JP2004134059A - ヘッド・ジンバル組立体の高性能衝撃制限機構 - Google Patents

ヘッド・ジンバル組立体の高性能衝撃制限機構 Download PDF

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Abstract

【課題】頑丈な衝撃制限機構を有するヘッド・ジンバル組立体を提供する。
【解決手段】ヘッド・ジンバル組立体は、ロード・ビーム構造への取付けに先立って、制限器と共にシートから形成されたジンバルを有している。制限器は、それぞれアーム延長部を有する1対のフランジ延長部を有している。フランジ延長部およびアーム延長部は、制限器をロード・ビームの周りに介在させるように、ロード・ビームの先端の周りに曲がっている。アーム延長部の幅は、フランジ延長部の幅より細く、アセンブル後における装置の縦方向および横方向の傾き姿勢を調整するための空間を提供している。
【選択図】図5

Description

 本発明は、広義の概念で言えば、ディスク・ドライブ組立体に係り、とりわけ、ディスク・ドライブ組立体の磁気読取り書込みヘッドのための衝撃を制限するサスペンションに関するものである。
 ディスク・ドライブの作動中に、ディスク表面からデータを読み出すディスク・ドライブ装置が周知である。このようなディスク・ドライブ装置には、一般には、磁気ディスク・ドライブおよび光ディスク・ドライブが含まれる。一般的には、ディスク・ドライブは、スピンドル・モータを介してディスクを回転させることによって作動し、それにより、データをディスク表面の選択された部分またはトラックから読み出し、あるいは書き込むようにディスクを位置決めする。
 通常、読取り書込みヘッドには、周知の方法でディスク表面の上方で浮かび、あるいは浮動するエア・ベアリング面(空気支承面)が含まれる。スライダは、通常、ロード・ビームおよびジンバルを備えたサスペンション組立体を介して、スライダの先端部が後端よりディスク表面から離れる正のピッチ角度で浮動する。スライダは、ジンバルを介してロード・ビームに連結される。ロード・ビームは、ディンプルを介してスライダに荷重を印加する。ディンプルがアクセスを規定し、スライダがジンバルを介して縦方向および横方向に傾く。ディスクの回転によって生じる流体力学的な揚力に基づいてディスクの表面形状に追従することを可能にするために、スライダは、縦および横方向の傾きに対する弾発性を有することが好ましい。
 通常、ジンバルは、エア・ベアリング・スライダがディスク表面上方を浮動する際のスライダの縦および横方向の傾きを可能にする。作動中は、スライダをディスク表面の近くに維持することが重要である。典型的なディスク・ドライブでは、スライダは、ディスク表面にデータを書き込むための磁気変換器要素を保持する。
 ジンバルおよびロード・ビームを含むサスペンション組立体の質量および剛性に応じて、外部振動によってロード・ビームおよびジンバルが共振周波数で励振される。そのため、入力運動または外部振動が実質的に増幅され、ディスク表面に対するスライダの不安定なずれをもたらす。スライダのこのようなずれは、データ損失および/またはディスク表面が損傷する原因になる。
 サスペンション組立体およびスライダに対する外部振動または加振により、スライダおよびサスペンション組立体の動きに変化が生じる。加振力の性質および周波数に応じて、スライダおよびサスペンション組立体に、ねじりモード運動、揺れモード振動および曲げモード共振が生じる。ねじりモード運動は、サスペンション組立体の平面内の軸に関する回転またはねじれに関係している。曲げモード共振は、基本的にディスク表面に対するサスペンション組立体の上下運動に関係している。揺れモード振動は、平面内の横方向運動およびねじれに関係している。スライダの安定した浮動特性を保証するためには、共振運動を制限することが極めて重要である。とりわけ、ねじりモード共振および揺れモード共振は、スライダに横方向の運動をもたらし、ディスク表面のデータ・トラックに対するずれの原因になるため、これらを制御することが重要である。
 一般的に、サスペンション組立体の共振周波数は、サスペンション装置の剛性または弾性、および質量に関係している。そのため、ディンプルに対するスライダの縦方向および横方向の傾きが可能なサスペンション設計を提供する一方で、ディスク・ドライブの作動周波数における揺れモード共振およびねじりモード共振の影響を制限するサスペンション装置を設計することが望ましい。
