JP2004139451A - 作業管理方法、作業管理装置、作業管理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

作業管理方法、作業管理装置、作業管理プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Kazuki Yamanouchi
山野内 和樹
Akira Morita
森田 明
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Abstract

【課題】港湾施設内の作業員に対する作業指示を正確かつ簡便に行うことができる作業管理方法、作業管理装置、作業管理プログラム及び記録媒体の提供を目的とする。
【解決手段】港湾施設内の作業を管理する作業管理装置における作業管理方法であって、前記港湾施設の利用申し込みを受け付ける申し込み受付手順と、前記申し込み受付手順において受け付けられた利用申し込みに伴って発生する前記作業に係る作業員の携帯端末に前記作業の作業指示を送信する作業指示送信手順とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業の管理方法に関し、特に港湾施設内の作業を管理する作業管理方法、作業管理装置、作業管理プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
港湾施設においては、広大な敷地の中で多数の作業員がそれぞれの作業に従事している。例えば、埠頭への船の接岸、船へのコンテナの積み下ろしや、コンテナを運送するトラックへのコンテナの積み下ろし作業等が主な作業として挙げられる。従来は、各作業員は多忙の中、作業の管理を行っている者に対し、自分が担当すべき作業の内容について電話で問い合わせる等して、各自の作業の詳細について確認していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、広大な港湾施設内においては、いつ、どこへ行って何をすべきかを正確かつ迅速に伝える必要があるにもかかわらず、電話による口頭での作業指示は非常に手間であり、また時として正確に伝達されないという問題がある。作業指示の伝達の遅れやミスは、広大な港湾施設内においては作業効率を著しく低下させる大きな要因でもある。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、港湾施設内の作業員に対する作業指示を正確かつ簡便に行うことができる作業管理方法、作業管理装置、作業管理プログラム及び記録媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、港湾施設内の作業を管理する作業管理装置における作業管理方法であって、前記港湾施設の利用申し込みを受け付ける申し込み受付手順と、前記申し込み受付手順において受け付けられた利用申し込みに伴って発生する前記作業に係る作業員の携帯端末に前記作業の作業指示を送信する作業指示送信手順とを有することを特徴とする。
【0006】
このような作業管理方法では、港湾施設の利用申し込みに伴って発生する作業について、作業管理装置が作業員の携帯端末に作業指示を送信するため、作業員が広大な港湾施設のどこにいても作業指示を正確かつ簡便に行うことができる。
【0007】
また、本発明は、請求項2に記載されるように、前記作業指示送信手順における前記作業指示と共に、前記作業員の管理者の通信端末に前記作業指示に基づく情報を送信する作業指示連絡手順を更に有することを特徴とする。
【0008】
このような作業管理方法では、作業管理装置が作業指示に関する情報、即ち作業員が担当する作業の情報を作業員の管理者の通信端末にも送信するため、作業員の管理者は、自分の部下である作業員が担当する作業を把握することができる。
【0009】
また、本発明は、請求項3に記載されるように、前記作業員の携帯端末から前記作業の完了報告を受信する完了報告受信手順を更に有することを特徴とする。
【0010】
このような作業管理方法では、作業管理装置は、作業が完了した際に作業員の携帯端末から作業の完了報告を受信するため、作業が完了したか否かについて管理することができる。
【0011】
また、本発明は、請求項4に記載されるように、前記完了報告受信手順において受信された前記完了報告に基づいて、前記管理者の通信端末に前記作業の完了報告を送信する完了報告送信手順を更に有することを特徴とする。
【0012】
このような作業管理方法では、作業管理装置は、作業員の携帯端末から作業の完了報告を受信した際に、作業が完了した旨を作業員の管理者に送信するため、管理者は作業員の作業が完了したことを把握することができる。
【0013】
