JP2004144204A - 物品支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】物体に取り付けた状態で他の物品を支持する物品支持具において、支持対象が比較的重い物品でも物体上で安定して固定的に支持できるようにする。
【解決手段】物品支持具10は、基部12に設けられる物品係着部14と取付部16とを備える。取付部16は、基部上に立設される支柱26及び支柱側方へ延設される弾性腕28を有する係止片24と、係止片24から独立して基部上に立設される規制壁34とを備える。物品支持具10は、取付部16を物体の開口部に挿入して弾性腕28を開口部の縁に弾性的に係合させることにより、物体に取り付けられる。このとき規制壁34は、開口部の縁に係合して、その縁に弾性的に係合している弾性腕28を撓ませる方向への、開口部内での取付部16の移動を制限する寸法及び形状を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】物品支持具10は、基部12に設けられる物品係着部14と取付部16とを備える。取付部16は、基部上に立設される支柱26及び支柱側方へ延設される弾性腕28を有する係止片24と、係止片24から独立して基部上に立設される規制壁34とを備える。物品支持具10は、取付部16を物体の開口部に挿入して弾性腕28を開口部の縁に弾性的に係合させることにより、物体に取り付けられる。このとき規制壁34は、開口部の縁に係合して、その縁に弾性的に係合している弾性腕28を撓ませる方向への、開口部内での取付部16の移動を制限する寸法及び形状を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体に固定的に取り付けられた状態で他の物品を支持する物品支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
物品係着部と取付部とを有する基部を備え、取付部を介して物体に固定的に取り付けられた状態で、物品係着部に係着した他の物品を支持する物品支持具は、様々な構成を有するものが知られている。この種の物品支持具は一般に、物品係着部及び取付部の構造が、支持対象となる物品の構成(寸法、形状、重さ、硬さ、使用場所等)に適応したものとなっている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示される物品支持具は、いわゆる雌雄同形の面ファスナーに装備される茸状の有頭突子を基部表面に多数配列してなる物品係着部と、L字状の弾性腕を基部裏面に延設してなる取付部とを備える。この物品支持具には、物品係着部の有頭突子群と略同一構造の有頭突子群を有する他の面ファスナー部材が、両者の有頭突子群の膨出頭部同士を圧力下で嵌着させることにより、脱離可能に係着される。また、この物品支持具は、弾性腕の自由端領域と基部裏面との間の隙間に受容した物体を、弾性腕の弾性復元力により挟持することにより、取付部を介して物体に固定的に取り付けられる。
【特許文献1】
実開平7−39517号公報
【0004】
上記特許文献1に開示される物品支持具は、自動車の窓ガラスを車体の窓枠に接着する際の、接着剤硬化中の仮止めに使用されるものである。この物品支持具は、取付部の弾性腕と基部との間に窓枠の内向フランジ部分を挟持することにより窓枠に固定的に取り付けられ、その状態で、予め窓ガラスの外周縁近傍の所定位置に両面粘着テープで固着した面ファスナー部材の有頭突子群を、物品係着部の有頭突子群に圧力下で嵌着させることにより、窓ガラスを窓枠上に支持することができる。
【0005】
また、例えば特許文献2に開示される物品支持具は、基部表面に立設される一対の対向壁の間にそれら壁から複数の弾性腕を延設してなる物品係着部と、基部裏面に立設される一本の支柱の突端から側方へ錨状に弾性腕を延設してなる取付部とを備える。この物品支持具には、自動車の燃料パイプやブレーキ油圧パイプ等の各種パイプが、物品係着部の複数の弾性腕の間に圧力下で押し込まれることにより、脱離可能に係着される。また、この物品支持具は、車体パネル等の物体に設けた開口部に、支柱及び弾性腕を支柱の突出方向に沿って嵌入して、弾性腕を開口部の縁に弾性的に係合させることにより、取付部を介して物体に固定的に取り付けられる。
【特許文献2】
