JP2004206920A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立て性がよく、消費電力が少なく、廉価で、無駄な発熱がなく、安定した画像定着特性などが得られ、画像形成装置に適用可能な誘電加熱式加熱装置を提供する。
【解決手段】励磁コイルと、非磁性材料でコイルと一体成型したホルダーなどからなるユニットを2つ以上接合し、コイルの加熱ローラ対向面を、加熱ローラと略同径の円筒状にし、コイルに各々独立した端子部を設け、その接続の切り替え手段を有し、補助コイルで、コイルの磁界と逆方向に磁界を発生する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置で主にトナーを熱圧着定着し、またはインクジェットプロセスを用いた画像形成装置で主に記録媒体であるシートの多孔質高分子層を融解して表面処理を施すための加熱装置及びこれを用いた画像形成装置であって、特に略円筒形の導電部材と、該導電部材の近傍に配置されたコイルとを有し、該コイルに通電する際に発生した磁界により前記導電部材に渦電流を誘起させて加熱し、記録媒体であるシート上に画像または文字を定着させ、またはシートの表面処理をする誘電加熱装置及びこれを用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電磁誘導加熱方式の加熱装置は、導電部材(電磁誘導発熱性部材、誘導磁性材、磁界吸収導電材)に磁場を作用させて、該導電部材に渦電流を発生させて加熱するものであり、たとえば、電子写真方式、静電記録方式、磁気記録方式等の画像形成装置において未定着トナー画像を形成担持させた記録媒体を加熱して未定着トナー画像を永久固着画像として加熱定着させ、または、表面に多孔質高分子層が形成されたシートに、例えば、いわゆるインクジェット方式によって画像を形成させた後に、シートを加熱して、多孔質高分子層を融解させて表面処理を施すために用いる画像加熱装置として有効である。
【0003】
電磁誘導加熱方式の加熱装置を画像加熱定着装置として備えた画像形成装置においては、導電部材である加熱ローラの内側に、磁場発生手段としての励磁コイルが配置されているものが多い(例えば、特許文献1)。
【0004】
図10は、特許文献1で開示された定着装置の実施例で用いられている空芯コイルの斜視図である。
【0005】
上記実施例においては、導電部材である加熱ローラの内側に、磁場発生手段としての励磁コイル2が配置されている。
【0006】
この励磁コイル2は、φ0.5mmのポリアミドイミドを被覆したエナメル線で、これを19本撚っている。ここでこの電線の配置は発熱パターンと効率を考え、14本の電線が定着ローラ内側に適当なギャップを空けて配列されている。この電線の配置は、定着ローラを端面から見た円形断面の中心角360°のうち、片側約150゜に達しており、両側ではその倍の約300゜に渡る定着ローラの内側を覆うような形となる。
【0007】
この場合、このコイルを実現させるためには、内部にほぼ円筒の巻き治具を必要とする。実際に300°の範囲でコイルを巻いてしまうと、この治具からコイルをはずせない構造となり、さらにこのコイルを保持する事も難しい状態となる。
【0008】
上記従来例では、これを2分割して別々の型を作成し、半分ずつ(半円筒形状)コイルを形成し、それを繋げて一体化している。接続部21は19本の素線をそれぞれ繋げておらず、1カ所で全てを連結させる事により接続部の作業工数を減らすとともに、接続を確実なものとしている。
【0009】
この構成であれば巻き型を容易に抜き取る事が可能となり、コイル形成後にこのコイルのホルダー部と一体化し、樹脂等で軽量化したベースに取り付ける事を可能としている。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−275991号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コイル2は材質として通常銅を用いているので、柔らかい銅線により形成されたコイル2を2つ以上重ねる構成では、コイル2に歪みが非常に生じやすくなる。従って、定着ローラとコイルの距離を一定かつ均等に保ち続けることが困難である。
