JP2004179763A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Tetsuya Shibata
哲也 柴田
Takeshi Nakamura
武志 中村
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Abstract

【課題】電子メールで画像データを送信するにあたって、相手側装置の受信能力を予め確認しておき、それに基づいた画像データを送信することで、相手側装置が画像データを良好に受信できるようにする。
【解決手段】画像データを添付ファイルとする電子メールを相手側装置に送信する際、MDN機能を利用して、相手側装置が受信可能なファイル形式や圧縮形式を問い合わせるための能力通知要求メールを送信する。相手側装置から能力通知メールが返信された後、その能力に応じて画像データのファイル形式や圧縮形式を変換した後、この相手側装置に対して電子メールを送信する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばインターネットファクシミリ装置等に代表される通信装置及びその通信装置によって実行される通信方法に係る。特に、本発明は、データ送信先の装置(相手側装置)が画像データを良好に受信できるようにするための手法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信機器のネットワーク化の進展に伴い、インターネット等のネットワークを介して電子メール(E−mail)を送受信するネットワーク通信装置が種々の用途に用いられるようになってきている。
【0003】
そして、スキャナ機能を備え、読取った画像情報を電子メールの添付ファイルとして、ネットワークに接続されたコンピュータ等の装置へ送信することのできるネットワーク通信装置も開発されている。
【0004】
このような装置の一例として、Scan to Emailという機能を備えたネットワークスキャナ装置(ネットワーク通信装置)が開発されている。これは、スキャンした原稿画像データを所定のフォーマットデータに変換して電子メール用の添付ファイルを作成し、電子メールと共にその添付ファイルをインターネット上の所定のアドレス(ホストコンピュータ)に送信するものである。
【0005】
また、上記スキャナ機能に加えて、さらに印刷機能や電話機能をも備えた、ファクシミリ/電子メール装置も開発されている。
【0006】
このファクシミリ/電子メール装置を利用したネットワークの概略構成を図1に示す。この図1に示すように、本ネットワークは、各ファクシミリ/電子メール装置1,5がそれぞれメールサーバ装置2,4に接続されて個別のLANを構築しており、各LAN同士の間、つまり、各ファクシミリ/電子メール装置1,5の相互間で画像データ等の各種データや電子メールの送受信が可能な構成となっている。
【0007】
具体的に、電子メールの送信形態について説明すると、送信側端末となるファクシミリ/電子メール装置1から送信側のメールサーバ装置2に投函された電子メールは、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等の所定の電子メール転送プロトコルでネットワーク(インターネット)3を介して受信側のメールサーバ装置4に転送され、その受信側のメールサーバ装置4に蓄積される。受信側端末となるファクシミリ/電子メール装置5は、定期的に上記受信側のメールサーバ装置4に、POP3プロトコル(Post Office protocol 3)、IMAP(Internet Message Access Protocol)等のメール受信プロトコルを用いてアクセスして、蓄積されている電子メールを取得する。
【0008】
また、この受信側のファクシミリ/電子メール装置5にあっては、電子メールを受信し、添付されている画像情報を受信原稿として記録出力した際には、この電子メール及び添付画像情報が重複して再転送されないように、受信した電子メールをメールサーバ装置4上から削除するように構成されている。
【0009】
ここで、上述のようにネットワークファクシミリとして電子メールを用いて情報の送信をする場合には、たとえば通常のファクシミリ装置で情報を送信する場合とは異なり、受信側において正常に受信されたかどうか、または受信側において処理が適切になされたかどうかが、送信側において判別できないという問題があった。
【0010】
すなわち、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆電話網)を介して互いにリアルタイムで通信を行う通常のファクシミリ装置とは異なり、ネットワークファクシミリでは、上記受信側端末5が常時メールサーバ装置4に接続されているとは限らないために、受信側の受信状況を送信側において判別できない。
【0011】
また、受信側端末5が受信不能であっても、送信側端末1からメールサーバ装置2への送信は可能であるので、送信の時点では、前述のように正常に受信できたか、また適切に処理されたかなどについて、送信側で認識することはできない。
【0012】
そのため、従来では、上記ファクシミリ/電子メール装置から送信した情報の送達の確認を行う必要がある場合には、結局、操作者が電話によって相手側に確認しなければならないという不便さがあった。このため、互いにリアルタイムで対話をする必要がないという電子メール特有の通信の利点が損なわれてしまうという課題があった。
【0013】
そこで、このような不具合を解消するための技術として、電子メールを受信した場合に、受信側端末が送達確認の応答を送信側に返信することによって送達確認を行う方法が、RFC2298で規定されるMDN(Message Disposition Notification)の方法により実現されている。
【0014】
これは、送信メールの受信側における受信結果/経過を、所定形式の送達確認メールにより送信元に通知して確認させる方法である。
【0015】
ここで、RFC(Request For Comment )とは、インターネットに関する技術の標準を定める団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)が正式に発行する文書を指す。RFCとして、たとえばIP(Internet Protocol)、TCP(Transmission Control Protocol)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)などのインターネットで利用されるプロトコルや、その他インターネットに関わるさまざまな技術の仕様・要件などが、上記RFC2298のような通し番号を付けて公開されている。
【0016】
上記MDNにおいては、電子メールのヘッダ部に「Disposition−Notification−To:」フィールドを新たに設けている。送信側および受信側の端末がMDNの仕様を満たしている場合には、上記フィールドを用いて送達の確認が行われる。すなわち、具体的には、送信側において、上記フィールドに送達確認メールの送付を希望するアドレスを指定して送信し、受信側において、上記フィールドで指定されるアドレスに送達確認メールを返信する。
【0017】
ところで、インターネットを使用したファクシミリ通信(以下、インターネットFAXと呼ぶ)には、EメールでTIFFファイルを送受信するSimpleModeと、このSimple Modeの機能に加えて送信機と受信機の間で機能の通知を行う能力交換および画像データの到達確認ができるFull Modeと、TCPパケットでリアルタイムにパケットの送受信を行うRealTime Modeとがある。
【0018】
しかし、インターネットFAXのモードはそれぞれのモードに固有の制限がある。
【0019】
例えば、上記Simple Modeは、送信できる画像がA4サイズ、200DPI、MHに制限されてしまう。
