JP2004200594A - 排気構造を有するシステムラック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】それぞれが前後方向に所定の間隔をもって並列する二対の支柱を有し、該支柱の上下方向で該支柱に並設して取り付けられ、外部空気を機器内に吸入するためのファンと機器外に排出するための排出口とを備える複数の電子機器とを内部に収納するための、これら各電子機器の前記排出口からの排出空気を外部に導くためのエアダクトを前記二対の支柱のうち少なくとも一対の支柱間に配設したラックにおいて、前記ラックはその側面を覆う側面カバーを備え、前記エアダクトは該側面カバーと前記ラック内で前記一対の支柱に装着され該ラック内の上下方向で互いに隣接する複数のパネルとで実質的に形成される構成としてある。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱を伴う電子機器等のラッキングに関し、低コストで暖気の排出効率が高いシステムラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビジネスオフィス等においても、工場等においても、パーソナルコンピュータや計測機器を始めとして多種多様な電子機器が設置されるようになり、これに伴い各電子機器の使用環境条件は厳しくなっている。例えば、室内スペースを有効に利用する目的から、機器搭載用のラックを用い、このラック内に複数の電子機器を上下方向に配列して搭載する場合がある。
【0003】
一般に、このようなラックマウント用電子機器には、機器筐体内の各電子部品が発熱によって過度に温度上昇すると、各電子部品が劣化し、さらにはは寿命が短くなって故障してしまうことから、各電子機器を冷却するファンが備えられている。
【0004】
従来、この種システムラックには、前後方向に所定の間隔をもって並列する二つのフレーム(四つの支柱)を有する機器搭載用のラックと、このラックのフレームに搭載されラック上下方向に複数個並列するファン付きの電子機器とを備えたものが採用されている。
【0005】
このようなシステムラックとして、ラックに通常取り付けられるカバー類(前扉、後扉、側面カバー等)を取り外して、ラック内の電子機器からの熱をラックの外部に開放することが行われた。
しかしながら、このようなラックは見た目にも不細工で、異物がラック内に入りやすくまた熱がラック近傍に及び機器の使用者に不快感を催させることがあった。また、このようなラックを近接並置するときは隣接ラック同士で熱の交換が起こり、搭載電子機器の異常な温度上昇を招くこともあった。
【0006】
そこで、カバー付きラックの上部にラック内部に通じる孔を開けて電子機器により加熱された空気をラック下部から上昇させて該孔からラック外に流出させることも行われている。
しかしながら、自然対流による空気の上昇は弱く、ラック外に排出できる熱量が十分では無いという問題があった。また、電子機器のファンによるラック内部での空気の攪拌により空気の対流が乱され、これによっても排熱の効率が低下していた。さらにまた、高温となる電子機器をラック下部へ置けば、ラック内の上部電子機器がより加熱された空気に晒されるので、電子機器の配置が難しいという問題もあった。
【0007】
そこで、空気の上昇を強めるため、上部の孔に追加のファンを取り付けラック内部の加熱された空気を強制吸引排出することも行われている。このようにすれば、排出できる熱量は追加のファンの能力に応じて増加するが、このファンを駆動するための電力が必要で、またこのファンによる騒音の問題が生じる。さらに、追加のファンの故障が故障するとラック内の温度が上昇し、すべての搭載された電子機器は故障の危険にさらされることもある。さらに、効果的に排熱を行うためには、依然として電子機器の配置が難しいという問題もあった。
【0008】
電子機器の配置を容易にできる技術として、一の電子機器からの排気が他の電子機器に取り込まれないようにする技術が開発された(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、筐体20の内側壁26とユニット(電子機器)4の側面6(又は、電子機器が配置されない部分に設けた盲板33)で形成されたダクト34に各電子機器の排気が行われ、排気された暖気は筐体20の上部に設けられたファン25により強制排気される。一方、筐体20の下部に設けられた吸気口23からの冷気はユニット4のファン7によりユニット4内に取り入れられ、ユニット4内を経てダクト34に排出される。ファン7は側面6と対面する側面12側に設けられる。
【0009】
また、ラックに追加のファンを取り付けないで、自然空冷によってラックに搭載された電子機器の冷却をおこなう技術が開発された(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の技術では、電子機器のファンが、ラック前面の空気流入口より電子機器内に空気を吸入して、ファンより電子機器外のエアダクトにその空気を排出する。ラック内部のエアダクトはラックの側方でファンを囲むように電子機器毎に設けられ、ファンからの排出をラックの上部の開口と開口された背面側に導出している。
