JP2004206870A - 光ディスク装置 - Google Patents

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研 広瀬
Shuichi Ichiura
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Abstract

【課題】 フォーカスジャンプ時における対物レンズの光ディスク表面への衝突を防止し得る光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 光ピックアップ60は2層DVD1からの反射光を検出し、ヘッドアンプ45は光量信号pとフォーカスエラー信号FEとを出力する。それぞれの信号はA/D変換器72と54とによってディジタル信号に変換されてDSP55に与えられる。DSP55は光量信号pを測定し、予め定める光量値Poutと比較する。光量信号pが予め定める光量値Poutを越えていれば、異常であると判別し、逆向きジャンプをスタートさせ、ピックアップ60がディスクに衝突するのを防止する。
【選択図】 図13

Description

この発明は光ディスク装置に関し、さらに詳しくは、複数の信号記録層を有する多層光ディスクから情報を再生または記録する光ディスク装置に関する。
現在提供されている一般的なCD(コンパクトディスク)またはCD−ROM(コンパクトディスクリードオンリメモリ)の記録容量は640Mバイトであるが、最近では高密度化に伴って4.7Gバイトの記録容量を有するDVD(デジタルビデオディスク)も提供されている。CDまたはCD−ROMの厚さは1.2mmであり、直径は12cmである。DVDの厚さはCDまたはCD−ROMの半分の0.6mmであり、直径はCDまたはCD−ROMと同じ12cmである。また、信号記録面を2層にすることにより記録容量を8.5Gバイトにした2層DVDも提案されている(非特許文献1)。
2つの記録層(信号記録面)を有する2層光ディスクを再生するには、ディスクの片面から2つの信号記録面を再生する方法と、ディスクの両面からそれぞれ1つの信号記録面を再生する方法とが考えられる。しかしながら、両面からそれぞれ1つの信号記録面を再生する方法は、1つの信号記録面の再生が終了してからもう1つの信号記録面を再生しようとする場合にディスクを裏返す必要があるため、煩雑である。また、1つの信号記録面の再生を行なっている途中で直ちにもう1つの信号記録面の再生を行なうことができない。このため、片面から2つの信号記録面を再生する方法が主流になっている。
図15に示されるように、片面読取方式の2層光ディスクは、アルミニウムなどを材料とした70%以上の反射率を有する反射型記録層101と、金などを材料とした30%程度の反射率を有する半透明型記録層102とを有し、これら2つの記録層1,2の間には40μm程度の厚さの紫外線硬化樹脂が中間層103として挟み込まれている。ここで、反射型記録層101と半透明型記録層102とには、それぞれ、図16に示されるような情報が記録されている。すなわち、情報として具体的にはデータおよびIDがあり、IDにはアドレス(トラック番号)と層情報(レイヤーナンバー)とトラック情報(トラックフォーマット情報、エリア情報、トラック方式、反射率)が含まれる。
このように2層光ディスクでは一方の記録層が半透明型にされるため、片面方向からレーザビームを照射してそれぞれの記録層に合焦させることにより、その記録層に記録された情報を光ピックアップ装置を通して読取ることができる。
また、2層光ディスクでは一方の記録層の再生途中で他方の記録層にレーザビームを合焦させ直し、その他方の記録層の再生を開始するために、対物レンズを光軸方向に移動させるといういわゆるフォーカスジャンプが行なわれる(特許文献1)。
特開平8−171731号公報 貴志俊法他,「片側読取り方式2層光ディスク」,ナショナルテクニカルリポートVol.41,No.6,10〜16頁,1995年12月
しかしながら、従来のフォーカスジャンプ方式では、ディスクに傷や面ぶれがある場合、反射面からフォーカスエラー信号が検出されないため、対物レンズが減速されず、ディスク表面に衝突するという問題があった。
そこで、この発明の目的は、フォーカスジャンプ時における対物レンズの光ディスク表面への衝突を防止し得る光ディスク装置を提供することである。
この発明の局面に従うと、複数の層の信号記録面に情報が記録された光ディスクを再生する光ディスク装置は、光ディスクにビームを照射し、その反射光を検出することによって情報を読出す情報読出手段と、情報読出手段が複数の層のいずれかの信号記録面に合焦しているときに、他の層の信号記録面に合焦させるために加速信号を生成して情報読出手段に供給する加速手段と、加速手段から加速信号を情報読出手段に供給してから所定の時間内に情報読出手段から所定の反射光が得られなかったことに応じて、情報読出手段を制止するための減速信号を生成して情報読出手段に与えるための減速手段とを備える。
