と、配信データファイル決定ステップS411と、帯域上限値超過判定ステップS412と、配信中止ステップS413と、帯域集計値更新ステップS414と、データ配信要求発行必要情報返送ステップS415と、データ配信要求受け取りステップS416と、データ配信ステップS417とからなる。なお、図2中の各工程と図10および図11中の各ステップとの対応関係は、コンテンツ視聴要求受け付け工程103がステップS401〜ステップS403に対応し、契約配信条件取得工程104がステップS404〜ステップS409に対応し、配信データファイル決定工程105がステップS410〜ステップS414に対応し、配信工程106がステップS415〜ステップS417に対応する。
【0107】
次に、上記のように構成された本実施の形態に係る情報配信システムの動作について説明する。ここでは、本実施の形態に特有の動作(配信帯域制御手段34の動作等)を中心にして説明する。すなわち、図10および図11を用いて、図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程103以降の工程における処理のうちの本実施の形態に特有の処理を、図9の構成に照らしながら説明する。なお、このような本実施の形態に特有の動作以外の動作については、本実施の形態(第2の実施の形態)も第1の実施の形態も、同様の動作となる。すなわち、本実施の形態における図10および図11中のステップS401〜ステップS411の動作は、第1の実施の形態における図5および図6中のステップS301〜ステップS311の動作と全て同一である。また、図11中のステップS415〜ステップS417の動作は、第1の実施の形態における図6中のステップS312〜ステップS314の動作と同一である。
【0108】
配信帯域制御手段34は、配信ファイル決定手段32による図10中のステップS411の処理(図6中のステップS311の処理と同様の処理)に続き、自己(配信帯域制御手段34)が保持している、配信中のデータファイルの配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値および帯域上限値(先述のように、配信の際に輻輳が発生しない上限の値として予め定められている値)を取得する。そして、配信を開始しようとしているデータ(ステップS411で決定した配信データファイルのデータ)の配信帯域幅を、当該配信データファイルの配信形態・コンテンツ種別と同種の配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値に加算した値が当該配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を超えないかどうかをチェック(判定)する(ステップS412)。
【0109】
配信帯域制御手段34は、ステップS412で「加算結果が帯域上限値を超えてしまう」と判定した場合には、そこで処理を終了する(配信を中止する制御を行う)(ステップS413)。
【0110】
一方、配信帯域制御手段34は、ステップS412で「加算結果が帯域上限値を超えない」と判定した場合(ステップS411で決定した配信データファイルのデータの配信について問題がない場合)には、ステップS412における加算結果によって更新した帯域集計値を自己(配信帯域制御手段34)に保存する(ステップS414)。
【0111】
本実施の形態では、上記の処理の後に、ステップS415〜ステップS417の処理(図6中のステップS312〜ステップS314の処理と同様の処理)に制御が移行する。
【0112】
以上により、本実施の形態では、配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)が異なるコンテンツのデータファイルの同時配信を行う場合でも、それぞれに(各配信形態・コンテンツ種別について)ある程度配信装置4やネットワーク7の資源を割り当てて、配信不可能な状況が起きることを回避できるようになる。
【0113】
ただし、各配信形態・コンテンツ種別のものの配信が常に均一に発生するとは限らず、費用対効果の点で無駄が生じる問題はまだ残る。
【0114】
(3) 第3の実施の形態
【0115】
図12は、本発明の第3の実施の形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【0116】
図12に示した本実施の形態に係る情報配信システムの構成は、図1の構成(第1の実施の形態の構成)における配信装置4内に、コンテンツ情報確認手段43および配信帯域制御手段44を追加した構成となっている。
【0117】
コンテンツ情報確認手段43は、配信帯域制御手段44からの要求により、コンテンツ情報管理DB8内の情報を確認し取得する。
【0118】
配信帯域制御手段44は、配信装置4が利用者端末6からデータ配信要求を受け取った時に、コンテンツ情報確認手段43を介してコンテンツ情報管理DB8から現在配信中のデータファイルのコンテンツのメタコンテンツ情報を取得し、データ配信要求に係るデータファイルの配信を開始するとその配信データファイルと同種の配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値(先述のように、予め定められた当該配信形態・コンテンツ種別に対する配信帯域幅の総量の上限値)を超えるかどうかをチェックし、帯域上限値を超える場合に現在実行中の各々の配信について予め定めたルール(例えば、「有料のライブのコンテンツの配信の要求を受けた場合に、その配信(有料のライブのコンテンツの配信)を開始すると帯域上限値を超過するときには、他の既配信中の無料のオンデマンドコンテンツの配信の配信帯域を下げる」といったようなルール)に従って配信帯域幅を動的に減少させる制御を行う。
【0119】
