JP2004183535A - 内燃機関の可変動弁制御装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】吸気バルブの開口面積と該開口面積で調整されるガス量との相関に基づいて、吸気バルブの作動特性を制御する構成において、前記相関を精度良く表現しつつ、ガス量に対して開口面積が一義的に決められる特性を用いることで、ガス量を精度良く制御できるようにする。
【解決手段】要求トルクから算出される要求体積流量比TQH0STと、要求残留ガス率に基づいて算出されるバルブオーバーラップ(O/L)時の吹き返しガス量の2倍と、吸気バルブの閉時期IVC,バルブリフト量,吸気圧,機関回転速度から算出される閉時期IVCにおける吹き返しガス量とを加算して、吸気バルブにおける要求バルブ通過ガス量を設定し、該要求バルブ通過ガス量に基づいて吸気バルブの目標作動特性を決定する。
【選択図】 図13

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の可変動弁制御装置に関し、詳しくは、吸気バルブのバルブ作動特性の可変制御によって作動ガス量を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、アクセル開度及び機関回転速度から目標トルクを設定し、前記目標トルクに相当する目標吸入空気量が得られるように、吸気バルブの作動特性を変化させる構成の機関が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
また、機関バルブのバルブリフトをバルブ作動角と共に連続的に可変する構成の可変動弁機構が知られている(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平06−272580号公報
【特許文献2】
特開2001−012262号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、吸気バルブの作動特性の制御によって作動ガス量を制御する構成の場合、吸気バルブの開口面積とシリンダ内総作動ガス量との間には、スロットルバルブで作動ガス量を制御する場合と同様に一定の相関があり、開口面積からシリンダ内総作動ガス量を推定することが可能である。
【0006】
尚、シリンダ内総作動ガス量とは、新気量+筒内残留ガス量であり、ここでの筒内残留ガス量は、バルブオーバーラップ時に吹き返しガス量,吸気バルブの閉弁時における吹き返しガス量、更に、排気バルブから排出されることなく、シリンダ内に残留する残留ガス量が含まれる。
【0007】
しかし、開口面積が大きい領域では、残留ガスの増加に伴う筒内ガス温度の上昇による体積効率の低下等によって、開口面積の増大に対してシリンダ内総作動ガス量が減少変化を示す。
【0008】
このため、あるシリンダ内総作動ガス量に対応する開口面積が2つ存在することになり、係る特性では、吸気バルブの作動特性の制御に用いることが困難である。
【0009】
一方、前記開口面積の増大に対してシリンダ内総作動ガス量が減少変化を示す領域を、シリンダ内総作動ガス量が変化しないものと見なせば、制御に用いることが可能になるものの、実際には減少変化を示すから、制御誤差を発生させることになってしまう。
【0010】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、吸気バルブの開口面積とガス量との相関を精度良く表現しつつ、ガス量に対して開口面積が一義的に決められる特性を用いることで、吸気バルブの作動特性によってガス量を精度良く制御できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1記載の発明では、シリンダに流入される新気量、及び、吸気バルブの開弁時にシリンダ内から吸気管側に吹き返すガス量を算出し、開弁時の吹き返しガス量を所定倍した量と新気量とに基づいて吸気バルブの通過ガス量を算出し、この吸気バルブの通過ガス量に基づいて吸気バルブのバルブ作動特性を制御する構成とした。
【0012】
上記構成によると、吸気バルブを通過するガス量は、新気量と、開弁時のシリンダ内からの吹き返しガス量とを含むが、開弁時の吹き返しガスは、吹き返して再度シリンダ内に流入されるので、吹き返しガス量を所定倍した量と新気量とから、吸気バルブの通過ガス量を算出する。
