JP2004219000A - リモコンシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】端末機器と、前記端末機器と相互に通信を行い端末機器を操作するリモコンと、前記リモコンにデータを配信するサーバーとからなり、前記リモコンは、端末機器の操作を行うための情報を前記端末機器とサーバーとから得ることを特徴とするリモコンシステム
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は端末機器を遠隔で操作するリモコンシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のリモコンシステムとしては、以下のようなものがあった(例えば特許文献1参照)。図3は従来のリモコンシステムを示すものである。
【0003】
図3において、10は台所リモコン、11は風呂リモコン、12は給湯器であり、13は台所リモコン、風呂リモコン、給湯器が相互に制御情報を通信する伝送線、14は給湯用の配管であり、給湯用の配管にはシャワー15やカラン(図示せず)が接続され、また、16は浴槽への注湯配管であり、その先端に浴槽17が接続されて浴槽への給湯がなされている。シャワー15や浴槽17への給湯の指示は台所リモコン10または風呂リモコン11を操作して行われ、操作結果は伝送線を経て給湯器12へ送信され、給湯器では受信した電文に基づいて必要な配管に対し給湯を行う。なお、本従来例では、台所リモコンや風呂リモコンに通常の動作モードのほかに保守用の動作モードを設け、給湯器12の制御を行うマイクロコンピュータの内部設定を書きかえるメンテナンスライターモードを備えており、メンテナンスライターモード下でなされるスイッチ操作に応じて給湯器の設定を書きかえることができるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−324562号公報(第3−5項、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、給湯器の制御を行うマイクロコンピュータの内部設定を書きかえることができる構成は開示されているが、書きかえはリモコンのスイッチ操作によるものであり、人の手で書きかえる方法しか開示されていない。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、端末機器の操作設定を簡単に行えるリモコンシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明のリモコンシステムは、端末機器と、前記端末機器と相互に通信を行い端末機器を操作するリモコンと、前記リモコンにデータを配信するサーバーとからなり、前記リモコンは、端末機器の操作を行うための情報を前記端末機器とサーバーとから得ることを特徴としたものである。
【0008】
これによって、リモコンと端末機器とが接続されると、前記リモコンは、まず、前記端末機器と通信して端末機器の情報を受信し、次に、サーバーと通信して前記端末機器の情報を前記サーバーへ送信し、前記サーバーでは前記端末機器のリモコン操作情報を検索し、検出したリモコン操作情報を前記リモコンに送信し、前記リモコンでは受信したリモコン操作情報に基づいて前記端末機器の操作を行うための設定が行えるとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、端末機器と、前記端末機器と相互に通信を行い端末機器を操作するリモコンと、前記リモコンにデータを配信するサーバーとからなり、前記リモコンは、端末機器の操作を行うための情報を前記端末機器とサーバーとから得ることを特徴とすることにより、リモコンと端末機器とが接続されると、前記リモコンは、まず、前記端末機器と通信して端末機器の情報を受信し、次に、サーバーと通信して前記端末機器の情報を前記サーバーへ送信し、前記サーバーでは前記端末機器のリモコン操作情報を検索し、検出したリモコン操作情報を前記リモコンに送信し、前記リモコンでは受信したリモコン操作情報に基づいて前記端末機器の操作を行うための設定を行うことになり、端末機器からの情報とサーバーからの情報との2つの情報からリモコン操作方法を得るので、未知の機器に対してもリモコンの機能を実現でき、リモコンの操作機能に合わせた最適な端末機器操作方法をもつリモコンを実現することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、端末機器から取得する機器情報が、前記端末機器の機種を特定する情報と、前記端末機器の機