JP2004196099A - Air cleaning device for vehicle - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an air cleaning device for a vehicle capable of effectively removing odor in a cabin at parking even at low temperatures where the odor tends to remain in the cabin. <P>SOLUTION: The air cleaning device for a vehicle has an auxiliary heater 8 in the air conditioner 1 for the vehicle and when the temperature in the cabin by a temperature sensor is lower than a predetermined temperature at parking, the auxiliary heater is operated to make the inside of the cabin warm. Simultaneously, when the odor in the cabin measured by an odor sensor 3 is a predetermined value or more, the odor in the cabin is removed by operating a ventilation function of the air conditioner or operating an air cleaner 5 provided in the cabin. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車中において車室内の臭いを除去する車両用空気浄化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
車両においては、その使用時に車室内に不快な臭気が染み込んでしまうことは、しばしば経験することである。この不快な臭気、例えば煙草の残り臭等が次回の乗車時まで残存したとき、乗員に不快感を与える。これらの残存臭は、一般に車両の部材に対して付着し、染み込んでいる場合が多い。
【０００３】
この車室内の不快な臭気を除去する手段として、駐車時の換気や駐車時の空気清浄機の運転等が考えられる。即ち、例えば、本出願人は、特願２００２−８６２６２号において、車室内に空気浄化装置を設けて、乗員が搭乗する前に空気浄化装置を作動させて、予め車室内の空気を清浄化することができる車両用空気浄化装置を提案している。この車両用空気浄化装置には、サブバッテリが設けられていて、このサブバッテリで駐車中において空気浄化装置を作動させて、車室内の空気を浄化するようにしたものである。
【０００４】
しかしながら、臭いが車両部材に染み込んでいるような場合、臭気が車両部材からなかなか出て来ないため、この臭いが染み込んだ車両部材からの臭いの放出を何等かの手段で促進しないと、車室内の完全な臭気除去は困難であり、特に外気温が低いときには、この臭気を排出することが難しかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、車室内に不快な臭気が残存し易い低外気温時にも、駐車時において有効に車室内の臭いを除去することができる車両用空気浄化装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の車両用空気浄化装置を提供する。
請求項１に記載の車両用空気浄化装置は、車両用空調装置内に車室内の臭いを有する車両部材を暖めるための加熱手段を設けたものであり、これにより、駐車時に車室内の温度が低温であっても、加熱手段を作動し車両部材を暖めることで臭いを放出し易くし、車室内から効率良く臭いを除去することができる。
請求項２の車両用空気浄化装置は、車両用空調装置の換気機能を利用して駐車時に車室内の臭いを排出しようとするものであり、車両用空調装置内の加熱手段と協同することにより、車室内の臭いの染み込んだ車両部材から臭いを放出させ、その臭いを車室外に排出することで、効果的に臭いを除去できる。
【０００７】
請求項３に記載の車両用空気浄化装置は、車両用空調装置内に車室内の臭いを有する車両部材を暖めるための加熱手段を、車室内に該車室内の臭いを除去する空気清浄機を有していて、駐車時の車室内の臭い及び温度の情況に応じて、加熱手段及び空気清浄機又は空気清浄機のみの作動を決めるようにしたものであり、これにより、車室内の温度が低いときでも高いときでも一様に車室内の臭いを駐車時に除去することが可能となる。
請求項４の車両用空気浄化装置は、夏期においては、駐車後、所定時間を経た後に空気清浄機を作動させるようにしたものであり、これは夏期においては放置しても自然に車両が暖まるのを利用したもので、加熱手段を作動させることなく、車室内の臭いを除去することができる。
【０００８】
請求項５の車両用空気浄化装置は、夏期以外の時期では、駐車直後から所定時間、空気清浄機を作動させるようにしたものであり、これは、車両を止めた直後は、車両の運転中に車両用空調装置を作動させていた余熱が車室内に残っていることを期待して、この余熱が車両部材の臭いを放出するので、車室内から臭いを効果的に除去できることを狙ったものである。
請求項６の車両用空気浄化装置は、夏期以外の時期では、駐車直後から所定時間、加熱手段を作動させるようにしたものであり、これにより、駐車直後から車室内を暖めることができ車両部材からの臭いの放出を促進でき、空気清浄機の作動と相俟って車室内の臭いを効果的に除去できる。
【０００９】
請求項７の車両用空気浄化装置は、空気清浄機の作動時間を駐車直後の車室内の温度に基づいて決めるようにしたものであり、これにより、車室内の温度の高低に関係なく、一様に車室内の臭いを除去することができる。