【0010】
この技術では、上下両電子機器間で排出、吸入の混合が無く、上下両電子機器間に遮蔽を設ける必要もないし、排出効率を高めることもできる。また、上下両電子機器間に、冷却用通路を形成する必要もないから、ラック寸法を高さ方向に短縮することもでき、構造全体の小型化を図ることもできる。また、エアダクト内に吸音部材を貼付することにより、ファンからの排出空気による騒音を一部吸収して抑制することができる。さらに、電子機器の筐体に内外に開口する空気流入口および空気流出口を設け、このうち空気流入口にエアダクトの空気導出口を連通させる技術も特許文献2に開示されている。この場合、エアダクトからの排出空気が筐体の空気流入口から電子機器内に流入した後、筐体の空気流出口からラック外に流出するため、ファンによる排出空気のラック内通過距離が大きくなり、一層効果的に排出空気による騒音を抑制することができる。
【0011】
【特許文献1】
実開昭62−174397号公報(第5頁第2行―第6頁第16行、図1、図3)
【特許文献2】
特開2000−277956号公報(段落0015−0037、図1、図2)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の技術では、吸気と排気が混合しないが強制空冷用のファンを装備する点、吸気が筐体下部に限られる点、搭載電子機器のサイズや向きが限定される点などが問題である。
ラックに強制空冷用の追加のファンを装備しない特許文献2に記載のシステムラックにおいても問題がある。即ち、構造が比較的複雑なエアダクトをラック内に設けるのでコストが嵩み、また、ラック内で排出に利用される空間も制限される。また、エアダクトと電子機器の接続部からの排出空気が漏洩してラック内部に入ったり、電子機器の寸法に合わせて接続部の設計をする必要も生じる。
【0013】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ラックの前後両支柱間にエアダクトを設け、低コストで電子機器の排熱効率を改善し、ラックや電子機器のサイズや配置の自由度を大きくしできるシステムラックの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のシステムラックは、それぞれが前後方向に所定の間隔をもって並列する二対の支柱を有し、該支柱の上下方向で該支柱に並設して取り付けられ、外部空気を機器内に吸入するためのファンと機器外に排出するための排出口とを備える複数の電子機器を内部に収納するための、これら各電子機器の前記排出口からの排出空気を外部に導くためのエアダクトを前記二対の支柱のうち少なくとも一対の支柱間に配設したラックにおいて、
前記ラックはその側面を覆う側面カバーを備え、前記エアダクトは該側面カバーと前記ラック内で前記一対の支柱に装着され該ラック内の複数のパネルとで実質的に形成される構成としてある。
したがって、通常設けられる側面カバーを有効に利用して低コストであり、かつ、排出に利用できる空間も広くなる。また、各電子機器に対応するには、対応する比較的簡素なパネルのみを交換すればよい場合が多いので、電子機器の選択の自由度が大きくなる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシステムラックにおいて、前記エアダクトを前記二対の支柱のそれぞれの対の支柱間に配設した構成としてある。したがって、エアダクトの実効断面積が大きくなり排熱効率が上がる。また、いずれの側面に排出口がある電子機器でも搭載できるし、排出口が両側面に備えられた電子機器の電力消費は大きく採れることになる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項1ないし2のいずれかに記載のシステムラックにおいて、前記排出口からの排出空気を前記エアダクトに導くために、前記排出口と前記エアダクト間に伸縮自在の排出エアダクトをさらに設けた構成としてある。したがって、電子機器による排出口の位置の違いを吸収できるため、電子機器ごとに調整する必要が無くパネルの交換なしでも搭載できる電子機器の種類が多くなる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のシステムラックにおいて、前記排出エアダクトは前記排出口を囲むパッキングを備え、該パッキングにより前記電子機器に接続する構成としてある。したがって、該パッキングにより排出空気がラック内に漏洩することが極小となり、排出空気を効率よくエアダクトに導くことができる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のシステムラックにおいて、前記電子機器の排出口に隣接する前記パネルにのみ前記排出エアダクトが備えられる構成としてある。したがって、他のパネルはブランクパネル(平板)とすることができるので、廉価かつエアダクトの漏洩減殺が容易である。
