JP2004188702A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Shinya Matsui
真也 松井
Atsushi Yuasa
篤士 湯浅
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Abstract

【課題】インクジェットによる通帳プリンタにおいては、同じ印字濃度で印字を行なうため、通帳の紙質によっては裏に透けてしまい、それが元で行検知の認識率が低下するという問題が発生する。
【解決手段】使用する通帳に数種類の濃度のテスト印字を行ない(ステップ63、65)、裏ページおよび前ページから印字ページへ透けた裏透けの濃度と印字した情報の濃度とを比較することによって、最もイメージ認識ができ、且つ読みやすい印字濃度を選定し(ステップ66、67)、その印字濃度を通帳プリンタ10が保持すること(ステップ69)により行検知の認識率を向上させる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェットプリンタに係り、特に通帳等の冊子類に印字する印字濃度の制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
冊子類である通帳に印字する通帳プリンタは、通帳に印字してあるページや行を取引日付の印字をイメージで認識することにより、前回までに印字されたページと行を検知している。その行検知の結果を元にして、前回までに使用した行の次の行を印字開始行として決定し、印字を行っている。
【0003】
特許文献1には、ドットインパクト方式の通帳プリンタを搭載する通帳処理装置において、印字ヘッドの近くに印字濃度検知用センサを設け、このセンサが印字濃度が薄いことを検知すると、一行印字後、改行しないで同行に同一の取引内容を重ね印字することが記載されている。
【0004】
特許文献2には、ドットインパクト方式の通帳プリンタを搭載する通帳処理装置において、通帳の印字すべきページ,行を検出するための読取装置により、印字手段によって印字した文字の最終行の印字濃度を読取り、印字濃度の変化を監視することが記載されている。
【0005】
また、昨今、通帳プリンタにおいては、インクジェットによる印字手法が広まりつつある。これは、今主流であるドットインパクトによる印字方法と比べて、▲1▼カラー印字ができる、▲2▼ドットが細かくきれいな文字が印字できる、▲3▼音が静かであるなどのメリットがあるからである。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−131728号公報(第2−3頁、図3)
【特許文献2】
特開平10−315588号公報(第3頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
インクジェット式の通帳プリンタにおいては、印字濃度を可変にすることなく同じ濃度で印字を行なうため、紙質によっては印字した文字が印字したページの裏ページに透けてしまう(以下、裏透け、という)という問題がドットプリンタと比べて顕著である。これは、見た目が悪いだけではなく、上記に示したとおり、通帳プリンタにおいては印字した行数の情報をイメージ認識にて得ているため、裏透けを印字文字として誤認識してしまい間違った行から印字を開始してしまう可能性がある。
【0008】
本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目的は、インクジェットプリンタにおいて、通帳等の冊子類の印字エリア部で、その裏ページに印字された情報の裏透けとの区別がイメージリードできるように、冊子類の種類に適合した印字濃度に自動調節を行なうことにより、行検知の認識率向上を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のインクジェットプリンタは、使用する通帳等の冊子類に数種類の濃度のテスト印字を行ない、裏透けの濃度とテスト印字した情報の濃度を計測することによって、最も裏透け濃度とテスト印字濃度の差が大きく、イメージ認識率が高い印字濃度を選定し、その印字濃度データを冊子類毎にインクジェットプリンタが保持することにより、テスト印字を行なった紙質と同等の冊子類に適合する印字濃度を選定して印字し、行検知の認識率を向上させる。
【0010】
【発明の実施の形態】
先ず図4に示される冊子類である通帳イメージを参照して、インクジェット印字における裏透け現象について説明する。裏透け現象は次の2通りの透け方がある。
(a)通帳のあるページ(図4では2ページ目)の裏面84(前ページ裏透け印字面)に印字された文字等の情報が、次のページ(3ページ目)の裏面86(イメージ読取面)のイメージ読取り部分83に透ける透け方(裏透け(a)という)。
(b)通帳のあるページ(3ページ目)の表面85(裏透け印字面)に印字された文字等の情報が、裏面86のイメージ読取り部分83に透ける透け方(裏透け(b)という)。
【0011】