請求項８の車両用空気浄化装置は、車室内の温度の情況をアシストするために、日射センサ及び外気温センサを更に設けたものであり、これにより、車室内の温度の情況を適確に推定することができ、空気清浄機の作動時間の設定に生かせる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態の車両用空気浄化装置について説明する。図１は、本発明の第１実施形態の車両用空気浄化装置の概略の全体構成を示している。第１実施形態の車両用空気浄化装置は、車両用空調装置１の空調用ブロワ１１と外気導入換気口１２、車室内の温度センサ２、車室内の臭いセンサ（ガスセンサ）３、車両用空調装置１内に設けられた加熱手段としての駐車暖房用補助ヒータ８及びコントローラ４とから構成されている。
【００１１】
この車両用空調装置１は、車両外から外気を取り入れる外気導入換気口１２を備えていて、駐車時にコントローラ４からの入力によって、その内部に設置してある空調用ブロワ１１を作動させて、車室内の臭いを排出するための換気を行うことができる。
車室内の温度を検出する温度センサ２は、一般にサーミスタ等の温度により抵抗変化を生じることで温度を検出するセンサを使用しており、この温度センサ２の温度信号がコントローラ４に入力される。
車室内の臭いを検出する臭いセンサ（ガスセンサ）３は、ＨＣやＣＯといった臭いの成分がその表面に付着することによって抵抗変化を生じることで臭いを検出するセンサであり、この臭いセンサ３の臭い信号がコントローラ４に入力される。
【００１２】
コントローラ４は、基本的にバッテリから電源を直接給電されており、車両の運転時・駐車時（非運転時）にイグナイタ（ＩＧ）または自動燃焼制御装置（ＡＣＣ）のＯＮ／ＯＦＦによって判断することができ、かつ温度センサ２及び臭いセンサ３の温度情報及び臭い情報を運転時と駐車時に入力判定することができ、コントローラ４からの出力により、空調用ブロワ１１、外気導入換気口１２の開閉及び後述の駐車時暖房用補助ヒータ８の作動を制御する。
【００１３】
加熱手段としての駐車時暖房用補助ヒータ８は、エンジンの冷却水を利用するヒータコアや空調装置をホットガスサイクル運転（暖房運転）した場合の蒸発器等も考えられるが、本発明では、専用の電熱ヒータを想定しているものである。この補助ヒータ８の電源としては、バッテリを使用し、コントローラ４によってその作動をコントロールしている。
【００１４】
図１は、第１実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の実施例を示すフローチャートである。このフローチャートに基づいて、第１実施形態の車両用空調装置の作動を説明する。まず、ステップＳ１でイグナイタ（ＩＧ）がＯＮかどうかを確認する。イグナイタがＯＮの場合（車両が運転中）は、通常の車両用空気調和装置１の作動を行う。イグナイタがＯＮでない場合、即ち車両が非運転（駐車）状態にあるときは、ステップＳ２に移り、臭いセンサ３が車室内の臭いを検出し、その臭いが一定の臭度以上でないときは、空調用ブロワ１１の作動を止めて、換気を中止し（ステップＳ３）、臭いが一定の臭度以上であるときは、コントローラ４により外気導入換気口１２を開放し、空調用ブロワ１１を作動して車室内の換気を実施する（ステップＳ４）。また、温度センサ２によって車室内の温度を検出し、その温度が一定温度以上であるときは、駐車時暖房用補助ヒータ８の作動を中止する（ステップＳ６）。また、その温度が一定温度以上でないときは、ステップＳ７に移りコントローラ４により補助ヒータ８を作動を開始して、車室内を暖める。
【００１５】
このようにして、第１実施形態の車両用空気浄化装置では、車両の駐車時に臭いセンサ３によって車室内に臭いが存在する場合、車両用空調装置を利用して換気作動させることによって車室内の臭いを除去できる。しかも、気温が低く、車室内の内装等の車両部材に臭いが染み込んで、臭い成分が車両部材からなかなか放出されず、臭いを除去する効果が十分に発揮できない場合にあっても、車室内の温度が低い、例えば１０℃以下の場合には、換気の作動と同時に駐車時暖房用補助ヒータ８を作動することによって車室内を暖め、臭い成分を内装等から追い出して、臭い除去効果を促進することができる。
【００１６】
図３は、本発明の第２実施形態の車両用空気浄化装置の概略の全体構成を示す図である。第２実施形態の車両用空気浄化装置は、車室内の温度センサ２、車室内の臭いセンサ（ガスセンサ）３、浄化用ブロワ５１と脱臭フィルタ５２を有する空気清浄機５、車両用空調装置内に設けられた駐車時暖房用補助ヒータ８と空調用ブロワ１１、及びコントローラ４とから構成されている。温度センサ２、臭いセンサ３、補助ヒータ８及び空調用ブロワ１１は、第１実施形態と同様のものを使用するので、説明は省略する。
【００１７】
第１実施形態の車両用空気浄化装置では、換気を行う空調装置を使用して車室内の臭いを除去していたが、この第２実施形態の車両用空気浄化装置では、換気を行う空調装置の代りに、空気清浄機５を使用して車室内の臭いを除去するようにしている。即ち、駐車中にコントローラ４によって空気清浄機５の浄化用ブロワ５１を作動させることにより、車室内の臭いを含んだ空気を脱臭フィルタ５２に送ることによって臭いを除去する。脱臭フィルタ５２としては、例えばハニカム担体に添付された活性炭よりなるフィルタを使用する。なお、浄化用ブロワ５１の電源は、車両用バッテリか又は空気清浄機５に内蔵されたバッテリを使用する。太陽電池等の他の電源を使用することもできる。
【００１８】
また、この第２実施形態においても、温度センサ２により車室内の温度が一定温度以上でないときには、コントローラ４により空調用ブロワ１１及び補助ヒータ８を作動して、車室内の内装等の臭いを有する車両部材を暖めて、臭いを放出し易くすることで、臭いの除去を有効に行える。
【００１９】
図４は、本発明の第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の第１実施例を示すフローチャートである。このフローチャートに基づいて第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動について説明する。まずステップＳ１０でイグナイタ（ＩＧ）がＯＮかどうかが判定される。ＯＮである場合は、通常の車両用空調装置の作動を行う。ＯＮでない場合は、即ち車両が駐車中はステップＳ１１に移り、臭いセンサ３が車室内の臭いを検出し、その臭いが一定の臭度以上でないときは、空気清浄機５の浄化用ブロワ５１を動作せずに停止し（ステップＳ１２）、臭いが一定の臭度以上であるときは、空気清浄機５の浄化用ブロワ５１を運転し、車室内の臭いを取り除く（ステップＳ１３）。
