JP2004224053A - 液滴吐出器及びこれを採用したインクジェットプリントヘッド - Google Patents

液滴吐出器及びこれを採用したインクジェットプリントヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】 液滴吐出器及びこれを採用したインクジェットプリントヘッドを提供する。
【解決手段】 一端にノズルが形成された流体通路と、流体通路の内部に設けられるものであって、外部刺激に反応して膨脹することによってノズルを通じて液滴を吐出させる体積変化構造物と、体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、を具備する液滴吐出器。ここで、体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルよりなる。これにより、約15〜30℃の低い温度範囲で駆動ができて熱方式インクジェットプリントヘッドで発生する低いエネルギー効率問題、剰余熱エネルギーの放熱問題などが発生しない。また、構造が単純で小型化が可能でノズルの集積度を高められる。また、体積膨脹構造物をなす物質の組成や刺激条件などを調節して体積変化量を変化させることによって吐出される液滴の大きさを能動的に制御できる。
【選択図】 図6

Description

本発明は液滴吐出器及びこれを採用したインクジェットプリントヘッドに係り、特に外部刺激に反応して体積が変化する体積変化構造物の膨脹と収縮とを利用して液滴を吐出させる液滴吐出器及びこれを採用したインクジェットプリントヘッドに関する。
一般的にインクジェットプリントヘッドは、印刷用インクの微小な液滴を記録用紙上の所望の位置に吐出させて所定色相の画像に印刷する装置である。このようなインクジェットプリントヘッドはインク液滴の吐出メカニズムによって2種の方式に大別できる。その一つは熱源を利用してインクにバブルを発生させ、そのバブルの膨張力によりインク液滴を吐出させる熱方式インクジェットプリントヘッドであり、他の一つは圧電体を使用してその圧電体の変形によりインクに加えられる圧力によりインク液滴を吐出させる圧電方式インクジェットプリントヘッドである。
まず、熱方式インクジェットプリントヘッドでのインク液滴吐出メカニズムをより詳細に説明すれば次の通りである。抵抗発熱体からなるヒータにパルス形態の電流を流すと、ヒータで熱が発生するとともにヒータに隣接したインクが約300℃に瞬間加熱される。これによりインクが沸騰しながらバブルが生成され、生成されたバブルが膨脹してインクチャンバ内に満たされたインクに圧力を加えるようになる。これによってノズル付近にあったインクはノズルを通じて液滴状でインクチャンバの外に吐出される。
一方、このような熱方式は、バブルの成長方向及びインク液滴の吐出方向によって再びトップシューティング方式、サイドシューティング方式及びバックシューティング方式に分類される。トップシューティング方式はバブルの成長方向とインク液滴の吐出方向とが同じ方式であり、サイド−シューティング方式はバブルの成長方向とインク液滴の吐出方向とが直角をなす方式であり、バックシューティング方式とはバブルの成長方向とインク液滴の吐出方向とが互いに逆であるインク吐出方式をいう。
図1は、特許文献1に開示された熱方式インクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。
図1を参照すれば、熱方式インクジェットプリントヘッドは、基板上に多数の物質層が積層されてなるベースプレート30と、ベースプレート30上に積層されてインクチャンバ42を限定するバリア層40と、バリア層40上に積層されたノズルプレート50と、よりなっている。インクチャンバ42内にはインクが満たされ、インクチャンバ42の下方にはインクを加熱してバブルを生成させるためのヒータ33が設けられている。ノズルプレート50にはそれぞれのインクチャンバ42に対応する位置にインクを吐出させる多数のノズル52が形成されている。
前記のようなインクジェットプリントヘッドの垂直構造をより詳細に説明すれば次の通りである。シリコンよりなる基板31上にはヒータ33と基板31との間の断熱及び絶縁のための絶縁層32が形成されている。前記絶縁層32は、基板31上に主にシリコン酸化膜を蒸着することによってなる。絶縁層32上にはインクチャンバ42内のインクを加熱してバブルを発生させるためのヒータ33が形成されている。このヒータ33は、例えばタンタル窒化物(TaN)またはタンタル−アルミニウム合金(TaAl)などを絶縁層32上に薄膜状に蒸着することによって形成される。ヒータ33上にはここに電流を印加するための導線34が設けられている。この導線34はアルミニウムまたはアルミニウム合金などのような導電性に優れた金属物質よりなる。具体的に、導線34はアルミニウムなどをヒータ33上に所定の厚さで積層した後、これを所定形状にパターニングすることによって形成される。
ヒータ33及び導線34上にはこれらを保護するための保護層35が形成されている。保護層35はヒータ33及び導線34が酸化すること、またはインクと直接接触することを防止するためのものであって、主にシリコン窒化膜を蒸着することによってなる。そして、保護層35上にはインクチャンバ42が形成される部位にキャビテーション防止層36が形成されている。キャビテーション防止層36は、その上面がインクチャンバ42の底面を形成してインクチャンバ42内のバブルが破れる時に発生する高い圧力によりヒータ33が損傷されることを防止するためのものであって、主にタンタル薄膜が利用される。
一方、基板31上に数枚の物質層が積層され形成されたベースプレート30上にはインクチャンバ42を形成するためのバリア層40が積層されている。このようなバリア層40は感光性ポリマーをベースプレート30上に加熱、加圧して圧着するラミネーション法によって塗布した後、これをパターニングすることにより形成される。この時、感光性ポリマーの厚さは吐出されるインク液滴の体積に応じて要求されるインクチャンバ42の高さにより決まる。
バリア層40上にはノズル52が形成されているノズルプレート50が積層されている。ノズルプレート50はポリイミドまたはニッケルよりなっており、バリア層40をなす感光性ポリマーの接着性を利用してバリア層40上に接着される。
しかし、前記のような熱方式インクジェットプリントヘッドでは、インク内部にバブルを発生させるためにヒータを高温に加熱するためにエネルギー効率が低くて残留熱エネルギーを外部に放熱しなければならない問題点がある。