冊子類等の通帳プリンタ10は、上記イメージ読取面86のイメージ読取部分83に透けて現れる上記2通りの裏透けと、イメージ読取面86に新たに印字した文字等の情報を、イメージ読取機構が誤認識しないような印字濃度を選定して印字する必要がある。
【0012】
以下、図1、図2、図3、図5および図6を参照して本発明の第1の実施例を詳細に説明する。図1は通帳プリンタ10の構成を示すブロック図である。通帳プリンタ10は、制御部24が出力する印字信号をヘッド駆動回路11を介してインクジェット12へ送信し、インクを噴射して印字を行う印字機構13と、通帳に印字された文字等の画像情報を光学的に読込み数値化するCCDセンサ15とこのCCDセンサ15が出力する数値化データに基づいて画像情報(イメージ)を認識しかつ印字濃度を計測(検出)する認識部14とから構成されるイメージ読取機構16と、通帳の位置検知を行なうセンサ部17と、モータ18によって通帳を搬送する搬送ローラ19と、通帳のページ替えを行なうページめくり機構22と、起動スイッチや操作ボタン等の外的動作制御を行なうオペレータ制御部23と、そしてテスト印字により選定した印字濃度データを保持するメモリ部26と印字濃度データを用いて印字濃度を調整する印字濃度制御部25とを有し、制御部24は上記各部位の動作を制御する。通帳プリンタ10は通常、現金自動取引装置に組込まれるが、コンピュータ等の上位装置27と接続することにより、上位装置27からの命令でも動作が可能である。
【0013】
図2は前記通帳プリンタ10の機構図、図3は印字濃度調整から最適印字濃度登録までの処理手順を示すフローチャートである。なお、説明を分かりやすくするために、テスト印字濃度の種類を印字濃度1、印字濃度2、印字濃度3、印字濃度4の4種類とし、見開き24行印字可能な通帳の印字濃度調整を例に挙げて説明を行なう。
【0014】
制御部24はオペレータ制御部23の操作を受け、通帳プリンタ10をテストモードに切替え印字濃度調整及び最適印字濃度登録のためのテストを開始する(ステップ61)。通帳のテスト印字を行なうページ(図4、2ページ目)を開いて、通帳プリンタ10の吸入口21に挿入する(ステップ62)。通帳が挿入されると挿入口センサ(図示せず)が通帳を検知し、モータ18が回転を開始し、搬送ローラ19により通帳を搬送路20上を搬送し、通帳プリンタ10の内部に吸入する。吸入された通帳は、先ず印字機構13に搬送される。
【0015】
図6に通帳のイメージ読取面(図4、3ページ目の裏面)86を示すが、イメージ読取部分の1行目に印字濃度1での裏透け(a)、2行目に印字濃度1での裏透け(b)、3行目に印字濃度1の印字、4行目に印字濃度2での裏透け(a)、5行目に印字濃度2での裏透け(b)、6行目に印字濃度2の印字、7行目に印字濃度3での裏透け(a)、8行目に印字濃度3での裏透け(b)、9行目に印字濃度3の印字、10行目に印字濃度4での裏透け(a)、11行目に印字濃度4での裏透け(b)、12行目に印字濃度4の印字が現れている。
【0016】
図6に示すイメージ読取部分を形成するために、図5に示すように、3ページ目の表面(裏透け印字面)85に、1行目と23行目の2ヶ所に印字濃度1でテスト印字を行い、以下同様4行目と20行目には印字濃度2で、7行目と17行目には印字濃度3で、10行目14行目は印字濃度4でテスト文字をインクジェット12でテスト印字する(ステップ63)。
【0017】
次に、イメージ読取ページの前のページ(図4、2ページ目)の裏面(裏透け印字面)84には、2行目と24行目に印字濃度1で、5行目と21行目に印字濃度2で、8行目と18行目に印字濃度3で、11行目と15行目に印字濃度4でテスト文字をインクジェット12でテスト印字する(ステップ63)。なお、本実施例では、行検知の際、イメージ読取りをする日付印字の部分にテスト印字を行なっている。
【0018】
テスト印字を行なった通帳は搬送ローラ19によりページめくり機構22に搬送し、順ページ替え方向(ページが増える方向)に1ページめくり、イメージ読取面86を開く(ステップ64)。イメージ読取面が開かれた通帳は、再び搬送ローラ19により印字機構13に搬送する。
【0019】
さらに、裏透けと印字文字を比較するために、図6のイメージ読取面86の3行目に、前記印字濃度1にて、6行目には前記印字濃度2にて、9行目には前記印字濃度3にて、12行目には前記印字濃度4にてテスト文字をインクジェット12にてテスト印字する(ステップ65)。
【0020】
テスト印字を終えた通帳は搬送ローラ19によりイメージ読取機構16に搬送し、イメージ読取面86をCCDセンサ15にて読取りイメージデータを数値化する。その数値化データを認識部14が受取り裏透けの濃度と印字文字の印字濃度を認識(検出)する(ステップ66)。認識部14は計測した濃度データおよび印字濃度データを制御部24の印字濃度制御部25に送信する。印字濃度制御部25は、印字濃度が最適になるような印字濃度データを選定する(ステップ67)。
【0021】
最適印字濃度の選定方法としては、イメージ読取機構16が算出した数値(読取画像を1ピクセル毎、濃度を数値化し、一行毎に印字したピクセル分の数値)が、次の(i)、(ii)の2条件を満たす印字濃度データを選択することにより、裏透けの濃度が薄く且つ印字濃度の濃い印字濃度である最適印字濃度を選定することができる。
