JP2004200207A - 発光装置 - Google Patents

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JP2004200207A JP2002363476A JP2002363476A JP2004200207A JP 2004200207 A JP2004200207 A JP 2004200207A JP 2002363476 A JP2002363476 A JP 2002363476A JP 2002363476 A JP2002363476 A JP 2002363476A JP 2004200207 A JP2004200207 A JP 2004200207A
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博司 青木
Naoji Yokota
直司 横田
Kazutaka Hori
和宇 堀
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Abstract

【課題】LEDチップを用いた発光装置において、絶縁基材のパターン配線と金属板の端面との間の絶縁距離を確保でき、かつコンパクトな構成にできる。
【解決手段】突出部1aが設けられかつ突出部1aの前面に収納凹所1bが形成された金属板1と、収納凹所1bに搭載されたLEDチップ3と、突出部1aが納入孔2aに挿入されて金属板1に接合されかつLEDチップ3が接続されるパターン配線4を有した絶縁基材2とを備えている。絶縁基材2は、その外形が金属板1の外形より大きく、絶縁基材2の端面が金属板1の端面よりも突出した状態に接合されている。これにより、絶縁基材2のパターン配線4と金属板1の端面との間の沿面距離は、絶縁基材2の端面が金属板1の端面より突出している分だけ長くなり、絶縁基材2のパターン配線4と金属板1の端面との間の絶縁距離が確保される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光ダイオードチップを用いた発光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、発光ダイオードチップ(以降、LEDチップという)の放熱性を高めると共にLEDチップの光を効率良く取り出すために、金属板に前方に突出した突出部を設ける一方、パターン配線された絶縁基材に金属板の突出部を挿入する納入孔を形成し、これら金属板と絶縁基材とを突出部をパターン配線されていない側から納入孔に挿入して接合し、突出部の前面に形成した収納凹所にLEDチップを実装した発光装置が提案されている(特願2001−340832号参照)。この発光装置は、LEDチップが金属板の突出部の収納凹所に直接実装されて金属板と熱的に結合するため、LEDチップの放熱性が向上し、また、LEDチップから放たれた光が収納凹所の内面で反射されるため、LEDチップの光を効率良く取り出すことができる。
【0003】
また、チップ型LEDに関し、絶縁基材であるパッケージ基体の上面に金属平板とリード端子を配置し、金属平板に金属ブロックを接合してその金属ブロックにLEDチップを搭載し、LEDチップとリード端子とをボンディングワイヤにより接続し、透過性樹脂によりパッケージングしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このチップ型LEDは、例えば、プリント回路基板等に実装されて、その端子が回路配線に接続されて使用されるものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−141558号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の発光装置においては、パターン配線された絶縁基材に金属板を接合するため、絶縁基材の端面近傍に配線されているパターン配線と金属板の端面との沿面距離が近づき、絶縁距離が短くなってしまうという問題があった。絶縁基材を金属板から遠ざけた状態に接合すれば絶縁距離は確保できるものの、そのような構成では発光装置が大型化してしまう。また、金属板にLEDチップを直接実装しているので、発光装置を筐体等に取付ける場合、金属板を筐体から浮かして絶縁する必要がある。このため、金属板を絶縁ゴム等で絶縁することが考えられるが、金属板は板厚を有するため、その端面を絶縁ゴム等で完全に絶縁するのは作業的に困難であるという問題があった。
【0006】
