JP2004139826A - 端子構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】雄・雌両端子の電気的接触性を良好に確保しつつ微摺動による摩耗を確実に防止する。
【解決手段】雄型の端子1を雌型の端子4の弾性接触部6に接触させる端子構造で、雌型の端子4の弾性接触部以外の箇所に係止部9を設け、係止部9に対する係合部3を雄型の端子1に設けた。係止部9は可撓性の係止アームであり、係合部3は孔部又は凹部である。係止部9は傾斜状ないし湾曲状の係止突部15を含む。弾性接触部6を囲む壁部7に係止部9を形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】雄型の端子1を雌型の端子4の弾性接触部6に接触させる端子構造で、雌型の端子4の弾性接触部以外の箇所に係止部9を設け、係止部9に対する係合部3を雄型の端子1に設けた。係止部9は可撓性の係止アームであり、係合部3は孔部又は凹部である。係止部9は傾斜状ないし湾曲状の係止突部15を含む。弾性接触部6を囲む壁部7に係止部9を形成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雄・雌両端子を接続した状態で振動させた際における両端子の長手方向及び幅方向の微摺動とそれに伴う摩耗を防止した端子構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6〜図7は従来の端子構造の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
【0003】
この端子構造は、雄型の端子31と雌型の端子32とで構成され、雄型の端子31のタブ状の電気接触部33に長手方向の溝34を設け、雌型の端子32の湾曲ないし屈曲状の弾性接触部35の頂部に、溝34に係合する突起36を形成して、両端子31,32の微摺動を防止したものである。
【0004】
すなわち、両端子31,32の接続状態で突起36が溝34に係合して、タブ状の電気接触部33と湾曲状の弾性接触部35との幅方向の微摺動を抑え、両端子31,32の接触部の摩耗が防止される。端子相互の微摺動は例えば車両走行中の振動や搭載機器の作動時の振動あるいはエンジンの振動等によって生じる。
【0005】
弾性接触部35は矩形筒状ないし前部開口37を有する箱状の周壁38で囲まれ、周壁38と弾性接触部35とで雌側の電気接触部39が構成されている。電気接触部38の上側の壁部38aと弾性接触部35との間にタブ状の電気接触部33が挿入され、電気接触部33の溝34に弾性接触部35の突起36が進入係合しつつ、電気接触部33の一方の面が上側の壁部38aに接触し、他方の面が弾性接触部35に接触する。
【0006】
各電気接触部33,38は両端子31,32の前半部に形成され、両端子31,32の後半部には電線接続部40,41が設けられ、電線接続部40,41の前側の圧着片に電線42,43の露出した芯線が圧着接続され、後側の圧着片に電線42,43の絶縁被覆が圧着固定されている。
【0007】
両端子31,32は主に合成樹脂製の各コネクタハウジング内に収容され、一ないし複数の各端子31,32と各コネクタハウジング(図示せず)とで各コネクタが構成され、雄・雌両コネクタの嵌合と同時に両端子31,32が挿入接続される。電線42,43は電装品等の補機や電源側等に接続されている。雄・雌各一つずつの端子31,32をコネクタハウジングではなくビニル製の絶縁チューブで被覆して用いる場合もある。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−351712(第3頁、図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の端子構造にあっては、各端子31,32の横幅方向の微摺動の抑止には効果があるが、端子挿入方向(長手方向)の微摺動に対しては何ら抑止効果を発揮し得ないという問題があった。また、弾性接触部35に微摺動防止用の突起36を設けている関係で、弾性接触部35の加工が複雑化・高コスト化したり、突起36が振動時にタブ状の電気接触部33で叩かれて摩滅したりするといった懸念があった。
【0010】