【0012】
上記が確実に保証されないと、定着ローラ上の温度分布が不均一になり、電子写真プロセスにおけるトナーの定着不良や、インクジェットプロセスにおけるシートの表面処理ムラを引き起こしてしまう。また、接合部21を設けて一体化したコイル2は、量産性に乏しく取り扱いも難しい。
【0013】
また、上記の構成では、2つのコイルに接合部21を設け一体とする複雑な構成なので、動作中にこれらを確実に保持することが困難であるし、接合部の信頼性を確保するのが困難である。
【0014】
安全性の点でも、コイル2と同様の高周波電流が接合部21に流れる際に、表皮効果や近接効果によって表皮抵抗が増大し、発熱が大きくなるという問題がある。
【0015】
本発明の目的は、電磁誘導加熱方式の加熱装置において、簡易な手段によって加熱ローラ内で2つ以上接合したコイルユニットを確実に保持するとともに、加熱ローラとコイルの距離を一定でかつ均等に保ち続け、作業性が良く量産化に適し、無駄な発熱のない、画像形成装置に適用可能な電磁誘導加熱方式の加熱装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にあっては略円筒形の導電部材と、該導電部材の近傍に配置されたコイルとを有し、該コイルに通電する際に発生した磁界により前記導電部材に渦電流を誘起させて加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置において、磁界を発生させるコイルと、非磁性の材料により該コイルと一体成型して形成されたホルダーとからなるコイルユニットを2つ以上有することを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、コイルと、該コイルと一体成型して形成されたホルダーとをコイルユニットとすることで、柔らかいコイルをホルダーで支持して歪むことなく使用できるとともに、2つ以上接合したコイルユニットを確実に保持することができる。さらに、コイルの歪みがなくなることから、加熱ローラとコイルとの距離を一定かつ均等に保ち続けることができる。そして、コイルユニット全体として強度を持たせることで組み立て時の作業性が良くなるという効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0019】
(第1の実施の形態)
図1は本実施の形態における加熱装置の概略の断面図である。
図2は、本実施の形態における2つのコイルユニットの概略の断面図である。
【0020】
図1において、円筒形の導電部材としての加熱ローラ1は、円筒の中心軸周りに回転可能に支持されている。加熱ローラ1は、鉄やニッケル、ステンレスなどの磁性特性をもつ導電部材で形成されている。
【0021】
加熱ローラ1の内部には、半円筒形のコイルユニット5が、2個接合されることにより略円筒形状を形成して、加熱ローラ1の回転軸を中心として配置されている。
【0022】
加圧ローラ17は金属芯の外周にシリコンゴム等からなるゴム層が形成された構造となっており、加熱ローラ1と平行に配置され、所定の圧力で加熱ローラに圧接されている。加熱ローラ1と加圧ローラ17は、ともに、図示しない回転駆動装置の回転力により矢印A方向に回転する。この際に、加熱ローラ1と加圧ローラ17は、直線状の接触部分23を形成するが、この接触部分をニップ部と呼んでいる。
【0023】
コイルユニット5は、磁界を発生するコイル2と、液晶ポリマー樹脂によりコイル2と一体成型されたホルダー4とからなっている。ホルダー4の材料としては、液晶ポリマー樹脂に限られず、フェノール樹脂等、耐熱性・断熱性・剛性を有するものであれば使用可能である。
【0024】
ここでコイル2の、加熱ローラに対向する面は、コイル軸と垂直方向に軸を有する円筒の一部をなしており、その円筒の半径R2は、加熱ローラの内周半径R1より若干小さい値となっている。
【0025】