図2〜図4は、本実施の形態(第3の実施の形態)に係る情報配信システムの処理を示す流れ図にも該当する。
【0120】
また、図7および図8は、本実施の形態に係る情報配信システムで採用されるメタコンテンツ情報(コンテンツ情報管理DB8に格納されるメタコンテンツ情報)および利用者情報(利用者情報管理DB9に格納される利用者情報)の具体例を示す図にも該当する。
【0121】
図13および図14は、本実施の形態における図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程103以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。この処理は、コンテンツ情報表示要求受け取りステップS501と、コンテンツ情報表示画面データ生成・返送ステップS502と、コンテンツ視聴要求受け取りステップS503と、利用者識別認証情報有無判定ステップS504と、利用者識別認証情報受け取りステップS505と、利用者識別認証情報引き渡しステップS506と、配信可否判定ステップS507と、契約配信条件引き渡しステップS508と、配信中止ステップS509と、メタコンテンツ情報取得ステップS510と、配信データファイル決定ステップS511と、データ配信要求発行必要情報返送ステップS512と、データ配信要求受け取りステップS513と、配信コンテンツ情報取得ステップS514と、帯域上限値超過判定ステップS515と、配信中コンテンツ情報取得ステップ516と、配信帯域幅動的減少指示ステップS517と、帯域集計値更新ステップS518と、データ配信ステップS519とからなる。なお、図2中の各工程と図13および図14中の各ステップとの対応関係は、コンテンツ視聴要求受け付け工程103がステップS501〜ステップS503に対応し、契約配信条件取得工程104がステップS504〜ステップS509に対応し、配信データファイル決定工程105がステップS510〜ステップS511に対応し、配信工程106がステップS512〜ステップS519に対応する。
【0122】
次に、上記のように構成された本実施の形態に係る情報配信システムの動作について説明する。ここでは、本実施の形態に特有の動作(コンテンツ情報確認手段43および配信帯域制御手段44の動作等)を中心にして説明する。すなわち、図13および図14を用いて、図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程103以降の工程における処理のうちの本実施の形態に特有の処理を、図12の構成に照らしながら説明する。なお、このような本実施の形態に特有の動作以外の動作については、本実施の形態(第3の実施の形態)も第1の実施の形態も、同様の動作となる。すなわち、本実施の形態における図13および図14中のステップS501〜ステップS513の動作は、第1の実施の形態における図5および図6中のステップS301〜ステップS313の動作と全て同一である。また、図14中のステップS519の動作は、第1の実施の形態における図6中のステップS314の動作と同一である。
【0123】
データ配信手段41は、ステップS513で、利用者端末6からデータ配信要求を受け取った後に、データファイル格納手段42からの配信データファイルの読み出しを直ぐには行わず、配信帯域制御手段44に対して配信帯域確認要求を発行する。
【0124】
これをうけ、配信帯域制御手段44は、コンテンツ情報確認手段43を介してコンテンツ情報管理DB8からこれから配信しようとするコンテンツのメタコンテンツ情報に含まれる配信時の利用帯域幅を取得する(ステップS514)。
【0125】
続いて、配信帯域制御手段44は、自己(配信帯域制御手段44)内で保持している配信中のデータファイルの配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値および帯域上限値を取得する。そして、配信を開始しようとしているデータファイルのデータの配信帯域幅を、当該配信データファイルの配信形態・コンテンツ種別と同種の配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値に加算した値が当該配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を超えないかどうかをチェック(判定)する(ステップS515)。
【0126】
配信帯域制御手段44は、ステップS515で「加算結果が帯域上限値を超えてしまう」と判定した場合には、各々の配信で使用しているデータファイルの配信帯域幅を取得し(ステップS516)、現在実行中の各々の配信について、予め定めたルール(例えば、「有料のライブのコンテンツの配信の要求を受けた場合に、その配信を開始すると帯域上限値を超過するときには、他の既配信中の無料のオンデマンドコンテンツの配信の配信帯域を下げる」といったようなルール)に従って、配信帯域幅を動的に減少させるように、データ配信手段41に指示を送る(ステップS517)。
【0127】
さらに、配信帯域制御手段44は、今回の配信データ要求に基づく配信を行うにあたって更新した帯域集計値(変更があった各配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値)を自己(配信帯域制御手段44)に保存する(ステップS518)。
【0128】
一方、配信帯域制御手段44は、ステップS515で「加算結果が帯域上限値を超えない」と判定した場合(今回の配信データ要求に基づく配信をそのまま行うことに問題がない場合)には、ステップS516およびステップS517の処理をとばしてステップS518の処理(更新した帯域集計値の保存処理)を実行する。
【0129】
本実施の形態では、上記の処理の後に、ステップS519の処理(図6中のステップS314の処理と同様の処理)に制御が移行する。