器毎に異なる条件を特定する情報とを含むことにより、端末機器とリモコンとが接続されると、前記リモコンは、まず、前記端末機器と通信して端末機器に記憶された家庭内に設置される多種多様な機器の種類を示す情報と端末機器のバージョン、製造年月日または製造番号等機器毎に異なる条件を特定する情報とを少なくとも受信し、次に、前記サーバーと通信して前記端末機器から受信した情報を前記サーバーへ送信し、前記サーバーは前記リモコンから受信した端末機器の情報に基づいて検索し、検出したリモコン操作情報を前記リモコンに送信し、前記リモコンでは受信したリモコン操作情報に基づいて前記端末機器の操作を行うための設定を行うことになり、前記端末機器の機種を特定する情報と、前記端末機器のバージョン、製造年月日または製造番号等機器毎に異なる条件を特定する情報とを用いて操作情報を検索するので、同一の機種ではあるが途中で操作情報が変わった場合でも、正しくリモコン操作することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、リモコンが複数の端末機器を操作するものであり、サーバーは設置される前記複数の端末機器の機種の情報と各端末機器が設置される建屋内の位置の情報とをもち、前記リモコンは端末機器から受信した機器情報を前記サーバーへ送信し、前記リモコンは前記サーバーから少なくとも前記複数の端末機器の設置場所の情報を受信し、設置場所と端末機器とを対応付けて記憶することにより、複数の端末機器とリモコンとが接続されると、リモコンは前記複数の端末機器の情報を端末機器からそれぞれ受信し、前記リモコンは複数の端末機器から受信した前記情報をサーバーへ送信し、前記サーバーは前記リモコンから受信した情報を用いて、前記端末機器の操作情報を検索する。また、サーバーは設置される端末機器の機種の情報と端末機器が設置される建屋内の位置の情報とを持ち、リモコンはサーバーから少なくとも端末機器の設置場所の情報を受信し、設置場所と端末機器とを対応付けて記憶することになり、リモコンが端末機器の設置場所を記憶するので、操作する端末機器を選択する際に部屋の情報を表示させるUIを生成して提示するなど設置される部屋の情報をリモコンに表示することが可能で、複数の端末機器を操作できるリモコンであっても、操作する端末機器を部屋の情報から簡単に識別することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明はサーバーは、リモコン毎に接続される端末機器の情報を蓄積し、前記サーバーに蓄積された操作情報が変更された場合に、操作情報が変更された端末機器が接続されているリモコンに対し、変更された操作情報を送信することを特徴とすることにより、リモコンと端末機器とが接続されると、前記リモコンは、まず前記端末機器と通信して端末機器の情報を受信し、次に、サーバーと通信して前記端末機器から受信した情報を前記サーバーへ送信し、前記サーバーは前記端末機器の情報を用いて端末機器のリモコン操作情報を検索し、該当するリモコン操作情報を前記リモコンに送信し、前記リモコンは受信したリモコン操作情報に基づいて前記端末機器の操作を行う。また、前記サーバーは、蓄積された前記端末機器の操作情報が変更された場合に、操作情報が変更された端末機器が接続されているリモコンに対し、変更された操作情報を送信することになり、サーバに蓄積された端末機器の操作情報が変更された場合に、端末機器が接続されているリモコンに変更された操作情報を送信するので、端末機器の操作内容が変更されてもすぐに最新の操作情報を入手でき、最新の操作情報に基づいた最適な操作が可能なリモコンを提供することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、リモコンが端末機器から受信する情報に前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を含み、サーバーは前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を前記リモコンから受信して記憶し、前記サーバーは前記リモコンに接続される端末機器のバージョンアップ情報を受信する手段を有し、前記端末機器のバージョンアップ情報を受信すると該当する端末機器に送信することにより、リモコンと端末機器とが接続されると、前記リモコンは、まず前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を含む端末機器の情報を受信し、次に、サーバーと通信して前記端末機器から受信した情報を前記サーバーへ送信し、前記サーバーでは前記端末機器の情報を用いて端末機器の情報を記憶する。