【0013】
ここで、前記吸気バルブの通過ガス量は、吸気バルブの開口面積の増加に対して全領域で増加する傾向を示し、バルブ通過ガス量毎に開口面積が一義的に決まるから、特性をそのまま用いて誤差の少ない制御を行える。
【0014】
尚、吸気バルブの通過ガス量には、排気バルブから排出されることなくシリンダ内にそのまま残留するガス量が含まれないことから、シリンダ内総作動ガス量とは明確に区別される。
【0015】
請求項2記載の発明では、吸気バルブの閉弁時に吸気管側に吹き返すガス量を算出し、吸気バルブの通過ガス量を、開弁時の吹き返しガス量を所定倍した量と新気量と閉弁時の吹き返しガス量とに基づいて算出する構成とした。
【0016】
上記構成によると、閉弁時にも吸気管側への吹き返しが発生するから、この吸気バルブの閉弁時に吸気管側に吹き返すガス量を加えて、吸気バルブの通過ガス量を算出させる。
【0017】
従って、吸気バルブの通過ガス量がより精度良く算出され、吸気バルブの作動特性をより精度良く制御できる。
請求項3記載の発明では、吹き返しガス量を2倍して、吸気バルブの通過ガス量を算出する構成とした。
【0018】
上記構成によると、吸気バルブの開弁時に吸気管側に吹き返したガスは、再度シリンダ内に流入することで、吸気バルブの部分を2回通過することになるので、算出される吹き返しガス量を2倍して、吸気バルブ通過ガス量を算出する。
【0019】
従って、吹き返しガスの挙動に対応して吸気バルブ通過ガス量を精度良く算出することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る可変動弁制御装置を含んで構成される車両用内燃機関のシステム構成図である。
【0021】
図1において、内燃機関101の吸気通路102には、スロットルモータ103aでスロットル弁103bを開閉駆動する電子制御スロットル104が介装されており、該電子制御スロットル104及び吸気バルブ105を介して、燃焼室106内に空気が吸入される。
【0022】
燃焼排気は、燃焼室106から排気バルブ107を介して排出され、排気浄化触媒108により浄化された後、マフラー109を介して大気中に放出される。前記排気バルブ107は、排気側カム軸110に軸支されたカム111によって一定のバルブリフト量,バルブ作動角,バルブ開閉タイミングを保ったまま駆動される。
【0023】
一方、吸気バルブ105は、可変バルブイベント・リフト機構(VEL)112によってバルブリフトがバルブ作動角と共に連続的に変えられるようになっていると共に、吸気側カム軸113の端部には、クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させることで、吸気バルブ105の作動角の中心位相を連続的に可変する可変バルブタイミング機構(VTC)114が設けられている。
【0024】
マイクロコンピュータを内蔵するコントロールユニット(C/U)115には、アクセル開度センサAPS116、吸入空気量(質量流量)Qaを検出するエアフローメータ117、クランク軸から回転信号Neを取り出すクランク角センサ118、吸気側カム軸113の回転位置を検出するカムセンサ119、スロットル弁103bの開度TVOを検出するスロットルセンサ120等からの各種検出信号が入力される。
【0025】
そして、コントロールユニット(C/U)115は、前記可変バルブイベント・リフト機構(VEL)112及び可変バルブタイミング機構(VTC)114による吸気バルブ105の作動特性の可変制御によって機関の101の作動ガス量を調整する。
【0026】
また、キャニスタパージ及びブローバイガスの処理のために一定の負圧(目標Boost:例えば−50mmHg)を発生させるようにスロットル弁103bの開度を制御する。
【0027】
ここで、前記可変バルブイベント・リフト機構(VEL)112の構造について説明する。
可変バルブイベント・リフト機構(VEL)112は、図2〜図4に示すように、一対の吸気バルブ105、105と、シリンダヘッド11のカム軸受14に回転自在に支持された中空状のカム軸13と、該カム軸13に軸支された回転カムである2つの偏心カム15、15と、前記カム軸13の上方位置に同じカム軸受14に回転自在に支持された制御軸16と、該制御軸16に制御カム17を介して揺動自在に支持された一対のロッカアーム18、18と、各吸気バルブ105、105の上端部にバルブリフター19、19を介して配置された一対のそれぞれ独立した揺動カム20、20とを備えている。