なお、上述の特許文献1に記載のチップ型LEDは、絶縁基材であるパッケージ基体にパターン配線が形成されておらず、パターン配線された絶縁基材に金属板を接合する構成にはなっていない。すなわち、特許文献1に記載のチップ型LEDは、パターン配線された絶縁基材に金属板を接合する構成であるがために生じる、絶縁基材の端面近傍に配線されているパターン配線と金属板の端面との沿面距離が近づき絶縁距離が短くなってしまうという上述の課題を解決するものではない。従って、この特許文献1に記載の内容を適用したとしても、上述の課題を解決することはできない。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、絶縁基材のパターン配線と金属板の端面との間の絶縁距離を確保でき、かつコンパクトな構成の発光装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、前方に突出した突出部が設けられ、かつ突出部の前面に収納凹所が形成された金属板と、収納凹所に搭載されて金属板に熱的に結合された発光ダイオードチップと、突出部が挿入される納入孔が形成され金属板に重ねた形で金属板に接合され、かつ発光ダイオードチップが接続されるパターン配線を有した絶縁基材と、透光性を有し発光ダイオードチップを封止した封止樹脂と、を備えた発光装置であって、絶縁基材の外形が金属板の外形より大きいものである。
【0009】
この構成においては、絶縁基材の外形が金属板の外形よりも大きいため、絶縁基材の端面は金属板の端面よりも突出する。このため、絶縁基材のパターン配線と金属板の端面との間の沿面距離は、絶縁基材の端面が金属板の端面より突出した分だけ長くなり、これにより、絶縁基材のパターン配線と金属板の端面との間の絶縁距離が確保される。また、発光ダイオードチップは、金属板の突出部に形成された収納凹所に搭載されて金属板と熱的に結合される。このため、発光ダイオードチップで発生した熱は、速やかに金属板の突出部に熱伝導され、突出部を通じて金属板全体に広がり、金属板全体から放熱される。また、発光ダイオードチップから放たれた光は、収納凹所の内面で反射されるため、発光ダイオードチップの光を効率良く取り出すことができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載の発光装置において、金属板の絶縁基材と反対側の面を覆う絶縁ゴムをさらに備えたものである。この構成においては、絶縁ゴムにより金属板の絶縁基材と反対側の面が覆われ、絶縁ゴムを介して筐体に装着される。これにより、金属板は、絶縁ゴムにより筐体から絶縁された状態になる。また、絶縁ゴムの外周部分を絶縁基材の金属板よりも突出した部分と接着等することにより、板厚を有する金属板の端面を容易に絶縁ゴムで覆うことができ、金属板の端面も完全に絶縁することができる。
【0011】
請求項3の発明は、請求項2に記載の発光装置において、絶縁ゴムの金属板と反対側の面に接合される金属放熱板をさらに備えたものである。この構成においては、発光ダイオードチップから金属板に伝達された熱は、絶縁ゴムを通じて金属放熱板に伝達され、金属放熱板から放熱される。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1に記載の発光装置において、金属板に、配線パターンに接続される電源端子の形状と相似形状の切り欠きを形成したものである。この構成においては、電源端子は、金属板側から金属板に形成された切り欠きを通して、絶縁基材の配線パターンに接続される。
【0013】
請求項5の発明は、請求項4に記載の発光装置において、切り欠きは、電源端子の形状より大きいものである。この構成においては、電源端子と切り欠き周縁との間には隙間が生じ、これにより、電源端子と金属板との絶縁が確保される。
【0014】
請求項6の発明は、請求項4に記載の発光装置において、切り欠きは、金属板と絶縁基材とを接着する際にこれら金属板と絶縁基材とをパイロットピンで位置固定するためのパイロット孔を有するものである。この構成においては、電源端子を通すために形成された切り欠きがパイロット孔を有し、パイロット孔は切り欠きと共に形成されるため、パイロット孔を別工程により形成する必要がない。
【0015】
請求項7の発明は、請求項1に記載の発光装置において、金属板に、電気的極性を示す形状を形成したものである。この構成においては、金属板に形成された電気的極性を示す形状により、金属板を見て電気的極性を確認することができる。
【0016】
請求項8の発明は、請求項1に記載の発光装置において、金属板には、発光ダイオードチップの搭載に必要な基準位置を示す凹部が絶縁基材側に形成され、絶縁基材には、基準位置に対応する位置に凹部確認用の窓が形成されているものである。この構成においては、金属板に形成された凹部が絶縁基材に形成された窓を通して検出される。これにより、金属板と絶縁基材とが接合された状態で、この凹部を基準位置として、発光ダイオードチップを実装すべき金属板上の位置(収納凹所の位置)が正確に算出される。発光ダイオードチップは、金属板と絶縁基材とが接合された状態で、この算出された位置へ実装され、ボンディングワイヤにより絶縁基材のパターン配線と接続される。
【0017】