【0019】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のシステムラックにおいて、 前記エアダクトの空気導出口をラック上方に開口させた構成としてある。したがって、エアダクトに排出された空気が煙突効果により効率よく排出される。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のシステムラックにおいて、前記エアダクトの空気導出口をラック上方及びラック背面側に開口させた構成としてある。したがって、エアダクトの空気を並置した隣接ラックへ向けることなく効率よく排出することができる。
【0021】
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載のシステムラックにおいて、前記エアダクトを前記ラックの各側面に配設した構成としている。したがって、2つのエアダクトで排出が行われ、排熱効率が向上するとともに、電子機器の排出口がいずれの側板カバー側にあってもよく、電子機器の選択や配置での自由度が高くなる。
【0022】
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載のシステムラックにおいて、前記ラックは2枚の前記側面カバーと前扉と後扉とを備えた構成としてある。したがって、異物の外部からの進入が無く、見た目もよく、隣接ラックへの熱的干渉も少ないシステムラックが得られる。また、前記側面カバーと前扉と後扉とを導電性の材料で作れば、ラックからの不要電磁輻射も容易に低減することができる。そのため、隣接ラックへの電磁的干渉も少なくなる。
【0023】
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載のシステムラックにおいて、前記エアダクト内に吸音部材を取り付けた構成としてある。したがって、ファンによる騒音をさらに低減することができる。
【0024】
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれかに記載のシステムラックにおいて、前記ラックは前記エアダクト内の前記排出空気を前記ラック外に強制排出するための追加のファンを備えていない構成としてある。したがって、ファンの動作監視や異常警告のための装置の必要も無く、追加のファンの故障によるラック内温度の異常上昇もない。当然、ファンを駆動するための電力も不要である。さらに、追加のファンや追加のファンを介する電磁輻射もないから、ラックからの不要電磁輻射の減殺に効果的である。
【0025】
請求項12に記載の発明は、請求項1ないし11のいずれかに記載のシステムラックにおいて、前記電子機器が前記排出口とは異なる吸入口を備え、該吸入口に備えた前記ファンにより該吸入口から前記外部空気を吸入する構成としてある。したがって、ファンのから排出口までの距離が長くなり、ファンによる騒音のエアダクトからの排出量が減る。
さらに、請求項13に記載の発明は、請求項1ないし12のいずれかに記載のシステムラックにおいて、前記パネルが、例えば、44.45ミリメートルなどの、予め定めた1単位長さの、例えば1、2、4といった整数倍の上下方向寸法を有するものの中から、使用者が任意に選んで装着するものであることを特徴としている。これにより、様々な寸法の電子機器の収容して、効率的な排気を行うことができる。
また、請求項14に記載の排気構造を有するシステムラックの発明は、それぞれが前後方向に所定の間隔をもって並列する二対の支柱を有し、該支柱の上下方向で該支柱に並設して取り付けられ、外部空気を機器内に吸入するための吸入口と機器外に排出するための排出口と排気用ファンとを備える複数の電子機器を内部に収納するための、これら各電子機器の前記排出口からの排出空気を外部に導くためのエアダクトを、前記二対の支柱のうち少なくとも一対の支柱間に配設したラックにおいて、
前記ラックはその側面を覆う側面カバーを備え、前記エアダクトは該側面カバーと前記ラック内で前記一対の支柱に着脱可能に装着され該ラック内の上下方向で互いに隣接する複数のパネルとで実質的に形成されるものであり、前記複数のパネルのうち電子機器の排出口に面したものは開口を有するものとし、前記複数のパネルのうち電子機器の吸入口に面したものは開口を有しないものとし、該パネルと該吸入口との間には間隙を設けて該吸入口から空気が流入できるようにし、該開口から前記エアダクトを通して排気を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0026】