特開2001−99357号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1に開示される従来の物品支持具は、物品係着部に面ファスナー構造を採用して、予め物品に固着した対応構造の面ファスナー部材を物品係着部に対面式に係着させることにより、物品を物体上に支持するように構成したから、例えば自動車の窓ガラスを車体窓枠に仮止めする作業が、窓ガラスの外周縁近傍を窓枠に向けて押し付けるだけの簡単な動作で確実に遂行できるようになる。しかし、取付部を介して物品支持具を物体に取り付ける際には、基部と取付部のL字状弾性腕との間に、窓枠の内向フランジ部分を基部裏面に沿って挿入する動作が必要となるから、窓枠に対する物品支持具の取付方向が窓枠上の取付位置によって変化し、それにより取付作業が煩雑になる傾向があった。
【0007】
他方、上述した特許文献2に開示される従来の物品支持具は、支柱突端から錨状に延設した弾性腕を有する取付部を、物体の開口部に支柱突出方向へ嵌入することにより、物体に固定的に取り付けられる構成としたから、例えばこの物品支持具を自動車の車体窓枠に取り付けようとする場合、窓枠上の取付位置に関わらず、窓枠に対する物品支持具の取付方向は同一になる。しかし、この取付部の構成を、例えば前述した自動車の窓ガラス等の比較的重い物品を支持する物品支持具に採用したときには、取付部の弾性腕が物体の開口部の縁に弾性的に係合する構成であるから、開口部内での弾性腕の配置によっては、物品の重量が、開口部の縁に係合している弾性腕を撓ませる方向へ作用することがある。物品を支持している最中に物品支持具の取付部にこのような弾性腕の撓みが生じると、物体開口部内で取付部が弾性腕の撓みに対応する方向へ移動し、取付部が開口部から脱離してしまう場合もある。
【0008】
本発明の目的は、物体に固定的に取り付けられた状態で他の物品を支持する物品支持具において、物体上の取付位置に関わらず予め定めた同一の取付方向で物体に取り付けることができ、かつ、支持対象が比較的重い物品であっても物体上で安定して固定的に支持することができる物品支持具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、基部と、基部に設けられる物品係着部と、物品係着部から離れて基部に設けられる取付部とを具備し、取付部が、基部上に立設される支柱と、支柱から側方へ延設される弾性腕とを有し、物体に設けた開口部に取付部を挿入して弾性腕を開口部の縁に弾性的に係合させることにより、取付部を介して物体に取り付けられるようになっている物品支持具において、取付部は、支柱及び弾性腕から独立して基部上に立設される規制壁を有し、規制壁は、取付部を物体の開口部に挿入したときに開口部の縁に係合して、縁に弾性的に係合している弾性腕を撓ませる方向への開口部内での取付部の移動を制限する寸法及び形状を有することを特徴とする物品支持具を提供する。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の物品支持具において、物品係着部は、基部に基端にて連結される脚部及び脚部の末端に連結される頭部を各々に備えて基部上に離間配置で立設される複数の有頭突子を具備する物品支持具を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図1は、本発明の一実施形態による物品支持具10の三面図、図2及び図3は、物品支持具10の縦断面図である。物品支持具10は、基部12と、基部12に設けられる物品係着部14と、物品係着部14から離れて基部12に設けられる取付部16とを備える。これら基部12、物品係着部14及び取付部16を有する物品支持具10は、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂材料から一体的に成形できる。
【0012】
基部12は、略平坦な表面12aと、表面12aの反対側の裏面12bとを有する矩形板状要素である。物品係着部14は、基部12の表面12aに離間配置で立設される複数の有頭突子18を備える。それら有頭突子18は、基端で基部表面12aに連結される脚部20と、脚部20の末端に連結される頭部22とをそれぞれに備え、基部表面12a上に配列して設置される。各有頭突子18の脚部20は、基部表面12aから略直立状に突出し、それ自体、外力によって撓曲可能な形状を有する。各有頭突子18の頭部22は、脚部20の外方へ半球状に膨出する。このような有頭突子18の構成は、いわゆる雌雄同形の面ファスナーに装備されるものとして知られている。
【0013】
取付部16は、基部12の裏面12bに立設される一対の係止片24を備える。それら係止片24は、基端で基部裏面12bに連結される支柱26と、支柱26の末端に連結される一対の弾性腕28とをそれぞれに備え、基部裏面12b上で基部12の長手方向へ互いに離間して配置される。各係止片24の支柱26は、基部裏面12bから略直立状に突出し、それ自体、外力によって撓み難い形状及び寸法を有する。各係止片24の一対の弾性腕28は、支柱26の突端から基部裏面12bに向かって、側方へ張り出すように屈曲して錨状に延設される。各弾性腕28は、支柱26への連結端を支点として、外力により弾性的に揺動可能な形状及び寸法を有する。