 いくつかの理由により、変位制限機構が有利である。変位制限機構がないと、例えばディスク・ドライブあるいはラップ・トップ・コンピュータの落下などの衝撃が生じている間、ヘッドの質量により、ジンバルがロード・ビームから引き離される。衝撃により、ジンバルに応力が誘発され、この応力はジンバルを曲げるには十分な大きさであり、それによりディンプルが分離し、および/またはジンバルの縦方向および横方向の静止角度(姿勢)が変化する。変位制限機構は、歪みが、応力をジンバルの降伏点に到達させる十分な大きさにならないことを保証することによって、ディスク・ドライブの故障の原因になるジンバルの分離を防止するように設計されている。
 このような変位制限機構の構造については、広く知られている。一般的には、歪み制限機構の構造は、例えばコンピュータに対する震動あるいは落下などの衝撃における過度の運動を防止するか、またはサスペンション−ジンバル構造に対する非作動損傷を防止するように設計される。
 一般的には、衝撃制限機構のディスク・ドライブ構造への導入には、2通りの方法がある。一方は、ロード・ビーム上に機構を設け、ジンバルと係合して衝撃における過度の運動を制限する方法であり、他方は、ジンバル上に機構を設け、ロード・ビームと係合して衝撃事象中における過度の運動を防止する方法である。
 磁気ディスク・ドライブのサスペンション技術分野においては、通常、ステンレス鋼がスライダの支持構造体として使用される。典型的な構成は、サスペンション・ロード・ビームに溶接される、エッチングされたジンバル・リングから成る。スライダへの電気接続のための回路が、ステンレス鋼製ジンバル上に、または隣接して配置される。組立体は、ロード・ビームから片持ち式になっており、ロード・ビームから突出したディンプルに対して予荷重が印加される。頑丈にするために、ステンレス鋼製ジンバル板にフックが形成され、ロード・ビーム中の開口部を通して差込まれる。この機構は、「制限機構」として機能する。
 このタイプの制限機構は、リフト・タブ機構を末端で支えるために必要な荷重点およびスライダ周辺の材料を利用することができるため、ロード/アンロード型の移動ドライブ・アプリケーションへの組込みには比較的簡単である。しかし、材料の利用可用性、共振の要求水準、「積層」の許容度、スライダ接合領域、組立体・組立工程ための空隙、姿勢調整の可能性および頑丈さなどの数多くの要因により、非ロード/アンロード型設計あるいはコンタクト・スタート・ストップ(CSS)設計へのこのような制限機構の組込みは困難になりつつある。
 非ロード/アンロード型設計およびCSS設計の場合、制限機構係合機構の組み込みに利用できる材料が十分ではない。とりわけ、ロード・ビームの先端が細く、また、一般的に荷重点とビーム端が一致しているため、制限機構係合機構を形成するための余分な材料はほとんど残されていない。
 ヘッド・ジンバル組立体に対する共振要求水準を満足するためには、ロード・アームの先端構造体の質量を最少化しなければならない。とりわけ、構造体に付加される重量を最小にすることが望ましい。重量を付加しなければならない場合は、構造体の質量平衡またはバランスを維持するために、可能な限り構造体の中心線または軸の近くに質量が付加されることが望ましい。質量を最小化し、かつ、付加された質量を中心線の近くに保持することにより、構造の総合共振性能が向上する。
 「積層」の許容度に関しては、(ロード・ビーム中の開口部を通して差込まれるフックのような)制限機構をロード・ビームに組み込むためには、クランプ、成形、溶接、その他の製造段階および製造プロセスのための空隙が必要である。
 更に、制限機構をロード・ビームの開口部に差込む場合、開口部を形成するために、材料をロード・ビームから除去しなければならず、そのために全体としての装置の共振性能が大きな影響を受ける。更に、制限機構構造を提供するためのジンバル/舌状部領域からの材料の除去により、スライダのジンバルへの取り付けに利用できる接合領域の大きさを縮小しなければならない。