また、コイルユニット全体も、略半円筒形をしており、その半径R3は、R2にホルダーの厚み分を加えた値で、R2<R3<R1の関係を保っている。また、本実施の形態にかかるホルダー4では、異電位となる可能性のある部材に相対する部位全てにおいて0.4mm以上の厚みを確保している。
【0026】
従って、R3はR2に比較して0.4mm以上大きい値をとっている。尚、コイルユニット5は、正しく半円筒形でなくてもよく、その場合は、上記R2<R3<R1の関係は成立しなくてもよい。
【0027】
また、コア3は、コイル2、加熱ローラ1とともに磁気回路を構成し、コイル2に通電することにより発生した磁界を加熱ローラ1に効率的に導くためのもので、フェライトなどの磁性体からなる。
【0028】
本実施の形態では、図2に示すように、一方のコイルユニット5に設けたコア保持穴4aに、コア3を圧入または挿入後接着し、さらにコア3の逆側から、他方のコイルユニット5をコア3に圧入または挿入後接着することにより、2個のコイルユニット5と、コア3を固定している。
【0029】
また、コイルユニット5の固定方法は、上記のように、コア3を介して、固定する方法でもよいし、ホルダー4同士を接着またはねじ留めする方法でもよい。
【0030】
また、コイルユニット5同士を必ずしも接合させる必要はなく、間に空間があってもよいし、他の部材を介してもよい。
【0031】
また、本実施の形態では、略半円筒形のコイルユニット5を2個接合しているが、例えば扇型のコイルユニット5を3個またはそれ以上接合させる構成でもよい。
【0032】
上記加熱装置は以下のように作用する。
【0033】
加熱装置の動作開始時には、2つのコイルユニット5に図3に示す外部高周波駆動電源26より高周波電流(10kHz〜1200kHz程度)を印加する。その際に各々のコイル2により発生した交番磁界は、空気より透磁率の高いコア3内を通り、コア3の両端を通じて2箇所から加熱ローラ1に印加される。
【0034】
そして、その交番磁界は、電磁誘導の原理により加熱ローラ1内に渦電流を発生させる。
【0035】
本実施の形態における加熱装置は、その渦電流によるジュール熱を利用して、加熱ローラ1自体を加熱し、複写機やプリンタなどの電子写真プロセスにおけるトナー定着または、インクジェットプロセスにおけるシート表面処理を行うものである。
【0036】
図3は、加熱ローラ1の温度を設定温度に保つための制御回路の概略図である。
【0037】
図3において、温度検知手段24によって加熱ローラ1の温度が検知され、その検知信号は制御手段25に入力される。制御手段25は、その検知信号が設定温度に応じた所定の値になるように、高周波駆動電源26から2つのコイルユニット5に印加される電流をオン・オフ制御する。この制御の方法には、オン・オフ制御の他、位相角制御によって加熱ローラ1に送出する電力をコントロールする方法などがある。
【0038】
上記の制御方法により、加熱ローラ1の温度は設定温度に維持されるが、この設定温度は、トナーを融解して記録媒体上に定着し、またはインクジェットプロセスで主にシートの多孔質高分子層を融解して表面処理を施すのに十分な温度であり、例えば、トナーを記録媒体上に定着する場合は、160℃から200℃程度である。
【0039】
上記の方法によって十分加熱された加熱ローラ1と加圧ローラ17の間のニップ部23を記録媒体9が通過することにより、2本のローラ間の圧力と熱で、前記トナー定着または表面処理が行われる。
【0040】
なお、本実施の形態においてはコア3を用いた状態を説明しているが、コア3がなくても加熱ローラ1とコイルユニット5の間の距離を近づけることで、加熱ローラ1に十分な磁界が導かれ、コア3を用いた場合と同様の効果が得られる。
【0041】
また、本実施の形態では、円筒形の導電部材として金属の加熱ローラ1を用いているが、同様の磁気特性を持つ金属フィルムを用いても同様の効果が得られる。
【0042】