次に、図2には圧電方式インクジェットプリントヘッドの一般的な構成が図示されている。図2を参照すれば、流路形成板1の内部にはインク流路をなすリザーバ2、リストリクタ3、圧力チャンバ4、及びノズル5が形成されており、流路形成板1の上部には圧電アクチュエータ6が設けられている。リザーバ2はインクコンテナ(図示せず)から流入されたインクを貯蔵する所であり、リストリクタ3はリザーバ2から圧力チャンバ4にインクが流入される通路である。圧力チャンバ4は吐出されるインクを収容する所であって、圧電アクチュエータ6の駆動によってその体積が変わることによってインクの吐出または流入のための圧力変化を生成する。
流路形成板1は主にセラミック材料、金属材料または合成樹脂材料の多数の薄板をそれぞれ切削加工して前記のインク流路の一部分を形成した後、これら多数の薄板を積層することによってなる。そして、圧電アクチュエータ6は圧力チャンバ4の上側に設けられ、圧電薄板とこの圧電薄板に電圧を印加するための電極とが積層された形態になっている。これにより、流路形成板1の圧力チャンバ4の上部壁をなす部位は圧電アクチュエータ6により変形される振動板1aの役割をする。
このような構成を有する圧電方式インクジェットプリントヘッドの作動を説明すれば、圧電アクチュエータ6の駆動により振動板1aが変形されれば圧力チャンバ4の体積が減少し、これによる圧力チャンバ4内の圧力変化により圧力チャンバ4内のインクはノズル5を通じて外部に吐出される。次いで、圧電アクチュエータ6の駆動により振動板1aが元来の形態に復元されれば圧力チャンバ4の体積が増加し、これによる圧力変化によりリザーバ2に貯蔵されているインクがリストリクタ3を通じて圧力チャンバ4内に流入される。
このような圧電方式インクジェットプリントヘッドの具体的な例として、図3には特許文献2に開示された圧電方式インクジェットプリントヘッドの構造が図示されており、図4には図3のIV−IV線の断面図が図示されている。
図3及び図4を参照すれば、圧電方式インクジェットプリントヘッドは多数の薄いプレートを積層して接合させることによりなる。すなわち、プリントヘッドの最下部にはインクを吐出するためのノズル11aが形成された第1プレート11が配置され、その上にリザーバ12a及びインク排出口12bが形成されている第2プレート12が積層され、またその上にはインク流入口13a及びインク排出口13bが形成されている第3プレート13が積層される。第3プレート13上にはインク流入口14a及びインク排出口14bが形成されている第4プレート14が積層され、その上には両端部がそれぞれインク流入口14a及びインク排出口14bに連通された圧力チャンバ15aが形成されている第5プレート15が積層される。前記インク流入口13a、14aはリザーバ12aから圧力チャンバ15aにインクが流入される通路の役割をし、インク排出口12b、13b、14bは圧力チャンバ15aからノズル11a側にインクが排出される通路の役割をする。第5プレート15上には圧力チャンバ15aの上部を閉鎖する第6プレート16が積層され、その上には圧電アクチュエータとして駆動電極20及び圧電薄膜21が形成されている。したがって、第6プレート16は圧電アクチュエータにより振動する振動板としての機能をし、その変形によりその下の圧力チャンバ15aの体積を変化させる。
前記第1、第2及び第3プレート11、12、13は一般的に金属薄板をエッチングまたはプレス加工することにより成形され、前記第4、第5及び第6プレート14、15、16は一般的に薄板状のセラミック材料を切削加工することにより成形される。
しかし、前記のような圧電方式インクジェットプリントヘッドでは、インク液滴の吐出のための圧電薄膜の有効変位を得るためには構造物が大きくなり、これにより単位面積当りノズル数が制限される。また、前記の圧電方式インクジェットプリントヘッドを製造するためには各種プレートを多様な加工方法によって別途に加工した後、これらを積層して接合する工程を経るので、プレートを精密に配列、接合せねばならない問題点がある。
一方、図5A及び図5Bには特許文献3に開示されたインクジェットプリントヘッドの構造が概略的に図示されている。
図5A及び図5Bを参照すれば、インク60が満たされたチャンネル65の終端部にはノズル65aが形成されており、このノズル65a周囲にはポリマーエレメント70が設けられている。ここで、ポリマーエレメント70は加えられる温度によって親水性または疎水性状態になる。一方、前記ポリマーエレメント70の下には温度調節のためのヒーティングエレメント75が設けられている。
前記のような構成で、まず図5Aにはポリマーエレメント70が親水性状態になっている時のインクジェットプリントヘッドが図示されている。ポリマーエレメント70が親水性状態になっている場合には、インク60はポリマーエレメント70に接触して留まろうとする傾向がある。しかし、ポリマーエレメント70がヒーティングエレメント75によって限界温度以上に上昇すれば、図5Bに図示されたように疎水性状態に変わる。ここで、限界温度とはポリマーの相転移温度を意味する。このように、ポリマーエレメント70が疎水性状態に変われば、インク60はポリマーエレメント70から遠ざかろうとする傾向がある。この時、インク供給装置90には一定の圧力が加えられているために、インク60はインク供給装置90に戻らずに液滴状にノズル65aを通じて用紙80に吐出される。
このようなインクジェットプリントヘッドは、ポリマーエレメントが温度によって親水性または疎水性状態に変化しながらインク液滴を吐出させる方式を利用している。
しかし、本発明は前記の方式とは違って、外部刺激に反応して体積が変わる体積変化構造物の膨脹及び収縮を利用して液滴を吐出させる方式を利用している。
米国特許第6,293,654号明細書 米国特許第5,856,837号明細書 米国特許第6,406,131号明細書
本発明は前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、外部刺激に反応して体積が変わる体積変化構造物の膨脹及び収縮を利用して液滴を吐出させる液滴吐出器及びこれを利用したインクジェットプリントヘッドを提供するところにその目的がある。
前記目的を達成するために、本発明の望ましい実施例による液滴吐出器は、流体が移動する空間であって、一端にノズルが形成された流体通路と、前記流体通路の内部に設けられるものであって、外部刺激に反応して膨脹することによって前記ノズルを通じて液滴を吐出させる体積変化構造物と、前記体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、を具備する。
前記体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルよりなり、前記刺激反応ハイドロゲルは電場反応ハイドロゲルであることが望ましい。
