JP2004193763A - 携帯無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の通信モードによる通信が可能な携帯無線装置において、使用する通信モードを使用者が容易かつ確実に認識できるようにする。
【解決手段】携帯無線装置は、2つの通信モードでの無線通信が可能なように、WCDMA無線通信部3とGSM無線通信部13とを有している。また、報知手段として、LED18、共鳴器19、バイブレータ20、バックライト21を備えている。ベースバンド制御処理部14は、キャンプオン時、あるいは音声またはデータの受信時に、予めなされた報知方法の設定に基づき、LED18、共鳴器19、バイブレータ20、バックライト21の単独または組み合わせによって通信モードに対応する報知を行い、使用者に使用中の通信モードの種類を認識させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デュアルモード対応の携帯電話装置など、複数の通信モードでの通信が可能な携帯無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話などの端末装置では、利用可能な通信サービスの種類やその通信サービスの品質を識別して使用者に報知する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。例えば、パケット通信が可能な携帯電話装置の表示部には、パケット通信中にその旨を示す文字等が点灯表示される。また、電波の受信レベルは、表示部に表示されるアンテナバーの本数で認識できる。このような報知は広く一般的に利用されている。
【0003】
ところで、近年は多くの通信事業者が様々な通信システムや通信サービスを提供しており、通信事業者(あるいは通信モード)ごとの専用端末に加え、例えば、携帯電話(PDC方式等)とPHS(登録商標)の両通信方式に対応可能な一体型の携帯端末とした複合端末なども使用されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、従来の装置では、音声またはデータの受信時等に、どの通信モードを使用しているかを使用者が容易に把握できず、使い勝手が悪かった。
【0004】
また、欧州で使用されているGSM(The Global System for Mobile communications)方式に対応した携帯無線装置では、一つの通信モードに対しデュアルバンド対応(900MHz/1800MHz)とした端末が一般的であるが、現在使用している周波数帯域(バンド)を報知する手段などは特に設けられていなかった。また、単一の通信モード用の端末であるため、通信モードを識別して報知する手段なども設けられていなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−44729号公報 (第3−7頁、図3−4)
【特許文献2】
特開2000−201381号公報 (第3−4頁、図1−2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の携帯無線装置では、通信中に使用者が現在使用している通信モードやバンドなどを容易に把握することができず、使い勝手が悪いという問題点があった。例えば、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)におけるGSMとWCDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)の両通信方式に対応したデュアルモード通信端末のような、複数の通信モードにおける通信が可能な携帯無線装置では、装置使用時、例えば、相手が話中の場合に待機状態として終話時点で自動的に呼び出すキャンプオン機能の動作時や、音声またはデータの受信時などに、どの通信モードを使用しているかが端末の使用者にとって確実に把握できることが望まれる。
【0007】
また、装置の動作状態を報知する場合に、表示だけの報知では使用者に判り難いという問題点もある。例えば、携帯無線装置での音声通話中などでは、使用者は一般に装置筐体を耳にあてているため、表示部を見て現在の動作状態を確認することはできなかった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数の通信モードによる通信が可能な携帯無線装置において、使用する通信モードを使用者が容易かつ確実に認識することが可能な携帯無線装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る携帯無線装置は、複数の通信モードに対応可能な携帯無線装置であって、通信待機状態であるキャンプオン時、あるいは音声またはデータ受信時に、使用者が視覚的、聴覚的、触覚的の少なくとも一つにより認識可能なように通信モードの種類を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記構成により、携帯無線装置の使用者は、キャンプオン時、あるいは音声またはデータの受信時などにおいて、視覚、聴覚、触覚などにより現在の通信モードの種類を容易かつ確実に把握することが可能となる。