(i)各印字濃度における裏透け(a)、裏透け(b)をイメージリードした際、各行の認識濃度を数値化した値がプリンタに既定で設定されている裏透けと判断しないというしきい値より小さい(薄い)。
(ii)各印字濃度におけるテスト印字した文字をイメージリードした際、各行の認識濃度を数値化した値がプリンタに既定で設定されている印字文字として認識するしきい値より大きい(濃い)。
【0022】
図7にテスト印字と裏透けの濃度検出値の差と印字濃度との関係と、上記2条件(i)、(ii)との関係を示す。テスト印字の濃度および裏透けの濃度とも印字濃度に正比例するため、濃度の検出値の差も正比例する。したがって、最適印字濃度は、裏透けと判断しないしきい値(i)より小さく、かつ印字文字として認識するしきい値(ii)よりも大きくて一番濃い印字濃度である。
【0023】
このとき、2種類以上の印字濃度が上記条件(i)、(ii)を満たす場合は、満たした印字濃度の中で、裏透け(a)もしくは裏透け(b)のうちで大きい(濃い)濃度値とテスト印字した濃度値の差が大きい印字濃度を選定する。これは、裏透け濃度と印字濃度とで濃度差があることにより、裏透けか印字かを判定しやすくするためである。また、上記条件(i)、(ii)のうち片方もしくは両方の条件が満たされないときは、テストを終了し、この通帳には最適印字濃度を選択することできないということを操作者に伝えるアラームをランプや表示にて知らせる(ステップ72)。
【0024】
そして、操作者に選定した印字濃度を知らせるため、選定した印字濃度値の印字を行なうと同時に最適印字濃度として選定した印字濃度が裏透けを起こさないかの確認動作を行なう(ステップ68)。確認動作は、通帳を搬送ローラ19にて印字機構13に搬送し、選定した最適印字濃度での文字等の情報を図6に示すイメージ読取面の13行目に印字する。印字された通帳は搬送ローラ19によりイメージ読取機構16に運ばれ、選定した最適印字濃度値の印字をイメージで読取り、その印字濃度を数値化した値がプリンタに既定で設定されている印字文字として認識するしきい値より大きい(濃い)ことを印字濃度制御部24が確認する。
【0025】
このとき、しきい値より小さいときはテスト印字(ステップ63)に戻り、再度、印字濃度の選定を行なう。また、しきい値より大きかった場合は、通帳をページめくり機構22に搬送しイメージ読取ページの次ページ(図4、4ページ目)を開く。4ページ目が開かれた通帳はイメージ読取機構16に搬送し、イメージリードをおこなう。そのページの裏透けの濃度を数値化した値がプリンタに既定で設定されている裏透けと判断しないというしきい値より小さい(薄い)かを印字濃度制御部24が確認する。その確認の結果、しきい値より大きい時はテスト印字(ステップ63)に戻り、再度、印字濃度の選定を行なう。しきい値より小さいときは、上記で選定した最適印字濃度データを、メモリ部26に保持し(ステップ69)、搬送ローラ19にて通帳を排出口21に搬送し排出し(ステップ70)、このテストは終了する(ステップ71)。
【0026】
上記テストは、使用する通帳全てに対して行なわれ、最適印字濃度データは通帳の種類(通帳の紙質)をキーにして、通帳の種類(通帳の紙質)毎に上記メモリ部26に格納保持される。
【0027】
上記実施例において、印字濃度を濃い状態から薄い状態に変化させる手段としては以下の方法がある。
(1)印字する色を黒から白の方向に変える。
(2)印字の密度を低くするか、インク量を少なくする。
(3)印字の線を細くする。
インクジェットは色を変化させることができるため、上記(1)の方法で、色を変化させてグラデーション効果により印字濃度を薄くする方法が好適である。
【0028】
上記実施例においては、説明を分かりやすくするため、裏透け印字ページとイメージ読取ページを各1ページでテストができるように、印字濃度の種類と見開き1頁に印刷できる行数を設定したが、印字濃度の種類が多い場合や見開き1頁に印刷できる行数が少ない場合は裏透け印字ページとイメージ読取ページが複数ページとなっても良い。また、ページめくり機構のない通帳プリンタについては、人手にてページめくりを行なってもよい。さらに、上記実施例では日付欄をイメージ読取部分としているが、印字エリアであればどの部分を使用しても良い。
【0029】
次に本発明の第2の実施例について説明する。前記第1の実施例による通帳プリンタが現金自動取引装置等に実装され、動作中で新たに印字を行なう場合、挿入された通帳の種類を判別し、制御部24のメモリ部26に保持されている通帳毎の最適印字濃度を通帳の種類をキーにして読出し、印字機構13の印字濃度を最適印字濃度に設定する。通帳の判別は、通帳の磁気ストライプの位置、大きさ、向き等をセンサで検出して判別する方法や、磁気ストライプに記録されている情報を磁気ヘッドで読取って判別する方法などがある。また、磁気ストライプに紙質の違いによる通帳の種類を予め記録しておき、印字の際にこの情報を読取って印字濃度を設定する方法もある。
【0030】