前記流体通路は、吐出される流体が満たされる所であって、前記ノズルの下部に形成されたチャンバと、前記チャンバに流体を供給するためのチャンネルと、を含み、前記体積変化構造物は前記チャンバの内部に設けられることが望ましい。
ここで、前記体積変化構造物の形状は円柱形、六面体形または円筒形である。
前記刺激発生器は前記体積変化構造物の上下部にそれぞれ配置される1対の電極を具備し、この時、前記1対の電極のうち負極は前記体積変化構造物の上部に配置されることが望ましい。
前記刺激発生器は前記体積変化構造物の両側面にそれぞれ配置される1対の電極を具備することもできる。
一方、前記本発明の望ましい実施例による液滴吐出器を採用したインクジェットプリントヘッドは、インク供給のためのマニホールドが形成された基板と、前記基板の上部に積層されるものであって、吐出されるインクを収容するインクチャンバ及び前記インクチャンバと前記マニホールドとを連結するインクチャンネルが形成されたバリア層と、前記バリア層の上部に積層されるものであって、インク液滴が吐出されるノズルが形成されたノズルプレートと、インクが移動する空間に設けられるものであって、外部刺激に反応して膨脹することによって前記ノズルを通じてインク液滴を吐出させる体積変化構造物と、前記体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、を具備する。
前記体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルよりなり、前記刺激反応ハイドロゲルは電場反応ハイドロゲルであることが望ましい。
前記体積変化構造物は前記インクチャンバの内部に設けられることが望ましい。
ここで、前記体積変化構造物の形状は円柱形、六面体形または円筒形である。
前記刺激発生器は前記体積変化構造物の上下部にそれぞれ配置される1対の電極を具備し、この時、前記1対の電極のうち負極は前記体積変化構造物の上部に配置されることが望ましい。
前記刺激発生器は前記体積変化構造物の両側面にそれぞれ配置される1対の電極を具備することもできる。
一方、前記本発明の望ましい他の実施例による液滴吐出器は、流体が移動する空間であって、一端にノズルが形成された流体通路と、前記流体通路の内部に設けられるものであって、外部刺激に反応して収縮することによって前記ノズルを通じて液滴を吐出させる体積変化構造物と、前記体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、を具備する。
前記体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルよりなり、前記刺激反応ハイドロゲルは温度反応ハイドロゲルであることが望ましい。
前記刺激発生器は前記体積変化構造物に熱を加える発熱抵抗体を具備することが望ましい。
前記流体通路は、吐出される流体が満たされる所であって、前記ノズルの下部に形成されたチャンバと、前記チャンバに流体を供給するためのチャンネルと、を含む。
前記体積変化構造物は前記チャンネルの内部に設けられるが、この時、その形状は円柱形、六面体形または円筒形である。
前記体積変化構造物は前記ノズルの内部または前記チャンバの内部に設けられる。
一方、前記本発明の望ましい他の実施例による液滴吐出器を採用したインクジェットプリントヘッドは、インク供給のためのマニホールドが形成された基板と、前記基板の上部に積層されるものであって、吐出されるインクを収容するインクチャンバ及び前記インクチャンバと前記マニホールドとを連結するインクチャンネルが形成されたバリア層と、前記バリア層の上部に積層されるものであって、インク液滴が吐出されるノズルが形成されたノズルプレートと、インクが移動する空間に設けられるものであって、外部刺激に反応して収縮することによって前記ノズルを通じてインク液滴を吐出させる体積変化構造物と、前記体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、を具備する。
前記体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルよりなり、前記刺激反応ハイドロゲルは温度反応ハイドロゲルであることが望ましい。
前記刺激発生器は前記体積変化構造物に熱を加える発熱抵抗体を具備することが望ましい。
前記体積変化構造物は前記インクチャンネルの内部に設けられるが、この時、その形状は円柱形、六面体形または円筒形である。
前記体積変化構造物は前記ノズルの内部または前記インクチャンバの内部に設けられる。
本発明による液滴吐出器及びこれを採用したインクジェットプリントヘッドは次のような効果を有する。
第1に、約15〜30℃の低い温度範囲で駆動ができて熱方式インクジェットプリントヘッドで発生する低いエネルギー効率問題、剰余熱エネルギーの放熱問題などが発生しない。
第2に、構造が単純で小型化が可能でノズルの集積度を高められる。
第3に、体積膨脹構造物をなす物質の組成や刺激条件などを調節して体積変化量を変化させることによって吐出される液滴の大きさを能動的に制御できる。
第4に、体積膨脹構造物の位置、大きさ、体積膨張率などを適切に調節して液滴の吐出時に逆流を減少させ、駆動力をノズル側に有効に活用できる。
第5に、体積膨張物質として刺激反応ハイドロゲルを使用すれば、体積変化を起こす外部刺激として温度、電場、光などを選択できるので多様な駆動方式の選択が可能である。
第6に、一般的な半導体工程でチャンバ内に体積膨脹構造物を形成することができるので、製造工程が単純になる。
以下、添付された図面を参照しながら本発明の望ましい実施例を詳細に説明する。図面において同じ参照符号は同じ構成要素を示し、図面の各構成要素の大きさは説明の明瞭性のために誇張されていることもある。
図6及び図7は、本発明の実施例による液滴吐出器の構造を概略的に示した断面図及び平面図である。
図6及び図7を参照すれば、流体はノズル110、チャンバ112及びチャンネル114よりなる流体通路の内部を流れる。ノズル110は液滴が吐出される部分であって流体通路の一端に形成され、出口側に行くほど直径が狭くなるテーパー状になっている。そして、チャンバ112は吐出される流体が満たされる空間であってノズル110の下方に形成されており、チャンネル114を通じて流体が供給される。
流体が満たされたチャンバ112内には外部刺激に反応して体積が変化する物質よりなる体積変化構造物120が設けられる。
本実施例で、体積変化構造物120は刺激が加えられれば膨脹していて刺激をなくせば元来の状態に収縮する物質よりなるが、このような物質として刺激反応ハイドロゲルを使用する。