【0028】
前記偏心カム15、15とロッカアーム18、18とは、リンクアーム25、25によって連係され、ロッカアーム18、18と揺動カム20、20とは、リンク部材26、26によって連係されている。
【0029】
前記偏心カム15は、図5に示すように、略リング状を呈し、小径なカム本体15aと、該カム本体15aの外端面に一体に設けられたフランジ部15bとからなり、内部軸方向にカム軸挿通孔15cが貫通形成されていると共に、カム本体15aの軸心Xがカム軸13の軸心Yから所定量だけ偏心している。
【0030】
また、前記偏心カム15は、カム軸13に対し前記バルブリフター19に干渉しない両外側にカム軸挿通孔15cを介して圧入固定されていると共に、カム本体15aの外周面15dが同一のカムプロフィールに形成されている。
【0031】
前記ロッカアーム18は、図4に示すように、略クランク状に屈曲形成され、中央の基部18aが制御カム17に回転自存に支持されている。
また、基部18aの外端部に突設された一端部18bには、リンクアーム25の先端部と連結するピン21が圧入されるピン孔18dが貫通形成されている一方、基部18aの内端部に突設された他端部18cには、各リンク部材26の後述する一端部26aと連結するピン28が圧入されるピン孔18eが形成されている。
【0032】
前記制御カム17は、円筒状を呈し、制御軸16外周に固定されていると共に、図2に示すように軸心P1位置が制御軸16の軸心P2からαだけ偏心している。
【0033】
前記揺動カム20は、図2及び図6、図7に示すように略横U字形状を呈し、略円環状の基端部22にカム軸13が嵌挿されて回転自在に支持される支持孔22aが貫通形成されていると共に、ロッカアーム18の他端部18c側に位置する端部23にピン孔23aが貫通形成されている。
【0034】
また、該揺動カム20の下面には、基端部22側の基円面24aと該基円面24aから端部23端縁側に円弧状に延びるカム面24bとが形成されており、該基円面24aとカム面24bとが、揺動カム20の揺動位置に応じて各バルブリフター19の上面所定位置に当接するようになっている。
【0035】
すなわち、図8に示すバルブリフト特性からみると、図2に示すように基円面24aの所定角度範囲θ1がベースサークル区間になり、また、カム面24bの前記ベースサークル区間θ1から所定角度範囲θ2が所謂ランプ区間となり、更に、カム面24bのランプ区間θ2から所定角度範囲θ3がリフト区間になるように設定されている。
【0036】
前記リンクアーム25は、円環状の基部25aと、該基部25aの外周面所定位置に突設された突出端25bとを備え、基部25aの中央位置には、前記偏心カム15のカム本体15aの外周面に回転自在に嵌合する嵌合穴25cが形成されている一方、突出端25bには、前記ピン21が回転自在に挿通するピン孔25dが貫通形成されている。
【0037】
なお、前記リンクアーム25と偏心カム15とによって揺動駆動部材が構成される。
前記リンク部材26は、所定長さの直線状に形成され、円形状の両端部26a、26bには前記ロッカアーム18の他端部18cと揺動カム20の端部23の各ピン孔18d、23aに圧入した各ピン28、29の端部が回転自在に挿通するピン挿通孔26c、26dが貫通形成されている。
【0038】
なお、各ピン21、28、29の一端部には、リンクアーム25やリンク部材26の軸方向の移動を規制するスナップリング30、31、32が設けられている。
【0039】
前記制御軸16は、図10に示すように、一端部に設けられたDCサーボモータ等のアクチュエータ201によって所定回転角度範囲内で回転駆動されるようになっており、前記制御軸16の角度を前記アクチュエータ201で変化させることで、吸気バルブ105、105のバルブリフト量及びバルブ作動角が連続的に変化する(図9参照)。
【0040】
すなわち、図10において、アクチュエータ(DCサーボモータ)201の回転は、伝達部材202を介してネジ切り加工が施された軸103に伝達され、該軸203が通されたナット204の軸方向位置が変化する。
【0041】
そして、制御軸16の先端の取り付けられ、その一端が前記ナット204に固定された一対のステー部材205a、205bにより制御軸16が回転する。