【0020】
一方、Full Modeは、送信できる画像に制限は無いが、受信側がFull Modeに対応していない場合には、この受信側において画像データを開けることができないおそれがあるため、実際に送信する前に相手機(受信側)の能力を別の手段で取得しておく必要がある。
【0021】
これまでの技術では、例えば、受信機がFAX機能として、記録解像度400DPI、B4サイズの記録紙が使用可能であること、カラー受信機能を持つことなどについて、送信機側では知ることができなかったために、送信側で原稿が400DPI、B4サイズ、カラーで読取られたとしても、読取った画像データを200DPI、A4サイズに変換(Simple Modeへ変換)してからでないと送信出来ないといった不具合があった。
【0022】
このような、従来の課題を解決する方法として、下記の特許文献1に開示されているように、送信機で受信機の能力通知要求をSMTPで送信し、受信機が能力通知をSMTPで応答することにより、送信機で最適な画像をSMTPで送信する方法が開示されている。
【0023】
【特許文献1】
特開平11−261628号公報
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特許文献1に開示されている技術においては、MDNの能力通知時に、特殊コマンドを用いてT.30のDIS情報を通知することで、能力確認を行っている。そして、DIS情報には、インターネットFAX特有の情報(TIFFファイル形式や、符号混在情報(MRC)等の情報)が含まれていないと言う問題点がある。
【0025】
また、DISの情報は、多くの情報を少ないbitを複数使用して表している点と、ファクシミリ機能が向上する度にbitを末尾に追加して行っているため、通常の電子メールの情報を解析するのに比べて、処理が煩雑になると言う問題点もある。
【0026】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子メールで画像データを送信するにあたって、相手側装置の受信能力を予め確認しておき、それに基づいた画像データを送信することで、相手側装置が画像データを良好に受信できるようにすることにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
−発明の概要−
上記の目的を達成するために、本発明は、先ず、画像データを送信しようとする送信先の装置(相手側装置)に対して受信能力を予め確認するための通信を行う。そして、相手側装置の応答によってその受信能力を確認し、相手側装置が受信可能な形態に画像データを変換して送信するようにしている。
【0028】
−解決手段−
具体的には、画像データを相手側装置に向けて送信可能な通信装置を前提とする。この通信装置に対し、相手側装置の受信能力の問い合わせを行う問い合わせ手段と、この問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信能力情報を受信する能力受信手段と、この能力受信手段により取得した相手側装置の受信能力に応じて画像データを変換し、その変換後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えさせている。
【0029】
より具体的には、本装置がMDN機能を備え、この機能によって相手側装置の受信能力を問い合わせることが掲げられる。具体構成は以下のとおりである。
【0030】
データ圧縮処理した画像データを電子メールにより相手側装置に向けて送信可能な通信装置を前提とする。この通信装置に対し、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行う問い合わせ手段と、この問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する能力受信手段と、この能力受信手段により取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えさせている。
【0031】
また、問い合わせ手段の機能として、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行うと共に、その発信情報の中に問い合わせのための発信である旨の情報を包含するようにしてもよい。
【0032】
これらの特定事項により、先ず、画像データを送信しようとする送信先である相手側装置に対して、受信可能なデータ圧縮形式等の受信能力を予め確認するための通信を行う。そして、相手側装置の応答によってその受信能力を確認し、相手側装置が受信可能な形態に画像データを変換(相手側装置の受信可能圧縮形式での画像データの圧縮処理)してデータ送信することになる。
【0033】
このため、送信側の通信装置にあっては、相手側装置において画像データが正常に受信されたかどうか、または受信側において処理が適切になされたかどうかを送信後に確認する必要が無くなる。つまり、この確認をしなくても、相手側装置において正常な受信及び処理が行われたことを確信できる。
【0034】
また、上述した如く電子メールにより相手側装置に向けて画像データを送信するものに適用した場合には、リアルタイムで対話をする必要がないという電子メールによる通信の利点を損うことなしに、相手側装置において正常な受信及び処理が行われたことを送信側の通信装置において確信することができる。
【0035】
図2は、上記解決手段の如く発信情報の中に問い合わせのための発信である旨の情報を包含させた場合と、包含させない場合との通信形態を比較するための概念図である。図2(a)は発信情報の中に問い合わせのための発信である旨の情報を包含させた場合の通信形態を示しており、図2(b)はその情報を包含させない場合の通信形態を示している。先ず、インターネットFAXデータと共に送達確認及び能力通知要求のメールが送信された場合(図2(a)及び(b)の上から3番目の通信)、何れの通信形態においても受信データの印字及びメモリへのデータ蓄積が可能であり、また、送達確認応答及び能力通知を送信側の装置に発信することになる。
【0036】
一方、インターネットFAXデータが無い状態で、送達確認及び能力通知要求のメールを送信した場合(図2(a)及び(b)の最上段の通信)、問い合わせのための発信である旨の情報を包含させたものでは、受信側の装置では、データが無いにも拘わらず、エラー判定は行わず、送達確認応答及び能力通知を送信側の装置に発信することになる。これに対し、問い合わせのための発信である旨の情報を包含させないものでは、データが無いためにエラー判定が行われ、受信印字の不可及びメモリへの蓄積不可となる。つまり、発信情報の中に問い合わせのための発信である旨の情報を包含させた場合の方が良好な通信状態を得ることができる。
【0037】
また、問い合わせ手段が、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせをRFC2298及びRFC2879に基づく送達確認要求を用いて行い、能力受信手段が、上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する構成とした場合には、RFCで規定されている方法を用いることによって容易に通信を行うことが可能となり、本通信装置を使用した通信形態の実用性の向上を図ることができる。
【0038】
また、相手側装置に向けて画像データを送信しようとする送信モードがシンプルモードではない場合に限って、問い合わせ手段が、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行うようにしている。つまり、相手側装置に向けて画像データを送信しようとする送信モードがシンプルモードである場合には相手側装置に受信能力の問い合わせを行わないようにしている。これによれば、無駄な問い合わせメールの送信による待ち時間が発生することを防止することが可能となる。何故なら、シンプルモードであれば、通常の通信装置の全てが受信可能であるため、このシンプルモードで画像データを送信する場合には相手側装置は確実に受信でき、相手側装置の受信能力を予め確認しておく必要はない。このため、上記問い合わせのメールの送信を実行する必要がない。
