JP2004207935A - コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ記録再生装置及びコンテンツ記録再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手のよいレジューム機能を備えたコンテンツ再生装置、再生方法を得る。
【解決手段】コンテンツ記録部13に記録されているコンテンツ毎にそれらコンテンツを全て再生するに必要な時間をコンテンツ情報としてコンテンツ情報記録部14に記憶させておき、コンテンツの再生中にその再生を停止した際に、そのコンテンツの再生を開始してから再生を停止したときまでの時間と、前記コンテンツ情報記録部14から得られるそのコンテンツを全て再生するに必要な時間とから、再生位置計算部14で計算によって最適な再生開始位置を求めて、コンテンツ情報記録部16に記録し、記憶した再生開始位置から再生を再開するように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】コンテンツ記録部13に記録されているコンテンツ毎にそれらコンテンツを全て再生するに必要な時間をコンテンツ情報としてコンテンツ情報記録部14に記憶させておき、コンテンツの再生中にその再生を停止した際に、そのコンテンツの再生を開始してから再生を停止したときまでの時間と、前記コンテンツ情報記録部14から得られるそのコンテンツを全て再生するに必要な時間とから、再生位置計算部14で計算によって最適な再生開始位置を求めて、コンテンツ情報記録部16に記録し、記憶した再生開始位置から再生を再開するように構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に記録されたコンテンツの再生装置、再生方法、記録媒体へのコンテンツの記録再生装置及び記録再生方法に関し、特にコンテンツを再生中に再生動作を停止した場合、その停止した位置から次回の再生動作を行なわせるようにしたいわゆるレジューム機能を備えたコンテンツ再生装置、再生方法、記録再生装置及び記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)や半導体メモリ等の大容量記録媒体、あるいはリムーバルな記録媒体を備える映像コンテンツの記録再生装置においては、記録されているコンテンツの再生中に、再生動作を停止した場合、その停止位置を記憶しておいて、再生動作を再開する際に、記憶しておいてた停止位置から再生を再開するといういわゆるレジューム機能を備えている。
【0003】
この機能は、例えば放送の2時間番組を録画したもの等、長時間に亘って再生する必要があるため記録開始部分から終了部分まで、一度に全て再生視聴することが困難なコンテンツを再生する場合に用いると便利な機能であり、広く用いられるようになってきている。例えば、特許文献1あるいは特許文献2にも示されている。
【0004】
このような、従来の記録再生装置に設けられたレジューム機能においては、再生を再開する位置が、前回再生を停止した位置に一義的に決定されてしまうため、録画されたコンテンツの内容によっては、かえって煩わしい機能になるという問題があった。
【0005】
例えば、放送番組によっては、本編の番組の放送が終了した後で、番組とは直接関係のない将来の番組の放送予告を10分程度流すように構成されているものがあり、そのような番組を記録して再生する場合、ユーザは、通常は本編が終了した位置で再生を止めるような操作をするため、その位置が、次回再生を再開したときの再開位置として登録されてしまうことになり、再生を再開した際に視聴したくないあるいは視聴する意味のない部分から視聴する事態に陥るということになる。
【0006】
以上のように従来のレジューム機能は、再生再開位置が一義的に決定されるために、コンテンツの内容によっては、却って煩わしいといえる場合もあり、改善の要望が強かった。
【特許文献1】
特開2002−112201号公報(第6頁[0058]から[0061]、図1,5)
【特許文献2】
特開2002−290899号公報(第4頁[0027]から[0038]図1,2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来のレジューム機能を備えた装置は、再生再開位置が一義的に決定されるために、コンテンツの内容によっては、却って煩わしいといえる場合もあり、改善の要望が強かった。
本発明は、以上の点に対処してなされたものであり、コンテンツを再生中に、再生動作を停止させた際に、そのコンテンツの全体の記録時間と再生を停止した時間とから、再生を再開するに適当な位置を演算によって求め、それを次回の再生開始位置とするようにすることで、レジューム機能の使い勝手を向上させたコンテンツ再生装置、再生方法、コンテンツ記録再生装置及び記録再生方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンテンツ再生装置は、記録開始から終了までの経過時間が記録時間として判明しているコンテンツが記録された記録媒体から前記コンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記コンテンツの記録時間と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、を具備したことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、全部の内容を再生した際の時間と、再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を得るようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
本発明のコンテンツ再生装置は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、前記録画情報に基づいて記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、を具備したことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0011】
本発明のコンテンツ再生装置は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、前記録画情報に基づいて記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、前記録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示する表示手段と、前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正する修正手段と、を具備したことを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0013】
本発明のコンテンツ記録再生装置は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、前記録画情報に基づいてコンテンツを記録媒体に記録する手段と、前記記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、を具備したことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0015】