 最後に、従来技術による様々な制限機構は、一般的に、例えば金ボール・ボンディング工程のための空隙を必要とし、組立工程における縦方向および横方向の傾き静止姿勢の調整が制限される等の構造上の制限をディスク・ドライブ構造に課している。
 したがって、ロード・ビームの細い形状を維持し、かつ、サスペンションの中心軸(質量中心)に近くの平衡位置への材料の付加がほとんどない頑丈な衝撃制限機構を有することが望ましい。また、ロード・ビームの開口部を必要とせず、接合領域中のジンバルから多量の材料を除去せずに、ジンバルがロード・ビームに取り付けられることが望ましい。また、組立の間、縦方向および横方向の傾きの静止姿勢の調整が可能である頑丈な衝撃制限機構を有することが望ましい。
 回転ディスクを有するディスク・ドライブに使用するための衝撃制限機構は、単一材料片からジンバルと共に一体形成される。衝撃制限機構は、ジンバルの縦軸に対して対称に配列された1対のフランジ延長部を有する。各フランジ延長部は、取付部の先端部を挟んで配置できるアーム延長部を有し、衝撃事象時におけるジンバルのロード・ビームに対する動きを制限する。
 図1は、スライダ12をディスク16のトラック14の上方に位置決めするための駆動組立体を備えた、従来技術によるディスク・ドライブ10の斜視図である。ディスク・ドライブ10は、スピンドル上のアクチュエータ・アーム20を軸22の周りに回転させるボイス・コイル・モータ(VCM)18を備える。ロード・ビーム24は、ヘッド・マウンティング・ブロック26の位置でアクチュエータ・アーム20に連結される。ロード・ビーム24の一端にジンバル28が連結され、ジンバル28にスライダ12が取り付けられる。スライダ12は、ディスク16の同心状のトラック14のデータを読み出し、および/または書き込むための変換ヘッド(図1には図示せず)を有する。ディスク16は、軸30を中心に回転して流体力学上の空気層を生成し、スライダ12をディスク16の表面から僅かな間隔で維持する。図1に、複数の回転ディスク16を有する高容量ディスク・ドライブを示す。ディスク・ドライブは、上部駆動組立体および下部駆動組立体を有しており、下部駆動組立体は、仮想線で示している。
 図2は、スライダ12をディスク16のトラック14の上方に位置決めするための従来技術による駆動組立体32の斜視図である。駆動組立体32は、上組立体32Aおよび下組立体32Bを備えており、それらは同じ組立体である。上組立体32Aおよび下組立体32Bは、いずれもアクチュエータ・アーム20を有し、ロード・ビーム24が、ヘッド・マウンティング・ブロック26の位置でアクチュエータ・アーム20に連結される。ロード・ビーム24の一端にジンバル28が連結され、ジンバル28にスライダ12が取り付けられる。上組立体32Aに保持されるスライダ12は、ディスク16の上表面からデータを読み出し、かつ、書き込む。下組立体32Bに配置されたスライダ12は、ディスク16の下表面からデータを読み出し、かつ、データを書き込む。
 図3は、衝撃制限機構36がロード・ビーム24の開口部38を通して位置付けされる、従来技術によるヘッド・ジンバル組立体34の拡大斜視図である。ジンバル28をロード・ビーム24に取り付けるための溶接ポイント40の位置が影で示されている。従来技術による衝撃制限機構36は、ジンバル28にかかる慣性荷重が、衝撃制限機構36および溶接ポイント40から離れた位置で作用するように、スライダ12の十分後方に位置付けされる。特に矢印(L)で示す方向に衝撃が生じると、この衝撃制限機構36は、ジンバル28およびスライダ12の動きを制限することができない。とりわけ、衝撃制限機構から離れた位置にかかる荷重のためにジンバル28が曲がり、衝撃制限機構36が開口部38を引き伸ばされるため、ジンバル28およびスライダ12の曲げ運動を制限することができない。
 図4は、衝撃制限機構36がジンバル28から形成され、かつ、ロード・ビーム24の開口部38を通して位置付けされる、従来技術によるヘッド・ジンバル組立体34の代替実施例の底面図である。図に示すように、スライダ12が衝撃制限機構36にほぼ直接位置付けされるため、衝撃制限機構36の性能が向上するが、衝撃制限機構をジンバル28から形成するために、スライダ12の下側の接合領域のジンバル28から材料を直接除去しなければならない。この材料除去により、ジンバル28とスライダ12との結合が必然的に弱くなり、衝撃によって、ヘッド・スライダ12とジンバル28が分離する原因になる。