また、本発明は、請求項5に記載されるように、前記完了報告受信手順における前記完了報告の受信に基づいて、新たな前記作業指示を前記作業員の携帯端末に送信する新規作業指示送信手順を更に有することを特徴とする。
【0014】
このような作業管理方法では、作業管理装置は、作業の完了報告を受信すると次の作業についての作業指示を作業員の携帯端末に送信するため、作業員は次に行うべき作業について正確かつ迅速に確認することができる。
【0015】
また、本発明は、請求項6に記載されるように、前記利用申し込みは、前記港湾施設のコンテナの利用申し込みであることを特徴とする。
【0016】
このような作業管理方法では、例えばトラックへのコンテナの積み下ろし作業等の、コンテナの利用に伴って発生する作業について、上述した効果を得ることができる。
【0017】
また、本発明は、請求項7に記載されるように、前記コンテナを利用するトラックの入場を検知するトラック入場検知手順を更に有し、前記入場検知手順における前記トラックの入場の検知に基づいて、前記コンテナに係る作業の作業指示を前記作業員の携帯端末に送信するコンテナ作業指示送信手順を更に有することを特徴とする。
【0018】
このような作業管理方法では、作業管理装置は、トラックが港湾施設に入場する際に、そのトラックが利用するコンテナの作業に係る作業員の携帯端末に作業指示を送信するため、作業員はトラックの入場と同時に作業場への移動等の作業の準備に着手することができる。
【0019】
また、本発明は、請求項8に記載されるように、前記利用申し込みは、前記港湾施設に対する船の接岸の申し込みであることを特徴とする。
【0020】
このような作業管理方法では、船の接岸に伴って発生する作業について、上述した効果を得ることができる。
【0021】
また、本発明は、請求項9に記載されるように、前記船の接岸を検知する接岸検知手順を更に有し、前記接岸検知手順における前記船の接岸の検知に基づいて、前記船に係る作業の作業指示を前記作業員の携帯端末に送信する船作業指示送信手順を更に有することを特徴とする。
【0022】
このような作業管理方法では、船が港湾施設に接岸する際に、その船の接岸作業に係る作業員の携帯端末に作業指示を送信するため、作業員は船の接岸と同時に作業場への移動等の作業の準備に着手することができる。
【0023】
また上記課題を解決するため、本発明は、上記作業管理方法での処理を実現する装置、又はその方法をコンピュータに行なわせるためのプログラムを記録した記憶媒体としてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における作業管理システムの例を示す図である。図1の作業管理システム1は、ゲート30と、ゲート端末20と、作業管理サーバ10とがLAN等のネットワーク50を介して接続されている。更に作業管理サーバ10はファイアウォール40を介してインターネット等のネットワーク60に接続しており、トラッカー端末70a、作業員端末70b及び管理者端末80等からアクセス可能となっている。
【0025】
作業管理サーバ10は、港湾施設内の作業を管理するコンピュータであり、港湾施設内の作業員が所持する携帯端末(作業員端末70b)や作業員の管理者の通信端末(管理者端末80)に対し、予め管理されている作業情報に基づいて作業指示の送信等を行う。なお、ここで港湾施設とは、船が接岸するための埠頭も含む広大な敷地を有する施設であり、船に積むための、又は船から降ろされたコンテナの保管等がされている場所である。船に積むためのコンテナはトラックにより港湾施設内に運び込まれ、船から降ろされたコンテナはトラックより運び出されるのが一般である。以下においては、トラックがコンテナを運び出す際に発生する作業を例として説明する。
【0026】
ゲート30は、港湾施設の出入り口に設置されているいわゆるゲートであり、コンテナを運送するトラックが通過する。
【0027】
ゲート端末20は、ゲート30に設置されたPC(Personal Computer)等であり、トラックのゲート30の通過を作業管理サーバ10に通知するためのものである。
【0028】
トラッカー端末70aはコンテナを運送するトラックの運転手(トラッカー)が所持する携帯電話である。作業員端末70bは港湾施設内の作業員が所持する携帯電話である。管理者端末80は作業員の管理者が所持する端末である。トラッカー端末70a及び作業員端末70bは、携帯電話に限定されるものではなく、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末でも良い。なお、以下においてトラッカー端末70a及び作業員端末70bを総称する際は「携帯端末70」という。
【0029】