【0130】
以上により、本実施の形態では、これ以上配信を開始すると輻輳し始めるような状況下でも新たに開始する配信で利用する帯域幅分だけ配信装置4の資源を空けて新たに配信を開始することができるようになり、かつ各配信形態・コンテンツ種別のものの配信が常に均一に発生しない状況での費用対効果の点で無駄を減少させることができる。
【0131】
(4) 第4の実施の形態
【0132】
次に、本発明の第4の実施の形態に係る情報配信方法について説明する。
【0133】
本実施の形態に係る情報配信方法は、コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)やタイトルというコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、利用者が個人情報(氏名等)の入力と品質に関する配信条件(配信希望帯域幅等)の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの視聴要求(コンテンツ視聴要求)を受け付ける第3の工程と、第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質(利用帯域幅等)を決定して該当する配信データファイルを選択する第5の工程と、第5の工程で選択した配信データファイルを利用者に配信する第6の工程とからなる。
【0134】
ここで、上記の図2は、本発明の第4の実施の形態に係る情報配信方法の処理手順を示す流れ図にも該当する。この場合に、上記の第1の工程は図2中のコンテンツ登録工程101に該当し、第2の工程は利用契約締結工程102に該当し、第3の工程はコンテンツ視聴要求受け付け工程103に該当し、第4の工程は契約配信条件取得工程104に該当し、第5の工程は配信データファイル決定工程105に該当し、第6の工程は配信工程106に該当する。
【0135】
また、図3は上記の第1の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当し、図4は上記の第2の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当し、図5および図6は上記の第3の工程〜第6の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当する。
【0136】
なお、本実施の形態に係る情報配信方法の動作は、上記の第1の実施の形態に係る情報配信システムの説明で述べた図2〜図6に示す動作(処理)の内容と同様のものになる。
【0137】
(5) 第5の実施の形態
【0138】
次に、本発明の第5の実施の形態に係る情報配信方法について説明する。
【0139】
本実施の形態に係る情報配信方法は、コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)やタイトルというコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、利用者が個人情報(氏名等)の入力と品質に関する配信条件(配信希望帯域幅等)の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの視聴要求(コンテンツ視聴要求)を受け付ける第3の工程と、第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質(利用帯域幅等)を決定して該当する配信データファイルを選択し今回の配信を開始しても当該配信データファイルの配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値が当該配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を越えないことを確認した上で当該配信データファイルの配信を決定する第5の工程と、第5の工程で選択し決定した配信データファイルを利用者に配信する第6の工程とからなる。
【0140】
ここで、上記の図2は、本発明の第5の実施の形態に係る情報配信方法の処理手順を示す流れ図にも該当する。この場合に、上記の第1の工程は図2中のコンテンツ登録工程101に該当し、第2の工程は利用契約締結工程102に該当し、第3の工程はコンテンツ視聴要求受け付け工程103に該当し、第4の工程は契約配信条件取得工程104に該当し、第5の工程は配信データファイル決定工程105に該当し、第6の工程は配信工程106に該当する。
【0141】
また、図3は上記の第1の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当し、図4は上記の第2の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当し、図10および図11は上記の第3の工程〜第6の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当する。
【0142】
なお、本実施の形態に係る情報配信方法の動作は、上記の第2の実施の形態に係る情報配信システムの説明で述べた図2〜図4ならびに図10および図11に示す動作(処理)の内容と同様のものになる。
【0143】
(6) 第6の実施の形態
【0144】
次に、本発明の第6の実施の形態に係る情報配信方法について説明する。
【0145】