本発明は、上記した点に鑑み、雄・雌両端子の端子挿入方向及び端子挿入直交方向(横幅方向)の微摺動を防止でき、しかも、弾性接触部の加工の複雑化や高コスト化を防ぎ、且つ電気的接続の信頼性を高めることのできる端子構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る端子構造は、雄型の端子を雌型の端子の弾性接触部に接触させる端子構造において、前記雌型の端子の前記弾性接触部以外の箇所に係止部を設け、該係止部に対する係合部を前記雄型の端子に設けたことを特徴とする。
上記構成により、弾性接触部による電気的接触と係止部による微摺動防止とが別々の部位で行われる。すなわち、弾性接触部は係止部とは独立して雄型の端子に接触する。そして、係止部に係合部が係合することで、両端子の端子挿入方向及び端子挿入直交方向(幅方向)の微摺動が抑止される。また、弾性接触部以外の箇所に係止部を設けたことで、弾性接触部の複雑化が防止され、弾性接触部が確実に雄型の端子に接続される。
【0012】
請求項2に係る端子構造は、請求項1記載の端子構造において、前記係止部が可撓性の係止アームであり、前記係合部が孔部又は凹部であることを特徴とする。
上記構成により、雄型の端子を雌型の端子に挿入する際に、係止アームが雄型の端子に当接して撓み、雄型の端子のスムーズな挿入を許容する。そして、係止アームが孔部又は凹部に係合することで、両端子の端子挿入方向及び端子挿入直交方向(幅方向)の微摺動が確実に抑止される。
【0013】
請求項3に係る端子構造は、請求項1又は2記載の端子構造において、前記係止部が傾斜状ないし湾曲状の係止突部を含むことを特徴とする。
雄型の端子を雌型の端子に挿入する際に、傾斜状ないし湾曲状の係止突部に沿って雄型の端子がスムーズに挿入され、雄型の端子を雌型の端子から脱抜する際に、雄型の端子の係合部としての例えば孔部ないし凹部が傾斜状ないし湾曲状の係止突部に沿ってスムーズに離脱される。また、傾斜状ないし湾曲状の係止突部が係合部としての例えば孔部ないし凹部に係合した際に、係止突部が係合部内に前後左右(挿入離脱方向及び挿入離脱直交方向)のガタ付きなく密着し、両方向の微摺動が確実に防止される。
【0014】
請求項4に係る端子構造は、請求項1〜3の何れか1項に記載の端子構造において、前記弾性接触部を囲む壁部に前記係止部が形成されたことを特徴とする。上記構成により、係止部が弾性接触部と共に壁部で囲まれて外部との干渉やそれに伴う変形等なく安全に保護される。係止部としての例えば係止アームは壁部から内側に切り起こすことで容易に且つ低コストで形成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図2は、本発明に係る端子構造の一実施形態を示すものである。
【0016】
この端子構造は、雄型の端子1のタブ状(平板状)の電気接触部2の先端部側に円形の孔部(係合部)3を設け、雌型の端子4の外観矩形筒状の電気接触部5内において、湾曲ないし屈曲状の弾性接触部6に対向する壁部7に、弾性接触部6の長手方向ほぼ中央部に対向して二つの突起ないし突条で成る接触突部8を前後並列に設けると共に、接触突部8の後方(雄タブ挿入方向)において壁部7に微摺動防止用(ガタ防止用)の短い係止アーム(係止部)9を突出形成し、係止アーム9をタブ状の電気接触部2の孔部3に係合して、両電気接触部2,5の挿入方向及び挿入直交方向(横幅方向)の微摺動を防止させたものである。
【0017】
タブ状の電気接触部2は図2の如く表裏の平坦面10を有して長方形状に延び、先端にガイド傾斜部11を有し、ガイド傾斜部11の後方において電気接触部2の中心線(軸線)上に円形の貫通した孔部3を有している。孔部3の内径は電気接触部2の横幅の略半分ないし1/3程度である。孔部3を除く電気接触部2の構成は従来と同様である。なお、本明細書では、各端子1,4の端子挿入側ないし電気接触部2,5のある側を「前」、端子脱抜側ないし電線接続部(図示せず)のある側を「後」と定義している。
【0018】
タブ状の電気接触部2は後方の電線接続部又は回路接続部(図示せず)に続いている。回路接続部は電気接触部2とほぼ同一断面形あるいは細形ピン状のハンダ接続部であってもよく、例えば回路基板や車両のリヤガラスのデフロスタ回路(図示せず)にハンダで接続固定される。
【0019】
図1の雌型の電気接触部5において矩形筒状の周壁(符号5で代用)の下側の壁部(基板部)12の前端から略舌片状の弾性接触部6が一体に折り返し形成され、タブ状の電気接触部2の挿入状態で弾性接触部6の自由端は基板部12に摺動自在に当接し、上側の水平な壁部7は二重に形成され、その内側の壁部7を内向きに膨出させて二つの接触突部8が形成され、同じく壁部7から微摺動防止用の係止アーム9が内向きに切り起こし形成されている。なお、端子4の「上下」の方向は端子4の使用形態によって反転したり、左右になったりすることもある。明細書では便宜上、電気接触部5において上下の壁部7,12と表現する。