本発明の記録再生装置は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、前記録画情報に基づいてコンテンツを記録媒体に記録する手段と、記録されたコンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、前記録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示する表示手段と、前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正する修正手段と、を具備したことを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0017】
本発明のコンテンツ再生方法は、記録開始から終了までの経過時間が記録時間として判明しているコンテンツを再生するステップと、前記再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの時間を計測するステップと、前記コンテンツの記録経過時間と前記計測された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0018】
本発明によれば、全部の内容を再生した際の時間と、再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を得るようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
本発明のコンテンツ再生方法は、終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいて記録されたコンテンツを再生するステップと、前記再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0020】
本発明のコンテンツ再生方法は、終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいて記録されたコンテンツを再生するステップと、前記再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、前記録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記録画情報と前記取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示するステップと、前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正するステップと、前記修正された再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0021】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0022】
本発明のコンテンツ記録再生方法は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいてコンテンツを記録するステップと、前記記録されたコンテンツを再生するステップと、前記再生手段による再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、前記録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0023】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0024】
本発明のコンテンツ記録再生方法は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいてコンテンツを記録するステップと、前記記録されたコンテンツを再生するステップと、前記再生手段による再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、前記録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記録画情報と前記取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置を表示するステップと、前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正するステップと、前記修正された再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0025】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のコンテンツ再生装置10の回路ブロック図である。
図1において、11はキー/リモコン信号識別部であり、装置本体の例えば前面パネルに設けられてユーザによって操作される複数のキーかあるいは、図示しないリモコン送信器から送信されるリモコン信号を受信して識別するブロックである。
キー/リモコン信号識別部11は、ユーザの操作による信号、あるいはリモコン送信器から送られるリモコン信号の識別信号に基づく、制御信号を制御部12に伝送する。制御信号としては、再生を実行させるもの、再生動作を停止させるものを含む。
【0027】
制御部12は、MPU(Micro Processing Unit)で構成され、少なくとも映像で構成されるコンテンツが記録された記録部13と再生位置計算部14とAV(Audio Visual)信号出力部15が接続されている。また、再生位置計算部14には、コンテンツ情報記録部16が接続されている。
【0028】
制御部12は、キー/リモコン信号識別部11からの制御信号を受けて、コンテンツ記録部13から、そこに記録されているコンテンツを再生して受け取り、AV信号出力部15に供給する。
AV信号出力部15では、制御部12から送られるコンテンツの再生信号を例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)復号して、必要に応じて処理を施した後、アナログ信号に変換して図示しない表示手段で表示すべく出力する。また、AV信号出力部15は、制御部12の制御の下に、リモコン送信器あるいは装置本体に設けられたキーによって、ユーザが装置の動作の設定を切換えたり、機能を切換えたりする際のメニュー画面やGUI(Grafic User Interface)も生成して表示手段に出力する。
【0029】
コンテンツ記録部13は、HDD、半導体メモリの他、DVD−R(Digital Versatile Disk - Recordable)、DVD−RAM(DVD-Random Access Memory)、DVD−R/W(DVD-ReWritable)あるいはスマートメディア(登録商標)、SD(Secure Digital)メモリカード等が適用可能である。
【0030】
再生位置計算部14は、再生を再開した際に適切な再生再開位置を計算して結果をコンテンツ情報記憶部16に与えて記憶させるもので、制御部12からコンテンツ記録部13の再生位置データが送られると共に、コンテンツ情報記録部16から記録されたコンテンツ毎の情報を得て、両情報から再開最適位置を計算する。
【0031】
コンテンツ情報記録部16は、コンテンツ記録部13に記録されたコンテンツ毎の情報を記録するもので、フラッシュROM(Read Only Memory)、HDD等が記録媒体として用いられる。
コンテンツ情報記録部16に記録されている情報の具体例を図2に示す。図2の例では、情報はa〜cの4つの項目に分けられ、aが「コンテンツのタイトル」、bが「コンテンツの再生時間(全ての内容を再生するに必要な時間で請求の範囲の記録時間と等しい)」、cが「コンテンツの再生停止時間(再生開始から再生停止になったまでの再生経過時間)」、dが「次回再生開始位置」の情報であり、各項目がそれぞれ、列によって区分され、行方向にコンテンツ1〜nまでの情報が蓄えられている状況が示されている。
【0032】
