JP2006217748A - ファンモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータ内部の冷却効率の向上と回転軸方向への小型化との両立を図ることができるファンモータを提供する。
【解決手段】 ロータ20と同軸上に固定されて一体的に回転し、その内側にロータ20、ステータユニット30及びヒートシンク40を収納するファンボス72と、ファンボス72の外周面に一体的に設けられ、ファンボス72の底部77側から開口部78側へ向けて回転軸方向に空気流れFを形成するファンブレード76と、を備え、ヒートシンク40の近傍に、ファンボス72の開口部78が位置する。ヒートシンク40に効率良く新鮮な空気を当てることができるので、ヒートシンク40の冷却効率を高めることができる。これにより、ヒートシンク40を薄型化することができるので、ブラシレスファンモータ10の回転軸方向への小型化を達成することが可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ファンモータに係り、特に、モータ内を冷却する構造を備えたファンモータに関する。
従来より、自動車のエンジン冷却などに使用されるファンモータは、エンジンからの輻射熱にさらされるエンジンルーム内に配置されている。このことから、この種のファンモータでは、ファンモータ自体の冷却構造に配慮が払われている(たとえば、特許文献1参照)。
たとえば、特許文献1に記載の例では、モータケースの前端部を覆う筒状のファンボスの外周壁に複数のファンブレード(送風羽根)が設けられていると共にファンボスの内側底面に冷却羽根が設けられている。また、ファンモータの回転軸方向前後位置には、空気を吸引する吸気口と空気を吐出する吐出口がそれぞれ設けられている。
そして、ファンボスの回転と共に冷却羽根を回転させることによって吸気口から空気をモータ内部に吸引し、モータケース内部に空気を流通させた後に吐出口からモータ内部の空気を吐出するようにして、ファンモータの内部の部材を効率よく冷却するようにしている。
ところで、この種のファンボスを備えたファンモータの技術分野においては、回転軸方向の小型化を図るために、ロータとステータとが回転軸方向に対向するように配置されたアキシャルギャップタイプのブラシレスファンモータが考案されている。このアキシャルギャップタイプのブラシレスファンモータについても、モータ内部に空気を流通させてモータ内部の部材を冷却しようとする試みがある。
実公平7−47971号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術において、仮にブラシ付きモータの代わりにアキシャルギャップタイプのブラシレスモータを適用したとしても、ファンボスの内側底面に冷却羽根を設けることによってモータケース内部に空気を流通させる構成に伴ってファンボス内側底面に冷却羽根を収容するための空間を設ける必要がある。このため、ファンモータを回転軸方向に小型化することが困難である。
また、アキシャルギャップタイプのブラシレスファンモータにおいて、モータを制御するための回路を使用した場合には、何らかの方法で回路を冷却する必要がある。ここで、回路を冷却するためには、ヒートシンクを用いることが有効であると考えられる。
このとき、ヒートシンクをモータ径方向に張り出して、ファンブレードが起こす風をヒートシンクに直接当ててヒートシンクを冷却する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、ファンブレードが起こす風をヒートシンクが妨げることになるので、ファンモータ自体の送風効率が低下するなどの問題がある。
その一方で、回路をモータから独立させてファンシュラウドに取り付けることも考えられる。しかしながら、このようにした場合には、ファンシュラウドにファンモータ本体と回路とを配線する部材を設ける必要があるため、コスト的に不利となる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、モータ内部の冷却効率の向上と回転軸方向への小型化との両立を図ることができるファンモータを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外部からの電気エネルギに応じて磁界を発生するステータと、前記ステータに対してエアギャップを隔てて回転軸方向に対向するように配置され、前記ステータから発生する磁界に反発して回転軸周りに回転するロータと、前記ステータの前記ロータと反対側に設けられたヒートシンクと、前記ヒートシンクの前記ステータと反対側に設けられた回路ユニットと、前記ロータと同軸上に固定されて前記ロータと一体的に回転する有底円筒部材で構成され、前記有底円筒部材の内側に前記ロータ、前記ステータ及び前記ヒートシンクを収納するファンボスと、前記ファンボスの外周面に一体的に設けられ、前記ファンボスの回転に伴って前記ファンボスの底部側から開口部側へ向けて回転軸方向に空気流れを形成するファンブレードと、を備え、前記ヒートシンクの近傍には、前記ファンボスの開口部が位置するように構成されたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、モータの回転、すなわち静止したステータに対してロータが回転軸周りに回転すると、ロータと共にファンボスが回転する。これにより、ファンブレードによってファンボスの底部側から開口部側へ向けて回転軸方向に空気流れが形成される。