本実施の形態によれば、コイル2と、コイル2と一体成型して形成されたホルダー4とをコイルユニット5とすることで、柔らかいコイル2をホルダー4で支持しているので、コイルユニット5をどのような姿勢で配置しても、コイル自身が歪むことなく全体における電気的なインピーダンスを変えずに安定した発熱特性を得ることができる。
【0043】
また、2つ以上接合したコイルユニット5も確実に保持することができる。さらに、コイル2の歪みがなくなることから、略円筒形の導電部材である加熱ローラ1とコイル2との距離を一定かつ均等に保ち続けることができる。そして、コイルユニット5全体として強度を持たせることで組み立て時の作業性が良くなるという効果がある。
【0044】
また、本実施の形態では、前記コイル2と一体成型することにより前記ホルダー4を形成する材料として、液晶ポリマーを用いているため、ホルダー4上記効果をあげるために充分な耐熱性・断熱性・剛性を有している。またホルダー4に非磁性の材料を用いているので、コイル1が発生する磁界に影響を及ぼすこともない。
【0045】
また、加熱ローラ1を誘導加熱により発熱させるには、コイル2が前記加熱ローラ1に対し対向する面積が多いほど発熱効率が良いことが研究の中で分かっているので、本実施の形態に示すように、コイル2の、略円筒形の導電部材である加熱ローラ1に対向する面を、コイル軸と垂直方向に軸を有する円筒の一部をなす形状とし、その円筒の半径R2を、加熱ローラ1の内周半径R1と略同一とすることにより、円筒形の導電部材である加熱ローラ1に対して、コイル2が対向する面積を増やすことができ、加熱ローラ1を効率よく加熱することができ、装置の消費電力を低減することができる。
【0046】
また、コイル2の加熱ローラ1の内面に対向する面の形状の曲率が、定着ローラ1の曲率と近似していることが、長手方向における温度ムラなどの問題に対し有効であることが分かっているので、本実施の形態の構成をとることで加熱ローラの長手方向の温度ムラも防止することができる。
【0047】
また、本実施の形態では、前記ホルダー4は、異電位となる部材に相対する部位全てにおいて0.4mm以上の厚みを確保しているので、ホルダー4が、加熱ローラ1と、コイル2など、異電位になる可能性のある部材間の絶縁部材となり、両者に安全な距離を保つことができる。
【0048】
さらに、ホルダー4の材料としてUL認可品や電取認可品を使用することで、国内外の規制による必要な空間距離は、条件として沿面距離に置き換えることも可能となり設計上の制約が緩和される。
【0049】
(第2の実施の形態)
図4は第2の実施の形態に係る加熱装置の概略の断面図である。
【0050】
本実施の形態においては、磁界を発生させるコイル2と、磁性体からなるコア3と、フェノール樹脂により該コイルおよびコアと一体成型して形成されたホルダー4とからなるコイルコアユニット6を2個接合している。その他の構成は、第1の実施の形態に示したものと同様である。
【0051】
すなわち、コイル2とホルダー4に加えコア3も含めてコイルコアユニット6として一体成型している。従って、組立て時の作業性が向上し、コア3を挿入していた分作業効率を向上させる。
【0052】
また、コアのがたつきによる欠けや特性変化といった問題も減少する効果がある。コイルコアユニット6の固定方法は、ホルダー4同士を接着してもよいし、ねじ留めする方法でもよい。
【0053】
また、コイルコアユニット6同士を必ずしも接合させる必要はなく、間に空間があってもよいし、他の部材を介してもよい。
【0054】
また、本実施の形態では、略半円筒形のコイルコアユニット6を2個接合しているが、例えば扇型のコイルコアユニット6を3個またはそれ以上接合させる構成でもよい。
【0055】
(第3の実施の形態)
図5は、第3の実施の形態における2つのコイルユニット5のB−B断面による概略断面図、側面図及びコイルユニット5の平面図である。
【0056】
図5に示す第3の実施の形態では、略半円筒形をしたコイルユニット5におけるホルダー4の、コイルユニット5同士が接合する面4bの4隅近傍に、2個の凸保持部7と、2個の凹保持部8が、各々対角位置に具備されている。
【0057】