【0020】
係止アーム9は上下方向(板厚方向)の可撓性及び弾性を有し、係止アーム9の自由端は後側の接触突部8の後方内側に隣接して位置し、係止アーム9の基端は壁部7に一体に続いている。係止アーム9は前側の短い傾斜部13と後側の長い傾斜部14とで断面略逆への字状に形成され、且つ自由端部が略円錐状の下向きの突部15をなし、その突部15の下半部がタブ状の電気接触部2の孔部3に進入係合して、電気接触部2の前後方向(挿入挿入離脱方向)及び左右方向の微摺動を防いでいる。係止アーム9の前側の傾斜部(傾斜面)13はタブ状の電気接触部2のスムーズな挿入を可能とし、後側の傾斜部(傾斜面)14は電気接触部2のスムーズな脱抜を可能としている。
【0021】
タブ状の電気接触部2は前後二つの接触突部8と、二つの接触突部8の間に接触頂部6aを有する弾性接触部6とで安定に三点支持され、その状態で係止アーム9によって前後及び左右方向のガタ付きなく係止される。このように、弾性接触部6により確実に電気的接触を行わせた状態で微摺動が防止される。
【0022】
なお、接触突部8は一つでもよく、点接触(突起の場合)でも横方向の線接触(突条の場合)でも横方向の二つの点接触であってもよい。接触突部8の位置は係止アーム9に対して左右に偏心していてもよい。また、上側の壁部7の一部を平面的に膨出させて広い面接触でタブ状の電気接触部2に接触させてもよい。
【0023】
また、電気接触部2の孔部3を円形ではなく矩形や三角形等にすることも可能である。また、孔部3に代えて貫通していない凹部(図示せず)を設けることも可能である。また、係止アーム9を端子4の長手方向ではなく横幅方向に延長形成することも可能である。また、係止アーム9の形状を断面逆への字ではなく湾曲状とすることも可能である。また、係止アーム9の先端の係止突部15は略円錐状に限らず半球状等であってもよく、あるいは係止突部15を略逆への字状の係止アーム本体(円錐部分がない形態)で構成させてもよい。また、係止アーム9に代えて、上側の壁部7から略半球状ないし断面円弧状の係止突部(符号15の係止突部よりも大きなもの)を接触突部8よりも大きな突出量で突出形成することも可能である。
【0024】
また、図1の実施形態では係止アーム9を矩形筒状の電気接触部5の後半ないし後部に形成したが、図3に示す如く、係止アーム16を矩形筒状の電気接触部5の前部に形成することも可能である。図3では便宜上、係止アーム16以外の部分は図1と同じ符号を用いて詳細な説明を省略する。
【0025】
図3の端子構造においては、係止アーム(係止部)16の後方に接触突部8が位置し、接触突部8の下側に対向して弾性接触部6の頂部(接点)6aが位置する。係止アーム16は弾性接触部6の前側の傾斜面6bの上方に対向して斜め後方に突出して位置する。タブ状の電気接触部2の孔部(係合部)3は電気接触部2の先端側ではなく長手方向中間部に設けられる。なお、弾性接触部6の前側の傾斜部6bを電気接触部5の前端よりも少し後方において基板部12から立ち上げてばね力を高めることも可能である。
【0026】
また、図1,図3の実施形態では接触突部8のある上側の壁部7に係止アーム9,16を設けたが、図4に示す如く、弾性接触部6のある側の下側の壁部12に係止アーム(係止部)17を設けることも可能である。この場合、弾性接触部6の後方に隣接して係止アーム17が斜め前向きに立ち上げ形成される。タブ状の電気接触部2の先端側に孔部(係合部)3が設けられる。
【0027】
係止アーム17の突出長さ(高さ)はタブ状の電気接触部2の位置(矩形状の電気接触部5の高さ方向中央よりも少し上に位置する)に対応して図1の係止アーム9よりも少し長く設定される。その他の構成は図1の実施形態と同様であるので同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】
また、図示はしないが、図1において係止アーム9と孔部3を廃除し、タブ状の電気接触部2の先端側に上向きの係止突部ないし係止アーム(係止部)を一体に設け、係止突部ないし係止アームを係合させる孔部(係合部)を矩形筒状の周壁5の上側の壁部7に設けることも可能である。但し、この場合は、タブ状の弾性接触部2の挿入時に係止突部ないし係止アームが接触突部8に引っ掛かりやすいので、接触突部8として広い面で接触させるものを用いることが好ましい。
