JP2004162609A - 逆止弁付電動ウォータポンプ - Google Patents

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育雄 越智
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Abstract

【課題】モータ室内の凝縮水の排水性の確保と、外部からモータ室内への水の侵入を防止する耐被水性の向上とを安価な手段で図れる逆止弁付電動ウォータポンプを提供する。
【解決手段】駆動装置としてモータ11を有する電動ウォータポンプのモータを収容するケース12には、水抜き孔12aが形成されていて、逆止弁42を内蔵するホース41がこの水抜き孔に連結している。この逆止弁は常時は開弁していて、ケース内の凝縮水を外部に排出し、外部から水が浸入しようとするときに閉弁して、外部からケース内への水の浸入を防止する。ホースの開口端部は、車両前方を向いている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動装置としてモータを有する電動ウォータポンプに関し、特にモータ室内に発生した凝縮水を外部に排出するための逆止弁を備えた逆止弁付電動ウォータポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ハイブリット車では暖房用熱交換器(ヒータコア)を備えたエンジンの温水回路にエンジン駆動のウォータポンプと、電動ウォータポンプの両方を設けて、エンジン運転時にはエンジン駆動のウォータポンプにより温水を温水回路に循環すると共に、エンジン停止時には電動ウォータポンプを作動させて温水を温水回路に循環するようにして、車室内の暖房を図っている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−2344号公報(第4頁、第1図、第3図)
【0004】
このような駆動装置としてモータを有する電動ウォータポンプにおいては、モータの発熱・冷却による凝縮水の排出のために、モータ室に水抜き孔を設けている。しかしながら、電動ウォータポンプが、エンジン室内の被水環境の厳しい位置に搭載された場合、浸水路走行時にその水抜き孔から逆に水が浸入し、電気部品であるモータに腐食及び機能不良を生じさせることがあった。そのため、電動ウォータポンプの搭載場所に制約があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、モータ室内の凝縮水の排出性を確保すると共に、電動ウォータポンプが被水の恐れがある厳しい環境下に置かれても、外部からモータ室内に水が浸入しない耐被水性の向上を、安価な手段で図ることができる逆止弁付電動ウォータポンプを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の逆止弁付電動ウォータポンプを提供する。
請求項1に記載の逆止弁付電動ウォータポンプは、モータを収容するケースに設けられた水抜き孔に、逆止弁を内蔵するホースを接続したものであり、これにより、電動ウォータポンプが被水環境の厳しい位置に搭載された場合でも、モータのケース内に発生した凝縮水を排出することができると共に、外部からケース内への水の浸入を防止することができ、モータの腐食及び機能不全を防ぐことができる。
【0007】
請求項2の逆止弁付電動ウォータポンプは、ホースの開口端部を車両の前方に向けたものであり、これにより、逆止弁が外部からの水圧を受け易くして、水浸入路をしっかりと閉鎖することができる。
請求項3の逆止弁付電動ウォータポンプは、逆止弁の弁座をホースと一体に形成したものであり、これにより、部品点数を減らすことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に従って本発明の実施の形態の逆止弁付電動ウォータポンプについて説明する。図1は、本発明の逆止弁付電動ウォータポンプの全体構成を示す図とその逆止弁部分Aの拡大断面図である。本発明の逆止弁付電動ウォータポンプは、例えば、車両用空調装置や車両用冷却装置に適用されるものである。逆止弁付電動ウォータポンプWPは、基本的に電動モータ部分1、磁気継手部分2、ポンプ部分3及び水抜き部分4とから構成されている。
【0009】
電動モータ部分1は、永久磁石式の直流モータ11からなり、この直流モータ11はケース12内に収容されている。
磁気継手部分2は、直流モータ11の回転をポンプ部分3のインペラー(羽根)31に無接触で伝達する部分である。ポンプ部分3は、例えばエンジンの冷却水(温水)を暖房用熱交換器に供給する部分である。水抜き部分4は、ケース12内に発生した凝縮水を外部に排出する部分である。
【0010】
この磁気継手部分2は、直流モータ11をポンプ部分3の水雰囲気から完全に遮断するために設置されており、直流モータ11の回転軸13に連結された駆動側の円筒状回転磁石21と、この駆動側の円筒状回転磁石21の内周側に所定間隔をあけて同心状に配置した従動側の円筒状回転磁石22とを有している。そして、この両回転磁石21,22間に作用する磁気吸引力にてこの両回転磁石21,22が回転方向に一体に連結される。磁気継手部分2の従動側の円筒状回転磁石22には、ポンプ部分3のインペラー31が一体に連結され、従動側の円筒状回転磁石22とインペラー31とが一体に回転するようにしてある。また、この磁気継手部分2は直流モータ11のケース12内に配置されている。
【0011】
