JP2004157831A - 資産番号札と棚卸し - Google Patents
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Abstract
【課題】資産の棚卸しに関し、人の介在による錯誤・誤認は避けられず、また多数資産を正確に棚卸しをする為には、確認作業等に多大の調査用の経費を要する。近年バーコードリーダ等の機器やICカードによるもの、またはBlueTooth技術等の無線を用いた固体認識が検討されている。しかしこれらはラベリングという固体に認識標識(ラベル付け)をする事では、根本的に同種の技術である。本発明に用いる技術は固体認識の発番システムをソフトシステムにて内製(内蔵)することにより、棚卸しを実現する。
【解決手段】登録対象とする資産に管理番号をシステムからユニークに割り当て、迅速な現品チェック(棚卸し)を実施し管理番号をシステムから各々に表示させ、管理台帳との突合せ(照合)を簡潔正確に実施する手段を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】登録対象とする資産に管理番号をシステムからユニークに割り当て、迅速な現品チェック(棚卸し)を実施し管理番号をシステムから各々に表示させ、管理台帳との突合せ(照合)を簡潔正確に実施する手段を提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
LAN(ネットワークによって結線されたシステム)上に設置されたPC等の機器の資産管理システムに関する。
【0002】
更に該資産管理システムにおける資産管理番号の割り振り、及びその資産管理の検証ための(定期的に実施される)棚卸し時に関するシステムの自動化及び大規模LAN(またはWAN=広域なネットワーク結線での)管理における管理方法の自動化に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
例えば、特開2000−298601号にて、通信回線を介して接続されたマシン(資産)が稼動開始及び稼動終了時にマシンの名称・場所・資産番号をセンターへ送信するものなどがある。但し、資産管理番号等は、(人、管理者によって)例えば手入力されたものである。
【0004】
更に、特開2001−290937号に、LAN上にて資産管理が専用のソフトウェア及びOS(Operating System)のAPI(Application Program Interface)等でシステムが自動化され、効果的な資産管理が行われてきている。従って購入から資産移管、更に資産廃棄まで管理作業が自動化されて来ているが、資産検証である棚卸しでの管理番号の取扱い、及びその確認(検証)には絶えず人手を介した(手作業による)情報収集、管理確認が行われているのが現状である。
【0005】
一般には、資産管理においては現品(有形、無形)の管理、及びその棚卸し(現品のチェック)が紙などの管理台帳にて、担当者が各資産の配置場所や無形の資産では、例えばPCのアプリ・ソフトの内容を確認して紙に(ライセンス確認を)記載している。現品の管理には、PC固有の番号を割り振って紙などの“ラベル”で管理され、棚卸し時などに番号を担当者が読み取ってチェック(番号あわせ・確認)をしている
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
資産の棚卸しなどの現品チェックに関して、人の介在による錯誤・誤認は避けられず、また多数の現品を正確に棚卸しをする為には、確認作業などに多大の調査用の経費を要する。近年バーコードリーダを用いた読み取り機器やICカードによるもの、またはBlueTooth技術等の無線を用いた固体認識が検討されている。しかし、これらはラベリングという固体に認識標識(ラベル付け)をする事では、根本的に変わっていない。本発明に用いる技術においては固体認識の発番システムをソフトシステムにて内製(内蔵)する技術により、より正確に簡易な固体認識(棚卸し管理)を実現するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