コンテンツのタイトルaと、再生時間bは、コンテンツをコンテンツ記録部13に記録した際に得られる情報であり、コンテンツ情報記録部16は、コンテンツ記録部13への記録と同時に、制御部12からその情報を受けてそれを記録する。再生停止時間cは、ユーザによってキー/リモコン信号識別部11が操作されて再生動作を停止する制御信号が制御部12に供給された際に、制御部12から再生位置計算部14を介して与えられる情報であり、再生が停止されたタイミングで記録される。次回再生開始位置dは、再生が停止になってから、再生位置計算部14で、再生時間bと再生停止時間cに基づいて計算が実行されて結果が求められた際に記録される。
【0033】
なお、コンテンツ情報としては、図2に示す例の他、コンテンツの保護情報、コンテンツのジャンル情報等を含めることも可能で、コンテンツ情報記憶部16に記憶させておくことができる。
コンテンツ情報記録部16に記録されたコンテンツ情報は、制御部12の制御によって読み出され、再生位置計算部14、制御部12を介してAV信号出力部15に供給されて表に構築されて表示され、ユーザの確認に供される。
再生再開位置を求める処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。ステップS1で開始され、ステップS2でキー/リモコン信号識別部11から再生動作設定入力があったか否かが判定され、再生動作設定入力があった場合には、ステップS3でコンテンツ記録部13のコンテンツの再生が開始され、それによってステップS4で再生経過時間が取得される。次いで、ステップS5で再生停止入力があったか否かが判定され、再生停止入力がない場合には、ステップS6で再生中のコンテンツが全て再生されたか否かが判定され、全て再生された場合には、ステップS11で処理が終了される。コンテンツの内容が全て再生されていない場合には、ステップS3に戻ってコンテンツの再生が継続される。
【0034】
ステップS5で再生停止入力があったみとず判定されたら、ステップS7で、再生停止入力があった時点の再生経過時間が、コンテンツ情報記録部16に記録される。次に、ステップS8で、コンテンツ記録部16に記録されている再生中のコンテンツを全て再生するに必要な再生時間に対して所定数(例えば0.9)を掛ける計算と、その計算の結果とステップS7で記録された再生経過時間の大小比較処理が行われ、再生経過時間の方が小さい場合には、本編をまだ見終わっていないと判断して、ステップS9で再生停止位置をそのまま次回再生開始位置としてコンテンツ情報記録部16に記録させ、ステップS11で処理を終了する。また、再生経過時間のほうが大きい場合には、本編を見終わったものと判断し、ステップS10で次回再生開始位置をそのコンテンツあるいは次のコンテンツの先頭位置としてコンテンツ情報記録部に記録させ、ステップS11で処理を終了させる。
【0035】
ステップS8において、計算に用いる所定数は、初期設定値として0.9を用いるものとしたが、数値はユーザが自由に設定できるようにしてもよい。0.9を用いることによって、例えば再生中のコンテンツが30分番組であった場合には、30×0.9=27となるが、これはこの30分番組の本編が27分で他の残り3分は、他の関係ない番組の予告か、コマーシャルメッセージであり、その部分で再生が再開されると、不都合であるような位置である。本編部分の時間が何分であるかは、実際に行われた放送から求めるのが最も確実であるが、その場合には、全べて再生して見る必要があり、本発明とは関係がなくなる。所定数としてある程度余裕を持たせた値を用いても、不適切な再生再開位置が設定されるという問題は相当程度解決されるものである。また、毎週視聴しているような番組では、放送のパターンが凡そ決まっており、本編の終了時間も略一定であるため、そこから所定数を導くようにすることもできるものである。
【0036】
以上の処理により、本編を見終わったと認定されて、再生再開位置がコンテンツの先頭位置に設定された場合には、そのコンテンツを記録部13に記憶させたままにしておくということは、記憶部13の記憶容量の有効活用という点で、必ずしも適切でない場合があり、見終わったコンテンツは積極的に削除するということも重要な処理である。
【0037】
そこで、再生再開位置が、コンテンツの先頭であると判定された場合には、そのコンテンツを削除するかという問い合わせをユーザに対して行い、ユーザが削除できる機会を与えるようにすることで使い勝手が向上するものと考えられる。図4は、そのように処理を行うためのフローチャートであり、図3のフローチャートと同一個所には、同じ符号をして詳細な説明は省略する。 図4の処理では、ステップ10で、次回再生開始位置をそのコンテンツあるいは次のコンテンツの先頭位置としてコンテンツ情報記録部に記録させた後、ステップS12で、そのコンテンツを削除するか否かの問い合わせをユーザに対して行い、削除しないとユーザが設定した場合には、ステップS11で処理を終了する。ステップS12の問い合わせに対して、削除するとユーザが設定した場合には、ステップS13で、そのコンテンツに保護処理が施されているか否かが判定され、保護されている場合には、ステップS11で処理を終了する。保護処理が施されていない場合には、ステップS14でコンテンツの削除処理が行われ、ステップS11で処理を終了する。
【0038】
以上の処理により、見終わったものと判定されたコンテンツはその都度、削除の対象としてユーザに問い合わせをすることになるので、メニュー画面を開いて削除したいコンテンツを選択して削除する等の余分な操作をする必要がないため、不要なコンテンツの削除を簡単に的確に実行でき、しかも、ユーザに問い合わせを行なうことで、コンテンツ記録部13の空き容量をユーザに意識させることになり、コンテンツ記録部13の容量を効率よく使うことができるようになるものである。
【0039】
図5は、本発明のコンテンツ再生装置の他の実施の形態を示すブロック図で、この実施の形態では、コンテンツをコンテンツ記録部に記録する際の録画情報あるいは録画予約情報に基づいて、再生再開位置を決定するように構成したものである。
例えば、毎週同じ時間に放送されるドラマあるいはアニメ等の番組は、本編の長さは、それぞれ略一定と考えられるため、そのような番組を録画して再生し、次回再生開始位置がコンテンツの先頭に設定された再生停止時間を基準にして、新たに録画した番組の停止時間を判定すればよい。すなわち、基準となる停止時間より長い時間再生した場合には、次回の再生開始位置をコンテンツの先頭位置とすればよい。
【0040】
図5において、図1同じブロック部分に同一符号を付して、詳細な説明は省略する。図5では、録画番組記録部51とコンテンツ源52が新たに加わっている。コンテンツ源52は、例えば放送を受信するチューナを含む装置であり、受信した放送のコンテンツを制御部12に供給する。制御部12では、コンテンツ源52から供給されるコンテンツをコンテンツ記録部13に供給して記録させる。
【0041】
記録動作を実行させるためには、ユーザがキー/リモコン信号識別部11から、記録動作を設定するための制御信号を制御部12に送り、制御部12が送られてくる制御信号を判断して、コンテンツ源52から与えられるコンテンツをコンテンツ記録部13に記録させる。録画番組情報記録部51には、記録を開始したときに、コンテンツ源52で受信している放送チャンネル、記録開始時刻、記録終了時刻等の他、記録したコンテンツを再生して、コンテンツの先頭から再生するべきと判定され停止時間の情報も基準情報として記録させておくように設定される。
【0042】
さらに、予約録画を行う場合には、その予約データも、録画情報記録部51に記録させておくことで、それを同様に利用することができるものである。なお、録画番組記録部51は、コンテンツ情報記録部16と同じデータべースに組み込むようにしてもよい。