請求項9の発明は、請求項1に記載の発光装置において、金属板には、発光ダイオードチップの搭載に必要な基準位置を示す孔部が形成され、絶縁基材には、基準位置に対応する位置に孔部確認用の窓が形成されているものである。この構成においては、請求項8の発明の金属板の凹部を孔部に代えたものであり、請求項8の発明と同様の作用が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。図1(a)(b)において、発光装置100は、アルミ製の金属板1にガラスエポキシ製の絶縁基材2が重ねた形で接合されて構成されており、発光ダイオードチップ(以降、LEDチップという)3が封止樹脂8により封止された複数の発光部101と、電源ピン25a,25bが接続される電源ピン接続部102と、電源ピン接続部102の電気的極性を示す極性表示部103と、LEDチップ3を実装すべき位置を検出するための基準位置とされる基準位置部104とを備えている。
【0019】
金属板1は、LEDチップ3で発生した熱を放熱する放熱板の役割を果たすものである。絶縁基材2は、LEDチップ3が接続されるパターン配線4(一部のみを図示している)を一方の面に有しており、他方の面に接着剤(6)により金属板1が接合されている。この絶縁基材2は、その外形が金属板1の外形より大きく、絶縁基材2の外形周縁(端面)が金属板1の外形周縁(端面)よりも突出した状態に接合されている。この発光装置100は、絶縁基材2の外形周縁を金属板1の外形周縁よりも突出させることにより、絶縁基材2の一方の面に形成されたパターン配線4から絶縁基材2の他方の面に接合された金属板1の外形端面までの沿面距離を長くとり、パターン配線4と金属板1の間の絶縁距離を確保している。
【0020】
次に、上記発光部101について図2(a)(b)を参照して説明する。金属板1は、前方に突出した突出部1aを有し、この突出部1aの前面に収納凹所1bが形成されている。絶縁基材2は、金属板1の突出部1aが挿入される納入孔2aを有しており、納入孔2aに突出部1aが挿入された状態で、絶縁基材2の一方の面が接着剤6により金属板1に接合されている。絶縁基材2の他方の面には、銅箔から成るパターン配線4が形成されており、納入孔2の開口部の周りを囲むようにリング状の枠部材5が設けられている。この枠部材5は、プラスチック樹脂により形成されている。金属板1は、図3に示すように、上記突出部1aを複数箇所に有している。絶縁基材2は、これら複数の突出部1aに対応する箇所に納入孔2a、パターン配線4、及び枠部材5を有しており、各納入孔2aに各突出部1aが挿入されている。
【0021】
LEDチップ3は、納入孔2aに挿入された突出部1a前面の収納凹所1bの底面に直接実装され、ボンディングワイヤ7によりパターン配線4と接続されている。LEDチップ3は、収納凹所1bの底面に直接実装されているため、金属板1と熱的に結合されている。封止樹脂8が納入孔2a及び枠部材5内に充填されており、LEDチップ3とボンディングワイヤ7は、この封止樹脂8により封止されている。
【0022】
このような発光部101によれば、LEDチップ3が金属板1の突出部1aの収納凹所1bに直接実装されて金属板1と熱的に結合されているため、LEDチップ3で発生した熱は、速やかに金属板1の突出部1aに熱伝導され、突出部1aを通じて金属板1全体に広がり、金属板1全体から放熱される。また、LEDチップ3から横方向に放射された光は、収納凹所1bの内面で上方に向けて反射されるため、LEDチップ3から放射された光は、効率良く外部に出射される。また、枠部材5を絶縁基材2の納入孔2aの開口部の周りを囲むように設けているため、LEDチップ3を封止する封止樹脂8が納入孔2aすなわちLEDチップ3の近傍からはみ出すことがなく、封止樹脂8の表面形状が集光効率のよいレンズ形状になる。これにより、LEDチップ3から放射された光は、封止樹脂8の表面を透過することにより効率よく集光されて外部に出射される。
【0023】
次に、上記電源ピン接続部102について図4を参照して説明する。絶縁基材2は、電源ピン25a,25bが圧入されて電気的に接続されるピン圧入孔26a,26bを有している。パターン配線4は、絶縁基材2上からピン圧入孔26a,26bの内周面に至って形成されている。一方、金属板1は、図3に示すように、ひょうたん型の形状をした切り欠き11を有している。この切り欠き11は、電源ピン25a,25bが挿通されるピン挿通孔11a,11bと、パイロット孔11c(詳細は後述する)とを有している。ピン挿通孔11a,11bは、電源ピン25a,25bの径と相似形状で、かつ電源ピン25a,25bの径よりも絶縁距離分大きい径に切り欠かれている。電源ピン25a,25bは、金属板1側から金属板1のピン挿通孔11a,11bを通して絶縁基材2のピン圧入孔26a,26bに圧入されて、パターン配線4と電気的に接続されている。
【0024】
このような電源ピン接続部102によれば、電源ピン25a,25bは、金属板1のピン挿通孔11a,11bを通して接続されるため、発光装置100がコンパクトになる。また、ピン挿通孔11a,11bの径は、電源ピン25a,25bの径よりも絶縁距離分大きいため、電源ピン25a,25bと金属板1の間の絶縁が確保される。
【0025】