刺激反応ハイドロゲルは水分を含有した高分子網状組織であって、温度、pH、電場、光または分子濃度などに反応して大きい体積変化を示す物質である。このような刺激反応ハイドロゲルはその組成及び外部刺激の大きさによって体積が数倍から数百倍まで変化する。
刺激反応ハイドロゲルは温度反応ハイドロゲル、酸反応ハイドロゲル、電場反応ハイドロゲルなどハイドロゲルが反応する環境因子によっていろいろが存在するが、本実施例では電場反応ハイドロゲルが使われる。
電場反応ハイドロゲルは体積変化の応答が負極側に先に発生する非等方性の特性を有する。また、電場反応ハイドロゲルは他の刺激に比べて体積変化の応答時間が非常に早く、方形波の電場を印加した時に電圧大きさ及びパルス幅によって体積変化量、体積変化速度を精密に制御できる。
前記の刺激反応ハイドロゲルよりなる構造物は光パターニング方法及び光高分子化方法によって形成される。これを詳細に説明すれば、まず流体通路に液状のプリハイドロゲル混合物を満たした後、フォトマスクを通じて光、例えば紫外線を照射する。次に、高分子化されていない混合物液体を除去することによってチャンバ112内に所望の形状及び大きさを有する体積変化構造物120を形成する。
例えば体積変化構造物120が電場反応ハイドロゲルよりなる場合には、1:4モル比率のアクリル酸及び2−ヒドロキシエチルメタクリレートと、エチレングリコールジメタクリレート1.0wt%と、2,2−ジメトキシ−2−フェニル−アセトフェノン3.0wt%と、で構成されたハイドロゲルプリポリマー混合物に、フォトマスクを通じて約30mW/cmの強度で光を露光した後、メタノールで洗浄することによって体積変化構造物120を形成できる。
図面では体積変化構造物120が円柱状に図示されているが、六面体形や貫通孔が形成された円筒形でもよい。
前記体積変化構造物120の上下部には1対の第1及び第2電極130a、130bが配置されている。前記第1及び第2電極130a、130bは体積変化構造物120に刺激を加える刺激発生器の役割をするものであって、本実施例では体積変化構造物120に電場を加えるためのものである。前述したように電場反応ハイドロゲルよりなる体積変化構造物120は体積変化応答が負極側に先に発生する非等方性特性を有するため、前記電極130a、130bのうち第1電極130aが負極となることが望ましい。一方、前記第1及び第2電極130a、130bには電圧を印加するための導線(図示せず)が連結されている。
図面では1対の第1及び第2電極130a、130bが体積変化構造物120の上下部にそれぞれ配置されているが、体積変化構造物120の両側面に配置されることもある。
図8Aないし図8Dは、体積変化構造物120が電場反応ハイドロゲルよりなる場合、液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。図面を参照して液滴が吐出される過程を説明すれば次の通りである。
まず、図8Aに図示されたように、両電極130a、130bに電圧が印加されなければ、体積変化構造物120は収縮された状態を維持する。
次いで、図8Bに図示されたように、両電極130a、130bに電圧を印加すれば、電極130a、130b間には電場が発生する。このように発生した電場は体積変化構造物120を膨脹させ、これによりチャンバ112の内部にある流体がノズル110の外部に押し出される。
次に、図8Cに図示されたように、両電極130a、130bに印加した電圧をなくせば、体積変化構造物120は元来の形態に収縮し、この収縮する力によってノズル110の外部に押し出された流体はノズル110の内部の流体と分離されて液滴150の形に吐出される。
最後に、図8Dに図示されたように、チャンネル114を通じてチャンバ112に流体が再充填されれば、ノズル110での表面張力によってメニスカスがノズル110の出口側に移動して初期状態を回復する。
以下、前述した液滴吐出器を採用したインクジェットプリントヘッドについて説明する。
図9及び図10は、本発明の実施例によるインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図及び平面図である。
図9及び図10を参照すれば、インクジェットプリントヘッドは基板200、バリア層215、ノズルプレート225、体積変化構造物220及び1対の第1及び第2電極230a、230bを具備する。
基板200としては集積回路の製造に広く使われるシリコンウェーハが使われ、このような基板200にはインク供給のためのマニホールド216が形成されている。前記マニホールド216はインクを貯蔵しているインクコンテナ(図示せず)と連結される。
基板200の上部にはバリア層215が積層され、このようなバリア層215には、吐出されるインクを収容するインクチャンバ212、及びインクチャンバ212とマニホールド216とを連結するインクチャンネル214、が形成されている。ここで、インクチャンネル214はマニホールド216からインクチャンバ212にインクを供給する通路である。
一方、図面にはインクジェットプリントヘッドの単位構造のみ図示されているが、チップ状態に製造されるインクジェットプリントヘッドでは多数のインクチャンバがマニホールド上に1列または2列に配置され、解像度をさらに高めるために3列以上に配置されることもある。
インクチャンバ212の内部には刺激が加えられれば膨脹する体積変化構造物220が設けられている。本実施例で、前記体積変化構造物220は電場が加えられれば膨脹する物質である電場反応ハイドロゲルよりなる。
図面には体積変化構造物220が円柱形に図示されているが、六面体形や貫通孔が形成された円筒形でもよい。
基板200とバリア層215との間には体積変化構造物220に電場を加えるための1対の第1及び第2電極230a、230bのうち第2電極230bが形成されている。ここで、前記第2電極230bは体積変化構造物220の下部に配置される。
一方、第2電極230bと基板200との間には第1絶縁層202が形成されており、体積変化構造物220と第2電極230bとの間には第2電極230bの保護及び絶縁のための第2絶縁層204が形成されている。
バリア層215の上部には第3絶縁層223及び金属プレート224よりなるノズルプレート225が積層される。このようなノズルプレート225にはインクチャンバ212の中心部に対応する位置にノズル210が形成されており、前記ノズル210は出口側に行くほど直径が狭くなるテーパー状になっている。
ノズルプレート225の下面にはノズル210を取り囲むように第1電極230aが形成されている。第1電極230aは前述した第2電極230bと共に体積変化構造物220に電場を加える役割をする。この時、前記第1電極230aは負極であることが望ましい。一方、前記第1及び第2電極230a、230bには電圧を印加するための導線(図示せず)が連結されている。