【0011】
ここで、前記報知手段として発音手段を備え、前記発音手段により通信モードを識別するための異なる音色をもつ単音またはメロディを出力することとする。この構成により、携帯無線装置の使用者は共鳴器等の発音手段による単音またはメロディによって聴覚的に通信モードの種類を容易に把握することができる。
【0012】
また、前記報知手段として発光手段を備え、前記発光手段により通信モードを識別するための異なる色を発光することとする。この構成により、携帯無線装置の使用者はLED等の発光手段による発光色によって視覚的に通信モードの種類を容易に把握することができる。
【0013】
また、前記報知手段として液晶表示素子を照明するバックライトを備え、前記バックライトにより通信モードを識別するための異なる色を発光することとする。この構成により、携帯無線装置の使用者はバックライトによる照明光の色によって視覚的に通信モードの種類を容易に把握することができる。
【0014】
また、前記報知手段としてバイブレータを備え、前記バイブレータにより通信モードを識別するための異なる振動パターンで装置筐体を振動させることとする。この構成により、携帯無線装置の使用者はバイブレータによる振動パターンによって触覚的に通信モードの種類を容易に把握することができる。
【0015】
あるいは、前記報知手段として、発音手段、発光手段、バックライト、バイブレータのうちの少なくとも2つを備え、これらの報知手段を任意に組み合わせて動作させるための選択手段を備えたものとする。
【0016】
上記構成では、複数の報知手段の組み合わせを任意に選択して設定可能とすることにより、複数の報知手段を用いて、使用者の好みや使用状態などに応じた多様な報知形態での報知が可能であり、携帯無線装置の使用者は、装置の動作状態や使用状態などに関わらず通信モードの種類を容易に識別して把握することができる。
【0017】
また、前記キャンプオン時に、前記複数の通信モードにおけるそれぞれの受信レベルを検出して受信レベルが高い通信モードに切り替え、前記報知手段を駆動して該当する通信モードの種類を報知する制御手段を備えたものとする。
【0018】
上記構成によれば、受信状態に応じて最適な通信モードを選択し、通信モードの種類を報知することが可能であり、携帯無線装置の使用者は、現在利用可能となった通信モードの種類を容易に認識することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態では、携帯無線装置の一例として、UMTSによる移動無線通信システムにおけるGSMとWCDMAのデュアルモードに対応した携帯電話装置を用いて説明を行う。
【0020】
図1は、本発明の実施形態に係る携帯無線装置の内部構成を示すブロック図である。本実施形態の携帯無線装置は、主に、アンテナスイッチ2により切り替え可能なアンテナ1と、WCDMA方式の無線通信信号の送受信処理を行うWCDMA無線通信部3と、GSM方式の無線通信信号の送受信処理を行うGSM無線通信部13と、これらの無線通信部の制御及びベースバンド信号の信号処理を行うベースバンド制御処理部14と、ベースバンド制御処理部14に接続される通信モード報知手段としてのLED(発光手段)18、共鳴器(発音手段)19、バイブレータ20、バックライト21などを有して構成される。
【0021】
この携帯無線装置は、WCDMAとGSMそれぞれの通信モードによる通信が可能な2つの通信系を有している。通信系の選択は、ベースバンド制御処理部14からの制御信号によりアンテナスイッチ2が動作して、WCDMAまたはGSMのいずれかの通信系に切り替えられる。
【0022】
まず、WCDMAの受信系について説明する。アンテナ1から受信したWCDMA通信モードに準ずる通信信号は、アンテナスイッチ2を介してWCDMA無線通信部3に入力される。WCDMA無線通信部3は、入力された受信信号が適正なレベルになるように、必要な帯域制限などの処理を行い、さらに受信周波数を所定のベースバンド帯域の周波数に変換した後、A/D(アナログ/デジタル)変換して、一定のビットレートを持つI,Qデジタルデータを形成する。このI,Qデジタルデータは、受信レベル検出部4を介して受信復調部5に入力される。
【0023】
受信復調部5では、供給されたI,Qデジタルデータに対して、フェージングなどの影響の除去、受信信号の識別、デインターリーブ、エラー訂正などを行い、適切な復号処理を実行して、音声データとその他の制御データなどの非音声データとに分離する。分離された音声データは音声復号部6に送られる。受信レベル検出部4は、上記の復号処理と並行して、現在の受信電波状態を検出し、ベースバンド制御処理部14が制御可能な値に変換する。
【0024】
前記音声データは圧縮されて送られてくるため、音声復号部6は音声データを伸張、デコードしてから音声のサンプリングレートに従ってD/A(デジタル/アナログ)変換する。変換されたアナログ音声信号はアンプ7で増幅され、スピーカ8から受話音声が出力される。
【0025】