なお、上記パイロット孔11cは、金属板1と絶縁基材2とを重ね合わせて接着する際に、金属板1と絶縁基材2とを位置固定するためのパイロットピン50を挿入するためのものである。パイロットピン50は、金属板1又は絶縁基材2に接着剤6を塗布して両者を貼りあわせた後、金属板1のパイロット孔11cと絶縁基材2に形成されたパイロット孔27の双方に通されて、接着剤6が硬化するまでの間両者に位置ずれが生じないように固定する。
【0026】
パイロット孔11cは、上述のように切り欠き11によりピン挿通孔11a,11bと共に形成されている。このため、パイロット孔11cを別工程により形成する必要がなく、ピン挿通孔11a,11bとパイロット孔11cとを1回の切り欠き工程により同時に形成することができ、工数の削減になる。
【0027】
次に、極性表示部103について説明する。極性表示部103は、電源ピン接続部102の電気的極性を示すものであり、電気的極性を示す形状の刻印12を金属板1上に施すことで、金属板1上に形成されている(図1(b))。図示の例では、ピン挿通孔11bの近傍に「−」形状の刻印12が施されており、これにより、電源ピン25b側がマイナス極性であり、電源ピン25a側がプラス極性であることが示されている。このような極性表示部103を形成することにより、金属板1を見て電源ピン接続部102の電気的極性を確認することができ、発光装置100の組立てや施工時に誤結線を防止できる。
【0028】
次に、上記基準位置部104について図5(a)(b)を参照して説明する。金属板1は、絶縁基材2側に0.5[mm]程度の大きさの四角形状の凹部13を有し、絶縁基材2は、凹部13を絶縁基材2側から確認するための窓21を有している。凹部13は、LEDチップ3を実装するのに必要な金属板1上の基準位置を示すものである。このような基準位置部104によれば、絶縁基材2に形成された窓21を通して、金属板1に形成された凹部13すなわち金属板1上の基準位置を確認できる。
【0029】
LEDチップ3の実装にあたっては、金属板1と絶縁基材2とを接合した状態で、自動実装装置により窓21を通して凹部13の端面が検出され、その凹部13の端面を基準位置として金属板1上のLEDチップ3を実装すべき位置(収納凹所1bの位置)が正確に算出される。そして、LEDチップ3は、自動実装装置により、その算出された位置すなわち収納凹所1bの中央近辺に搭載され、ボンディングワイヤ7によりパターン配線4と接続されて実装される。これにより、LEDチップ3は正確に実装され、LEDチップ3の実装歩留が向上する。
【0030】
なお、基準位置部104は、図6(a)(b)に示すような構成であってもよい。この構成では、金属板1は、凹部13に代えて孔部14を有している。このような構成の基準位置部104によっても、窓21を通して孔部14すなわち金属板1上の基準位置を確認できるため、上記と同様に、LEDチップ3は正確に実装され、LEDチップ3の実装歩留が向上する。
【0031】
また、上記発光装置100は、筐体等に取付ける際に金属板1を筐体から絶縁した状態にする必要があり、このため、図7に示すように、絶縁ゴム60で金属板1の絶縁基材2と反対側の面が被覆され、さらに、金属放熱板70が絶縁ゴム60の金属板1と反対側の面に接合される。発光装置100は、金属放熱板70を筐体等に接触させた状態で筐体等に取付けられる。
【0032】
絶縁ゴム60は、金属板1の外周端面を覆って絶縁基材2に接着等される。絶縁ゴム60の寸法は、金属板1の外形<絶縁ゴム60の外形<絶縁基材2の外形、或いは、金属板1の外形<絶縁基材2の外形<絶縁ゴム60の外形とされる。絶縁基材2が金属板1の外形より大きく絶縁基材2の外形周縁が金属板1の外形周縁よりも突出しているため、絶縁ゴム60の外周部分を絶縁基材2の突出した部分に接着等するだけで、金属板1の端面も容易に絶縁ゴムで覆うことができ、これにより、金属板1の端面も容易に完全に絶縁することができる。
【0033】
金属放熱板70は、LEDチップ3から金属板1に伝達された熱を放熱するためのものである。この金属放熱板70は、絶縁ゴム60による絶縁をスポイルしないように、絶縁ゴム60の外形よりも小さい寸法となっている。金属放熱板70を筐体等に接触させておくことで、金属板1から金属放熱板70に伝達された熱は、金属放熱板70から直接空気中に放熱されると共に、筐体等にも伝達されて筐体等からも放熱される。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、絶縁基材の外形が金属板の外形よりも大きいため、絶縁基材のパターン配線と金属板の端面との間の適切な絶縁距離を確保しかつコンパクトな構成の発光装置を実現できる。
【0035】
請求項2の発明によれば、絶縁ゴムが金属板の絶縁基材と反対側の面を覆うため、絶縁ゴムをそのまま筐体に接触させて装着するだけで、金属板を筐体から絶縁した状態にすることができる。また、絶縁ゴムの外周部分を絶縁基材の金属板よりも突出した部分と接着するだけで、金属板の端面も容易に完全に絶縁することができる。
【0036】