前記のような構成で、第1及び第2電極230a、230bに電圧を印加すれば、電極230a、230b間には電場が発生し、このように発生した電場はインクチャンバ212の内部に設けられた体積変化構造物220を膨脹させてインクをノズルの外部に押し出す。次いで、電極230a、230bに加えた電圧をなくせば、膨脹した体積変化構造物220は元来の状態に収縮し、この収縮する力によってノズル210の外部に押し出されたインクは液滴の形に吐出される。次に、マニホールド216からインクチャンネル214を通じてインクチャンバ212にインクが再充填されれば、ノズル210での表面張力によってメニスカスがノズル210の出口側に移動して初期状態を回復する。
以下は、前記のインクジェットプリントヘッドを製造する工程を説明する。
まず、基板200上に第1絶縁層202、第2電極230b及び第2絶縁層204を形成する。
次に、前記基板200にインクコンテナ(図示せず)と連結されるマニホールド216を形成する。
次いで、前記基板200の上部にバリア層215を積層した後、インクチャンバ212及びインクチャンネル214を形成する。この時、前記インクチャンネル214はマニホールド216と連通されるように形成する。
次に、前記インクチャンバ212の内部に体積変化構造物220を形成する。これを具体的に説明すれば、まずインクチャンバ212、インクチャンネル214及びマニホールド216の内部に液状のプリハイドロゲル混合物を満たした後、フォトマスクを通じて光、例えば紫外線を照射する。次に、高分子化されていない混合物液体を除去することによってインクチャンバ212の内部に所望の形状及び大きさを有する体積変化構造物220を形成する。
最後に、前記バリア層215上に第3絶縁層223及び金属プレート224よりなるノズルプレート225を積層した後、ノズル210及び前記ノズル210を取り囲む第1電極230aを形成する。この時、前記ノズル210はインクチャンバ212と連通されるように形成する。
以上では、1対の電極が体積変化構造物の上下部に配置された構造を有するインクジェットプリントヘッドが説明されたが、前記電極は他の位置に配置されてもよく、その一例が図11及び図12に図示されている。
図11及び図12を参照すれば、体積変化構造物320はインクチャンバ212の内部に設けられ、前記体積変化構造物320に電場を加えるための1対の第1及び第2電極330a、330bが体積変化構造物320の両側下部にそれぞれ配置されている。
一方、インクチャンバの内部に設けられる体積変化構造物の形状も多様にすることができ、その一例が図13及び図14に図示されている。図13及び図14を参照すれば、体積変化構造物420は貫通孔が形成された円筒形でインクチャンバ212の内部に設けられ、前記体積変化構造物420に電場を加えるための1対の第1及び第2電極430a、430bが体積変化構造物420の上下部にそれぞれ配置されている。
以下では、本発明の他の実施例による液滴吐出器を説明する。
図15ないし図18は、本発明の他の実施例による液滴吐出器を示したものである。図15及び図16は体積変化構造物がまだ刺激されていない状態を示す液滴吐出器の構造を示した断面図及び平面図であり、図17及び図18は体積変化構造物が刺激されて収縮された状態を示す液滴吐出器の構造を示した断面図及び平面図である。
図面を参照すれば、流体はノズル510、チャンバ512及びチャンネル514よりなる流体通路の内部を流れる。ノズル510は液滴で吐出される部分であって流体通路の一端に形成され、出口側に行くほど直径が狭くなるテーパー状になっている。そして、チャンバ512は吐出される流体が満たされる空間であってノズル510の下方に形成されており、チャンネル514を通じて流体が供給される。
そして、前記チャンネル514の内部には体積変化によってチャンネル514を開閉する体積変化構造物520が設けられる。このような体積変化構造物520はチャンネル514の内部を流れる流体の流動を制御する弁であって、外部刺激に反応して体積が変化する物質よりなる。
本実施例で、体積変化構造物520は刺激が加えられれば収縮していて刺激をなくせば再び元来の状態に膨脹する物質よりなるが、このような物質として刺激反応ハイドロゲルを使用する。
刺激反応ハイドロゲルは水分を含有した高分子網状組織であって、ハイドロゲルが反応する環境因子によっていろいろがあるが、本実施例では温度反応ハイドロゲルが使われる。
温度反応ハイドロゲルは高分子の最低臨界溶液温度(lower critical solution temperature、LCST)よりも温度が高くなれば体積が減少し、LCSTよりも低くなれば体積が増加する。これを詳細に説明すれば、温度反応ハイドロゲルは、LCSTよりも温度が低くなれば高分子と水分子との水素結合が形成されることによって水分子を吸収しながら膨脹し、温度がLCSTよりも高くなれば熱的攪拌が増加して水素結合が切れることによって水分子がハイドロゲルの外部に放出されながら再び収縮する。このような温度反応ハイドロゲルは約15〜30℃の温度範囲で数倍から数百倍の体積変化を示すが、その典型的な体積変化が図19に図示されている。
刺激反応ハイドロゲルよりなる構造物は光パターニング方法及び光分子化方法によって形成される。これを詳細に説明すれば、まず流体通路に液状のプリハイドロゲル混合物を満たした後、フォトマスクを通じて光、例えば紫外線を照射する。次に、高分子化されていない混合物液体を除去することによってチャンネル514の内部に所望の形状及び大きさを有する体積変化構造物520を形成する。
例えば、体積変化構造物520が温度反応ハイドロゲルよりなる場合には、体積変化構造物520は前駆体溶液から光分子化方法を通じて設けられる。これを詳細に説明すれば、1.09gのN−イソプロピルアクリル−アミド、62mgのN.N′−メチレンビスアクリルアミド、77mgの2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセト−フェノン、1.5mLのジメチルスルホキシド及び0.5mLの脱イオン水で構成された前駆体溶液にフォトマスクを通じて約15mW/cmの強度で光を約10秒間露光した後、メタノールで洗浄することによって体積変化構造物520を形成できる。
図面では体積変化構造物520が円柱形に図示されているが、六面体形でもよい。また、体積変化構造物520はチャンネル514だけでなくノズル510やチャンバ512の内部に設けられることもある。