【0014】
物品支持具10は、図4及び図5に示すように、略矩形状の開口部30を有する薄板状の物体32に、取付部16を介して固定的に取り付けられる。物品支持具10の取付作業は、取付部16の一対の係止片24を、それぞれの支柱26の突出方向に沿って物体32の開口部30に嵌入する動作によって行なわれる。このとき、各係止片24の一対の弾性腕28は、嵌入動作中に開口部30の対向する長縁30aに当接されて支柱26側へ弾性的に撓み、それぞれの最大張出領域28aが両長縁30aを乗り越えた時点で弾性復元して、それぞれの自由端領域で開口部30の両長縁30aに弾性的に係合する(図6参照)。この取付部16の弾性的係合作用により、物品支持具10が物体32に固定される。
【0015】
取付部16はさらに、両係止片24の支柱26及び弾性腕28から独立して基部12の裏面12bに立設される一対の規制壁34を有する。それら規制壁34は、両係止片24の間で、基部長手方向へ互いに離間して配置される。各規制壁34は、基部裏面12bから略直立状に突出し、それ自体、外力によって撓み難い形状及び寸法を有する。また、各規制壁34は、取付部16の一対の係止片24を物体32の開口部30に嵌入したときに、同時に開口部30に挿入されて、両側縁34aで開口部30の両長縁30aに実質的接触状態で係合する(図7参照)。したがって各規制壁34は、開口部30内で両長縁30aに弾性的に係合している各係止片24の両弾性腕28が、対応の長縁30aに押されて弾性的に撓む方向(図6及び図7で左右方向)への、開口部30内での取付部16の移動を制限する寸法及び形状を有するものである。
【0016】
上記構成を有する物品支持具10は、自動車の固定式窓ガラスを車体の窓枠に接着する際の、接着剤硬化中の仮止め用支持具として、好適に使用できる。一般に自動車の固定式窓ガラスは、ガラス板の全周縁に渡ってウレタン接着剤等の硬化性接着剤により車体の窓枠に固定されるが、接着剤が硬化するまでの間、他の製造作業による車体の振動や車室内の気圧変化等によってガラス板が移動することがないように、仮止め用支持具を使用してガラス板を固定的に保持することが要求されるのである。なお、物品支持具10の物品係着部14に採用した上記面ファスナー構造は、ガラス板を車体窓枠に仮止めする際に、後述するように、ガラス板の外周縁近傍を窓枠に向けて押し付けるだけの簡単な動作で確実に遂行できるようにする効果を奏する。
【0017】
この適用例では、車体窓枠の内向フランジ部分を物体32(以下、フランジ32と称する)として、その所定複数箇所に、物品支持具10を取り付けるための開口部30が形成される。そしてフランジ32には、複数の物品支持具10が、それぞれの取付部16の一対の係止片24を対応の開口部30に支柱突出方向へ嵌入することにより、前述したように固定的に取り付けられる。このような取付動作に起因して、フランジ32に対する複数の物品支持具10の取付方向は、フランジ32上の取付位置に関わらず同一方向となる。
【0018】
他方、支持対象物品であるガラス板36には、その外周縁近傍の所定複数位置(フランジ32の複数の開口部30に対応する位置)に、物品支持具10の物品係着部14の有頭突子群18と略同一構造の有頭突子群38を有する面ファスナー部材40が、予め両面粘着テープ42を介して固着される(図6)。そして、フランジ32に取り付けた複数の物品支持具10に対し、ガラス板36に固着した複数の面ファスナー部材40を、各面ファスナー部材40の有頭突子群38を対応位置にある物品支持具10の有頭突子群18に圧力下で嵌着させることにより、それぞれ係着する。それにより、ガラス板36が車体窓枠のフランジ32上に支持される。
【0019】
ここで、車体窓枠のフランジ32は、通常、窓枠の輪郭に沿って狭小な幅で延設されているから、フランジ32に取り付けた物品支持具10の物品係着部14の有効面積を十分に確保する目的で、物品支持具10の基部12に、フランジ32の長手方向に沿って配置可能な略長方形輪郭を付与する一方、フランジ32にはその長手方向へ略長方形状に延びる開口部30を形成し(図4)、この開口部30に同時に嵌入できる一対の係止片24を基部裏面12bに設けている(図5)。したがって、窓枠上での物品支持具10の位置によっては、取付部16の各係止片24のいずれか一方の弾性腕28が、弾性的に係合している開口部30の対応の長縁30aから、物品支持具10が支持するガラス板36の重量の反作用を受ける位置に配置される。このとき、物品支持具10においては、基部12に設けた一対の規制壁34が、開口部30の同じ長縁30aから同様に受けるガラス板36の重量の反作用を、実質的に変形せずに受け止めるので、物品支持中の弾性腕28の無用な撓みが確実に回避され、開口部30からの取付部16の意図しない脱離が未然に防止される。