 図3および図4に示す開口部38は、ロード・ビーム24から材料を除去することによって形成される。ロード・ビーム24に衝撃制限機構を差込むための開口部を提供するためには、ロード・ビーム先端部48をより大きくしなければならないため、構造の共振性能が犠牲になる。
 図5に、ロード/アンロード型設計および非ロード/アンロード型設計を含むディスク・ドライブへの適用を意図した、本発明によるヘッド・ジンバル組立体42における衝撃制限機構の構成を示す。図5には、静止姿勢のディンプル46と、ディンプル50を有するロード・ビーム先端部48とを有するロード・ビーム44を示す。ジンバル52は、溶接ポイント54によりロード・ビーム44に取り付けられる。スライダ12(影で示す)は、ジンバル52に結合される。ジンバル52には、可撓性回路56が取り付けられる。ジンバル52は、フランジ部60およびアーム部62を有する制限機構58を有している。
 図に示すように、制限機構58のフランジ部60は、ロード・ビーム先端部48の周りで上向きに曲げられ、アーム部62は、ロード・ビーム先端部48の上で互いの方向に向かって曲げられる。この2つの折曲部が、ジンバル52の平面に対する、角度を決定する。一実施例では、ジンバル52の表面に対する各曲げ角度は約90度である。好適実施例では、曲げ角度は約80度である。衝撃事象が生じると、その衝撃によってジンバル52に応力が誘起される。ジンバル52の変位が、ジンバル52の接合に、損傷の原因になる降伏点応力がかかる十分な大きさの歪みにならないことを保証することによって、アーム部62は、ジンバル52とロード・ビーム44の分離を防止する。
 図6は、図5に示すヘッド/ジンバル組立体42の底面図であり、溶接ポイント54を介してジンバル52に連結されるロード・ビーム44を示す。ディンプル50は、実際にはジンバル52を通して見ることはできないが、分かり易くするために、ジンバル52の舌状部64にディンプル50の位置を示す(仮想線)。図に示すように、制限機構58は、アーム部62を備えたフランジ部60を有し、アーム部62はロード・ビーム先端部48の両側において、ロード・ビーム先端部48の周りに曲げられる。
 通常、フランジ部60およびアーム部62の長さは、ジンバル52の幅によって制限される。ロード・ビーム44が、その長さに沿って延在する、ロード・ビーム44を補強するためのレールを有する場合、アーム部62の長さは、ジンバル52に対するレール端の位置によって制限される。とりわけ、組立工程中に、アーム部62は、ディンプル50に向けて曲げられる。曲げ工程の間、アーム部62とレール端の間には、アーム部62がレールに接触しないような十分な間隙が存在しなければならない。
 図7には、ロード・ビーム44への取付け前のジンバル52を示す。とりわけ、ジンバル52は、機械加工、レーザ処理およびエッチング処理、あるいは任意の周知技術を使用して製造される。図に示すように、ジンバル52は平らであり、ジンバル52の平らな基板から切断によって、制限機構58の形状が形成される。
 ジンバル52がロード・ビーム44に取り付けられると、制限機構58の両側で、ジンバル52のアーム部62と舌状部64の間に、間隙66が存在する。間隙56の最小長さは、典型的には、0.00635cm(2.5ミル)である。これらの間隙56によって、組立工程の間、ヘッド媒体の間隔およびスライダ12の姿勢を一定の範囲で調整することが可能となる。すなわち、制限機構58のアーム部62がロード・ビーム先端部48の周りに曲がられた後であっても、ジンバル52をロード・ビーム先端部48に対して移動させることによってジンバル52を調整することができる。従来技術による、制限機構要素がロード・ビームの本体を貫通してスナップ結合(部材の弾性変形を利用して行われる嵌め合い関係で、嵌合時にパチンという音がする)される「スナップ・フィット(スナップ嵌め:snap fit)」制限機構では、このような調整は不可能である。