【0039】
更に、予め相手側装置の受信能力情報を記憶しておくことが可能な相手側情報記憶手段を備えさせておき、画像データを送信しようとする相手側装置が上記相手側情報記憶手段に記憶されている相手側装置ではない場合に限って、問い合わせ手段が、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行うようにしている。つまり、画像データを送信しようとする相手側装置が上記相手側情報記憶手段に記憶されている場合には、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行わないようにしている。これによれば、予め記憶されている情報から相手側装置の受信能力情報を取得することができ、この情報に基づいて画像データを変換して相手側装置に向けて送信することで、この相手側装置では画像データを良好に受信することができる。この場合にも、無駄な問い合わせのメールの送信による待ち時間が発生することを防止できる。
【0040】
上述した各解決手段において、問い合わせ手段による問い合わせが実行された後、所定時間が経過しても能力受信手段が相手側装置からの情報を受信しない場合、送信手段は、画像データを変換することなく画像データを相手側装置に向けて送信するようにしている。これによれば、受信側が、MDNの機能を備えていない場合であっても、無駄な応答待ちの状態を防ぐことが可能となる。つまり、受信側がMDNの機能を備えていないために問い合わせに対する応答ができない状況であっても、所定時間の経過後には画像データを相手側装置に向けて送信することが可能となる。
【0041】
また、予め相手側装置の受信能力情報を記憶しておくことが可能な相手側情報記憶手段を備えさせ、問い合わせ手段による問い合わせが実行された後、所定時間が経過しても能力受信手段が相手側装置からの情報を受信しない場合、画像データを送信しようとする相手側装置が相手側情報記憶手段に記憶されている相手側装置であるときには、送信手段は、その記憶情報に基づいて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信するようにしている。これによれば、電子電話帳等の管理テーブル(相手側情報記憶手段)に登録されている相手側装置の受信能力に応じた送信条件の中から最も近い条件で送信することにより、受信側の受信能力が判らない状況であっても、確実に画像データを送信することが可能となる。
【0042】
更に、問い合わせ手段による問い合わせが実行された後、所定時間が経過しても能力受信手段が相手側装置からの情報を受信しない場合、送信手段は、シンプルモードで画像データを相手側装置に向けて送信するようにしている。
【0043】
このようにシンプルモードで送信することにより、受信側の受信能力が判らない状況であっても、この画像データを送信することで、相手側装置にあっては確実に画像データを受信することができる。
【0044】
また、問い合わせ手段が、問い合わせ情報の中に自己装置の受信能力情報を包含させるようにしている。これによれば、今回の通信では送信側装置及び受信側装置としてそれぞれ機能していた各通信機器が、将来的に、送受信が逆転した際、送信側装置(以前の通信では受信側となっていた装置)は受信側装置(以前の通信では送信側となっていた装置)の受信能力を既に取得していることになり、この一対の装置間では、画像データを送信する度に問い合わせを実行するといったことは必要なくなり、短時間で良好な画像データの送受信を実行することが可能となる。
【0045】
また、上述した各解決手段に係る通信装置によって実行される通信方法も本発明の技術的思想の範疇である。つまり、相手側装置の受信能力の問い合わせを行う問い合わせ動作と、この問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信能力情報を受信する能力受信動作と、取得した相手側装置の受信能力に応じて画像データを変換し、その変換後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信動作とを備えた通信方法である。
【0046】
また、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行う問い合わせ動作と、この問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する能力受信動作と、取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信動作とを備えた通信方法も掲げられる。
【0047】
また、これら通信方法において、発信情報の中に問い合わせのための発信である旨の情報を包含させておく場合には問い合わせ動作中にこの情報(問い合わせのための発信である旨の情報)の書き込み動作が実行される。また、送信モードがシンプルモードである場合には問い合わせ動作は実行されない(問い合わせ非実行)。また、予め相手側装置の受信能力情報を記憶しておく場合には、この情報を記憶するための記憶動作が予め行われている。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0049】
−ネットワーク通信装置の構成説明−
本実施形態に係るネットワーク通信装置は、所定の送信設定によって、ネットワークを介したデータの送信を行うものである。上記ネットワーク通信装置は、データの送信と共に、送信先へ応答を要求し、その応答の有無を確認する応答確認機能を有している。尚、このネットワーク通信装置によって構築されるネットワークは、上記図1を用いて説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。また、図1における各ネットワーク通信装置1(11),5(11’)は共に同一構成であるので、ここでは一方のネットワーク通信装置1(11)について代表して説明する。
【0050】
以下、ネットワーク通信装置の構成について、図3および図4に基づいて説明する。
【0051】
図3は、本実施形態に係るネットワーク通信装置であるファクシミリ/電子メール装置11の電気的構成を示すブロック図である。このファクシミリ/電子メール装置11は、データを記録媒体に印刷するプリンタ/コピーや、電話回線を利用した通常のファクシミリ(FAX)としての機能の他に、インターネットなどのネットワークを経由して、電子メール(E−mail)の送受信やサーバとファイルの送受信を行う電子メール(E−mail/FTP(File Transfer Protocol))装置、およびインターネットファクシミリ装置としての機能を有する。インターネットファクシミリ装置としての機能については、後に詳述する。
【0052】
このファクシミリ/電子メール装置11は、メイン制御部12、パネル制御部13、制御用メモリ14、画像用バッファ15、制御用バッファ16、画像記憶部17、電子メール作成部18、読取部19、記録部20、符号/復号化制御部21、LAN(Local Area Network)制御部22、モデム23、網制御部(NCU:Network Control Unit)24、送達確認送受信制御部25、時計部26、時間管理部27を備えて構成されている。以下、各部について説明する。
【0053】
メイン制御部12は、CPU(Central Processing Unit)などを備えて構成され、該ファクシミリ/電子メール装置11の全体を統括的に制御する。パネル制御部13は、原稿の読込み、相手先入力などの指示を行うためのものであり、詳細は後述する。