前記体積変化構造物520の下部には発熱抵抗体530が配置されている。このような発熱抵抗体530は、体積変化構造物520に刺激を加える刺激発生器の役割をするものであって、本実施例では体積変化構造物520に熱を加えるためのものである。一方、前記発熱抵抗体530には電圧を印加するための導線(図示せず)が連結されている。
図面では発熱抵抗体530が体積変化構造物520の下部に配置されているが、体積変化構造物520の周辺に多様に配置されることもあり、その数も複数でありうる。
前記のような構造で、発熱抵抗体530が加熱されなければ、図15及び図16に図示されたように体積変化構造物520は膨脹された状態を維持するため、チャンネル514は閉じた状態を維持する。しかし、発熱抵抗体530が加熱されれば図17及び図18に図示されたように体積変化構造物520は収縮し、これによりチャンネル514は開く。
図20Aないし図20Dは、体積変化構造物520が温度反応ハイドロゲルよりなる場合、液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。図面を参照して液滴が吐出される過程を説明すれば次の通りである。
まず、図20Aに図示されたように、発熱抵抗体530が加熱されなければ体積変化構造物520は膨脹状態を維持するため、チャンネル514は閉じた状態になって流体の流動は発生しない。
次に、図20Bに図示されたように、発熱抵抗体530に電圧が印加されて熱が発生すれば、体積変化構造物520は温度が上昇する。これにより体積変化構造物は収縮してチャンネル514は開く。この時、チャンネル514に連結された流体コンテナ(図示せず)から加えられる圧力によって流体の流動が発生し、チャンバ512の内部にある流体はノズル510の外部に押し出される。
次いで、図20Cに図示されたように、発熱抵抗体530に印加した電圧がなくなれば、体積変化構造物520は冷却されて元来の状態に膨脹し、これによりチャンネル514は再び閉じ始める。この時、ノズル510の外部に押し出された流体はノズル510の内部の流体から分離されて液滴550の形に吐出される。
最後に、図20Dに図示されたように、チャンネル514が完全に閉じてノズル510から液滴で分離された後、メニスカスの運動が安定化しつつ初期状態を回復する。
以下では、前述した液滴吐出器を採用したインクジェットプリントヘッドについて説明する。
図21及び図22は、本発明の実施例によるインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図及び平面図である。
図21及び図22を参照すれば、インクジェットプリントヘッドは、基板600、バリア層615、ノズルプレート625、体積変化構造物620及び発熱抵抗体630を具備する。
基板600としては、集積回路の製造に広く使われるシリコンウェーハが使われ、このような基板600にはインク供給のためのマニホールド616が形成されている。前記マニホールド616はインクを含んでいるインクコンテナ(図示せず)と連結される。
基板600の上部にはバリア層615が積層され、このようなバリア層615には吐出されるインクを収容するインクチャンバ612及びインクチャンバ612とマニホールド616とを連結するインクチャンネル614が形成されている。ここで、インクチャンネル614はマニホールド616からインクチャンバ612にインクを供給する通路である。
一方、図面ではインクジェットプリントヘッドの単位構造のみ図示されているが、チップ状態に製造されるインクジェットプリントヘッドでは多数のインクチャンバがマニホールド上に1列または2列に配置され、解像度をさらに高めるために3列以上に配置されることもある。
インクチャンネル614の内部には刺激が加えられれば収縮する体積変化構造物620が設けられている。本実施例で、前記体積変化構造物620は熱が加えられれば収縮する物質である温度反応ハイドロゲルよりなる。
図面では体積変化構造物620が円柱形に図示されているが、六面体形でもよい。
基板600とバリア層615との間には体積変化構造物620に熱を加えるための発熱抵抗体630が形成されている。ここで、前記発熱抵抗体630は体積変化構造物620の下部に配置されている。ところが、発熱抵抗体630は図示されたこととは違って体積変化構造物620の周辺に多様に配置されることもあり、その数も複数でありうる。前記発熱抵抗体630には電圧を印加するための導線(図示せず)が連結されている。
一方、発熱抵抗体630と基板600との間には第1絶縁層602が形成されており、発熱抵抗体630と体積変化構造物620との間には発熱抵抗体630の保護及び絶縁のための第2絶縁層604が形成されている。
バリア層615の上部には第3絶縁層623及び金属プレート624よりなるノズルプレート625が積層される。このようなノズルプレート625にはインクチャンバ612の中心部に対応する位置にノズル610が形成されており、前記ノズル610は出口側に行くほど直径が狭くなるテーパー状になっている。
前記のような構成で、発熱抵抗体630に電圧が印加されて熱が発生すれば、体積変化構造物620は温度が上昇しながら収縮する。これによりインクがインクコンテナ(図示せず)からインクチャンネル614を通じて流動し、インクは液滴の形にノズルを通じて吐出される。次いで、発熱抵抗体630に印加した電圧をなくせば、体積変化構造物620は温度が下降しながら元来の状態に膨脹して初期状態を回復する。
以下では、前記のインクジェットプリントヘッドを製造する工程を説明する。
まず、基板600上に第1絶縁層602、発熱抵抗体630及び第2絶縁層604を順次形成する。
次に、前記基板600にインクコンテナ(図示せず)と連結されるマニホールド616を形成する。
次いで、前記基板600の上部にバリア層615を積層した後、インクチャンバ612及びインクチャンネル614を形成する。この時、前記インクチャンネル614はマニホールド616と連通されるように形成する。
次に、前記インクチャンネル614の内部に体積変化構造物620を形成する。これを具体的に説明すれば、まずインクチャンバ612、インクチャンネル614及びマニホールド616の内部に液状のプリハイドロゲル混合物を満たした後、フォトマスクを通じて光、例えば紫外線を照射する。次に、高分子化されていない混合物液体を除去することによってインクチャンネル614の内部に所望の形状及び大きさを有する体積変化構造物620を形成する。
最後に、前記バリア層615の上部に第3絶縁層623及び金属プレート624よりなるノズルプレート625を積層した後、ノズル610を形成する。この時、前記ノズル610はインクチャンバ612と連通されるように形成する。
以上では、体積変化構造物がインクチャンネルの内部に設けられたインクジェットプリントヘッドが説明されたが、図23及び図24に図示されたように、前記体積変化構造物はノズルの内部やインクチャンバの内部に設けられることもある。