次に、作業管理サーバ10の詳細について説明する。図2は、作業管理サーバ10のハードウェア構成例を示す図である。図2の作業管理サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、記憶媒体101と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、演算処理装置104と、インタフェース装置105とを有するように構成される。
【0030】
インタフェース装置105は例えばモデム、ルータ等で構成され、図1のネットワーク30に接続するために用いられる。
【0031】
作業管理サーバ10が利用する作業管理サーバプログラムは、CD―ROM等の記憶媒体101によって提供される。作業管理サーバプログラムを記録した記憶媒体101は、ドライブ装置100にセットされ、作業管理サーバプログラムが記憶媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。
【0032】
補助記憶装置102は、インストールされた作業管理サーバプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。例えば補助記憶装置102は、作業管理サーバプログラムの処理に必要な、後述する各種テーブルを格納している。
【0033】
メモリ装置103は、作業管理サーバ10の起動時等、作業管理サーバプログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102から作業管理サーバプログラムを読み出して格納する。演算処理装置104は、メモリ装置103に格納された作業管理サーバプログラムに従って作業管理サーバ10に係る機能を実行する。
【0034】
次に作業管理サーバ10の機能構成例について説明する。図3は、作業管理サーバの機能構成例を示す図である。図3の作業管理サーバ10は、セキュリティ手段11、作業情報管理手段12、通報手段13及び港湾DB(Data Base)14等から構成される。
【0035】
セキュリティ手段11は、携帯端末70等からの作業管理サーバ10に対するアクセスに対して、パスワードのチェック等のセキュリティ処理を行うためのものである。
【0036】
作業情報管理手段12は、後述する港湾施設内の作業の管理処理を実行するためのものであり、作業指示等を生成し、通報手段13を通じて作業者端末70b等に作業指示を送信する。
【0037】
通報手段13は、作業管理手段12からの作業指示を作業員端末70bや管理者端末80に電子メール等により通知するものである。
【0038】
港湾DB14は、港湾施設内の作業情報やコンテナの情報等を管理しているデータベースである。
【0039】
以下、図3の作業管理サーバ10の処理手順について説明する。図4はピックアップオーダに伴う作業指示の処理を説明するためのフローチャートである。ここで、ピックアップオーダとは、トラッカーが荷主からの依頼をうけて港湾施設内のコンテナを運び出す際に、その旨の申し込みを港湾施設に対して行うことである。
【0040】
ステップS10において、作業管理サーバ10の作業情報管理手段12は、トラッカー端末70aからピックアップオーダを受け付ける。トラッカーは、トラッカー端末70aから図5に示すような画面によってピックアップオーダを入力することができる。
【0041】
図5は、ピックアップオーダ入力画面の例を示す図である。ピックアップオーダ入力画面710では、ユーザID、パスワード、日時、コンテナ番号等が入力可能となっている。トラッカーは、トラッカー端末70aにより作業管理サーバ10にアクセスすることでピックアップオーダ入力画面710を表示することができる。ユーザID、パスワードには例えばトラッカーに割り当てられている識別番号とトラッカーを認証するためのパスワードを入力する。日時にはコンテナを運び出す日時を、コンテナ番号には運び出すコンテナを一意に識別するための番号を入力する。入力が終わり送信ボタン711の選択がされると、トラッカー端末70aは、ピックアップオーダを作業管理サーバ10に送信する。
【0042】
ステップS10に続いてステップS11に進み、作業情報管理手段12は、ピックアップオーダに伴って指定されたユーザID、パスワード、コンテナ番号等の正当性を確認し、トラッカー端末70aに対しピックアップオーダを受理した旨のWebページ(以下「ピックアップオーダ受理ページ」という。)を送信する。トラッカーはトラッカー端末70aに表示されたピックアップオーダ受理ページを見ることで、ピックアップオーダの申し込みが正常に受理されたことを確認する。
【0043】
図6は、ピックアップオーダ受理画面の例を示す図である。図6のピックアップオーダ受理画面720は、ピックアップオーダ受理ページを表示したトラッカー端末70aの画面例であり、ピックアップオーダを受理した旨のメッセージと、ピックアップオーダを一意に識別するための申し込み番号等が表示されている。
