JP2004197988A - 冷暖房装置 - Google Patents

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Hirofumi Hayama
広文 羽山
Satoshi Yuzurihara
聡 譲原
Masamichi Euchi
正道 絵内
Taro Mori
太郎 森
Masaji Miyamura
正司 宮村
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Toyox Co Ltd
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Toyox Co Ltd
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Abstract

【課題】パネル本体aの両面を伝熱面として活用して、熱効率をよくする。
【解決手段】アルミ製のパネル本体aは、その一方の面に複数のパイプガイド溝1を、一定の間隔を保って平行に形成している。パイプガイド溝1に挟まれたくぼみ部2には、そのくぼみ部2の長さ方向に多数のエア流通孔3を形成している。上記パイプガイド溝1にはパイプマットmの放熱パイプ4をはめ込む。上記のパネル本体aを天井に敷設するときには、パイプガイド溝1を形成したパネル本体aの一方の面を天井懐7側に位置させる。この天井懐7には、エアを強制的に流通させる送風装置として、送風機8を用いている。そして、この送風機8の吹き出し口8aを天井懐7側に位置させる一方、この送風機8の吸い込み口8bを、室内側に位置させる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パネル本体に設けた流体流路に冷房用あるいは暖房用の流体を流通させる冷暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られている流体を流通させる冷暖房装置は、そのパネル本体にパイプを敷設し、そのパイプに流通させた流体でパネル本体を冷却または加熱する。そして、この冷却または加熱されたパネル本体の放射熱伝達と、パネル本体に接する空気との対流熱伝達により、所期の冷房あるいは暖房効果を得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにした従来の冷暖房装置では、例えば、パネル本体を天井に設置したとき、そのパネル本体の熱伝達面は、室内に面した面だけになる。言い換えると、パネル本体のうち、天井懐側に面した面が、熱伝達面として有効に使われないことになる。そのために熱伝達面の面積が小さくなり、その分、冷房あるいは暖房効率が悪くなるという問題があった。
この発明の目的は、パネル本体の両面を熱伝達面として有効に機能させうる冷暖房装置を提供することである。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−213781号公報
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、流体を流す流体流路を設けたパネル本体に、このパネル本体を貫通するエア流通孔を多数形成し、上記流体流路に流体を流通させるとともに、上記エア流通孔にエアを流通させるようにした点に特徴を有する。
第2の発明は、パネル本体の一方の面にパイプを敷設し、このパイプを流体流路にした点に特徴を有する。
第3の発明は、パネル本体内に流体流路を形成した点に特徴を有する。
第4の発明は、パネル本体の一方の面から他方の面に、強制的にエアを流通させるための送風装置を設けた点に特徴を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図示の実施例において、アルミ製のパネル本体aは、その一方の面に複数のパイプガイド溝1を、一定の間隔を保って平行に形成している。そして、パイプガイド溝1に挟まれたくぼみ部2には、そのくぼみ部2の長さ方向に多数のエア流通孔3を形成している。
【0007】
そして、上記パイプガイド溝1にはパイプマットmの放熱パイプ4をはめ込むが、このパイプマットmの構成は次のとおりである。すなわち、パイプマットmは、一対の太いメインパイプ5、6の間に、複数の細い放熱パイプ4を一定の間隔を保って平行に設けたもので、この放熱パイプ4の間隔を、上記パイプガイド溝1の間隔と等しくしている。したがって、パイプマットmをパネル本体aに載せるようにすれば、そのパイプマットmの放熱パイプ4がパイプガイド溝1に必然的に一致する。なお、パイプマットmがこの発明の流体流路を構成するものである。
【0008】
上記のようにしたパイプマットmは、一方のメインパイプ5から流体を供給するが、この一方のメインパイプ5から供給された流体は、放熱パイプ4を経由して他方のメインパイプ6に流れ、そこから図示していない流体供給源に戻されるようにしている。
【0009】
