JP2004188823A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各情報処理装置から処理されている印刷ジョブの終了時に、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じた音色でその旨をユーザに印刷ジョブの処理状況を明確に報知することである。
【解決手段】ネットワークを介して複数のパソコン103a〜103cより受信する印刷ジョブを処理可能なプリンタ101aにおいて、パソコン103a〜103c中のいずれかのパソコンから受信する印刷ジョブの内容に応じて、CPU105が音源108,スピーカ107を介して発生すべき報知音を異ならしめる構成を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタや複写機などの画像形成装置に関し、特にネットワークに接続され複数の利用者により共有され、画像形成装置からジョブの判別や装置の判別のために報知音を発生するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置の報知音装置としては、「ピー」とビープ音を発生したりしていた。
【0003】
図12は、従来の画像形成システムの一例を示すシステム構成図である。
【0004】
図12において、1101はプリンタ、1102はインターネット通信網あるいはLAN網、1103は前記インターネット1102に接続されたパソコン、1104は前記プリンタ1101のインタフェース、1105は前記プリンタ1101を制御するCPU、1106は紙ジャムなどを検出する紙センサ、1107は報知音を発生するスピーカである。
【0005】
このように構成された画像形成システムにおいて、プリンタ1101がプリント中にCPU1105が、例えば紙センサ1106により紙ジャムを検出した場合には、CPU1105は各部のプリンタ動作を停止し、スピーカ1107より報知音を発生させる。
【0006】
このとき発生させる報知音はCPU1105の内部にプログラムされた報知音パターンを出力するものである。また、ドアオープン警告であったり、プリンタのトナー無し警告であったり、紙カセットの用紙無し警告であったりなど、それぞれに応じ異なる報知音を発生させることもあり、報知音の種類としては単独音、数回の断続音、連続音など、単なるブザー音のON−OFFにより意味を持たせている。
【0007】
また、インターネット1102には複数のパソコン1103が接続されており、各々のパソコンが印刷ジョブをプリンタ1101に送信するとプリンタ1101は受け付けた印刷ジョブ毎に連続プリントを行い出力する。
【0008】
ここで、利用者がパソコン1103から送信した自分の印刷ジョブが終了したかどうかを知るには、パソコン上のプリンタドライバに問い合わせると、印刷状況が確認できるが、これは主にプリンタ1101がジョブを全て受理したかどうかをモニタするものであり、プリント出力が終了するまでは多少のタイムラグが発生してしまう。
【0009】
複数のプリンタ1101がインターネット1102に接続されているとき、あるプリンタ1101が紙ジャムなど異常を生じた場合、プリンタ1101はスピーカ1107から警告音を発生する。ここで、プリンタ1101が同じ製品である場合、各々の発生する警告音は同じである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例では、報知音は警告音としての使用であり、有効活用されているとはいえない。
【0011】
特に複数のパソコンでプリンタを共有するようにシステムが構成されている場合において、利用者にとって利用者自身の印刷ジョブの終了を知ることは非常に有用であるにも関わらずその対応がなされていない。
【0012】
また、複数の同一製品のプリンタがまとまって設置されているシステム環境の状況では、プリンタの警告音は全て同じになり、どのプリンタが警告を発生しているかは個別に調べなくてはならない等の煩雑な作業をユーザに強いる結果となってしまう等の問題点があった。
【0013】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置において、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じて、発生すべき報知音を異ならしめることにより、各情報処理装置から処理されている印刷ジョブの終了時に、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じた音色でその旨をユーザに明確に報知できる利便性に優れたジョブ処理環境を自在に構築することができる画像形成装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は以下に示す構成を備える。
【0015】
本発明は、ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置であって、複数の音色の報知音を発生可能な報知音発生手段(例えば図1に示す音源108,スピーカ107)と、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じて、前記報知音発生手段が発声すべき報知音を異ならしめる報知制御手段(例えば図1に示すCPU105)とを備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適用可能な画像形成システムの一例を示すブロック図であり、画像形成装置が、例えばプリンタである場合に対応する。
【0017】
図において、101a〜101cは同一機能の処理を行うプリンタ(プリンタ101a〜101cを総称する場合は、プリンタ101とする場合がある)、102はインターネットもしくはLANである。
【0018】