次に、WCDMAの送信系について説明する。マイク9で取得したアナログ音声信号はアンプ10で増幅され、音声符号化部11に入力される。音声符号化部11は、アナログ音声信号を適切なサンプリングレートでA/D変換し、デジタル信号を生成する。そして、このデジタル信号は所定の符号化方式で符号化して圧縮されて音声データとなり、送信RF信号におけるブロックにまとめられる。音声符号化部11からの出力データは、送信変調部12でまとめられて一定のデータ速度を持つI,Qデジタルデータに変換されて出力される。
【0026】
送信変調部12から出力されるI,Qデジタルデータは、WCDMA無線通信部3内の送信回路でD/A変換されてアナログ変調信号の送信信号に変換された後、この送信信号が所定のRF帯域の送信周波数に変換されてアンテナスイッチ2を介してアンテナ1から送信される。
【0027】
ベースバンド制御処理部14は、アナログコーディックやマイクロプロセッサ(CPU)またはデジタルシグナルプロセッサ(DSP)などで構成され、携帯無線装置全体の制御を行うようになっている。また、ベースバンド制御処理部14にはメモリ17が接続され、実行プログラム、この実行プログラムによる各種機能を表すメニュー、携帯無線装置の制御に必要なデータなどがあらかじめ記憶されている。メモリ17は、ROM、RAM、EEPROM等の不揮発性メモリなどで構成される。さらに、ベースバンド制御処理部14には、メニューの選択などの各種操作を行うためのキー操作部15が接続されている。表示手段としてのLCD(液晶表示装置)16は、通信状態などの装置の動作状態、メニューや各種情報の表示などを行う。
【0028】
報知手段として設けられるLED18は、着信等を端末の使用者に光で報知する。共鳴器19は、着信等を端末の使用者に単音やメロディで報知する。バイブレータ20は、着信等を端末の使用者に振動で報知する。バックライト21は、LCD16の表示部を各種の色で発光して照明することで、着信等を端末の使用者に報知する。
【0029】
また、GSMの受信系及び送信系については、上記で説明したWCDMAの通信系におけるWCDMA無線通信部3をGSM無線通信部13に切り替えたものである。音声データや非音声データの送受信に関するその他の経路は同じであるため、ここでは詳細の説明を省略する。
【0030】
次に、上記構成の携帯無線装置における通信モード報知動作について説明する。ここでは、第1実施形態、第2実施形態として通信モード報知動作の手順を2つ例示する。この通信モード報知動作は、ベースバンド制御処理部14の制御に基づいて実行される。
【0031】
[第1実施形態]
図2及び図3は、本実施形態の携帯無線装置における通信モード報知動作の第1実施形態として、キャンプオン時に通信モードの種類を利用者に認識させるための報知動作の手順を示したフローチャートである。キャンプオン(Camp On)は、通信相手が話中の場合など通信リソースが使用中の場合に、待機状態として通信可能になった時点で自動的に呼び出す機能である。なお、本実施形態では、キャンプオン時として、電源を投入してから携帯無線装置(移動端末)が通信ネットワークをサーチし、ある基地局を捕捉して基地局との間で通信リンクが張れた状態である「ロケーションアップデート(Location Up Date)時」も含むものとする。ベースバンド制御処理部14は、特許請求の範囲に記載の選択手段及び制御手段の機能を有し、通信モード報知動作の制御を行う。
【0032】
はじめに、端末の使用者が携帯無線装置の電源を投入すると、周波数の低い方から高い方へ受信信号のレベル検出を行い(ステップS1)、一番受信レベルの高い周波数に同期させ、該当する通信モードに切り替える。ここで、同期した周波数がGSMモードに該当する周波数の場合はステップS2で、WCDMAモードに該当する周波数の場合はステップS3でそれぞれ通信モードが判断され、当該通信モードに関する報知方法へと移行する。
【0033】
まず、報知手段がデフォルト(初期状態)の設定であるかどうかを判断し(ステップS4)、デフォルト設定である場合はステップS7に進み、端末に予め設定された報知方法での報知を行う。ここでは、LED18の点灯のみを行う。なお、デフォルト設定では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合は赤色、WCDMAモードの場合は青色というように、点灯する色を通信モードごとに予め設定している。
【0034】
次に、報知手段がデフォルト設定ではない場合はステップS5に進み、以降で端末の使用者が予め設定した報知方法を検知して報知を行う。報知手段の選択、報知態様などの報知方法の設定は、LCD16に設定画面のメニュー等を表示し、使用者が選択操作することによって任意に設定することができる。まず、ステップS5では報知手段が複数設定されているかどうかの判断を行う。複数設定されていない場合は報知手段の単機能設定の処理に相当するステップS6以降へ進み、選択された報知手段の判定及び起動を行う。
【0035】