なお、本発明では、エアダクトを形成するために支柱やアングルが側面カバーとパネルの他に使用されるが、エアダクト内部を通過する排出空気を規制する効果は側面カバーとパネルに比較してかなり小さい、また、ほとんど無視できるようにする態様も可能である、このような意味で、「側面カバーとパネルがエアダクトを実質的に形成する」と表現している。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係るシステムラックを示す斜視図で、電子機器を搭載し、前扉を除去して内部が見える状態を示す。図2は同じく本発明の一実施形態に係るシステムラックを示す斜視図で、図1と同様の状態であるが、搭載された電子機器を除去した状態で背面側からみた図である。図1および図2において、符号1で示す電子機器を含む全体は、エアダクト4を有するシステムラック(以下「ラック」と呼称する。)2と電子機器3とを備えている。
【0028】
図1、2において、ラック2は、支柱5(5a、5b、5c(不図示)、5d)と、天井板6と、底面板7および側面カバー8(8a、8b)とを有し、好ましくは全体が規格に適合する寸法をもって形成されている。なお、側面カバーはエアダクト4(4a、4b)の側面を構成し、エアダクト4の上部に延伸して設けられた開口14(14a、14b)から、電子機器3のファンで駆動されエアダクトに排出された空気が矢印Zの方向でラック外に排出される。開口14は、好ましくは多数の小孔の集合である。側面カバー8はラック2の背面側にも同様の開口14c、14dを延伸して設けて排出効率を上げることができるので、そのように構成したときは、エアダクト4からの排出空気がラック背面側のY方向にも排出される。開口14を多数の小孔の集合とすることで、開口14への異物の侵入を防止しやすくできるので、安全上の効果もある。
【0029】
支柱5は、それぞれが互いに左右方向に所定の間隔をもって並列する一対の前方支柱5a,5bおよびこれら各前方支柱5a,5bにそれぞれ所定の間隔をもって並列する一対の後方支柱5c,5d(後方支柱5cは図示せず)からなり、底面板7上に立設されている。支柱5a―5dはねじ孔等の詳細を除けば同様の断面とすることができ、一例では5辺を有するΩ型である。二つの足部、脚部と一つの頭部とを備える。前方支柱同士、後方支柱同士は足部をラックの外側に向けて頭部同士が対面するように配置される。
【0030】
支柱5の上方端部には、前方支柱5a,5bと後方支柱5c,5dとを上方部でそれぞれ連結する上方側木(図示せず)が支架されている。支柱5の下方端部には、前方支柱5a,5bと後方支柱5c,5dとを下方部でそれぞれ連結する下方側木(下方側木5eのみ図示)が支架されている。天井板6は、ラック2の上方部に配設され、かつ上方側木に取り付けられている。底面板7は、ラック2の下方部に配設され、かつ下方側木5e等に取り付けられている。側面カバー8は、ラック2の両側方部に配設され、かつ支柱5a〜5dおよび側木5e等に取り付けられている。側面カバー8は支柱5に取り付けるようにすることもできる。
【0031】
各支柱5a〜5dには、上下方向に所定の間隔をもって並列し、多数のねじ孔や貫通孔9a等を有する取付け部9が配設されている。これにより、ラック2の支柱5には、複数の電子機器3やパネル11(11a―11g)がラック上下方向に所定の間隔をもって取り付けられる。なお、図1では、電子機器3を支柱5に取り付けるための周知の取付けアングルは省略してある。
図示のように、断面がΩ型の支柱5がラックの側部側で支柱間に張り出す足部を有し、その足部の一方に側面取付け用の第2の取付け部90を備える場合は、パネル11を該第2の取付部90に取り付けてもよい。電子機器はΩ型断面の頭部で支柱に取り付けられる。このようにすれば、電子機器とパネル11間の間を広く取ることができる。パネル11は側面カバー8a、8b側に同じ種類のものが対応してあるとして説明するが、その他の場合であっても本発明の効果が得られることは容易に理解できよう。
支柱5がそのような張り出す部分を有しない場合はL型アングルを支柱5の背面側取付け部に装着し、装着部とはことなるアングルの脚部に設けた取付け部90にパネル11を取り付けて同様の効果を得てもよい。
【0032】
支柱5a〜5dのそれぞれの断面が、一方の張り出しである足部を欠く形の場合には、前方支柱の頭部同士と後方支柱同士とは互いに反対方向でラックの側面を向くように配置される。そして、該足部を欠く脚部に電子機器がアングルを用いて取り付けられ、足部にはパネル11が取り付けられる。足部を有する脚部は好ましくは孔が無くエアダクト4の側壁の一部を構成するのがよい。このようにすればエアダクトの断面積を広くすることができる。
【0033】