このとき、ファンボスのファンブレードよりも開口部側は正圧側となり、ファンボスのファンブレードよりも底部側は負圧側となる。そして、ヒートシンクの近傍には、ファンボスの開口部が位置するように構成されているので、ファンボスの開口部から空気が流入し、ヒートシンクに効率良く新鮮な空気を当てることができる。
従って、ファンモータの送風効率を確保するためにヒートシンクをファンボスの内部に収納しても、ヒートシンクの冷却効率を高めることができる。これにより、結果としてヒートシンクを薄型化することができるので、ファンモータの回転軸方向への小型化を達成することが可能となる。
このとき、請求項2に記載のように、ファンボスのファンブレードよりも底部側に、ファンボスの内部と外部とを連通する通気口が設けられていると、通気口と空気流れにおけるファンボスの負圧側とが連通されるので、この通気口を介してモータ内部の空気の排出を励起することが可能である。
これにより、ヒートシンクを含むモータ内部を冷却するのに必要な通風量を十分に確保することができるので、モータ内部の冷却効率をさらに高めることができる。
さらに、請求項3に記載のように、ヒートシンクの外周面とファンボスの内周面との間に、空気流れにおけるファンボスの正圧側と連通する周方向間隙が形成され、回転軸方向におけるヒートシンクとステータとの間に、周方向間隙と連通する空気通路が形成され、ステータに、空気通路と連通する連通路が形成され、ロータに、連通路とエアギャップを介して連通する通気路が設けられ、ファンボスのファンブレードよりも底部側に、通気路とファンボスの外部とを連通する通気口が設けられていると、モータ内部に空気が流れる通路が確実に確保されるので、これにより、ヒートシンクを含むモータ内部の冷却効率をより向上させることができる。
また、請求項4に記載のように、ヒートシンクのステータ側に、空気通路内に突出する複数の放熱フィンが設けられていると、この空気通路内に配置された放熱フィンに空気を十分に当てることができる。これにより、ヒートシンクを効率的に冷却することができる。
なお、請求項5に記載のように、ステータは、複数のステータコイルの端末部を結線する結線端子ユニットを備えると共に、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアが樹脂部材で一体的にモールド成形されることによりユニット化されていても良い。
このように構成されていると、ブラシレスモータの組み立て作業時に、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアがユニット化されたステータをモータ本体に容易に組み付けることが可能となる。
また、請求項6に記載のブラシレスモータのように、ステータには、モールド成形により外部取付ステーが樹脂部材で一体的に形成されていても良い。
このように構成されていると、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアを樹脂部材で一体的にモールド成形してステータを形成するときに、ステータに外部取付ステーが同時に形成されるので、外部取付ステーを別途成形することを不要にすることができる。これにより、従来に比して製造工数を削減できると共に、部品点数が増加することを防止することができるので製造コストを低減することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
はじめに、本発明の一実施形態に係るブラシレスファンモータの構成について説明する。
本発明の一実施形態に係るブラシレスファンモータ10は、例えば、乗用自動車等のラジエータを冷却するためのブラシレスファンモータ装置に好適に適用されるものであり、図1に示すように、ロータ20と、ステータとしてのステータユニット30と、ヒートシンク40と、回路ユニット50と、回路ケース60と、ファン70を有して構成されている。
ロータ20は、ステータユニット30に対してエアギャップ80を隔てて回転軸方向に対向するように配置され、ステータユニット30から発生する磁界に反発して回転軸周りに回転するようになっている。ロータ20には、カップ型に構成されたロータヨーク22が備えられており、ロータヨーク22には、環状のロータマグネット24が固定されている。このロータマグネット24には、モータ回転軸の周りにN極とS極とが交互に形成(例えば、8極形成)されている。