【0043】
録画開始時刻と録画終了時刻から、そのコンテンツを全て再生するに必要な時間(図2の再生時間、請求項の記録時間)が導かれ、再生位置計算の基準として使用される。また、録画予約が開始時刻と経過時間で設定される場合には、経過時間がコンテンツを全て再生するに必要な時間であり、再生位置計算の基準となる。
【0044】
以上説明した本発明のコンテンツ再生装置は、コンテンツの全てを再生するに必要な時間と、そのコンテンツの再生停止時間とから、再生を再開した際の再生開始位置を求めるようにしたものであり、不適切な位置を再生再開位置としてしまうという問題を解決できるものである。
【0045】
図6は、本発明の他の実施の形態を説明するための図で、この実施の形態では、録画した番組の情報を表示画面に表示すると共に、図2に示したコンテンツ記録部16の記録内容を画面に表示して、次回の再生開始位置をユーザが修正できるようにしたものである。
【0046】
すなわち、図6において、右側には、コンテンツ記録部13に記録されているコンテンツが、録画した年月日と録画を開始した時刻と録画を終了した時刻と放送チャンネルのデータで特定可能なように表示されている。図6において、枠61で囲んだコンテンツが、画面の左側の枠62で表示されている再生中のコンテンツである。枠62の下方には、コンテンツの再生状態をバー表示するための表示部63が設けられ、コンテンツ全体のどの程度が再生済みであるかを示している。このバー表示の色が変わっている境界によって、再生量(時間)を示している。
【0047】
再生を停止した場合には、枠62に停止したときの再生画面が表示され、ユーザは、選択されたコンテンツが、前回どこまで再生したかを視覚的に認識することができる。また、ユーザが再生指示を行えば、前回停止した再生を再開する。なお、コンテンツの先頭から視聴したい場合には、スキップ指示を行うように構成することで可能である。また、コンテンツの早送り、巻戻し指示をすることにより、コンテンツの再生開始位置を変更することも自由に行うことができるものである。
【0048】
以上のように、本発明によれば、再生を再開する位置を、再生停止位置と一義的に決めてしまうのではなく、コンテンツの全再生時間と再生停止時間とから、再生開始位置を決定するように構成したものであり、不適切な位置から再生を再開しなくてはならないというような不都合が起こる可能性が少なく使い勝手が向上するものである。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、再生を停止して再開した際の再生開始位置を、全再生時間と再生停止時間との関係で決定するようにしたので、使い勝手のよいレジューム機能を備えたコンテンツ再生装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、コンテンツ再生装置の回路ブロック図。
【図2】図1に示す装置の動作を説明するための図。
【図3】図1に示す装置の動作を説明するためフローチャート。
【図4】図1に示す装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明に係るコンテンツ再生装置の他の実施の形態を示すブロック図。
【図6】図5に示す装置の動作を説明するための図。
【符号の説明】
11…キー/リモコン信号識別部
12…制御部
14…再生位置計算部
15…AV信号出力部
16…コンテンツ情報記録部
51…録画番組情報記録部
52…コンテンツ源
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に記録されたコンテンツの再生装置、再生方法、記録媒体へのコンテンツの記録再生装置及び記録再生方法に関し、特にコンテンツを再生中に再生動作を停止した場合、その停止した位置から次回の再生動作を行なわせるようにしたいわゆるレジューム機能を備えたコンテンツ再生装置、再生方法、記録再生装置及び記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)や半導体メモリ等の大容量記録媒体、あるいはリムーバルな記録媒体を備える映像コンテンツの記録再生装置においては、記録されているコンテンツの再生中に、再生動作を停止した場合、その停止位置を記憶しておいて、再生動作を再開する際に、記憶しておいてた停止位置から再生を再開するといういわゆるレジューム機能を備えている。
【0003】
この機能は、例えば放送の2時間番組を録画したもの等、長時間に亘って再生する必要があるため記録開始部分から終了部分まで、一度に全て再生視聴することが困難なコンテンツを再生する場合に用いると便利な機能であり、広く用いられるようになってきている。例えば、特許文献1あるいは特許文献2にも示されている。
【0004】
このような、従来の記録再生装置に設けられたレジューム機能においては、再生を再開する位置が、前回再生を停止した位置に一義的に決定されてしまうため、録画されたコンテンツの内容によっては、かえって煩わしい機能になるという問題があった。
【0005】
例えば、放送番組によっては、本編の番組の放送が終了した後で、番組とは直接関係のない将来の番組の放送予告を10分程度流すように構成されているものがあり、そのような番組を記録して再生する場合、ユーザは、通常は本編が終了した位置で再生を止めるような操作をするため、その位置が、次回再生を再開したときの再開位置として登録されてしまうことになり、再生を再開した際に視聴したくないあるいは視聴する意味のない部分から視聴する事態に陥るということになる。
【0006】
以上のように従来のレジューム機能は、再生再開位置が一義的に決定されるために、コンテンツの内容によっては、却って煩わしいといえる場合もあり、改善の要望が強かった。
【特許文献1】
特開2002−112201号公報(第6頁[0058]から[0061]、図1,5)
【特許文献2】
特開2002−290899号公報(第4頁[0027]から[0038]図1,2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来のレジューム機能を備えた装置は、再生再開位置が一義的に決定されるために、コンテンツの内容によっては、却って煩わしいといえる場合もあり、改善の要望が強かった。
本発明は、以上の点に対処してなされたものであり、コンテンツを再生中に、再生動作を停止させた際に、そのコンテンツの全体の記録時間と再生を停止した時間とから、再生を再開するに適当な位置を演算によって求め、それを次回の再生開始位置とするようにすることで、レジューム機能の使い勝手を向上させたコンテンツ再生装置、再生方法、コンテンツ記録再生装置及び記録再生方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンテンツ再生装置は、記録開始から終了までの経過時間が記録時間として判明しているコンテンツが記録された記録媒体から前記コンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記コンテンツの記録時間と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、を具備したことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、全部の内容を再生した際の時間と、再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を得るようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
