JP4330521B2 - ヘッドサスペンション及びその加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータ等の情報処理装置に内蔵されるディスク装置のスライダを支持するヘッドサスペンション及びその加工方法に関する。
ハードディスクを用いる磁気ディスク駆動装置(HDD)のヘッドは、高速で回転するハードディスク上をスライダが僅かに浮上した状態となり、スライダに内蔵されたトランスジューサを介してハードディスクに対するデータの書き込み、読み取りを行う。このためスライダは、ヘッドサスペンションによって支持され、ハードディスクから浮上可能となっている。
この種の磁気ディスク駆動装置は、ハードディスク停止時にスライダを記録トラック外に退避させるための手段として、従来よりコンタクトスタートストップ「CSS(Contact start stop)」方式と、ロードアンロード「LUL(Load unload )」方式とが知られている。
図11は、CSS方式及びLUL方式を示し、(a)(b)は、CSS方式を示す斜視図、(c)は、LUL方式を示す斜視図、(d)(e)(f)はディスク表面を拡大して示す一部拡大斜視図である。
図11(a)(b)のCSS方式では、ヘッドサスペンション101のヘッド103を、ハードディスク105の停止時に内周部のCSS領域107まで移動させる。このCSS方式では、停止したハードディスク105表面にスライダ109が吸着することを避けるために、(d)又は(e)のようにハードディスク105の面処理を行っている。(d)の面処理は、(a)の例であり、ハードディスク105のCSS領域107を含めた全体の表面を機械加工やスパッタにより凹凸を設けてある程度粗いものとしている。(e)の面処理は、(b)の例であり、ハードディスク105のCSS領域107の表面をレーザー加工や機械加工により凹凸を設けてある程度粗いものとしている。
これに対し、図11(c)のLUL方式は、ランプロード方式とも呼ばれ、ハードディスク105側方に合成樹脂製のランプブロック111を備えている。ハードディスク105停止時には、ヘッドサスペンション101が退避位置まで移動する間に、ヘッドサスペンション101のヘッド103先端のタブ(ロードバー、ランプ接触部、角部等とも称される。)がランプブロック111の斜面に摺動ガイドされ、スライダ109がハードディスク105上から離間するようにしている。
従って、LUL方式では、ハードディスク105の停止時にスライダ109がハードディスク105から離れるため、スライダ109及びハードディスク105間の摩擦力は働かず、持ち運び等の際にハードディスク105が回転してもスライダ109が摩擦力の影響を受けることはない。
これに対し、CSS方式は、以下のような問題を招く恐れがある。
図12は、CSS方式においてスライダ109に働く摩擦力の変化とスライダ109及びハードディスク105間の摩擦による振動の大きさをアコースティックエミッションとして捉えたものである。図12の横軸は時間(秒)、縦軸は電圧(v)を表す。
前記CSS方式において、ハードディスク105の回転及び停止によりスライダ109が浮上及び降下する際にハードディスク105及びスライダ109間の摩擦によりスライダ109にハードディスク105回転方向の摩擦力が働く。図12に主体的に現れている波形112がスライダ109に働く摩擦力の変化であり、比較的小さく現れている波形114がハードディスク105の回転及び停止の際のばたつきによりスライダ109及びハードディスク105間の摩擦による振動の大きさをアコースティックエミッションとして捉えたものである。
図12のように、スライダ109の浮上時及び降下時に、摩擦力が大きく働き、また、浮上時及び降下時にばたつきによりスライダ109がハードディスク105をたたいていることが分かる。
近年では、スライダ109のフライハイトをより一層下げることで記憶容量を上げようとするため、前記ハードディスク105上に上記のように凹凸を設けることができない場合がある。また、スライダパッドを高くできない場合、潤滑剤厚みを厚くできない場合がある。従って、前記摩擦力が益々増大する傾向にある。
このような状況で、例えばハードディスク105の停止時、駆動モータはフリーの状態になるため、持ち運びの際などに駆動モータが逆転し、ハードディスク105が逆回転することにより該ハードディスク105及びスライダ109間の摩擦力を介してヘッドのタングがキャリッジ方向へ変位する力を受けることがある。
図13は、タングがキャリッジ方向への力を受ける前後の状況を示し、(a)は変位前、(b)は変位後の説明図である。