駆動側の円筒状回転磁石21の内周側と従動側の円筒状回転磁石22の外周面との間に形成される間隙部に、非磁性材、例えばステンレス鋼からなる有底円筒状の防水カバー23を配置し、この防水カバー23の外周側端部は、直流モータ11のケース12の端部と、ポンプ部分3のハウジング32の端部との間に配置され、固定される。このように、防水カバー23を配置することによって電動モータ部分1の直流モータ11をポンプ部分3の水雰囲気から完全に遮断することができる。
【0012】
ポンプ部分3のインペラー31は、従動側の回転磁石22に連結され、ハウジング32内に配置される。ハウジング32の一方の開口(図示せず)は、エンジン側に接続され、他方の開口(図示せず)は暖房用熱交換器に接続されることで、エンジンからの温水を暖房用熱交換器に供給することができる。
【0013】
水抜き部分4は、本発明の特徴となる部分であり、ホース41とこのホースに内蔵された逆止弁42とより構成されている。ホース41は、直流モータ11のケース12に形成された水抜き孔12aに接続しており、外部への開放側の端部には逆止弁42が配置されている。図1に拡大図で示すように、この逆止弁42は、弁室421aを形成する弁本体421と、弁室421a内を上下に変位する弁体422と、凝縮水を外部に排出する、ホース41の内径よりかなり小径の排出口423aが形成された弁室421aを覆う蓋部材423とから構成されている。弁本体421の上方部には弁座421bが形成されている。また、弁体422は、弁座421bに当接する半球状部422aと蓋部材423の内面に当接する脚部422bとを有している。
【0014】
したがって、図2(a)に作動図で示すように常時は弁体422は自重によってその脚部422bが蓋部材423に当接することで、ケース12の内部に生成された凝縮水の排出路が確保されている。即ち、凝縮水は、水抜き孔12aよりホース41を通って弁座421bの開口より弁室421aに入り、更にここから排出口423aより外部に排出される。外部からの浸入水の圧力を受けたときは、図2(b)に示すように、弁体422が上方に変位して弁座421bに当接することで、凝縮水の排出路(水浸入路)が閉じられ、外部から浸入水がホース41を通ってケース12内に浸入することはない。
【0015】
このホース41の外部への開口端部は、好ましくは車両の前方に向いている。こうすることで、外部からの水浸入に対し、水圧で弁体422を上方に変位し易くし、効果的に排出路を閉じ水浸入を防止できる。
また、ホース41及び逆止弁42は、合成樹脂又はゴムにより作成されることが好ましい。
【0016】
図3は、逆止弁42の別の実施例を示すもので、この実施例では逆止弁42の弁室421aを形成する弁本体421が、ホース41と一体に形成されている。他の構成は、前述した実施例の逆止弁と同じである。これにより、部品点数を低減できる。
【0017】
なお、上記説明では、電動ウォータポンプを例にして説明しているが、電動ウォータバルブにも利用可能であることは、当然である。また、用途として専ら車両用として説明しているが、他の用途に用いられる電動ウォータポンプ及び電動ウォータバルブにも適宜、適用可能である。
【0018】
以上説明したように、従来においては、電動ウォータポンプ及び電動ウォータバルブを被水環境の厳しい場所に搭載した場合、浸水路走行時にモータ室の凝縮水の水抜き孔から逆に水浸入があり、それを回避するために搭載場所に制約があったが、本発明では、凝縮水を排出するホースに逆止弁を内蔵するという簡単な構成で、電動ウォータポンプ及び電動ウォータバルブの搭載場所の自由度を高めることができる。また、通常は、モータ室内に発生した凝縮水を外部に排出し、モータ部分の腐食及び機能不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の逆止弁付電動ウォータポンプの全体構成を示す図とその逆止弁部分Aの拡大断面図である。
【図2】本発明の逆止弁付電動ウォータポンプにおける逆止弁の作動(a),(b)を説明する図である。
【図3】逆止弁部分の別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…電動モータ部分
11…直流モータ
12…ケース
12a…水抜き孔
13…回転軸
2…磁気継手部分
21…駆動側の円筒状回転磁石
22…従動側の円筒状回転磁石
23…防水カバー
3…ポンプ部分
31…インペラー
4…水抜き部分
41…ホース
42…逆止弁
421…弁本体
421a…弁室
421b…弁座
422…弁体
423…蓋部材

Claims (3)

  1. 駆動装置としてモータを有する電動ウォータポンプが、
    前記モータを収容するケースと、
    前記ケースに設けられ、前記ケース内に発生した凝縮水を排出するための水抜き孔と、
    前記水抜き孔に連結し、逆止弁を内蔵するホースと、
    を具備することを特徴とする逆止弁付電動ウォータポンプ。
  2. 前記ホースの開口端部が車両前方を向いていることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁付電動ウォータポンプ。
  3. 前記逆止弁の弁座が、ホースと一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の逆止弁付電動ウォータポンプ。
JP2002329573A 2002-11-13 2002-11-13 逆止弁付電動ウォータポンプ Withdrawn JP2004162609A (ja)

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