凸保持部7は、4b面から垂直に突出した略四角柱であり、四角柱の、コイルユニットの円筒軸方向側面には、各々嵌合爪7aが配設されている。一方、凹保持部8は、4b面の、コイルユニット5の4b面同士を接合したときに、凸保持部が挿入される凹部であり、穴形状は、凸保持部と略同形状である。凹保持部のの奥部には、嵌合爪7aが嵌合するための嵌合部8aが設けられている。
【0058】
コイルユニット5は、第1、第2の実施の形態と同様、コイル2と、液晶ポリマー樹脂によりコイル2と一体成型して形成されたホルダー4とからなっているが、一体成型の際にホルダー4の一部として凸保持部7、凹保持部8を設けている。
【0059】
このことによりコイルユニット5を接合する際に、上下のホルダー4の各々2個ずつの凸保持部と各々2個ずつの凹保持部が互いに嵌合することにより、2個のコイルユニット5を、接着や、ねじ留めを行う必要もなく、より確実に、接合された状態で保持固定することができ、製品コストを下げ、信頼性を向上させることができる。
【0060】
また、凸保持部7及び凹保持部8は、一体成形する時に同時に形成しているので、部品点数を削減することができる。また、同じコイルユニット5を上下にて組み合わせることができるので、組み立て時の誤作業などを防止することができる。もちろん、凸保持部7、凹保持部8はホルダー4と別部品とし、取り付けても問題はない。
【0061】
凸保持部7、凹保持部8の形状についても、本実施例の形状に限定されるものではなく、2個以上のコイルユニット5を確実に保持、固定できる保持部として機能するのであれば別の形状でもよい。また、本実施の形態のコイルユニット5の代わりに、コイルコアユニット6を用いてもよいことはもちろんである。
【0062】
(第4の実施の形態)
図6に、本実施の形態における加熱装置の電気等価回路を示す。
【0063】
加熱ローラ1近傍に配置された前記コイル2及び2’の前記巻き始め端子部10及び10’と前記巻き終わり端子部11及び11’は、前記定着ローラ1の外部で互いに独立した端子部を持っている。
【0064】
本実施の形態の構成をとれば、接合部を設けて一体化したコイルに比べ、コイル2と2’を繋げて一体化するなどの煩雑な作業がなくなり、量産性も向上し、取り扱いも容易となる。また、加熱ローラから離れたところに端子部があるため、加熱ローラの熱が、接合部に加わることもなく、加熱ローラ近傍に配設される接合部の温度が高温になるという問題もなくなる。
【0065】
また、コイル2及び2’の巻き始め端子部10及び10’と巻き終わり端子部11及び11’は高周波駆動電源16と電気的に接合されている。
【0066】
また、本実施の形態では、前記端子部10、10’、11、11’の接続を切り替える切り替え手段としてのスイッチ13、14、15及び制御部12を有している。
【0067】
この切り替え手段により、前記コイル2とコイル2’の接続方法を直列あるいは並列にすることで磁界を変化させることにより、発熱量をコントロールすることができる。
【0068】
前記スイッチ13、14、15の内、前記スイッチ13を導通、前記スイッチ14、15を非導通にすることで前記コイル2および2’を直列に接続する。また、前記スイッチ13を非導通、前記スイッチ14、15を導通にすることで前記コイル2および2’を並列に接続する。そして、この前記スイッチ13、14、15は制御部12より出された信号によりコントロールされる。
【0069】
本実施例の構成を取る事で、コイルの接続方法を変更でき発熱量をコントロールすることが容易となる。また、本実施例では同一のコイルを使用することで提案しているが異なるコイルを使用することで、詳細な発熱量のコントロールができるようになる。
【0070】
(第5の実施の形態)
図7は第5の実施の形態における2つのコイルユニット5のC−C断面による概略断面図及び側面図である。
図7において、補助コイル18は、コイル2による加熱範囲の軸方向端部近傍に2個配置されており、コイル2により発生する磁場の方向に対して打ち消す方向に磁場を生じるよう形成されている。
【0071】
