JP2004141098A - 乗用田植機の機体フレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】機体前後長の異なる機種展開を容易且つ安価に図るための、乗用田植機の機体フレームの構造を提案する。
【解決手段】前後方向に伸延する左右のメインフレーム47・47と、該メインフレーム47・47に架設した左右方向に伸延するフレームとで機体フレーム3を構成し、該メインフレーム47・47を前後二箇所の高さの異なる前水平部47a及び後水平部47bと、前水平部47a及び後水平部47bを一体的に連結する斜部47cで形成し、後水平部47bの長さをメインフレーム47後端より延長又は短縮することで、機体フレーム3の前後長を変更可能とした。後水平部47b上には着脱可能なステップ59・112を配置した。さらに、前記メインフレーム47を、前メインフレーム43と、前後の水平部45a・45b及び斜部45cを形成した後メインフレーム45と、これらを直列に接続する接続フレーム44で構成した。
【選択図】   図20

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用田植機の機体を支持する機体フレームの構造に関し、詳しくは、ホイルベースの異なる機体の機種展開を安価に行うための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗用田植機では、走行機体のベースが機体フレームで構成され、該機体フレームにアクスルケースを介して前輪及び後輪が支承されて走行可能に構成されている。
機体フレームは、例えば、特許文献1に記載の技術のように、前後方向に伸延する左右のメインフレームと、該メインフレームに架設される左右方向に伸延するフレームとで構成されて、該メインフレームは機体フレーム全体として前低後高に形成されており、走行機体前部にエンジンが、走行機体後部に座席が配置されている。そして、特許文献1に記載の技術では、機体フレームを前低後高に構成するために、メインフレームの後上部に側面視三角形状のフレームが固定しされている。
【0003】
一方、乗用田植機では、機体前後長の異なる機種を開発し、機種展開を図ることが行われている。例えば、走行機体の機体前後長を長くして、機体前後中途部に作業装置を搭載したり、走行機体の機体前後長を短くして機体の操縦性、旋回性の向上が図られたりしている。
【0004】
【特許文献1】
特許第3151522号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、走行機体の前後長の異なる機種展開を図るためには、機体フレームや、機体を被装する機体カバーを、それぞれ走行機体の前後長に応じて設計・製造しなくてはならず、加工費や組立費、製造費等が嵩むことが容易に予想される。例えば、特許文献1に記載の技術により構成される機体フレームでは、機体を短縮又は伸長するために、機体フレームの後部をそのまま切断又は延長すれば、機体フレーム後部を形成する側面視三角形状のフレームの形状が変更されるために、機体カバーや、機体高、運転席位置等の変更が余儀なくされ、機体前後長の異なる機種展開を図るためには、費用が嵩むことが予想される。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
即ち、請求項1においては、前後方向に伸延する左右のメインフレームと、該メインフレームに架設した左右方向に伸延するフレームとで機体フレームを構成し、該メインフレームを前水平部と、該前水平部より高い位置に配置する後水平部と、該前水平部と後水平部の間を斜めに一体的に連結する斜部で形成し、後水平部の前後長を変更可能としたものである。
【0008】
請求項2においては、請求項1に記載の田植機の機体フレーム構造において、前記メインフレームを、前メインフレームと後メインフレームと、これらを直列に接続する接続フレームで構成し、該後メインフレームに前水平部及び後水平部及び斜部を形成したものである。
【0009】
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の田植機の機体フレーム構造において、前記メインフレームの後水平部上に着脱可能なステップを配設したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第一実施例に係る乗用田植機の全体的な構成を示した側面図、図2は同じく平面図、図3は同じく斜視図である。
図4は機体フレームの構造を示す平面図、図5は同じく側面図、図6は同じく斜視図である。図7はフロントフレームの構造を示す平面図、図8は同じく正面図、図9はシート支持フレームの構造を示す正面図、図10はユニットクラッチレバーの側面図、図11は同じく斜視図、図12はリアフレームの構造を示す背面斜視図、図13は接続フレームとフロントアクスルケースの支持構造を示す正面図である。