ステップS6で報知手段としてLEDが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS7でLED18を点灯させる。LEDが選択されていない場合はステップS8へ進み、報知手段として共鳴器が選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS9で共鳴器19により報知音を鳴動する。例えば、報知態様として、GSMモードの場合は単音、WCDMAモードの場合はメロディというように鳴らす音を設定できる。
【0036】
ステップS8で共鳴器が選択されていない場合はステップS10に進み、報知手段としてバイブレータが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS11でバイブレータ20を振動させる。例えば、報知態様として、GSMモードの場合は1回、WCDMAモードの場合は2回バイブレータを振動させるというように設定できる。
【0037】
ステップS10でバイブレータが選択されていない場合はステップS12へ進み、報知手段としてバックライトが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS13でバックライト21を点灯させる。例えば、報知態様として、GSMモードの場合は赤色、WCDMAモードの場合は青色というように点灯するバックライトの色を設定できる。バックライトが選択されていない場合はステップS14に進み、通信モードの報知設定がされていないと判断し、通信モードの違いによる報知を実行しない。
【0038】
上記のステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS13のいずれかを実行してGSMまたはWCDMAのいずれかの通信モードの報知が行われた後、及びステップS14の後には、キャンプオンの状態となる。
【0039】
一方、ステップS5で、報知手段が複数設定されていると判断された場合、図4のフローチャートのAで示す位置へ進み、報知手段の複数機能設定として2つの機能設定の処理に相当するステップS6以降へ進み、選択された報知手段の組み合わせ判定及び起動を行う。
【0040】
まず、ステップS15でLEDと共鳴器の組み合わせが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS16へ進む。ステップS16では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合はLED18を赤色に点灯して共鳴器19から単音またはメロディ(例えば単音)を鳴らし、WCDMAモードの場合はLED18を青色に点灯して共鳴器19から単音またはメロディ(例えばメロディ)を鳴らすというような設定が行える。なお、共鳴器19より出力する報知音は、単音や各種メロディなど、使用者の設定状態によって任意に選択できる。以降の共鳴器19からの報知音についても同様である。
【0041】
ステップS15でLEDと共鳴器の組み合わせが選択されていない場合はステップS17へ進み、LEDとバイブレータの組み合わせが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS18へ進む。ステップS18では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合はLED18を赤色に点灯してバイブレータ20を1回振動させ、WCDMAモードの場合はLED18を青色に点灯してバイブレータ20を2回振動させるというような設定が行える。
【0042】
ステップS17でLEDとバイブレータの組み合わせが選択されていない場合はステップS19へ進み、LEDとバックライトの組み合わせが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS20へ進む。ステップS20では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合はLED18を赤色に点灯してバックライト21を赤色に点灯させ、WCDMAモードの場合はLED18を青色に点灯してバックライト21を青色に点灯させるというような設定が行える。
【0043】
ステップS19でLEDとバックライトの組み合わせが選択されていない場合はステップS21へ進み、共鳴器とバイブレータの組み合わせが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS22へ進む。ステップS22では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合は共鳴器19から単音を発してバイブレータ20を1回振動させ、WCDMAモードの場合は共鳴器19からメロディを発してバイブレータ20を2回振動させるというような設定が行える。
【0044】