ロータヨーク22の中央部には、回転シャフト26が嵌合されており、回転シャフト26は、後述するステータユニット30に設けられた軸受部材32によって回転自在に支持されている。そして、回転シャフト26の先端部には、固着具28によってファン70が固定されている。
ロータヨーク22の径方向外側には、ロータ20の板厚方向に貫通する通気路21が形成されており、この通気路21は、後述するステータユニット30に設けられた連通路31とエアギャップ80を介して連通するように形成されている。
ステータユニット30は、外部からの電気エネルギに応じて磁界を発生するものであり、図2乃至図4に示すように、結線端子ユニット34と、ステータコイル36と、ステータコアとしてのバックヨーク38を有して構成されている。
本実施形態のステータユニット30は、予めモールド成形された結線端子ユニット34と、ステータコイル36およびバックヨーク38とがさらにモールド成形されることによって一体化されたものである。
ステータユニット30のモータ径方向外側の部分には、モータ径方向に延びる外部取付ステー39が形成されている。この外部取付ステー39は、ステータユニット30をモールド成形したときに樹脂部材で一体的に形成されたものである。
なお、この外部取付ステー39をステータユニット30における複数のステータコイル36の境目近傍位置に形成しても良い。このようにすると、ステータユニット30のモールド成形時に、外部取付ステー39の形成位置で樹脂が合流すること無く外部取付ステー39を成形することができるので、外部取付ステー39の概観を良好にすることができると共に、外部取付ステー39の強度も確保できる。
そして、ステータユニット30のロータ20側には、図2に示すように、このロータ20と面対向するように結線端子ユニット34が配置されており、結線端子ユニット34のモータ回転軸周りには、ロータマグネット24とモータ回転軸方向に対向するように複数のステータコイル36が設けられている。本実施形態のステータコイル36は、結線端子ユニット34によりY字状に結線されており、結線端子ユニット34には、バックヨーク38が一体に連結されている。
ステータユニット30の回転軸周りには、回転軸方向に貫通する連通路31が複数設けられている。この連通路31は、後述する空気通路41と連通している。
ヒートシンク40は、ステータユニット30のロータ20と反対側の位置に配置されており、ヒートシンク40とステータユニット30との間には、後述する周方向間隙44と連通する空気通路41が設けられている。ヒートシンク40のステータユニット30側の平面には、図8に示すように、放熱フィンとしての突起42が複数設けられている。この突起42は、空気通路41内に突出する円柱体で構成されている。
なお、図8では、突起42が径方向に沿って配列されているが、突起42を径方向に沿って互い違いに配列させたり、ランダムに配列させても良い。
そして、ヒートシンク40の外周面46とファンボス72の内周面74との間には、円環状の周方向間隙44が設けられている。この周方向間隙44は、ブラシレスファンモータ10の空気流れFの下流側、すなわち正圧側に開口しており、ブラシレスファンモータ10の正圧側通気口となっている。
回路ユニット50は、ヒートシンク40のステータユニット30と反対側に設けられている。回路ユニット50には、FETなどの制御素子52などが実装された金属板54が設けられており、この金属板54は、ヒートシンク40の突起42と反対側の面上に配置されている。
制御素子52は、回路基板56に配線接続されており、回路基板56には、ノイズ対策用のコンデンサや、チョークコイル(いずれも不図示)等も実装されている。また、回路基板56には、結線端子ユニット34から延びるターミナル35が接続されている。
そして、この回路ユニット50は、回路ケース60によって覆われている。回路ケース60は、ケース本体62と蓋体64により構成されており、ケース本体62と蓋体64との間には、不図示のシール部材が設けられている。また、回路ユニット50及び回路ケース60は、ファンブレード76による送風を妨げないように、ファンボス72の径方向内側に位置するように構成されている。
なお、回路ユニット50が回路ケース60によって密閉されると、回路ユニット50内に結露等が生じる虞があるので、回路ケース60に多孔室シートを使った呼吸穴を設けても良い。
ファン70は、ロータ20と同軸上に固定されてロータ20と一体的に回転するようになっている。ファン70には、有底円筒部材で構成されたファンボス72が設けられており、本実施形態では、このファンボス72の内側に、上述のロータ20、ステータユニット30及びヒートシンク40がこの順に収納されている。
ファンボス72の外周面75には、ファンブレード76が一体的に設けられている。本実施形態では、ファンブレード76は5枚設けられている。このファンブレード76は、ファンボス72の回転に伴ってファンボス72の底部77側から開口部78側へ向けて回転軸方向に空気流れFを形成するものである。また、このようにしてファンボス72の回転と共にファンブレード76が回転すると、ファンブレード76の上流側は負圧状態となり、下流側は正圧状態となる。