なお、本実施形態では、図に示すように、ナット204の位置を前記伝達部材202に近づけることでバルブリフト量を小さくし、逆に、ナット204の位置を前記伝達部材202から遠ざけることでバルブリフト量を大きくする。
【0042】
また、前記制御軸16の先端には、該制御軸16の角度(VEL角)を検出するポテンショメータ式の角度センサ206が設けられており、該角度センサ206で検出される実際の角度が、目標角度に一致するように、前記コントロールユニット(C/U)115が前記アクチュエータ(DCサーボモータ)201をフィードバック制御する。
【0043】
次に、前記可変バルブタイミング機構(VTC)114の構成を、図11に基づいて説明する。
但し、可変バルブタイミング機構(VTC)114を、図11に示したものに限定するものではなく、クランク軸に対するカム軸の回転位相を連続的に変化させる構成のものであれば良い。
【0044】
本実施形態における可変バルブタイミング機構(VTC)114は、ベーン式の可変バルブタイミング機構であり、クランク軸120によりタイミングチェーンを介して回転駆動されるカムスプロケット51(タイミングスプロケット)と、吸気側カム軸13の端部に固定されてカムスプロケット51内に回転自在に収容された回転部材53と、該回転部材53をカムスプロケット51に対して相対的に回転させる油圧回路54と、カムスプロケット51と回転部材53との相対回転位置を所定位置で選択的にロックするロック機構60とを備えている。
【0045】
前記カムスプロケット51は、外周にタイミングチェーン(又はタイミングベルト)が噛合する歯部を有する回転部(図示省略)と、該回転部の前方に配置されて前記回転部材53を回転自在に収容するハウジング56と、該ハウジング56の前後開口を閉塞するフロントカバー,リアカバー(図示省略)とから構成される。
【0046】
前記ハウジング56は、前後両端が開口形成された円筒状を呈し、内周面には、横断面台形状を呈し、それぞれハウジング56の軸方向に沿って設けられる4つの隔壁部63が90°間隔で突設されている。
【0047】
前記回転部材53は、吸気側カム軸14の前端部に固定されており、円環状の基部77の外周面に90°間隔で4つのベーン78a,78b,78c,78dが設けられている。
【0048】
前記第1〜第4ベーン78a〜78dは、それぞれ断面が略逆台形状を呈し、各隔壁部63間の凹部に配置され、前記凹部を回転方向の前後に隔成し、ベーン78a〜78dの両側と各隔壁部63の両側面との間に、進角側油圧室82と遅角側油圧室83を構成する。
【0049】
前記ロック機構60は、ロックピン84が、回転部材53の最大遅角側の回動位置(基準作動状態)において係合孔(図示省略)に係入するようになっている。
【0050】
前記油圧回路54は、進角側油圧室82に対して油圧を給排する第1油圧通路91と、遅角側油圧室83に対して油圧を給排する第2油圧通路92との2系統の油圧通路を有し、この両油圧通路91,92には、供給通路93とドレン通路94a,94bとがそれぞれ通路切り換え用の電磁切換弁95を介して接続されている。
【0051】
前記供給通路93には、オイルパン96内の油を圧送する機関駆動のオイルポンプ97が設けられている一方、ドレン通路94a,94bの下流端がオイルパン96に連通している。
【0052】
前記第1油圧通路91は、回転部材53の基部77内に略放射状に形成されて各進角側油圧室82に連通する4本の分岐路91dに接続され、第2油圧通路92は、各遅角側油圧室83に開口する4つの油孔92dに接続される。
【0053】
前記電磁切換弁95は、内部のスプール弁体が各油圧通路91,92と供給通路93及びドレン通路94a,94bとを相対的に切り換え制御するようになっている。
【0054】
前記コントロールユニット115は、前記電磁切換弁95を駆動する電磁アクチュエータ99に対する通電量を、ディザ信号が重畳されたデューティ制御信号に基づいて制御する。
【0055】
例えば、電磁アクチュエータ99にデューティ比0%の制御信号(OFF信号)を出力すると、オイルポンプ47から圧送された作動油は、第2油圧通路92を通って遅角側油圧室83に供給されると共に、進角側油圧室82内の作動油が、第1油圧通路91を通って第1ドレン通路94aからオイルパン96内に排出される。
【0056】