一方、前記サーバーは前記リモコンに接続される端末機器のバージョンアップ情報を受信する手段を有し、端末機器のバージョンアップ情報を受信すると該当する端末機器が接続されるリモコンに送信することになり、端末機器がバージョンアップ情報を受信し、端末機器のソフトウェアを更新できるので、端末機器を最新の状態に変更できる。さらに、リモコンも端末機器の状態に合わせて操作情報を更新することができる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、端末機器と、前記端末機器と相互に通信を行い端末機器を操作するリモコンと、前記リモコンにデータを配信するサーバーとからなり、前記リモコンは、端末機器の操作を行うための情報を前記端末機器の情報から得られない場合にサーバーから得ることを特徴とすることにより、リモコンが、まず、端末機器と通信して端末機器の情報を受信し、端末操作情報を検出する。検出された端末操作情報によりリモコンが前記端末機器を操作できる場合は、前記端末機器の操作を行うための設定を行い、検出された端末操作情報によりリモコンが前記端末機器を操作できない場合は、リモコンはサーバーと通信して端末機器の情報をサーバーへ送信し、サーバーでは端末機器のリモコン操作情報をデータベースから検索し、検出したリモコン操作情報を前記リモコンに送信し、リモコンでは受信したリモコン操作情報に基づいて前記端末機器の操作を行うための設定を行うことになり、端末機器からの情報によりリモコンか端末機器の操作を行えない場合に、サーバーに通信しサーバーから端末機器の操作情報を得るので、端末機器の操作情報が接続されたリモコンに適合してない場合でもリモコンの機能を実現でき、リモコンの操作機能に合わせた最適な端末機器操作方法をもつリモコンを実現することができる。
【0015】
請求項7に記載の発明は、サーバーが、リモコン毎に接続される端末機器の情報とリモコンに接続可能な端末機器の操作情報とをそれぞれ蓄積し、前記サーバーに蓄積された操作情報が変更された場合に、操作情報が変更された端末機器が接続されているリモコンに対し、変更された操作情報を送信することを特徴とすることにより、リモコンと端末機器とが接続されると、前記リモコンは、まず前記端末機器と通信して端末機器の情報を受信し、次に、サーバーと通信して前記端末機器から受信した情報を前記サーバーへ送信し、前記サーバーは前記端末機器の情報を用いて端末機器のリモコン操作情報を検索し、該当するリモコン操作情報を前記リモコンに送信し、前記リモコンは受信したリモコン操作情報に基づいて前記端末機器の操作を行う。また、前記サーバーは、蓄積された前記端末機器の操作情報が変更された場合に、操作情報が変更された端末機器が接続されているリモコンに対し、変更された操作情報を送信することになり、サーバに蓄積された端末機器の操作情報が変更された場合に、端末機器が接続されているリモコンに変更された操作情報を送信するので、端末機器の操作内容が変更されてもすぐに最新の操作情報を入手でき、最新の操作情報に基づいた最適な操作が可能なリモコンを提供することができる。
【0016】
請求項8に記載の発明は、リモコンが端末機器から受信する情報に前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を含み、サーバーは前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を前記リモコンから受信して記憶し、前記サーバーは前記リモコンに接続される端末機器のバージョンアップ情報を受信する手段を有し、前記端末機器のバージョンアップ情報を受信すると該当する端末機器が接続されるリモコンに送信し、前記リモコンは受信したバージョンアップ情報を該当する端末機器に送信することにより、リモコンと端末機器とが接続されると、前記リモコンは、まず前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を含む端末機器の情報を受信し、次に、サーバーと通信して前記端末機器から受信した情報を前記サーバーへ送信し、前記サーバーでは前記端末機器の情報を用いて端末機器の情報を記憶する。一方、前記サーバーは前記リモコンに接続される端末機器のバージョンアップ情報を受信する手段を有し、端末機器のバージョンアップ情報を受信すると該当する端末機器が接続されるリモコンに送信し、前記リモコンは受信したバージョンアップ情報を該当する端末機器に送信することになり、端末機器がバージョンアップ情報を受信し、端末機器のソフトウェアを更新できるので、端末機器を最新の状態に変更できる。さらに、リモコンも端末機器の状態に合わせて操作情報を更新することができる。