図13では、スライダ109が摩擦力を受ける状況に代えて、治具113により擬似的に力を加えた。(a)の状態から治具113により徐々に力を加えると(b)のようにアウトリガー115が次第に変形する。すなわち、スライダ109が上記のように摩擦力を受けたときも同様な状況となる。このようにアウトリガー115が変形すると、ハードディスクに対するスライダ109の設定ピッチ角に変化を招くする恐れがあり、スライダ109による情報の書き込み、読み取りに障害を招くことになる。また、フレキシャ117の永久変形に至る場合もある。
図14は、フレキシャの永久変形を示す説明図である。
前記アウトリガー115の変形が更に進むと、座屈変形により図14のようにフレキシャ117が永久変形を起こし、情報の書き込み、読み取りができなくなる。
図15は、スライダに働く逆転時の摩擦力による座屈変形の状況を示すグラフである。横軸は変位(μm)、縦軸は力(gf)を表す。
図15のように、スライダ109に働く摩擦力が20(gf)を越える当たりからフレキシャの座屈変形が始まっている。変位90μm付近から荷重が再び上昇しているのは、アウトリガーの変形が進んでハードディスク表面に接触したからである。
このように、フレキシャの座屈変形によりタングの変位が大幅に増大している。これに対し、タングの変位を規制するリミッタを備えたヘッドサスペンションもある。
図16は、リミッタを備えたヘッドサスペンションの一部省略斜視図である。図16のヘッドサスペンション101Aでは、ヘッド103Aのタング119にT型リミッタ121を備えている。このT型リミッタ121は、タング119がばたつくときにロードビーム123側に係合させ、スライダ109のばた付きを抑制するものである。このT型リミッタ121においても、前記のような摩擦力によりタング119が変位したとき、T型リミッタ121をフレキシャ117Aの一部125に当接させることはできる。しかし、T型リミッタ121は、あくまでもスライダ109Aのばた付きを抑制するものであり、摩擦力によるタング119側の変位を抑制することはできなかった。
図17は、図15と同様にフレキシャの座屈変形の状況を示すグラフである。図17の荷重変化も図15と同様であり、フレキシャは座屈変形している。変形の途中でT型リミッタ121がフレキシャ117Aの一部125に接触はしているが(変位80μmからの直線部)、荷重変化の傾向はほとんど変わらず、座屈変形を抑制するには至っていない。
従って、CSS方式においてスライダよる情報の書き込み、読み取りを正確に行なわせるには、ハードディスク逆回転時のフレキシャの変形を抑制することが肝要である。
USP5,771,136
解決しようとする問題点は、CSS方式においてハードディスクの逆回転時にフレキシャが摩擦力により変形する点である。
本発明は、ハードディスク逆回転時にフレキシャが摩擦力により変形すことを抑制可能とするため、フラキシャ又はロードビームに、ハードディスクの逆回転によりハードディスク及びスライダ間の摩擦力により招来するタングの変位を規制するリミッタを設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明のヘッドサスペンションは、フレキシャ又はロードビームに、ハードディスクの逆回転によりハードディスク及びスライダ間の摩擦力により招来するタングの変位を規制するリミッタを設けたため、ハードディスクの逆回転時にタングの変位を一定範囲に規制することができ、スライダのピッチ角を正確に保持し、或いはフレキシャの座屈変形を抑制することができる。
ハードディスク逆回転時にフレキシャが摩擦力により変形すことを抑制するという目的を、リミッタを設けることにより実現した。
[ヘッドサスペンションの全体構成]
図1〜図4は、本発明実施例1の係り、図1は、ヘッドサスペンションの斜視図、図2は、同要部拡大平面図、図3は、図3SA−SA矢視における要部断面図、図4は、ヘッドサスペンションの一部省略斜視図である。
図1のように、ヘッドサスペンション1は、ロードビーム3と、ベース部5と、フレキシャ7とを備えている。
前記ロードビーム3は、ヘッド19に負荷荷重を与えるもので、剛体部9とばね部11とを備えている。前記剛体部9は、例えばステンレス鋼で形成され、その厚みは比較的厚く、例えば100μm程度に設定されている。
前記ばね部11は、前記剛体部9とは別体に形成されたもので、例えばばね性のある薄いステンレス鋼圧延板からなり、前記剛体部9よりもそのばね定数が低く、精度の高い低ばね定数を有している。このばね部11の板厚は例えば、t=40μm程度に設定されている。このばね部11は、その一端部が前記剛体部9の後端部にレーザ溶接などによって固着されている。前記ばね部11の他端部には、補強プレート13が一体に設けられている。