図14は伝動系を示す正面図、図15は油圧回路を示す図、図16はHSTの背面図である。
図17は本発明の第二実施例に係る乗用田植機の全体的な構成を示した側面図、図18は同じく平面図、図19は第二実施例に係る乗用田植機の機体フレームの構造を示す平面図、図20は同じく側面図である。
【0011】
まず、本発明の実施例に係る乗用田植機の構造について説明する。
但し、本発明に係る機体フレームの構造は本実施例に限定されるものでなく、多種多様な作業車両に応用することができる。
【0012】
図1乃至図3に示す如く、前記乗用田植機では、走行機体1を構成する機体フレーム3の前部にエンジン2が搭載され、該エンジン2の後方に配置されたミッションケース4の左右両側方でフロントアクスルケース5・5を介して水田走行用前輪6・6が支持され、前記ミッションケース4の後方に接続されたリヤアクスルケース7に水田走行用後輪8・8が支持されている。
前記エンジン2等を覆うボンネット9両側に予備苗載台10・10が取り付けられ、操縦者が搭乗するステップ11a・11a・11b・11c・11cが形成された機体カバー11によって前記ミッションケース4等が被覆され、前記機体カバー11後側上方にシート載置台12を介して運転シート13が取り付けられ、該運転シート13の前方であって前記ボンネット9後部に操向ハンドル14が備えられている。運転シート13の下方の機体カバー11内部には燃料タンクが配設されている。
【0013】
前記機体カバー11には、ボンネット9左右に前部ステップ11a・11aが、運転シート13とボンネット9との間に中部ステップ11bが、運転シート13側方に後部ステップ11c・11cが形成されている。さらに、機体カバー11の後方には、補助ステップ59が配設され、後部ステップ11c・11cが該補助ステップ59により後方に延長されている。
【0014】
なお、図3に示す如く、機体最前部であって機体カバー11の前部に配置されたフロントバンパ56には、走行機体1を牽引する際に利用されるフック57・57を通すための孔56a・56aが形成されているが、該孔56a・56aをフック57・57の大きさよりも広く、人の足先を挿入できる大きさとされている。該孔56a・56aは、前部ステップ11a・11aに乗降する際の補助ステップ59として利用され、該孔56a・56aに足を掛けて前部ステップ11a・11a上ることができるように構成されている。
【0015】
前記操向ハンドル14位置近傍に、主変速レバー28、植付部15の昇降・植付クラッチの入切・植付時の変速・線引きマーカ等の操作を行うシフトレバー29、アクセルレバー51、速度保持操作レバー54の各レバー28・29・51・54が配設されている。また、前記操向ハンドル14の左下方であって機体カバー11に形成された中部ステップ11b上には、ブレーキペダル30、変速ペダル31が配設されている。さらに、運転シート13位置近傍には、デフロックペダル32や油圧感度調節レバー33、油圧ストップレバー34及びユニットクラッチレバー35の各レバー33・34・35が配設されている。
なお、主クラッチとブレーキ装置は同一のペダル、すなわち、ブレーキペダル30で操作される。
【0016】
走行機体1の後部に、昇降リンク機構25を介して上下昇降可能に植付部15が連結されている。本実施例において、植付部15は六条植式とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、四条植式や八条植式の植付部15とすることもできる。
【0017】
前記昇降リンク機構25は、機体フレーム3後端に回動可能に連結されたトップリンク24と、リヤアクスルケース7に回動可能に連結されたロワリンク26、該ロワリンク26に連結された油圧昇降シリンダ27等で構成されている。トップリンク24及びロワリンク26の後端は、植付部15側の植付フレーム38に備えられたヒッチブラケット23に回動可能に連結されている。
【0018】
植付部15を構成する植付フレーム38は、櫛状の伝動フレーム20と該伝動フレーム20の前上部に連結された門状の支持フレーム17とで構成されている。
支持フレーム17に、合成樹脂製の前傾式苗載台16が下部レール18及びガイドレール19を介して左右往復摺動自在に支持されている。
前記伝動フレーム20の後部には、一方向に等速回転させるロータリケース22・22・・・が支持され、該ロータリケース22・22・・・には、ロータリケース22・22・・・の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケースが支持され、該爪ケース先端に苗植付爪21・21が備えられている。また、前記伝動フレーム20の後端にはバンパが固定され、同じく下方には、センターフロート36やサイドフロート37・37が支承されている。
【0019】