 図に示すように、フランジ部60およびアーム部62を含む制限機構58は、ジンバル52の形状の範囲内から切り出されるので、制限機構58の提供のために付加材料がジンバル52に追加されることはない。また、ロード・ビーム44の基板には開口部38が設けられていないため、ロード・ビーム44の基礎伏図は、従来技術による差込み式組立体より小さくすることができる。このような開口部を必要としないため、ジンバル52をロード・ビーム44に接合または溶接するための取付表面を犠牲にすることなく、細いロード・ビーム先端部48を維持することができる。この方法によれば、性能を犠牲にすることなく、ジンバル52の平らな基礎伏図が最小化される。より重要なことには、本発明による制限機構58を実施するために、ロード・ビーム40を変更する必要がない。付加材料が、ロード・ビーム40に追加されないため、共振性能が維持される。更に、ジンバル52から制限機構58を提供するために材料が対称的に除去されるため、組立体38全体の質量変化は、無視することができる程度である。質量変化は、組立体の共振特性に影響を及ぼし、装置の性能を低下させるが、本発明は性能または共振に悪影響を及ぼすことなく実施できる。
 図8a〜図8cは、フランジ部60およびアーム部62が様々な位置にある制限機構58を示す。図8aは、平らな状態の制限機構58を示す。制限機構58は、フランジ部60およびアーム部62を有し、分かり易くするために、ディンプル42の位置が示されている。図に示すように、各アーム部62により間隙56が定まる。また、フランジ折目68およびアーム折目70が点線で示されている。
 図8bでは、制限機構58は、フランジ折目68に沿って一部が曲げられる。底面図から分かるように、フランジ部60は下へ向かって延び、アーム部62は、フランジ部60と同一平面のままである。
 図8cは、完全に組立られた状態にある制限機構58を示し、フランジ折目68に沿ってフランジ部60が曲げられ、アーム折目70に沿ってアーム部62が曲げられている。この完全に組立られた状態では、制限機構58がロード・ビーム44に取り付けられると、図3および図4に示すように、ロード・ビーム先端部48の周りにアーム部62が延びるようになる。
 制限機構58を備えたジンバル52は、印刷回路基板、金属あるいは他の任意の材料の、単一の基板材料片から形成される。ジンバル52は、ロード・ビーム44と同じ材料から形成することも、あるいは異なる材料から形成することもできる。
 通常、制限機構58と共にジンバル52が製造されると、ロード・ビーム44の溶接ポイント54にジンバル52が溶接される。次に、フランジ部60およびアーム部62が、ロード・ビーム先端部48の周りに曲げられ、衝撃制限機構58の組立が完了する。
 本明細書において説明した、制限機構58を備えた構造38では、通常、装置の質量変化に対応する制御装置の調整はほとんど不要である。また、ディスク・ドライブ装置の(組立体または作動上の)許容度または空隙に対する制限機構構造58の影響は、無視できる程度のものである。最後に、アーム部62によって提供される間隙66が、スライダ12の姿勢の調整を可能にしており、姿勢の調整は間隙66の大きさによって制限される。それにより、ディンプル46に合わせてジンバル52を調整することができる。
 本発明では、制限機構58は、荷重点およびスライダの質量中心の近くに配置され、装置の周波数応答性を向上させている。また、荷重点(ディンプル50)の近くに配置されるように制限機構58を設計することにより、従来技術による衝撃制限機構に比べて、より有効に損傷を制限させることができる。さらに、間隙66は、組立工程中における調整が、最大可能になるように設計されている。また、制限機構58を提供するために、スロット、フォーム等のロード・ビーム44の内部機構を必要としないため、ロード・ビーム先端部48を最小化することができる。最後に、制限機構58に対する溶接ポイント54の配置が、衝撃事象時におけるより有効なジンバル52の制御を可能にし、損傷を防止する。
 また、本発明は、スライダ12と舌状部64との間のスライダ接合領域の損失を最小にしている。衝撃事象時の加速荷重下における変位によって、スライダ12および舌状部64の係合が損なわれることはない。
 スライダ12を衝撃制限機構58に隣接して配置することにより、全体としての装置の構造共振が改善されるばかりでなく、ジンバル52上のスライダ12の荷重によるモーメント・アームが質量中心に生じ、衝撃制限機構58を適切に機能させる。最後に、ボール・ボンディング工程およびSA調整工程に対する衝撃制限機構58による影響は、ほとんど皆無である。
