JP2004217519A - Mn−Znフェライトの再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】Mn−Znフェライト焼成体の屑の再生利用を可能にする。
【解決手段】 Mn−Znフェライトの焼成体を粉砕して得た平均粒子径40μm以下の粉末を再利用して、Fe2O3 44.0〜50.0 mol%(ただし、50.0 mol%は除く)、ZnO 4.0〜26.5 mol%、 TiO2 およびSnO2のうちの1種または2種 0.1〜8.0mol%、CuO 0.1〜16.0 mol%、残部 MnOとなるように成分調整を行った後、粉砕して混合粉末を得、この混合粉末を用いて成形および焼成を行う。
【選択図】なし
【解決手段】 Mn−Znフェライトの焼成体を粉砕して得た平均粒子径40μm以下の粉末を再利用して、Fe2O3 44.0〜50.0 mol%(ただし、50.0 mol%は除く)、ZnO 4.0〜26.5 mol%、 TiO2 およびSnO2のうちの1種または2種 0.1〜8.0mol%、CuO 0.1〜16.0 mol%、残部 MnOとなるように成分調整を行った後、粉砕して混合粉末を得、この混合粉末を用いて成形および焼成を行う。
【選択図】なし
Description
本発明は、軟磁性を有するMn−Znフェライトの製造方法に係り、より詳しくはMn−Znフェライトの焼成体の屑の再生利用を可能にするMn−Znフェライトの再生方法に関する。
軟磁性を有する代表的な酸化物磁性材料としては、Mn−Znフェライトがあり、従来よりスイッチング電源トランス、フライバックトランス、偏向ヨークなどに用いられる低損失材、各種インダクタンス素子、EMI対策用インピーダンス素子、電波吸収材等として多用されている。このMn−Znフェライトは、従来一般には50 mol%よりも多いFe2O3 、平均的には52〜55 mol%のFe2O3 と、10〜24 mol%の ZnOと、残部 MnOとを含有する基本成分組成を有しており、通常は、Fe2O3 、ZnO 、MnO の各原料粉末を所定の割合で混合した後、仮焼、粉砕、成分調整、造粒、成形等の各工程を経て所定の形状とし、しかる後、窒素を流すことにより酸素濃度を大幅に下げた還元性雰囲気中で、1200〜1400℃に3〜4時間保持する焼成処理を行って製造されている。
ここで、上記焼成工程で還元性雰囲気とする理由は、50 mol%以上となる多量のFe2O3 を含んでいることから、大気中で焼成すると十分に緻密化が進まず、良好な軟磁性が得られなくなるためである。また、Fe3+ の還元で生成するFe2+ は正の結晶磁気異方性を有し、Fe3+ の負の結晶磁気異方性を打ち消して軟磁性を高める効果があるが、大気中で焼成したのでは、このような還元反応によるFe2+ の生成も期待できなくなるためである。なお、上記粉砕工程においては、平均粒子径がおよそ 1.0〜1.4 μmとなるように粉砕を行っているが、これは、1.4 μmより大きいと焼成時に所望の密度が得られず、一方、 1.0μmより小さいと粉体の扱いが困難になるためである。
ところで、上記したMn−Znフェライトの製造においては、各工程で余剰、不良等の理由で多くの屑が発生するが、成形以前の工程で発生する廃材については、その再生利用に特別の問題はないが、焼成工程で寸法不良、ひび割れ、欠け等の欠陥を生じてスクラップとなる焼成体の屑については、後述の理由により再生利用することは困難で、そのまま破棄されるのが現状である。