本実施の形態に係る情報配信方法は、コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信といった配信形態の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)やタイトルというコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、利用者が個人情報(氏名等)の入力と品質に関する配信条件(配信希望帯域幅等)の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの視聴要求(コンテンツ視聴要求)を受け付ける第3の工程と、第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質(利用帯域幅等)を決定して該当する配信データファイルを選択する第5の工程と、第5の工程で選択した配信データファイルに対する利用者からのデータ配信要求を受けた際に当該配信を開始すると当該配信データファイルの配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値が当該配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を越えないかどうかを判定し「越える」と判断した場合には現在実行中の各々の配信について予め定めたルール(例えば、「有料のライブのコンテンツの配信の要求を受けた場合に、その配信(有料のライブのコンテンツの配信)を開始すると帯域上限値を超過するときには、他の既配信中の無料のオンデマンドコンテンツの配信の配信帯域を下げる」といったようなルール)に従って配信帯域幅を動的に減少させる制御を行った上で当該配信データファイルを利用者に配信する(「越えない」と判断した場合にはそのまま当該配信を行う)第6の工程とからなる。
【0146】
ここで、上記の図2は、本発明の第6の実施の形態に係る情報配信方法の処理手順を示す流れ図にも該当する。この場合に、上記の第1の工程は図2中のコンテンツ登録工程101に該当し、第2の工程は利用契約締結工程102に該当し、第3の工程はコンテンツ視聴要求受け付け工程103に該当し、第4の工程は契約配信条件取得工程104に該当し、第5の工程は配信データファイル決定工程105に該当し、第6の工程は配信工程106に該当する。
【0147】
また、図3は上記の第1の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当し、図4は上記の第2の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当し、図13および図14は上記の第3の工程〜第6の工程の詳細な処理を示す流れ図にも該当する。
【0148】
なお、本実施の形態に係る情報配信方法の動作は、上記の第3の実施の形態に係る情報配信システムの説明で述べた図2〜図4ならびに図13および図14に示す動作(処理)の内容と同様のものになる。
【0149】
(7) 第7の実施の形態
【0150】
図15は、本発明の第7の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0151】
図15を参照すると、本発明の第7の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に係る情報配信システムに対して、情報配信制御プログラム1500を備える点が異なっている。
【0152】
情報配信制御プログラム1500は、情報登録装置1,情報提供装置2,視聴要求受け付け装置3,および配信装置4を含みコンテンツ情報管理DB8および利用者情報管理DB9を接続するコンピュータシステムに読み込まれ、当該コンピュータシステムの動作をコンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,データ配信手段41,およびデータファイル格納手段42として制御する。情報配信制御プログラム1500の制御による当該コンピュータシステムの動作(コンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,データ配信手段41,およびデータファイル格納手段42に関する動作)は、第1の実施の形態における情報登録装置1,情報提供装置2,視聴要求受け付け装置3,および配信装置4の動作(コンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,データ配信手段41,およびデータファイル格納手段42に関する動作)と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0153】
(8) 第8の実施の形態
【0154】
図16は、本発明の第8の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0155】
図16を参照すると、本発明の第8の実施の形態は、図9に示した第2の実施の形態に係る情報配信システムに対して、情報配信制御プログラム1600を備える点が異なっている。
【0156】
情報配信制御プログラム1600は、情報登録装置1,情報提供装置2,視聴要求受け付け装置3,および配信装置4を含みコンテンツ情報管理DB8および利用者情報管理DB9を接続するコンピュータシステムに読み込まれ、当該コンピュータシステムの動作をコンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,配信帯域制御手段34,データ配信手段41,およびデータファイル格納手段42として制御する。情報配信制御プログラム1600の制御による当該コンピュータシステムの動作(コンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,配信帯域制御手段34,データ配信手段41,およびデータファイル格納手段42に関する動作)は、第2の実施の形態における情報登録装置1,情報提供装置2,視聴要求受け付け装置3,および配信装置4の動作(コンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,配信帯域制御手段34,データ配信手段41,およびデータファイル格納手段42に関する動作)と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0157】