本発明のコンテンツ再生装置は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、前記録画情報に基づいて記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、を具備したことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0011】
本発明のコンテンツ再生装置は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、前記録画情報に基づいて記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、前記録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示する表示手段と、前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正する修正手段と、を具備したことを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0013】
本発明のコンテンツ記録再生装置は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、前記録画情報に基づいてコンテンツを記録媒体に記録する手段と、前記記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、を具備したことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0015】
本発明の記録再生装置は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、前記録画情報に基づいてコンテンツを記録媒体に記録する手段と、記録されたコンテンツを再生する手段と、前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、前記録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示する表示手段と、前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正する修正手段と、を具備したことを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0017】
本発明のコンテンツ再生方法は、記録開始から終了までの経過時間が記録時間として判明しているコンテンツを再生するステップと、前記再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの時間を計測するステップと、前記コンテンツの記録経過時間と前記計測された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0018】
本発明によれば、全部の内容を再生した際の時間と、再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を得るようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
本発明のコンテンツ再生方法は、終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいて記録されたコンテンツを再生するステップと、前記再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、前記記憶手段に記憶された録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0020】
本発明のコンテンツ再生方法は、終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいて記録されたコンテンツを再生するステップと、前記再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、前記録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記録画情報と前記取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示するステップと、前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正するステップと、前記修正された再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0021】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0022】
本発明のコンテンツ記録再生方法は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいてコンテンツを記録するステップと、前記記録されたコンテンツを再生するステップと、前記再生手段による再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、前記録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0023】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0024】
本発明のコンテンツ記録再生方法は、記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいてコンテンツを記録するステップと、前記記録されたコンテンツを再生するステップと、前記再生手段による再生動作を停止するステップと、前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、前記録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、前記録画情報と前記取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置を表示するステップと、前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正するステップと、前記修正された再生再開位置から再生を再開するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0025】
本発明によれば、録画情報から記録された全ての内容を再生するに必要な時間情報を得、この時間情報と再生停止までの再生経過時間とから、計算によって最適な再生再開位置を導くようにしたので、不適切な位置から再生が再開されるという問題を解除することができるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のコンテンツ再生装置10の回路ブロック図である。
図1において、11はキー/リモコン信号識別部であり、装置本体の例えば前面パネルに設けられてユーザによって操作される複数のキーかあるいは、図示しないリモコン送信器から送信されるリモコン信号を受信して識別するブロックである。
キー/リモコン信号識別部11は、ユーザの操作による信号、あるいはリモコン送信器から送られるリモコン信号の識別信号に基づく、制御信号を制御部12に伝送する。制御信号としては、再生を実行させるもの、再生動作を停止させるものを含む。
【0027】
制御部12は、MPU(Micro Processing Unit)で構成され、少なくとも映像で構成されるコンテンツが記録された記録部13と再生位置計算部14とAV(Audio Visual)信号出力部15が接続されている。また、再生位置計算部14には、コンテンツ情報記録部16が接続されている。
【0028】