そして、本実施形態では、ヒートシンク40の近傍にファンボス72の開口部78が位置するようにファンボス72の回転軸方向の長さが設定されている。
ファンボス72の外周面75の負圧側部位には、ファンボス72の内外を連通する通気口としてのファンボス穴79が設けられている。このファンボス穴79は、上述のロータヨーク22の通気路21と整合する位置に形成されている。
本例では、ファンボス72の外周面75にファンボス穴79が周方向所定間隔毎に5つ設けられている。また、本例では、ファンボス72に形成されたファンボス穴79は、異物が入り込まないように、通気路21を露出するのに必要な最小限の穴寸法で形成されている。
次に、本実施形態に係るブラシレスファンモータの作用について説明する。
ブラシレスファンモータ10に外部より電気エネルギが与えられて、ステータユニット30に磁界が生じると、この磁界に反発してロータ20が回転する。これにより、ロータ20と共にファンボス72およびファンブレード76が回転し、ファンブレード76によってファンボス72の底部77側から開口部78側へ向けて回転軸方向に空気流れFが形成される。
このとき、ファンボス72のファンブレード76よりも開口部78側は正圧側となり、ファンボス72のファンブレード76よりも底部77側は負圧側となる。
そして、図3中矢印Aで示されるように、ファンボス72のファンブレード76よりも開口部78側の空気は、開口部78から周方向間隙44を通じて空気通路41に吸入され、連通路31を介してエアギャップ80へ移動した後に、通気路21を介してファンボス穴79より外部へ排出される。
このように、ファンボス72の内外にわたって空気流れが形成されるので、ファンボス72内においては、ヒートシンク40の突起42の周りに空気が流れてモータ内部、特にヒートシンク40を効率的に冷却することができる。従って、ヒートシンク40での熱伝導により、制御素子52を冷却することができる。
特に、本実施形態では、ヒートシンク40の近傍にファンボス72の開口部78が位置するように構成されているので、ヒートシンク40に効率良く新鮮な空気を当てることができる。
従って、ブラシレスファンモータ10の送風効率を確保するためにヒートシンク40をファンボス72の内部に収納しても、ヒートシンク40の冷却効率を高めることができる。これにより、結果としてヒートシンク40を薄型化することができる(放熱フィンとしての突起42が短くて済む)ので、ブラシレスファンモータ10の回転軸方向への小型化を達成することが可能となる。
また、本実施形態では、ファンボス72のファンボス穴79が空気流れFにおけるファンボス72の負圧側と連通されているので、このファンボス穴79を介してモータ内部の空気の排出を励起することが可能である。これにより、ヒートシンクを含むモータ内部を冷却するのに必要な通風量を十分に確保することができるので、モータ内部の冷却効率をさらに高めることができる。
また、本実施形態では、ファンボス72に形成されたファンボス穴79は、通気路21を露出するのに必要な最小限の穴寸法で形成されているので、通気路21を介してモータ内部に異物が侵入することを防止することができる。これにより、ロータ20とステータユニット30との間のエアギャップ80に異物が挟まることを防止することができるので、ブラシレスファンモータ10にモータロックが発生することを防止することができる。
また、仮に微小な異物がファンボス72のファンボス穴79を介して通気路21内に侵入しても、通気路21が形成されたロータヨーク22は回転するため、通気路21に侵入した異物を遠心力によって外部へ排出することができる。
また、本実施形態では、ロータ20、ステータユニット30及びヒートシンク40がファンボス72の内部に収納されると共に、回路ユニット50がファンボス72の径方向内側に位置するように構成されている。従って、ファンブレード76が回転して回転軸方向に空気流れFが形成されても、ロータ20、ステータユニット30、ヒートシンク40、回路ユニット50が空気流れFを妨げることがないので、ブラシレスファンモータ10の送風効率を高めることができる。
また、本実施形態では、結線端子ユニット34と、複数のステータコイル36と、バックヨーク38をモールド成形することによってステータユニット30を単一ユニット化しているので、これにより、ブラシレスファンモータ10の組み立て作業時に、結線端子ユニット34と複数のステータコイル36とバックヨーク38が散けてしまうことを防止することができる。従って、ステータユニット30をモータ本体に容易に組み付けることが可能である。
さらに、本実施形態では、結線端子ユニット34と複数のステータコイル36とバックヨーク38を樹脂部材で一体的にモールド成形してステータユニット30を形成するときに、ステータユニット30に外部取付ステー39が同時に形成されるので、外部取付ステー39を別途成形することを不要にすることができる。これにより、従来に比して製造工数を削減できると共に、部品点数が増加することを防止することができるので製造コストを低減することができる。