電子機器が規格化されている場合は、パネル11は、同じ長さ(ラックに搭載したときの水平方向での幅)で同じ幅(ラックに搭載したときの上下方向での幅)の四角形のブランクパネルと排出ダクト付きパネルとの2種類を用意するだけでよい場合もある。あるいは、電子機器の規格化高さの倍数の幅のパネルを数種類用意してもよい。例えば、この実施例では、EIA規格に基づく1ユニットを44.45ミリメートルとするとき、1ユニット、2ユニット、4ユニットの各寸法のパネルを用意している。これにより、収容する電子機器の高さに応じて、適切なパネルを選んで、装着すればよい。あるいは、別の実施例として、最小規格化高さのパネル2種類(ダクト有り無し)を多数用意するのもよい。このように、本発明実施例は、取り扱い容易で、低コストである。
【0034】
隣接するパネル11の辺同士を突合わせて取り付ける場合は、パネル11の幅や取付け孔の工作精度に見合った許容差を考慮する必要がある。そのため、隣接するパネル11間に間隙が生じる場合がある。一般に、この間隙は十分小さく、エアダクトの排気能力に大きな劣化を生じない場合が多い。この間隙を埋める効果があり、相したいときは、埋めるためにパネル11の上下辺の一方あるいは双方に柔軟な縁を設けることもできる。あるいは、もっと簡単に、パネル11の隣接する上下辺は互いに重なりあうように支柱5に取り付けられる。エアダクト内の空気は上昇するので上部のパネルの下辺が下部の隣接パネルの上辺にラックの内部側から重なるのが好ましい。そのため、パネルの下辺を数mmから1cmの幅でパネル厚みに相当する距離だけ平行移動させるように加工するのがよい。
【0035】
パネル11のうち電子機器の排出口と対面しないパネル11c−11gはブランクパネル(取付け孔以外は穴の無いパネル)である。一方排出口と対面するパネル11a、11bは排出口に接続される排出ダクト12a、12bをそれぞれ備える。排出ダクト12a、12bの底部はパネル11a、11bの窓に取り付けて固定され、排出ダクト12a、12bの頭部は排出口に着脱自在に接続される。ファンを持たない電子機器の側面は一般にブランクパネルが対面するが、排出口に等価な側面を有する場合は、排出ダクトを備えるパネルが対面するようにしてもよい。
各パネル11は好ましくはラッチ型ファスナを用いて支柱5取り付けられる。したがって、工具を使わずに手動でパネル11の着脱を可能とし得る。もちろん、ねじ止めとしても、本発明のその余の効果が得られる。
【0036】
エアダクト4aは側面カバー8aとパネル11a―11gとで実質的に形成されるように構成され、排出口から排出ダクト12a、12bを経由して流入した電子機器3a、3bからの排出空気を開口14a、14cからラック外に排出する。
側面カバー8b側にけられたエアダクト4bについてもエアダクト4aにおけると同様の構成で同様の作用が生ずる。
【0037】
電子機器群3は、上下方向に並列する複数の電子機器3a,3b、3c、3dからなり、ラック2内に載置台30a、30bや取付けアングル(図示せず)を介して搭載収納され、かつ前方支柱5a,5bに固定されている。これらの、電子機器は、空気の吸入口、排出口を側面カバー側に備える。電子機器3a,3bが側面カバー8a側に排出口を備える場合について説明する。なお、電子機器の上下の配置は図示のものに限らない。
【0038】
電子機器3a,3bは、冷却用のファンを、図面左側の排出口側に備えている。あるいは、排出口にファンを備えず、ファンが適切な空気フィルタを備える吸入口からラック内の空気を電子機器3a,3b内に吸い込み排出口から排出するようにもできる。ラック内の空気は、ラック2外から、前扉8cや後扉8dの細隙8ca、8dなどを通って取り込まれる。この吸気は、電子機器3a、3bの吸入口側のパネルと吸入口との間には十分な隙間ができるようになっているので、この隙間から吸入口に取り込まれる。この本発明の構造では前扉8cからラック内部の空気が噴出して電子機器の使用者を不快にすることはない。電子機器3a,3bの(ファン付きあるいはファンなし)排出口はパネル11a、11bに設けられた排出ダクトに接続される。
なお、電子機器の排出口は、図面左側にあっても右側にあってもよく、排出口に面しているパネルは開口付きパネル、排出口に面していないパネルはブランクパネルとなっていればよい。
【0039】
電子機器3eを新たにラック2に搭載する場合の例を、図3を用いて説明する。図3は、図1の構造を水平二平面で切り取った、パネル11eの一部からパネル11gの一部までを含む部分の分解斜視図である。電子機器3eは搭載されてラック2の側面に向く面に排出口を備える。支柱5a―5dはΩ型の断面を有する例で説明する。なお、該断面は、本発明の趣旨にしたがって種々のものが可能である。支柱5a―5dは同様の断面を有するのでであるが支柱5bについてのみ明示する。支柱5bの断面はΩ型でその断面に対応して第1、第2の足部52,54、第1、第2の脚部51,55と頭部53とを備える。足部52に側部カバー8bを取り付けてもよいし、単に側部カバーが覆うようにして支柱の上部や下部に設けた側木に取り付けてもよい。
【0040】