上記のパネル本体aを天井に敷設するときには、図3に示すようにする。すなわち、パイプガイド溝1を形成したパネル本体aの一方の面を天井懐7側に位置させる。この天井懐7には、エアを強制的に流通させる送風装置として、送風機8を用いている。そして、この送風機8の吹き出し口8aを天井懐7側に位置させる一方、この送風機8の吸い込み口8bを、室内側に位置させる。したがって、送風機8を駆動すると、室内のエアを吸い込んでそれを天井懐7に吹き出すとともに、その吹き出されたエアがエア流通孔3を介して室内側に強制的に噴出される。
なお、この吸い込み口8bをダクトや壁の裏側の空間などからなる送風通路に位置させ、この送風通路を床面付近に開口させるようにすることもできる。このように送風通路を床面付近に開口させれば、天井から噴出されたエアを床面から吸い込むことになるので、エアを室内全体に効率よく循環させることができる。
【0010】
上記のように送風機8によってエアを強制的に流通させているので、パネル本体aのうち天井懐7側に面した一方の面において熱伝達されたエアが室内側に供給されることになる。したがって、パネル本体aの一方の面と他方の面との両面が伝熱面積となる。このようにパネル本体aの両面が伝熱面積になるので、一方の面だけしか伝熱面積になり得なかった従来の装置よりも、その熱効率が飛躍的に向上する。
また、上記パネル本体aには多数のエア流通孔3を形成し、このエア流通孔3を介してエアが室内側に噴出されるようにしているので、このエア流通孔3の内側面でも、エアの熱伝達がおこなわれる。したがって、より一層、伝熱面積を大きくすることができ、その分、熱効率の向上を図ることができる。
【0011】
さらに、上記エア流通孔3を介してエアが噴出されれば、パネル本体aの室内に面した他方の面では空気の誘引作用が働く。つまり、この他方の面において、室内の空気がエア流通孔3に引き寄せられる。そして、この引き寄せられた空気に対して、パネル本体aの室内に面した他方の面で熱伝達がおこなわれる。したがって、この他方の面では、熱伝達率が上昇し、より一層、パネル本体a全体での熱効率を向上させることができる。
なお、上記エア流通孔3を通過する風速が上昇すれば、それに伴って誘引作用も増加する。また、エア流通孔3の直径が小さければ、同じ風量であっても風速が上昇し、誘引作用も増加する。つまり、エア流通孔3を通過するときの風速を上昇させることによって、上記パネル本体aの熱効率をさらに向上させることができる。
【0012】
なお、この実施例では、パネル本体aを天井に設けた場合について説明したが、このパネル本体aを壁面や床面に設けてもよいこと当然である。ただし、パネル本体aを壁面や床面に設けた場合には、パネル本体aの裏側にエアが流通する空間を形成しなければならない。
【0013】
また、送風装置として、送風機8を用いるようにしているが、これに限ったものではない。例えば、外調機や除湿機など、エアを強制的に流通できるものであれば何でもよい。
さらに、アルミ製のパネル本体aを用いているが、このようにアルミ製にしたのは、熱伝導性に優れているからである。したがって、熱伝導性に優れた他の金属やスレート板等をパネル本体aとして用いてもよい。ただし、軽量化を考慮すれば、アルミ製が望ましい。
【0014】
また、パネル本体aにはパイプマットmの放熱パイプ4を敷設して流体流路を設けたが、パネル本体aに1本のパイプを蛇行させるようにして設けてもよい。この場合には、パイプが位置するところ以外のところにエア流通孔を形成し、そのエア流通孔がパイプでふさがれないようにする必要がある。いずれにしても、パイプ本体aに設けるパイプはどのようなものであってもよいもので、要は、冷房用流体あるいは暖房用流体を流通させる機能を持っていればよいものである。さらに、パネル本体aに流体流路としての孔を直接形成してもよい。
【0015】
【発明の効果】
この第1〜3の発明の冷暖房装置によれば、パネル本体の両面を伝熱面積として利用できるので、その熱効率を飛躍的に向上させることができる。
第4の発明の冷暖房装置によれば、パネル本体の両面において、エアを強制的に循環させられるので、熱効率はさらに向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプマットを敷設したパネル本体の断面図である。
【図2】パイプマットを敷設したパネル本体の平面図である。
【図3】パネル本体を天井に設けた使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
a パネル本体
3 エア流通孔
m 流体流路を構成するパイプマット
8 送風機

Claims (4)

  1. 流体を流す流体流路を設けたパネル本体に、このパネル本体を貫通するエア流通孔を多数形成し、上記流体流路に流体を流通させるとともに、上記エア流通孔にエアを流通させる冷暖房装置。
  2. パネル本体の一方の面にパイプを敷設し、このパイプを流体流路にしてなる請求項1記載の冷暖房装置。
  3. パネル本体内に流体流路を形成した請求項1記載の冷暖房装置。
  4. パネル本体の一方の面から他方の面に、強制的にエアを流通させるための送風装置を設けた請求項1〜3のいずれか1に記載の冷暖房装置。
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