【００２０】
同時に、温度センサ２によって車室内の温度を検出し、その温度が一定温度以上であれば、補助ヒータ８の作動を行わない（ステップＳ１５）。室温が一定温度以上でないならば、空調用ブロワ１１と補助ヒータ８をコントロール４によって作動させることで、室温を上昇させる。このようにして、第２実施形態の車両用空気浄化装置でも、第１実施形態と同様に車室内に染み込んだ臭いを有効に除去することができる。
【００２１】
図５は、第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の第２実施例を示すフローチャートである。このフローチャートに基づいて第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動について説明する。まずステップＳ２０でイグナイタ（ＩＧ）がＯＮかどうかが判定される。ＯＮの場合は、通常の車両用空調装置の作動を行う。ＯＮでない場合は、即ち車両が駐車中はステップＳ２１に移り、臭いセンサ３が車室内の臭いを検出し、その臭いが一定の臭度以上でないときは、空気清浄機５の浄化用ブロワ５１を動作せずに停止し（ステップＳ２２）、その臭いが一定の臭度以上のときは、ステップＳ２３に移り、現在は夏期かどうかがコントローラ４で判断され、夏期でない場合はステップＳ２４に移り、イグナイタ（ＩＧ）がＯＦＦ直後から２時間の間（０＜ｔ＜２ｈ）は（ステップＳ２４）、空気清浄機５が運転される（ステップＳ２６）。２時間を経過後は、空気清浄機５が停止される。
夏期である場合は、ステップＳ２５に移り、イグナイタ（ＩＧ）のＯＦＦ後の時間ｔが１．５ｈ＜ｔ＜２ｈの間、即ちイグナイタがＯＦＦ後１時間半から２時間の間で、空気清浄機５が運転され、それ以外の時間帯は、空気清浄機５が停止している。
【００２２】
この第２実施形態の車両用空気浄化装置の第２実施例の作動では、上述した実施例の作動のような補助ヒータ８を使用して暖気運転を行う代りに、車両のイグナイタ（ＩＧ）をＯＦＦ直後は、車両がそれ以前の運転中に空調装置が作動されて或る程度の空調が行われ、車室内が暖気されていたことを予測し、その暖房の熱が車室内に残っていることを期待して、イグナイタ（ＩＧ）をＯＦＦした直後から空気清浄機５を作動して空気の浄化を行っている。
また夏期においては、外気温の影響により車両を放置しておいた方が自然に車両が暖まるので、車両がある一定時間以外放置された後、即ち、イグナイタ（ＩＧ）をＯＦＦ後、一定時間放置した後に空気清浄機５を作動して、車室内の臭いを除去するようにしている。
【００２３】
図６は、第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の第３実施例を示すフローチャートである。このフローチャートに基づいて第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動について説明する。まず、ステップＳ３０でイグナイタ（ＩＧ）がＯＮかどうかが判定され、ＯＮの場合は、通常の車両用空調装置の作動が行われる。ＯＮでない場合は、ステップＳ３１に移り、臭いセンサ３が車室内の臭いを検出し、その臭いが一定の臭度以上でない場合には、空気清浄機５の浄化用ブロワ５１を作動せず、停止し（ステップＳ３２）、臭いが一定の臭度以上の場合は、ステップＳ３３に移り、現在の季節が夏期かどうかが判断され、夏期である場合は、イグナイタ（ＩＧ）がＯＦＦ後の時間ｔが１．５ｈ＜ｔ＜２ｈの間にあるかが判断され（ステップＳ３４）、車両が停車後（ＩＧのＯＦＦ後）、１時間半から２時間の間で空気清浄機５が運転される（ステップＳ３９）。
【００２４】
夏期でない場合は、ステップＳ３３からステップＳ３５に移り、イグナイタ（ＩＧ）のＯＦＦ後の時間ｔが、０＜ｔ＜２ｈであるかどうか、次いでステップＳ３６で、０＜ｔ＜１ｈであるかどうかが判断される。こうして、イグナイタ（ＩＧ）のＯＦＦ直後から１時間の間は、コントローラ４が補助ヒータ８及び空調用ブロワ１１を作動して（ステップＳ３７）、車室内を暖めると共に空気清浄機５を作動する（ステップＳ３９）。また、イグナイタのＯＦＦ後、１時間から２時間の間は、補助ヒータ８及び空調用ブロワ１１の作動を停止する（ステップＳ３８）と共に空気清浄機５を作動したままにする（ステップＳ３９）。イグナイタ（ＩＧ）のＯＦＦ後、２時間を経過したら空気清浄機５の運転を停止する（ステップＳ３５→ステップＳ３２）。
【００２５】
このように、図６に示す第２実施形態の車両用空気浄化装置の第３実施例の作動形態では、図５に示す第２実施例の作動形態に対して、低外気温時に補助ヒータ８を作動することによって、車室内の空気の浄化をアシストしている。
【００２６】
図７は、第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の第４実施例を示すフローチャートである。このフローチャートに基づいて第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動について説明する。まず、ステップＳ４０においてイグナイタ（ＩＧ）がＯＮであるかどうかが判定され、ＯＮである場合は、通常の車両用空調装置の作動が行われる。ＯＮでない場合は、ステップＳ４１に移り、臭いセンサ３が車室内の臭いを検出し、その臭いが一定の臭度以上でない場合は、空気清浄機５は作動しない（ステップＳ５０）。臭いが一定の臭度以上の場合は、ステップＳ４２に移り、現在の季節が夏期かどうかが判断され、夏期の場合は、イグナイタ（ＩＧ）がＯＦＦ後の時間ｔが、１．５ｈ＜ｔ＜２ｈであるかどうかが判断され（ステップＳ４３）、車両が停車後（ＩＧのＯＦＦ後）、１時間半から２時間の間で空気清浄機５が運転される（ステップＳ４９）。
【００２７】
夏期でない場合は、ステップＳ４５に移り、イグナイタ（ＩＧ）のＯＦＦ後の時間ｔが、０＜ｔ＜Ｘｈであるかが判断される。その場合、係数Ｘとしては、ステップＳ４４のグラフに示されるように、温度センサ２で検出された車室内の温度に基づいて決める。即ち、車室内温度が１５℃以下であるなら、係数Ｘ＝２が選定され、１５℃以上であるなら係数Ｘ＝１．５が選定される。次いで、ステップＳ４６に移り、イグナイタのＯＦＦ後の時間ｔが、０＜ｔ＜１ｈであるかどうかが判断され、この時間ｔが１時間以内であれば、即ち、イグナイタのＯＦＦ直後から１時間の間、補助ヒータ８と空調用ブロワ１１がコントローラ４により作動され、車室内を暖める。同時に空気清浄機５も運転される（ステップＳ４９）。