ステップS21で共鳴器とバイブレータの組み合わせが選択されていない場合はステップS23へ進み、共鳴器とバックライトの組み合わせが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS24へ進む。ステップS24では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合は共鳴器19から単音を発してバックライト21を赤色に点灯させ、WCDMAモードの場合は共鳴器19からメロディを発してバックライト21を青色に点灯させるというような設定が行える。
【0045】
ステップS23で共鳴器とバックライトの組み合わせが選択されていない場合はステップS25へ進み、バイブレータとバックライトの組み合わせが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS26へ進む。ステップS26では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合はバイブレータ20を1回振動させてバックライト21を赤色に点灯させ、WCDMAモードの場合はバイブレータ20を2回振動させてバックライト21を青色に点灯させるというような設定が行える。
【0046】
ステップS25でバイブレータとバックライトの組み合わせが選択されていない場合は、報知手段の2つの機能設定の処理を終了してステップS27へ進む。なお、上記ステップS16、ステップS18、ステップS20、ステップS22、ステップS24、ステップS26のいずれかを実行してGSMまたはWCDMAのいずれかの通信モードの報知が行われた後には、キャンプオンの状態となる。
【0047】
一方、ステップS27以降では、報知手段の複数機能設定として3つの機能設定がされた場合の処理を実行し、選択された報知手段の組み合わせ判定及び起動を行う。まず、ステップS27でLEDと共鳴器とバイブレータの組み合わせが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS28へ進む。ステップS28では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合はLED18を赤色に点灯して共鳴器19から単音を鳴らしてバイブレータ20を1回振動させ、WCDMAモードの場合はLED18を青色に点灯して共鳴器19からメロディを鳴らしてバイブレータ20を2回振動させるというような設定が行える。
【0048】
ステップS27でLEDと共鳴器とバイブレータの組み合わせが選択されていない場合はステップS29へ進み、LEDと共鳴器とバックライトの組み合わせが選択されているかどうかを判断し、選択されている場合はステップS30へ進む。ステップS30では、例えば、報知態様として、GSMモードの場合はLED18を赤色に点灯して共鳴器19から単音を鳴らしてバックライト21を赤色に点灯させ、WCDMAモードの場合はLED18を青色に点灯して共鳴器19からメロディを鳴らしてバックライト21を青色に点灯させるというような設定が行える。
【0049】
ステップS29でLEDと共鳴器とバックライトの組み合わせが選択されていない場合は、報知手段として3つを選択する組み合わせの判断を終了してステップ31に進み、通信モードの報知設定がされていないと判断し、通信モードの違いによる報知を実行しない。なお、上記ステップS28、ステップS30、のいずれかを実行してGSMまたはWCDMAのいずれかのモードの報知が行われた後、及びステップS31の後には、キャンプオンの状態となる。
【0050】
以上の通信モード報知動作により、携帯無線装置の使用者は、キャンプオン時における通信モードがGSMであるか、またはWCDMAであるかを容易かつ確実に把握することができる。
【0051】
[第2実施形態]
図4及び図5は、本実施形態の携帯無線装置における通信モード報知動作の第2実施形態として、音声またはデータ受信時に通信モードの種類を利用者に認識させるための報知動作の手順を示したフローチャートである。
【0052】
はじめに、携帯無線装置が音声またはデータを受信した場合に、受信時における各通信モードの受信情報の検出を行う(ステップS41)。ここで、GSMモードに該当する音声及びデータの受信である場合はステップS42で、WCDMAモードに該当する音声及びデータの受信である場合はステップS43でそれぞれ通信モードが判断され、当該通信モードに関する報知方法へと移行する。
【0053】
以降の、ステップS44からステップS54までの報知方法の手順は、前述したキャンプオン時の単機能設定の処理手順と同じである。即ち、第1実施形態における図2のステップS4からステップS14までの手順と同じであり、ここでは説明を省略する。また、図5のステップS55からステップS71までの報知手順も、前述したキャンプオン時の複数機能設定の処理手順と同一、即ち、第1実施形態における図3のステップS15からステップS31までの手順と同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0054】
このように、音声またはデータの受信時においても、携帯無線装置の使用者は、受信動作時における通信モードがGSMであるか、またはWCDMAであるかを容易かつ確実に把握することができる。