上述の如く構成した乗用田植機では、走行機体1に備えられた前輪6・6及び後輪8・8により移動すると同時に、植付部15において、左右に往復摺動させる苗載台16から一株分の苗を植付爪21・21によって取り出しながら、連続的に苗を植える田植作業が行なわれる。
【0020】
次に、前記機体フレーム3の構造について詳細に説明する。
【0021】
図4乃至図6に示す如く、前記機体フレーム3の主部を構成する左右のメインフレーム47・47は、前後方向に伸延し互いに略平行に配置され、それぞれ、中空角状パイプで形成された前メインフレーム43・43及び後メインフレーム45・45と、前メインフレーム43・43と後メインフレーム45・45を連結する接続フレーム44・44で構成されている。
【0022】
メインフレーム47・47の後部に配置された後メインフレーム45・45は、その前部分及び後部分に水平部45a・45bが形成され、前後中途部において略斜め後方に立ち上がる斜部45cが形成され、前部の水平部45aより後部の水平部45bが高位置に配置されている。
従って、メインフレーム47・47全体としては、平面視においては、略直線状であり、側面視においては、後部にクランクが設けられて前後に高さ位置の異なる水平部(前水平部47a及び後水平部47b)が形成されるとともに、これらの水平部47a・47bの間に斜部47cが形成されて、前低後高に構成されている。
【0023】
そして、前記前メインフレーム43・43及び該前メインフレーム43・43周辺に接続固定されるフレームで、フロントフレーム48Fが構成され、前記後メインフレーム45・45及び該後メインフレーム45・45に接続固定されるフレームでリアフレーム48Rが構成されている。
【0024】
前記フロントフレーム48Fは、左右の前メインフレーム43・43と、トップフレーム62、ステアリング支持フレーム64、補強フレーム65、前ステップ支持フレーム53・53・53・53、前サイドフレーム61・61等で構成されている。
【0025】
前記左右の前メインフレーム43・43には、左右方向にトップフレーム62とステアリング支持フレーム64が架設されている。また、左右の前メインフレーム43・43には、エンジン2を防振部材を介して固定するためのエンジンステー60・60・60・60が固定されている。
前記トップフレーム62は機体フレーム3の最前部に位置し、牽引時に使用するフック57・57及びセンタマーカ55取り付けのためのステー63が固設されている。そして、トップフレーム62とステアリング支持フレーム64の左右中間には前後方向に伸延する補強フレーム65が架設され、トップフレーム62、ステアリング支持フレーム64及び補強フレーム65上に、防振部材やエンジン載置板を介して載置されるエンジン2を十分に支持することのできる強度が備えられている。
また、前記左右の前メインフレーム43・43には、それぞれ機体側方側に突出する二本の前ステップ支持フレーム53・53・53・53が固設されている。
【0026】
そして、図7及び図8に示す如く、フロントフレーム48Fの左右略中央であって、左右の前メインフレーム43・43、トップフレーム62及びステアリング支持フレーム64で包囲された平面視略矩形状の空間において、フロントフレーム48Fに防振部材を介してエンジン載置台が固定され、該エンジン載置台にエンジン2が載置固定されている。
該エンジン2の出力軸は、エンジン2より機体前方に延出され、エンジン2の回転動力は、プーリ、伝導ベルト、伝動軸等を介して、エンジン2右後下方に配設されたHST94の入力軸に伝達されている。HST94は可変容量型の油圧ポンプ及び固定容量型の油圧モータから成る油圧式無段変速機構であり、HST94の後部にはミッションケース4が連結されている。
【0027】
また、前記エンジン2の左側方であって、前ステップ支持フレーム53・53・53・53及び前サイドフレーム61・61の下方にはマフラ93が配設され、エンジン2の左後上方には、エアクリーナ91が配設されている。
なお、該エアクリーナ91に、高熱源であるHST94の影響を受けること無く低温の空気を供給することを可能とするために、HST94とエアクリーナ91の吸気口91aの配置を機体左右略中心に対し、互いに反対となるように配置されている。
【0028】
一方、リアフレーム48Rは、左右の後メインフレーム45・45、ペダル支承フレーム71、シート支持フレーム72、中ステップ支持フレーム68・68、後ステップ支持フレーム70、リヤアクスル支持フレーム76、後サイドフレーム69・69等で構成されている。
【0029】
左右の後メインフレーム45・45には、前から順にペダル支承フレーム71、シート支持フレーム72、後ステップ支持フレーム70及びリヤアクスル支持フレーム76が架設されている。そして、後メインフレーム45・45の前部において、機体側方に突出する中ステップ支持フレーム68・68が固設されている。
