JP2004141646A - 継ぎ手装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンジやチューブ等の先端に設けられた筒状の被接続物を接続した際に管体との確実な連通状態を形成することができる構造簡単な継ぎ手装置を提供する。
【解決手段】筒状の被接続物を挿入して接続可能に開口する接続部10を先端に備える外筒8を設ける。外筒8の内部に、先端が接続部10に向って軸線方向に開口する中空の管体5と、弾性材料による閉塞部材11とを設ける。閉塞部材11を後退させたときに管体5が挿通する挿通孔18を閉塞部材11に設ける。挿通孔18が閉塞するように閉塞部材11の外周から締め付ける締め付け手段21を設ける。管体5が挿通孔18を貫通したとき、後退した閉塞部材11を前進方向に付勢する付勢手段12を設ける。
【選択図】図1

Description

 本発明は、継ぎ手装置に関し、詳しくは、例えば、点滴の薬液流路に設けてシリンジやチューブ等を接続する継ぎ手装置に関する。
 従来、この種の継ぎ手装置は、円筒状の外筒内部に延設された中空の管体と、外筒内部において該管体に外挿されて進退方向に摺動自在の筒状部材とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
 前記管体は、その閉塞された先端近傍の周壁に開口する側孔が形成されており、前記筒状部材は、管体の先端部に位置するとき側孔を閉塞する。これにより、外筒の先端にシリンジのルアーテーパ等を挿着したとき、シリンジやチューブ等の先端に設けられた筒状のルアーテーパ部に押圧された筒状部材が後退して管体の側孔が開放されると同時に、管体が前記ルアーテーパ部の内部に侵入して導通状態となる。また、外筒内部にはコイルスプリングが設けられており、該コイルスプリングによって後退時の筒状部材を前進方向に付勢する。これにより、外筒の先端から前記ルアーテーパ部を抜き取った際に、該コイルスプリングの付勢により筒状部材が前進し、管体の側孔が閉塞される。
 しかし、このような従来の構成によると、外筒の先端に前記ルアーテーパ部を挿着したとき、その挿着状態が不十分であると、筒状部材の後退距離が少なくなり、前記管体の側孔が完全に開放されないことがある。そして、前記管体の側孔の開放が不完全である場合には、十分な連通状態を得ることができず例えば薬液の円滑な流動が阻害される不都合がある。
特開平10−15079号公報
 かかる不都合を解消して、本発明は、シリンジやチューブ等の先端に設けられた筒状の被接続物を接続した際に管体との確実な連通状態を形成することができる構造簡単な継ぎ手装置を提供することを目的とする。
 かかる目的を達成するために、本発明の継ぎ手装置は、筒状の被接続物を挿入して接続可能に開口する接続部を先端に備える有底円筒状の外筒と、該外筒の軸心に沿って延設されて後端が外筒の底部外方に連通し、先端が前記接続部から所定距離を存して該外筒内部に位置すると共に該接続部に向って軸線方向に開口する中空の管体と、前記外筒にその軸線方向に進退自在に収納されて前進位置において該外筒及び前記管体を閉塞する弾性材料による閉塞部材と、該閉塞部材における前記管体の先端に対向する位置に、該閉塞部材の後退に伴って前記管体が挿通する挿通孔と、該挿通孔を閉塞する方向に閉塞部材の外周から締め付ける締め付け手段と、前記管体が前記挿通孔を貫通したとき、該管体に沿って後退した閉塞部材を前進方向に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする。
 本発明の継ぎ手装置によれば、例えばシリンジやチューブ等の先端に設けられたルアーテーパ部(筒状の被接続物)を前記外筒に挿着したとき、前記閉塞部材が押圧されて前記管体に沿って後退される。これに伴い、該管体が閉塞部材に形成された挿通孔を介して該閉塞部材を貫通する。前記管体の先端は軸線方向に向って開口しているので、該管体の先端が閉塞部材を貫通した時点で該管体の先端開口部の閉塞が解除され、シリンジやチューブ等のルアーテーパ部に連通する。このように、本発明の継ぎ手装置は、管体の先端が閉塞部材を貫通した時点で確実に管体の先端の開口部を開放することができ、従来のような管体の周壁に開口する側孔を筒状部材が開閉するものに比して管体の開口部の開放が不十分となることを防止することができる。