まず、電子機器3eを搭載する位置に対応する排出ダクトを持たぬ平板であるパネル11fを取り去る。次に、排出ダクト12fを備えたパネル11faを代わりにラックの支柱5a、5c、及び支柱5b、5d間にねじや好ましくはラッチ型ファスナでそれぞれ装着する。排出ダクト12fの底部はパネル11faに設けられた開口13aを囲んで排出ダクト12fの内部に含むようにしてパネル11faにねじ止めあるいは接着される。
【0041】
排出ダクト12fの頭部は電子機器3eの排出口を囲んで該排出口からの排出空気を完全に排出ダクト内に吸入するように電子機器3eの側面に密着する。該密着の度合いを高め排出空気のラック内への漏洩を低減するため、排出ダクト12fの頭部にゴムやプラスチック製の柔軟なパッキング13bを取り付けてもよい。パッキング13bは、電子機器3eの横方向の位置ずれを吸収できるので、異なる横方向サイズの電子機器で排出ダクト12fを共用しやすくする効果を与えることもできる。さらに排出ダクト12fを蛇腹型としさらに長さ方向の自由度を増すこともできる。また、蛇腹型の排出ダクトをコイルばねなどで伸長するする方向にばね付勢するようにすれば、異なる幅の電子機器を容易に受け入れることができる。
排出ダクトは簡単な箱型の煙突状とすることも可能である。また、排出ダクトの設計を標準化し小型化を容易にするため、電子機器の排出口のファンに接続する構成が好ましい。
【0042】
図4、図5は前扉8c、後扉8dも装着した本願発明のシステムラックのラック2外から見た斜視図である。図4には前扉8cが示されており、ラックの内外に連通する多数の長い細隙8caを備え、ラック内に外気を取り込める構成である。また、図5には後扉8dが示されており、ラックの内外に連通する多数の短い細隙8daを備え、これらもラック内に外気を取り込める構成である。図4、図5において矢印は空気の流れる方向を示す。
側面カバー8a、8b、前扉8c、後扉8dなどはプラスチックなどの絶縁体で構成することもできるが、導電体で構成すれば、冷却構造1のラック2からその環境に放射される不要電磁エネルギーが低減される。
【0043】
なお、各エアダクト4a,4bが全電子機器共通となるように構成する場合について説明したが、パネル11の上辺をエアダクト内に曲げたり、パネル11に仕切り板を敷設して背面開口14c、14dに排出するようにすれば、電子機器個別の排出を行うことも、電子機器群に分けて行うことも可能である。
【0044】
また、従来技術に見るように、小型の追加のファンを開口14a―14dの一部に取り付けることも可能である。その場合、上述のように、電子機器毎に開口の割り当てをすれば、特定の電子機器(群)のみが追加のファンの影響を受けるように構成できるので、ファンの故障による影響を緩和できる可能性がある。
【0045】
さらに、本実施形態においても、従来のように両電子機器3a,3b間に空気流通路(冷却用通路)を形成する必要がないから、ラック寸法を高さ方向に短縮することができる。
なお、本実施形態においては、エアダクト4が単に排出口からの排出空気をラック2外に導く部材として機能する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、従来技術と同様にエアダクト4内に吸音部材(図示せず)を貼付することにより、排出空気による騒音を一部吸収して抑制することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、各電子機器のからの排出空気をラック外に導くためのエアダクトを前後両支柱間に配設したので、各ファンが外部空気を機器内に吸入して該電子機器を通過させて機器外に排出すると、この排出空気がラック内に入ることなくエアダクトによってラック外に導かれる。
【0047】
したがって、従来のように機器内空気の通路がなく、搭載電子機器の温度上昇が小さくなる。従来技術による追加のファンをつけて強制空冷した場合、外気温度に対してラック内部の温度上昇を10℃として1.2kWが収容できる限界であった構造において、本発明を適用したところ、1.6kWを収容しても、該温度上昇は7℃であった。
なお、本発明のその他の効果については本明細書の「課題を解決するための手段」の項に記載してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムラックを前面側から示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るシステムラックにおけるラックの内部を背面側から示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るシステムラックの一部を前面側から示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るシステムラックが前扉、後扉と側面カバーとを備えた場合を前面側から示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るシステムラックが前扉、後扉と側面カバーとを備えた場合を背面側から示す斜視図である。