【0044】
ステップS11に続いてステップS12に進み、作業情報管理手段12は、ピックアップオーダに伴って発生するトラックへのコンテナの積み込み作業を1つのレコードとして港湾DB14の作業情報テーブルに登録し、更に港湾DB14作業員管理テーブルで管理されている作業員をその作業に割り当てると共に、作業に関する詳細情報を閲覧できるWebページ(以下「作業詳細ページ」という。)を作成し保存しておく。
【0045】
図7は、港湾DBを構成する作業情報テーブルの例を示す図である。図7の作業情報テーブル141は、港湾施設内において発生する作業の情報を管理するためのテーブルであり、作業ID、開始予定日時、終了予定日時、作業種別、関連情報、完了フラグ等のデータ項目から構成される。
【0046】
作業IDには作業を一意に識別するためのコードが格納される。開始予定日時、終了予定日時にはそれぞれ作業の開始予定、終了予定の日時が格納される。作業種別には例えばトラックへのコンテナの積み下ろしや船の接岸、船へのコンテナの積み下ろし等の作業を識別するためのコードが格納される。関連情報には、例えばトラックやコンテナに係る作業の場合は、トラックを識別するためのトラック番号や、コンテナを識別するためのコンテナ番号が格納され、船に係る作業の場合は船を識別するための船の番号等が格納される。完了フラグには、作業が完了済みか否かの情報が格納される。なお、コンテナや船やトラックに関する詳細情報は図示しない他のテーブルにより管理されている。
【0047】
図8は、港湾DBを構成する作業員管理テーブルの例を示す図である。図8の作業員管理テーブル142は、港湾施設において作業する各作業員の情報を管理するテーブルであり、作業員ID、氏名、メールアドレス、所属部門、管理者メールアドレス等のデータ項目から構成される。
【0048】
作業員IDには、各作業員を一意に識別するためのコードが格納される。氏名には、作業員の氏名が格納され、メールアドレスには作業員のメールアドレスが格納される。所属部門には作業員の所属部門を識別するための情報が格納され、管理者メールアドレスには、作業員の上司等の管理者のメールアドレスが格納される。
【0049】
作業に対する作業員の割り当ては、作業員割り当てテーブルにて管理する。図9は、港湾DBを構成する作業員割り当てテーブルの例を示す図である。図9の作業員割り当てテーブル143は、作業IDと作業員IDとのデータ項目から構成される。
【0050】
作業IDは、作業情報テーブル141における作業IDと同じであり、作業員IDは、作業員管理テーブル142における作業員IDと同じである。図9においては、作業IDとして001を有する作業(以下「作業001」という。他の作業についても、同形式にて記述する。)には、作業員IDとしてAAAを有する作業員(以下「作業員AAA」という。他の作業員についても同形式にて記述する。)と作業員BBBとが割り当てられており、作業002には作業員AAAが割り当てられていることが分かる。
【0051】
ステップS11においては、作業情報テーブル141に新たな作業に対応するレコードが追加され、更に、作業員割り当てテーブル143に、作業への作業員の割り当てに伴って新たなレコードが追加される。
【0052】
ステップS12に続いてステップS13に進み、通報手段13は、コンテナの積み込み作業に割り当てた作業員の作業員端末70bに対し、作業指示が記載された電子メールを送信する。
【0053】
ステップS13に続いてステップS14に進み、通報手段13は、作業員の管理者の管理者端末80に対し、作業員が担当する作業に関する情報が記載された電子メールを送信し処理を終了する。これにより、管理者は自分の部下が行う作業を把握することができる。
【0054】
なお、作業員及び管理者に送信した電子メールには、作業詳細ページのURLが記載されており、そのURLを参照することにより、作業員及び管理者は作業の詳細について確認することが可能である。
【0055】
上述した処理により、新たな作業及びその作業に対する作業員の割り当てが、港湾DB14において管理されたため、作業員及びその管理者は作業管理サーバ10を通して港湾DB14の情報を参照することにより、作業員の作業の一覧等の各種情報を確認することもできる。
【0056】
次に、ピックアップオーダを行ったトラッカーのトラックが、実際に港湾施設に入場する際の作業管理サーバ10の処理について説明する。図10は、トラック入場に伴う作業指示の処理を説明するためのフローチャートである。
【0057】
ステップS20において、作業管理サーバ10の作業情報管理手段12は、ゲート端末20からの通知を受けてトラックがゲート30から港湾施設に入場した旨を検知する。なお、ゲート端末20からの通知には、入場するトラック及びトラックに積み込むべきコンテナ等の情報が含まれている。
