JP2004130771A - 写真画像印刷装置、写真画像閲覧用プログラム、写真画像印刷装置による写真画像の提供方法及びパーティにおけるサービスの提供方法 - Google Patents

写真画像印刷装置、写真画像閲覧用プログラム、写真画像印刷装置による写真画像の提供方法及びパーティにおけるサービスの提供方法 Download PDF

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Nobutaka Suzuki
鈴木 伸隆
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Abstract

【課題】パーティにおいて撮影した写真の受け渡しを容易に行うことができ、パーティにおける新たな催しを提供することができる装置と方法を提供する。
【解決手段】写真画像印刷装置Aは、装置本体部10と、カメラドック35と、収納部40と、移動機構部50とを有していて、装置本体部10は、入力機能付き表示部12と、メモリーカードドライブ20と、ディスクドライブ22と、プリンタと、CPUと、記憶部とを有している。パーティ等においてデジタルカメラで撮影した写真画像は、メモリーカードをメモリーカードドライブ20に挿入することによりデータの読取りが行われ、表示された写真の中から印刷する写真を選択して印刷を行う。また、印刷した写真画像のデータは、記憶部に記憶され、ディスクドライブ22に挿入されたディスクに書き込むことができる。その際、写真画像のデータを閲覧するプログラムとともに書込みを行う。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラで撮影された写真画像を印刷する写真画像印刷装置に関するものであり、また、パーティにおけるサービスを提供するサービス提供方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より結婚披露宴等のパーティにおいては、参列者はカメラを持参する場合が多い。そして、現在では、アナログカメラのみならず、デジタルカメラも普及しており、デジタルカメラをパーティに持参する者も増加している。特に、 デジタルカメラは、撮影して得た写真画像データをデジタルデータとして記録し、パソコン等に取り込んで表示したり、各種加工処理ができることから近年普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、パーティにおいてカメラで撮影した写真を被写体となった者に渡すには従来では手間が掛かるという問題があった。つまり、カメラがアナログカメラの場合でもデジタルカメラの場合でも、撮影したカメラを持ち帰ってプリントした後に被写体となった者に渡す必要があり、場合によっては、郵送により送らなければならないという問題があった。また、特にカメラがアナログカメラの場合には、撮影が成功しているか否かを確認することができないという問題もあった。
【0004】
また、インスタントカメラによりその場で撮影した写真を得ることができる場合もあるが、その場合には、1回の撮影により1枚しか写真を得ることができないという問題がある。つまり、1つの写真画像を複数枚プリントすることができないことから、集合写真を撮った場合等において、被写体となった全ての者に写真を渡すことができないという問題があった。
【0005】
また、結婚披露宴等におけるパーティにおいて催される催しとしては、カラオケ、スライド等が定番化しているが、従来にない新たな催しが要望されていた。
【0006】
そこで、本発明は、パーティにおいて撮影した写真の受け渡しを容易に行うことができるとともに、1回の撮影で複数の写真をプリントして得ることができ、さらには、パーティにおける新たな催しを提供することができる装置と方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、所定のデータを記憶する記憶装置と、記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該記憶装置に記憶しておくとともに、該入力装置から所定の書込み指示操作があった場合に、該記憶装置に記憶されている該印刷写真画像データを記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御する制御装置と、を有することを特徴とする。
【0008】
この第1の構成の写真画像印刷装置においては、該読出し装置によりデジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出して、読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを該印刷装置により印刷するとともに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該記憶装置に記憶しておく。そして、入力装置から所定の書込み指示操作があった場合に、該書込み装置により、該記憶装置に記憶されている該印刷写真画像データを記録媒体に書き込む。よって、本発明の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、印刷した写真画像のデータを記録媒体に保存しておくことができるので、結婚披露宴等のパーティにおいて使用した場合に、該写真画像のデータを記録した記録媒体を記念として取っておくことができるとともに、記録媒体に記録されたデータを挨拶状等に活用することが可能となる。