現品に管理番号をシステムからユニークに割り当て、正確にして迅速な現品チェック(棚卸し)を実施し、かつその作業に関わる人件費等の経費節減(経済効果)を達成する手段を提供する。即ち例えば、PCモニター(CRTや液晶表示装置など)に管理番号をシステムから各々に表示させ、かつ管理台帳との突合せ(照合)を簡潔正確に実施する手段を提供する。このシステムの解決しようとする手段は、例えばLANに繋がった情報端末機器などを資産管理し、適宜特定の間隔(時期)にて棚卸しなどを実施する場合のシステムに関するものである。本来各々の機器(PCやCRT)はLANに接続されているためにその機器に関する資産データはLANを通して自動的にシステムサーバなどから入手(得ることが)できる。これらの資産データについて各々の機器を個別に(ユニークに)識別する事と、その識別された機器に個別のユニークな番号を割り当てる事は、システムとしては簡易なプログラム(論理)にて可能である。この割り当てられたシステムによる番号をLANに繋がった各々の機器に表示する事は、現存の技術において可能である。つまり、機器にシステムが割り振った番号をCRT等表示機器にて(ハードでまたはソフト処理にて)表示する。
【0008】
本体など機器についても簡易な液晶表示などがあれば固有番号を(保存・蓄積して)棚卸し時など適時に表示できれば良いのである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の自動資産管理を実施する全体システム概要図を示す例である。
【0010】
図2は、該LAN1(ネットワークによって結線されたシステム)に結線された PC(パーソナルコンピュータ)11の本発明の概要説明図である。図3は、本発明における該PC11の固有管理番号の概要説明図である。
【0011】
図1において、LAN1上に複数台のPCを示し、PC11,PC12,PC13,…(PC1N/DV1N)等機器の資産は(例えばTCP/IP等の高度の通信制御が可能な)プロトコルにて結線されている。以後の本発明の説明においては、資産対象にLANに接続されたPCを取り扱った例で示す。LANに接続された該PC11,PC12,PC13,…PC1Nの資産についての所属コード(例えば所属課のコード、場所コードなど)、管理担当者コード、資産名称、製造会社名、型式、連結部材の内容などについての各々の資産内容(各々の資産データ)は、同じくLANに結線された資産管理サーバ101内の例えばHD(ハードデスク)102等のメディアに蓄積され、各資産データ102−aのカテゴリー分け(分類分け)が行われ、任意の棚卸し期間或いは該資産管理者等が必要とする場合(移動や廃却など)において自動的に最新の情報に更新される。これらのデータ−管理に関しては、先ず資産管理者の個人データ(管理者個人のコード、所属コードや場所コード等)を扱う人事マスター(データベース)とリンクしている。つまり人事マスターの承認された管理者が各個人のPC(資産)11からLAN(ネットワーク)111にLOGINしてPC資産11を登録することになる。
【0012】
登録においては、先ず管理者コードなどの人事マスター関係のデータ、及びPC内のハード情報(HDの容量や使用量、CPUのスペック、メーカー名、PC基板の型番などのデータ)ソフト情報(内蔵installしたソフトウェア、同ソフトの使用許可キーコードなど)は自動的に資産データ102−aがサーバ101のHD102に格納・更新される。この時一部特定の情報(管理部門の独自の名称や番号)等は管理者の手入力によって入力・更新が必要となるが、概ね90%以上のPCに関するデータは自動取得が可能になっている。
【0013】
更に本発明による特許請求の範囲を構成するPC資産固有の番号(資産管理番号411)付けについて述べる。図2において上述した該PCの内部基盤21(特にNIC)に構成されているROM211内の番号情報から生成されるMACアドレス(Media Access Control Address)301は機器特有の番号を持っている。例えば図3に示すように、NIC21のROM211に焼き付けられたMAC用のアドレス311を(例として)変換キー312で変換して、48bitのMACアドレス301は、先頭の3bytesはベンダコードとしてIEEEが管理し、残り3bytesは各ベンダーが重複しないように管理されている。従って例えば、該MACアドレス301と該PCの登録時刻(年月時刻スタンプ401)から、該資産PC11の登録用に独自な資産管理番号411をサーバ101内にて容易に自動的に生成する事ができる。
【0014】
即ち、購入された(或いは移管された)新規(変更)の資産PC11を登録使用とする場合、新規MACアドレス301は即資産管理番号411が発行される。資産移管の場合は、同じ資産管理番号411がサーバ101のデータベース102−a内に存在する為、先ず変更の為の手続き(管理部門の変更目的や管理者人事コードの書き換え)を実施しなければ移管変更(同じ資産管理番号411による登録)ができない事によって資産管理番号411の独自性(ユニーク)が保たれている。
【0015】
図4は、NIC21内のROM211から独自の資産管理番号411を生成する為の流れを記載したフロー図である。PCの登録時の時刻スタンプ401は、サーバ側からの登録の受け付けを同期することにより高精度に管理される。該MACアドレス301と時刻スタンプ401により自動生成される資産管理番号411はユニークで、登録の年・月別等に割り振られた番号でもある。