 そして、シリンジやチューブ等のルアーテーパ部を前記外筒から抜き取った場合には、前記付勢手段の付勢力によって閉塞部材が前進する。これにより、該閉塞部材の挿通孔から管体が抜けて挿通孔がその弾性により弾発的に閉じられ、該閉塞部材によって管体の開口部が閉塞される。
 ところで、前記管体は、その先端が軸線方向に向って開口し、該開口部を閉塞する閉塞部材の先端には管体の開口部に対向して前記挿通孔が形成されている。このため、管体の開口部を介して流動する薬液等が前記挿通孔に突き当たったとき、挿通孔がその弾性により閉じている状態を破って閉塞部材の外方に薬液等が漏れ出すおそれがある。
 そこで、本発明においては、前記締め付け手段を設け、該締め付け手段によって挿通孔をその閉塞方向に締め付けている。これによって、管体の開口部に対向して前記挿通孔が形成されていても該挿通孔からの薬液等の漏れ出しを確実に防止することができる。
 本発明における締め付け手段の一態様としては、挿通孔を閉塞する方向に閉塞部材の外周から締め付けるリング部材を前記閉塞部材の外周に装着して、該リング部材を締め付け手段とすることができる。また、他の態様としては、前記外筒の接続部の内壁全周に、前記閉塞部材が該接続部を閉塞したとき閉塞部材の外周に圧接する凸部を設けて、該凸部を締め付け手段とすることができる。
 また、本発明において、前記閉塞部材は、前記挿通孔を備えて前記外筒の接続部に挿脱自在に嵌合する栓部と、該栓部の後端に連設されて前記管体の外周壁に液密に密着する円筒状の管体密着部とを備えることを特徴とする。前記閉塞部材に管体密着部を備えることにより、管体と管体密着部との間への薬液等の侵入を防止することができ、外筒の内部における管体及び閉塞部材の外側への薬液等の漏れを防止することができる。
 このとき、前記管体密着部は、複数の環状の肉厚部と複数の環状の肉薄部とが軸線方向に交互に形成されていることが好ましい。これにより、該管体密着部は、肉厚部を管体の外周壁に液密に密着させて外筒の内部における管体及び閉塞部材の外側への薬液等の漏れを防止することができるだけでなく、管体密着部と管体との当接面積を少なくして摺動時の抵抗を比較的小となるので管体に沿った閉塞部材の移動を円滑に行なうことができる。
 更に、前記管体密着部の外周に、該管体密着部を前記管体に圧接する環状の圧接部材を設けることが好ましい。該圧接部材を設けることにより前記肉厚部と管体との密着度を適度に増加させることができ、管体と管体密着部との間への薬液等の侵入を確実に防止することができる。
 また、本発明における前記付勢手段の一態様としては、前記外筒内部において該外筒の底部と前記閉塞部材との間にコイルスプリングを設け、該コイルスプリングを前記付勢手段とすることが挙げられる。付勢手段としてコイルスプリングを採用することにより、管体の外周にコイルスプリングを位置させて該コイルスプリングを前記外筒内に収納するだけで十分な付勢力を得ることができる。
 また、本発明における前記付勢手段の他の態様としては、前記閉塞部材の後端に、前記管体に沿って延びる筒状のスカート部を一体に連設し、該スカート部を前記付勢手段とすることが挙げられる。該スカート部は、その後端が前記外筒内の底部に当接され、前記閉塞部材の後退時に該閉塞部材と外筒内の底部との間で圧縮されて復元弾性による付勢力を前記閉塞部材に付与する。これによれば、前記スカート部は閉塞部材に一体に設けられているので、部品点数を少なくして組み立て効率を向上させることができる。
 このとき、前記スカート部は、前記管体の後端に向って該管体から次第に離間する略円錐筒状に形成され、前記閉塞部材が管体に沿って後退したとき、前記スカート部の小径側が該スカート部の大径側の内方に収納されるように屈曲して、該スカート部の復元弾性により付勢力を前記閉塞部材に付与することが挙げられる。これによれば、閉塞部材の後退に伴い前記スカート部が圧縮されるとき、該スカート部が屈曲してその小径側が大径側の内方に収納されることによって復元弾性による付勢力を発生することができる。