 以上、本発明について、好適実施例を参照して説明した。当分野の技術者なら理解できるが、本発明の原理および範囲を逸脱することなく、詳細な形で変更を加えることができる。
従来技術によるアクチュエータ組立体およびロード・ビームを備えたディスク・ドライブの斜視図。 従来技術における駆動組立体の斜視図。 ロード・ビーム中の開口部を通して位置付けされた従来技術による衝撃制限機構の斜視図。 従来技術による他の衝撃制限機構の底面図。 本発明による差込み式衝撃制限機構の平面図。 本発明による差込み式衝撃制限機構の底面図。 組立前の衝撃制限機構の底面図。 曲げる前の制限機構係合要素の底面図。 第1回目の曲げ後の制限機構係合要素の底面図。 第2回目の曲げ後の制限機構係合要素の底面図。
符号の説明
 10 ディスク・ドライブ
 12 スライダ
 14 トラック
 16 ディスク
 18 ボイス・コイル・モータ(VCM)
 20 アクチュエータ・アーム
 22、30 軸
 24、44 ロード・ビーム
 26 ヘッド・マウンティング・ブロック
 28、52 ジンバル
 32、32A、32B 駆動組立体
 34、42 ヘッド・ジンバル組立体
 36、58 (衝撃)制限機構
 38 開口部
 40、54 溶接ポイント
 46、50 ディンプル
 48 ロード・ビーム先端部
 56 可撓性回路
 60 フランジ部
 62 アーム部
 64 舌状部
 66 間隙
 68 フランジ折目
 70 アーム折目

Claims (27)

  1.  回転ディスクと共に使用し、読取り/書込みヘッドをロード・ビームに接続するためのヘッド・ジンバル組立体において、
     前記ヘッド・ジンバル組立体が、前記ロード・ビームと衝撃制限機構とを含み、
     前記ロード・ビームが、アクチュエータ係合端と、アクチュエータ係合端の反対側のジンバル係合端とを有し、
     前記衝撃制限機構が、ジンバルから形成されるとともに、前記衝撃制限機構の縦軸に対して対称に配置された1対のフランジ延長部を有し、
     前記フランジ延長部が、前記ジンバル係合端の先端部を挟んで配置されることにより、衝撃事象の間、前記ロード・ビームに対する前記ジンバルの動きが制限されるヘッド・ジンバル組立体。
  2.  前記衝撃制限機構が、各フランジ延長部から延在するアームを更に含む請求項1に記載されたヘッド・ジンバル組立体。
  3.  各アームが、制限機構の間隙を規定する幅を有する請求項2に記載されたヘッド・ジンバル組立体。
  4.  前記各フランジ延長部が、前記ジンバル係合端の周りで、前記ジンバルに対して約80度の角度で曲げられ、各アームが前記各フランジ延長部に対して約80度の角度で曲げられ、それにより、前記アームが、前記ジンバル係合端に隣接した前記ロード・ビーム上面の上方で、互いの方向に向かって延在している請求項2に記載されたヘッド・ジンバル組立体。
  5.  前記各フランジ延長部が、スライダ接合領域および荷重点に隣接して配置されている請求項1に記載されたヘッド・ジンバル組立体。
  6.  前記フランジ延長部および前記アーム延長部の長さが、前記ジンバルの幅以下である請求項2に記載されたヘッド・ジンバル組立体。
  7.  前記各フランジ延長部から延在する前記アーム延長部が、前記ジンバル係合端の先端部の前記ロード・ビーム上面と、前記フランジ延長部から延在する前記アーム延長部の下端との間の調整間隙を規定する請求項2に記載されたヘッド・ジンバル組立体。
  8.  各フランジ延長部がアーム延長部を有する、1対のフランジ延長部を有する制限機構とともに、ジンバルを、平らな基板からエッチング処理で形成する段階と、
     前記フランジ延長部を前記ジンバルの平らな表面に対して約90度の角度に曲げる段階と、
     前記アーム延長部を互いの方向へ向けて曲げる段階と、
     長手方向に沿って縦方向に延びる端部を有するジンバル係合端を有し、前記端部の周りに、前記フランジ延長部および前記アーム延長部を曲げるようになっている、ディスク・ドライブのロード・アームに、前記制限機構を有する前記ジンバルを取り付ける段階とを含む、衝撃制限機構を製造する方法。
  9.  縦方向および横方向の傾き姿勢を調整する段階を更に含む請求項8に記載された衝撃制限機構を製造する方法。