(9) 第9の実施の形態
【0158】
図17は、本発明の第9の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0159】
図17を参照すると、本発明の第9の実施の形態は、図12に示した第3の実施の形態に係る情報配信システムに対して、情報配信制御プログラム1700を備える点が異なっている。
【0160】
情報配信制御プログラム1700は、情報登録装置1,情報提供装置2,視聴要求受け付け装置3,および配信装置4を含みコンテンツ情報管理DB8および利用者情報管理DB9を接続するコンピュータシステムに読み込まれ、当該コンピュータシステムの動作をコンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,データ配信手段41,データファイル格納手段42,コンテンツ情報確認手段43,および配信帯域制御手段44として制御する。情報配信制御プログラム1700の制御による当該コンピュータシステムの動作(コンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,配信帯域制御手段34,データ配信手段41,データファイル格納手段42,コンテンツ情報確認手段43,および配信帯域制御手段44に関する動作)は、第3の実施の形態における情報登録装置1,情報提供装置2,視聴要求受け付け装置3,および配信装置4の動作(コンテンツ情報登録手段11,利用者情報登録手段12,コンテンツ情報表示画面生成手段21,利用者情報確認手段31,配信ファイル決定手段32,視聴要求受信手段33,データ配信手段41,データファイル格納手段42,コンテンツ情報確認手段43,および配信帯域制御手段44に関する動作)と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0161】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、以下に示すような効果が生じる。
【0162】
第1の効果は、品質が違う同一内容の配信を行う場合であっても複数のコンテンツを登録する必要がなく、登録済みのコンテンツ情報(メタコンテンツ情報)の更新・削除を行う際に複数のデータを一括して扱うことができるため、コンテンツ管理の手順を省力化することができるということである。
【0163】
このような効果が生じる理由は、「情報配信方法」の態様で本発明を捉えた場合に、本発明では、コンテンツ視聴要求受け付け工程の後に契約配信条件取得工程および配信データファイル決定工程を実施して配信工程に移行することにより、利用者との間の契約配信条件に応じた品質でコンテンツの配信を行うことができるからである。
【0164】
また、「情報配信システム」の態様で本発明を捉えた場合に、本発明では、視聴要求受け付け装置に配信ファイル決定手段が設けられ、またコンテンツ情報管理DB内に複数のコンテンツ情報をまとめたメタコンテンツ情報が格納され、さらに利用者情報管理DB9内の利用者情報中に契約配信条件の情報が格納されるからである。すなわち、利用者がコンテンツ視聴要求を発行する際に1つのメタコンテンツ情報に対する要求を発行でき、それを受け取った視聴要求受け付け装置内の配信ファイル決定手段が指定されたメタコンテンツ情報と利用者の配信契約条件とを突き合わせてどの品質のデータを配信すべきかを自動的に決定できるからである。
【0165】
第2の効果は、上記の第1の効果を別の面から捉えた効果として、コンテンツ視聴要求に含むべき配信コンテンツを特定するためのコンテンツIDを別品質のデータファイルの配信を行う場合でも1つに統一できることに起因して、情報配信システムが利用者との契約配信条件に応じてどの品質のデータを配信するかを自動的に決定できるようになり、利用者の視聴時の手間の軽減を図ることができるようになるということである。
【0166】
第3の効果は、視聴要求受け付け装置内に配信帯域制御手段を設けることにより、配信形態(オンデマンド配信・ライブ配信の別)やコンテンツ種別(有料・無料の別)が異なるコンテンツの同時配信を行う場合でも、それぞれにある程度配信装置やネットワークの資源を割り当てて、配信不可能な状況が起きることを回避できるようになるということである。これにより、配信装置やネットワークの資源を考慮して配信形態・コンテンツ種別毎に資源を予め割り当てることができるようになる。
【0167】
第4の効果は、配信装置内にコンテンツ情報確認手段および配信帯域制御手段を設けることにより、これ以上配信を開始すると輻輳し始めるような状況下でも、新たに開始する配信で利用する帯域幅分だけ配信装置の資源を空けて新たに配信を開始することができるようになり、かつ各々の配信形態やコンテンツ種別のものの配信が常に均一に発生しない状況での費用対効果の点で無駄を減少させることができるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1,図9,および図12に示す情報配信システムの処理を示す流れ図であり、本発明の第4,第5,および第6の実施の形態に係る情報配信方法の処理手順を示す流れ図でもある。
【図3】図2中のコンテンツ登録工程の詳細な処理を示す流れ図である。
【図4】図2中の利用契約締結工程の詳細な処理を示す流れ図である。
【図5】図1に示す情報配信システムにおける図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。
【図6】図1に示す情報配信システムにおける図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。