【0058】
ゲート30においては、係員を常駐させておき、係員が入場するトラックの情報をゲート端末20に入力してもよいし、トラッカー端末70aから情報を読み取ってもよい。即ち、作業管理装置10がピックアップオーダを受け付けた際にトラッカー端末70aにトラック及びコンテナ等の情報を記録したバーコードの画像データを送信しておく。トラッカーは、ゲートを入場する際に、トラッカー端末70aにそのバーコードを表示させ、ゲート端末20に接続したバーコードリーダで読み取らせることにより、トラック及びコンテナ等の情報を入力することができる。
【0059】
ステップS20に続いてステップS21に進み、作業情報管理手段12は、受信したトラックに関する情報に含まれるトラック番号又はコンテナ番号をキーとしてトラックの入場に伴って発生する作業を作業情報テーブル141から検索し、その作業に割り当てた作業員を作業員割り当てテーブ143から検索する。作業情報管理手段12は更に、作業指示を掲載したWebページ(以下「作業指示ページ」という。)を生成し保存しておく。
【0060】
ステップS21に続いてステップS22に進み、通報手段13は、検索された作業員のメールアドレスを作業員管理テーブル142から検索し、各作業員の作業員端末70bに、作業の準備に取り掛かる旨と作業指示ページのURLが記載された電子メールを送信して処理を終了する。
【0061】
電子メールを受信した作業員は、電子メール内に記載されたURLに作業員端末70bからアクセスすることにより、作業指示の詳細を確認することができる。
【0062】
図11は、作業指示画面の例を示す図である。図11の作業指示画面730は、作業指示ページを表示した作業員端末70bの画面例であり、作業指示731、バーコード732、作業完了ボタン733等から構成される。
【0063】
作業指示731には、作業指示の内容が記載されている。例えば図11においては、作業名として「コンテナ積載」、コンテナ番号として「XXXX」、トラック番号として「5555」、作業場所として「A1」、開始時刻として「12:00」と表示されている。各作業員は、自らの作業員端末70bにおいてこれらの情報を確認することにより、行うべき作業の内容を知ることができる。
【0064】
バーコード732と作業完了ボタン733は、指示された作業が完了した際に使用するものである。即ち、作業員は作業場所に設置されたバーコードリーダにバーコード732を読み取らせることにより、指示された作業が完了した旨を作業管理サーバ10に送信することができる。また、作業の完了報告は作業完了ボタン733を選択することによっても行うことができる。
【0065】
次に、指示された作業が完了した際の作業管理サーバ10の処理について説明する。図12は、作業完了報告及び新たな作業指示の処理を説明するためのフローチャートである。
【0066】
ステップS30において、作業管理サーバ10の作業情報管理手段12は、作業員端末70bから作業の完了報告を受信し、完了した作業に関する情報について港湾DB14を更新する。具体的には、作業情報テーブル141の完了フラグの値を作業が完了した旨の値にする。なお、作業員端末70bからの作業の完了報告は、上述したように図11の作業指示画面730に表示されたバーコード732を作業場所に設置してあるバーコードリーダに読み取らせるか、又は作業完了ボタン733を選択することにより行うことができる。
【0067】
作業完了報告が正常に受信できた場合は、作業情報管理手段12は作業完了報告を受理した旨のWebページ(以下、「作業完了報告受理ページ」という。)を生成し保存しておくと共に、作業完了報告受理ページのURLが記載されている電子メールを作業員端末70bに送信する。電子メールを受信した作業員端末70bでは、作業完了報告受理ページを表示させることにより、作業完了報告が正常に受理されたことを確認することができる。
【0068】
図13は、作業完了報告受理画面の例を示す図である。図13の作業完了報告受理画面740は、作業完了報告受理ページを表示した作業員端末70bの画面例であり、作業完了報告が港湾DB14に正常に登録された旨が表示されている。
【0069】
ステップS30に続いてステップS31に進み、通報手段13は、作業完了報告を送信した作業員の管理者のメールアドレスを作業員管理テーブル142から検索し、管理者の管理者端末80に対し作業が完了した旨の電子メールを送信する。これにより、管理者は自分の部下である作業員の作業が完了したことを知ることができる。
【0070】