  10.  前記フランジ延長部および前記アーム延長部が荷重点に極めて接近するように、前記取付ける段階が、前記ジンバルと前記ロード・アームのディンプルとを合わせる段階を更に含む請求項8に記載された衝撃制限機構を製造する方法。
  11.  前記縦方向および横方向の傾き姿勢を、前記荷重点に極めて近くにある前記アーム延長部によって最大にされる調整範囲内で調整する段階を更に含む請求項10に記載された衝撃制限機構を製造する方法。
  12.  前記フランジ延長部を前記ジンバルに対して約80度の角度で曲げ、前記アーム延長部を前記フランジ延長部に対して約80度の角度で曲げる請求項8に記載された衝撃制限機構を製造する方法。
  13.  前記取付け段階が、前記制限機構を備えた前記ジンバルを前記ジンバル係合端に隣接して位置付けする段階と、前記ジンバルを、前記ジンバル係合端に隣接する前記ロード・アームに溶接する段階とを含む請求項8に記載された衝撃制限機構を製造する方法。
  14.  前記フランジ延長部および前記アーム延長部が、前記ジンバルに取り付けられるスライダの質量中心に隣接して位置付けられる請求項8に記載された衝撃制限機構を製造する方法。
  15.  前記アーム延長部を曲げる段階が、前記アーム延長部を前記ロード・アームの前記ディンプルに向けて曲げる段階を含む請求項8に記載された衝撃制限機構を製造する方法。
  16.  アクチュエータ・アーム、ロード・ビーム、ジンバルおよびスライダを有するディスク・ドライブ装置に使用するための衝撃制限機構において、前記衝撃制限機構が前記ジンバルと一体で形成され、更に、前記衝撃制限機構が
     前記ロード・ビームの先端部に対して、前記ジンバルの本体の両側に対称に配置され、前記ジンバルの平らな表面に対して約90度の角度で前記ジンバルの本体から延在する1対のフランジ延長部と、
     各アーム延長部が、前記フランジ延長部の平らな表面に対して約90度の角度で、互いの方向に向かいあって、各フランジ延長部から延在しており、それにより前記ロード・ビームの先端部を挟んで配置されるようになっている1対のアーム延長部とを含む衝撃制限機構。
  17.  前記ジンバルが、溶接ポイントによって、前記ロード・ビームに取り付けられている請求項16に記載された衝撃制限機構。
  18.  前記フランジ延長部が、前記ジンバルの形状の範囲内に限定される請求項16に記載された衝撃制限機構。
  19.  前記アーム延長部の幅が、前記フランジ延長部の幅より小さくなっていることにより、前記ロード・ビーム先端部の上面と前記アーム延長部の下端との間で、アーム拡張部によって間隙が規定され、それにより、設置後における前記ジンバルの縦方向および横方向の傾きの調整が可能になっている請求項16に記載された衝撃制限機構。
  20.  前記衝撃制限機構が、前記ジンバル、およびサスペンション・アームと、同一材料から形成される請求項16に記載された衝撃制限機構。
  21.  前記フランジ延長部および前記アーム延長部が、前記ジンバルに取り付けられるスライダの質量中心に隣接して位置付けされている請求項16に記載された衝撃制限機構。
  22.  前記フランジ延長部が、前記ロード・ビームの前記ジンバルに向かって曲げられている請求項16に記載された衝撃制限機構。
  23.  前記フランジ延長部により、回転ディスクの表面に対する前記ジンバルの姿勢を調整するための前記間隙が規定されている請求項16に記載された衝撃制限機構。
  24.  前記間隙が、前記ロード・ビームの厚さより大きくなっている請求項23に記載された衝撃制限機構。
  25.  前記フランジ延長部が、ジンバル・スライダ組立体の質量中心または質量中心の近傍に配置されるように設計される請求項16に記載された衝撃制限機構。
  26.  前記フランジ延長部が、前記スライダを前記ジンバルに接合させるための、前記ジンバルの舌状部の領域を最大にするようになっている請求項16に記載された衝撃制限機構。
  27.  前記制限機構を前記ロード・ビームの中心線に極めて近接して配置することにより、ヘッド・ジンバル組立体の共振性能が向上するようになっている請求項16に記載された衝撃制限機構。
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