ここで、焼成体の屑の再生利用が困難になる理由を説明すると、Mn−Znフェライトの焼成過程は、その構成イオンの中で最も拡散速度の遅い酸素イオンの空孔濃度に律速される。これを支配する因子は、Fe2O3 の含有量と雰囲気の酸素濃度であり、Fe2O3 含有量の少ないほど、かつ雰囲気の酸素濃度が低いほど酸素イオンの空孔が生成し易くなる。しかるに、従来のMn−Znフェライトは、Fe2O3 を50 mol%よりも多く含んでいるため、酸素イオンの空孔が減じるのに相対して鉄イオン、マンガンイオンおよび亜鉛イオンの空孔が多く生成する。つまり、従来のMn−Znフェライトの焼成体を粉砕、成形して再利用しようとする場合は、雰囲気の酸素濃度をかなり下げた条件で焼成を行わなければならないが、実際の量産工程で下げ得る酸素濃度はせいぜい0.1 %程度であり、この程度の酸素濃度では、必要な酸素イオンの空孔濃度を確保することができず、結果として、焼成が円滑に進まず、所望の密度を得ることは困難となる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、焼成に特別の困難さを伴うことなく焼成体の屑の再生利用を可能にするMn−Znフェライトの再生方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、(a)Mn−Znフェライトの焼成体を粉砕して平均粒子径40μm以下の再生粉末を得る工程と、(b)前記再生粉末を全量用いてまたは該再生粉末に原料粉末を加えて、Fe2O3 44.0〜50.0 mol%(ただし、50.0 mol%は除く)、 ZnO 4.0〜26.5 mol%、TiO2およびSnO2のうちの1種または2種 0.1〜8.0mol%、CuO 0.1〜16.0 mol%、残部 MnOの成分組成となるように成分調整を行う工程と、(c)前記成分調整を終えた粉末を粉砕して成形用混合粉末を得る工程と、(d)前記混合粉末を用いて成形を行って成形体を得る工程と、(e)前記成形体を焼成する工程と、からなることを特徴とする。
本発明において、上記再利用する粉末すなわち再生粉末の使用量は任意であり、そのままで目標成分組成となる場合は、成形用混合粉末の全量を再生粉末としてもよい。再生粉末のみで目標成分組成とならない場合は、当然のこととして、Fe2O3 、ZnO 、TiO2、SnO2、CuO 、MnO 等の各原料粉末を適当量加えて成分調整を行う。この場合、再生粉末のFe2O3 量は50.0 mol%未満であっても50.0 mol%以上であってもよい。また、この成分調整を終えた再生粉末は粉砕して成形用混合粉末とするが、この混合粉末の平均粒子径は、従来と同様にその下限を 1.0μm程度に抑えるのが望ましい。ただし、その上限は 1.4μmを超えた値、例えば 2.0μm程度としてもかまわない。
本発明は、上記したようにFe2O3 を50 mol%未満に抑えているので、再生粉末を使用していても焼成過程で酸素イオンの空孔が生成し易くなり、大気中または酸素を適当量含む雰囲気中で焼成(昇温−保持−降温)しても十分に密度が高まるようになる。ただし、このFe2O3 が少なすぎると初透磁率の低下を招くので、少なくとも44.0 mol%は含有させるようにする。
TiおよびSnは、Fe3+ から電子を受け取ってFe2+ を生成させることが知られている。したがって、これらを含有させることにより大気中または酸素を適当量含む雰囲気中で焼成してもFe2+ を生成することができる。本発明においては、正負の結晶磁気異方性を相殺するために、基本成分組成中に占めるTiO2および/またはSnO2の含有量を 0.1〜8.0mol%とすることで、Fe2+ の生成量を制御してFe3+ とFe2+ との存在比を最適化し、良好な軟磁性を得ることを可能にしている。ただし、TiO2および/またはSnO2の含有量が 0.1 mol%未満ではその効果が小さく、8.0mol%より多いと初透磁率が低下するので、上記範囲 0.1〜8.0mol%とした。
ZnO は、キュリー温度や飽和磁化に影響を与えるが、あまり多いとキュリー温度が低くなって実用上問題となり、逆に少なすぎると飽和磁化が減ってしまうため、上記範囲 4.0〜26.5 mol%とするのが望ましい。
本発明は、上記したようにCuO を含有するが、このCuO は、低温焼成を可能にする効果がある。ただし、その含有量があまり少ないと前記した効果が小さく、逆に多すぎると初透磁率が低下してしまうため、上記範囲 0.1〜16.0 mol%とするのが望ましい。