【0055】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施し得るものである。上記実施形態では、携帯無線装置としてGSM/WCDMAデュアルモード対応の携帯電話装置における構成例を説明したが、これに限らず、複数の通信モードによる無線通信が可能なその他のあらゆる携帯無線装置に対して本発明を適用可能である。
【0056】
また、キャンプオン時や音声またはデータの受信時に限らず、使用者が必要とする場合は、送信時や受信待機時など、任意の動作状態において、適宜通信モードを報知するようにしてもよい。
【0057】
上述したように本実施形態では、通信モードを視覚的、聴覚的、触覚的に報知する報知手段を備えることにより、複数の通信モードにより通信可能な携帯無線装置において、使用される通信モードを使用者が容易かつ確実に認識することができる。したがって、使用者は現時点での利用可能な通信モードの種類を認識することが可能となるとともに、現在の通信モードに適したサービスを利用することが可能である。また、表示部に表示した選択メニュー等によって報知手段を組み合わせて選択可能にすることによって、使用者は、報知手段の消費電力や端末のバッテリー残量等を考慮しながら、自在に報知手段及び報知態様を選択できるため、状況に応じて電池寿命の調整も可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の通信モードによる通信が可能な携帯無線装置において、使用する通信モードを使用者が容易かつ確実に認識することが可能な携帯無線装置をできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯無線装置の内部構成を示すブロック図
【図2】本実施形態の携帯無線装置における通信モード報知動作の第1実施形態として、キャンプオン時に通信モードの種類を利用者に認識させるための報知動作の手順を示したフローチャート
【図3】本実施形態の携帯無線装置における通信モード報知動作の第1実施形態として、キャンプオン時に通信モードの種類を利用者に認識させるための報知動作の手順を示したフローチャート
【図4】本実施形態の携帯無線装置における通信モード報知動作の第2実施形態として、音声またはデータ受信時に通信モードの種類を利用者に認識させるための報知動作の手順を示したフローチャート
【図5】本実施形態の携帯無線装置における通信モード報知動作の第2実施形態として、音声またはデータ受信時に通信モードの種類を利用者に認識させるための報知動作の手順を示したフローチャート
【符号の説明】
1 アンテナ
2 アンテナスイッチ
3 WCDMA無線通信部
4 受信レベル検出部
5 受信復調部
6 音声復号部
11 音声符号化部
12 送信変調部
13 GSM無線通信部
14 ベースバンド制御処理部
15 キー操作部
16 LCD
17 メモリ
18 LED
19 共鳴器
20 バイブレータ
21 バックライト

Claims (7)

  1. 複数の通信モードに対応可能な携帯無線装置であって、通信待機状態であるキャンプオン時、あるいは音声またはデータ受信時に、使用者が視覚的、聴覚的、触覚的の少なくとも一つにより認識可能なように通信モードの種類を報知する報知手段を備えたことを特徴とする携帯無線装置。
  2. 前記報知手段として発音手段を備え、前記発音手段により通信モードを識別するための異なる音色をもつ単音またはメロディを出力することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
  3. 前記報知手段として発光手段を備え、前記発光手段により通信モードを識別するための異なる色を発光することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
  4. 前記報知手段として液晶表示素子を照明するバックライトを備え、前記バックライトにより通信モードを識別するための異なる色を発光することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
  5. 前記報知手段としてバイブレータを備え、前記バイブレータにより通信モードを識別するための異なる振動パターンで装置筐体を振動させることを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
  6. 前記報知手段として、発音手段、発光手段、バックライト、バイブレータのうちの少なくとも2つを備え、これらの報知手段を任意に組み合わせて動作させるための選択手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
  7. 前記キャンプオン時に、前記複数の通信モードにおけるそれぞれの受信レベルを検出して受信レベルが高い通信モードに切り替え、前記報知手段を駆動して該当する通信モードの種類を報知する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
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