【0020】
なお、図示実施形態では、取付部16の両係止片24に関連して、近傍の規制壁34とは反対側に、各係止片24に一体的に連結される突起44が設けられている(図1)。これら突起44は、取付部16の各係止片24が開口部30内で両長縁30aに沿った方向へ移動することを、補足的に阻止する寸法及び形状を有する。
【0021】
このように、物品支持具10によれば、上記した自動車の車体窓枠のフランジ32のように、複数位置に複数の物品支持具10を連続的に取り付ける作業を要する物体32に対し、物体上の取付位置に関わらず予め定めた同一の取付方向でそれら物品支持具10を物体32に取り付けることができるので、取付作業が簡素化される利点がある。さらに物品支持具10は、支持対象の物品36が上記したガラス板36のように比較的重いものであっても、物品支持中に、取付部16の各係止片24の弾性腕28に無用な撓みが生じることを、規制壁34の取付部移動阻止作用により確実に回避できるので、開口部30からの取付部16の意図しない脱離を未然に防止し、以って物品36を物体32上で安定して固定的に支持することができる。なお、規制壁34を係止片24から独立して形成する構成としたので、係止片24の形状に関わらず、所期の取付部移動阻止機能を発揮し得ることを前提に、物品支持具10の成形工程を容易にする等の観点から、規制壁34の形状、寸法、個数等を最適化できる利点も得られる。
【0022】
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明に係る物品支持具の構成は上記実施形態に限定されず、様々な変形を施すことができる。
例えば、取付部16に設けた規制壁34は、図示のようにその両側縁34aで開口部30の両長縁30aに接触することが必須要件ではなく、開口部30からの取付部16の脱離を防止できることを条件に、開口部30の両長縁30aから適当な隙間を介して配置される形状および寸法を有することもできる。また、物品係着部14は、前述した有頭突子群18に代えて、支持対象となる物品の構成(寸法、形状、重さ、硬さ、使用場所等)に適応した様々な係着構造を採用することができる。さらに、取付部16の係止片24及び規制壁34は、所期の目的を達成し得ることを前提に、様々な個数を適宜組み合わせて設置することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、物体に固定的に取り付けられた状態で他の物品を支持する物品支持具において、物体上の取付位置に関わらず予め定めた同一の取付方向で物体に取り付けることができ、しかも、支持対象が比較的重い物品であっても物体上で安定して固定的に支持することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による物品支持具の(a)平面図、(b)正面図及び(c)底面図である。
【図2】図1の物品支持具の線II−IIに沿った縦断面図である。
【図3】図1の物品支持具の線III−IIIに沿った縦断面図である。
【図4】図1の物品支持具を取り付ける物体の主要部を示す平面図である。
【図5】図1の物品支持具を図4の物体に取り付けた状態で示す縦断面図である。
【図6】図1の物品支持具を使用状態で示す図で、図2に対応する断面図である。
【図7】図1の物品支持具を使用状態で示す図で、図3に対応する断面図である。
【符号の説明】
10…物品支持具
12…基部
14…物品係着部
16…取付部
18…有頭突子
24…係止片
26…支柱
28…弾性腕
30…開口部
32…物体
34…規制壁
36…ガラス板
40…面ファスナー部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体に固定的に取り付けられた状態で他の物品を支持する物品支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