前記後ステップ支持フレーム70は左右の後メインフレーム45・45より機体側方に延出され、後ステップ支持フレーム70の機体側方端部と、中ステップ支持フレーム68・68の機体側方端部に、前後方向に伸延する後サイドフレーム69・69が固設されている。後サイドフレーム69・69には、機体への乗降のためのステップ58・58が固設されている。
また、中ステップ支持フレーム68・68と、前記前ステップ支持フレーム53・53・53・53には、前サイドフレーム61・61が固設されており、左側の前サイドフレーム61・61にはバッテリ92を支持するバッテリ載置フレーム89が固設されている。
【0030】
図9に示す如く、前記シート支持フレーム72は、正面視門状に形成され、水平部と左右の垂直部が形成されている。
水平部の左右略中央には、シート載置台12をシート支持フレーム72に取り付けるためのステーが螺結されるとともに、水平部より略前下方に取付板73が固設され、該取付板73に運転シート13下方に配設されるスイッチやレバー、制御部材等が取り付けられる。
また、左側の垂直部と水平部とには、レバー取付座74が固設されており、該レバー取付座74には、圃場の軟らかさに合わせて油圧自動制御の感度を調節するための油圧感度調節レバー33と、植付部15を上昇位置で固定するために植付部15の昇降用の油圧昇降シリンダ27の油圧を制御するバルブ81を操作する油圧ストップレバー34が取り付けられている。油圧感度調節レバー33及び油圧ストップレバー34は運転シート13右下方に配置されている。
【0031】
一方、右側の垂直部には、ユニットクラッチレバー35・35・35を支承するレバー取付座75が固定されている。ユニットクラッチレバー35・35・35は運転シート13左下方に配置されている。
ユニットクラッチレバー35・35・35の操作によって、植付部15の植付動作の入切が二条ずつ制御される。但し、本実施例においては、植付部15を六条植式としているため、ユニットクラッチレバー35・35・35は三本設けられているが、植付部の条数に応じてユニットクラッチのレバー数は変化し、例えば、八条植式の植付部を搭載する場合にはユニットクラッチレバーは四本備えられる。
【0032】
図9乃至図11に示す如く、レバー取付座75には前方へ突出する軸取付部が固設されており、該軸取付部にはユニットクラッチレバー35・35・35のボス部86・86・86に挿通された枢軸84が螺結されている。ボス部86は筒状体であって、レバー本体35aと、上部のワイヤ連結部87bと下部の検出体押圧部87aとを一体的に形成したカム87が固設され、レバー本体35aが回動されるとワイヤ連結部87bに連結されたユニットクラッチ操作ワイヤ85が弛緩操作される。
【0033】
そして、前記枢軸84には、回動可能にセンサ被検出体83が支承されている。センサ被検出体83は、前記カム87に形成された検出体押圧部87aの後方に位置し、ユニットクラッチレバー35・35・35の回動操作により検出体押圧部87a・87a・87aが回動されると、該検出体押圧部87a・87a・87aによりセンサ被検出体83が押圧されて枢軸84を中心として回され、該センサ被検出体83がセンサ82の検出体82aに当接することによりユニットクラッチレバー35・35・35の状態が検出されるように構成されている。
【0034】
なお、ユニットクラッチレバー35・35・35は略垂直操作位置において、ユニットクラッチが「接」の状態であって該当条の植付操作が行われ、該ユニットクラッチレバー35・35・35を前方へ倒して所定位置まで回動操作された状態において、ユニットクラッチが「切」の状態であり該当条の植付操作が停止される。従って、ユニットクラッチが「切」の状態において、センサ被検出体83がセンサ検出体82aに当接した状態となる。
【0035】
上述のユニットクラッチレバー35・35・35の構成において、複数のユニットクラッチレバー35・35・35に対し、一のセンサ被検出体83が設けられており、備えられたユニットクラッチレバー35・35・35のうち、いずれかのユニットクラッチレバー35・35・35がユニットクラッチが「切」となるように回動操作されても、センサ被検出体83が回動操作されてセンサ検出体82aに当接して、ユニットクラッチ「ON」が検出される。また、備えられたユニットクラッチレバー35・35・35が、ユニットクラッチが「接」の状態となるように操作された状態となれば、センサ被検出体83がセンサ検出体82aから離れて、ユニットクラッチ「OFF」が検出される。ユニットクラッチ「ON」又はユニットクラッチ「OFF」が、操向ハンドル14近傍に設けられた表示部に表示される。
【0036】
従って、操縦者は表示部において、ユニットクラッチ「ON」又はユニットクラッチ「OFF」を知ることができ、ユニットクラッチ「ON」では、いずれかのユニットクラッチが「切」であり、ユニットクラッチ「OFF」では、全てのユニットクラッチが「接」であることとなる。