請求項3の発明によれば、金属放熱板が絶縁ゴムの金属板と反対側の面に接合されるため、発光ダイオードチップの高い放熱性を得ることができる。
【0037】
請求項4の発明によれば、金属板に電源端子の形状と相似形状の切り欠きが形成されているため、電源端子は、金属板側から切り欠きを通して絶縁基材の配線パターンに接続され、これにより、コンパクトな構成の発光装置を実現できる。
【0038】
請求項5の発明によれば、切り欠きが電源端子の形状より大きいため、電源端子と金属板の間の絶縁を確保できる。
【0039】
請求項6の発明によれば、切り欠きがパイロット孔を有するため、パイロット孔を別工程により形成する必要がなく、発光装置の製造工数を削減できる。
【0040】
請求項7の発明によれば、金属板に電気的極性を示す形状が形成されているため、金属板を見て電気的極性を確認することができ、発光装置の組立てや施工時に誤結線を防止できる。
【0041】
請求項8の発明によれば、金属板に基準位置を示す凹部が形成され絶縁基材に凹部確認用の窓が形成されているため、金属板と絶縁基材とを接合した状態で発光ダイオードチップを実装すべき位置を正確に検出でき、発光ダイオードチップの実装歩留まりを向上できる。
【0042】
請求項9の発明によれば、請求項8の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態による発光装置の概略構成を示す上面図、(b)は同下面図。
【図2】(a)は同発光装置の発光部の構成を示す部分拡大した上面図、(b)は同断面図。
【図3】同発光装置の金属板の構成を示す絶縁基材への接合面側から見た図。
【図4】同発光装置の電源ピン接続部の構成を示す部分拡大した断面図。
【図5】(a)は同発光装置の基準位置部の構成を示す部分拡大した上面図、(b)は同断面図。
【図6】(a)は同発光装置の基準位置部の別の構成を示す部分拡大した上面図、(b)は同断面図。
【図7】同発光装置の絶縁ゴム及び放熱金属板を取付けた構成を示す部分拡大した断面図。
【符号の説明】
1 金属板
1a 突出部
1b 収納凹所
2 絶縁基材
2a 納入孔
3 LEDチップ(発光ダイオードチップ)
4 パターン配線
5 枠部材
6 接着剤
7 ボンディングワイヤ
8 封止樹脂
11 切り欠き
11a,11b ピン挿通孔
11c パイロット孔
13 凹部
14 孔部
21 窓
25a,25b 電源ピン(電源端子)
50 パイロットピン
60 絶縁ゴム
70 金属放熱板
100 発光装置

Claims (9)

  1. 前方に突出した突出部が設けられ、かつ前記突出部の前面に収納凹所が形成された金属板と、前記収納凹所に搭載されて前記金属板に熱的に結合された発光ダイオードチップと、前記突出部が挿入される納入孔が形成され前記金属板に重ねた形で前記金属板に接合され、かつ前記発光ダイオードチップが接続されるパターン配線を有した絶縁基材と、透光性を有し前記発光ダイオードチップを封止した封止樹脂と、を備えた発光装置であって、
    前記絶縁基材の外形が前記金属板の外形より大きいことを特徴とする発光装置。
  2. 前記金属板の前記絶縁基材と反対側の面を覆う絶縁ゴムをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記絶縁ゴムの前記金属板と反対側の面に接合される金属放熱板をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記金属板に、前記配線パターンに接続される電源端子の形状と相似形状の切り欠きを形成したことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  5. 前記切り欠きは、前記電源端子の形状より大きいことを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記切り欠きは、前記金属板と絶縁基材とを接着する際にこれら金属板と絶縁基材とをパイロットピンで位置固定するためのパイロット孔を有することを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
  7. 前記金属板に、電気的極性を示す形状を形成したことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  8. 前記金属板には、前記発光ダイオードチップの搭載に必要な基準位置を示す凹部が前記絶縁基材側に形成され、
    前記絶縁基材には、前記基準位置に対応する位置に凹部確認用の窓が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  9. 前記金属板には、前記発光ダイオードチップの搭載に必要な基準位置を示す孔部が形成され、
    前記絶縁基材には、前記基準位置に対応する位置に孔部確認用の窓が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
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