【0009】
また、第2には、上記第1の構成において、上記制御装置は、上記写真画像印刷装置の起動後最初に上記印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該記憶装置に所定の記憶領域を作成して該記憶領域に該印刷写真画像データを記憶し、その後、印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該作成された記憶領域に記憶していき、上記記憶媒体に書き込む際には、該記憶領域に記憶されたデータを書き込むとともに、印刷写真画像データを該記憶領域に記憶する際には、該印刷写真画像データに写真画像のファイル名と撮影時刻の情報を付加して記憶し、また、写真画像データの印刷が行われた場合に、その写真画像のファイル名と同一のファイル名であり、かつ、該写真画像の撮影時刻と同一の撮影時刻である情報が付加されている写真画像がすでに該記憶領域に記憶されている場合には、印刷を行った該写真画像の記憶を中止することを特徴とする。
【0010】
よって、同一の写真画像データを重複して記憶装置に記憶するおそれがなく、結果として、同一の写真画像データを重複して記録媒体に書き込むおそれがない。
【0011】
また、第3には、上記第2の構成において、上記制御装置は、上記記憶領域に印刷写真画像データを記憶する際には、撮影時刻の情報に従い、撮影時刻順に各印刷写真画像データを並べた状態となるように記憶を行うことを特徴とする。よって、印刷写真画像データが記録されたディスクを閲覧する際にも、撮影時刻順に閲覧することができる。
【0012】
また、第4には、上記第1から第3までのいずれかの構成において、上記記憶装置には、撮影者の異なる印刷写真画像データであっても同一の記憶領域に記憶され、該撮影者の異なる印刷写真画像データが、上記書込み装置により記録媒体に書き込まれることを特徴とする。
【0013】
また、第5には、上記第1から第4までのいずれかの構成において、上記記憶装置には、上記記録媒体に書き込まれた上記印刷写真画像データを閲覧するための閲覧用プログラムのデータが記憶されていて、上記制御装置は、上記印刷写真画像データを記録媒体に書き込む際に、該閲覧用プログラムのデータとともに該印刷写真画像データを該記録媒体に書き込むように上記書込み装置を制御することを特徴とする。
【0014】
よって、閲覧用プログラムのデータとともに該印刷写真画像データが該記録媒体に書き込まれるので、該印刷写真画像データを容易に閲覧することが可能となる。
【0015】
また、第6は、上記第5の構成において、上記閲覧用プログラムが、上記印刷写真画像データを一覧表示するとともに、一覧表示された印刷写真画像データの中から操作者により指定された写真画像のデータを拡大表示する処理と、上記印刷写真画像データにおける写真画像のデータを操作者に選択させるとともに、複数のポストカード作成用のフレームを表示して操作者に所定のフレームを選択させることによりポストカードの設計を行うとともに、所定のWebサイトにインターネットを介して接続することにより、設計したポストカードの注文を可能とする処理と、を行なうことを特徴とする。
【0016】
よって、写真画像を1つずつ拡大して閲覧することができるとともに、撮影して得た写真画像を活用したポストカードを容易に作成して注文することができる。
【0017】
また、第7には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御する制御装置と、を有することを特徴とする。
【0018】
この第7の構成の写真画像印刷装置においては、該読出し装置によりデジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出して、読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを該印刷装置により印刷するとともに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御する。よって、本発明の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、印刷した写真画像のデータを記録媒体に保存しておくことができるので、結婚披露宴等のパーティにおいて使用した場合に、該写真画像のデータを記録した記録媒体を記念として取っておくことができるとともに、記録媒体に記録されたデータを挨拶状等に活用することが可能となる。なお、この第7の構成において、上記第2から第4までの構成を適用する場合に、記憶装置に記憶領域を作成することなく、直接記録媒体に記憶するようにしてもよい。
【0019】
また、第8には、上記第1から第7までのいずれかの構成において、上記写真画像印刷装置が、さらに、デジタルカメラを載置するとともにデジタルカメラに記録された写真画像のデータを読み出すためのトレー状の読出し装置であるドックを有し、上記制御装置は、該ドックにより読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とする。
【0020】