好ましくは、上記加速手段は、減速手段によって情報読出手段を制止させた後、再度加速信号を生成して情報読出手段に与える。
好ましくは、上記情報読出手段は、合焦を示す信号としてS字カーブ信号を出力し、減速手段は所定の時間内にS字カーブ信号が得られなかったことに応じて減速信号を生成する。
好ましくは、上記所定の時間は、複数の層のいずれかに合焦しているときに加速信号によって他の層の信号記録面に合焦するのに要する時間の数倍に選ばれる。
この発明による光ディスク装置においては、光ディスクのいずれかの層の信号記録面に合焦しているときに、他の層の信号の記録面に合焦させるために加速信号を与えたとき、所定の時間内に反射光が得られなかったときに減速信号を情報読出手段に与えて減速させることにより、光ディスクに衝突するのを防止することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
光ディスクの片面からレーザビームを照射することにより2つの信号記録面から情報を再生するためには、1つの信号記録面の再生中または再生後に他の信号記録面に光ピックアップ中の対物レンズのフォーカスをかけなおす必要がある。従来の方法では、1つの信号記録面から他の信号記録面へフォーカスをかけなおす場合、その他の信号記録面からのフォーカスエラー信号が観測され始めると対物レンズを減速していた。しかし、図1に示されるように1つの信号記録面から他の信号記録面への遷移期間Ttranにはフォーカスエラー信号FEのピーク値の差に対して大きい場合には約10%のノイズが含まれている。そのため、検出された信号が再生されるべき信号記録面からのフォーカスエラー信号FEであるか否かを正確に判別することは困難で、正確なフォーカスジャンプを行なうことができなかった。
そこで、この発明の実施の形態1は、主に基板厚の異なる光ディスクの互換再生が可能な光ピックアップを用いて2つの信号記録面を有する2層光ディスクから情報を再生する際に、レーザビームの合焦位置を1つの信号記録面から他の信号記録面に正確に切換えることが可能な光ディスク装置を提供することを目的とする。
図2を参照して、2層DVD1は、基板表面から0.6(許容誤差±0.05)mmの位置に2つの信号記録面5,9を有する。この2層DVD1は、透明なポリカーボネイトなどからなる厚さ0.6(許容誤差±0.05)mmの基板2および10を紫外線硬化樹脂6によって貼合わせたものである。信号記録面5は、基板2の内側に形成されたピット3と、ピット3を覆うように形成された金属反射膜4とからなる。信号記録面9は、基板10の内側に形成されたピット7と、ピット7を覆うように形成された金属反射膜8とからなる。紫外線硬化樹脂6の厚さは40〜70μmであるため、信号記録面5は信号記録面9から40〜70μmの距離だけ離れている。
また、図3を参照して、CD20は、基板表面から1.2(許容誤差±0.1)mmの位置に1つの信号記録面24を有する。信号記録面24は、透明なポリカーボネイトなどからなる基板21の一方側に形成されたピット22と、ピット22を覆うように形成された金属反射膜23とからなる。信号記録面24上には保護膜25が形成されている。
次の表1はCDおよび2層DVDの定格値および再生条件を示す。
Figure 2004206870
CDの信号読取面側の基板厚は1.2(許容範囲:1.1〜1.3)mmであり、最短ピット長は0.90(許容範囲:0.80〜1.0)μmであり、トラックピッチは1.6(許容範囲:1.5〜1.7)μmであり、反射率は70%以上である。一方、2層DVDの信号読取面側の基板厚は0.6(許容範囲:0.55〜0.65)mmであり、最短ピット長は0.40(許容範囲:0.30〜0.50)μmであり、トラックピッチは0.74(許容範囲:0.73〜0.75)μmであり、反射率は20〜40%である。
また、再生条件において、レーザビームの波長は635(許容範囲:620〜650)nmであり、CDにおけるレーザビームのスポット径は1.5(許容範囲:1.4〜1.6)μmであり、対物レンズの実効開口数は0.35(許容範囲:0.30〜0.40)であり、2層DVDにおけるレーザビームのスポット径は0.9(許容範囲:0.85〜0.95)μmであり、対物レンズの実効開口数は0.60(許容範囲:0.55〜0.65)である。