前記ベース部5は、ベースプレート15を有している。このベースプレート15は前記補強プレート13に重ね合わされ、レーザ溶接などによって相互に固着されている。従って、ベースプレート15が補強プレート13により補強されてベース部5が構成されている。このベース部5が、キャリッジのアームに取り付けられ、軸回りに回転駆動される。従って、ベース部5は、ロードビーム3を弾性支持するアーム側の構成となっている。
前記フレキシャ7は、ばね性を有する薄いステンレス鋼圧延板などの金属基板の表面に、電気絶縁層を介して導電配線17が形成され、レーザ溶接などによって剛体部9に固着されている。前記導電配線17の一端は、ヘッド19の書き込み、読み取り用の端子21に導通接続され、他端はベース部5側に延設されている。
前記ヘッド19には、前記フレキシャの左右のアウトリガー23が延設され、アウトリガー23の先端に、タング25が片持ち状に設けられている。タング25は、自由端27が、ベース部5側へ指向しており、左右アウトリガー23間に、左右ほぼ均等な間隔29を置いて配置されている。前記導電配線17は、タング25及びアウトリガー23間では、左右間隔29上を通っている。
前記タング25は、前記ロードビーム3側のディンプル31に当接している。ディンプル31の高さは、70μm程度であり、タング25がディンプル31に当接することでヘッド19の揺動自由度を保持している。このタング25に、図3,図4で示す書き込み、読み取り用のスライダ33が装着されている。スライダ33には、前記端子21に対応した端子が備えられ、相互に導通接続されている。
[リミッタ]
前記フレキシャ7には、リミッタ35が設けられている。リミッタ35は、ハードディスクの逆回転により該ハードディスク及びスライダ33間の摩擦力により招来するタング25の変位を規制するものである。
前記リミッタ35は、前記ロードビーム3の延出方向でタング25の自由端27よりもアーム側、すなわちベース部5側に設けられている。リミッタ35は、前記タング25に対向して前記フレキシャ7の一部37に一体に設けられている。
前記リミッタ35は、前記フレキシャ7を折り起こして形成したものである。ずなわち、フレキシャ7の一部37は、前記タング25の自由端27に対してほぼ平行な縁部39を備え、該縁部39とタング25の自由端27との間に、間隔41が設けられ、間隔41内でリミッタ35が折り起こされている。
さらに説明すると、フレキシャ7の縁部39から間隔41内に突片部43が一体に突設されている。突片部43は、平面視で矩形に形成され、タング25の自由端27に対して平行な縁部45を有している。突片部43の一側に、リミッタ35が折り起こされている。
前記リミッタ35は、前記ロードビーム3の延出方向である図4矢印Xに沿ったライン47により突片部43からほぼ直角に折り返され、突片部43との間は、アール49により一体に連続している。前記タング25の自由端27に対し、リミッタ35の当接部51は、前記突片部43の縁部45と面一になっている。リミッタ35の当接部51とタング25の自由端27との間には、図3のように隙間Sが設定されている。隙間Sは、本実施例において、ほぼ50μmに設定されている。S=50μmは、フレキシャ7をエッチングで形成することから、エッチングにより設定できる限界とした。すなわち、リミッタ35をフレキシャ7に形成するので、隙間Sの設定精度をエッチングの精度と同等にすることができる。但し、他の加工により隙間Sをより狭く形成してもよい。
[変位規制]
前記のようにハードディスクの停止時、駆動モータはフリーの状態になり、持ち運びの際などにモータが逆転し、ハードディスクの逆回転により該ハードディスク及びスライダ33間の摩擦力によりヘッド19のタング25がキャリッジ方向、すなわちベース部5側へ変位する力を受ける。
前記タング25が前記のように力を受けるとアウトリガー23が次第に変形してタング25がリミッタ35側へ変位する。このタング25の変位が、設定された隙間S=50μmをほぼ吸収するとタング25の自由端27が、リミッタ35の当接部51に当接し、タング25のそれ以上の変位を規制することができる。このときリミッタ35に働く応力は、圧縮方向であり、リミッタ35自体の変形を確実に抑制することができる。
図5は、スライダ33に働く逆転時の摩擦力によるフレキシャ7の反力荷重の変化を示すグラフである。横軸は変位(μm)、縦軸は力(gf)を表す。
図5のように、スライダ33に働く摩擦力の増大と共にタング25が変位し、フレキシャ7は変形するが、タング25がほぼ50μm変位したところで反力荷重が急増し、タング25がリミッタ35に当接して、変位が規制されることがわかる。