全てのユニットクラッチの「接」「切」の状態が表示されることは、さほど重要ではなく、ユニットクラッチレバー35・35・35は、運転シート13左側方下部という操縦者にとって見易い位置にあるために、いずれのユニットクラッチが「接」「切」であるかは、目視すれば十分である。このように、全てのユニットクラッチレバー35・35・35にセンサを設けないことと、全てのユニットクラッチの状態を知らせる表示部を備えないことで、軽量、安価な構成とされている。
【0037】
図4乃至図6及び図12に示す如く、前記リヤアクスル支持フレーム76は、後面視門状であり、水平部と左右の垂直部が形成されている。
水平部の左右略中央には、後方へ突出するトップリンク支承部77・77が形成されており、該トップリンク支承部77・77にトップリンク24の前部が回動自在に支承される。
また、水平部の上部には、補助ステップ59を取り付けるためのステー80・80が固設されている。補助ステップ59は、機体カバー11の後方に設けられ、該機体カバー11の後部に形成された後部ステップ11c・11cの後方に連続するステップである。補助ステップ59は、機体フレーム3より独立して脱着可能であり、状況に応じて着脱状体を選択することができる。
さらに、水平部には、ユニットクラッチの操作ワイヤ85・85・85のワイヤアウタ受けの支持ステー78が固設されている。
【0038】
リヤアクスル支持フレーム76の垂直部の下部にはステー79・79を介してリヤアクスルケース7が取り付けられている。リヤアクスルケース7は、リヤアクスル支持フレーム76の左右に架設された状態となり、すなわち、メインフレーム47・47の後端部において、左右のメインフレーム47・47を連結するリヤアクスル支持フレーム76の左右下端がリヤアクスルケース7により連結されることによりリヤアクスル支持フレーム76の左右方向の剛性が高められている。
【0039】
図13にも示す如く、前記前メインフレーム43・43と後メインフレーム45・45を連結する接続フレーム44・44には、フロントアクスルケース5・5とミッションケース4を連結する連結フレーム88・88が固定されている。該ミッションケース4の左右両側に連結フレーム88・88を介してフロントアクスルケース5・5が連結され、該フロントアクスルケース5・5の機体外方には前輪6・6が配設されている。従って、前メインフレーム43・43等より成るフロントフレーム48Fと後メインフレーム45・45等より成るリアフレーム48Rとが、接続フレーム44・44により連結され、該接続フレーム44・44において、ミッションケース4、連結フレーム及びフロントアクスルケース5・5より成る一連の構成体が左右のメインフレーム47・47に連結されて、機体フレーム3の剛性の向上及び部品点数の削減が図られている。
なお、右側の接続フレーム44・44には、変速ペダル31の回動軸を支持するための支持部が一体的に形成されている。また、該接続フレーム44・44の上方において、前メインフレーム43・43の後端と後メインフレーム45・45の前端とにステップ支持プレート67架設され、機体カバー11が良好な支持と、前メインフレーム43・43と後メインフレーム45・45の接続部の剛性の向上が図られている。
【0040】
次に、伝動系について図14を用いて説明する。
【0041】
前述の如く機体前部に配置されたエンジン2の出力は、HST94(無段式油圧変速装置)に入力され無段変速されて、該HST94の後方に連結されたミッションケース4に入力される。ミッションケース4内には、フロントアクスル変速機構、PTO変速機構、リヤアクスル変速機構等が構成されて、HST94よりミッションケース4に入力された動力が変速されて、該ミッションケース4の後方に延出されたPTO軸116、リヤアクスル駆動軸117より取り出される。
PTO軸116は、ミッションケース4の後方に延出され、該PTO軸116の動力が、ユニバーサルジョイントや伝達軸111等を介して、植付部15の伝動フレーム20へ入力され、植付部15が駆動される。
リヤアクスル駆動軸117は、ミッションケース4の後方に延出され、リヤアクスルケース7内に入力された後、該リヤアクスルケース7内部において動力の方向が変換され、リヤアクスル入力軸に伝達されて、後輪軸に駆動力が駆動され、後輪8・8が回転駆動される。
【0042】
次に、油圧機器の油圧回路について説明する。
【0043】
図15に示す如く、乗用田植機に備えられる油圧に関連する機器は、HST94、ステアリング機構のトルクジェネレータ103、昇降リンク機構25の油圧昇降シリンダ27、植付部15を水平制御するための植付部水平制御機構101の水平制御シリンダ102等であり、これらに供給される作動油は、ミッションケース4内部に蓄えられており、ミッションケース4内の潤滑油としても機能するように構成されている。
【0044】