図4および図5は、CDおよび2層DVDの互換再生が可能な光ピックアップの構成を示す。図4および図5を参照して、光ピックアップ60は、波長635nmのレーザビームを発生する半導体レーザ31と、レーザビームの偏光面を回転する偏光面回転素子32と、回折格子35と、ハーフミラー36と、コリメータレンズ37と、レーザビームを選択的に遮光する偏光選択素子38と、対物レンズ42と、光検出器43とを備える。半導体レーザ31からのレーザビームは偏光面回転素子32および回折格子35を介してハーフミラー36に達し、ハーフミラー36で半分反射され、コリメータレンズ37で平行光にされ、立上げミラー144で立上げられ、偏光選択素子38を透過し、対物レンズ42で集光され、光ディスクの基板を通って信号記録面5に照射される。信号記録面5で反射されたレーザビームは、対物レンズ42、偏光選択素子38、およびコリメータレンズ37を介してハーフミラー36に戻り、ハーフミラー36で半分透過し、光検出器43に集光され、検出される。
光検出器43は4つの受光面a〜dに分割され、a+b+c+dが再生信号として出力され、(a+c)−(b+d)がフォーカスエラー信号として出力される。
対物レンズ42は、基板厚0.6mmの光ディスクの信号記録面に集光できるように設計され、開口数は0.6(許容範囲:0.55〜0.65)である。偏光面回転素子32は、TN型液晶34を2枚の透明電極付ガラス33および33で挟み込んだ構造をしており、透明電極に電圧を印加するとTN型液晶34に電圧が印加され、レーザビームはその偏光面を回転させられずにTN型液晶34を透過する。透明電極に電圧を印加しない場合は、レーザビームはその偏光面を90°回転させられてTN型液晶34を透過する。
また、偏光選択素子38は、レーザビームの外周部に相当する部分に設けられた偏光フィルタ40を2枚のガラス39および39で挟み込んだ構造をしており、レーザビームの中央部には偏光特性を示さないフィルタ41が設けられている。偏光フィルタ40は所定の偏光方向のレーザビームのみを透過させる特性を有しており、図4においては、紙面に平行な方向に偏光するレーザビームのみを透過させる。したがって、偏光選択素子38は図6に示されるような特性を有する。すなわち、偏光選択素子38の外周部38aは偏光フィルタ40によって図上水平な方向に偏光するレーザビームのみを透過させ、内周部38bはレーザビームの偏光方向に関係なくレーザビームを透過させる。偏光フィルタ40は、水平な方向に偏光するレーザビームを透過させるが、その透過率は70〜90%程度である。そのため、内周部38bに何らフィルタを設けなければ、レーザビームの内周部と外周部とで透過率が異なり、再生特性を低下させる要因になる。したがって、フィルタ41を偏光選択素子38の内周部に設ける必要がある。
信号読取面側の基板厚が0.6mmの2層DVDの再生動作について説明する。2層DVDが再生される場合には、偏光面回転素子32に液晶駆動回路44から電圧が印加される。その結果、半導体レーザ31からの紙面に平行な方向に偏光する波長635nmのレーザビームは、偏光面回転素子32によって偏光面を回転させられずにそのまま透過し、回折格子35を介してハーフミラー36に入射する。その入射されたレーザビームはハーフミラー36で半分反射され、コリメータレンズ37で平行光にされ、偏光選択素子38によって外周部を遮光されることなく全面的に透過し、対物レンズ42で集光され、2層DVD1の基板2を通って信号記録面5に照射される。信号記録面5に照射されるレーザビームのスポット径は0.9(許容範囲:0.80〜1.0)μmである。その後の動作は図3の説明と同様であるので、その説明は繰返さない。
次に、信号読取側の基板厚が1.2mmのCDの再生動作について説明する。CDが再生される場合には、偏光面回転素子32に電圧は印加されない。その結果、半導体レーザ31からの紙面に平行な方向に偏光する波長635nmのレーザビームは、偏光面回転素子32によってその偏光面を90°回転させられて透過し、回折格子を介してハーフミラー36に入射する。その入射されたレーザビームはハーフミラー36で半分反射され、コリメータレンズ37で平行光にされ、偏光選択素子38によって外周部のみが遮光され、対物レンズ42で集光され、CD20の基板21を通って信号記録面24に照射される。偏光選択素子38の内周部38bの直径は、開口数0.6(許容範囲:0.55〜0.65)、有効光束直径4mmの対物レンズの場合、実効開口数が0.35(許容範囲:0.30〜0.40)になるように2.3(許容誤差±0.2)mmにする。また、有効光束直径が4mm以外の場合、これに比例して実効開口数が0.35になるように内周部38bの直径を決定する。また、信号記録面24に照射されるレーザビームのスポット径は1.5(許容範囲:1.4〜1.6)μmである。その後の動作は図3の説明と同様であるので、その説明は繰返さない。