【図7】図1,図9,および図12に示す情報配信システムで採用されるメタコンテンツ情報(コンテンツ情報管理DBに格納されるメタコンテンツ情報)の一例を示す図である。
【図8】図1,図9,および図12に示す情報配信システムで採用される利用者情報(利用者情報管理DBに格納される利用者情報)の一例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示す情報配信システムにおける図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。
【図11】図9に示す情報配信システムにおける図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図13】図12に示す情報配信システムにおける図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。
【図14】図12に示す情報配信システムにおける図2中のコンテンツ視聴要求受け付け工程以降の工程の詳細な処理を示す流れ図である。
【図15】本発明の第7の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第8の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の第9の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図18】従来の情報配信方法の一例における処理フロー(処理手順)を示す流れ図である。
【図19】従来の情報配信方法の他の例における処理フロー(処理手順)を示す流れ図である。
【図20】図18に示す情報配信方法を実現した従来の情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図21】図19に示す情報配信方法を実現した従来の情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図22】従来の情報配信システムにおけるコンテンツ情報管理DBに格納されるコンテンツ情報の一例を示す図である。
【図23】従来の情報配信システムにおける利用者情報管理DBに格納される利用者情報の一例を示す図である。
【図24】従来の情報配信システムにおけるコンテンツ情報表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報登録装置
2 情報提供装置
3 視聴要求受け付け装置
4 配信装置
5 コンテンツ提供者端末
6 利用者端末
7 ネットワーク
8 コンテンツ情報管理DB
9 利用者情報管理DB
11 コンテンツ情報登録手段
12 利用者情報登録手段
21 コンテンツ情報表示画面生成手段
31 利用者情報確認手段
32 配信ファイル決定手段
33 視聴要求受信手段
34,44 配信帯域制御手段
41 データ配信手段
42 データファイル格納手段
43 コンテンツ情報確認手段
101 コンテンツ登録工程
102 利用契約締結工程
103 コンテンツ視聴要求受け付け工程
104 契約配信条件取得工程
105 配信データファイル決定工程
106 配信工程
1500,1600,1700 情報配信制御プログラム

Claims (12)

  1. コンテンツ提供者端末および利用者端末がネットワークに接続されるネットワークシステムにおいて、
    複数のコンテンツ情報をまとめたメタコンテンツ情報を格納するコンテンツ情報管理DBと、
    利用者が登録する個人情報や契約配信条件の指定を含む利用者情報を格納する利用者情報管理DBと、
    コンテンツ提供者に対してコンテンツ登録に必要な機能を提供し利用者に対して利用契約締結に必要な機能を提供する情報登録装置と、
    利用者に対してコンテンツに関する情報を提供する情報提供装置と、
    前記コンテンツ情報管理DBおよび前記利用者情報管理DBの内容に基づいて配信データファイルを選択し決定する配信ファイル決定手段と利用者端末からのコンテンツ視聴要求を受信する視聴要求受信手段とを含み、利用者が発行したコンテンツ視聴要求を受け付けて要求発行者の契約配信条件を確認し当該契約配信条件に適する品質の配信データファイルを決定する視聴要求受け付け装置と、
    利用者端末にデータファイルを配信するデータ配信手段を含み、利用者端末からのデータ配信要求に応じて前記視聴要求受け付け装置で決定された配信データファイルのデータを読み出して要求発行者の利用者端末にそのデータを配信する配信装置と
    を有することを特徴とする情報配信システム。
  2. コンテンツ提供者端末および利用者端末がネットワークに接続されるネットワークシステムにおいて、
    複数のコンテンツ情報をまとめたメタコンテンツ情報を格納するコンテンツ情報管理DBと、
    利用者が登録する個人情報や契約配信条件の指定を含む利用者情報を格納する利用者情報管理DBと、
    各コンテンツに関する配信データファイルを格納するデータファイル格納手段と、
    ネットワークを経由してコンテンツ提供者端末から登録されるデータファイルを前記データファイル格納手段に格納し、配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録するコンテンツ情報登録手段と、
    ネットワークを経由して利用者端末と通信し、利用者端末から登録される個人情報と配信希望帯域幅といった配信条件とを前記利用者情報管理DBに格納し、利用者識別認証情報を発行する利用者情報登録手段と、
    前記コンテンツ情報管理DBに格納されているメタコンテンツ情報を取得し、コンテンツ情報表示画面や複数のコンテンツ情報をまとめて一覧表示するコンテンツ一覧画面を生成して、それらの画面をネットワークを経由して利用者端末に提供するコンテンツ情報表示画面生成手段と、