このため、アウトリガー23の変形を一定範囲に制限することができ、その弾性復元力によってスライダ33のピッチ角の変化を確実に抑制することができる。また、アウトリガー23が大きく変形することでフレキシャ7が座屈変形することも抑制することができる。従って、スライダ33による情報の書き込み、読み取りを確実に行わせることができる。
また、本実施例では、リミッタ35が、ロードビーム3の延出方向でタング25の自由端27よりもアーム側、すなわちベース部5側に設けられているため、リミッタ35を折り起こすための折り起こし代を、間隔41に設けることができ、アウトリガー23とタング25との間の間隔29に設定する必要がない。
従って、空間29に折り起こし代を採る場合には、リミッタ35の折り起こしの前に予めフレキシャ7に取り付けられる導電配線17とタング25との間にリミッタ35の折り起こし代が存在することになり、リミッタ35の折り起こし後に間隔29が不必要に大きく残り、アウトリガー23を含めたヘッド19全体の幅が大きくなる恐れがあるのに対し、上記実施例の場合には、間隔29を適正にすることでヘッド19の小型化を図ることができる。
図6は、本発明の実施例2に係り、タング及びリミッタの関係を示す要部拡大斜視図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一構成部分には同符号を付して説明する。
本実施例では、エンボス部53を設けたものである。エンボス部53の突出方向は、リミッタ35と同側である。エンボス部53は、フレキシャ7の縁部39側から突片部43にかけて設けられ、ロードビーム3の延出方向に平行に形成されている。
従って、タング25の当接方向に対し突片部43の剛性を向上させることができ、リミッタ35による反力荷重の増大をより急峻にすることができ、より確実に変形を抑制することができる。
図7は、本発明の実施例3に係り、(a)は、リミッタを示す要部拡大斜視図、(b)は、同要部拡大側面図、(c)は、折り曲げ線を示す要部平面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にAを付して説明する。
本実施例のリミッタ35Aは、ロードビームの延出方向に対し斜めに折り起こしてタングの自由端に対向させた。すなわち、リミッタ35Aの折り起こしを、(a)(c)で示すロードビームの延出方向である矢印Xに対し斜めのライン55に沿って行っている。突片部43には、(c)のように、折り起こし後にリミッタとなる部分35Aaに当接部となる傾斜部51Aaが設けられている。
前記斜めのライン55に沿った折り起こしにより、(a)(b)のように前記部分35Aaがリミッタ35Aとなり、傾斜部51Aaが当接部51Aとなる。また、当接部51Aを、(b)のように突片部43の縁部45よりもタング25の自由端27へより近接させ、当接部51Aを自由端27に平行に対峙させることができる。すなわち、突片部43の縁部45及びタング25の自由端27間の隙間S1=50μmに対し、リミッタ35Aの当接部51A及びタング25の自由端27間の隙間S=20μmなどの設定も可能となる。
かかる設定により、本実施例では、フレキシャ7の変形をより確実に規制することができる。
図8は、本発明の実施例4に係り、リミッタを示す要部拡大斜視図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にBを付して説明する。
本実施例では、リミッタ35Bを突片部43Bの左右両側に折り起こしたものである。
従って、本実施例では、タングの当接部51Bも左右対称に一対設けられることになり、タングを両当接部51Bで受けることにより、左右方向への変形も抑制することが可能となる。
図9は、本発明の実施例5に係り、リミッタを示す要部拡大斜視図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にCを付して説明する。
本実施例では、リミッタ35Cをフレキシャ7の一部37に対向してタング25の自由端27に一体に設たものである。リミッタ35Cは、タング25の自由端27から一体に突設された突片部43Cから折り起こされ、折り起こしのライン47Cは、ロードビームの延出方向である矢印Xに沿った方向となっている。リミッタ35Cの当接部51Cは、フレキシャ7の一部37の縁部39に当接する。
従って、タング25の変位に際しては、リミッタ35Cの当接部51Cが、フレキシャ7の縁部39に当接し、前記同様にフレキシャ7の変形を抑制することができる。
図10は、本発明の実施例6に係り、ヘッドサスペンションの要部拡大斜視図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にDを付して説明する。