図7を参照して、基板厚の異なる光ディスクの互換再生が可能な光ディスク装置について説明する。光ピックアップ60中の対物レンズ42はアクチュエータ47によって再生しようとしている信号がピット列として形成されているトラックにレーザビームを集光するように制御されており、レーザビームは対物レンズ42によって集光され、光ディスクの基板2を通って信号記録面5に照射される。信号記録面5で反射されたレーザビームは光検出器43で検知され、再生信号として検出される。光検出器43で検出された再生信号はヘッドアンプ45へ送られ、所定の増幅が行なわれた後、判別回路48、RF復調回路53およびサーボ回路46に送られる。サーボ回路46は送られてきたトラッキングエラー信号に基づきアクチュエータ47を制御する。また、判別回路48は、送られてきた信号に基づいて再生装置に装着された光ディスクの種類を識別し、識別結果を指令回路49に送る。指令回路49は、識別した光ディスクに適合するように対物レンズ42の開口数を切換えるために送られてきた識別結果に基づいてNA切換回路50に指令を出す。また、指令回路49は、識別した光ディスクの再生に適合する復調回路に切換えるために、送られてきた識別結果に基づいて特性切換回路51にも指令を出す。NA切換回路50は液晶駆動回路44を介して対物レンズ42の実効開口数を切換え、特性切換回路51はRF復調回路53を切換える。
図8は、図7に示されたサーボ回路46中のフォーカスジャンプ回路46aを中心とするこの実施の形態1による光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。図8を参照して、片面読取2層DVD1はスピンドルモータ16によって回転駆動され、ピックアップ60によってディスク1に記録されている情報が読取られる。ピックアップ60からはフォーカスエラー信号FEなどの信号が出力されてヘッドアンプ45で増幅され、A/D変換器54に与えられてアナログ信号がディジタル信号に変換される。このディジタル信号はDSP55に与えられる。
DSP55には、ROM56とRAM57とが接続されている。ROM56はDSPを制御するためのプログラムを記憶し、RAM57はディスク1から得られた情報を記憶する。DSP55はROM56に記憶されているプログラムを実行し、RAM57に記憶された情報に基づいて、加速信号または減速信号によりピックアップ60の位置を指定するための制御を行なう。DSP55はその制御のためのディジタル信号をD/A変換器58に出力し、D/A変換器58はそのディジタル信号をアナログ信号に変換してドライバ59に与える。ドライバ59は加速信号と減速信号とによってピックアップ60を制御する。
アクチュエータ47は、図9に示されるように、対物レンズ42を保持するレンズホルダ701と、レンズホルダ701の周囲に巻回されたフォーカスコイル702と、フォーカスコイル702のY方向の両端面に取付けられたトラッキングコイル703aおよび703bと、レンズホルダ701のX方向の両端面に取付けられた4つの板ばね704と、板ばね704を支持する固定台705と、レンズホルダ701の2つの凹部706にそれぞれ挿入されるヨーク707と、フォーカスコイル702およびトラッキングコイル703a,703bに対して垂直な磁界を与える永久磁石708と、永久磁石708を支持するヨーク709と、ヨーク707,709を支持するヨークベース710とを含む。
図8に示されたドライバ59はフォーカスエラー信号に応答してフォーカス駆動電圧を生成し、その生成されたフォーカス駆動電圧はフォーカスコイル702に印加される。これにより、レーザビームが2層光ディスク1の第1の記録層5または第2の記録層9上に合焦するようレンズホルダ701がZ(光軸)方向に移動する。ドライバ59はさらにトラッキングエラー信号TEに応答してトラッキング駆動電圧を生成し、その生成されたトラッキング駆動電圧はトラッキングコイル703a,703bに印加される。これにより、レーザビームが常に光ディスク1のトラックに照射されるようレンズホルダ701がX(トラッキング)方向に移動する。
ドライバ59は、図10に示されるように、抵抗器61と、キャパシタ63と、スイッチ65と、アンプ62とを含む。フォーカシングサーボ制御を行なう場合、スイッチ65は端子66側にあり、フォーカスエラー信号FEが直接アンプ62の非反転入力端子に与えられる。したがって、アンプ62はフォーカスエラー信号FEに応答してフォーカス駆動電圧をフォーカスコイル702に供給し、アクチュエータ47によって対物レンズ42をZ方向に移動する。一方、フォーカスジャンプを行なう場合は、スイッチ65は端子67側にあり、抵抗61およびキャパシタ63の接続ノードの電圧がアンプ62の非反転入力端子に与えられる。これと同時に、フォーカスジャンプを行なうよう指示するフォーカスジャンプ指示信号JPがアンプ62の反転入力端子に与えられる。