ステップS31に続いてステップS32に進み、作業情報管理手段12は、作業完了報告を送信してきた作業員が担当すべき次の作業を作業員割り当てテーブル143と作業情報テーブル141を参照することにより検索する。即ち、作業員割り当てテーブル143に対し作業員IDをキーとして検索することにより、当該作業員が担当すべき作業の一覧を検索し、検索された各作業について作業情報テーブル141の開始日時を参照することにより、各作業を時系列にソートし、次に行うべき作業を割り出す。
【0071】
ステップS32に続いてステップS33に進み、作業情報管理手段12は、作業員端末70bに対し、ステップS32において検索した次の作業の作業指示についての電子メールを送信し、更に作業員の管理者の管理者端末80に対しても作業員が担当する作業に関する情報が記載された電子メールを送信し(S34)処理を終了する。なお、ステップS33及びステップS34の処理は、図4におけるステップS13及びS14と同様である。従って、作業員は次の作業指示について、作業員端末70bにおいて図11の作業指示画面730を表示させることによりその詳細を確認することができる。
【0072】
なお、以上においては、作業管理サーバ10がトラックへのコンテナの積み込み作業を管理する例ついて説明したが、作業管理サーバ10は、港湾施設内の他の作業についても同様に管理することができる。例えば、船が埠頭に接岸する際の作業についても、ピックアップオーダの代わりに埠頭への接岸の申し込みを受信することを除き、作業管理サーバ10は上述したフローチャートと同様の処理を行うことによりその作業を管理することができる。以下、図4、図10、図12のフローチャートと対応づけてその処理を説明する。
【0073】
作業管理サーバ10は、船から埠頭への接岸の申し込みを受信し、それに伴う作業を作業情報テーブル141に登録し、その作業に対する作業員の割り当てを作業員割り当てテーブル142に登録し、作業員端末70b及び管理者端末80に作業指示の電子メールを送信する(図4のステップS10〜S14)。
【0074】
船からの接岸の申し込みは、船の乗組員の携帯端末から行ってもよい。図14は、接岸申し込み画面の例を示す図である。図14の接岸申し込み画面750は、船名、入港日時及び出港日時等を入力する領域から構成されている。乗組員は作業管理サーバ10にアクセスすることにより、自分の携帯端末に接岸申し込み画面750を表示させ、各領域に必要事項を入力し、送信ボタン751を選択することにより、接岸の申し込みを作業管理サーバ10に送信することができる。
【0075】
作業管理サーバ10は、船が間もなく接岸する旨の通知を例えば埠頭における作業員の携帯端末等から受信すると、作業に割り当てられた作業員に対し作業指示の電子メールを送信する(図10のステップS20〜ステップ22)。
【0076】
なお、作業完了報告の受信(図12のステップS30)以降の処理は、既に説明した処理と全く同様であるため説明は省略する。
【0077】
上述したように、本実施の形態における作業管理サーバ10によれば、各作業員は、コンテナのピックアップオーダや船の接岸申し込みに伴って作業が割り当てた際及びトラックが入場あるいは船が接岸する際等に、作業に携わる作業員の作業員端末70bに作業指示を送信するため、各作業員は自己の作業について正確かつ簡便に把握することができる。
【0078】
また、管理者端末80にも作業指示や作業が完了した旨の電子メールが同様に送信されるため、管理者は各作業員の作業状況を正確に把握することができる。
【0079】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0080】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、港湾施設の利用申し込みに伴って発生する作業について、作業管理装置が作業員の携帯端末に作業指示を送信するため、作業員が広大な港湾施設のどこにいても作業指示を正確かつ簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における作業管理システムの例を示す図である。
【図2】作業管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。
【図3】作業管理サーバの機能構成例を示す図である。
【図4】ピックアップオーダに伴う作業指示の処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】ピックアップオーダ入力画面の例を示す図である。
【図6】ピックアップオーダ受付画面の例を示す図である。
【図7】港湾DBを構成する作業情報テーブルの例を示す図である。
【図8】港湾DBを構成する作業員管理テーブルの例を示す図である。
【図9】港湾DBを構成する作業員割り当てテーブルの例を示す図である。
【図10】トラック入場に伴う作業指示の処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】作業指示画面の例を示す図である。