ミッションケース4内の作動油は、エンジン2の動力を受けて駆動されるチャージポンプ105へフィルタ107を介して吸い込まれ、該チャージポンプ105よりHST94に圧送される。また、ミッションケース4内の作動油、フィルタ107を介してメイン油圧ポンプとなるギアポンプ106へ吸い込まれ、ギアポンプ106よりフローデバイダ104に送られ、圧力調整して分流されるとともにステアリング機構及び昇降リンク機構25側と、植付部水平制御機構101側に分岐される。
ステアリング機構及び昇降リンク機構25側に送られた作動油は、パワーステアリング機構を構成するトルクジェネレータ103から、植付部15を昇降操作するコントロールバルブ100を経て油圧昇降シリンダ27へ送られる。コントロールバルブ100と油圧昇降シリンダ27との間にはアキュムレータ118が介装される。
一方、植付部水平制御機構101側に送られた作動油は、コントロールバルブ99を経て水平制御シリンダ102へ送られる。
【0045】
上述の如く構成された作動油の油路では、ミッションケース4から作動油を引き込む二つのポンプ105・106の油路の手前側に、個々のポンプ105・106対しフィルタを設けるのではなく、二つのポンプ105・106に対し一のフィルタ107が設けられている。このようにして、ミッションケース4からポンプ105・106への油供給時において、一つのフィルタ107で二つのポンプ105・106への作動油の濾過を行うことで、省スペース化及びコスト削減を実現し、さらに、交換は一つでよいためメンテナンスの簡易化が図られている。
【0046】
なお、上述の如く構成された作動油の油路では、各油圧機器のドレンパイプはミッションケース4に接続されており、ドレン油はミッションケース4内に還元される。
HST94のドレンパイプ108はミッションケース4の接続面に配設され、該ドレンパイプ108はHST94から出てミッションケース4内部に導入されている。図16に示す如く、ドレンパイプ108は、直線状ではなく、中途部において曲げ加工されて下方へ曲げられており、該ドレンパイプ108の一端はHST94のケースの上部に連通され、他端のミッションケース4側端部108aは下方に向けられて、ミッションケース4内に満たされている潤滑油の液面より下方に位置するように配設されている。
このようにして、HST94のレイアウトに限定されること無く、HST94からのドレン油は、ミッションケース4内に満たされている油中に確実に排出されるようになり、ドレン油が空気と接触することで劣化が促進されたり、エアを含んでエア噛み等が生じたりすることを防止するとともに、HST94のレイアウトの自由度が高められている。
【0047】
次に、本発明に係る機体フレーム3の前後長の異なる機種展開に関して詳細に説明する。
【0048】
乗用田植機等の作業機においては、機種展開を図るに当たって、前後車輪間距離、すなわち、ホイルベースが異なる機体を製造する場合がある。
しかし、同タイプでありながらホイルベースの異なる走行機体を製造するために、全ての部材に変更が必要であれば、製造費用が嵩み生産性が悪化する。
そこで、本発明の乗用田植機においては、異なるホイルベースを有する乗用田植機の生産をより安価とするための機体フレーム3の構成であって、同タイプの乗用田植機であれば、組立部材の変更がなるべく少なくて済むようにするための機体フレーム3の構成を採用している。つまり、メインフレーム47を前水平部47aと、該前水平部47aより高い位置に配置する後水平部47bと、該前水平部47aと後水平部47bの間を斜めに一体的に連結する斜部47cで形成し、後水平部47bの前後長を変更可能としている。
【0049】
図1、図2、図17及び図18に示す如く、ホイルベースWa・Wbの長さが異なるが、同タイプの乗用田植機A・Bを例に挙げて説明する。ここで、短い方のホイルベースWaとした乗用田植機Aの機体を走行機体1A、長い方のホイルベースWbとした乗用田植機Bの機体を走行機体1Bと記載することとする。
【0050】
走行機体1A及び走行機体1B、それぞれの機体フレーム3(3A・3B)は、図4、図5、図19及び図20に示す如く、フロントフレーム48F及び接続フレーム44・44の形状及び大きさは等しく、リアフレーム48Rの形状が異なっている。
走行機体1Aのリアフレーム48Rは走行機体1Bのリアフレーム48Rより前後長が短く、従って、リアフレーム48Rの後端に位置するリヤアクスル支持フレーム76の位置が、走行機体1Aに対し走行機体1Bの方が後方に位置している。
【0051】
前述の如くリアフレーム48Rは、左右の後メインフレーム45・45と、後サイドフレーム69・69、中ステップ支持フレーム68・68、後ステップ支持フレーム70で構成されるが、走行機体1Bでは、これらに補助ステップ支持フレーム115が付加されている。