103a〜103cはパソコン(パソコン103a〜103cを総称する場合は、パソコン103とする場合がある)で、インターネット102に接続される。
【0019】
104はインタフェースで、前記プリンタ101とインターネット102のインタフェースする。105はCPUで、前記プリンタ101を制御する。106は紙センサで、紙カセット内の紙有無を検出したり、紙パス上の紙有無を検出したりする。107は報知音を発生するスピーカである。
【0020】
108は報知音の音源である。109はROMで、CPU105のプログラムや報知音の内容を保存している。110はメモリ容量を増設可能なRAMで、CPU105が動作する上で必要な情報あるいはパソコン103からの印刷データ、さらに報知音データを保存する。
【0021】
図2は、図1に示した複数のパソコン103から1つのプリンタ101に送信されるそれぞれの印刷ジョブのデータ内容例を説明する図であり、例えばジョブa〜ジョブcからなる場合を示す。
【0022】
図2において、ジョブaはA4のサイズの紙をカセットから給紙し印刷後、FD(Face Down)排紙口へ排紙、印刷内容はテキストのみで3ページである。
【0023】
ジョブbはA4のサイズの紙を手差し口から給紙し印刷後FU(Face Up)排紙口へ排紙、印刷内容はテキストと画像の混在であり1ページである。
【0024】
ジョブcはA3のサイズの紙をカセットから給紙し両面印刷後FD(FaceDown)排紙口へ排紙、印刷内容はテキストのみで2ページ、両面印刷なので使用紙数は1枚である。
【0025】
この条件において、本実施形態では紙サイズにより報知音を変える。
【0026】
図3は、本発明に係る画像形成装置における第1の報知処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したROM109に搭載されている報知音選択プログラムに従う制御手順に対応する。なお、S301〜S306は各ステップを示す。
【0027】
ステップS301では、図1に示したパソコン103より印刷ジョブを受信するまで待ち、ステップS302で用紙サイズデータが来るのを待ち、ステップS303にて用紙サイズを選択し、用紙サイズに応じて、ステップS304−1〜S304−5を実行することで、異なる音源を選び、ステップS305で、印刷ジョブの処理終了を待ち、ステップS306にてステップS304−1〜S304−5で選択された報知音を音源108に指示することにより、スピーカ107より選択された報知音が発生して、処理を終了する。
【0028】
図4は、図1に示した音源108から報知可能な報知音に基づく第1の報知例を説明する図であり、(a)は音源108から発生可能な報知音を紙サイズ別に割り当てたテーブルを示し、(b)はパソコン103から受信した印刷ジョブに従い報知される報知音との関係を示すテーブルである。
【0029】
図4の(a)では、図1に示した音源108が、例えば、単なるビープ音であるが用紙サイズごとに音階を持ち、用紙サイズが大きくなるほど低い音(ド,レ,ミ,ファ,ソ)に対応させている。
【0030】
そして、図4の(b)に示すように印刷ジョブ、例えばジョブa−ジョブc−ジョブbの順番でパソコン103から送られてくると、図3に示した処理により、発生音はジョブの切れ目毎に「ミ」−「ド」−「ミ」となる。
【0031】
ここで、利用者がジョブcを実行し、印刷終了を待っているのであれば「ド」が聞こえるのを待てばよい。このように複数のパソコン103ユーザが印刷ジョブを1つのプリンタ101に実行させる場合において、プリンタ101の印刷ジョブ実施状況が発生音の違いにより容易に判断できる。
【0032】
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、用紙サイズ別に報知音を異ならしめる場合について説明したが、印刷ページ数により音源108から報知する報知音を変えるように制御してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0033】
図5は、本発明に係る画像形成装置における第2の報知処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したROM109に搭載されている報知音選択プログラムに従う制御手順に対応する。なお、S501〜S505は各ステップを示し、図3に示したステップと同様のステップには同様のステップを付してある。
【0034】
まず、ステップS501では改ページ枚数のカウンタ(図2に示したRAM110上に確保される)に「0」をセットすることでゼロクリアする。
【0035】
次に、ステップS301では印刷ジョブを受信するまで待ち、ステップS502で、改ページデータが来るのを待ち、改ページデータであると判断した場合には、ステップS503にて改ページ枚数を「+1」する。
【0036】
次に、ステップS305で、印刷ジョブの処理終了を待ち、ステップS504で、改ページ枚数のカウンタの枚数を判定して、その枚数毎に、ステップS505−1〜S505−3で、音源1〜3を選択して、ステップS306で、選択された報知音を音源108に指示することによりスピーカ107より選択された報知音が発生して、処理を終了する。
【0037】
図6は、図1に示した音源108から報知可能な報知音に基づく第2の報知例を説明する図であり、(a)は音源108から発生可能な報知音を印刷ページ数別に割り当てたテーブルを示し、(b)はパソコン103から受信した印刷ジョブに従い報知される報知音との関係を示すテーブルである。
【0038】
本実施形態においては、図6の(a)に示すように、単なるビープ音であるが改ページ枚数に応じ、報知音発生回数を変えている。すなわち、1枚プリントでは1回、2枚プリントでは2回、それ以上は3回の断続音となる。
【0039】
ここで、断続音のベースとなる音は、第1実施形態を用いるとすると次のようになる。