【００２８】
イグナイタのＯＦＦ後、１時間が経過したら補助ヒータ８と空調用ブロワ１１の作動が停止される（ステップＳ４８）。空気清浄機５はそのまま運転を続ける（ステップＳ４９）。
イグナイタのＯＦＦ後、Ｘ時間が経過したら、即ち駐車時の車室内の温度が１５℃以下であったら２時間経過後、１５℃以上であったら１．５時間経過後に、空気清浄機５の運転を停止する（ステップＳ５０）。
【００２９】
このように、第２実施形態の車両用空気浄化装置の第４実施例の作動形態においては、夏期以外のケースにおいては、駐車時の車室内の温度により、空気清浄機５の作動時間Ｘ、即ち空気浄化を行う時間Ｘ、を可変するようにしている。これによって、効率的に車室内の臭いを除去するようにしている。
【００３０】
図８は、本発明の第３実施形態の車両用空気浄化装置の概略の全体構成を示す図である。この第３実施形態では、先の第２実施形態の車両用空気浄化装置の構成に加えて、更に日射センサ６と外気温センサ７とを設けている。
これは、上記した第４実施例の作動形態において、空気浄化を行う時間Ｘを環境温度として車室内の温度に基づいて決めていたが、これを日射センサ６及び外気温センサ７の情報を加味することにより、この第３実施形態では、環境温度の推定をアシストすることができ、空気浄化を行う時間Ｘをもっと緻密に決めることができる。
【００３１】
更に、上記した第１〜第３実施形態の車両用空気浄化装置では、車室内の内装等の車両部材に染み込んだ臭い成分を追い出すための加熱手段として、駐車時暖房用補助ヒータ８を使用しているが、車両部材にシートヒータを設けて、補助ヒータ８と同時にこのシートヒータを作動させて、車両部材から臭いを追い出すようにすることも可能である。
【００３２】
以上説明したように、本発明においては、気温が低く、車室内の臭いの除去が難かしい駐車時においても、車室内を暖め、車両部材に染み込んだ臭い成分を放出し易くすることで、車室内の臭いを有効に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態の車両用空気浄化装置の概略の全体構成を示す図である。
【図２】第１実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の実施例を示すフローチャートである。
【図３】本発明の第２実施形態の車両用空気浄化装置の概略の全体構成を示す図である。
【図４】第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の第１実施例を示すフローチャートである。
【図５】第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の第２実施例を示すフローチャートである。
【図６】第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の第３実施例を示すフローチャートである。
【図７】第２実施形態の車両用空気浄化装置の作動形態の第４実施例を示すフローチャートである。
【図８】本発明の第３実施形態の車両用空気浄化装置の概略の全体構成を示す図面である。
【符号の説明】
１…車両用空調装置
１１…空調用ブロワ
１２…外気導入換気口
２…温度センサ
３…臭いセンサ（ガスセンサ）
４…コントローラ
５…空気清浄機
５１…浄化用ブロワ
５２…脱臭フィルタ
６…日射センサ
７…外気温センサ
８…駐車時暖房用補助ヒータ（補助ヒータ）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle air purification device that removes odor in a vehicle compartment during parking.
[0002]
[Prior art]
In vehicles, it is often experienced that unpleasant odors permeate the cabin during use. When the unpleasant odor, such as the remaining odor of cigarettes, remains until the next riding, it gives the occupant an unpleasant sensation. These residual odors generally adhere to vehicle members and often permeate.
[0003]
As means for removing the unpleasant odor in the vehicle interior, ventilation at the time of parking, operation of an air cleaner at the time of parking, and the like can be considered. That is, for example, in Japanese Patent Application No. 2002-86262, the present applicant provides an air purifier in a vehicle cabin, activates the air purifier before an occupant gets on board, and purifies air in the vehicle cabin in advance. A vehicle air purification device that can be used. The vehicle air purification device is provided with a sub-battery, and operates the air purification device during parking with the sub-battery to purify the air in the vehicle compartment.