制御部12は、キー/リモコン信号識別部11からの制御信号を受けて、コンテンツ記録部13から、そこに記録されているコンテンツを再生して受け取り、AV信号出力部15に供給する。
AV信号出力部15では、制御部12から送られるコンテンツの再生信号を例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)復号して、必要に応じて処理を施した後、アナログ信号に変換して図示しない表示手段で表示すべく出力する。また、AV信号出力部15は、制御部12の制御の下に、リモコン送信器あるいは装置本体に設けられたキーによって、ユーザが装置の動作の設定を切換えたり、機能を切換えたりする際のメニュー画面やGUI(Grafic User Interface)も生成して表示手段に出力する。
【0029】
コンテンツ記録部13は、HDD、半導体メモリの他、DVD−R(Digital Versatile Disk - Recordable)、DVD−RAM(DVD-Random Access Memory)、DVD−R/W(DVD-ReWritable)あるいはスマートメディア(登録商標)、SD(Secure Digital)メモリカード等が適用可能である。
【0030】
再生位置計算部14は、再生を再開した際に適切な再生再開位置を計算して結果をコンテンツ情報記憶部16に与えて記憶させるもので、制御部12からコンテンツ記録部13の再生位置データが送られると共に、コンテンツ情報記録部16から記録されたコンテンツ毎の情報を得て、両情報から再開最適位置を計算する。
【0031】
コンテンツ情報記録部16は、コンテンツ記録部13に記録されたコンテンツ毎の情報を記録するもので、フラッシュROM(Read Only Memory)、HDD等が記録媒体として用いられる。
コンテンツ情報記録部16に記録されている情報の具体例を図2に示す。図2の例では、情報はa〜cの4つの項目に分けられ、aが「コンテンツのタイトル」、bが「コンテンツの再生時間(全ての内容を再生するに必要な時間で請求の範囲の記録時間と等しい)」、cが「コンテンツの再生停止時間(再生開始から再生停止になったまでの再生経過時間)」、dが「次回再生開始位置」の情報であり、各項目がそれぞれ、列によって区分され、行方向にコンテンツ1〜nまでの情報が蓄えられている状況が示されている。
【0032】
コンテンツのタイトルaと、再生時間bは、コンテンツをコンテンツ記録部13に記録した際に得られる情報であり、コンテンツ情報記録部16は、コンテンツ記録部13への記録と同時に、制御部12からその情報を受けてそれを記録する。再生停止時間cは、ユーザによってキー/リモコン信号識別部11が操作されて再生動作を停止する制御信号が制御部12に供給された際に、制御部12から再生位置計算部14を介して与えられる情報であり、再生が停止されたタイミングで記録される。次回再生開始位置dは、再生が停止になってから、再生位置計算部14で、再生時間bと再生停止時間cに基づいて計算が実行されて結果が求められた際に記録される。
【0033】
なお、コンテンツ情報としては、図2に示す例の他、コンテンツの保護情報、コンテンツのジャンル情報等を含めることも可能で、コンテンツ情報記憶部16に記憶させておくことができる。
コンテンツ情報記録部16に記録されたコンテンツ情報は、制御部12の制御によって読み出され、再生位置計算部14、制御部12を介してAV信号出力部15に供給されて表に構築されて表示され、ユーザの確認に供される。
再生再開位置を求める処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。ステップS1で開始され、ステップS2でキー/リモコン信号識別部11から再生動作設定入力があったか否かが判定され、再生動作設定入力があった場合には、ステップS3でコンテンツ記録部13のコンテンツの再生が開始され、それによってステップS4で再生経過時間が取得される。次いで、ステップS5で再生停止入力があったか否かが判定され、再生停止入力がない場合には、ステップS6で再生中のコンテンツが全て再生されたか否かが判定され、全て再生された場合には、ステップS11で処理が終了される。コンテンツの内容が全て再生されていない場合には、ステップS3に戻ってコンテンツの再生が継続される。
【0034】
ステップS5で再生停止入力があったみとず判定されたら、ステップS7で、再生停止入力があった時点の再生経過時間が、コンテンツ情報記録部16に記録される。次に、ステップS8で、コンテンツ記録部16に記録されている再生中のコンテンツを全て再生するに必要な再生時間に対して所定数(例えば0.9)を掛ける計算と、その計算の結果とステップS7で記録された再生経過時間の大小比較処理が行われ、再生経過時間の方が小さい場合には、本編をまだ見終わっていないと判断して、ステップS9で再生停止位置をそのまま次回再生開始位置としてコンテンツ情報記録部16に記録させ、ステップS11で処理を終了する。また、再生経過時間のほうが大きい場合には、本編を見終わったものと判断し、ステップS10で次回再生開始位置をそのコンテンツあるいは次のコンテンツの先頭位置としてコンテンツ情報記録部に記録させ、ステップS11で処理を終了させる。
【0035】
ステップS8において、計算に用いる所定数は、初期設定値として0.9を用いるものとしたが、数値はユーザが自由に設定できるようにしてもよい。0.9を用いることによって、例えば再生中のコンテンツが30分番組であった場合には、30×0.9=27となるが、これはこの30分番組の本編が27分で他の残り3分は、他の関係ない番組の予告か、コマーシャルメッセージであり、その部分で再生が再開されると、不都合であるような位置である。本編部分の時間が何分であるかは、実際に行われた放送から求めるのが最も確実であるが、その場合には、全べて再生して見る必要があり、本発明とは関係がなくなる。所定数としてある程度余裕を持たせた値を用いても、不適切な再生再開位置が設定されるという問題は相当程度解決されるものである。また、毎週視聴しているような番組では、放送のパターンが凡そ決まっており、本編の終了時間も略一定であるため、そこから所定数を導くようにすることもできるものである。
【0036】
以上の処理により、本編を見終わったと認定されて、再生再開位置がコンテンツの先頭位置に設定された場合には、そのコンテンツを記録部13に記憶させたままにしておくということは、記憶部13の記憶容量の有効活用という点で、必ずしも適切でない場合があり、見終わったコンテンツは積極的に削除するということも重要な処理である。
【0037】
そこで、再生再開位置が、コンテンツの先頭であると判定された場合には、そのコンテンツを削除するかという問い合わせをユーザに対して行い、ユーザが削除できる機会を与えるようにすることで使い勝手が向上するものと考えられる。図4は、そのように処理を行うためのフローチャートであり、図3のフローチャートと同一個所には、同じ符号をして詳細な説明は省略する。 図4の処理では、ステップ10で、次回再生開始位置をそのコンテンツあるいは次のコンテンツの先頭位置としてコンテンツ情報記録部に記録させた後、ステップS12で、そのコンテンツを削除するか否かの問い合わせをユーザに対して行い、削除しないとユーザが設定した場合には、ステップS11で処理を終了する。ステップS12の問い合わせに対して、削除するとユーザが設定した場合には、ステップS13で、そのコンテンツに保護処理が施されているか否かが判定され、保護されている場合には、ステップS11で処理を終了する。保護処理が施されていない場合には、ステップS14でコンテンツの削除処理が行われ、ステップS11で処理を終了する。
【0038】