【符号の説明】
1 システムラック
2 ラック
3,3a,3b 電子機器
4,4a,4b、4c、4d エアダクト
5,5a〜5d 支柱
8a、8b 側面カバー
8c 前扉
8d 後扉
11、11a〜11g パネル
12、12a、12b、12fa 排出ダクト
14、14a〜14d 開口
Claims (14)
- それぞれが前後方向に所定の間隔をもって並列する二対の支柱を有し、該支柱の上下方向で該支柱に並設して取り付けられ、外部空気を機器内に吸入するための吸入口と機器外に排出するための排出口とファンとを備える複数の電子機器を内部に収納するための、これら各電子機器の前記排出口からの排出空気を外部に導くためのエアダクトを、前記二対の支柱のうち少なくとも一対の支柱間に配設したラックにおいて、
前記ラックはその側面を覆う側面カバーを備え、前記エアダクトは該側面カバーと前記ラック内で前記一対の支柱に装着され該ラック内の複数のパネルとで実質的に形成されることを特徴とする排気構造を有するシステムラック。 - 前記エアダクトを前記二対の支柱のそれぞれの対の支柱間に配設したことを特徴とする請求項1に記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記排出口からの排出空気を前記エアダクトに導くために、前記排出口と前記エアダクト間に伸縮自在の排出エアダクトをさらに設けたことを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記排出エアダクトは前記排出口を囲むパッキングを備え、該パッキングにより前記電子機器に接続することを特徴とする請求項3に記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記電子機器の排出口に隣接する前記パネルにのみ前記排出エアダクトが備えられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記エアダクトの空気導出口をラック上方に開口させたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記エアダクトの空気導出口をラック上方及びラック背面側に開口させたことを特徴とする請求項6に記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記エアダクトを前記ラックの各側面に配設したことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記ラックは2枚の前記側面カバーと前扉と後扉とを備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記エアダクト内に吸音部材を取り付けたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記ラックは前記エアダクト内の前記排出空気を前記ラック外に強制排出するための追加ファンを備えていないことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記電子機器が前記排出口とは異なる吸入口を備え、該吸入口に備えた前記ファンにより該吸入口から前記外部空気を吸入することを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の排気構造を有するシステムラック。
- 前記パネルは、例えば、44.45ミリメートルなどの、予め定めた1単位長さの、例えば1、2、4といった整数倍の上下方向寸法を有するものの中から、使用者が任意に選んで装着するものであることを特徴とする請求項1ないし12に記載の排気構造を有するシステムラック。
- それぞれが前後方向に所定の間隔をもって並列する二対の支柱を有し、該支柱の上下方向で該支柱に並設して取り付けられ、外部空気を機器内に吸入するための吸入口と機器外に排出するための排出口と排気用ファンとを備える複数の電子機器を内部に収納するための、これら各電子機器の前記排出口からの排出空気を外部に導くためのエアダクトを、前記二対の支柱のうち少なくとも一対の支柱間に配設したラックにおいて、
前記ラックはその側面を覆う側面カバーを備え、前記エアダクトは該側面カバーと前記ラック内で前記一対の支柱に着脱可能に装着され該ラック内の上下方向で互いに隣接する複数のパネルとで実質的に形成されるものであり、前記複数のパネルのうち電子機器の排出口に面したものは開口を有するものとし、前記複数のパネルのうち電子機器の吸入口に面したものは開口を有しないものとし、該パネルと該吸入口との間には間隙を設けて該吸入口から空気が流入できるようにし、該開口から前記エアダクトを通して排気を行うようにしたことを特徴とする排気構造を有するシステムラック。
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