【0017】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0018】
(実施例1)
図1に本実施例のリモコンシステムのブロック図を示す。図中、1は端末機器、2は端末機器を制御するリモコン、3はリモコンと接続されるサーバーである。端末機器1はGCH(ガスセントラルヒーティング)熱源機1aであり、熱源機は熱源機の制御を行う熱源機制御手段1a1、リモコン2との通信を行う熱源機リモコン通信手段1a2、熱源機の制御情報等を記憶する熱源機記憶手段1a3、熱源機が温水を供給する端末機器と通信を行う端末間通信手段1a4、熱源機が温水を生成し端末へ供給する給湯手段1a5とからなる。熱源機1aには熱源機1aの給湯手段1a5が生成した温水を利用する複数の端末機器が接続されており、本実施例では、第一の温水暖房機1b、第二の温水暖房機1c、第三の温水暖房機1d、浴室乾燥機1eといったGCH端末機が接続され、熱源機と各GCH端末機とは端末間通信手段1a4、1b2、1c2、1d2、1e2を介して接続され相互に情報通信が可能となっている。リモコン2はリモコンを制御するリモコン制御手段21、熱源機1aと通信するためのリコモン−熱源機通信手段22、サーバーとの通信を行うリモコン−サーバー通信手段23、使用者がリモコンを使用する際に操作情報を確認するリモコン表示手段24、使用者が操作を行うリモコン操作手段25、端末機器の情報を記憶するリモコン記憶手段26とからなる。また、サーバー3は、サーバー3を制御するサーバー制御手段31、リモコン2と通信を行うサーバー−リモコン通信手段32、サーバー2がネットワークを通じて別のサーバーと通信するための外部通信手段33、サーバーが取得した情報を記憶するサーバー記憶手段34とからなる。各端末相互間の通信とリモコン−熱源機間の通信はいずれもシリアル通信であり、リモコン−熱源機通信手段ではリモコン2と直接接続される熱源機1aの操作信号と、熱源機1aに接続される各端末機器を操作するための操作信号も通信し、リモコン2から各GCH端末機器の操作を行うことができる。リモコン2とサーバー3間の通信は電話回線を用いたデータ通信であり、リモコン2、またはサーバー3からの要求により通信相手に対し通信を確立し必要な通信を行っている。
【0019】
上記構成による作用を示す。リモコン2と熱源機1aとが接続され通信を行うと、熱源機1aと熱源機があらかじめ接続された各GCH端末機器から取得し熱源機記憶手段1a3に記憶された各GCH端末機の情報がリモコン2に送信され、リモコン2では受信した情報をリモコン記憶手段26に記憶された接続機器情報と照会し、接続機器としてすでに登録されている機器の場合には、すでにリモコン2に操作情報が存在し、リモコンから操作できるようになっている。一方、接続機器として登録されてない機器の場合には、新たな接続機器としてリモコン記憶手段26に記憶するとともに、サーバー3へリモコン−サーバー通信手段23により受信した情報を送信する。サーバー3では、サーバー記憶手段33に蓄積された端末操作情報から該当する機器の操作情報を検索し、検出した操作情報をリモコン2に送信する。リモコン2はサーバー3から受信したリモコン操作情報をサーバー記憶手段33に記憶し、操作情報に基づいて熱源機と、GCH端末機器の制御を行うためのUI(ユーザーインターフェース)をリモコン2上に構成する。使用者はリモコン表示手段2に構成されたUI画面を見て、リモコン操作手段25を操作することにより、GCH熱源機とGCH端末の制御を行うことができ、熱源機と複数のGCH端末機を一つのリモコンで集中操作ができるようになっている。
【0020】
このように構成とすることにより、例えば、GCH端末として、新しい機器が開発され、その機能を実現するための指示電文がリモコンや熱源機に存在しない場合があっても、GCH端末機から熱源機を経て端末機の機種の情報をリモコン2が取得し、リモコン2からサーバー3へ問い合わせることにより、操作に必要な電文といった操作情報やリモコン表示手段24に表示させる画像をサーバー3の記憶手段から取得することにより、リモコン2にGCH端末機器の操作画面を構成することができる。
【0021】