従来のディスク装置では、ディスクの表面に傷があってディスクの反射面からパルスが得られなかったり、面ぶれや衝撃などによって反射面からのパルスが得られない場合が起こる。フォーカスエラー信号FEはディスクの反射面からのパルスを光検出器で検出することによって得られるものであるため、第1層からのフォーカスエラー信号FEのピークが検出された後、第2層からのピークが検出されない場合、アクチュエータに減速パルスを与えられず、アクチュエータがディスクに衝突してしまうという誤動作を生じてしまう。
それゆえに、この発明の実施の形態1は、特に、フォーカスジャンプの誤動作を防止できるような光ディスク装置を提供することを目的とする。
図11は、図8に示す光ディスク装置の動作を説明するためのフローチャートであり、図12は、この発明の実施の形態1の動作を説明するための図である。なお、図8に示されたROM56には、図11に示されるようなフォーカスジャンプルーチンプログラムが格納されている。
この実施の形態1では、ピックアップ60に加速信号を与えてから、フォーカスジャンプの制御を行なうとともにタイマの計数を開始し、一定時間を経過していれば逆向きのフォーカスジャンプを行なうものである。より具体的に説明すると、ディスクは、図12の(a)に示すように、N−1層とN層とN+1層とを有し、ピックアップ60をN−1層からN層にフォーカスジャンプをした後、N+1層へフォーカスジャンプするものとする。
DSP55は、N層からN+1層へフォーカスジャンプさせるために、図12の(b)に示すフォーカスエラー信号FEのaa〜bbのタイミングで加速信号を出力する。この加速信号は、D/A変換器58でアナログ信号に変換されてドライバ59で増幅され、図9に示したフォーカスコイル702が駆動される。このとき、DSP55は内蔵しているタイマをリセットした後スタートさせる。このタイマはカウンタなどのハードウェアで構成してもよく、あるいはソフトウェアにより時間を計数するものであってもよい。
DSP55は、タイマの計数値が予め定める値Toutを越えたか否かを判別する。Toutを越えていなければフォーカスエラー信号FEのレベルを検出する。そして、フォーカスエラー信号FEのレベルが図12の(b)のcc点に示すゼロクロス点であればフォーカスジャンプを終了する。しかしながら、タイマがToutを越えていれば、異常であるとして、逆向きジャンプをスタートさせ、ピックアップ60がディスク面に衝突するのを防止する。ここで、N層からN+1層へフォーカスジャンプするのに要する時間がたとえば2msecであれば、Toutはたとえば数倍の5msecの時間に選ばれる。
[実施の形態2]
図13は、この発明の実施の形態2による光ディスク装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態2では、フォーカスジャンプのために加速信号を出力した後、光量レベルが予め定める値を越えたとき、逆向きのフォーカスジャンプを行なうようにしたものである。このため、図13に示すように、ヘッドアンプ45からフォーカスエラー信号FEのみならず、光量信号pが出力され、A/D変換器72でディジタル信号に変換されてDSP55に与えられる。それ以外の構成は図8と同じである。
図14は、図13に示す光ディスク装置の動作を説明するためのフローチャートである。次に、この実施の形態2の図14を参照しながら、この実施の形態2の動作について説明する。まず、上記実施の形態1と同様にして、DSP55は加速信号をD/A変換器58に与えてフォーカスジャンプの制御を行なう。加速信号は、D/A変換器58によってアナログ信号に変換され、ドライバ59で増幅され、ピックアップ60のフォーカスコイル702に与えられる。光検出器43はディスクからの反射光を検出し、ヘッドアンプ45は光量信号pとフォーカスエラー信号FEとを出力する。それぞれの信号はA/D変換器72と54とによってディジタル信号に変換されてDSP55に与えられる。DSP55は光量信号pを測定し、図12の(a)〜(c)に示す予め定める光量値Poutと比較する。光量信号pが予め定める光量値Poutよりも小さければN+1層のフォーカスエラー信号のレベルを検出する。そのレベルが図12の(b)に示したcc点のゼロクロス点であればフォーカスジャンプを終了する。
しかしながら、光量信号pが光量値Poutを越えていれば、異常であると判別し、逆向きジャンプをスタートさせ、ピックアップ60がディスクに衝突するのを防止する。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、光ディスクのいずれかの層の信号記録面に合焦しているときに、他の層の信号の記録面に合焦させるために加速信号を与えたとき、所定の時間内に反射光が得られなかったときあるいは所定のレベルの反射光が得られなかったときに減速信号を情報読出手段に与えて減速させることにより、光ディスクに衝突するのを防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、フォーカスジャンプ時における対物レンズの光ディスク表面への衝突を防止し得る光ディスク装置に適用される。