本発明は、副成分としてCaO 、SiO2 、ZrO2 、Ta2O5、HfO2 、Nb2O5およびY2O3のうちの1種また2種以上を微量含有させることができる。これら副成分は、結晶粒界を高抵抗化させる作用がある。
また、副成分としてV2O5 、Bi2O3 、In2O3、PbO、MoO3および WO3のうちの1種または2種以上を含有させることができる。これらの副成分はいずれも低融点酸化物で、焼結を促進する作用がある。
さらに、副成分としてCr2O3 および Al2O3のうちの1種または2種を含有させてもよいものである。これら副成分は初透磁率の温度特性を改善する効果がある。
また、副成分としてV2O5 、Bi2O3 、In2O3、PbO、MoO3および WO3のうちの1種または2種以上を含有させることができる。これらの副成分はいずれも低融点酸化物で、焼結を促進する作用がある。
さらに、副成分としてCr2O3 および Al2O3のうちの1種または2種を含有させてもよいものである。これら副成分は初透磁率の温度特性を改善する効果がある。
本発明に係るMn−Znフェライトの再生方法によれば、焼成体の屑を再生利用しても、十分に高い焼成体密度と軟磁性とを得ることができ、しかも、大気中で焼成(昇温−保持−降温)することが可能になるばかりか、再生粉末をそれほど微細にする必要がなく、製造性に優れかつコスト面での利益の大きい再生利用技術が確立する。
Mn−Znフェライトの製造に際しては、焼成工程で発生したMn−Znフェライトの焼成体の屑を適宜の粉砕手段、例えばハンマーミルとジェットミルとを用いて粉砕し、これを再生粉末として、これに主成分としてのFe2O3 、ZnO 、TiO2および/またはSnO2、CuO 、MnO 等の各原料粉末を所定の比率で混合し、目標成分組成の混合粉末を得る。前記再生粉末は、最初から細かなものを用意する必要はなく、約40μm以下とすれば十分で、この場合は、前記混合粉末を仮焼し、さらに約 2.0μm以下に微粉砕する。この場合の仮焼温度は、目標組成によって多少異なるが、850 〜950 ℃の温度範囲内で適宜の温度を選択することができる。また、混合粉末の微粉砕には汎用のボールミルを用いることができる。そして、この微細な混合粉末に、所望により上記種々の副成分の粉末を所定の比率で添加混合し、目標成分組成の混合粉末を得る。その後は、通常のフェライト製造プロセスに従って造粒、成形を行い、さらに、1000〜1300℃で2〜4時間保持する焼成処理を行う。この焼成(昇温−保持−降温)は、大気中で行っても、適当な酸素濃度、例えば 0.1%程度の酸素濃度の雰囲気中で行ってもよいが、酸素を含む雰囲気中で行う場合は、焼成炉中に窒素ガス等の不活性ガスを流して酸素濃度を制御するのが望ましい。
Fe2O3 が52.5 mol%、 MnOが24.2 mol%、ZnO が23.3 mol%となるように各原料粉末をボールミルにて混合した後、空気中、 900℃で2時間仮焼し、さらにボールミルにて20時間粉砕して、平均粒子径 1.2μmの混合粉末を得た。次に、この混合粉末に副成分としてCaO を0.05mass%加え、さらにボールミルにて1時間混合した。そして、この混合粉末にポリビニルアルコールを加えて造粒し、80MPa の圧力で外径18mm,内径10mm,高さ4mmのトロイダル状コア(成形体)を成形した。その後、成形体を焼成炉に入れ、窒素を流すことにより酸素濃度を 0.1%まで下げた雰囲気中で、1300℃に3時間保持する焼成処理並びに焼成後の冷却を行い、従来のMn−Znフェライトと同じ焼成体(試料)1−1を得た。
次に、上記試料1−1をハンマーミルとジェットミルとを用いて、平均粒子径40μm以下となるように粉砕し、これを再生粉末とした。そして、ボールミルにて1時間混合した後、この混合粉末にポリビニルアルコールを加えて造粒し、80MPa の圧力で外径18mm,内径10mm,高さ4mmのトロイダル状コアを成形した。その後、成形体を焼成炉に入れ、窒素を流すことにより酸素濃度を 0.1%まで下げた雰囲気中で、1300℃に3時間保持する焼成処理並びに焼成後の冷却を行い、従来のMn−Znフェライトと同じ成分組成の再生焼成体(試料)1−2を得た。