【0016】
図5は、本発明による特許請求の範囲第2項を説明する概要図である。図5において、該資産PC11の表示部分(例えばLCD)51及びその画面上に表示された資産PC11の資産管理番号411の表示511、並びに該資産PC11の内部構成機器512は該資産管理番号411表示する為の制御(ソフトウェア等)をメディア512(例えばRAM等)に記憶する。メディア512等は内蔵されていなくてもよく、例えば無線による機器接続も可能である。
【0017】
(実施例)
図6は、本発明の他の実施例を示す概要説明図である。該資産管理番号411を表示する為の制御ソフトウェア等601内蔵した表示方式で、例えばスクリーンセーバなどに該資産管理番号411表示した場合の説明図である。資産PC11の表示画面51上に該制御ソフトウェア等601による表示611−a,611−b,611−c等画面上に逐次移動しながら示される表示用アプリケーションソフトの例を示す。
【0018】
図5及び図6の様に機器端末の表示画面において資産PC 11の資産管理番号411を表示することにより、管理担当者及び棚卸し監査などにおいて即座に目視確認が可能になる。
【0019】
また例えば多くの同一機種(PC)等を並べて使用・管理するような教室おいて、図6の如く該資産PC11の識別コードである資産管理番号411を表示する事により適確かつ効果的な端末の識別・判断ができる。
【0020】
この他の例として、LANに関する場所コード(ネットワークアドレス)とMACアドレス301の組み合わせや該組み合わせに更に登録時刻(スタンプ、例えば年月日スタンプ)401を組み合わせた管理番号の自動生成等があげられる。前者の場合は、場所(所属場所)に割り振られた管理ができ、後者の場合は、場所(所属)の履歴変遷に関わる棚卸しや資産の変遷・経緯を割り振ることができる。
【0021】
また、LAN等の結線においては、無線技術を用いた構造(無線LAN)を使用できることは当然の事である。
【0022】
【発明の効果】
管理すべき資産の管理番号が担当者に確認する事もでき、非管理資産(物件=例えば経費にて購入の資産など)との見分けが視覚的にもまた電子処理(システム)においても可能なこと。場所(コード)や設置関連機器(関係事項:担当者など)との関連において、その関連機器や場所、関係者などのデータをすぐさま検索表示する事ができる。(効率の向上によって経費削減できる)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す全体構成図。
【図2】資産PC11の管理番号自動生成についての概要説明図。
【図3】同上自動生成のフロー概要の説明図。
【図4】同上自動生成のブロック説明図。
【図5】実施例説明図。
【図6】他の実施例説明図。
【符号の説明】
11 (管理対象の例としての)資産PC
12,13,14,…,1N 同((LAN)に接続された)PC(N)を示す
111 ネットワーク回線(LAN)
101 資産管理サーバ
102 HD(ハードディスク;メディア)
102−a 説明上のデータ;HD内部に存在するもの
103 外部インターネットとの防護障壁(ファイアウォール)のサーバ
1001 外部インターネット(概要説明用の概念)
21 NIC
211 ROM(NICに内蔵されたソフト蓄積用メディア)
31 フロー(全体を示す)
301 MACアドレス
311 アドレス311
312 変換キー
401時刻スタンプ(ブロック)
411 資産管理番号
51 表示端末(ディスプレイ)
511 表示番号(例)
512 管理番号記録(メディア等)
601 表示ソフト(例:スクリーンセーバなど)
611−a,611−b,611−c 表示例(説明用)
【発明の属する技術分野】
LAN(ネットワークによって結線されたシステム)上に設置されたPC等の機器の資産管理システムに関する。
【0002】
更に該資産管理システムにおける資産管理番号の割り振り、及びその資産管理の検証ための(定期的に実施される)棚卸し時に関するシステムの自動化及び大規模LAN(またはWAN=広域なネットワーク結線での)管理における管理方法の自動化に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
例えば、特開2000−298601号にて、通信回線を介して接続されたマシン(資産)が稼動開始及び稼動終了時にマシンの名称・場所・資産番号をセンターへ送信するものなどがある。但し、資産管理番号等は、(人、管理者によって)例えば手入力されたものである。
【0004】