【0029】
また、図5に示す如く、矩形筒状の周壁5の左右両側の垂直な壁部18に一対の係止アーム(係止部)19を設け、タブ状の電気接触部2の横幅方向の両側端に、係止アーム19を係合させる凹部(係合部)20を設けることも可能である。
【0030】
舌片状の弾性接触部6は下側の基板部12の前端から折り返し形成され、一対の係止アーム19の間でタブ状の電気接触部2の下側面に弾性的に接触している。タブ状の電気接触部2の上側面には図1と同様な接触突部8が接触する。
【0031】
係止アーム19は左右の壁部18から内向きに切り起こして略への字状ないし湾曲状に形成され、左右方向(板厚方向)の可撓性を有する。係止アームは自由端側に傾斜状ないし円弧状の内向きの係止突部19aを有する。係止突部19aは図1の係止突部15とは異なり、略円錐状ではなく板状のアーム本体を円弧状ないしV字状に屈曲させて成るものである。係止突部19aは凹部20に点接触ないし線接触で接触し、確実にガタ(隙間)を防止する。
【0032】
図5の実施形態では台形状の凹部20と略V字状に湾曲した係止突部19aとを用いているが、係止突部19aを略U字状に屈曲させ、台形状の凹部20の深さ方向中間部に係止突部の頂部寄りの前後端を点接触又は線接触させたり、台形ではなく矩形状の凹部(図示せず)にV字状に折曲した係止突部(図示せず)を点接触又は線接触で係合させることも可能である。
【0033】
また、係止アーム19の自由端は図5のように前方に位置してもよく、あるいは反対に後方に位置していてもよい。係止アーム19によってタブ状の電気接触部の前後(長手)方向と横幅(左右)方向のガタ(微摺動)が抑止される。係止アーム19と凹部20以外の構成は図1と同様であるので詳細な説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、弾性接触部による電気的接触と係止部による微摺動防止とが別々に行われるから、雄・雌両端子の電気的接触と微摺動防止とがそれぞれ独立して確実に行われ、両端子の電気的接続及び摩耗防止の信頼性が向上する。また、弾性接触部の複雑化やそれに伴う成形金型等の高コスト化が防止され、端子の生産性が確保されると共に端子が低コスト化される。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、係止アームが孔部又は凹部に係合することで、両端子の端子挿入方向及び端子挿入直交方向(幅方向)の微摺動が確実に抑止されるから、両端子の振動時の摩耗が確実に防止され、電気的接続の信頼性が向上する。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、傾斜状ないし湾曲状の係止突部に沿って雄型の端子がスムーズに挿入ないし脱抜されるから、係止部があるのに関わらず端子の挿入離脱性が阻害されず、接続作業性やメンテナンス性が向上する。また、傾斜状ないし湾曲状の係止突部が係合部内に前後左右(挿入離脱方向及び挿入離脱直交方向)のガタ付きなく密着し、両方向の微摺動が確実に防止されるから、振動による端子相互の摩耗が確実に防止され、電気的接続の信頼性が向上する。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、係止部が壁部で囲まれて変形等なく保護されることで、端子の品質が高まり、また、係止部を壁部から切り起こし形成することで、生産性が高まり、端子が低コスト化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子構造の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】同じく雄型の端子の電気接触部を示す平面図である。
【図3】上記端子構造の一変形例を示す縦断面図である。
【図4】上記端子構造の他の変形例を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る端子構造の他の実施形態を示す横断面図である。
【図6】従来の端子構造の一形態を示す全体斜視図である。
【図7】同じく従来の端子構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 雄型の端子
3 孔部(係合部)