    コンテンツ視聴要求中の利用者識別認証情報と前記利用者情報管理DB内に格納されている利用者情報中の利用者識別認証情報とを突き合わせて要求発行者に対するデータ配信の可否を判定する利用者情報確認手段と、
    コンテンツ視聴要求中に含まれる配信コンテンツを特定するための情報を利用して前記コンテンツ情報管理DBから該当するメタコンテンツ情報を取得し、前記利用者情報確認手段により取得される要求発行者の配信条件の情報と当該メタコンテンツ情報中の配信時品質の内容とを突き合わせて配信に利用するデータファイルを決定する配信ファイル決定手段と、
    利用者端末から発行されるコンテンツ視聴要求を受け付けて当該コンテンツ視聴要求中に利用者を特定するための情報が含まれているかどうかを確認し、含まれていない場合には当該コンテンツ視聴要求の要求発行者を特定するための利用者識別認証情報の入力を促す画面データを利用者端末に返送して利用者端末から利用者識別認証情報を受け取り、利用者端末に対してデータ配信要求を発行するために必要な情報を返送する視聴要求受信手段と、
    ネットワークを経由して利用者端末からデータ配信要求を受け、利用者端末に配信データファイルのデータの送信を行うデータ配信手段と
    を有することを特徴とする情報配信システム。
  3. 視聴要求受け付け装置内に存在し、配信中のデータファイルの配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値を、配信の際に輻輳が発生しないよう予め定められている配信形態・コンテンツ種別毎の帯域上限値と共に保存し、配信ファイル決定手段がどの品質のデータファイルを配信するかを決定する際に、上記の配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値および帯域上限値を考慮してデータファイルの配信の可否を判定する配信帯域制御手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報配信システム。
  4. 配信装置内に存在し、配信装置が利用者端末からデータ配信要求を受け取った時に、コンテンツ情報管理DBから現在配信中のデータファイルのコンテンツのメタコンテンツ情報を取得し、データ配信要求に係るデータファイルの配信を開始するとその配信データファイルと同種の配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を超えるかどうかのチェックを行い、帯域上限値を超える場合に現在実行中の各々の配信について予め定めたルールに従って配信帯域幅を動的に減少させる制御を行う配信帯域制御手段と、
    配信装置内に存在し、前記配信帯域制御手段からの要求により、コンテンツ情報管理DB内の情報を確認し取得するコンテンツ情報確認手段と
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報配信システム。
  5. 視聴要求受信手段やデータ配信手段において、要求発行者の利用者情報や配信データの配信時利用帯域幅といった品質情報を保存し、それらの情報を課金の際の元データとして利用することを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,または請求項4記載の情報配信システム。
  6. コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、
    利用者が個人情報の入力と品質に関する配信条件の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、
    利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの要求であるコンテンツ視聴要求を受け付ける第3の工程と、
    前記第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、
    前記第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質を決定して該当する配信データファイルを選択する第5の工程と、
    前記第5の工程で選択した配信データファイルを利用者に配信する第6の工程とを有することを特徴とする情報配信方法。
  7. コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、
    利用者が個人情報の入力と品質に関する配信条件の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、
    利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの要求であるコンテンツ視聴要求を受け付ける第3の工程と、
    前記第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、
    前記第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質を決定して該当する配信データファイルを選択し、今回の配信を開始しても当該配信データファイルの配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値が当該配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を越えないことを確認した上で当該配信データファイルの配信を決定する第5の工程と、
    前記第5の工程で選択し決定した配信データファイルを利用者に配信する第6の工程と
    を有することを特徴とする情報配信方法。