物品係着部と取付部とを有する基部を備え、取付部を介して物体に固定的に取り付けられた状態で、物品係着部に係着した他の物品を支持する物品支持具は、様々な構成を有するものが知られている。この種の物品支持具は一般に、物品係着部及び取付部の構造が、支持対象となる物品の構成(寸法、形状、重さ、硬さ、使用場所等)に適応したものとなっている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示される物品支持具は、いわゆる雌雄同形の面ファスナーに装備される茸状の有頭突子を基部表面に多数配列してなる物品係着部と、L字状の弾性腕を基部裏面に延設してなる取付部とを備える。この物品支持具には、物品係着部の有頭突子群と略同一構造の有頭突子群を有する他の面ファスナー部材が、両者の有頭突子群の膨出頭部同士を圧力下で嵌着させることにより、脱離可能に係着される。また、この物品支持具は、弾性腕の自由端領域と基部裏面との間の隙間に受容した物体を、弾性腕の弾性復元力により挟持することにより、取付部を介して物体に固定的に取り付けられる。
【特許文献1】
実開平7−39517号公報
【0004】
上記特許文献1に開示される物品支持具は、自動車の窓ガラスを車体の窓枠に接着する際の、接着剤硬化中の仮止めに使用されるものである。この物品支持具は、取付部の弾性腕と基部との間に窓枠の内向フランジ部分を挟持することにより窓枠に固定的に取り付けられ、その状態で、予め窓ガラスの外周縁近傍の所定位置に両面粘着テープで固着した面ファスナー部材の有頭突子群を、物品係着部の有頭突子群に圧力下で嵌着させることにより、窓ガラスを窓枠上に支持することができる。
【0005】
また、例えば特許文献2に開示される物品支持具は、基部表面に立設される一対の対向壁の間にそれら壁から複数の弾性腕を延設してなる物品係着部と、基部裏面に立設される一本の支柱の突端から側方へ錨状に弾性腕を延設してなる取付部とを備える。この物品支持具には、自動車の燃料パイプやブレーキ油圧パイプ等の各種パイプが、物品係着部の複数の弾性腕の間に圧力下で押し込まれることにより、脱離可能に係着される。また、この物品支持具は、車体パネル等の物体に設けた開口部に、支柱及び弾性腕を支柱の突出方向に沿って嵌入して、弾性腕を開口部の縁に弾性的に係合させることにより、取付部を介して物体に固定的に取り付けられる。
【特許文献2】
特開2001−99357号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1に開示される従来の物品支持具は、物品係着部に面ファスナー構造を採用して、予め物品に固着した対応構造の面ファスナー部材を物品係着部に対面式に係着させることにより、物品を物体上に支持するように構成したから、例えば自動車の窓ガラスを車体窓枠に仮止めする作業が、窓ガラスの外周縁近傍を窓枠に向けて押し付けるだけの簡単な動作で確実に遂行できるようになる。しかし、取付部を介して物品支持具を物体に取り付ける際には、基部と取付部のL字状弾性腕との間に、窓枠の内向フランジ部分を基部裏面に沿って挿入する動作が必要となるから、窓枠に対する物品支持具の取付方向が窓枠上の取付位置によって変化し、それにより取付作業が煩雑になる傾向があった。
【0007】
他方、上述した特許文献2に開示される従来の物品支持具は、支柱突端から錨状に延設した弾性腕を有する取付部を、物体の開口部に支柱突出方向へ嵌入することにより、物体に固定的に取り付けられる構成としたから、例えばこの物品支持具を自動車の車体窓枠に取り付けようとする場合、窓枠上の取付位置に関わらず、窓枠に対する物品支持具の取付方向は同一になる。しかし、この取付部の構成を、例えば前述した自動車の窓ガラス等の比較的重い物品を支持する物品支持具に採用したときには、取付部の弾性腕が物体の開口部の縁に弾性的に係合する構成であるから、開口部内での弾性腕の配置によっては、物品の重量が、開口部の縁に係合している弾性腕を撓ませる方向へ作用することがある。物品を支持している最中に物品支持具の取付部にこのような弾性腕の撓みが生じると、物体開口部内で取付部が弾性腕の撓みに対応する方向へ移動し、取付部が開口部から脱離してしまう場合もある。
【0008】
本発明の目的は、物体に固定的に取り付けられた状態で他の物品を支持する物品支持具において、物体上の取付位置に関わらず予め定めた同一の取付方向で物体に取り付けることができ、かつ、支持対象が比較的重い物品であっても物体上で安定して固定的に支持することができる物品支持具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、基部と、基部に設けられる物品係着部と、物品係着部から離れて基部に設けられる取付部とを具備し、取付部が、基部上に立設される支柱と、支柱から側方へ延設される弾性腕とを有し、物体に設けた開口部に取付部を挿入して弾性腕を開口部の縁に弾性的に係合させることにより、取付部を介して物体に取り付けられるようになっている物品支持具において、取付部は、支柱及び弾性腕から独立して基部上に立設される規制壁を有し、規制壁は、取付部を物体の開口部に挿入したときに開口部の縁に係合して、縁に弾性的に係合している弾性腕を撓ませる方向への開口部内での取付部の移動を制限する寸法及び形状を有することを特徴とする物品支持具を提供する。