4 雌型の端子
6 弾性接触部
7,12,18 壁部
9,16,17,19 係止アーム(係止部)
15,19a 係止突部
20 凹部(係合部)
【発明の属する技術分野】
本発明は、雄・雌両端子を接続した状態で振動させた際における両端子の長手方向及び幅方向の微摺動とそれに伴う摩耗を防止した端子構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6〜図7は従来の端子構造の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
【0003】
この端子構造は、雄型の端子31と雌型の端子32とで構成され、雄型の端子31のタブ状の電気接触部33に長手方向の溝34を設け、雌型の端子32の湾曲ないし屈曲状の弾性接触部35の頂部に、溝34に係合する突起36を形成して、両端子31,32の微摺動を防止したものである。
【0004】
すなわち、両端子31,32の接続状態で突起36が溝34に係合して、タブ状の電気接触部33と湾曲状の弾性接触部35との幅方向の微摺動を抑え、両端子31,32の接触部の摩耗が防止される。端子相互の微摺動は例えば車両走行中の振動や搭載機器の作動時の振動あるいはエンジンの振動等によって生じる。
【0005】
弾性接触部35は矩形筒状ないし前部開口37を有する箱状の周壁38で囲まれ、周壁38と弾性接触部35とで雌側の電気接触部39が構成されている。電気接触部38の上側の壁部38aと弾性接触部35との間にタブ状の電気接触部33が挿入され、電気接触部33の溝34に弾性接触部35の突起36が進入係合しつつ、電気接触部33の一方の面が上側の壁部38aに接触し、他方の面が弾性接触部35に接触する。
【0006】
各電気接触部33,38は両端子31,32の前半部に形成され、両端子31,32の後半部には電線接続部40,41が設けられ、電線接続部40,41の前側の圧着片に電線42,43の露出した芯線が圧着接続され、後側の圧着片に電線42,43の絶縁被覆が圧着固定されている。
【0007】
両端子31,32は主に合成樹脂製の各コネクタハウジング内に収容され、一ないし複数の各端子31,32と各コネクタハウジング(図示せず)とで各コネクタが構成され、雄・雌両コネクタの嵌合と同時に両端子31,32が挿入接続される。電線42,43は電装品等の補機や電源側等に接続されている。雄・雌各一つずつの端子31,32をコネクタハウジングではなくビニル製の絶縁チューブで被覆して用いる場合もある。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−351712(第3頁、図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の端子構造にあっては、各端子31,32の横幅方向の微摺動の抑止には効果があるが、端子挿入方向(長手方向)の微摺動に対しては何ら抑止効果を発揮し得ないという問題があった。また、弾性接触部35に微摺動防止用の突起36を設けている関係で、弾性接触部35の加工が複雑化・高コスト化したり、突起36が振動時にタブ状の電気接触部33で叩かれて摩滅したりするといった懸念があった。
【0010】
本発明は、上記した点に鑑み、雄・雌両端子の端子挿入方向及び端子挿入直交方向(横幅方向)の微摺動を防止でき、しかも、弾性接触部の加工の複雑化や高コスト化を防ぎ、且つ電気的接続の信頼性を高めることのできる端子構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る端子構造は、雄型の端子を雌型の端子の弾性接触部に接触させる端子構造において、前記雌型の端子の前記弾性接触部以外の箇所に係止部を設け、該係止部に対する係合部を前記雄型の端子に設けたことを特徴とする。
上記構成により、弾性接触部による電気的接触と係止部による微摺動防止とが別々の部位で行われる。すなわち、弾性接触部は係止部とは独立して雄型の端子に接触する。そして、係止部に係合部が係合することで、両端子の端子挿入方向及び端子挿入直交方向(幅方向)の微摺動が抑止される。また、弾性接触部以外の箇所に係止部を設けたことで、弾性接触部の複雑化が防止され、弾性接触部が確実に雄型の端子に接続される。
【0012】
請求項2に係る端子構造は、請求項1記載の端子構造において、前記係止部が可撓性の係止アームであり、前記係合部が孔部又は凹部であることを特徴とする。