よって、ドックにデジタルカメラを用意しておけば、パーティの出席者等がデジタルカメラを持参していなくても、該デジタルカメラを利用して撮影し、その場で印刷することが可能となる。
【0021】
また、第9には、上記第1から第8までのいずれかの構成において、上記制御装置は、上記表示装置に、選択可能な記録媒体を表示する記録媒体選択用画面であって、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示し、各表示部が操作用ボタンとなっている記録媒体選択用画面を表示し、操作者が、いずれかの表示部を選択することにより記録媒体の種類を選択することができることを特徴とする。
【0022】
よって、メモリカードの種類が記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示されるので、記録媒体の種類の特定が容易となり、また、各表示部が操作用ボタンとなっているので、使用している記録媒体を示す表示部をそのまま操作すればよく、使い勝手をよくすることが可能となる。
【0023】
また、第10には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し手段と、該読出し手段により読み出された写真画像のデータを表示する表示手段と、該表示手段に表示された写真画像の中から印刷する写真画像を選択する入力手段と、該表示手段により写真画像のデータが表示された状態で、該入力手段により写真画像の選択が行われた場合に、選択された写真画像のデータを印刷する印刷手段と、該印刷手段により印刷された写真画像についてのデータである印刷写真画像データを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている印刷写真画像データを記録媒体に書き込む書込み手段と、を有することを特徴とする。
【0024】
この第10の構成の写真画像印刷装置においては、該読出し装置によりデジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータが読み出されると、該表示手段により、該読出し手段により読み出された写真画像のデータが表示される。そして、操作者が、入力手段により、該表示手段に表示された写真画像の中から印刷する写真画像を選択すると、該印刷手段は、選択された写真画像のデータを印刷する。また、記憶手段は、該印刷手段により印刷された写真画像についてのデータである印刷写真画像データを記憶し、該書込み手段は、該記憶手段に記憶されている印刷写真画像データを記録媒体に書き込む。よって、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、印刷した写真画像のデータを記録媒体に保存しておくことができるので、結婚披露宴等のパーティにおいて使用した場合に、該写真画像のデータを記録した記録媒体を記念として取っておくことができるとともに、記録媒体に記録されたデータを挨拶状等に活用することが可能となる。
【0025】
なお、この第10の構成に従属する構成として、以下の構成としてもよい。つまり、「上記記憶手段には、上記記録媒体に書き込まれた印刷写真画像データを閲覧するための閲覧用プログラムのデータが記憶されていて、上記書込み手段は、上記印刷写真画像データを記録媒体に書き込む際に、該閲覧用プログラムのデータとともに該印刷写真画像データを該記録媒体に書き込むことを特徴とする。」としてもよい。
【0026】
また、上記第10の構成又は第10の構成に従属する構成に従属する構成として、以下の構成としてもよい。つまり、「上記読出し手段が、さらに、デジタルカメラを載置するとともにデジタルカメラに記録された写真画像のデータを読み出すためのトレー状の読出し装置であるドックを有することを特徴とする。」としてもよい。
【0027】
また、第11には、上記第1から第10までのいずれかの構成において、上記写真画像印刷装置が、写真画像印刷装置を移動させるための移動機構部を有することを特徴とする。よって、写真画像印刷装置を容易に移動させることができ、パーティ会場等にも容易に搬入することが可能となる。
【0028】
また、第12には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御する制御装置と、写真画像印刷装置を移動させるための移動機構部と、を有することを特徴とする。
【0029】
この第12の構成の写真画像印刷装置においては、該読出し装置によりデジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出して、読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを該印刷装置により印刷する。よって、本発明の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、上記移動機構部が設けられているので、パーティ会場等に搬入する際に容易に搬入を行うことができる。
【0030】
また、第13には、上記第12の構成において、上記写真画像印刷装置が、さらに、デジタルカメラを載置するとともにデジタルカメラに記録された写真画像のデータを読み出すためのトレー状の読出し装置であるドックを有し、