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の物品支持具において、物品係着部は、基部に基端にて連結される脚部及び脚部の末端に連結される頭部を各々に備えて基部上に離間配置で立設される複数の有頭突子を具備する物品支持具を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図1は、本発明の一実施形態による物品支持具10の三面図、図2及び図3は、物品支持具10の縦断面図である。物品支持具10は、基部12と、基部12に設けられる物品係着部14と、物品係着部14から離れて基部12に設けられる取付部16とを備える。これら基部12、物品係着部14及び取付部16を有する物品支持具10は、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂材料から一体的に成形できる。
【0012】
基部12は、略平坦な表面12aと、表面12aの反対側の裏面12bとを有する矩形板状要素である。物品係着部14は、基部12の表面12aに離間配置で立設される複数の有頭突子18を備える。それら有頭突子18は、基端で基部表面12aに連結される脚部20と、脚部20の末端に連結される頭部22とをそれぞれに備え、基部表面12a上に配列して設置される。各有頭突子18の脚部20は、基部表面12aから略直立状に突出し、それ自体、外力によって撓曲可能な形状を有する。各有頭突子18の頭部22は、脚部20の外方へ半球状に膨出する。このような有頭突子18の構成は、いわゆる雌雄同形の面ファスナーに装備されるものとして知られている。
【0013】
取付部16は、基部12の裏面12bに立設される一対の係止片24を備える。それら係止片24は、基端で基部裏面12bに連結される支柱26と、支柱26の末端に連結される一対の弾性腕28とをそれぞれに備え、基部裏面12b上で基部12の長手方向へ互いに離間して配置される。各係止片24の支柱26は、基部裏面12bから略直立状に突出し、それ自体、外力によって撓み難い形状及び寸法を有する。各係止片24の一対の弾性腕28は、支柱26の突端から基部裏面12bに向かって、側方へ張り出すように屈曲して錨状に延設される。各弾性腕28は、支柱26への連結端を支点として、外力により弾性的に揺動可能な形状及び寸法を有する。
【0014】
物品支持具10は、図4及び図5に示すように、略矩形状の開口部30を有する薄板状の物体32に、取付部16を介して固定的に取り付けられる。物品支持具10の取付作業は、取付部16の一対の係止片24を、それぞれの支柱26の突出方向に沿って物体32の開口部30に嵌入する動作によって行なわれる。このとき、各係止片24の一対の弾性腕28は、嵌入動作中に開口部30の対向する長縁30aに当接されて支柱26側へ弾性的に撓み、それぞれの最大張出領域28aが両長縁30aを乗り越えた時点で弾性復元して、それぞれの自由端領域で開口部30の両長縁30aに弾性的に係合する(図6参照)。この取付部16の弾性的係合作用により、物品支持具10が物体32に固定される。
【0015】
取付部16はさらに、両係止片24の支柱26及び弾性腕28から独立して基部12の裏面12bに立設される一対の規制壁34を有する。それら規制壁34は、両係止片24の間で、基部長手方向へ互いに離間して配置される。各規制壁34は、基部裏面12bから略直立状に突出し、それ自体、外力によって撓み難い形状及び寸法を有する。また、各規制壁34は、取付部16の一対の係止片24を物体32の開口部30に嵌入したときに、同時に開口部30に挿入されて、両側縁34aで開口部30の両長縁30aに実質的接触状態で係合する(図7参照)。したがって各規制壁34は、開口部30内で両長縁30aに弾性的に係合している各係止片24の両弾性腕28が、対応の長縁30aに押されて弾性的に撓む方向(図6及び図7で左右方向)への、開口部30内での取付部16の移動を制限する寸法及び形状を有するものである。
【0016】