本実施の形態においては、コア(図示せず)は、2つのコイルユニット5の軸方向に3分割され、両端の2個は、各々補助コイルのコイル中心を貫き、コイル2による磁界および補助コイル18による磁界両方を過熱ローラ1に導く。
【0072】
ホルダー4のコア設置穴4aも同様に3分割されており、上記した3つのコアを全て保持できるようになっている。また、ホルダー4は、補助コイル保持部19を有し、2個のコイルユニットを接合する際に、補助コイル18を挟み込んで保持する構造になっている。
【0073】
本実施の形態における加熱装置の作用を以下に示す。
【0074】
例えば、本実施の形態における加熱装置の加熱領域よりも、通過する記録媒体9の幅が小さい場合、記録媒体9が通過する通紙領域では、加熱ローラ1の熱が記録媒体9に奪われるので、当該通紙領域の温度が下降する。
【0075】
従って、温度検知手段24、制御手段25の働きにより、高周波駆動電源から、コイル2に供給される電流が増加し、当該部分の温度を上昇させようとする。したがって、通紙領域の温度は、設定温度まで上昇するが、同時に、通紙領域以外の部分の温度は、それ以上に温度が上昇してしまうことになる。
【0076】
この時通紙領域外で、補助コイル18に対し、コイル2と逆方向の磁場が発生するような電流を過昇温防止回路20から供給することにより、加熱ローラ1にコイル2より印加される磁界がキャンセルされ、結果的に、通紙領域外の加熱ローラの温度の過昇温を防止することができる。
【0077】
上記のように、本実施の形態の構成をとることにより、加熱領域よりも、記録媒体の通紙領域の方が小さい場合などに、通紙領域以外の領域の過昇温を防止することができる。
【0078】
尚、コイルユニット5において、補助コイル保持部19を予め設けることで補助コイル18を安定した位置で動作させることができるとともに、組み立て上の作業性も向上する。
【0079】
また、コイルユニット5を成形する際に、前記補助コイル18も一体に成形してしまうことがより一層作業性を向上させることができる。尚、本実施の形態のコイルユニット5の代わりに、コイルコアユニット6を用いてもよいことはもちろんである。
【0080】
(画像形成装置全体の構成)
本発明の実施の形態に係る加熱装置は、複写機などの画像形成装置に適用されるものである。
【0081】
以下に、本発明における加熱装置を、電子写真方式の画像形成装置に備えられる定着装置として適用した場合について説明する。
【0082】
この場合の構成を簡単に説明すると、公知の電子写真プロセスによって、シート上に未定着のトナー画像を形成し、その後、このシートに加熱及び加圧してトナー画像を定着させるために、定着装置が備えられるものである。
【0083】
なお、以下に説明する定着装置としての加熱装置をそのまま、表面に多孔質高分子層が形成されたシート表面処理を施すための表面処理装置として適用することも可能である。
【0084】
この場合の構成を簡単に説明すると、多孔質高分子層を有したシート上に、いわゆるインクジェット方式により画像を形成して、その後、このシートを加熱して、多孔質高分子層を融解させて表面処理を施すために表面処理装置が備えられるものである。
【0085】
以下に、レーザープリンタの場合、および、画像読取装置と画像形成装置とを兼ね備えた装置の一例として複写機の場合に適用する態様について説明する。
まず、図8を参照してレーザープリンタの場合について説明する。
【0086】
図8はレーザープリンタの概略構成図である。
【0087】
まず、レーザープリンタについて概略を説明すると、図に示したように、レーザープリンタ100は、得られた画像情報に基づいたレーザーLをレーザースキャナ101によって発射し、画像形成手段を構成するプロセスカートリッジ102に内蔵された感光ドラム103上にレーザーLを照射する。
【0088】
すると、感光ドラム103上には潜像が形成され、プロセスカートリッジ102によって、この潜像がトナーにより現像化される。
【0089】
一方、シート積載板104上に積載されたシートSが、給送ローラ105、および、分離パッド106によって一枚ずつ分離されながら給送され、搬送ローラ107によって、さらに下流側に搬送され、この搬送されたシート上に、上述の感光ドラム103上に形成されたトナーによる現像が転写ローラ108によって転写される。