更に、特開2001−290937号に、LAN上にて資産管理が専用のソフトウェア及びOS(Operating System)のAPI(Application Program Interface)等でシステムが自動化され、効果的な資産管理が行われてきている。従って購入から資産移管、更に資産廃棄まで管理作業が自動化されて来ているが、資産検証である棚卸しでの管理番号の取扱い、及びその確認(検証)には絶えず人手を介した(手作業による)情報収集、管理確認が行われているのが現状である。
【0005】
一般には、資産管理においては現品(有形、無形)の管理、及びその棚卸し(現品のチェック)が紙などの管理台帳にて、担当者が各資産の配置場所や無形の資産では、例えばPCのアプリ・ソフトの内容を確認して紙に(ライセンス確認を)記載している。現品の管理には、PC固有の番号を割り振って紙などの“ラベル”で管理され、棚卸し時などに番号を担当者が読み取ってチェック(番号あわせ・確認)をしている
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
資産の棚卸しなどの現品チェックに関して、人の介在による錯誤・誤認は避けられず、また多数の現品を正確に棚卸しをする為には、確認作業などに多大の調査用の経費を要する。近年バーコードリーダを用いた読み取り機器やICカードによるもの、またはBlueTooth技術等の無線を用いた固体認識が検討されている。しかし、これらはラベリングという固体に認識標識(ラベル付け)をする事では、根本的に変わっていない。本発明に用いる技術においては固体認識の発番システムをソフトシステムにて内製(内蔵)する技術により、より正確に簡易な固体認識(棚卸し管理)を実現するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
現品に管理番号をシステムからユニークに割り当て、正確にして迅速な現品チェック(棚卸し)を実施し、かつその作業に関わる人件費等の経費節減(経済効果)を達成する手段を提供する。即ち例えば、PCモニター(CRTや液晶表示装置など)に管理番号をシステムから各々に表示させ、かつ管理台帳との突合せ(照合)を簡潔正確に実施する手段を提供する。このシステムの解決しようとする手段は、例えばLANに繋がった情報端末機器などを資産管理し、適宜特定の間隔(時期)にて棚卸しなどを実施する場合のシステムに関するものである。本来各々の機器(PCやCRT)はLANに接続されているためにその機器に関する資産データはLANを通して自動的にシステムサーバなどから入手(得ることが)できる。これらの資産データについて各々の機器を個別に(ユニークに)識別する事と、その識別された機器に個別のユニークな番号を割り当てる事は、システムとしては簡易なプログラム(論理)にて可能である。この割り当てられたシステムによる番号をLANに繋がった各々の機器に表示する事は、現存の技術において可能である。つまり、機器にシステムが割り振った番号をCRT等表示機器にて(ハードでまたはソフト処理にて)表示する。
【0008】
本体など機器についても簡易な液晶表示などがあれば固有番号を(保存・蓄積して)棚卸し時など適時に表示できれば良いのである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の自動資産管理を実施する全体システム概要図を示す例である。
【0010】
図2は、該LAN1(ネットワークによって結線されたシステム)に結線された PC(パーソナルコンピュータ)11の本発明の概要説明図である。図3は、本発明における該PC11の固有管理番号の概要説明図である。
【0011】
図1において、LAN1上に複数台のPCを示し、PC11,PC12,PC13,…(PC1N/DV1N)等機器の資産は(例えばTCP/IP等の高度の通信制御が可能な)プロトコルにて結線されている。以後の本発明の説明においては、資産対象にLANに接続されたPCを取り扱った例で示す。LANに接続された該PC11,PC12,PC13,…PC1Nの資産についての所属コード(例えば所属課のコード、場所コードなど)、管理担当者コード、資産名称、製造会社名、型式、連結部材の内容などについての各々の資産内容(各々の資産データ)は、同じくLANに結線された資産管理サーバ101内の例えばHD(ハードデスク)102等のメディアに蓄積され、各資産データ102−aのカテゴリー分け(分類分け)が行われ、任意の棚卸し期間或いは該資産管理者等が必要とする場合(移動や廃却など)において自動的に最新の情報に更新される。これらのデータ−管理に関しては、先ず資産管理者の個人データ(管理者個人のコード、所属コードや場所コード等)を扱う人事マスター(データベース)とリンクしている。つまり人事マスターの承認された管理者が各個人のPC(資産)11からLAN(ネットワーク)111にLOGINしてPC資産11を登録することになる。