上記構成により、雄型の端子を雌型の端子に挿入する際に、係止アームが雄型の端子に当接して撓み、雄型の端子のスムーズな挿入を許容する。そして、係止アームが孔部又は凹部に係合することで、両端子の端子挿入方向及び端子挿入直交方向(幅方向)の微摺動が確実に抑止される。
【0013】
請求項3に係る端子構造は、請求項1又は2記載の端子構造において、前記係止部が傾斜状ないし湾曲状の係止突部を含むことを特徴とする。
雄型の端子を雌型の端子に挿入する際に、傾斜状ないし湾曲状の係止突部に沿って雄型の端子がスムーズに挿入され、雄型の端子を雌型の端子から脱抜する際に、雄型の端子の係合部としての例えば孔部ないし凹部が傾斜状ないし湾曲状の係止突部に沿ってスムーズに離脱される。また、傾斜状ないし湾曲状の係止突部が係合部としての例えば孔部ないし凹部に係合した際に、係止突部が係合部内に前後左右(挿入離脱方向及び挿入離脱直交方向)のガタ付きなく密着し、両方向の微摺動が確実に防止される。
【0014】
請求項4に係る端子構造は、請求項1〜3の何れか1項に記載の端子構造において、前記弾性接触部を囲む壁部に前記係止部が形成されたことを特徴とする。上記構成により、係止部が弾性接触部と共に壁部で囲まれて外部との干渉やそれに伴う変形等なく安全に保護される。係止部としての例えば係止アームは壁部から内側に切り起こすことで容易に且つ低コストで形成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図2は、本発明に係る端子構造の一実施形態を示すものである。
【0016】
この端子構造は、雄型の端子1のタブ状(平板状)の電気接触部2の先端部側に円形の孔部(係合部)3を設け、雌型の端子4の外観矩形筒状の電気接触部5内において、湾曲ないし屈曲状の弾性接触部6に対向する壁部7に、弾性接触部6の長手方向ほぼ中央部に対向して二つの突起ないし突条で成る接触突部8を前後並列に設けると共に、接触突部8の後方(雄タブ挿入方向)において壁部7に微摺動防止用(ガタ防止用)の短い係止アーム(係止部)9を突出形成し、係止アーム9をタブ状の電気接触部2の孔部3に係合して、両電気接触部2,5の挿入方向及び挿入直交方向(横幅方向)の微摺動を防止させたものである。
【0017】
タブ状の電気接触部2は図2の如く表裏の平坦面10を有して長方形状に延び、先端にガイド傾斜部11を有し、ガイド傾斜部11の後方において電気接触部2の中心線(軸線)上に円形の貫通した孔部3を有している。孔部3の内径は電気接触部2の横幅の略半分ないし1/3程度である。孔部3を除く電気接触部2の構成は従来と同様である。なお、本明細書では、各端子1,4の端子挿入側ないし電気接触部2,5のある側を「前」、端子脱抜側ないし電線接続部(図示せず)のある側を「後」と定義している。
【0018】
タブ状の電気接触部2は後方の電線接続部又は回路接続部(図示せず)に続いている。回路接続部は電気接触部2とほぼ同一断面形あるいは細形ピン状のハンダ接続部であってもよく、例えば回路基板や車両のリヤガラスのデフロスタ回路(図示せず)にハンダで接続固定される。
【0019】
図1の雌型の電気接触部5において矩形筒状の周壁(符号5で代用)の下側の壁部(基板部)12の前端から略舌片状の弾性接触部6が一体に折り返し形成され、タブ状の電気接触部2の挿入状態で弾性接触部6の自由端は基板部12に摺動自在に当接し、上側の水平な壁部7は二重に形成され、その内側の壁部7を内向きに膨出させて二つの接触突部8が形成され、同じく壁部7から微摺動防止用の係止アーム9が内向きに切り起こし形成されている。なお、端子4の「上下」の方向は端子4の使用形態によって反転したり、左右になったりすることもある。明細書では便宜上、電気接触部5において上下の壁部7,12と表現する。
【0020】
係止アーム9は上下方向(板厚方向)の可撓性及び弾性を有し、係止アーム9の自由端は後側の接触突部8の後方内側に隣接して位置し、係止アーム9の基端は壁部7に一体に続いている。係止アーム9は前側の短い傾斜部13と後側の長い傾斜部14とで断面略逆への字状に形成され、且つ自由端部が略円錐状の下向きの突部15をなし、その突部15の下半部がタブ状の電気接触部2の孔部3に進入係合して、電気接触部2の前後方向(挿入挿入離脱方向)及び左右方向の微摺動を防いでいる。係止アーム9の前側の傾斜部(傾斜面)13はタブ状の電気接触部2のスムーズな挿入を可能とし、後側の傾斜部(傾斜面)14は電気接触部2のスムーズな脱抜を可能としている。
【0021】