上記構成を有する物品支持具10は、自動車の固定式窓ガラスを車体の窓枠に接着する際の、接着剤硬化中の仮止め用支持具として、好適に使用できる。一般に自動車の固定式窓ガラスは、ガラス板の全周縁に渡ってウレタン接着剤等の硬化性接着剤により車体の窓枠に固定されるが、接着剤が硬化するまでの間、他の製造作業による車体の振動や車室内の気圧変化等によってガラス板が移動することがないように、仮止め用支持具を使用してガラス板を固定的に保持することが要求されるのである。なお、物品支持具10の物品係着部14に採用した上記面ファスナー構造は、ガラス板を車体窓枠に仮止めする際に、後述するように、ガラス板の外周縁近傍を窓枠に向けて押し付けるだけの簡単な動作で確実に遂行できるようにする効果を奏する。
【0017】
この適用例では、車体窓枠の内向フランジ部分を物体32(以下、フランジ32と称する)として、その所定複数箇所に、物品支持具10を取り付けるための開口部30が形成される。そしてフランジ32には、複数の物品支持具10が、それぞれの取付部16の一対の係止片24を対応の開口部30に支柱突出方向へ嵌入することにより、前述したように固定的に取り付けられる。このような取付動作に起因して、フランジ32に対する複数の物品支持具10の取付方向は、フランジ32上の取付位置に関わらず同一方向となる。
【0018】
他方、支持対象物品であるガラス板36には、その外周縁近傍の所定複数位置(フランジ32の複数の開口部30に対応する位置)に、物品支持具10の物品係着部14の有頭突子群18と略同一構造の有頭突子群38を有する面ファスナー部材40が、予め両面粘着テープ42を介して固着される(図6)。そして、フランジ32に取り付けた複数の物品支持具10に対し、ガラス板36に固着した複数の面ファスナー部材40を、各面ファスナー部材40の有頭突子群38を対応位置にある物品支持具10の有頭突子群18に圧力下で嵌着させることにより、それぞれ係着する。それにより、ガラス板36が車体窓枠のフランジ32上に支持される。
【0019】
ここで、車体窓枠のフランジ32は、通常、窓枠の輪郭に沿って狭小な幅で延設されているから、フランジ32に取り付けた物品支持具10の物品係着部14の有効面積を十分に確保する目的で、物品支持具10の基部12に、フランジ32の長手方向に沿って配置可能な略長方形輪郭を付与する一方、フランジ32にはその長手方向へ略長方形状に延びる開口部30を形成し(図4)、この開口部30に同時に嵌入できる一対の係止片24を基部裏面12bに設けている(図5)。したがって、窓枠上での物品支持具10の位置によっては、取付部16の各係止片24のいずれか一方の弾性腕28が、弾性的に係合している開口部30の対応の長縁30aから、物品支持具10が支持するガラス板36の重量の反作用を受ける位置に配置される。このとき、物品支持具10においては、基部12に設けた一対の規制壁34が、開口部30の同じ長縁30aから同様に受けるガラス板36の重量の反作用を、実質的に変形せずに受け止めるので、物品支持中の弾性腕28の無用な撓みが確実に回避され、開口部30からの取付部16の意図しない脱離が未然に防止される。
【0020】
なお、図示実施形態では、取付部16の両係止片24に関連して、近傍の規制壁34とは反対側に、各係止片24に一体的に連結される突起44が設けられている(図1)。これら突起44は、取付部16の各係止片24が開口部30内で両長縁30aに沿った方向へ移動することを、補足的に阻止する寸法及び形状を有する。
【0021】
このように、物品支持具10によれば、上記した自動車の車体窓枠のフランジ32のように、複数位置に複数の物品支持具10を連続的に取り付ける作業を要する物体32に対し、物体上の取付位置に関わらず予め定めた同一の取付方向でそれら物品支持具10を物体32に取り付けることができるので、取付作業が簡素化される利点がある。さらに物品支持具10は、支持対象の物品36が上記したガラス板36のように比較的重いものであっても、物品支持中に、取付部16の各係止片24の弾性腕28に無用な撓みが生じることを、規制壁34の取付部移動阻止作用により確実に回避できるので、開口部30からの取付部16の意図しない脱離を未然に防止し、以って物品36を物体32上で安定して固定的に支持することができる。なお、規制壁34を係止片24から独立して形成する構成としたので、係止片24の形状に関わらず、所期の取付部移動阻止機能を発揮し得ることを前提に、物品支持具10の成形工程を容易にする等の観点から、規制壁34の形状、寸法、個数等を最適化できる利点も得られる。
【0022】
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明に係る物品支持具の構成は上記実施形態に限定されず、様々な変形を施すことができる。