【0090】
そして、この未定着のトナー像が形成されたシートは、さらに下流側に搬送され、定着装置109によってトナー像が定着されて、その後、排出ローラ110によって機外に排出される。
【0091】
次に、図9を参照して複写機の場合について説明する。
図9は複写機の概略構成図である。
【0092】
まず、複写機について概略を説明すると、図に示したように、複写機200は、概略、原稿シートS1を画像読取部へ搬送するASF(オートシートフィーダ)と、読み取った画像情報をシート上に画像形成を行う画像形成装置部Cとから構成されている。
【0093】
ASFに複数載置された原稿シートS1は、分離ローラ201によって一枚ずつ分離されて、給送ローラ202によって原稿読取部へ給送される。
【0094】
そして、照明203によって光が照射されて読み取られた画像光は複数の反射鏡等により感光ドラム204に導かれる。
【0095】
すると、感光ドラム204上には読み取った画像の潜像が形成され、その後、現像器205によって潜像が現像化される。
【0096】
一方、シート積載部206に積載されたシートS2は、分離ローラ207によって1枚ずつ分離されて搬送ローラ208によってさらに搬送され、シートS2上に、上述の感光ドラム204上に形成された現像が転写ローラ209によって転写され、さらに搬送ベルト210により搬送される。
【0097】
そして、定着装置211によってトナー像が定着された後、図示しない排出ローラによって機外に排出される。
【0098】
本構成においては、定着装置として、記録媒体である記録紙ないしOHPシートなどの転写材に転写されたトナー像を熱により溶融して当該記録媒体に定着させる熱定着装置が使用されている。
【0099】
上述した定着装置109,211として、本発明に係る加熱装置を用いることにより、加熱装置の組立て時の作業性がよく、消費電力が少なく、無駄な発熱がなく、安定した画像定着特性または表面処理を実現した画像形成装置を安価で実現することができる。
【0100】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0101】
〔実施態様1〕
略円筒形の導電部材と、該導電部材の近傍に配置されたコイルとを有し、該コイルに通電する際に発生した磁界により前記導電部材に渦電流を誘起させて加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置において、磁界を発生させるコイルと、非磁性の材料により該コイルと一体成型して形成されたホルダーとからなるコイルユニットを2つ以上有することを特徴とする加熱装置。
【0102】
〔実施態様2〕
略円筒形の導電部材と、該導電部材の近傍に配置されたコイルとを有し、該コイルに通電する際に発生した磁界により前記導電部材に渦電流を誘起させて加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置において、磁界を発生させるコイルと、磁性体からなるコアと、非磁性の材料により該コイルおよびコアと一体成型して形成されたホルダーとからなるコイルコアユニットを2つ以上有することを特徴とする加熱装置。
【0103】
〔実施態様3〕
前記コイルの、前記略円筒形の導電部材に対向する面は、コイル軸と垂直方向に軸を有する円筒の一部をなす形状であり、該円筒の半径は、前記円筒形の導電部材の内周半径と略同一であることを特徴とする実施態様1または2に記載の加熱装置。
【0104】
〔実施態様4〕
前記ホルダーは、前記2つ以上のコイルユニットまたはコイルコアユニットを、接合された状態で互いに保持固定する保持部を備えたことを特徴とする実施態様1乃至3のいずれかに記載の加熱装置。
【0105】
〔実施態様5〕
前記2つ以上のコイルユニットまたはコイルコアユニットのコイルは、巻き始め部及び巻き終わり部が各々独立した端子部を有することを特徴とする実施態様1乃至4のいずれかに記載の加熱装置。