タブ状の電気接触部2は前後二つの接触突部8と、二つの接触突部8の間に接触頂部6aを有する弾性接触部6とで安定に三点支持され、その状態で係止アーム9によって前後及び左右方向のガタ付きなく係止される。このように、弾性接触部6により確実に電気的接触を行わせた状態で微摺動が防止される。
【0022】
なお、接触突部8は一つでもよく、点接触(突起の場合)でも横方向の線接触(突条の場合)でも横方向の二つの点接触であってもよい。接触突部8の位置は係止アーム9に対して左右に偏心していてもよい。また、上側の壁部7の一部を平面的に膨出させて広い面接触でタブ状の電気接触部2に接触させてもよい。
【0023】
また、電気接触部2の孔部3を円形ではなく矩形や三角形等にすることも可能である。また、孔部3に代えて貫通していない凹部(図示せず)を設けることも可能である。また、係止アーム9を端子4の長手方向ではなく横幅方向に延長形成することも可能である。また、係止アーム9の形状を断面逆への字ではなく湾曲状とすることも可能である。また、係止アーム9の先端の係止突部15は略円錐状に限らず半球状等であってもよく、あるいは係止突部15を略逆への字状の係止アーム本体(円錐部分がない形態)で構成させてもよい。また、係止アーム9に代えて、上側の壁部7から略半球状ないし断面円弧状の係止突部(符号15の係止突部よりも大きなもの)を接触突部8よりも大きな突出量で突出形成することも可能である。
【0024】
また、図1の実施形態では係止アーム9を矩形筒状の電気接触部5の後半ないし後部に形成したが、図3に示す如く、係止アーム16を矩形筒状の電気接触部5の前部に形成することも可能である。図3では便宜上、係止アーム16以外の部分は図1と同じ符号を用いて詳細な説明を省略する。
【0025】
図3の端子構造においては、係止アーム(係止部)16の後方に接触突部8が位置し、接触突部8の下側に対向して弾性接触部6の頂部(接点)6aが位置する。係止アーム16は弾性接触部6の前側の傾斜面6bの上方に対向して斜め後方に突出して位置する。タブ状の電気接触部2の孔部(係合部)3は電気接触部2の先端側ではなく長手方向中間部に設けられる。なお、弾性接触部6の前側の傾斜部6bを電気接触部5の前端よりも少し後方において基板部12から立ち上げてばね力を高めることも可能である。
【0026】
また、図1,図3の実施形態では接触突部8のある上側の壁部7に係止アーム9,16を設けたが、図4に示す如く、弾性接触部6のある側の下側の壁部12に係止アーム(係止部)17を設けることも可能である。この場合、弾性接触部6の後方に隣接して係止アーム17が斜め前向きに立ち上げ形成される。タブ状の電気接触部2の先端側に孔部(係合部)3が設けられる。
【0027】
係止アーム17の突出長さ(高さ)はタブ状の電気接触部2の位置(矩形状の電気接触部5の高さ方向中央よりも少し上に位置する)に対応して図1の係止アーム9よりも少し長く設定される。その他の構成は図1の実施形態と同様であるので同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】
また、図示はしないが、図1において係止アーム9と孔部3を廃除し、タブ状の電気接触部2の先端側に上向きの係止突部ないし係止アーム(係止部)を一体に設け、係止突部ないし係止アームを係合させる孔部(係合部)を矩形筒状の周壁5の上側の壁部7に設けることも可能である。但し、この場合は、タブ状の弾性接触部2の挿入時に係止突部ないし係止アームが接触突部8に引っ掛かりやすいので、接触突部8として広い面で接触させるものを用いることが好ましい。
【0029】
また、図5に示す如く、矩形筒状の周壁5の左右両側の垂直な壁部18に一対の係止アーム(係止部)19を設け、タブ状の電気接触部2の横幅方向の両側端に、係止アーム19を係合させる凹部(係合部)20を設けることも可能である。
【0030】
舌片状の弾性接触部6は下側の基板部12の前端から折り返し形成され、一対の係止アーム19の間でタブ状の電気接触部2の下側面に弾性的に接触している。タブ状の電気接触部2の上側面には図1と同様な接触突部8が接触する。
【0031】
係止アーム19は左右の壁部18から内向きに切り起こして略への字状ないし湾曲状に形成され、左右方向(板厚方向)の可撓性を有する。係止アームは自由端側に傾斜状ないし円弧状の内向きの係止突部19aを有する。係止突部19aは図1の係止突部15とは異なり、略円錐状ではなく板状のアーム本体を円弧状ないしV字状に屈曲させて成るものである。係止突部19aは凹部20に点接触ないし線接触で接触し、確実にガタ(隙間)を防止する。