このうち、後メインフレーム45・45及び後サイドフレーム69・69の形状が、走行機体1Aと走行機体1Bの間で異なるのみで、その他の構成部材に変更はなく、また、後メインフレーム45・45に対する中ステップ支持フレーム68・68及び後ステップ支持フレーム70の固定位置の変更もない。
【0052】
後メインフレーム45・45には、前後二箇所の高さの異なる水平部45a・45bと、該水平部45a・45bの間に形成される斜部45cが形成されているが、走行機体1Aと走行機体1Bとでは、後メインフレーム45・45の前部の水平部45a・45aと、該水平部45a・45aに連続する斜部45c・45cは略同様の形状及び大きさであり、後部の水平部45b・45bの長さが、走行機体1Aに対し走行機体1Bの方が短くなるように形成されている。すなわち、後メインフレーム45・45の形状は、走行機体1Aに対して走行機体1Bが長くなる機体前後長変更長さΔWだけ、後の水平部45b・45bを後端から略水平に延長した形状とされている。
【0053】
また、メインフレーム47・47においても、該メインフレーム47・47には前水平部47a・47aと後水平部47b・47bが形成されているが、該後水平部47b・47bは即ち後メインフレーム45・45の後部の水平部45b・45bであり、走行機体1Bのメインフレーム47・47の形状は、走行機体1Aに対して機体前後長変更長さΔWだけ、後の水平部45b・45bを後端から略水平に延長した形状とされている。
【0054】
そして、メインフレーム47・47の後端部に固定されるリヤアクスル支持フレーム76は、走行機体1Aに対して走行機体1Bの機体前後長が短くなる分だけ、走行機体1Bの方が後方に配置され、該リヤアクスル支持フレーム76に支持されているリヤアクスルケース7も、走行機体1Aに対する走行機体1Bの機体前後長変更長さΔWだけ、走行機体1Bの方が後方に配置されて、走行機体1Aに対して走行機体1Bの機体前後長変更長さΔWと略等しい長さだけ、ホイルベースWaに対してホイルベースWbが変更される。
【0055】
また、後サイドフレーム69・69も、後メインフレーム45・45と同様に、走行機体1Aに対して走行機体1Bが長くなる分だけ、後の水平部45b・45bが後端から略水平方向に延長された形状とされている。
【0056】
すなわち、走行機体1Aと走行機体1Bの間で機体フレーム3の形状変更に伴って変型される部材は、後メインフレーム45・45及び後サイドフレーム69・69とのみであり、いずれも、機体前後長変更長さΔWだけ、走行機体1Aのメインフレーム47・47をその後端から略水平方向に延長した形状とされている。
一方、走行機体1Bからみれば、走行機体1Bのメインフレーム47・47を機体前後長変更長さΔWだけ、後端から切断すれば、そのまま走行機体1Aのメインフレーム47・47として使用することができる。また、その切断部分は、後サイドフレーム69・69も、後メインフレーム45・45も、略直線上に形成された水平部であり、後端から切断したとしても、リアフレーム48Rの前後長が変更されるのみで高さは変更されないため、運転シート13位置の変更や、田植機の構成要素の配置変更が不要となる。但し、前後長を変更可能とする手段としては、切断に限定するものではなく、延長フレームをインロウ嵌合して着脱するように構成することもできる。この延長フレームの固定手段はボルト締結や溶接等によって可能である。
【0057】
また、乗用田植機Aと乗用田植機Bにおいて、機体カバー11及び補助ステップ59の形状及び大きさは等しく、乗用田植機Aでは機体カバー11の後方に補助ステップ59が配設されるのに対し、乗用田植機Bでは、機体カバー11の後方に接続ステップ122と補助ステップ59が配設されて、乗用田植機Aの後部ステップに対し、乗用田植機Bの後部ステップが広くなるように構成されている。補助ステップ59及び接続ステップ122は、乗用田植機A及び乗用田植機Bのいずれにおいても、メインフレーム47・47の後水平部47b・47b上に配設されている。
前記接続ステップ122の前後長は、走行機体1Aと走行機体1Bの間の機体前後長変更長さΔWに略等しく、走行機体1Aと走行機体1Bの機体前後長の変更に伴って接続ステップ122を追加したのみとなる。接続ステップ122は、機体フレーム3に対して着脱可能であり、容易に後付けできる構成とされ、ホイルベース延長時や、施肥機の有無によって、設置状態を変更することが可能とされ、仕様の変更が容易とされている。
【0058】
なお、走行機体1Bにおいて、リアフレーム48R後端から、走行機体1Aとの間の機体前後長変更長さΔWの間には、補助ステップ59及び接続ステップ122以外の、他の田植機の構成部材(油圧機器やタンク等)が配設されていない。これは、走行機体1Aと走行機体1Bにおいて、同様の位置に田植機の構成部材を配置できるようにすることで、組立性の向上と、構成部材取付のための部材の形状変更を避けるためである。また、ミッションケース4とリヤアクスルケース7を連結する筒状の連結フレーム110、PTO軸116、リヤアクスル駆動軸117等も機体前後長変更長さΔWだけ短くする必要があるが、構造が簡単な部材であるため、変更に係るコスト増は最小限で済む。