上記制御装置は、該ドックにより読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とする。
【0031】
よって、ドックにデジタルカメラを用意しておけば、パーティの出席者等がデジタルカメラを持参していなくても、該デジタルカメラを利用して撮影し、その場で印刷することが可能となる。
【0032】
また、第14には、上記第12又は第13の構成において、上記制御装置は、上記表示装置に、選択可能な記録媒体を表示する記録媒体選択用画面であって、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示し、各表示部が操作用ボタンとなっている記録媒体選択用画面を表示し、操作者が、いずれかの表示部を選択することにより記録媒体の種類を選択することができることを特徴とする。
【0033】
よって、メモリカードの種類が記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示されるので、記録媒体の種類の特定が容易となり、また、各表示部が操作用ボタンとなっているので、使用している記録媒体を示す表示部をそのまま操作すればよく、使い勝手をよくすることが可能となる。
【0034】
また、第15には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し手段と、該読出し手段により読み出された写真画像のデータを表示する表示手段と、該表示手段に表示された写真画像の中から印刷する写真画像を選択する入力手段と、該表示手段により写真画像のデータが表示された状態で、該入力手段により写真画像の選択が行われた場合に、選択された写真画像のデータを印刷する印刷手段と、写真画像印刷装置を移動させるための移動機構部と、を有することを特徴とする。
【0035】
この第15の構成の写真画像印刷装置においては、該読出し装置によりデジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータが読み出されると、該表示手段により、該読出し手段により読み出された写真画像のデータが表示される。そして、操作者が、入力手段により、該表示手段に表示された写真画像の中から印刷する写真画像を選択すると、該印刷手段は、選択された写真画像のデータを印刷する。よって、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、上記移動機構部が設けられているので、パーティ会場等に搬入する際に容易に搬入を行うことができる。
【0036】
また、第16には、上記第11から第15までのいずれかの構成において、上記移動機構部が、車輪と、上記写真画像印刷装置を移動させるための把手であることを特徴とする。
【0037】
また、第17には、上記第1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は11又は12又は13又は14の構成において、上記表示装置が液晶ディスプレイであって、上記入力装置が該表示装置の表示面に設けられたデジタイザであり、上記印刷装置は、該表示装置の背面側に設けられていて、該印刷装置における印刷用紙の搬送方向は、該表示装置の表示面の向きを正面とした場合に左右方向であり、印刷した写真画像の排出口は印刷装置の側方にあることを特徴とする。
【0038】
よって、表示装置が液晶ディスプレイであり、上記入力装置が該表示装置の表示面に設けられたデジタイザであるので、入力装置と表示装置のスペースを小さくでき、また、上記印刷装置が、該表示装置の背面側に設けられていて、さらに、該印刷装置における印刷用紙の搬送方向は、該表示装置の表示面の向きを正面とした場合に左右方向であり、印刷した写真画像の排出口は印刷装置の側方にあるので、表示装置の背面のスペースを有効に活用することができる。つまり、表示装置の背面に設けられる横長のスペースを有効に活用することができる。よって、装置全体を小型化することが可能となる。
【0039】
また、第18には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置で、液晶ディスプレイにより構成される表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置で、該表示装置の表示面に設けられたデジタイザにより構成される入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置で、該表示装置の背面側に設けられていて、該印刷装置における印刷用紙の搬送方向が、該表示装置の表示面の向きを正面とした場合に左右方向であり、印刷した写真画像の排出口は印刷装置の側方にある印刷装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御する制御装置と、を有することを特徴とする。
【0040】