本実施例のヘッドサスペンション1は、リミッタ35Dをタング25に対向してロードビーム3Dの一部に一体に設けたものである。すなわち、実施例1のフレキシャ7に設けた突片部43及びリミッタ35を省き、間隔41D内でロードビーム3Dからリミッタ35Dを切り起こしたものである。
従って、本実施例においても、リミッタ35Dによりタング25を当接させ、フレキシャ7の変形を抑制することができる。
なお、上記各実施例では、フレキシャ又はロードビームにリミッタを一体に形成したが、別体のリミッタを接着などにより取り付けることも可能である。
ヘッドサスペンションの平面図である(実施例1)。 ヘッドサスペンションの要部拡大平面図である(実施例1)。 SA−SA矢視における要部断面図である(実施例1)。 ヘッドサスペンションの一部省略斜視図である(実施例1)。 タングの変位とフレキシャ反力との関係のグラフである(実施例1)。 タング及びリミッタの関係を示す要部拡大斜視図である(実施例2)。 (a)は、リミッタを示す要部拡大斜視図、(b)は、同要部拡大側面図、(c)は、折り曲げ線を示す要部平面図である(実施例3)。 リミッタを示す要部拡大斜視図である(実施例4) リミッタを示す要部拡大斜視図である(実施例5)。 ヘッドサスペンションの要部拡大斜視図である(実施例6)。 (a)(b)は、CSS方式を示す斜視図、(c)は、LUL方式を示す斜視図、(d)(e)(f)はディスク表面の凹凸を拡大して示す一部拡大斜視図である(従来例)。 CSS方式においてスライダに働く摩擦力の変化とスライダがハードディスクをたたく力を示すグラフである(従来例)。 タングがキャリッジ方向への力を受ける前後の状況を示し、(a)は変位前、(b)は変位後の説明図である(従来例)。 フレキシャの永久変形を示す説明図である(従来例)。 フレキシャの座屈変形の状況を示すグラフである(従来例)。 リミッタを備えたヘッドサスペンションの一部省略斜視図である(従来例)。 フレキシャの座屈変形の状況を示すグラフである(従来例)。
符号の説明
1 ヘッドサスペンション
3,3D ロードビーム
5 ベース部(アーム側)
7 フレキシャ
19 ヘッド
25 タング
27 自由端
33 スライダ
35,35A,35B,35C,35D リミッタ

Claims (7)

  1. 軸回りに回転駆動されるアーム側に弾性支持されハードディスクに対して情報の書き込み,読み取りを行うスライダを有するヘッドに負荷荷重を与えるロードビームと、
    前記スライダをタングに支持して前記ロードビームに取り付けられたフレキシャとを備え、
    前記フレキシャ又はロードビームに、前記ハードディスクの逆回転により該ハードディスク及びスライダ間の摩擦力により招来するタングの変位を規制するリミッタを設けた
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  2. 請求項1記載のヘッドサスペンションであって、
    前記リミッタは、前記ロードビームの延出方向でタングの自由端よりも前記アーム側に設けられた
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  3. 請求項2記載のヘッドサスペンションであって、
    前記リミッタは、前記タングの自由端に対向して前記フレキシャの一部に一体に設けられた
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  4. 請求項2記載のヘッドサスペンションであって、
    前記リミッタは、前記フレキシャの一部に対向して前記タングの自由端に一体に設けられた
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  5. 請求項2記載のヘッドサスペンションであって、
    前記リミッタは、前記タングに対向して前記ロードビームの一部に一体に設けられた
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のヘッドサスペンションであって、
    前記リミッタは、前記フレキシャ又はロードビームを折り起こして形成された
    ことを特徴とするヘッドサスペンションの加工方法。
  7. 請求項6記載のヘッドサスペンションであって、
    前記リミッタは、前記ロードビームの延出方向に対し斜めに折り起こして前記タングの自由端に対向させた
    ことを特徴とするヘッドサスペンションの加工方法。
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