従って、遅角側油圧室83の内圧が高、進角側油圧室82の内圧が低となって、回転部材53は、ベーン78a〜78bを介して最大遅角側に回転し、この結果、吸気バルブ105の開期間(開時期及び閉時期)が遅くなる。
【0057】
一方、電磁アクチュエータ99にデューティ比100%の制御信号(ON信号)を出力すると、作動油は、第1油圧通路91を通って進角側油圧室82内に供給されると共に、遅角側油圧室83内の作動油が第2油圧通路92及び第2ドレン通路94bを通ってオイルパン96に排出され、遅角側油圧室83が低圧になる。
【0058】
このため、回転部材53は、ベーン78a〜78dを介して進角側へ最大に回転し、これによって、吸気バルブ105の開期間(開時期及び閉時期)が早くなる。
【0059】
尚、可変バルブタイミング機構114は、上記のベーン式のものに限定されず、例えば、特開2001−041013号公報や特開2001−164951号公報に開示されるように、電磁クラッチ(電磁ブレーキ)の摩擦制動によってクランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させる構成や、特開平9−195840号公報に開示される油圧によってヘリカルギヤを作動させる方式の可変バルブタイミング機構であっても良い。
【0060】
次に、コントロールユニット115による可変バルブイベント・リフト機構(VEL)112及び可変バルブタイミング機構(VTC)114の制御を、ブロック図に従って説明する。
【0061】
図12のブロック図は、吸気バルブ105の要求閉時期IVCを演算するブロックである。
この図12において、アクセル開度等から算出される機関の要求発生トルクが、b101において要求体積流量比TQH0ST(要求新気量)に変換され、b102では、該要求体積流量比TQH0STと、吸気バルブ105の上流圧(吸入負圧)と、要求残留ガス率とから、吸気バルブ105における要求バルブ通過ガス量を演算する。
【0062】
前記b102における要求バルブ通過ガス量の演算は、詳細には、図13のブロック図に示すようにして行われる。
図13において、b501では、前記要求体積流量比TQH0STと機関回転速度Neとから、目標残留ガス率を演算する。
【0063】
b502では、前記目標残留ガス率と要求体積流量比TQH0STとから目標残留ガス質量を演算する。
b503では、前記目標残留ガス質量を、排気バルブ107の閉弁時EVCに排出されずに筒内にそのまま残留する残留ガス量(EVC時筒内残留ガス量)と、バルブオーバーラップ時(開弁時IVO)に吸気管側に吹き返す吹き返しガス量(O/L時吹き返しガス量)とに分離する。
【0064】
前記O/L時吹き返しガス量はb504で2倍され、更に、b505では、O/L時吹き返しガス量×2と、b506で演算される吸気バルブ105の閉弁時IVCの吹き返しガス量(IVC時吹き返しガス量)とが加算される。
【0065】
バルブオーバーラップ時に吸気管側に吹き返したガスは、再度、シリンダ内に流入するものと想定され、結果的に、吸気バルブ105の部分を2回通過するので、2倍するようにしてある。
【0066】
但し、2倍に限定されるものではなく、何倍するかは、バルブオーバーラップ時における実際の吹き返しガスの挙動に応じて適宜設定されるべきものである。
b507では、質量として演算される、O/L時吹き返しガス量×2+IVC時吹き返しガス量を、体積流量比に単位変換する。
【0067】
そして、b508では、b507で単位変換した値と、前記要求体積流量比TQH0ST(新気量)とを加算し、該加算結果が、最終的に要求のバルブ通過ガス量として出力される。
【0068】
即ち、要求のバルブ通過ガス量は、新気量と、O/L時吹き返しガス量(開弁時吹き返しガス量)を2倍した量と、IVC時吹き返しガス量(閉弁時吹き返しガス量)とから算出される。
【0069】
前記IVC時吹き返しガス量は、図14のブロック図に示すようにして算出される。
図14において、b601では、吸気バルブ105の目標閉時期IVCと、前記可変バルブイベント・リフト機構(VEL)112における制御軸16の目標角度TGVEL(目標バルブリフト量)とから、吹き返しガス量に相関する吸気バルブ105の開口面積AIVCを求める。
【0070】
b602では、b601で求めた開口面積AIVCを、IVC時基本吹き返しガス量WIVC0に変換する。
一方、b603では、吸気圧Pmに基づく補正値KPMPEを演算し、b604では、機関回転速度Neに基づく補正値KHOSNEを演算する。