【0040】
つまり、図6の(b)に示すように例えば印刷ジョブが、ジョブa−ジョブb−ジョブcの順番でパソコン103から送られてくると、発生音はジョブの切れ目毎に「ミ、ミ、ミ」−「ミ」−「ド、ド」となる。
【0041】
ここで利用者がジョブcを実行し、印刷終了を待っているのであれば「ミ」が1回のみ聞こえるのを待てばよい。このように複数のパソコン103のユーザが印刷ジョブをひとつのプリンタ101に実行させる場合においてプリンタの印刷ジョブ実施状況が容易に判断できる。
【0042】
また、このほかにも給紙口指定の別、排紙口指定の別、片面印刷か両面印刷かの別、テキストデータのみの印刷か画像データもある印刷かの別、等に応じ、報知音を選択するようプログラムを組むことにより種々の印刷ジョブに応じることが可能となる。
【0043】
また、報知音としては、第1実施形態のような単音の高低のほか、和音の組み合わせ、音声合成による人の声、音の大小の違いを用いることが可能であり、それぞれを組み合わせることで、よりプリンタ101の動作状況がよくわかる。
【0044】
なお、不図示の操作パネルにより報知音の選択理由として、用紙サイズの違いか、印刷枚数の違いか、給紙口の違いか、などを指定できるようにするのも利用者にとって有効である。
【0045】
〔第3実施形態〕
上記第1,第2実施形態では、プリンタ101に音源108を備えて、スピーカ107より報知する場合について説明したが、パソコン103からプリンタ101へ音声データ(音楽データ)を送信可能とし、音声データをパソコン103よりジョブとともに受け取り、音源108を介してスピーカ107より報知するように制御してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0046】
図7は、図1に示したパソコン103より送信される印刷データ群(印刷ジョブ)の一例を示す図であり、複数のパソコン103から1つのプリンタ101に送信される印刷ジョブのデータ内容例に対応する。
【0047】
図7に示すように、本実施形態では、印刷データ終了前に報知音音楽データが付加されている点を特徴としている。
【0048】
図8は、本発明に係る画像形成装置における第3の報知処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したROM109に搭載されている報知音選択プログラムに従う制御手順に対応する。なお、S801〜S807は各ステップを示す。
【0049】
まず、ステップS801にて印刷ジョブの開始を調べ、ステップS802で印刷ジョブの処理が終了するのを待ち、その間に、ステップS803にて、パソコン103からの送信データに報知音の音楽データ(音声データ)があるかどうかを確認し、あると判定された場合は、ステップS804にて、RAM110に格納する。
【0050】
そして、印刷ジョブの処理が終了すると、ステップS805にて音楽データの有無を確認し、音楽データがあると判断した場合は、ステップS806にて報知音として指定された音楽を発生させ、処理を終了する。
【0051】
一方、ステップS805で、音楽データが無いと判定された場合は、ステップS807で、通常の報知音を発生して、処理を終了する。
【0052】
このようにして、利用者は特定の印刷ジョブに対し、その終了時に利用者の好きな音楽で印刷ジョブの終了を知ることが可能となる。
【0053】
この音楽データは単なる音階データ、あるいはMIDIデータ、あるいは音声信号でも、音源108が対応可能なものであれば如何様でも可能である。
【0054】
〔第4実施形態〕
上記実施形態では、音声データをパソコン103から取得して報知音処理する場合について説明したが、報知音をIPアドレス情報から自動で選択し、特に警告音として用いて、報知音処理するように制御してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0055】
図9は、本発明に係る画像形成装置における第4の報知処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したROM109に搭載されている報知音選択プログラムに従う制御手順に対応する。なお、S901〜S904は各ステップを示す。
【0056】
図10は、本発明に係る画像形成装置における報知音割り当て状態を説明する図であり、アドレス情報の下1桁をもって報知音を選択する例に対応する。
【0057】
なお、本実施形態では、図10に示すように、報知音を音階として区別している。「^ド」は「ド」より1オクターブ高いことを示している。
【0058】
まず、ステップS901で、プリンタサーバとして機能しているインタフェース104により自動的にIPアドレスを取得し、ステップS902で、アドレス情報の下1桁をもって報知音を選択する。
【0059】
そして、S903で、紙ジャムを検出しているかどうかを判断、例えば紙センサ106が印刷中に不要な紙の検出を行うことで紙ジャムを判断し、紙ジャムが発生したと判断した場合は、ステップS904で、ステップS902で選択された報知音を警告音としてスピーカ107より再生して、処理を終了する。
【0060】
このように、複数台のプリンタ101を並べて使用している場合において、特別な設定を行うこと無く警告を出しているプリンタを特定することが可能である。
【0061】
以下、図11に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0062】
図11は、本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0063】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0064】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0065】