[0004]
However, when the odor permeates the vehicle member, the odor does not easily come out of the vehicle member. Therefore, if the odor is not promoted by any means from the vehicle member impregnated with the odor, the interior of the vehicle must be promoted. It was difficult to completely remove the odor, and it was difficult to discharge this odor, especially when the outside temperature was low.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide a vehicle capable of effectively removing the odor in a vehicle compartment during parking even at a low outside temperature where an unpleasant odor tends to remain in the vehicle compartment. An object of the present invention is to provide an air purification device for use.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides, as means for solving the above-mentioned problems, an air purifying device for a vehicle according to the claims.
The vehicle air purification device according to claim 1 is provided with a heating means for heating a vehicle member having a odor in the vehicle compartment in the vehicle air conditioner, whereby the temperature in the vehicle compartment during parking is reduced. Even when the temperature is low, the odor is easily released by activating the heating means and heating the vehicle members, and the odor can be efficiently removed from the vehicle interior.
The air purifying device for a vehicle according to the second aspect intends to exhaust the odor in the vehicle interior during parking by utilizing the ventilation function of the air conditioner for the vehicle, and cooperates with the heating means in the air conditioner for the vehicle. The odor can be effectively removed by discharging the odor from the vehicle member into which the odor is soaked in the vehicle compartment and discharging the odor out of the vehicle compartment.
[0007]
The air purifying apparatus for a vehicle according to claim 3, further comprising a heating means for warming a vehicle member having a odor in the vehicle interior in the air conditioner for the vehicle, and an air purifier for removing the odor in the vehicle interior in the vehicle interior. The heating means and the operation of only the air purifier or the air purifier are determined according to the smell and temperature of the cabin at the time of parking, whereby the temperature of the cabin is reduced. It is possible to uniformly remove the odor in the vehicle cabin at the time of parking, even when the vehicle is low or high.
According to a fourth aspect of the present invention, in the summer, in a summer, the air purifier is operated after a predetermined time has elapsed after parking, and in the summer, the vehicle warms up naturally even if left unattended in the summer. The odor in the passenger compartment can be removed without operating the heating means.
[0008]
According to a fifth aspect of the present invention, the air purifying apparatus for a vehicle is configured to operate the air purifier for a predetermined time immediately after parking during a period other than the summer season. Expecting that the surplus heat that was operating the vehicle air conditioner remains in the cabin, this surplus heat releases the odor of the vehicle members, so that the odor can be effectively removed from the cabin. It is.
The vehicle air purification device according to claim 6 is characterized in that the heating means is operated for a predetermined time immediately after parking in a period other than summer, whereby the vehicle interior can be warmed immediately after parking. Release of the odor from the vehicle, and the odor in the passenger compartment can be effectively removed in conjunction with the operation of the air purifier.
[0009]
According to a seventh aspect of the present invention, the operation time of the air purifier is determined based on the temperature in the passenger compartment immediately after parking. Thus, the odor in the vehicle compartment can be removed.
The vehicle air purification device according to claim 8 is further provided with a solar radiation sensor and an outside air temperature sensor in order to assist the condition of the temperature in the vehicle compartment, whereby the condition of the temperature in the vehicle compartment can be accurately determined. It can be estimated and used for setting the operation time of the air purifier.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a vehicle air purification device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a schematic overall configuration of a vehicle air purification device according to a first embodiment of the present invention. The air purifying apparatus for a vehicle according to the first embodiment includes an air conditioning blower 11 and an outside air introduction vent 12 of a vehicle air conditioner 1, a temperature sensor 2 in a vehicle interior, an odor sensor (gas sensor) 3 in a vehicle interior, an air conditioning system for a vehicle. The parking heater 1 includes a parking heating auxiliary heater 8 as a heating unit and a controller 4.
[0011]
The vehicle air conditioner 1 is provided with an outside air introduction ventilation opening 12 for taking in outside air from outside the vehicle, and operates an air conditioning blower 11 installed therein by an input from the controller 4 during parking, thereby Ventilation to exhaust indoor odors can be provided.
The temperature sensor 2 that detects the temperature in the vehicle compartment generally uses a sensor that detects a temperature by causing a resistance change due to the temperature of a thermistor or the like, and a temperature signal of the temperature sensor 2 is input to the controller 4.
The odor sensor (gas sensor) 3 for detecting the odor in the vehicle compartment is a sensor for detecting odor by causing a change in resistance due to odor components such as HC and CO adhering to its surface. The signal is input to the controller 4.
[0012]
The controller 4 is basically supplied with power directly from a battery, and determines whether the igniter (IG) or the automatic combustion control device (ACC) is ON / OFF when the vehicle is driving or parking (when not driving). In addition, the temperature information and the odor information of the temperature sensor 2 and the odor sensor 3 can be input and determined at the time of driving and parking. The operation of a parking heating auxiliary heater 8 described later is controlled.
[0013]
The parking heating auxiliary heater 8 as the heating means may be a heater core using the cooling water of the engine, an evaporator when the air conditioner is operated in a hot gas cycle (heating operation), and the like. An electric heater is assumed. A battery is used as a power source for the auxiliary heater 8, and its operation is controlled by the controller 4.