 このとき、前記スカート部は、複数の環状の肉厚部と複数の環状の肉薄部とが軸線方向に交互に形成されていることが好ましい。これによれば、前記スカート部が圧縮されたとき、該スカート部を環状の肉薄部を介して円滑に屈曲させることができるだけでなく該スカート部をその全周にわたって均一に屈曲させることができ、安定した付勢力を発生させることができる。
 それ以外の前記付勢手段の態様としては、前記管体の外周に備えられて外筒の底部に向って次第に拡径するテーパ部と、前記閉塞部材の管体密着部とによって前記付勢手段を構成し、前記閉塞部材が管体に沿って後退したとき、管体密着部がテーパ部の大径側に摺動して拡径され、該管体密着部の縮径方向への復元弾性により付勢力を前記閉塞部材に付与することが挙げられる。これによれば、前記管体密着部をテーパ部の大径側に摺動させて該管体密着部の復元弾性による付勢力を発生させることができ、しかも、該管体密着部がテーパ部に沿って摺動可能な長さを有していればよいので、継ぎ手装置をコンパクトに構成することができる。
 本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は第1の実施形態の継ぎ手装置を示す説明的断面図、図2は図1の継ぎ手装置の接続状態を示す説明的断面図、図3は第1の実施形態に用いる管体の他の例を示す説明的断面図、図4は第2の実施形態の継ぎ手装置を示す説明的断面図、図5は図4の継ぎ手装置の接続状態を示す説明的断面図、図6は第3の実施形態の継ぎ手装置を示す説明的断面図、図7は図6の継ぎ手装置の接続状態を示す説明的断面図、図8は第4の実施形態の継ぎ手装置を示す説明的断面図、図9は図8の継ぎ手装置の接続状態を示す説明的断面図である。
 本発明の第1の実施形態の継ぎ手装置1は、図1に示すように、3方活栓2の一つのポート3に設けられている。該ポート3には筒状の管体支持部4を介して金属(例えばステンレス)又は硬質合成樹脂(例えばポリアセタール)によって形成された棒状の管体5が挿着されている。該管体5はパイプ状に形成され、基端が前記ポート3に連通されている。該管体5の先端には、その軸線方向に向って開口する開口部6が形成されている。
 また、前記管体支持部4の外周には、円筒状の外筒支持部7を介して外筒8が連結支持されている。該外筒8の先端には、図示しないシリンジやチューブの先端に設けられた被接続物であるルアーテーパ部9(図2参照)を挿入して接続する接続部10が形成されている。
 該外筒8の内部には、図1に示すように、ゴム製の閉塞部材11が収納されている。該閉塞部材11は、管体5に沿って進退自在に設けられ、外筒8内部に設けられた付勢手段としてのコイルスプリング12によって、前進方向に付勢されている。該閉塞部材11は、その外周に装着された後述する圧接部材13のフランジ部14が、外筒8の接続部10の内周に突設された規制部15に突き当って抜け止めされている。
 該閉塞部材11は、図1に示すように、管体5の先端側を閉塞する栓部16と、該栓部16の後方に連設されて管体5の外周に密着する円筒状の管体密着部17とによって構成されている。該閉塞部材11の栓部16には、管体5が挿通される挿通孔18が形成されている。該挿通孔18は、管体5の挿通により弾発的に開口し該管体5が非挿通時には復元弾性により閉鎖状態となる閉鎖孔である。また、管体密着部17は、複数の環状の肉厚部19と複数の環状の肉薄部20とを軸線方向に交互に備えている。
 前記接続部10には本発明の締め付け手段としての環状の凸部21が形成されている。該凸部21は前記規制部15を一側面に備えている。閉塞部材11の栓部16は接続部10に嵌合されることで凸部21から押圧を受け、挿通孔18の確実な閉鎖状態を維持する。
 前記管体5は、その外径が後端に向かって次第に拡径するテーパ状に形成されている。該管体5の後端部には、鍔状に張り出して外筒支持部7の端縁に当接された鍔部22が形成されている。該鍔部22の後方には、外筒支持部7と管体支持部4との間に介挿して固定する固定脚部23が一体に連設されている。該鍔部22は、コイルスプリング12の後端に当接するスプリングシートとされ、コイルスプリング12と外筒支持部7との接触による外筒支持部7の損傷を防止する。このように構成された管体5は、拡径された後端により曲げ強度が向上され、管体5の折れ曲がり等を確実に防止することができる。