本実施形態における図3,図5,図8,図9に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0066】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0067】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0068】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0069】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組み合わせを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0072】
なお、上記第4実施形態では、プリンタのインタフェースに設定されるIPアドレスに応じてジャム発生時に異なる報知音を発生させる場合について説明したが、パソコン103a〜103cから受信する印刷ジョブの受信先をIPアドレスとして取得して、第1実施形態にように報知音を異ならしめることも本発明の適用範囲である。
【0073】
また、プリンタのインタフェース構成によっては、複数の異なるインタフェース(セントロニクス,USB)を備える場合には、そのインタフェース毎に報知音を異ならしめることも本発明の適用範囲である。
【0074】
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜14について説明する。
【0075】
〔実施態様1〕
ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置であって、複数の音色の報知音を発生可能な報知音発生手段(例えば図1に示す音源108,スピーカ107)と、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じて、前記報知音発生手段が発生すべき報知音を異ならしめる報知制御手段(例えば図1に示すCPU105)とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【0076】
〔実施態様2〕
前記印刷ジョブの内容とは、出力した用紙サイズ、あるいは出力した用紙枚数、あるいは出力した用紙の給紙口、あるいは片面と両面印刷の別、あるいは印刷内容が文字データである場合と写真データである場合の別、であることを特徴とする実施態様1記載の画像形成装置。
【0077】
〔実施態様3〕
前記報知音発生手段が発生可能な音色は、音程の異なるビープ音、あるいは単音と和音、あるいは音声合成による声、あるいは断続音の断続回数、あるいは音の大小であることを特徴とする実施態様1記載の画像形成装置。
【0078】
〔実施態様4〕
ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置であって、任意の音色の報知音を発生可能な報知音発生手段(例えば図1に示す音源108,スピーカ107)と、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブに付加される楽音データもしくは音声データに応じて、前記報知音発生手段より異なる報知音を発生させる報知制御手段(例えば図1に示すCPU105)とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【0079】
〔実施態様5〕
前記楽音データは、前記印刷データと一緒に前記情報処理装置から受信することを特徴とする実施態様4記載の画像形成装置。
【0080】
〔実施態様6〕
ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置であって、複数の音色の報知音を発生可能な報知音発生手段と、いずれかの情報処理装置から印刷ジョブを受信するインタフェースと、前記インタフェースに設定されているIPアドレスを取得する取得手段(例えば図1に示すCPU105)と、前記取得手段により取得されるIPアドレスに応じて、前記報知音発生手段より異なる報知音を発生させる報知制御手段(例えば図1に示すCPU105)とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【0081】
〔実施態様7〕
複数の音色の報知音を発生可能な報知音発生手段を備え、ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置におけるジョブ処理方法であって、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じて、前記報知音発生手段が発生すべき報知音を異ならしめる報知制御ステップ(例えば図3に示すステップS304−1〜S304−5)を備えることを特徴とするジョブ処理方法。
【0082】
〔実施態様8〕
前記印刷ジョブの内容とは、出力した用紙サイズ、あるいは出力した用紙枚数、あるいは出力した用紙の給紙口、あるいは片面と両面印刷の別、あるいは印刷内容が文字データである場合と写真データである場合の別、であることを特徴とする実施態様7記載のジョブ処理方法。
【0083】
〔実施態様9〕
前記報知音発生終了が発生可能な音色は、音程の異なるビープ音、あるいは単音と和音、あるいは音声合成による声、あるいは断続音の断続回数、あるいは音の大小であることを特徴とする実施態様7記載のジョブ処理方法。
【0084】
〔実施態様10〕
任意の音色の報知音を発生可能な報知音発生手段を備え、ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置におけるジョブ処理方法であって、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブに付加される楽音データもしくは音声データに応じて、前記報知音発生手段より異なる報知音を発生させる報知制御ステップ(図5に示すステップS306)とを備えることを特徴とするジョブ処理方法。