[0014]
FIG. 1 is a flowchart illustrating an example of an operation mode of the vehicle air purification device according to the first embodiment. The operation of the vehicle air conditioner according to the first embodiment will be described based on this flowchart. First, in step S1, it is checked whether the igniter (IG) is ON. When the igniter is ON (when the vehicle is driving), the normal operation of the vehicle air conditioner 1 is performed. When the igniter is not ON, that is, when the vehicle is in a non-driving (parking) state, the process proceeds to step S2, and the odor sensor 3 detects the odor in the vehicle compartment. The operation of the air blower 11 is stopped to stop ventilation (step S3). When the odor is equal to or higher than a certain odor, the controller 4 opens the outside air introduction vent 12 and activates the air conditioning blower 11. Ventilation of the vehicle interior is performed (step S4). Further, the temperature sensor 2 detects the temperature in the vehicle compartment, and when the temperature is equal to or higher than a certain temperature, the operation of the parking heating auxiliary heater 8 is stopped (step S6). If the temperature is not equal to or higher than the predetermined temperature, the process proceeds to step S7, in which the controller 4 starts the operation of the auxiliary heater 8 to warm the vehicle interior.
[0015]
In this manner, in the vehicle air purification device of the first embodiment, when an odor is present in the vehicle interior by the odor sensor 3 when the vehicle is parked, the vehicle air conditioner is used to perform a ventilation operation to thereby perform the ventilation operation in the vehicle interior. Can remove odor. Moreover, even when the temperature is low and the odor penetrates into the vehicle components such as the interior of the vehicle compartment, the odor component is not easily released from the vehicle components, and the effect of removing the odor cannot be sufficiently exerted, When the temperature is low, for example, 10 ° C. or less, the vehicle interior is warmed by activating the parking heating auxiliary heater 8 at the same time as the ventilation is activated, and the odor component is expelled from the interior and the like, thereby promoting the odor removal effect. be able to.
[0016]
FIG. 3 is a diagram showing the general overall configuration of a vehicle air purification device according to a second embodiment of the present invention. The vehicle air purification device according to the second embodiment includes a temperature sensor 2 in the vehicle interior, an odor sensor (gas sensor) 3 in the vehicle interior, an air purifier 5 having a purification blower 51 and a deodorizing filter 52, and an air conditioner for the vehicle. It comprises an auxiliary heater 8 for heating when parking, an air blower 11 for air conditioning, and the controller 4. The temperature sensor 2, the odor sensor 3, the auxiliary heater 8, and the air-conditioning blower 11 are the same as those in the first embodiment, and the description is omitted.
[0017]
In the air purifying apparatus for a vehicle according to the first embodiment, the odor in the passenger compartment is removed by using an air conditioner that performs ventilation. However, in the air purifying apparatus for a vehicle according to the second embodiment, an air conditioning apparatus that performs ventilation Instead, the air purifier 5 is used to remove the odor in the passenger compartment. That is, the controller 4 activates the purifying blower 51 of the air purifier 5 by the controller 4 to send the air containing the odor in the vehicle compartment to the deodorizing filter 52 to remove the odor. As the deodorizing filter 52, for example, a filter made of activated carbon attached to a honeycomb carrier is used. As a power source of the purifying blower 51, a battery for a vehicle or a battery built in the air cleaner 5 is used. Other power sources, such as solar cells, can also be used.
[0018]
Also in the second embodiment, when the temperature inside the vehicle compartment is not higher than the predetermined temperature by the temperature sensor 2, the air conditioner blower 11 and the auxiliary heater 8 are operated by the controller 4 so that the interior of the vehicle compartment has an odor. The odor can be effectively removed by warming the vehicle members to easily release the odor.
[0019]
FIG. 4 is a flowchart showing a first example of an operation mode of the vehicle air purification device according to the second embodiment of the present invention. The operation of the vehicle air purification device according to the second embodiment will be described based on this flowchart. First, in step S10, it is determined whether the igniter (IG) is ON. If it is ON, the normal operation of the vehicle air conditioner is performed. If it is not ON, that is, if the vehicle is parked, the process proceeds to step S11, and the odor sensor 3 detects the odor in the vehicle compartment. If the odor is not equal to or more than a certain odor, the purifying blower 51 of the air purifier 5 is turned on. It stops without operating (step S12), and when the odor is equal to or higher than a certain odor, the purifying blower 51 of the air purifier 5 is operated to remove the odor in the vehicle compartment (step S13).
[0020]
At the same time, the temperature inside the vehicle compartment is detected by the temperature sensor 2, and if the temperature is equal to or higher than a certain temperature, the operation of the auxiliary heater 8 is not performed (step S15). If the room temperature is not equal to or higher than the certain temperature, the air conditioner blower 11 and the auxiliary heater 8 are operated by the control 4 to raise the room temperature. In this way, the vehicle air purification device according to the second embodiment can also effectively remove the odor that has permeated the vehicle interior, as in the first embodiment.
[0021]
FIG. 5 is a flowchart illustrating a second example of the operation mode of the vehicle air purification device according to the second embodiment. The operation of the vehicle air purification device according to the second embodiment will be described based on this flowchart. First, in step S20, it is determined whether the igniter (IG) is ON. If it is ON, the normal operation of the vehicle air conditioner is performed. If it is not ON, that is, if the vehicle is parked, the process proceeds to step S21, and the odor sensor 3 detects the odor in the vehicle compartment. If the odor is not equal to or more than a certain odor, the purifying blower 51 of the air purifier 5 is turned on. It stops without operating (step S22), and when the odor is equal to or more than a certain odor, the process proceeds to step S23. The controller 4 determines whether it is summer or not, and if it is not summer, the process proceeds to step S24 and the igniter. For two hours (0 <t <2h) immediately after (IG) is turned off (0 <t <2h) (step S24), the air purifier 5 is operated (step S26). After 2 hours, the air purifier 5 is stopped.