 また、図1に示すように、前記管体密着部17の外周には、金属製の圧接部材13が装着されている。圧接部材13は、管体密着部17の外周全周を締め付けており、管体密着部17を管体5に押し当てて密着させている。更に、圧接部材13には、栓部16側において鍔状に張り出すフランジ部14が形成されている。該フランジ部14は、前記コイルスプリング12のスプリングシートとしてゴム製の閉塞部材11との接触による閉塞部材11の損傷を防止して確実に付勢力を付与し、且つ、前述したように外筒8の接続部10の内周に設けられた規制部15に突き当って閉塞部材11の抜け出しを防止する。該圧接部材13によって、管体密着部17と管体5との液密状態が維持され、閉塞部材11の進退移動時の液漏れを確実に防止することができる。
 以上の構成からなる継ぎ手装置1によれば、図2に示すように、前記外筒8の接続部10に図示しないシリンジやチューブの先端に設けられたルアーテーパ部9を挿着したとき、該ルアーテーパ部9に押圧された閉塞部材11が後退して、挿通孔18を貫通した管体5の開口部6が開放され、ルアーテーパ部9と3方活栓2のポート3とが管体5を介して連通する。
 このとき、ルアーテーパ部9から管体5に向かって薬液が注入されると、閉塞部材11と管体5との間に薬液が侵入しようとするが、該閉塞部材11の管体密着部17が前記圧接部材13により管体5に圧接されていることにより、管体密着部17と管体5との間への薬液の侵入が防止される。なお、該管体密着部17は、肉薄部20と肉厚部19とが交互に配列されているので、肉厚部19により管体5の周壁に液密に密着させて管体5と管体密着部17との間への薬液等の侵入を防止することができるだけでなく、肉薄部20により管体密着部17と管体5との当接面積を少なくして摺動時の抵抗を比較的小とすることができ、管体5に沿った閉塞部材11の移動を円滑に行なうことができる。
 その後、前記外筒8の接続部10からルアーテーパ部9を引き抜いたときには、コイルスプリング12の付勢力によって閉塞部材11が前進し、管体5が挿通孔18から抜けた時点で、該管体5の開口部7が閉塞される。そして、閉塞部材11の栓部16が接続部10に嵌合されて凸部21から押圧を受けることにより、管体5の先端の開口部7を介して流動する薬液等が前記挿通孔18に突き当たっても、挿通孔18から外方への薬液等の漏れ出しを確実に防止することができる。
 なお、第1の実施形態においては、外径が後端に向かって次第に拡径するテーパ状に形成された管体5を採用したが、これに限るものではなく、例えば、図3に示すように、その全長にわたって同径のパイプ状の管体24を採用してもよい。
 次に、本発明の第2の実施形態を説明する。本発明の第2の実施形態の継ぎ手装置25は、図4に示すように、前述した第1の実施形態と同様に、3方活栓2の一つのポート3に設けられている。なお、前述した第1の実施形態と同様の構成については、図4及び図5において、図1乃至図3と同一の符号を付してその説明を省略する。
 図4に示すように、外筒8の内部において、前記管体24の先端にはゴム製の閉塞部材26が装着されている。該閉塞部材26は管体24に沿って進退自在に設けられ、外筒8内部に設けられたコイルスプリング12によって、前進方向に付勢されている。該閉塞部材26はその外周に鍔部27が形成されており、外筒8の接続部10の内周に突設された規制部15により鍔部27が規制されて抜け止めされている。
 該閉塞部材26は、図4に示すように、管体24の先端側を閉塞する栓部28と、該栓部28の後方に連設されて管体24の外周に密着する円筒状の管体密着部29とによって構成されている。該閉塞部材26の栓部28には、管体24が挿通される挿通孔18が形成されている。該挿通孔18は、管体24の挿通により弾発的に開口し該管体24が非挿通時には復元弾性により閉鎖状態となる閉鎖孔である。