例えば、取付部16に設けた規制壁34は、図示のようにその両側縁34aで開口部30の両長縁30aに接触することが必須要件ではなく、開口部30からの取付部16の脱離を防止できることを条件に、開口部30の両長縁30aから適当な隙間を介して配置される形状および寸法を有することもできる。また、物品係着部14は、前述した有頭突子群18に代えて、支持対象となる物品の構成(寸法、形状、重さ、硬さ、使用場所等)に適応した様々な係着構造を採用することができる。さらに、取付部16の係止片24及び規制壁34は、所期の目的を達成し得ることを前提に、様々な個数を適宜組み合わせて設置することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、物体に固定的に取り付けられた状態で他の物品を支持する物品支持具において、物体上の取付位置に関わらず予め定めた同一の取付方向で物体に取り付けることができ、しかも、支持対象が比較的重い物品であっても物体上で安定して固定的に支持することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による物品支持具の(a)平面図、(b)正面図及び(c)底面図である。
【図2】図1の物品支持具の線II−IIに沿った縦断面図である。
【図3】図1の物品支持具の線III−IIIに沿った縦断面図である。
【図4】図1の物品支持具を取り付ける物体の主要部を示す平面図である。
【図5】図1の物品支持具を図4の物体に取り付けた状態で示す縦断面図である。
【図6】図1の物品支持具を使用状態で示す図で、図2に対応する断面図である。
【図7】図1の物品支持具を使用状態で示す図で、図3に対応する断面図である。
【符号の説明】
10…物品支持具
12…基部
14…物品係着部
16…取付部
18…有頭突子
24…係止片
26…支柱
28…弾性腕
30…開口部
32…物体
34…規制壁
36…ガラス板
40…面ファスナー部材
Claims (2)
- 基部と、該基部に設けられる物品係着部と、該物品係着部から離れて該基部に設けられる取付部とを具備し、該取付部が、該基部上に立設される支柱と、該支柱から側方へ延設される弾性腕とを有し、物体に設けた開口部に該取付部を挿入して該弾性腕を該開口部の縁に弾性的に係合させることにより、該取付部を介して該物体に取り付けられるようになっている物品支持具において、
前記取付部は、前記支柱及び前記弾性腕から独立して前記基部上に立設される規制壁を有し、該規制壁は、該取付部を物体の開口部に挿入したときに該開口部の縁に係合して、該縁に弾性的に係合している前記弾性腕を撓ませる方向への該開口部内での該取付部の移動を制限する寸法及び形状を有することを特徴とする物品支持具。 - 前記物品係着部は、前記基部に基端にて連結される脚部及び該脚部の末端に連結される頭部を各々に備えて該基部上に離間配置で立設される複数の有頭突子を具備する請求項1に記載の物品支持具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002309993A JP2004144204A (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | 物品支持具 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007290692A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Asahi Glass Co Ltd | 車両用ウインドウガラス用仮止めクリップ |
JP2010014147A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Piolax Inc | ガラス仮固定用クリップ |
JP2013248007A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Three M Innovative Properties Co | マスク用取付具及びマスク |
US9776475B2 (en) | 2014-12-04 | 2017-10-03 | Agc Automotive Window Systems Co., Ltd. | Glass support member |
WO2018122930A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | Ykk株式会社 | 止具 |
-
2002
- 2002-10-24 JP JP2002309993A patent/JP2004144204A/ja active Pending
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