【0032】
図5の実施形態では台形状の凹部20と略V字状に湾曲した係止突部19aとを用いているが、係止突部19aを略U字状に屈曲させ、台形状の凹部20の深さ方向中間部に係止突部の頂部寄りの前後端を点接触又は線接触させたり、台形ではなく矩形状の凹部(図示せず)にV字状に折曲した係止突部(図示せず)を点接触又は線接触で係合させることも可能である。
【0033】
また、係止アーム19の自由端は図5のように前方に位置してもよく、あるいは反対に後方に位置していてもよい。係止アーム19によってタブ状の電気接触部の前後(長手)方向と横幅(左右)方向のガタ(微摺動)が抑止される。係止アーム19と凹部20以外の構成は図1と同様であるので詳細な説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、弾性接触部による電気的接触と係止部による微摺動防止とが別々に行われるから、雄・雌両端子の電気的接触と微摺動防止とがそれぞれ独立して確実に行われ、両端子の電気的接続及び摩耗防止の信頼性が向上する。また、弾性接触部の複雑化やそれに伴う成形金型等の高コスト化が防止され、端子の生産性が確保されると共に端子が低コスト化される。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、係止アームが孔部又は凹部に係合することで、両端子の端子挿入方向及び端子挿入直交方向(幅方向)の微摺動が確実に抑止されるから、両端子の振動時の摩耗が確実に防止され、電気的接続の信頼性が向上する。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、傾斜状ないし湾曲状の係止突部に沿って雄型の端子がスムーズに挿入ないし脱抜されるから、係止部があるのに関わらず端子の挿入離脱性が阻害されず、接続作業性やメンテナンス性が向上する。また、傾斜状ないし湾曲状の係止突部が係合部内に前後左右(挿入離脱方向及び挿入離脱直交方向)のガタ付きなく密着し、両方向の微摺動が確実に防止されるから、振動による端子相互の摩耗が確実に防止され、電気的接続の信頼性が向上する。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、係止部が壁部で囲まれて変形等なく保護されることで、端子の品質が高まり、また、係止部を壁部から切り起こし形成することで、生産性が高まり、端子が低コスト化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子構造の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】同じく雄型の端子の電気接触部を示す平面図である。
【図3】上記端子構造の一変形例を示す縦断面図である。
【図4】上記端子構造の他の変形例を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る端子構造の他の実施形態を示す横断面図である。
【図6】従来の端子構造の一形態を示す全体斜視図である。
【図7】同じく従来の端子構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 雄型の端子
3 孔部(係合部)
4 雌型の端子
6 弾性接触部
7,12,18 壁部
9,16,17,19 係止アーム(係止部)
15,19a 係止突部
20 凹部(係合部)
Claims (4)
- 雄型の端子を雌型の端子の弾性接触部に接触させる端子構造において、前記雌型の端子の前記弾性接触部以外の箇所に係止部を設け、該係止部に対する係合部を前記雄型の端子に設けたことを特徴とする端子構造。
- 前記係止部が可撓性の係止アームであり、前記係合部が孔部又は凹部であることを特徴とする請求項1記載の端子構造。
- 前記係止部が傾斜状ないし湾曲状の係止突部を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の端子構造。
- 前記弾性接触部を囲む壁部に前記係止部が形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の端子構造。
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