 該栓部28の外周には金属製のリング部材30が嵌着されている。該リング部材30は挿通孔18が閉塞する方向に栓部28を締め付ける本発明の締め付け手段としての締め付け部31と、前記管体密着部29の外周に位置して該管体密着部29を管体24に押し当てる押し当て部32とを備えている。該締め付け部31により、管体24の先端の開口部6を介して流動する薬液等が前記挿通孔18に突き当たっても、挿通孔18から外方への薬液等の漏れ出しを確実に防止することができる。また、前記押し当て部32により、管体密着部29と管体24との水密状態が維持され、閉塞部材26の進退移動時の液漏れを確実に防止することができる。更に、外筒8の接続部10には、その内周側に突出する環状の凸部21が形成されており、栓部28の先端部を押圧して一層確実に挿通孔18を閉塞するようになっている。
 そして、図5に示すように、前記外筒8の接続部10に図示しないシリンジやチューブの先端に設けられたルアーテーパ部9を挿着したとき、該ルアーテーパ部9に押圧された閉塞部材26が後退して、挿通孔18を貫通した管体24の開口部6が開放され、ルアーテーパ部9と3方活栓2のポート3とが管体24を介して連通する。このように、管体24が挿通孔18を貫通した時点で管体24の開口部6が確実に開放されるので、閉塞部材26が後退距離を比較的短くすることができ、全体としてコンパクトに構成することができる。その後、前記外筒8の接続部10からルアーテーパ部9を引き抜いたときには、コイルスプリング12の付勢力によって閉塞部材26が前進し、管体24が挿通孔18から抜けた時点で、該管体24の開口部6が閉塞される。このように、閉塞部材26の前進距離が比較的短く迅速に管体24の開口部6が閉塞されるので、ルアーテーパ部9の抜き取り時の液漏れ等を極めて少なくすることができる。
 次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図6及び図7に示すように、第3の実施形態の継ぎ手装置33は、前述した第1の実施形態と同様に、3方活栓2の一つのポート3に設けられている。また、前述した第1の実施形態と同様の構成については、図6及び図7において、図1乃至図3と同一の符号を付してその説明を省略する。
 本発明の第3の実施形態においては、図6及び図7に示すように、閉塞部材34にスカート部35が連設されている。即ち、閉塞部材34は、管体24の先端側を閉塞する栓部36と、該栓部36の後方に連設されて管体24の外周に密着する円筒状の管体密着部37とを備えているが、更に、該管体密着部37の後端に管体24の後端方向に延びるスカート部35が設けられている。該スカート部35は後述するように栓部36と管体密着部37とが管体24に沿って後退したときに圧縮されて復元弾性による付勢力を栓部36に付与する。
 該栓部36の外周にはゴム製のリング部材38が嵌着されている。該リング部材38は本発明の締め付け手段であり挿通孔18が閉塞する方向に栓部36を締め付ける。該リング部材38の締め付けにより、管体24の先端の開口部6を介して流動する薬液等が前記挿通孔18に突き当たっても、該挿通孔18から外方への薬液等の漏れ出しを確実に防止することができる。
 前記スカート部35は、図6に示すように、管体24の後端に向って該管体24から次第に離間する略円錐筒状に形成されている。また、該スカート部35は、複数の環状の肉薄部39と複数の環状の肉厚部40とが交互に配設された形状に形成されいる。各肉薄部39を設けることによって、スカート部35は屈曲可能となっている。
 そして、図7に示すように、前記外筒8の接続部10に図示しないシリンジやチューブの先端に設けられたルアーテーパ部9を挿着したとき、該ルアーテーパ部9に押圧された栓部36と管体密着部37とが後退して、挿通孔18を貫通した管体24の開口部6が開放され、ルアーテーパ部9と3方活栓2のポート3とが管体24を介して連通する。更にこのとき、スカート部35が何れかの肉薄部39を介して屈曲してその小径側が大径側の内方に収納され、該スカート部35の復元弾性による付勢力が栓部36と管体密着部37とに付与される。その後、前記外筒8の挿着部10からルアーテーパ部9を引き抜いたときには、屈曲状態のスカート部25の付勢力によって閉塞部23と密着部24とが前進し、管体5がスリット17から抜けた時点で、閉塞部23がゴム製であることによる復元弾性とゴム製の前記リング部材26の弾発的な締め付け力とによりスリット17が閉じて該管体5の開口部6が迅速且つ確実に閉塞される。