【0071】
そして、b605では、前記IVC時基本吹き返しガス量WIVC0に前記補正値KPMPEを乗算し、b606では、b605での乗算結果に更に補正値KHOSNEを乗算し、b606の乗算結果が、最終的なIVC時吹き返しガス量として出力される。
【0072】
上記のようにして算出される要求バルブ通過ガス量は、図15に示すように、吸気バルブ105の開口面積の増加に対して全領域で増加する傾向を示すから、係るバルブ通過ガス量と開口面積との相関から、要求のバルブ通過ガス量を得るための開口面積の要求が一義的に決まることになり、かつ、実際の相関をそのまま制御に用いることができるから、高精度なバルブ作動特性の制御が可能となる。
【0073】
ここで、図12のブロック図に戻って説明を続ける。
b103では、目標開時期IVO及び目標閉時期IVCを算出させるための可変バルブイベント・リフト機構(VEL)112における制御軸16の角度INPVELが設定される。
【0074】
前記角度INPVELは、制御範囲内の各バルブリフト量毎に、目標開時期IVO及び目標閉時期IVCを演算させるべく、逐次更新設定される。
前記角度INPVELは、b104において、吸気バルブ105の開口面積TVELAAに変換される。
【0075】
前記開口面積TVELAAは、b105においてそのときの機関回転数(rpm)によって除算され、更に、b106において機関101の排気量VOL#で除算され、状態量AADNV(開口面積相当値)に変換される。
【0076】
前記状態量AADNVは、b107において、吸気バルブ105の基準バルブ通過ガス量に変換される。
前記状態量AADNVとバルブ通過ガス量との相関は、有効シリンダ容積(吸気バルブ105の閉時期IVC)毎に存在するが、ここでは、有効シリンダ容積=100%(閉時期IVC=BDC)のときの相関をテーブルとして備える。
【0077】
そして、前記変換テーブルを参照することで、前記状態量AADNVが、基準バルブ通過ガス量に変換される。
前記基準バルブ通過ガス量は、b108において、新気量とO/L時吹き返しガス量を2倍した量とIVC時吹き返しガス量とからなる要求バルブ通過ガス量で除算され、該除算結果がb109において、前記状態量AADNVに乗算される。
【0078】
即ち、b109の出力は、以下の値となる。
b109部の出力AADNV’=
AADNV×(基準バルブ通過ガス量/要求バルブ通過ガス量)
b110では、前記b107で参照したものと同じ変換テーブルを参照して、b109で補正した状態量AADNV’に対応するバルブ通過ガス量を求める。
【0079】
b111では、前記要求バルブ通過ガス量を、b110で求めたバルブ通過ガス量で除算することで、要求容積比を求める。
要求容積比=
要求バルブ通過ガス量/AADNV’に対応するバルブ通過ガス量
b112では、前記要求容積比を、そのときの機関回転速度Neに応じて、吸気バルブ105の要求閉時期IVCに変換する。
【0080】
前記要求閉時期IVCは、前記要求容積比が小さくなるほど下死点BDCよりも前で吸気バルブ105を閉じるように設定される。
前記状態量AADNVとバルブ通過ガス量との相関は、有効シリンダ容積(吸気バルブ105の閉時期IVC)毎に存在するが、図15に示すように、それぞれの特性線図は、相互に相似の関係にある。
【0081】
ここで、前記基準バルブ通過ガス量/要求バルブ通過ガス量で補正された状態量AADNV’で、有効シリンダ容積=100%のときの相関を参照することは、状態量AADNVで要求バルブ通過ガス量が得られる有効シリンダ容積での相関を相似拡大した相関を参照することと等価になる。
【0082】
換言すれば、状態量AADNVで要求バルブ通過ガス量が得られる有効シリンダ容積での相関上での状態量AADNVと要求バルブ通過ガス量との格子点に対応する格子点を、有効シリンダ容積=100%のときの相関上で求めることになる。
【0083】
そして、前記状態量AADNV’に基づき、有効シリンダ容積=100%のときの相関を参照して求めたバルブ通過ガス量で、要求バルブ通過ガス量を除算すれば、その結果は、そのときの角度INPVEL(開口面積)で要求バルブ通過ガス量を得るための有効シリンダ容積を求めたことになる。
【0084】