【0106】
〔実施態様6〕
前記端子部の接続を切り替える切り替え手段を有することを特徴とする実施態様5に記載の加熱装置。
【0107】
〔実施態様7〕
前記コイルより発生する磁界を打ち消す方向に磁界を発生する補助コイルを有することを特徴とした実施態様1乃至6のいずれかに記載の加熱装置。
【0108】
〔実施態様8〕
実施態様1乃至7のいずれかに記載の加熱装置を電子写真プロセスにおけるトナー定着またはインクジェットプロセスにおける記録媒体の表面処理に用いたことを特徴とする画像形成装置。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コイルと、非磁性の材料によりコイルと一体成型して形成されたホルダーとからなるコイルユニットを2個以上接合することにより、柔らかいコイルをホルダーで支持して歪むことなく使用できるとともに、2個以上接合したコイルユニットを確実に保持することができる。
【0110】
さらに、コイルの歪みがなくなることから、加熱ローラとコイルとの距離を一定かつ均等に保ち続けることができる。また、コイルユニット全体として強度を持たせることで組み立て時の作業性が良くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施の形態における加熱装置の概略断面図である。
【図2】図2は、第1の実施の形態における2つのコイルユニットの概略断面図である。
【図3】図3は、加熱ローラの温度を設定温度に保つための制御回路の概略図である。
【図4】図4は、第2の実施の形態における加熱装置の概略断面図である。
【図5】図5は、第3の実施の形態における2つのコイルユニットの概略断面図、側面図及びコイルユニットの平面図である。
【図6】図6は、第4の実施の形態における加熱装置の電気等価回路である。
【図7】図7は、第5の実施の形態における2つのコイルユニットの概略断面図、側面図である。
【図8】図8は、画像形成装置全体の構成におけるプリンタの概略構成断面図である。
【図9】図9は、画像形成装置全体の構成における複写機の概略構成断面図である。
【図10】図10は、従来例におけるコイルを示した斜視図である。
【符号の説明】
1 加熱ローラ
2 コイル
3 コア
4 ホルダー
4a コア保持穴
4b コイルユニット接合面
5 コイルユニット
6 コイルコアユニット
7 凸保持部
7a 嵌合穴
8 凹保持部
8a 嵌合部
9 記録媒体
10 巻き始め端子部
10’ 巻き始め端子部
11 巻き終わり端子部
11’ 巻き終わり端子部
12 制御部
13 スイッチ
14 スイッチ
15 スイッチ
16 高周波駆動電源
17 加圧ローラ
18 補助コイル
19 補助コイル保持部
20 過昇温防止回路
21 接合部
23 ニップ部
24 温度検知手段
25 制御手段
100 レーザープリンタ
101 レーザースキャナ
102 プロセスカートリッジ
103 感光ドラム
104 シート積載板
105 給送ローラ
106 分離パッド
107 搬送ローラ
108 転写ローラ
109 定着装置
110 排出ローラ
200 複写機
201 分離ローラ
202 給送ローラ
203 照明
204 感光ドラム
205 現像器
206 シート積載板
207 分離ローラ
208 搬送ローラ
209 転写ローラ
210 搬送ベルト
S シート束(シート積載板上)
S1 原稿シート
S2 シート束(シート積載板上)

Claims (1)

  1. 略円筒形の導電部材と、該導電部材の近傍に配置されたコイルとを有し、該コイルに通電する際に発生した磁界により前記導電部材に渦電流を誘起させて加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置において、磁界を発生させるコイルと、非磁性の材料により該コイルと一体成型して形成されたホルダーとからなるコイルユニットを2つ以上有することを特徴とする加熱装置。
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