まず、図23を参照すれば、体積変化構造物720はノズル610の内壁に沿って設けられ、発熱抵抗体730は前記体積変化構造物720を取り囲むように配置されている。発熱抵抗体730に電圧が印加されていない状態では、前記体積変化構造物720は膨脹した状態でノズル610を封止している。しかし、発熱抵抗体730に熱が発生すれば、体積変化構造物720は矢印方向に収縮する。これにより体積変化構造物720の中心部には貫通孔が形成され、インク液滴が前記貫通孔を通じて吐出される。
次に、図24を参照すれば、体積変化構造物820はインクチャンバ612の内部に設けられ、発熱抵抗体830は前記体積変化構造物820の下部に配置されている。発熱抵抗体830に電圧が印加されていない場合には、前記体積変化構造物820は膨脹した状態でノズル610を封止している。しかし、発熱抵抗体830に熱が発生すれば、体積変化構造物820は矢印方向に収縮する。これによりノズル610が開き、インク液滴が前記ノズル610を通じて吐出される。
以上、本発明の望ましい実施例を詳細に説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、多様な変形及び均等な他の実施例が可能である。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求の範囲によって定められねばならない。
本発明は液滴吐出器及びこれを採用したインクジェットプリントヘッド、特に外部刺激に反応して体積が変化する体積変化構造物の膨脹と収縮とを利用して液滴を吐出させる液滴吐出器及びこれを採用したインクジェットプリントヘッドに適用される。
従来の熱方式インクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 圧電方式インクジェットプリントヘッドの一般的な構成を示した図面である。 従来の圧電方式インクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 図3のIV−IV線の断面図である。 従来の他のインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 従来の他のインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 本発明の実施例による液滴吐出器の構造を概略的に示した断面図である。 本発明の実施例による液滴吐出器の構造を概略的に示した平面図である。 本発明の実施例による液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。 本発明の実施例による液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。 本発明の実施例による液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。 本発明の実施例による液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。 本発明の実施例による液滴吐出器を採用したインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 本発明の実施例による液滴吐出器を採用したインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した平面図である。 本発明の実施例による液滴吐出器を採用した他のインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 本発明の実施例による液滴吐出器を採用した他のインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した平面図である。 本発明の実施例による液滴吐出器を採用したまた他のインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 本発明の実施例による液滴吐出器を採用したまた他のインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した平面図である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器の構造を概略的に示した図面であって、体積変化構造物がまだ刺激されてない状態を示した断面図である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器の構造を概略的に示した図面であって、体積変化構造物がまだ刺激されてない状態を示した平面図である。 図15及び図16の体積変化構造物が刺激されて収縮された状態を示した断面図である。 図15及び図16の体積変化構造物が刺激されて収縮された状態を示した平面図である。 温度反応ハイドロゲルの温度による典型的な体積変化を示したグラフである。 本発明の他の実施例による液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器から液滴が吐出される過程を示した図面である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器を採用したインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器を採用したインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した平面図である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器を採用した他のインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。 本発明の他の実施例による液滴吐出器を採用したさらに他のインクジェットプリントヘッドの構造を概略的に示した断面図である。
符号の説明
110 ノズル
112 チャンバ
114 チャンネル
120 体積変化構造物
130a 第1電極
130b 第2電極

Claims (33)

  1. 流体が移動する空間であって、一端にノズルが形成された流体通路と、
    前記流体通路の内部に設けられるものであって、外部刺激に反応して膨脹することによって前記ノズルを通じて液滴を吐出させる体積変化構造物と、
    前記体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、
    を具備することを特徴とする液滴吐出器。