対物レンズの合焦点を2つの信号記録面にわたって移動させた場合に得られるフォーカスエラー信号の波形図である。 2層DVDの構造を示す断面図である。 CDの構造を示す断面図である。 基板厚の異なる光ディスクの互換再生が可能な光ピックアップの構成を示す図である。 図4に示された光ピックアップの構造を示す斜視図である。 図5に示された偏光選択素子の偏光特性を示す平面図である。 図4および図5に示された光ピックアップを含む光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。 この実施の形態1による光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。 図7に示されたアクチュエータの構造を示す分解斜視図である。 図7に示されたフォーカスジャンプ回路を示す回路図である。 図8に示す光ディスク装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2による光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図13に示す光ディスク装置の動作を説明するためのフローチャートである。 片面読取2層ディスクの概略構造を示す断面図である。 図15に示す片面読み取り2層ディスクに記録される情報を示す図である。
符号の説明
1 2層DVD、2,10,21 基板、3,7,22 ピット、4,8,23 金属反射膜、5,9,24 信号記録面、6 紫外線硬化樹脂、59 ドライバ、16 スピンドルモータ、20 CD、25 保護膜、31 半導体レーザ、32 偏光面回転素子、33 透明電極付ガラス、34 TN型液晶、35 回折格子、36 ハーフミラー、37 コリメータレンズ、38 偏光選択素子、38a 外周部、38b 内周部、39 ガラス、40 偏光フィルタ、41 フィルタ、42 対物レンズ、43 光検出器、44 液晶駆動回路、45 ヘッドアンプ、46 サーボ回路、46a フォーカスジャンプ回路、47 アクチュエータ、48 判別回路、49 指令回路、50 NA切替回路、51 特性切替回路、53 RF復調回路、54,72 A/D変換器、55 DSP、56 ROM、57 RAM、58 D/A変換器、60 光ピックアップ、61 抵抗器、62 アンプ、63 キャパシタ、65 スイッチ、66,67 端子、101 反射型記録層、102 半透明型記録層、103 中間層、144 立上げミラー、701 レンズホルダ、702 フォーカスコイル、703a,703b トラッキングコイル、704 板ばね、705 固定台、706 凹部、707,709 ヨーク、708 永久磁石、710 ヨークベース。

Claims (4)

  1. 複数の層の信号記録面に情報が記録された光ディスクを再生する光ディスク装置であって、
    前記光ディスクにビームを照射し、その反射光を検出することによって前記情報を読出す情報読出手段と、
    前記情報読出手段が前記複数の層のいずれかの信号記録面に合焦しているときに、他の層の信号記録面に合焦させるために加速信号を生成して前記情報読出手段に供給する加速手段と、
    前記加速手段から加速信号を前記情報読出手段に供給してから所定の時間内に前記情報読出手段から所定の反射光が得られなかったことに応じて、前記情報読出手段を制止するための減速信号を生成して前記情報読出手段に与えるための減速手段とを備える、光ディスク装置。
  2. 前記加速手段は、前記減速手段によって前記情報読出手段を制止させた後、再度加速信号を生成して前記情報読出手段に与える、請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記情報読出手段は、合焦を示す信号としてフォーカスエラー信号を出力し、
    前記減速手段は、前記所定の時間内に前記フォーカスエラー信号が得られなかったことに応じて、前記減速信号を生成する、請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 前記所定の時間は、前記複数の層のいずれかに合焦しているときに、前記加速信号によって他の層の信号記録面に合焦するのに要する時間の数倍に選ばれる、請求項1に記載の光ディスク装置。
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