  8. コンテンツ提供者が配信しようとするコンテンツについて配信データファイルを配信装置に格納し配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録する第1の工程と、
    利用者が個人情報の入力と品質に関する配信条件の指定とを行って利用者ID・パスワードといった利用者識別認証情報を受け取る第2の工程と、
    利用者にメタコンテンツ情報を提示し利用者が視聴を希望するものとして選択したコンテンツの要求であるコンテンツ視聴要求を受け付ける第3の工程と、
    前記第3の工程で受け付けたコンテンツ視聴要求につきその要求発行者を特定して配信可否を判定し契約配信条件を取得する第4の工程と、
    前記第4の工程で取得した契約配信条件から配信時品質を決定して該当する配信データファイルを選択する第5の工程と、
    前記第5の工程で選択した配信データファイルに対する利用者からのデータ配信要求を受けた際に、当該配信を開始すると当該配信データファイルの配信形態・コンテンツ種別に対する帯域集計値が当該配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を越えないかどうかを判定し、「越える」と判断した場合には現在実行中の各々の配信について予め定めたルールに従って配信帯域幅を動的に減少させる制御を行った上で、当該配信データファイルを利用者に配信する第6の工程とを有することを特徴とする情報配信方法。
  9. 配信工程において、要求発行者の利用者情報や配信データの配信帯域幅といった品質情報を保存し課金の際の元データとして利用することを特徴とする請求項6,請求項7,または請求項8記載の情報配信方法。
  10. コンテンツ提供者端末および利用者端末がネットワークに接続されるネットワークシステムにおいて、
    複数のコンテンツ情報をまとめたメタコンテンツ情報を格納するコンテンツ情報管理DBおよび利用者が登録する個人情報や契約配信条件の指定を含む利用者情報を格納する利用者情報管理DBを接続するコンピュータシステムを、
    各コンテンツに関する配信データファイルを格納するデータファイル格納手段,ネットワークを経由してコンテンツ提供者端末から登録されるデータファイルを前記データファイル格納手段に格納し、配信形態やコンテンツ種別を含むコンテンツ情報と配信データファイルへのアクセス方法とをメタコンテンツ情報中の情報として登録するコンテンツ情報登録手段,ネットワークを経由して利用者端末と通信し、利用者端末から登録される個人情報と配信希望帯域幅といった配信条件とを前記利用者情報管理DBに格納し、利用者識別認証情報を発行する利用者情報登録手段,前記コンテンツ情報管理DBに格納されているメタコンテンツ情報を取得し、コンテンツ情報表示画面や複数のコンテンツ情報をまとめて一覧表示するコンテンツ一覧画面を生成して、それらの画面をネットワークを経由して利用者端末に提供するコンテンツ情報表示画面生成手段,コンテンツ視聴要求中の利用者識別認証情報と前記利用者情報管理DB内に格納されている利用者情報中の利用者識別認証情報とを突き合わせて要求発行者に対するデータ配信の可否を判定する利用者情報確認手段,コンテンツ視聴要求中に含まれる配信コンテンツを特定するための情報を利用して前記コンテンツ情報管理DBから該当するメタコンテンツ情報を取得し、前記利用者情報確認手段により取得される要求発行者の配信条件の情報と当該メタコンテンツ情報中の配信時品質の内容とを突き合わせて配信に利用するデータファイルを決定する配信ファイル決定手段,利用者端末から発行されるコンテンツ視聴要求を受け付けて当該コンテンツ視聴要求中に利用者を特定するための情報が含まれているかどうかを確認し、含まれていない場合には当該コンテンツ視聴要求の要求発行者を特定するための利用者識別認証情報の入力を促す画面データを利用者端末に返送して利用者端末から利用者識別認証情報を受け取り、利用者端末に対してデータ配信要求を発行するために必要な情報を返送する視聴要求受信手段,およびネットワークを経由して利用者端末からデータ配信要求を受け、利用者端末に配信データファイルのデータの送信を行うデータ配信手段として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータシステムを、請求項10における各手段とともに、視聴要求受け付け装置内に存在し、配信中のデータファイルの配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値を、配信の際に輻輳が発生しないよう予め定められている配信形態・コンテンツ種別毎の帯域上限値と共に保存し、配信ファイル決定手段がどの品質のデータファイルを配信するかを決定する際に、上記の配信形態・コンテンツ種別毎の帯域集計値および帯域上限値を考慮してデータファイルの配信の可否を判定する配信帯域制御手段としても機能させるための請求項10記載のプログラム。
  12. コンピュータシステムを、請求項10における各手段とともに、配信装置内に存在し、配信装置が利用者端末からデータ配信要求を受け取った時に、コンテンツ情報管理DBから現在配信中のデータファイルのコンテンツのメタコンテンツ情報を取得し、データ配信要求に係るデータファイルの配信を開始するとその配信データファイルと同種の配信形態・コンテンツ種別に対する帯域上限値を超えて輻輳し始めるかどうかのチェックを行い、帯域上限値を超える場合に現在実行中の各々の配信について予め定めたルールに従って配信帯域幅を動的に減少させる制御を行う配信帯域制御手段,および配信装置内に存在し、前記配信帯域制御手段からの要求により、コンテンツ情報管理DB内の情報を確認し取得するコンテンツ情報確認手段としても機能させるための請求項10記載のプログラム。
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