 このように、コイルスプリング12(図1参照)に替えて前記スカート部35を設けることによって、コイルスプリング12と同様の付勢力を発生させることができ、しかも、スカート部35が閉塞部材34に一体に設けられていることにより、部品点数を少なくして組み立て効率を向上させることができる。更に、スカート部35が屈曲して圧縮時の全長を比較的短くすることができるので、外筒8内部における該スカート部35の収容スペースを小とすることができ、継ぎ手装置33をコンパクトに構成することができる。
 次に、本発明の第4の実施形態を説明する。図8及び図9に示すように、第4の実施形態の継ぎ手装置41は、前述した第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、3方活栓2の一つのポート3に設けられている。また、前述した第1乃至第3の実施形態と同様の構成については、図8及び図9において、図1乃至図7と同一の符号を付してその説明を省略する。
 本発明の第4の実施形態においては、図8及び図9に示すように、閉塞部材42は、管体24の先端側を閉塞する栓部43と、該栓部43の後方に連設されて管体24の外周に密着する円筒状の密着スカート部44(管体密着部)とを備えている。
 また、管体24には、その後端に向って次第に拡径するテーパ面45を有するテーパ部材46が外挿されている。前記密着スカート部44は、管体24の先端部からテーパ部材46のテーパ面45に摺接しつつ後退可能とされている。また、該密着スカート部44は、複数の環状の肉薄部47と複数の環状の肉厚部48とが交互に配設された形状に形成されいる。各肉厚部48は密着スカート部44の内面に環状の凸部を形成するものであり、該密着スカート部44の後退時に各肉厚部48の内周面がテーパ部材46のテーパ面45に摺接されるので、摺動抵抗を小として密着スカート部44を円滑に後退させることができる。
 そして、図9に示すように、前記外筒8の接続部10に図示しないシリンジやチューブの先端に設けられたルアーテーパ部9を挿着したとき、該ルアーテーパ部9に押圧された栓部43が後退して、挿通孔18を貫通した管体24の開口部6が開放され、ルアーテーパ部9と3方活栓2のポート3とが管体24を介して連通する。更にこのとき、密着スカート部44がテーパ部材46の大径側に摺動して拡径される。これにより、該密着スカート部44においては、その縮径方向への復元弾性が生じ、更にテーパ部材46の小径側に移動しようとする力によって栓部43に付勢力が付与される。
 その後、前記外筒8の接続部10からルアーテーパ部9を引き抜いたときには、密着スカート部44がその縮径方向の復元力によってテーパ部材46のテーパ面45に沿ってその小径側に摺動し、栓部43を前進させる。そして、管体24が挿通孔18から抜けた時点で、栓部43がゴム製であることによる復元弾性とゴム製の前記リング部材38の弾発的な締め付け力とにより挿通孔18が閉じられ該管体24の開口部6が迅速且つ確実に閉塞される。
 このように、コイルスプリング12(図1参照)に替えて前記密着スカート部44を設けることによっても、コイルスプリング12と同様の付勢力を発生させることができる。
本発明の第1の実施形態の継ぎ手装置を示す説明的断面図。 図1の継ぎ手装置の接続状態を示す説明的断面図。 第1の実施形態に用いる管体の他の例を示す説明的断面図。 本発明の第2の実施形態の継ぎ手装置を示す説明的断面図。 図4の継ぎ手装置の接続状態を示す説明的断面図。 本発明の第3の実施形態の継ぎ手装置を示す説明的断面図。 図6の継ぎ手装置の接続状態を示す説明的断面図。 本発明の第4の実施形態の継ぎ手装置を示す説明的断面図。 図8の継ぎ手装置の接続状態を示す説明的断面図。
符号の説明