また、GCHの場合には、本実施例のように温水暖房機を複数の部屋に設置している場合があり、これらのすべての温水暖房機をひとつのリモコンで制御する時には、温水暖房機という機器の種類以外の情報をUIの情報に付加する必要がある。例えば新築の集合住宅に設置する場合は、工事の前に設置する機器と部屋が明確になっており、これをサーバーに記憶させて、設置後にリモコンからサーバーへリクエストして機器と部屋の情報を送信してもらうことにより、設置時に簡単に操作画面を構成することが可能になる。本実施例では、サーバー2の記憶手段にあらかじめGCH端末機が設置される部屋の情報を記憶しておき、リモコン2からのリクエストによりサーバー3から部屋の情報を送信し、リモコン2では受信した部屋の情報に基づいて、操作画面を構成している。
【0022】
図2に構成された操作画面の一例を示す。熱源機1aとリモコン2が接続されてGCH端末機の情報をリモコン2が受信すると、リモコン表示手段上に4つのアイコンが構成され、それぞれ、第1の温水暖房機、第2の温水暖房機、第3の温水暖房機、浴室乾燥機が割り当てられる。4つのアイコンのうち3つは温水暖房機なので、このままでは使用者が操作するときに区別が困難であり、間違った機器を操作してしまう可能性がある。そこで、次にサーバーへ設置されるGCH端末機器と部屋の情報をサーバーへリクエストし、サーバーは記憶手段に記憶された情報を検索してリモコンに対応する部屋と機器の情報をリモコンへ出力する。リモコン2ではサーバー3からの情報を元に、リモコン表示手段上に表示可能なように部屋を示すアイコンを作成し、4つのGCH端末機器を示すアイコンのうち一つを選択すると4つの部屋を示すアイコンで構成された画面が表示され、同時に、選択されたアイコンに対応した温水暖房機に熱源機から温水が供給されて暖房運転を開始する。このとき、暖房運転が開始された部屋を確認し、リモコン表示手段に表示されたアイコンから運転が開始された部屋を選択すると、運転している温水暖房機のアイコンに選択された部屋の名前が転記され、GCH端末機器の種類と部屋の名前とが組み合わされたアイコンが作成される。この操作を続けることにより、すべての機器のアイコンに部屋の名前が組み合わされる。このアイコンが操作画面に表示され、使用者がGCH端末機器をリモコンから操作する際に、アイコンを選択することによりそれぞれの操作画面を表示させることになる。このように、機種だけでなく部屋の名前を組み合わせたアイコンを作成しリモコン表示手段に表示するので、操作する危機を間違えない。また、サーバー3があらかじめ部屋の情報を記憶して、設置時にリモコンからサーバーへリクエストして部屋の情報を取得するので、機器と部屋の情報を組み合わせたアイコンを設置時に簡単に構成させることができる。
【0023】
なお、サーバーに、各家庭のリモコンが接続されている機器の種類、機器の製造番号、ソフトウェアのバージョンをアップロードしてサーバー記憶手段33に記憶させておくことにより、ソフトウェアのバージョンが変わったり、機器の不具合が見つかった場合に、対処が必要な家庭を抽出し、その家庭だけに修正のソフトウェアを送り、リモコンの操作情報を変更することが可能となり、常に最新の情報を用いてリモコン操作が可能となる。このような構成は、例えば、設置条件により機器の細かい設定を設置時に行う機器や接続される暖房端末が変わる機器の場合など、同じ機器を設置しても使用条件、運転条件が異なる機器の場合に有利となる。この場合、設定された内容をリモコン2を経てサーバー1へアップロードし、サーバー記憶手段33に記憶させておき、ある条件のみ変更が必要となったときに条件に該当する端末が接続されている家庭をサーバー記憶手段33の情報から検索すれば、該当する家庭をすぐにリストアップでき、さらに、該当する家庭に変更のためのソフトウェアを送付し、操作情報を変更することができる。
【0024】
また、上記実施例では、リモコン2に操作情報が無い端末の場合にサーバー3から操作情報を取得しているが、端末機器の記憶手段に操作情報を記憶させておき、まずリモコンの記憶手段から操作情報を検索し、見つからない場合に、次に端末機器の記憶手段から操作情報を検索し、それでも見つからない場合にサーバーからダウンロードする構成としても良い。また、リモコンや端末機器に操作情報がある場合であっても、操作情報のバージョンがサーバー記憶主手段33に記憶されているものより古い場合には、サーバー3から操作情報を取得する構成でもよく、この構成の場合には、複数の記憶手段に記憶された操作情報からもっとも新しい操作情報を用いてUIを構成できる。なお、必ずしも最新の操作情報が選択される必要は無く、リリース後一定期間経過し、操作に不具合がないと確認された操作情報を用いたり、操作に不具合が生じた場合にそれを検出する手段を設け、不具合が生じたバージョンの操作情報を用いない構成や、不具合の発生をサーバーにアップロードする構成としても良い。
【0025】