以上の処理により、見終わったものと判定されたコンテンツはその都度、削除の対象としてユーザに問い合わせをすることになるので、メニュー画面を開いて削除したいコンテンツを選択して削除する等の余分な操作をする必要がないため、不要なコンテンツの削除を簡単に的確に実行でき、しかも、ユーザに問い合わせを行なうことで、コンテンツ記録部13の空き容量をユーザに意識させることになり、コンテンツ記録部13の容量を効率よく使うことができるようになるものである。
【0039】
図5は、本発明のコンテンツ再生装置の他の実施の形態を示すブロック図で、この実施の形態では、コンテンツをコンテンツ記録部に記録する際の録画情報あるいは録画予約情報に基づいて、再生再開位置を決定するように構成したものである。
例えば、毎週同じ時間に放送されるドラマあるいはアニメ等の番組は、本編の長さは、それぞれ略一定と考えられるため、そのような番組を録画して再生し、次回再生開始位置がコンテンツの先頭に設定された再生停止時間を基準にして、新たに録画した番組の停止時間を判定すればよい。すなわち、基準となる停止時間より長い時間再生した場合には、次回の再生開始位置をコンテンツの先頭位置とすればよい。
【0040】
図5において、図1同じブロック部分に同一符号を付して、詳細な説明は省略する。図5では、録画番組記録部51とコンテンツ源52が新たに加わっている。コンテンツ源52は、例えば放送を受信するチューナを含む装置であり、受信した放送のコンテンツを制御部12に供給する。制御部12では、コンテンツ源52から供給されるコンテンツをコンテンツ記録部13に供給して記録させる。
【0041】
記録動作を実行させるためには、ユーザがキー/リモコン信号識別部11から、記録動作を設定するための制御信号を制御部12に送り、制御部12が送られてくる制御信号を判断して、コンテンツ源52から与えられるコンテンツをコンテンツ記録部13に記録させる。録画番組情報記録部51には、記録を開始したときに、コンテンツ源52で受信している放送チャンネル、記録開始時刻、記録終了時刻等の他、記録したコンテンツを再生して、コンテンツの先頭から再生するべきと判定され停止時間の情報も基準情報として記録させておくように設定される。
【0042】
さらに、予約録画を行う場合には、その予約データも、録画情報記録部51に記録させておくことで、それを同様に利用することができるものである。なお、録画番組記録部51は、コンテンツ情報記録部16と同じデータべースに組み込むようにしてもよい。
【0043】
録画開始時刻と録画終了時刻から、そのコンテンツを全て再生するに必要な時間(図2の再生時間、請求項の記録時間)が導かれ、再生位置計算の基準として使用される。また、録画予約が開始時刻と経過時間で設定される場合には、経過時間がコンテンツを全て再生するに必要な時間であり、再生位置計算の基準となる。
【0044】
以上説明した本発明のコンテンツ再生装置は、コンテンツの全てを再生するに必要な時間と、そのコンテンツの再生停止時間とから、再生を再開した際の再生開始位置を求めるようにしたものであり、不適切な位置を再生再開位置としてしまうという問題を解決できるものである。
【0045】
図6は、本発明の他の実施の形態を説明するための図で、この実施の形態では、録画した番組の情報を表示画面に表示すると共に、図2に示したコンテンツ記録部16の記録内容を画面に表示して、次回の再生開始位置をユーザが修正できるようにしたものである。
【0046】
すなわち、図6において、右側には、コンテンツ記録部13に記録されているコンテンツが、録画した年月日と録画を開始した時刻と録画を終了した時刻と放送チャンネルのデータで特定可能なように表示されている。図6において、枠61で囲んだコンテンツが、画面の左側の枠62で表示されている再生中のコンテンツである。枠62の下方には、コンテンツの再生状態をバー表示するための表示部63が設けられ、コンテンツ全体のどの程度が再生済みであるかを示している。このバー表示の色が変わっている境界によって、再生量(時間)を示している。
【0047】
再生を停止した場合には、枠62に停止したときの再生画面が表示され、ユーザは、選択されたコンテンツが、前回どこまで再生したかを視覚的に認識することができる。また、ユーザが再生指示を行えば、前回停止した再生を再開する。なお、コンテンツの先頭から視聴したい場合には、スキップ指示を行うように構成することで可能である。また、コンテンツの早送り、巻戻し指示をすることにより、コンテンツの再生開始位置を変更することも自由に行うことができるものである。
【0048】
以上のように、本発明によれば、再生を再開する位置を、再生停止位置と一義的に決めてしまうのではなく、コンテンツの全再生時間と再生停止時間とから、再生開始位置を決定するように構成したものであり、不適切な位置から再生を再開しなくてはならないというような不都合が起こる可能性が少なく使い勝手が向上するものである。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、再生を停止して再開した際の再生開始位置を、全再生時間と再生停止時間との関係で決定するようにしたので、使い勝手のよいレジューム機能を備えたコンテンツ再生装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、コンテンツ再生装置の回路ブロック図。
【図2】図1に示す装置の動作を説明するための図。
【図3】図1に示す装置の動作を説明するためフローチャート。
【図4】図1に示す装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明に係るコンテンツ再生装置の他の実施の形態を示すブロック図。
【図6】図5に示す装置の動作を説明するための図。
【符号の説明】
11…キー/リモコン信号識別部
12…制御部
14…再生位置計算部
15…AV信号出力部
16…コンテンツ情報記録部
51…録画番組情報記録部
52…コンテンツ源
Claims (14)
- 記録開始から終了までの経過時間が記録時間として判明しているコンテンツが記録された記録媒体から前記コンテンツを再生する手段と、
前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの時間を取得する再生経過時間取得手段と、
前記コンテンツの記録時間と前記時間取得手段によって取得された再生経過時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、
を具備したことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、
前記録画情報に基づいて記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、
前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの時間を取得する再生経過時間取得手段と、
前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された再生経過時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、
を具備したことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、
前記録画情報に基づいて記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、
前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの時間を取得する時間取得手段と、
前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された再生経過時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、