【0012】
登録においては、先ず管理者コードなどの人事マスター関係のデータ、及びPC内のハード情報(HDの容量や使用量、CPUのスペック、メーカー名、PC基板の型番などのデータ)ソフト情報(内蔵installしたソフトウェア、同ソフトの使用許可キーコードなど)は自動的に資産データ102−aがサーバ101のHD102に格納・更新される。この時一部特定の情報(管理部門の独自の名称や番号)等は管理者の手入力によって入力・更新が必要となるが、概ね90%以上のPCに関するデータは自動取得が可能になっている。
【0013】
更に本発明による特許請求の範囲を構成するPC資産固有の番号(資産管理番号411)付けについて述べる。図2において上述した該PCの内部基盤21(特にNIC)に構成されているROM211内の番号情報から生成されるMACアドレス(Media Access Control Address)301は機器特有の番号を持っている。例えば図3に示すように、NIC21のROM211に焼き付けられたMAC用のアドレス311を(例として)変換キー312で変換して、48bitのMACアドレス301は、先頭の3bytesはベンダコードとしてIEEEが管理し、残り3bytesは各ベンダーが重複しないように管理されている。従って例えば、該MACアドレス301と該PCの登録時刻(年月時刻スタンプ401)から、該資産PC11の登録用に独自な資産管理番号411をサーバ101内にて容易に自動的に生成する事ができる。
【0014】
即ち、購入された(或いは移管された)新規(変更)の資産PC11を登録使用とする場合、新規MACアドレス301は即資産管理番号411が発行される。資産移管の場合は、同じ資産管理番号411がサーバ101のデータベース102−a内に存在する為、先ず変更の為の手続き(管理部門の変更目的や管理者人事コードの書き換え)を実施しなければ移管変更(同じ資産管理番号411による登録)ができない事によって資産管理番号411の独自性(ユニーク)が保たれている。
【0015】
図4は、NIC21内のROM211から独自の資産管理番号411を生成する為の流れを記載したフロー図である。PCの登録時の時刻スタンプ401は、サーバ側からの登録の受け付けを同期することにより高精度に管理される。該MACアドレス301と時刻スタンプ401により自動生成される資産管理番号411はユニークで、登録の年・月別等に割り振られた番号でもある。
【0016】
図5は、本発明による特許請求の範囲第2項を説明する概要図である。図5において、該資産PC11の表示部分(例えばLCD)51及びその画面上に表示された資産PC11の資産管理番号411の表示511、並びに該資産PC11の内部構成機器512は該資産管理番号411表示する為の制御(ソフトウェア等)をメディア512(例えばRAM等)に記憶する。メディア512等は内蔵されていなくてもよく、例えば無線による機器接続も可能である。
【0017】
(実施例)
図6は、本発明の他の実施例を示す概要説明図である。該資産管理番号411を表示する為の制御ソフトウェア等601内蔵した表示方式で、例えばスクリーンセーバなどに該資産管理番号411表示した場合の説明図である。資産PC11の表示画面51上に該制御ソフトウェア等601による表示611−a,611−b,611−c等画面上に逐次移動しながら示される表示用アプリケーションソフトの例を示す。
【0018】
図5及び図6の様に機器端末の表示画面において資産PC 11の資産管理番号411を表示することにより、管理担当者及び棚卸し監査などにおいて即座に目視確認が可能になる。
【0019】
また例えば多くの同一機種(PC)等を並べて使用・管理するような教室おいて、図6の如く該資産PC11の識別コードである資産管理番号411を表示する事により適確かつ効果的な端末の識別・判断ができる。
【0020】
この他の例として、LANに関する場所コード(ネットワークアドレス)とMACアドレス301の組み合わせや該組み合わせに更に登録時刻(スタンプ、例えば年月日スタンプ)401を組み合わせた管理番号の自動生成等があげられる。前者の場合は、場所(所属場所)に割り振られた管理ができ、後者の場合は、場所(所属)の履歴変遷に関わる棚卸しや資産の変遷・経緯を割り振ることができる。
【0021】
また、LAN等の結線においては、無線技術を用いた構造(無線LAN)を使用できることは当然の事である。
【0022】
【発明の効果】