なお、上記実施例では、表示手段に表示させる部屋の情報をサーバーからダウンロードしてUIを構成しているが、部屋の情報をリモコン操作手段25から入力して表示手段24に表示させる構成としてもよい。実施例では新築の集合住宅の例をあげたが、この場合は前もって部屋の構成がわかるので、サーバーに部屋の構成を入力しておくことにより、設置時の作業が軽減されるという効果があるが、戸建住宅や既築の集合住宅の場合、個別に対応するほうが効率的な場合もあり、それぞれ有利な方法を用いればよい。さらに、サーバーからダウンロードするのではなく、コンパクトフラッシュ(R)メモリーなど持ち運び可能なメディアにデータを保存しておき、設定時にメディアから設定情報を呼び出す構成としても良い。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、請求項1から8のいずれか一項記載の発明によれば、端末機器の操作設定を簡単に行えるリモコンシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるリモコンシステムのブロック図
【図2】同装置のリモコン画面図
【図3】従来のリモコンシステムにおけるブロック図
【符号の説明】
1 端末機器
2 リモコン
3 サーバー
24 リモコン表示手段
25 リモコン操作手段
26 リモコン記憶手段
33 サーバー記憶手段
34 外部通信手段
Claims (8)
- 端末機器と、前記端末機器と相互に通信を行い端末機器を操作するリモコンと、前記リモコンにデータを配信するサーバーとからなり、前記リモコンは、端末機器の操作を行うための情報を前記端末機器とサーバーとから得ることを特徴とするリモコンシステム。
- 端末機器から取得する機器情報は、前記端末機器の機種を特定する情報と、前記端末機器の機器毎に異なる条件を特定する情報とを含む請求項1に記載のリモコンシステム。
- リモコンは複数の端末機器を操作するものであり、サーバーは設置される前記複数の端末機器の機種の情報と各端末機器が設置される建屋内の位置の情報とをもち、前記リモコンは端末機器から受信した機器情報を前記サーバーへ送信し、前記リモコンは前記サーバーから少なくとも前記複数の端末機器の設置場所の情報を受信し、設置場所と端末機器とを対応付けて記憶する請求項1または2に記載のリモコンシステム。
- サーバーは、リモコン毎に接続される端末機器の情報を蓄積し、前記サーバーに蓄積された操作情報が変更された場合に、操作情報が変更された端末機器が接続されているリモコンに対し、変更された操作情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のリモコンシステム。
- リモコンが端末機器から受信する情報に前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を含み、サーバーは前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を前記リモコンから受信して記憶し、前記サーバーは前記リモコンに接続される端末機器のバージョンアップ情報を受信する手段を有し、前記端末機器のバージョンアップ情報を受信すると該当する端末機器に送信する請求項1または4に記載のリモコンシステム。
- 端末機器と、前記端末機器と相互に通信を行い端末機器を操作するリモコンと、前記リモコンにデータを配信するサーバーとからなり、前記リモコンは、端末機器の操作を行うための情報を前記端末機器の情報から得られない場合にサーバーから得ることを特徴とするリモコンシステム。
- サーバーは、リモコン毎に接続される端末機器の情報とリモコンに接続可能な端末機器の操作情報とをそれぞれ蓄積し、前記サーバーに蓄積された操作情報が変更された場合に、操作情報が変更された端末機器が接続されているリモコンに対し、変更された操作情報を送信することを特徴とする請求項6に記載のリモコンシステム。
- リモコンが端末機器から受信する情報に前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を含み、サーバーは前記端末機器のソフトウェアのバージョン情報を前記リモコンから受信して記憶し、前記サーバーは前記リモコンに接続される端末機器のバージョンアップ情報を受信する手段を有し、前記端末機器のバージョンアップ情報を受信すると該当する端末機器が接続されるリモコンに送信し、前記リモコンは受信したバージョンアップ情報を該当する端末機器に送信する請求項6または7に記載のリモコンシステム。
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