If it is summer, the process proceeds to step S25, where the time t after the igniter (IG) is turned off is 1.5h <t <2h, that is, between 1.5 hours and 2 hours after the igniter is turned off. 5 is operated, and the air purifier 5 is stopped at other times.
[0022]
In the operation of the second example of the vehicle air purification device of the second embodiment, the igniter (IG) of the vehicle is used instead of performing the warm-up operation using the auxiliary heater 8 as in the operation of the above-described example. Immediately after the vehicle is turned off, it is predicted that the air conditioner is operated during the previous operation of the vehicle to perform a certain degree of air conditioning, and that the interior of the vehicle is warmed up, and the heat of the heating remains in the interior of the vehicle. In anticipation of this, the air purifier 5 is operated immediately after the igniter (IG) is turned off to purify the air.
Also, in the summer, the vehicle naturally warms up if the vehicle is left unattended due to the influence of the outside temperature. Therefore, after the vehicle is left for a certain period of time, that is, after turning off the igniter (IG), the vehicle is left for a certain period of time. After that, the air purifier 5 is operated to remove the odor in the passenger compartment.
[0023]
FIG. 6 is a flowchart illustrating a third example of the operation mode of the vehicle air purification device according to the second embodiment. The operation of the vehicle air purification device according to the second embodiment will be described based on this flowchart. First, in step S30, it is determined whether the igniter (IG) is ON. If the igniter (IG) is ON, the normal operation of the vehicle air conditioner is performed. If it is not ON, the process proceeds to step S31, and the odor sensor 3 detects the odor in the vehicle compartment. If the odor is not higher than a certain odor, the purifying blower 51 of the air purifier 5 is not operated and stopped. Then, if the odor is equal to or more than a certain odor, the process proceeds to step S33, and it is determined whether the current season is summer. If it is summer, the time t after the igniter (IG) is turned off is set to t. It is determined whether 1.5h <t <2h (step S34), and after the vehicle stops (after the IG is turned off), the air purifier 5 is operated for one and a half to two hours (step S34). S39).
[0024]
If it is not summer, the process moves from step S33 to step S35, where it is determined whether the time t after turning off the igniter (IG) is 0 <t <2h, and then whether it is 0 <t <1h in step S36. Is determined. Thus, for one hour immediately after the igniter (IG) is turned off, the controller 4 operates the auxiliary heater 8 and the air-conditioning blower 11 (step S37) to warm the vehicle interior and to operate the air purifier 5 (step S37). S39). After turning off the igniter, the operation of the auxiliary heater 8 and the air-conditioning blower 11 is stopped for one hour to two hours (step S38), and the air cleaner 5 is kept operating (step S39). When two hours have passed after the igniter (IG) is turned off, the operation of the air purifier 5 is stopped (step S35 → step S32).
[0025]
As described above, in the operation mode of the third example of the vehicle air purification device according to the second embodiment shown in FIG. 6, the auxiliary heater 8 at the time of low outside air temperature is different from the operation mode of the second example shown in FIG. By actuating, air purification in the vehicle interior is assisted.
[0026]
FIG. 7 is a flowchart illustrating a fourth example of the operation mode of the vehicle air purification device according to the second embodiment. The operation of the vehicle air purification device according to the second embodiment will be described based on this flowchart. First, in step S40, it is determined whether or not the igniter (IG) is ON. If it is ON, the normal operation of the vehicle air conditioner is performed. If it is not ON, the process proceeds to step S41, and the odor sensor 3 detects the odor in the vehicle compartment. If the odor is not equal to or higher than a certain odor, the air purifier 5 does not operate (step S50). If the odor is equal to or more than a certain odor, the process proceeds to step S42, and it is determined whether the current season is summer. In the summer, the time t after the igniter (IG) is turned off is 1.5h <t < It is determined whether it is 2h (step S43), and after the vehicle stops (after the IG is turned off), the air purifier 5 is operated for one and a half to two hours (step S49).
[0027]
If it is not summer, the process moves to step S45, and it is determined whether the time t after the igniter (IG) is turned off is 0 <t <Xh. In this case, the coefficient X is determined based on the temperature in the vehicle compartment detected by the temperature sensor 2, as shown in the graph of step S44. That is, if the vehicle interior temperature is 15 ° C. or less, a coefficient X = 2 is selected, and if it is 15 ° C. or more, a coefficient X = 1.5 is selected. Next, the process proceeds to step S46, where it is determined whether the time t after the igniter is turned off is 0 <t <1h, and if this time t is within 1 hour, that is, one hour after the igniter is turned off. During this time, the auxiliary heater 8 and the air-conditioning blower 11 are operated by the controller 4 to warm the vehicle interior. At the same time, the air purifier 5 is also operated (step S49).
[0028]
One hour after the igniter is turned off, the operations of the auxiliary heater 8 and the air-conditioning blower 11 are stopped (step S48). The operation of the air purifier 5 is continued (step S49).
After the igniter has been turned off, after X hours have elapsed, that is, after 2 hours if the temperature in the cabin at the time of parking is 15 ° C. or less, and after 1.5 hours if the temperature is 15 ° C. or more, the operation of the air purifier 5 will be started. Is stopped (step S50).
[0029]
As described above, in the operation mode of the fourth example of the vehicle air purification device of the second embodiment, in the case other than the summer season, the operation time X of the air purifier 5 depends on the temperature in the vehicle interior during parking. That is, the time X for performing the air purification is made variable. As a result, the odor in the vehicle compartment is efficiently removed.