【0054】
制御用メモリ14は、ROMなどの不揮発性のメモリや、バックアップされた揮発性のメモリなどから成り、制御プログラムや相手先情報(送信先の電話番号、短縮番号等)が格納されているとともに、これらの制御プログラムを実行するのに必要なシステムデータや各種データが記憶されている。また、この制御用メモリ14は、本発明でいう相手側情報記憶手段を構成するものであり、予め相手側装置の受信能力情報(相手側装置が受信可能なファイル形式や圧縮形式等)を記憶している。この記憶動作については後述する。
【0055】
画像用バッファ15は、RAM等から成り、送受信される画像データの圧縮や伸長にあたっての一時記憶に使用される。制御用バッファ16は、RAM等から成り、制御プログラムを動作させる上で必要なデータを格納する。画像記憶部17は、符号化された画像データを記憶するとともに、後述する読取部19から読込んだデータ、または受信したデータ、復号化後のデータなどを記憶する。
【0056】
電子メール作成部18は、符号化された画像データにヘッダ情報を付加し、電子メールのフォーマットに変換する。また、この電子メール作成部18では、必要に応じて相手側装置の受信能力の問い合わせを行う問い合わせ情報を作成して電子メールに付加するようになっている。つまり、この電子メール作成部18は、本発明でいう問い合わせ手段を構成するものである。
【0057】
読取部19は、原稿読取り手段としての光電変換素子(CCD;Charge Coupled Device)を利用したスキャナで、原稿を所定の解像度で読取る。そして、読取った結果、ドットイメージデータを出力する。記録部20は、電子写真方式のプリンタ装置を備え、通信によって受信した原稿画像や読取部19で読取った原稿画像等のデータをハードコピー(プリントアウト)する。また、サーマル素子を利用したサーマル記録装置として構成されていてもよい。
【0058】
符号/復号化制御部21は、読込んだ原稿画像のデータの符号化や画像データ受信時の復号化を行う。すなわち、この符号/復号化制御部21は、読取部19で読取った原稿画像のデータを符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている受信画像データを元のデータに復号化する。この符号/復号化制御部21では、ファクシミリ通信で一般に使用されている、MH(Modified Huffman)、MR(Modified READ)およびMMR(Modified Modified READ)などの符号化方式を用いることができる。
【0059】
LAN制御部22は、インターネット経由による電子メールの送受信通信およびインターネットファクシミリの通信を行うように、LAN(Local Area Network)と接続するためのものである。
【0060】
モデム23は、通常のファクシミリ通信を行うためのものであり、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。このモデム23は、網制御部24を介して公衆電話回線と接続されている。網制御部24は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)との回線の閉結及び開放の回線制御動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム23を公衆電話回線網と接続する。
【0061】
上記送達確認送受信制御部25は、本発明でいう送信手段及び能力受信手段を構成するものであり、上記MDN機能による送達確認(送達確認応答)の要求、および受信した送達確認応答の管理などを行い、上記電子メール作成部18が付加する情報を用いて制御を行う。また、この送達確認送受信制御部25は、相手側装置11’が発信する受信可能圧縮形式情報を受信して、RFC2298及びRFC2879の識別が可能となっている。
【0062】
そして、送達確認送受信制御部25は、データの送信における送信エラーを検出する機能を有していると共に、送信エラーを検出した場合にデータを再送する再送機能をも有している。
【0063】
ここで、この送信エラーとは、後述する送達確認において、送信が正常に完了していないという結果が得られた場合に相当する。
【0064】
さらに、送達確認送受信制御部25は、上記のパネル制御部13と組み合わせて、所定の送信設定を変更する設定変更機能、および送信設定を変更する際の確認をするための確認機能を有している。
【0065】
上記時計部26は、上記送達確認の要求(能力通知要求)を送信してから、送達確認応答を受信するまでの経過時間を計測する計測手段であり、たとえば後述するタイムアウト時間などをカウントする。上記時間管理部27は、上記時計部26で計測された送達確認応答を受信するまでの時間を記憶し、また後述するようにその時間に基づいて、タイムアウトエラーの判定を行う待ち時間を設定する変更手段である。
【0066】
次に、パネル制御部13の構成について、図4に基づいて説明する。
【0067】
このパネル制御部13は、表示部31および操作部32を備え、それらを一体としたタッチパネル型に構成される。そして、ファクシミリ送信にあたっては、相手先の設定が行われ、設定された相手先情報は、上記制御用メモリ14に格納される。上記表示部31は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)やCRT(ブラウン管:Cathode Ray Tube)ディスプレイなどから成り、動作状態や送信先の情報など、数字や記号だけでなく、画像を表示することができる。上記操作部32は、本ファクシミリ/電子メール装置11に対する設定や条件または処理動作などの入力操作に必要な各種のキー(入力手段)を備えている。
【0068】
上記操作部32は、テンキー33、クリアキー34、スタートキー35、全解除キー(CAキー)36、モード選択キー37、およびジョブステータス表示キー38、ユーザ設定キー39等を備えている。また、上記表示部31は、タッチパネルとなっており、設定などにあたって各種のキーを表示し、入力を受付けるようになっている。
【0069】
上記テンキー33は、画像形成枚数や部数などを入力するためのものである。上記クリアキー34は、テンキー33から入力された情報などをクリアするためのものである。上記スタートキー35は、記録媒体への画像出力動作を開始するためのキーである。全解除キー36は、設定された条件を全てクリアするためのキーである。
【0070】
また、モード選択キー37は、たとえばインターネットを介して受信したデータなどを出力するプリンタとしてのプリンタモード、電話回線やインターネットを介して他の装置にデータを送信するファクシミリとしてのファクシミリモード、および原稿から読取った画像データを記録媒体に印刷する複写機としての複写(コピー)モードなどに対応するキー(プリンタキー・ファックス/イメージ送信キー・コピーキー)を有する。操作者は、これらのキーの中からいずれかを選択することで、本ファクシミリ/電子メール装置11の機能を選択する。上記ジョブステータス表示キー38は、現在の画像形成ジョブの状況を選択表示するためのキーである。
【0071】
−インターネットファクシミリ機能の説明−
以下、本ファクシミリ/電子メール装置11におけるインターネットファクシミリ装置としての機能について説明する。本ファクシミリ/電子メール装置11は、インターネットファクシミリ装置としてファクシミリ文書データ(画像データ)を送信する場合、符号/復号化制御部21において符号化されたファクシミリ文書データには、電子メール作成部18において、ヘッダ情報が付加され、電子メールのフォーマットに変換される。
【0072】