管理すべき資産の管理番号が担当者に確認する事もでき、非管理資産(物件=例えば経費にて購入の資産など)との見分けが視覚的にもまた電子処理(システム)においても可能なこと。場所(コード)や設置関連機器(関係事項:担当者など)との関連において、その関連機器や場所、関係者などのデータをすぐさま検索表示する事ができる。(効率の向上によって経費削減できる)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す全体構成図。
【図2】資産PC11の管理番号自動生成についての概要説明図。
【図3】同上自動生成のフロー概要の説明図。
【図4】同上自動生成のブロック説明図。
【図5】実施例説明図。
【図6】他の実施例説明図。
【符号の説明】
11 (管理対象の例としての)資産PC
12,13,14,…,1N 同((LAN)に接続された)PC(N)を示す
111 ネットワーク回線(LAN)
101 資産管理サーバ
102 HD(ハードディスク;メディア)
102−a 説明上のデータ;HD内部に存在するもの
103 外部インターネットとの防護障壁(ファイアウォール)のサーバ
1001 外部インターネット(概要説明用の概念)
21 NIC
211 ROM(NICに内蔵されたソフト蓄積用メディア)
31 フロー(全体を示す)
301 MACアドレス
311 アドレス311
312 変換キー
401時刻スタンプ(ブロック)
411 資産管理番号
51 表示端末(ディスプレイ)
511 表示番号(例)
512 管理番号記録(メディア等)
601 表示ソフト(例:スクリーンセーバなど)
611−a,611−b,611−c 表示例(説明用)
Claims (2)
- LAN(ネットワークによって結線されたシステム)上に設置(接続)されたPC(パーソナルコンピュータ)等機器の資産管理システムにおいて、その資産管理番号(管理番号)をシステム内部にて自動生成し、該資産番号の管理(認識)を独立したユニークな番号とすることを特徴とするデータ管理装置。
- [請求項1]に記す該PC等機器毎に、割り当てられた該番号を管理認識する事により自動生成された、資産管理番号を該機器の前面表示部或いは該表面部において、自動表示する事を特徴とするシステム装置。
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---|---|---|---|
JP2002323798A JP2004157831A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 資産番号札と棚卸し |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002323798A JP2004157831A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 資産番号札と棚卸し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004157831A true JP2004157831A (ja) | 2004-06-03 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002323798A Withdrawn JP2004157831A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 資産番号札と棚卸し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004157831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257328A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Nec Corp | 製品管理システム及び製品管理方法 |
JP2009530748A (ja) * | 2006-03-20 | 2009-08-27 | アブソリュート ソフトウェア コーポレイション | 電子装置のidを判断する方法 |
JP2009252161A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 情報処理装置管理システム及び情報処理装置管理サーバ及び情報処理装置管理サービス提供方法 |
-
2002
- 2002-11-07 JP JP2002323798A patent/JP2004157831A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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