上記のようにして、そのときの角度INPVEL(開口面積)で要求バルブ通過ガス量を得るための有効シリンダ容積を求める構成であれば、有効シリンダ容積=100%での状態量AADNVとバルブ通過ガス量との相関のみを記憶すれば良いから、記憶容量及びマッチング工数を削減できる。
【0085】
一方、吸気バルブ105の要求開時期IVOは、図16のブロック図に示すようにして設定される。
b201では、要求体積流量比TQH0STと機関回転速度Neとから目標残留ガス率を設定し、b202では、前記目標残留ガス率と要求体積流量比TQH0STから、目標残留ガス質量を算出する。
【0086】
b203では、前記目標残留ガス質量を、排気バルブ107の閉時期EVCにシリンダ内にそのまま残留する分と、バルブオーバーラップ時の吹き返し分とに分離する。
【0087】
b204では、前記バルブオーバーラップ時の吹き返し分と機関回転速度Neと吸気圧とから、吸気バルブ105の要求開時期IVOを演算する。
図17のブロック図は、前記要求閉時期IVC及び要求開時期IVOに基づいて、前記可変バルブイベント・リフト機構(VEL)112における制御軸16の制御目標角度TGVELを演算し、更に、可変バルブタイミング機構(VTC)114による進角制御目標を演算するブロックを示す。
【0088】
b301では、要求閉時期IVC,要求開時期IVOに基づいて要求作動角REQEVENTを演算し、b302では、角度INPVELを、吸気バルブ105の作動角CALEVENTに変換する。
【0089】
そして、b303では、前記REQEVENT及びCALEVENTに基づいて、制御目標角度TGVELを演算する。
具体的には、各角度INPVEL毎に、前記REQEVENTとCALEVENTとの偏差を演算して記憶し、前記偏差の絶対値が最も小さくなる角度INPVEL,要求閉時期IVC,要求開時期IVOの組み合わせを選択する。
【0090】
そして、前記偏差の絶対値が最も小さくなる角度INPVELを、制御目標角度TGVELにセットし、前記偏差の絶対値が最も小さくなる角度INPVELに対応して演算された要求閉時期IVC,要求開時期IVOを最終的な目標開閉時期として、前記制御目標角度TGVELと共に、b304に出力する。
【0091】
b304では、制御目標角度TGVELで目標開閉時期とするためのバルブタイミングの進角目標、即ち、可変バルブタイミング機構(VTC)114の制御目標TGVTCが設定される。
【0092】
そして、制御目標TGVTCに基づいて前記可変バルブタイミング機構(VTC)114が制御され、制御目標角度TGVELで決定される吸気バルブ105の作動角の中心位相が、制御目標TGVTCに従って進角・遅角制御される。
【0093】
これにより、要求のバルブ通過ガス量及び要求の残留ガス率が得られる開口面積及び開閉時期で吸気バルブ105が駆動されることになる。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の内燃機関の可変動弁制御装置において、
前記新気量を要求トルクに基づいて算出すると共に、前記開弁時の吹き返しガス量を要求の残留ガス率に基づいて算出し、該新気量と開弁時の吹き返しガス量を所定倍した量とに基づいて要求のバルブ通過ガス量を算出し、該要求のバルブ通過ガス量に基づいて、吸気バルブの目標作動特性を設定することを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
【0094】
上記構成によると、要求のトルクに見合う新気量と、要求の残留ガス率に見合う開弁時の吹き返しガス量とから、要求のバルブ通過ガス量が算出されるから、要求トルク及び要求残留ガス率を実現できるバルブ作動特性に精度良く制御することができる。
(ロ)請求項(イ)記載の内燃機関の可変動弁制御装置において、
前記可変動弁機構として、前記吸気バルブのバルブリフトを作動角と共に連続的に可変する可変バルブイベント・リフト機構と、前記吸気バルブの作動角の中心位相を連続的に可変する可変バルブタイミング機構とを備え、
前記バルブ通過ガス量と吸気バルブの開口面積との相関から、吸気バルブの要求閉時期を算出する一方、要求の残留ガス率及び前記開口面積に基づき吸気バルブの要求開時期を算出し、前記要求閉時期及び要求開時期から求められる作動角を、前記開口面積において満たすバルブリフト又は作動角を、前記可変バルブイベント・リフト機構の制御目標として定め、