一方、同じく上記試料1−1をハンマーミルとジュットミルとを用いて、平均粒子径40μm以下となるように粉砕し、これを再生粉末とした。そして、これに必要な原料を加えて、Fe2O3 が48.0 mol%、TiO2またはSnO2が2.0mol%、残部が MnOとZnO とでモル比26:25となるように成分調整を行った。そして、ボールミルにて混合した後、空気中、 900℃で2時間仮焼し、さらにボールミルにて粉砕して、平均粒子径 1.2μmおよび 2.0μmの混合粉末を得た。次に、この混合粉末にポリビニルアルコールを加えて造粒し、80MPa の圧力で外径18mm,内径10mm,高さ4mmのトロイダル状コア(成形体)を成形した。その後、成形体を焼成炉に入れ、大気中、または窒素を流すことにより酸素濃度を 0.1%まで下げた雰囲気中で、1300℃に3時間保持する焼成処理並びに焼成後の冷却を行い、CuO 以外は本発明と実質的に同じ成分組成の再生焼成体(試料)1−3〜1−7を得た。
そして、上記のようにして得た各試料1−1〜1−7について、蛍光X線分析によって最終的な成分を確認し、さらに焼成体密度と1MHz での初透磁率とを測定した。それらの結果を表1に示す。
そして、上記のようにして得た各試料1−1〜1−7について、蛍光X線分析によって最終的な成分を確認し、さらに焼成体密度と1MHz での初透磁率とを測定した。それらの結果を表1に示す。
表1に示す結果より、従来のMn−Znフェライトと同じ成分組成の再生焼成体である試料1−2は、オリジナル(非再生焼成体)の試料1−1に比較して密度が低く、初透磁率も大幅に低下して実用に耐えないものとなっている。これに対して、本発明と実質的に同じ試料1−3〜1−7は、同じ再生焼成体となっているにもかかわらず、オリジナルの試料1−1とほぼ同等の密度および初透磁率を有するものとなり、本発明の製造方法が焼成体の再生利用に大きく寄与することが明らかとなった。また、本試料の中では、大気中で焼成を行った試料1−3〜1−5と酸素濃度を 0.1%まで下げた雰囲気中で焼成を行った試料1−6および1−7との間に、密度および初透磁率においてほとんど差が認められず、大気中で焼成を行っても全く問題のないことが分かった。
上記実施例1の試料1−1をハンマーミルとジェットミルとを用いて、平均粒子径40μm以下となるように粉砕し、これを再生粉末とした。そして、これに必要な原料を加えて、Fe2O3 が48.0 mol%、TiO2が2.0mol%、 CuOが0〜20.0 mol%、残部が MnOとZnO とでモル比26:25となるように成分調整を行った。そして、ボールミルにて混合した後、空気中、 850℃で2時間仮焼し、さらにボールミルにて粉砕して、平均粒子径 2.0μmの混合粉末を得た。次に、この混合粉末にポリビニルアルコールを加えて造粒し、80MPa の圧力で外径18mm,内径10mm,高さ4mmのトロイダル状コア(成形体)を成形した。その後、成形体を焼成炉に入れ、大気中で、 900〜1300℃で3時間焼成処理並びに焼成後の冷却を行い、再生焼成体としての試料2−1〜2−4を得た。
そして、このようにして得た各試料2−1〜2−4について、最終的な成分を蛍光X線分析によって確認すると共に、1MHz での初透磁率を測定した。それらの結果を表2に示す。
そして、このようにして得た各試料2−1〜2−4について、最終的な成分を蛍光X線分析によって確認すると共に、1MHz での初透磁率を測定した。それらの結果を表2に示す。
表2に示す結果より、 CuOを全く含まない試料2−1では、1000以上の高い初透磁率を得るのに、焼成温度を1300℃以上の高温に設定しなければならないが、 CuOを適量含有させた試料2−2および2−3は、焼成温度を1000℃程度に低く設定しても1000以上の高い初透磁率が得られている。しかし、 CuOを比較的多量(20.0 mol%)に含有する試料2−4は、焼成温度にかかわりなく1000以上の高い初透磁率を得ることは不可能となり、 CuOを適量含有させることが、焼成温度の低下並びに高周波域での初透磁率の向上に有効であることが分かった。