続いて本発明の第3の実施例について説明する。前記第1の実施例による通帳プリンタが現金自動取引装置等に実装され動作中の場合、新たに印字を行なう際、イメージ読取機構16で印字を行なおうとしている行の裏透けを読取りその濃度を認識(検出)し、印字機構13で新たに印字した文字等の情報をイメージ読取機構16で読取り印字濃度を認識(検出)する。これらの濃度データおよび印字濃度データを印字濃度制御部24に送信し、印字濃度制御部24で前記第1の実施例と同様、上記条件(i)、(ii)を満たすかどうか判定する。上記条件(i)、(ii)を満たす場合は、適正な印字濃度であると判断し印字動作を継続する。なお、本実施例においては上記条件(i)の裏透けは、裏透け(a)とする。また、上記条件(ii)の濃度は新たに印字された情報の印字濃度とする。
【0031】
これら2つの条件(i)、(ii)のいずれか一方あるいは両方が満たされない場合は、印字濃度制御部24は印字機構13を制御し印字濃度を変化させて再度印字を行ない、印字濃度を調整する。再印字は、同じ行の未印字部分あるいは別な行に行なう。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、使用する通帳の種類(あるいは通帳の紙質)に応じて、最もイメージ認識できる印字濃度データを選定し、その印字濃度データを通帳プリンタが保持することにより、動作時に印字濃度を最適濃度に自動調整可能とし、通帳の行検出率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による通帳プリンタのブロック構成図である。
【図2】本説明の第1の実施例による通帳プリンタの機構図である。
【図3】本発明の第1の実施例による通帳プリンタの印字濃度調整動作のフローチャートである。
【図4】通帳のイメージを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における通帳の裏透け印字ページを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例における通帳のイメージ読取ページを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例における最適印字濃度を選定する条件を示す図である。
【符号の説明】
10 通帳プリンタ 12 インクジェット
13 印字機構 14 認識部
15 CCDセンサ 16イメージ読取機構
19 ローラ 20 搬送路
21 吸入口、排出口 22 ページめくり機構
23 オペレータ制御部 24 制御部
25 印字濃度制御部 26 メモリ部
83 イメージ読取部分 84 前ページ裏透け印字面
85 裏透け印字面 86 イメージ読取面。

Claims (5)

  1. 制御部と、該制御部から送信される印字データを通帳等の冊子にインクジェットにより印字する印字機構と、前記冊子に印字された情報および裏透けを読取り濃度を検出するイメージ読取機構と、前記冊子を前記印字機構およびイメージ読取機構に搬送する搬送機構とを有し、前記制御部は前記冊子の種類毎に、印字した情報と裏透けの区別ができる印字濃度を保持し、前記印字機構の印字濃度を前記冊子に対応した印字濃度に設定することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 制御部と、該制御部から送信される印字データを通帳等の冊子にインクジェットにより印字する印字機構と、前記冊子に印字された情報および裏透けを読取り濃度を検出するイメージ読取機構と、前記冊子のページをめくるページめくり機構と、前記冊子を前記印字機構、イメージ読取機構およびページめくり機構に搬送する搬送機構とを有し、前記制御部は前記イメージ読取機構から送信される前記冊子に印字された情報および裏透けの濃度に関するデータに基づいて印字した情報と裏透けの区別ができる印字濃度を選定し、前記印字機構の印字濃度を前記選定した印字濃度に設定することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 前記制御部が保持する印字した情報と裏透けの区別ができる印字濃度は前記冊子の紙質に対応していることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記裏透けは、前記冊子の新たに印字すべきページの裏面から透けたものと、前のページから透けたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記印字した情報と裏透けの区別ができる印字濃度は、前記制御部により前記冊子の種類毎に予め作成され当該制御部のメモリに保持されており、前記冊子への印字の際に当該冊子に対応した印字濃度が前記メモリから読出され、前記印字機構に設定されることを特徴とする請求項1または3または4に記載のインクジェットプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010260265A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Sharp Corp 画像形成装置

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