すなわち、本ファクシミリ/電子メール装置11は、ファクシミリ文書データの送信先である電子メールアドレスにファクシミリ文書データを添付ファイルとして付加して電子メール化する。そして、公衆電話回線等を通じてインターネットプロバイダに接続し、そのホストを介してインターネットに接続するか、または直接インターネットに接続して、ネットワーク上のメールサーバにその電子メールを転送する。
【0073】
そして、送信側の本ファクシミリ/電子メール装置11(上記図1における送信側端末1に相当)および受信側のファクシミリ/電子メール装置11’(上記図1における受信側端末5に相当)が共にインターネットに接続されることで、電子メールの送受信を行うことができる。
【0074】
そして、本ファクシミリ/電子メール装置11は、配信成功後にメッセージで処理状況を通知する上記MDN機能を有する。MDN機能とは、前述のように、電子メールを受信した場合に、受信側のファクシミリ/電子メール装置11’が送達確認応答を送信側のファクシミリ/電子メール装置11に返信することによって送達確認を行うことができる機能である。
【0075】
そこで、本ファクシミリ/電子メール装置11では、電子メール作成部18において、電子メールのヘッダ部に、送達確認送受信制御部25が用いるためのMDNフィールドを付加し、そのMDNフィールドに確認メールを送付するアドレス(送信側のファクシミリ/電子メール装置11のアドレスまたは番号)を記述し、送達確認応答要求(能力通知要求)を行う。具体的な通信動作については後述する。
【0076】
−電子メール通信動作の説明−
次に、上記構成のファクシミリ/電子メール装置11において、画像データが添付された電子メールを送信機側から送信する場合の通信動作について説明する。
【0077】
図5は送信側のファクシミリ/電子メール装置11における制御手順を示すフローチャート図であり、図6及び図7はこの制御手順の一部分についての詳細動作を示すフローチャート図である。一方、図9は受信側のファクシミリ/電子メール装置11’における制御手順を示すフローチャート図である。
【0078】
<送信側の制御動作>
先ず、送信側のファクシミリ/電子メール装置11における制御手順について図5〜図8を用いて説明する。
【0079】
ファクシミリ/電子メール装置11から電子メールを送信する場合、前もって、相手側のファクシミリ/電子メール装置11’の受信能力を問い合わせるための通信を必要に応じて行う。つまり、先ず、ステップST1で送信開始の処理を行う。この送信開始の処理の詳細(図6)については後述する。その後、ステップST2でメールサーバ装置2への接続を実行し、ステップST3で上記問い合わせのためのメール(能力通知要求メール)を必要に応じて送信する。ここで能力通知要求メールを送信するのか、または通常の電子メール(画像データが添付されたもの)を送信するのかは、後述する送信開始処理により決定される。
【0080】
次に、上記ステップST1における送信開始の処理について図6に沿って説明する。この送信開始の処理の開始時には、本ファクシミリ/電子メール装置11の読取部に原稿がセットされており(ステップST21)、相手先情報による送信であるか否かが判定される(ステップST22)。つまり、制御用メモリ(相手側情報記憶手段)14に予め登録されている相手先に対する送信であるか否かが判定される。
【0081】
図8は、この制御用メモリ14に予め登録されている相手先情報の一覧を示している。このように、複数の相手先に対して、短縮番号(ワンタッチNo)、E−mailアドレス、読み込み可能なファイル形式、受信及び復号化可能な圧縮形式等が記憶されている。
【0082】
上記ステップST22のおける判定がYESである場合には、ステップST23に移り、ワンタッチキーもしくは短縮番号が入力され、送信相手先がユーザにより特定された後、ステップST26に移る。
【0083】
一方、上記ステップST22における判定がNOである場合には、ステップST24において送信相手先のE−mailアドレスを、ステップST25において送信条件をユーザがそれぞれ入力した後、ステップST26に移る。この送信条件とは、原稿のファイル形式及び圧縮形式等である。
【0084】
ステップST26においてユーザがスタートキー35を押すことにより、原稿の読取り動作が開始される(ステップST27)。
【0085】
この読取り動作の開始後、ステップST28において、送信モードがシンプルモードに設定されているか否かを判定し、シンプルモードであるYESの場合にはそのまま送信開始処理動作を終了して、上記ステップST2(図5)以降の動作に移る。つまり、この場合には、能力通知要求メールを作成することなしに相手側装置11’に対して電子メールを送信することになる。この場合には、能力通知要求メールを送信することなしに通常の電子メールが相手側装置11’に送信されることになる。これによれば、無駄な能力通知要求メール(問い合わせメール)の送信による待ち時間が発生することを防止できる。
【0086】
一方、送信モードがシンプルモードでないNOの場合には、ステップST29に移り、受信能力が予め登録されている相手先への送信であるか否かを判定する。つまり、上記制御用メモリ14に登録されている相手先への送信であるか否かを判定する。
【0087】
この判定がNOである場合には、ステップST30に移り、入力された送信内容については送信待ちとして登録すると共に、相手側への受信能力の問い合わせメールを作成して送信開始処理動作を終了する。
【0088】
一方、ステップST29の判定がYESである場合には、送信しようとする画像データが登録されている受信能力に一致しているときにはそのまま送信開始処理動作を終了するが、送信しようとする画像データが登録されている受信能力に一致していないときにはステップST30に移り、上記と同様に、入力された送信内容については送信待ちとして登録すると共に、相手側への受信能力の問い合わせメールを作成して送信開始処理動作を終了する。つまり、問い合わせメールの送信に対する相手先からの返信メールを待って画像データを変換すべきか否かを判定した後に通常の電子メールによる画像データの送信が実行できるようにしている。
【0089】
このようにして必要に応じ、上記ステップST30において相手側装置11’に対して能力問い合わせのためのメールを作成し、これをステップST3において送信し、それに応じた返信を待つことになる。この際の相手側装置11’による返信動作については後述する。尚、問い合わせメールを送信しない場合には、このステップST3における送信は通常の電子メール(画像データが添付されたもの)の送信となる。
【0090】
図5に戻り、ステップST5において、相手側装置11’に対して受信能力の問い合わせ設定(問い合わせメールの送信)がなされなかった場合(NO判定の場合)には、そのまま通信動作を終了する。一方、相手側装置11’に対して受信能力の問い合わせ設定(問い合わせメールの送信)がなされている場合には、ステップST6に移り、上記時計部26による待ち時間計測を開始する。
【0091】
その後、本ファクシミリ/電子メール装置11は、メールサーバ装置2への接続を実行し(ステップST7)、新着メールの有無を確認する(ステップST8)。新着メールが存在する場合にはステップST9においてそのメールを受信してステップST10に移ってメールサーバ装置2との接続を終了する一方、新着メールが存在しない場合にはそのままメールサーバ装置2との接続を終了する。
【0092】
その後、ステップST11に移り、新着メールは受信能力の問い合わせに対する返信メールであるか否かを判定し、この判定がYESである場合には、ステップST12において上記待ち時間計測を終了し、ステップST13において、相手先の能力に応じて画像データの変換処理が必要であるか否かを判定する。ここで画像変換処理が必要であると判断された場合にはステップST14において画像変換処理(ファイル形式及び圧縮形式等の変換処理)を実行した後にステップST2に戻って、相手側装置11’に対して電子メールを送信する。一方、画像変換処理が必要でないと判断された場合には画像変換処理を実行することなくステップST2に戻って、相手側装置11’に対して電子メールを送信する。