【0085】
〔実施態様11〕
前記楽音データは、前記印刷データと一緒に前記情報処理装置から受信することを特徴とする実施態様10記載のジョブ処理方法。
【0086】
〔実施態様12〕
複数の音色の報知音を発生可能な報知音発生手段を備え、ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置であって、いずれかの情報処理装置から印刷ジョブを受信するインタフェースに設定されているIPアドレスを取得する取得ステップ(図9に示すステップS901)と、前記取得ステップにより取得されるIPアドレスに応じて、前記報知音発生手段より異なる報知音を発生させる報知制御ステップ(図9に示すステップS903,S905)とを備えることを特徴とするジョブ処理方法。
【0087】
〔実施態様13〕
実施態様7〜12のいずれかに記載のジョブ処理方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【0088】
〔実施態様14〕
実施態様7〜12のいずれかに記載のジョブ処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
【0089】
上記実施態様によれば、印刷ジョブの内容を判断し、その内容により異なる報知音を印刷ジョブの終了音とすることで利用者に対し、有効なプリンタの状況報告が可能となる。
【0090】
また、利用者が報知音として設定したい報知音情報を印刷ジョブと一緒に送ることにより特定の印刷ジョブに対し任意の報知音を設定することができ、利用者にとって、より明確な報知音となり、報知音を音楽とするなど内容によってはアミューズメント的要素を付加する事が可能である。
【0091】
また、報知音の設定をIPアドレスを基に変化させることにより複数台存在するプリンタの報知音を個別に変える事が可能となり、特に警告音がどのプリンタから発せられているかを容易に認識することが可能となる。
【0092】
このように利用者に対し報知音によりプリンタの動作状況を伝えることが可能なシステムを提供することができる。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置において、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じて、発生すべき報知音を異ならしめるので、各情報処理装置から処理されている印刷ジョブの終了時に、いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じた音色でその旨をユーザに印刷ジョブの処理状況を明確に報知できる利便性に優れたジョブ処理環境を自在に構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適用可能な画像形成システムの一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した複数のパソコンから1つのプリンタに送信されるそれぞれの印刷ジョブのデータ内容例を説明する図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置における第1の報知処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図1に示した音源から報知可能な報知音に基づく第1の報知例を説明する図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置における第2の報知処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した音源から報知可能な報知音に基づく第2の報知例を説明する図である。
【図7】図1に示したパソコンより送信される印刷データ群(印刷ジョブ)の一例を示す図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置における第3の報知処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置における第4の報知処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像形成装置における報知音割り当て状態を説明する図である。
【図11】本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図12】従来の画像形成システムの一例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
101 プリンタ
102 インターネット
103 パソコン
105 CPU
106 紙センサ
107 スピーカ
108 音源
109 ROM
110 RAM

Claims (1)

  1. ネットワークを介して複数の情報処理装置より受信する印刷ジョブを処理可能な画像形成装置であって、
    複数の音色の報知音を発生可能な報知音発生手段と、
    いずれかの情報処理装置から受信する印刷ジョブの内容に応じて、前記報知音発生手段が発声すべき報知音を異ならしめる報知制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214520A (ja) * 2008-03-13 2009-09-24 Seiko Epson Corp プリンタの制御方法およびプリンタシステムの制御方法、並びにプリンタ
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