 1,25,33,41…継ぎ手装置、5,24…管体、8…外筒、9…ルアーテーパ部(被接続物)、10…接続部、11,26,34,42…閉塞部材、12…コイルスプリング(付勢手段)、13…圧接部材、16,28,36,43…栓部、17,29,37…管体密着部、18…挿通孔、19,40,48…肉厚部、20,39,47…肉薄部、21…凸部(締め付け手段)、31…締め付け部(締め付け手段)、32…押し当て部(圧接部材)35…スカート部(付勢手段)、38…リング部材(締め付け手段)、46…テーパ部材(テーパ部)、44…密着スカート部(付勢手段・管体密着部)。

Claims (11)

  1.  筒状の被接続物を挿入して接続可能に開口する接続部を先端に備える有底円筒状の外筒と、
     該外筒の軸心に沿って延設されて後端が外筒の底部外方に連通し、先端が前記接続部から所定距離を存して該外筒内部に位置すると共に該接続部に向って軸線方向に開口する中空の管体と、
     前記外筒にその軸線方向に進退自在に収納されて前進位置において該外筒及び前記管体を閉塞する弾性材料による閉塞部材と、
     該閉塞部材における前記管体の先端に対向する位置に、該閉塞部材の後退に伴って前記管体が挿通する挿通孔と、
     該挿通孔を閉塞する方向に閉塞部材の外周から締め付ける締め付け手段と、
     前記管体が前記挿通孔を貫通したとき、該管体に沿って後退した閉塞部材を前進方向に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする継ぎ手装置。
  2.  前記締め付け手段は、前記閉塞部材の外周に装着され、挿通孔を閉塞する方向に閉塞部材の外周から締め付けるリング部材であることを特徴とする請求項1記載の継ぎ手装置。
  3.  前記締め付け手段は、前記外筒の接続部の内壁全周に突設され、前記閉塞部材が該接続部を閉塞したとき、閉塞部材の外周に圧接する凸部であることを特徴とする請求項1記載の継ぎ手装置。
  4.  前記閉塞部材は、前記挿通孔を備えて前記外筒の接続部に挿脱自在に嵌合する栓部と、該栓部の後端に連設されて前記管体の外周壁に液密に密着する円筒状の管体密着部とを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の継ぎ手装置。
  5.  前記管体密着部は、複数の環状の肉厚部と複数の環状の肉薄部とが軸線方向に交互に形成されていることを特徴とする請求項4記載の継ぎ手装置。
  6.  前記管体密着部の外周に、該管体密着部を前記管体に圧接する環状の圧接部材を設けたことを特徴とする請求項4又は5記載の継ぎ手装置。
  7.  前記付勢手段は、前記外筒内部において該外筒の底部と前記閉塞部材との間に設けられたコイルスプリングであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の継ぎ手装置。
  8.  前記付勢手段は、前記閉塞部材の後端に一体に連設されて前記管体に沿って延びる筒状のスカート部であり、
     該スカート部は、その後端が前記外筒内の底部に当接され、前記閉塞部材の後退時に該閉塞部材と外筒内の底部との間で圧縮されて復元弾性による付勢力を前記閉塞部材に付与することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の継ぎ手装置。
  9.  前記スカート部は、前記管体の後端に向って該管体から次第に離間する略円錐筒状に形成され、
     前記閉塞部材が管体に沿って後退したとき、前記スカート部の小径側が該スカート部の大径側の内方に収納されるように屈曲して、該スカート部の復元弾性により付勢力を前記閉塞部材に付与することを特徴とする請求項8記載の継ぎ手装置。
  10.  前記スカート部は、複数の環状の肉厚部と複数の環状の肉薄部とが軸線方向に交互に形成されていることを特徴とする請求項8又は9記載の継ぎ手装置。
  11.  前記付勢手段は、前記管体の外周に備えられて外筒の底部に向って次第に拡径するテーパ部と、前記閉塞部材の管体密着部とによって構成され、
     前記閉塞部材が管体に沿って後退したとき、管体密着部がテーパ部の大径側に摺動して拡径され、該管体密着部の縮径方向への復元弾性により付勢力を前記閉塞部材に付与することを特徴とする請求項4又は5記載の継ぎ手装置。
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