【0093】
また、上記ステップST11において、受信能力の問い合わせに対する返信メールが存在しないと判定された場合には、ステップST15に移り、上記待ち時間計測がタイムアウトしたか否かを判定する。この待ち時間計測がタイムアウトするまで上記ステップST7〜ステップST11の動作を繰り返す。
【0094】
このステップST15でタイムアウトが判定されると、ステップST16において待ち時間計測を終了し、ステップST17において送信条件変更処理(詳細は後述)を実行した後、ステップST2に戻って、相手側装置11’に対して電子メールを送信する。
【0095】
次に、このステップST17において実行される送信条件変更処理について図7に沿って説明する。この送信条件変更処理が開始されると、先ず、ステップST41において、既に設定されている条件で送信するか否かが判定される。この判定がYESである場合にはステップST42においてその設定条件で相手側装置11’に対する送信が実行される。つまり、登録されている相手側装置11’の能力に適合した画像データに変更して送信を行う。
【0096】
一方、上記ステップST41でNOに判定された場合には、ステップST43に移り、送信しようとする相手先の能力情報が上記制御用メモリ14に登録されているか否かを判定し、この判定がYESの場合には、ステップST44において、登録されている能力情報に変更するか否かが判定され、この判定がYESの場合には、ステップST45において能力を変更した後に相手側装置11’に対する送信が実行される。
【0097】
一方、上記ステップST43またはステップST44においてNOに判定された場合にはステップST46に移って送信モードをシンプルモードに変更して送信を行う。つまり、制御用メモリ14に登録されていない相手先に対して電子メールを送信しようとしている場合であって、この相手先から能力通知の返信メールが送信されないままにタイムアウトしてしまったため、この相手先が確実に受信できる送信モードであるシンプルモードに変更して送信を行う。
【0098】
<受信側の制御動作>
次に、受信側のファクシミリ/電子メール装置11’における制御手順について図9を用いて説明する。
【0099】
先ず、メールサーバ装置4への接続を実行し(ステップST51)、受信メールの有無を確認する(ステップST52)。受信メールが存在しない場合にはそのまま通信動作を終了する。
【0100】
一方、受信メールが存在する場合には、ステップST53において、その受信メールに画像データが存在しているか否かを判定する。そして、画像データが存在しているYESの場合にはその受信データをメモリに格納(ステップST54)すると共に、その画像データの印刷動作を実行し(ステップST55)、その通信結果を表示(通知)する(ステップST56)。つまり、受信メールに画像データが存在しているということは、能力通知要求メール(問い合わせメール)でないので、そのメールに対する返信を返すことなく通信動作を終了する。
【0101】
一方、上記ステップST53において、受信メールに画像データが存在していないと判定された場合には、ステップST57に移って、その受信メール中に能力通知要求の情報があるか、つまり、その受信メールは能力通知要求メールであるか否かを判定する。能力通知要求の情報があるYESの場合には、ステップST58において送信側の装置11の能力通知情報が含まれているか否かを判定し、この判定がYESの場合には、ステップST59において送信側の装置11の能力通知情報を登録しておく。
【0102】
このように送信側の装置11の能力通知情報を登録しておけば、今回の通信では送信側装置11及び受信側装置11’としてそれぞれ機能していた各通信機器が、将来的に、送受信が逆転した際、送信側装置11’(以前の通信では受信側となっていた装置)は受信側装置11(以前の通信では送信側となっていた装置)の受信能力を既に取得していることになり、この一対の装置間では、画像データを送信する度に問い合わせを実行するといったことは必要なくなり、短時間で良好な画像データの送受信を実行することが可能となる。
【0103】
その後、ステップST60において、上記能力通知要求に応えるべく、自己装置(受信側装置)の受信能力情報を書き込んだ能力通知メールを作成し、ステップST61において、その能力通知メールの送信処理を実行する。
【0104】
一方、上記ステップST57において、受信メール中に能力通知要求の情報がないNOに判定された場合には、ステップST62に移って通信エラーや異常データ受信を通知する。つまり、画像データが無く、能力通知要求の情報も無いメールであり、通信不良が生じている可能性があるため、通信エラーや異常データ受信を通知することになる。
【0105】
−電子メールの具体例−
次に、上述の各動作において送受信される電子メールの具体的な内容の一例について説明する。
【0106】
図10は、上記ステップST3において相手側装置に送信される「能力通知要求メール」である。図11は、上記ステップST61において送信側装置11に返信される能力通知要求に対する「応答メール」である。図12は、この応答メールを受信した後に画像データを送信するための「送信メール」である。
【0107】
「能力通知要求メール」は、図10に示すように、(a)に示すヘッダ部及び(b)に示す本文を含んでいる。なお、電子メールは実際には(a)、(b)のように分割されている訳ではないが、ここでは簡単のために分割した状態で説明する。
【0108】
図10中の(a)に示すヘッダ部は、電子メールの送受信およびインターネット中での配信などに関する情報を表示する領域である。ここで、ヘッダ部中の各行は、送受信などで用いるそれぞれ異なる固有の情報を記している。以下では、この各行のことをフィールドと呼ぶ。例えば、Toフィールドには電子メールの送信先が表示されている。また、Fromフィールドには「能力通知要求メール」の発信元が表示されている。更に、Disposition−Notification−Toフィールド(MDNフィールド)を用いて、返信メール(応答メール)を送付するべき返信先を設定するようになっている。また、Disposition−Notification−Optionsフィールドを用いて、本メールが「能力通知要求メール」である旨及び受信能力をリクエストしていることを示している。また、Message−IDフィールドは、個々のメールを識別するためのフィールドであり、ここでは、Message−ID:<111@SHARP_D1>を付与して送信している。
【0109】
このように、本メールが「能力通知要求メール」である旨の情報を包含させておくことにより、画像データが無い場合であっても受信側ではエラー判定は行われず良好な通信状態を得ることができる。
【0110】
更に、(b)の本文には、この「能力通知要求メール」の発信元のファクシミリ/電子メール装置11の能力についての情報が書き込まれている。
【0111】
「応答メール」は、図11に示すように、(a)に示すヘッダ部及び(b)に示す本文を含み、さらには、(c)に示すMDN情報を含んでいる。なお、電子メールは実際には(a)〜(c)のように分割されている訳ではないが、ここでは簡単のために分割した状態で説明する。
【0112】
図11中の(a)に示すヘッダ部は、電子メールの送受信およびインターネット中での配信などに関する情報を表示する領域である。ここで、ヘッダ部中の各行は、送受信などで用いるそれぞれ異なる固有の情報を記している。例えば、Toフィールドには先に受信した電子メールのDisposition−Notification−Toで示された電子メールの返信先が表示されている。ここでは、図示するように、Sharp_Doc_InternetFAX@sharp.co.jpに設定されている。