【0059】
上述の如く構成された、走行機体1Aと走行機体1Bの機体フレーム3では、機体前後長(ホイルベース)の変更に伴い、後メインフレーム45・45及び後サイドフレーム69・69の形状が変更されるが、後メインフレーム45・45及び後サイドフレーム69・69の形状変更に伴う製造型の変更は不要であり、形状変更に必要な製造型に係る費用を削減することができる。
このようにして、ホイルベースの異なる乗用田植機の機種展開が、機体フレーム3の変更点を数少ない溶接部材の変更に止めたうえで、実施可能となる。
【0060】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0061】
即ち、請求項1に示す如く、前後方向に伸延する左右のメインフレームと、該メインフレームに架設した左右方向に伸延するフレームとで機体フレームを構成し、該メインフレームを前水平部と、該前水平部より高い位置に配置する後水平部と、該前水平部と後水平部の間を斜めに一体的に連結する斜部で形成し、後水平部の前後長を変更可能としたので、異なる機体前後長及びホイルベースを備えた機体フレームを安価且つ簡易に構成することができ、機体前後長の異なる機種展開を安価に図ることができる。
【0062】
請求項2に示す如く、請求項1に記載の田植機の機体フレーム構造において、前記メインフレームを、前メインフレームと後メインフレームと、これらを直列に接続する接続フレームで構成し、該後メインフレームに前水平部及び後水平部及び斜部を形成したので、機体前後長の異なる機種展開を図るに際し、変更点を後メインフレームに集中させることができ、安価且つ簡易とすることができる。
【0063】
請求項3に示す如く、請求項1又は請求項2に記載の田植機の機体フレーム構造において、前記メインフレームの後水平部上に着脱可能なステップを配設したので、機体前後長の異なる機種展開を図るに際し、部品点数の増加を抑制することができ、また、施肥機等の運転シート後方に位置する作業機の有無によってステップの構成を容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る乗用田植機の全体的な構成を示した側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じく斜視図。
【図4】機体フレームの構造を示す平面図。
【図5】同じく側面図。
【図6】同じく斜視図。
【図7】フロントフレームの構造を示す平面図。
【図8】同じく正面図。
【図9】シート支持フレームの構造を示す正面図。
【図10】ユニットクラッチレバーの側面図。
【図11】同じく斜視図。
【図12】リアフレームの構造を示す背面斜視図。
【図13】接続フレームとフロントアクスルケースの支持構造を示す正面図。
【図14】伝動系を示す正面図。
【図15】油圧回路を示す図。
【図16】HSTの背面図。
【図17】本発明の第二実施例に係る乗用田植機の全体的な構成を示した側面図。
【図18】同じく平面図。
【図19】第二実施例に係る乗用田植機の機体フレームの構造を示す平面図。
【図20】同じく側面図。
【符号の説明】
Wa・Wb ホイルベース
ΔW 機体前後長変更長さ
1(1A・1B) 走行機体
2 エンジン
3 機体フレーム
6 前輪
8 後輪
11 機体カバー
43 前メインフレーム
44 接続フレーム
45 後メインフレーム
45a・45b 水平部
45c 斜部
47 メインフレーム
47a 前水平部
47b 後水平部
47c 斜部
48F フロントフレーム
48R リアフレーム
59 補助ステップ
122 接続フレーム

Claims (3)

  1. 前後方向に伸延する左右のメインフレームと、該メインフレームに架設した左右方向に伸延するフレームとで機体フレームを構成し、該メインフレームを前水平部と、該前水平部より高い位置に配置する後水平部と、該前水平部と後水平部の間を斜めに一体的に連結する斜部で形成し、後水平部の前後長を変更可能としたことを特徴とする乗用田植機の機体フレーム構造。
  2. 請求項1に記載の田植機の機体フレーム構造において、
    前記メインフレームを、前メインフレームと後メインフレームと、これらを直列に接続する接続フレームで構成し、該後メインフレームに前水平部及び後水平部及び斜部を形成したことを特徴とする乗用田植機の機体フレーム構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の田植機の機体フレーム構造において、
    前記メインフレームの後水平部上に着脱可能なステップを配設したことを特徴とする乗用田植機の機体フレーム構造。
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