前記要求閉時期,要求開時期を満たすように、前記可変バルブタイミング機構の制御目標を定めることを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
【0095】
上記構成によると、バルブ通過ガス量の要求から要求閉時期を求め、残留ガス率の要求から要求開時期を求めることで、それぞれの要求を満たすことが可能な作動角が求められるが、作動角とバルブリフトとの相関は固定であるから、前記要求の作動角が元データである開口面積と対応するとは限らない。
【0096】
そこで、実現可能なバルブリフト・作動角で、要求開閉時期での作動角となる制御目標を定め、係るバルブリフト・作動角で前記要求閉時期及び開時期となるように、作動角の中心位相の制御目標を定める。
【0097】
これにより、吸気バルブのバルブリフトを作動角と共に連続的に可変する可変動弁機構を用いて要求バルブ通過ガス量と要求の残留ガス率とを実現できる。
(ハ)請求項2記載の内燃機関の可変動弁制御装置において、
前記閉弁時の吹き返しガス量を、吸気バルブの閉時期,バルブリフト量,吸気バルブの上流圧,機関回転速度に基づいて算出することを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
【0098】
上記構成によると、吸気バルブの閉弁時に吹き返しを発生させるときの吸気バルブの開口面積、更に、吹き返し量に影響するバルブ上流圧(吸気圧),機関回転速度によって、閉弁時の吹き返しガス量を精度良く算出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における内燃機関のシステム構成図。
【図2】可変バルブイベント・リフト機構(VEL)を示す断面図(図3のA−A断面図)。
【図3】上記VELの側面図。
【図4】上記VELの平面図。
【図5】上記VELに使用される偏心カムを示す斜視図。
【図6】上記VELの低リフト時の作用を示す断面図(図3のB−B断面図)。
【図7】上記VELの高リフト時の作用を示す断面図(図3のB−B断面図)。
【図8】上記VELにおける揺動カムの基端面とカム面に対応したバルブリフト特性図。
【図9】上記VELのバルブタイミングとバルブリフトの特性図。
【図10】上記VELにおける制御軸の回転駆動機構を示す斜視図。
【図11】可変バルブタイミング機構(VTC)を示す縦断面図。
【図12】吸気バルブの要求閉時期IVCの演算を示すブロック図。
【図13】要求バルブ通過ガス量の演算を示すブロック図。
【図14】IVC時吹き返しガス量の演算を示すブロック図。
【図15】吸気バルブの開口面積とバルブ通過ガス量との相関を閉時期IVC毎に示す線図。
【図16】吸気バルブの要求開時期IVOの演算を示すブロック図。
【図17】吸気バルブの目標作動特性の演算を示すブロック図。
【符号の説明】
101…内燃機関、104…電子制御スロットル、105…吸気バルブ、107…排気バルブ、112…可変バルブイベント・リフト機構(VEL)、114…可変バルブタイミング機構(VTC)、115…コントロールユニット、115…エアフローメータ、116…アクセルペダルセンサ、117…クランク角センサ、118…スロットルセンサ、119…水温センサ

Claims (3)

  1. 吸気バルブのバルブ作動特性を可変する可変動弁機構を備えた内燃機関の可変動弁制御装置であって、
    シリンダに流入される新気量を算出すると共に、前記吸気バルブの開弁時にシリンダ内から吸気管側に吹き返すガス量を算出し、前記吸気バルブの通過ガス量を、前記開弁時の吹き返しガス量を所定倍した量と前記新気量とに基づいて算出し、
    該吸気バルブの通過ガス量に基づいて前記吸気バルブのバルブ作動特性を制御することを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
  2. 前記吸気バルブの閉弁時に吸気管側に吹き返すガス量を算出し、前記吸気バルブの通過ガス量を、前記開弁時の吹き返しガス量を所定倍した量と前記新気量と前記閉弁時の吹き返しガス量とに基づいて算出することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
  3. 前記所定倍を2倍とすることを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
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