上記実施例1の試料1−1をハンマーミルとジェットミルとを用いて、平均粒子径40μm以下となるように粉砕し、これを再生粉末とした。そして、これに必要な原料を加えて、Fe2O3 が48.0 mol%、TiO2 が2.0mol%、残部が MnOとZnO とでモル比26:25となるように成分調整した。そして、ボールミルにて混合した後、空気中、 900℃で2時間仮焼し、さらにボールミルにて粉砕して、平均粒子径 2.0μmの混合粉末を得た。次に、この混合粉末に副成分としてMoO3を0.05mass%、ZrO2を0.10mass%またはAl2O3 を0.15mass%加え、さらにボールミルにて1時間粉砕した。そして、この混合粉末にポリビニルアルコールを加えて造粒し、80MPa の圧力で外径18mm,内径10mm,高さ4mmのトロイダル状コア(成形体)を成形した。その後、成形体を焼成炉に入れ、大気中で、 900〜1300℃で3時間焼成処理並びに焼成後の冷却を行い、再生焼成体としての試料3−1〜3−3を得た。そして、このようにして得た各試料3−1〜3−3について、最終的な成分を蛍光X線分析によって確認すると共に、焼成体密度および1MHz での初透磁率を測定した。それらの結果を表3に示す。
表3に示す結果より、副成分としてMoO3、ZrO2、Al2O3 を微量添加しても、高い密度と高い初透磁率とが得られることが分かった。
表3に示す結果より、副成分としてMoO3、ZrO2、Al2O3 を微量添加しても、高い密度と高い初透磁率とが得られることが分かった。
Claims (5)
- (a)Mn−Znフェライトの焼成体を粉砕して平均粒子径40μm以下の再生粉末を得る工程と、
(b)前記再生粉末を全量用いてまたは該再生粉末に原料粉末を加えて、Fe2O3 44.0〜50.0 mol%(ただし、50.0 mol%は除く)、 ZnO 4.0〜26.5 mol%、TiO2およびSnO2のうちの1種または2種 1.0〜8.0mol%、CuO 0.1〜16.0 mol%、残部 MnOの成分組成となるように成分調整を行う工程と、
(c)前記成分調整を終えた粉末を粉砕して成形用混合粉末を得る工程と、
(d)前記混合粉末を用いて成形を行って成形体を得る工程と、
(e)前記成形体を焼成する工程と、
からなることを特徴とするMn−Znフェライトの再生方法。 - 前記成形体の焼成を大気中で行うことを特徴とする請求項1に記載のMn−Znフェライトの再生方法。
- 前記混合粉末の平均粒子径が1.0〜2.0μmであることを特徴とする請求項1または2に記載のMn−Znフェライトの再生方法。
- 前記再生粉末のFe2O3 量が50.0 mol%未満であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のMn−Znフェライトの再生方法。
- 前記再生粉末のFe2O3 量が50.0 mol%以上であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のMn−Znフェライトの再生方法。
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---|---|---|---|---|
CN115716747A (zh) * | 2022-11-23 | 2023-02-28 | 上海华源磁业股份有限公司 | 一种利用MnZn铁氧体磁芯磨床泥生产低损耗材料的方法 |
-
2004
- 2004-02-16 JP JP2004038389A patent/JP2004217519A/ja not_active Withdrawn
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