また、本実施形態では、結線端子フレームをモールド成形することにより結線端子ユニット34を形成しているので、結線端子フレームの形状および位置を樹脂部材で固定することができる。これにより、ブラシレスファンモータ10の組み立て作業時に、結線端子ユニット34の取り扱いを容易にすることができる。
なお、上記実施形態では、ヒートシンク40の放熱フィンとして、円柱体で構成された突起42が設けられていたが、ヒートシンク40の放熱フィンは、図9に示すように、放射状に配置された複数のリブ142であっても良い。
図1は本発明の一実施形態に係るブラシレスファンモータの正面図である。 図2は図1のA−A線断面図である。 図3は図2のB−B線断面図である。 図4は本発明の一実施形態に係るブラシレスファンモータの分解図である。 図5は本発明の一実施形態に係るブラシレスモータを示す図である。 図6は本発明の一実施形態に係るブラシレスモータのロータを除く構成を示す図である。 図7は本発明の一実施形態に係るロータ及びステータユニットを示す図である。 図8は本発明の一実施形態に係るヒートシンク、回路ユニット、回路ケースを示す図である。 図9は変形例に係るヒートシンク、回路ユニット、回路ケースを示す図である。
符号の説明
10…ブラシレスファンモータ、20…ロータ、21…通気路、22…ロータヨーク、24…ロータマグネット、26…回転シャフト、28…固着具、30…ステータユニット、31…連通路、32…軸受部材、34…結線端子ユニット、35…ターミナル、36…ステータコイル、38…バックヨーク、39…外部取付ステー、40…ヒートシンク、41…空気通路、42…突起、44…周方向間隙、46…外周面、50…回路ユニット、52…制御素子、54…金属板、56…回路基板、60…回路ケース、62…ケース本体、64…蓋体、ファン…70、72…ファンボス、74…内周面、75…外周面、76…ファンブレード、77…底部、78…開口部、79…ファンボス穴、80…エアギャップ、142…リブ、F…空気流れ

Claims (6)

  1. 外部からの電気エネルギに応じて磁界を発生するステータと、
    前記ステータに対してエアギャップを隔てて回転軸方向に対向するように配置され、前記ステータから発生する磁界に反発して回転軸周りに回転するロータと、
    前記ステータの前記ロータと反対側に設けられたヒートシンクと、
    前記ヒートシンクの前記ステータと反対側に設けられた回路ユニットと、
    前記ロータと同軸上に固定されて前記ロータと一体的に回転する有底円筒部材で構成され、前記有底円筒部材の内側に前記ロータ、前記ステータ及び前記ヒートシンクを収納するファンボスと、
    前記ファンボスの外周面に一体的に設けられ、前記ファンボスの回転に伴って前記ファンボスの底部側から開口部側へ向けて回転軸方向に空気流れを形成するファンブレードと、を備え、
    前記ヒートシンクの近傍には、前記ファンボスの開口部が位置するように構成されたことを特徴とするファンモータ。
  2. 前記ファンボスの前記ファンブレードよりも底部側には、前記ファンボスの内部と外部とを連通する通気口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
  3. 前記ヒートシンクの外周面と前記ファンボスの内周面との間には、前記空気流れにおける前記ファンボスの正圧側と連通する周方向間隙が形成され、
    回転軸方向における前記ヒートシンクと前記ステータとの間には、前記周方向間隙と連通する空気通路が形成され、
    前記ステータには、前記空気通路と連通する連通路が形成され、
    前記ロータには、前記連通路と前記エアギャップを介して連通する通気路が設けられ、
    前記ファンボスの前記ファンブレードよりも底部側には、前記通気路と前記ファンボスの外部とを連通する通気口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
  4. 前記ヒートシンクの前記ステータ側には、前記空気通路内に突出する複数の放熱フィンが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のファンモータ。
  5. 前記ステータは、複数のステータコイルの端末部を結線する結線端子ユニットを備えると共に、前記結線端子ユニットと前記複数のステータコイルとステータコアが樹脂部材で一体的にモールド成形されることによりユニット化されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のファンモータ。
  6. 前記ステータには、前記モールド成形により外部取付ステーが樹脂部材で一体的に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のファンモータ。
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