【0113】
また、Message−IDフィールドは、個々のメールを識別するためのフィールドである。例えば、送信時に送信メールに対してMessage−ID:<AAA@SHARP_D1>を付与して送信する。これにより、MDNの応答メールとして、そのMessage−ID:<AAA@SHARP_D1>が結果情報のOriginal−Message−IDフィールドに付与された応答メールを受信することができ、これによってメールを識別することができる。
【0114】
また、(b)に示す本文は、いわゆる電子メールの本体に相当する。本実施形態は、画像情報を送信するインターネットファクシミリ通信の場合であるので、本文は簡単なメッセージの送受信のために補助的に用いられている。尚、図11(b)の本文においては、送信が成功もしくは、失敗(エラー)した旨のメッセージが記述される。
【0115】
また、(c)に示すMDN情報はMDNに用いるための情報である。図示する各フィールドは、それぞれ次の情報を表す。
【0116】
Final−Recipientのフィールドは、MDNを返信した受け取りアドレスを示す。
【0117】
Original−Message−IDは、電子メールを識別するためのIDである。例えば図11(a)に示すMessage−IDフィールドに対応する送達確認の応答であることを示すために用いる。また、Dispositionフィールドは、上記Message−IDに対応する電子メールの処理が成功したか否かなどの状態を示す。図11(c)においては、処理が成功した、もしくは失敗した旨が示される。
【0118】
また、Media−Accept−Featuresフィールドは、電子メールの送信先における受信能力を示すフィールドである。
【0119】
例えば、図11(c)に示すように、本実施形態の送信先の受信能力は、カラー表示であり(color=full)、Tiffフォーマットのみ読取ることができ(image−file−structure=TIFF−limited)、200dpiの解像度であり(dpi=200)、縦横比が200:100かまたは200:200であり(dpi−xyratio=[200/100,200/200])、符号化方法はMHかMRかMMRかJPEGが可能であり(image−coding=[MH,MR,MMR,JPEG])、MRC(Mixed Raster Content)モードは0であり(0の場合においては、1頁内に異なる符号化方式や、解像度を許可しない)(MRC−mode=0)、用紙サイズはA4かB4かA3である(paper−size=[A4,B4,A3])。
【0120】
「送信メール」は、図12に示すように、(a)に示すヘッダ部及び(b)に示す本文を含み、さらには、(c)に示す添付ファイルを含んでいる。なお、電子メールは実際には(a)〜(c)のように分割されている訳ではないが、ここでは簡単のために分割した状態で説明する。
【0121】
図12中の(a)に示すヘッダ部は、電子メールの送受信およびインターネット中での配信などに関する情報を表示する領域である。ここで、ヘッダ部中の各行は、送受信などで用いるそれぞれ異なる固有の情報を記している。例えば、Toフィールドには電子メールの宛先が表示されている。
【0122】
ここで、本実施形態においては、図12(a)に記載のMDN(RFC2298)で規定されるDisposition−Notification−Toフィールド(MDNフィールド)を用いて、送達確認メールを送付するべき送信先を設定するようになっている。すなわち、この宛先は、図示するように、Sharp_Doc_InternetFAX@sharp.co.jpに設定されている。
【0123】
また、Message−IDフィールドは、個々のメールを識別するためのフィールドである。例えば、送信時に送信メールに対してMessage−ID:<222@SHARP_D1>を付与して送信する。すると、MDNの応答メールとして、そのMessage−ID:<222@SHARP_D1>が結果情報のOriginal−Message−IDフィールドに付与された応答メールを受信することができ、これによってメールを識別することができる。
【0124】
また、(b)に示す本文は、いわゆる電子メールの本体に相当する。本実施形態は、画像情報を送信するインターネットファクシミリ通信の場合であるので、本文は簡単なメッセージの送受信のために補助的に用いられている。
【0125】
また、(c)に示す添付ファイルは、符号化した画像ファイルを電子メールの本文に添付したものである。この添付ファイルの形式は、MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)として定められている。
【0126】
尚、各図に示した電子メールの内容は、これに限られるものではない。
【0127】
以上説明したように、本形態では、電子メールの添付ファイルとして画像データを送信するに際し、先ず、この画像データを送信しようとする送信先である相手側装置11’に対して、受信可能なデータ圧縮形式等の受信能力を予め確認するための通信を行っている。このため、送信側の装置11にあっては、相手側装置11’において画像データが正常に受信されたかどうか、または受信側において処理が適切になされたかどうかを送信後に確認する必要が無くなる。つまり、この確認をしなくても、相手側装置において正常な受信及び処理が行われたことを確信できる。
【0128】
−その他の実施形態−
上述した実施形態では、通常のファクシミリ装置としての機能、電子メール装置としての機能、インターネットファクシミリ装置としての機能等を共に有するファクシミリ/電子メール装置11に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、インターネットファクシミリ装置としての機能のみを備えた装置に対して適用することも可能である。
【0129】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、先ず、画像データを送信しようとする送信先の装置(相手側装置)に対して受信能力を予め確認するための通信を行う。そして、相手側装置の応答によってその受信能力を確認し、相手側装置が受信可能な形態に画像データを変換して送信するようにしている。このため、送信側の通信装置にあっては、相手側装置において画像データが正常に受信されたかどうか、または受信側において処理が適切になされたかどうかを送信後に確認する必要が無くなる。つまり、この確認をしなくても、相手側装置において正常な受信及び処理が行われたことを確信でき、通信動作の信頼性の向上を図ることができる。
【0130】
また、上述した如く電子メールにより相手側装置に向けて送信するものに適用した場合には、リアルタイムで対話をする必要がないという電子メールによる通信の利点を損うことなしに、相手側装置において正常な受信及び処理が行われたことを送信側の通信装置において確信することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ/電子メール装置によって構築されたネットワークの概略構成を示す図である。
【図2】発信情報の中に問い合わせのための発信である旨の情報を包含させた場合と、包含させない場合との通信形態を比較するための概念図である。
【図3】実施形態に係るファクシミリ/電子メール装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】パネル制御部の構成を示す図である。
【図5】送信側のファクシミリ/電子メール装置における制御手順を示すフローチャート図である。
【図6】図5における「送信開始処理」の手順の詳細を示すフローチャート図である。
【図7】図5における「送信条件変更処理」の手順の詳細を示すフローチャート図である。