【図12】作業完了報告及び新たな作業指示の処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】作業完了報告受理画面の例を示す図である。
【図14】接岸申し込み画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1  作業管理システム
10  作業管理サーバ
11  セキュリティ手段
12  作業情報管理手段
13  通報手段
14  港湾DB
20  ゲート端末20
30  ゲート
40  ファイアウォール
50、60  ネットワーク
70a  トラッカー端末
70b  作業員端末
80  管理者端末
100  ドライブ装置
101  記憶媒体
102  補助記憶装置
103  メモリ装置
104  演算処理装置
105  インタフェース装置
B  バス

Claims (12)

  1. 港湾施設内の作業を管理する作業管理装置における作業管理方法であって、
    前記港湾施設の利用申し込みを受け付ける申し込み受付手順と、
    前記申し込み受付手順において受け付けられた利用申し込みに伴って発生する前記作業に係る作業員の携帯端末に前記作業の作業指示を送信する作業指示送信手順とを有することを特徴とする作業管理方法。
  2. 前記作業指示送信手順における前記作業指示と共に、前記作業員の管理者の通信端末に前記作業指示に基づく情報を送信する作業指示連絡手順を更に有することを特徴とする請求項1記載の作業管理方法。
  3. 前記作業員の携帯端末から前記作業の完了報告を受信する完了報告受信手順を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の作業管理方法。
  4. 前記完了報告受信手順において受信された前記完了報告に基づいて、前記管理者の通信端末に前記作業の完了報告を送信する完了報告送信手順を更に有することを特徴とする請求項3記載の作業管理方法。
  5. 前記完了報告受信手順における前記完了報告の受信に基づいて、新たな前記作業指示を前記作業員の携帯端末に送信する新規作業指示送信手順を更に有することを特徴とする請求項3又は4記載の作業管理方法。
  6. 前記利用申し込みは、前記港湾施設のコンテナの利用申し込みであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の作業管理方法。
  7. 前記コンテナを利用するトラックの入場を検知するトラック入場検知手順を更に有し、
    前記入場検知手順における前記トラックの入場の検知に基づいて、前記コンテナに係る作業の作業指示を前記作業員の携帯端末に送信するコンテナ作業指示送信手順を更に有することを特徴とする請求項6記載の作業管理方法
  8. 前記利用申し込みは、前記港湾施設に対する船の接岸の申し込みであることを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項記載の作業管理方法。
  9. 前記船の接岸を検知する接岸検知手順を更に有し、
    前記接岸検知手順における前記船の接岸の検知に基づいて、前記船に係る作業の作業指示を前記作業員の携帯端末に送信する船作業指示送信手順を更に有することを特徴とする請求項8記載の作業管理方法。
  10. 港湾施設内の作業を管理する作業管理装置であって、
    前記港湾施設の利用申し込みを受け付ける申し込み受付手段と、
    前記申し込み受付手段において受け付けられた利用申し込みに伴って発生する前記作業に係る作業員の携帯端末に前記作業の作業指示を送信する作業指示送信手段とを有することを特徴とする作業管理装置。
  11. 港湾施設の利用申し込みを受け付ける申し込み受付手順と、
    前記申し込み受付手順において受け付けられた利用申し込みに伴って発生する前記港湾施設内の前記作業に係る作業員の携帯端末に前記作業の作業指示を送信する作業指示送信手順とをコンピュータに実行させるための作業管理プログラム。
  12. 港湾施設の利用申し込みを受け付ける申し込み受付手順と、
    前記申し込み受付手順において受け付けられた利用申し込みに伴って発生する前記港湾施設内の前記作業に係る作業員の携帯端末に前記作業の作業指示を送信する作業指示送信手順とをコンピュータに実行させるための作業管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112249583A (zh) * 2020-09-30 2021-01-22 华东师范大学 一种散货码头堆场垛位的智能选择方法及***

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