  2. 前記体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルからなることを特徴とする請求項1記載の液滴吐出器。
  3. 前記刺激反応ハイドロゲルは電場反応ハイドロゲルであることを特徴とする請求項2記載の液滴吐出器。
  4. 前記流体通路は、吐出される流体が満たされる所であって、前記ノズルの下部に形成されたチャンバと、前記チャンバに流体を供給するためのチャンネルと、を含み、
    前記体積変化構造物は、前記チャンバの内部に設けられることを特徴とする請求項3記載の液滴吐出器。
  5. 前記体積変化構造物の形状は円柱形、六面体形または円筒形であることを特徴とする請求項4記載の液滴吐出器。
  6. 前記刺激発生器は前記体積変化構造物の上下部にそれぞれ配置される1対の電極を具備することを特徴とする請求項4記載の液滴吐出器。
  7. 前記1対の電極のうち負極は前記体積変化構造物の上部に配置されることを特徴とする請求項6記載の液滴吐出器。
  8. 前記刺激発生器は前記体積変化構造物の両側面にそれぞれ配置される1対の電極を具備することを特徴とする請求項4記載の液滴吐出器。
  9. インク供給のためのマニホールドが形成された基板と、
    前記基板の上部に積層されるものであって、吐出されるインクを収容するインクチャンバと、前記インクチャンバと前記マニホールドとを連結するインクチャンネルと、が形成されたバリア層と、
    前記バリア層の上部に積層されるものであって、インク液滴が吐出されるノズルが形成されたノズルプレートと、
    インクが移動する空間に設けられるものであって、外部刺激に反応して膨脹することによって前記ノズルを通じてインク液滴を吐出させる体積変化構造物と、
    前記体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、
    を具備することを特徴とするインクジェットプリントヘッド。
  10. 前記体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルからなることを特徴とする請求項9記載のインクジェットプリントヘッド。
  11. 前記刺激反応ハイドロゲルは電場反応ハイドロゲルであることを特徴とする請求項10記載のインクジェットプリントヘッド。
  12. 前記体積変化構造物は前記インクチャンバの内部に設けられることを特徴とする請求項11記載のインクジェットプリントヘッド。
  13. 前記体積変化構造物の形状は円柱形、六面体形または円筒形であることを特徴とする請求項12記載のインクジェットプリントヘッド。
  14. 前記刺激発生器は前記体積変化構造物の上下部にそれぞれ配置される1対の電極を具備することを特徴とする請求項12記載のインクジェットプリントヘッド。
  15. 前記1対の電極のうち負極は前記体積変化構造物の上部に配置されることを特徴とする請求項14記載のインクジェットプリントヘッド。
  16. 前記刺激発生器は前記体積変化構造物の両側面にそれぞれ配置される1対の電極を具備することを特徴とする請求項12記載のインクジェットプリントヘッド。
  17. 流体が移動する空間であって、一端にノズルが形成された流体通路と、
    前記流体通路の内部に設けられるものであって、外部刺激に反応して収縮することによって前記ノズルを通じて液滴を吐出させる体積変化構造物と、
    前記体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、を具備することを特徴とする液滴吐出器。
  18. 前記体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルからなることを特徴とする請求項17記載の液滴吐出器。
  19. 前記刺激反応ハイドロゲルは温度反応ハイドロゲルであることを特徴とする請求項18記載の液滴吐出器。
  20. 前記刺激発生器は前記体積変化構造物に熱を加える発熱抵抗体を具備することを特徴とする請求項19記載の液滴吐出器。
  21. 前記流体通路は、吐出される流体が満たされる所であって、前記ノズルの下部に形成されたチャンバと、前記チャンバに流体を供給するためのチャンネルと、を含むことを特徴とする請求項20記載の液滴吐出器。
  22. 前記体積変化構造物は前記チャンネルの内部に設けられることを特徴とする請求項21記載の液滴吐出器。
  23. 前記体積変化構造物の形状は円柱形、六面体形または円筒形であることを特徴とする請求項22記載の液滴吐出器。
  24. 前記体積変化構造物は前記ノズルの内部に設けられることを特徴とする請求項21記載の液滴吐出器。
  25. 前記体積変化構造物は前記チャンバの内部に設けられることを特徴とする請求項21記載の液滴吐出器。
  26. インク供給のためのマニホールドが形成された基板と、
    前記基板の上部に積層されるものであって、吐出されるインクを収容するインクチャンバと、前記インクチャンバと前記マニホールドとを連結するインクチャンネルと、が形成されたバリア層と、
    前記バリア層の上部に積層されるものであって、インク液滴が吐出されるノズルが形成されたノズルプレートと、
    インクが移動する空間に設けられるものであって、外部刺激に反応して収縮することによって前記ノズルを通じてインク液滴を吐出させる体積変化構造物と、
    前記体積変化構造物に刺激を加える刺激発生器と、
    を具備することを特徴とするインクジェットプリントヘッド。
  27. 前記体積変化構造物は刺激反応ハイドロゲルからなることを特徴とする請求項26記載のインクジェットプリントヘッド。
  28. 前記刺激反応ハイドロゲルは温度反応ハイドロゲルであることを特徴とする請求項27記載のインクジェットプリントヘッド。
  29. 前記刺激発生器は前記体積変化構造物に熱を加える発熱抵抗体を具備することを特徴とする請求項28記載のインクジェットプリントヘッド。
  30. 前記体積変化構造物は前記インクチャンネルの内部に設けられることを特徴とする請求項29記載のインクジェットプリントヘッド。
  31. 前記体積変化構造物の形状は円柱形、六面体形または円筒形であることを特徴とする請求項30記載のインクジェットプリントヘッド。
  32. 前記体積変化構造物は前記ノズルの内部に設けられることを特徴とする請求項29記載のインクジェットプリントヘッド。
  33. 前記体積変化構造物は前記インクチャンバの内部に設けられることを特徴とする請求項29記載のインクジェットプリントヘッド。

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