[0030]
FIG. 8 is a diagram showing the general overall configuration of a vehicle air purification device according to a third embodiment of the present invention. In the third embodiment, a solar radiation sensor 6 and an outside air temperature sensor 7 are further provided in addition to the configuration of the vehicle air purification device of the second embodiment.
In the operation mode of the fourth embodiment, the time X during which the air purification is performed is determined as the environmental temperature based on the temperature in the vehicle interior. By doing so, in the third embodiment, the estimation of the environmental temperature can be assisted, and the time X for performing the air purification can be determined more precisely.
[0031]
Furthermore, in the vehicle air purification devices of the above-described first to third embodiments, the parking heater auxiliary heater 8 is used as a heating means for driving out odor components permeated into the vehicle members such as the interior of the vehicle interior. However, it is also possible to provide a seat heater on the vehicle member and operate the seat heater simultaneously with the auxiliary heater 8 to drive off the odor from the vehicle member.
[0032]
As described above, in the present invention, even at the time of parking where the temperature is low and it is difficult to remove the odor in the vehicle interior, the vehicle interior is warmed and the odor components permeated into the vehicle members are easily released, so that the vehicle is easily released. Indoor odor can be effectively removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an overall overall configuration of a vehicle air purification device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart illustrating an example of an operation mode of the vehicle air purification device according to the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing an overall schematic configuration of a vehicle air purification device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing a first example of an operation mode of the vehicle air purification device of the second embodiment.
FIG. 5 is a flowchart illustrating a second example of the operation mode of the vehicle air purification device according to the second embodiment.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a third example of the operation mode of the vehicle air purification device according to the second embodiment.
FIG. 7 is a flowchart showing a fourth example of the operation mode of the vehicle air purification device of the second embodiment.
FIG. 8 is a drawing showing an overall overall configuration of a vehicle air purification device according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Vehicle air conditioner 11 ... Air conditioning blower 12 ... Outside air introduction ventilation port 2 ... Temperature sensor 3 ... Odor sensor (gas sensor)
4 Controller 5 Air purifier 51 Purifying blower 52 Deodorizing filter 6 Solar radiation sensor 7 Outside temperature sensor 8 Auxiliary heater (auxiliary heater) for heating during parking

Claims (8)

駐車時に車両の車室内の臭いを取り除く車両用空気浄化装置が、車両用空調装置内に車室内の臭いを有する車両部材を暖めるための加熱手段を有していて、
駐車時に車室内の温度が所定温度より低いときに、前記加熱手段を作動させることを特徴とする車両用空気浄化装置。An air purification device for a vehicle that removes an odor in a vehicle cabin during parking has heating means for warming a vehicle member having an odor in the vehicle interior in a vehicle air conditioner,
An air purifying device for a vehicle, wherein the heating means is operated when the temperature in the vehicle interior is lower than a predetermined temperature during parking. 駐車時に車両の臭いが所定の臭度以上であったときに、車両用空調装置の換気機能を働かせることを特徴とする請求項１に記載の車両用空気浄化装置。The vehicle air purification device according to claim 1, wherein the ventilation function of the vehicle air conditioner is activated when the odor of the vehicle is equal to or higher than a predetermined odor at the time of parking. 駐車時に車両の車室内の臭いを取り除く車両用空気浄化装置が、車両用空調装置内に車室内の臭いを有する車両部材を暖めるための加熱手段を、また車室内に該車室内の臭いを除去する空気清浄機を有していて、
駐車時の車室内の臭い及び温度の情況に応じて、前記加熱手段及び前記空気清浄機又は前記空気清浄機のみの作動を決めることを特徴とする車両用空気浄化装置。A vehicle air purification device for removing odors in a vehicle cabin during parking, a heating means for heating a vehicle member having a vehicle odor in a vehicle air conditioner, and a vehicle air purification device for removing a vehicle odor in the vehicle room Have an air purifier to
An air purifying apparatus for a vehicle, wherein the operation of the heating means and the air purifier or only the air purifier is determined according to the smell and temperature of the interior of the vehicle at the time of parking. 夏期においては、駐車後、所定の時間を経た後に、前記空気清浄機を作動させることを特徴とする請求項３に記載の車両用空気浄化装置。The air purifier according to claim 3, wherein the air cleaner is operated after a predetermined time has passed after parking in summer. 夏期以外の時期においては、駐車直後から所定時間、前記空気清浄機を作動させることを特徴とする請求項３に記載の車両用空気浄化装置。The vehicle air purification device according to claim 3, wherein the air purifier is operated for a predetermined time immediately after parking during a period other than summer. 夏期以外の時期においては、駐車直後から所定時間、前記加熱手段を作動させることを特徴とする請求項３又は５に記載の車両用空気浄化装置。The vehicle air purification device according to claim 3, wherein the heating unit is operated for a predetermined time immediately after parking during a period other than summer. 前記空気清浄機の作動時間が、駐車直後の車室内の温度により決められることを特徴とする請求項５又は６に記載の車両用空気浄化装置。The vehicle air purification device according to claim 5, wherein an operation time of the air purifier is determined by a temperature in a vehicle compartment immediately after parking. 車室内の温度の情況をアシストするために、日射センサ及び外気温センサを更に備えていることを特徴とする請求項３に記載の車両用空気浄化装置。The vehicle air purification device according to claim 3, further comprising a solar radiation sensor and an outside air temperature sensor for assisting the situation of the temperature in the vehicle interior.

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