前記録画情報と前記再生経過時間取得手段によって取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示する表示手段と、
前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正する修正手段と、
を具備したことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 前記演算手段によって求められたコンテンツ再生再開
位置が、前記コンテンツの先頭位置であった場合に、当該コンテンツの削除を実行するか否かの問い合わせを行なうことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。 - 記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、
前記録画情報に基づいてコンテンツを記録媒体に記録する手段と、
前記記録媒体に記録されたコンテンツを再生する手段と、
前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、
前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、
を具備したことを特徴とするコンテンツ記録再生装置。 - 記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時刻と記録終了までの時間を含む録画情報が記憶された記憶手段と、
前記録画情報に基づいてコンテンツを記録媒体に記録する手段と、
記録されたコンテンツを再生する手段と、
前記再生手段による再生動作を停止する停止手段と、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得する時間取得手段と、
前記記憶手段に記憶された録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求める演算手段と、
前記録画情報と前記時間取得手段によって所得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示する表示手段と、
前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正する修正手段と、
を具備したことを特徴とするコンテンツ記録再生装置。 - 前記演算手段によって求められたコンテンツ再生再開
位置が、前記コンテンツの先頭位置であった場合に、当該コンテンツの削除を実行するか否かの問い合わせを行なうことを特徴とする請求項5または6に記載のコンテンツ記録再生装置。 - 記録開始から終了までの経過時間が記録時間として判明している記録されたコンテンツを再生するステップと、
前記再生動作を停止するステップと、
前記コンテンツの再生開始から再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、
前記コンテンツの記録時間と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、
前記再生再開位置から再生を再開するステップと、
を具備したことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいて記録されたコンテンツを再生するステップと、
前記再生動作を停止するステップと、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、
前記記憶手段に記憶された録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、
前記再生再開位置から再生を再開するステップと、
を具備したことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいて記録されたコンテンツを再生するステップと、
前記再生動作を停止するステップと、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、
前記録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、
前記録画情報と前記取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置とを表示するステップと、
前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正するステップと、
前記修正された再生再開位置から再生を再開するステップと、
を具備したことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 前記演算手段によって求められたコンテンツ再生再開位置が、前記コンテンツの先頭位置であった場合に、当該コンテンツの削除を実行するか否かの問い合わせを行なうステップと、
問い合わせの結果に基づいて前記コンテンツを削除するステップと、
を備えたことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のコンテンツ再生方法。 - 記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいてコンテンツを記録するステップと、
前記記録されたコンテンツを再生するステップと、
前記再生手段による再生動作を停止するステップと、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、
前記録画情報と前記時間取得手段によって取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、
前記再生再開位置から再生を再開するステップと、
を具備したことを特徴とするコンテンツ記録再生方法。 - 記録開始時刻と記録終了時刻あるいは記録開始時刻と記録終了までの時間を含む録画情報に基づいてコンテンツを記録するステップと、
前記記録されたコンテンツを再生するステップと、
前記再生手段による再生動作を停止するステップと、
前記コンテンツの再生開始から前記停止手段による再生動作停止までの再生経過時間を取得するステップと、
前記録画情報と前記取得された時間とから、前記コンテンツの再生再開位置を求めるステップと、
前記録画情報と前記取得された時間と前記コンテンツの再生再開位置を表示するステップと、
前記表示されたコンテンツの再生再開位置を修正するステップと、
前記修正された再生再開位置から再生を再開するステップと、
を具備したことを特徴とするコンテンツ記録再生方法。 - 前記コンテンツ再生再開位置が、前記コンテンツの先頭位置であった場合に、当該コンテンツの削除を実行するか否かの問い合わせを行なうステップと、
前記問い合わせの結果に基づいても前記コンテンツを削除するステップと、
を備えたことを特徴とするコンテンツ記録再生方法。
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KR101254320B1 (ko) * | 2006-09-21 | 2013-04-12 | 삼성전자주식회사 | 미디어 파일의 정확한 재생시간을 표시하는 전자장치 및 그방법 |
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2002
- 2002-12-25 JP JP2002373519A patent/JP2004207935A/ja active Pending
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