【図8】登録されている相手先情報の一覧を示す図である。
【図9】受信側のファクシミリ/電子メール装置における制御手順を示すフローチャート図である。
【図10】「能力要求メール」の具体内容を示す図である。
【図11】「応答メール」の具体内容を示す図である。
【図12】「送信メール」の具体内容を示す図である。
【符号の説明】
1 送信側端末(通信装置)
5 受信側端末(相手側装置)
14 制御用メモリ(相手側情報記憶手段)
18 電子メール作成部(問い合わせ手段)
22 LAN制御部(送信手段、能力受信手段)

Claims (12)

  1. 画像データを相手側装置に向けて送信可能な通信装置において、
    相手側装置の受信能力の問い合わせを行う問い合わせ手段と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信能力情報を受信する能力受信手段と、
    上記能力受信手段により取得した相手側装置の受信能力に応じて画像データを変換し、その変換後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  2. データ圧縮処理した画像データを電子メールにより相手側装置に向けて送信可能な通信装置において、
    相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行う問い合わせ手段と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する能力受信手段と、
    上記能力受信手段により取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  3. データ圧縮処理した画像データを電子メールにより相手側装置に向けて送信可能な通信装置において、
    相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行うと共に、その発信情報の中に問い合わせのための発信である旨の情報を包含させておく問い合わせ手段と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する能力受信手段と、
    上記能力受信手段により取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  4. データ圧縮処理した画像データを電子メールにより相手側装置に向けて送信可能な通信装置において、
    相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせをRFC2298及びRFC2879に基づく送達確認要求を用いて行う問い合わせ手段と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信可能な能力受信手段と、
    上記能力受信手段により取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  5. データ圧縮処理した画像データを電子メールにより相手側装置に向けて送信可能な通信装置において、
    相手側装置に向けて画像データを送信しようとする送信モードがシンプルモードではない場合に限って、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行う問い合わせ手段と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する能力受信手段と、
    上記能力受信手段により取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  6. データ圧縮処理した画像データを電子メールにより相手側装置に向けて送信可能な通信装置において、
    予め相手側装置の受信能力情報を記憶しておくことが可能な相手側情報記憶手段と、
    画像データを送信しようとする相手側装置が上記相手側情報記憶手段に記憶されている相手側装置ではない場合に限って、相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行う問い合わせ手段と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する能力受信手段と、
    上記能力受信手段により取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  7. 請求項1〜6のうち何れか一つに記載の通信装置において、
    問い合わせ手段による問い合わせが実行された後、所定時間が経過しても能力受信手段が相手側装置からの情報を受信しない場合、送信手段は、画像データを変換することなく画像データを相手側装置に向けて送信するよう構成されていることを特徴とする通信装置。
  8. データ圧縮処理した画像データを電子メールにより相手側装置に向けて送信可能な通信装置において、
    予め相手側装置の受信能力情報を記憶しておくことが可能な相手側情報記憶手段と、
    相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行う問い合わせ手段と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する能力受信手段と、
    上記能力受信手段により取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信手段とを備えており、
    問い合わせ手段による問い合わせが実行された後、所定時間が経過しても能力受信手段が相手側装置からの情報を受信しない場合、画像データを送信しようとする相手側装置が相手側情報記憶手段に記憶されている相手側装置であるときには、送信手段は、その記憶情報に基づいて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信するよう構成されていることを特徴とする通信装置。
  9. 請求項1〜6のうち何れか一つに記載の通信装置において、
    問い合わせ手段による問い合わせが実行された後、所定時間が経過しても能力受信手段が相手側装置からの情報を受信しない場合、送信手段は、シンプルモードで画像データを相手側装置に向けて送信するよう構成されていることを特徴とする通信装置。
  10. 請求項1〜9のうち何れか一つに記載の通信装置において、
    問い合わせ手段は、問い合わせ情報の中に自己装置の受信能力情報を包含させるよう構成されていることを特徴とする通信装置。
  11. 請求項1〜10のうち何れか一つに記載の通信装置によって実行される通信方法であって、
    相手側装置の受信能力の問い合わせを行う問い合わせ動作と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信能力情報を受信する能力受信動作と、
    取得した相手側装置の受信能力に応じて画像データを変換し、その変換後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信動作とを備えていることを特徴とする通信方法。
  12. 請求項1〜10のうち何れか一つに記載の通信装置によって実行される通信方法であって、
    相手側装置が受信可能なデータ圧縮形式の問い合わせを行う問い合わせ動作と、
    上記問い合わせに応じて相手側装置が発信する受信可能圧縮形式情報を受信する能力受信動作と、
    取得した相手側装置の受信可能圧縮形式に応じて画像データを圧縮処理し、その処理後の画像データを相手側装置に向けて送信する送信動作とを備えていることを特徴とする通信方法。
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