この第18の構成の写真画像印刷装置においては、該読出し装置によりデジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出して、読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを該印刷装置により印刷する。よって、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、表示装置が液晶ディスプレイであり、上記入力装置が該表示装置の表示面に設けられたデジタイザであるので、入力装置と表示装置のスペースを小さくでき、また、上記印刷装置が、該表示装置の背面側に設けられていて、さらに、該印刷装置における印刷用紙の搬送方向は、該表示装置の表示面の向きを正面とした場合に左右方向であり、印刷した写真画像の排出口は印刷装置の側方にあるので、表示装置の背面のスペースを有効に活用することができる。つまり、表示装置の背面に設けられる横長のスペースを有効に活用することができる。よって、装置全体を小型化することが可能となる。
【0041】
また、第19には、上記第1から第18までのいずれかの構成において、選択された写真画像のデータを印刷する際には、操作者により指定された枚数分印刷することを特徴とする。よって、1回の撮影で複数枚印刷できるので、集合写真を撮った場合等において、被写体となった全ての者に写真を渡すことができる。
【0042】
また、第20には、上記第1から第19までのいずれかの構成において、上記入力装置又は入力手段による設定に基づいて、印刷装置又は印刷手段が写真画像を印刷する際に、文字及び/又は記号からなる表示情報であって、表示情報を構成する各文字及び/又は記号における構成部分が白色以外の有色領域と該有色領域の周囲に存在する白色領域とからなる表示情報を写真画像に重ねて印刷することを特徴とする。よって、表示内容を鮮明に表すとともに、表示内容に趣を出すことができるようになる。
【0043】
また、第21には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、上記制御装置は、操作者が上記入力装置により焼き増し印刷を行うための所定の操作を行った場合には、上記記憶領域に記憶された印刷写真画像データを上記表示装置に表示させ、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合には、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御するとともに、該焼き増し印刷を行なうための所定の操作を行って写真画像のデータを印刷した場合には、写真画像については印刷写真画像データの上記記憶装置への記憶を中止することを特徴とする。
【0044】
よって、この焼き増し機能によれば、ある写真画像を印刷した後に、その写真を入手したい場合には、その写真画像のデータが記録されている記録媒体を読出し装置により読み出すことなく容易に入手することが可能となる。
【0045】
また、第22には、上記第1から第9までにいずれかの構成又は第21の構成において、上記記憶装置には、上記印刷写真画像データを記憶するための画像データ記憶領域と、バックアップを行うためのバックアップ用データ記憶領域とが設けられていて、上記制御装置は、写真画像印刷装置の起動後において所定の操作が上記入力装置によりあった場合には、該画像データ記憶領域内のデータをクリアするともに、バックアップ用データ記憶領域内に新たな記憶領域である個別記憶領域を作成し、写真画像を印刷することにより、印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶するとともに、該印刷写真画像データを該バックアップ用データ記憶領域における該個別記憶領域に記憶することを特徴とする。よって、写真画像データのバックアップを行うことができる。
【0046】
また、第23には、上記第1から第9までにいずれかの構成又は第21又は第22の構成において、上記第1の構成において、上記記憶装置には、上記印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域と、該印刷写真画像データのファイル名であって、記録媒体に記録された写真画像に付与されていたファイル名である元ファイル名を記憶するための元ファイル名記憶領域とが設けられていて、上記制御装置は、該画像データ記憶領域に記憶させるか否かの判定の対象となる印刷写真画像データである対象印刷写真画像データの元ファイル名と同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されているか否かを判定する第1判定工程と、該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されている場合には、画像データ記憶領域に記憶されている印刷写真画像データであってその元ファイル名に対応する印刷写真画像データと、該対象印刷写真画像データとにおいて、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとが同じであるか否かを判定する第2判定工程と、該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されていない場合及び該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じでない場合には、該印刷写真画像データを、そのファイル名を変更するとともに、該印刷写真画像データに付与されていた撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータを付与して該画像データ記憶領域に記憶するとともに、元ファイル名を該画像データ記憶領域に記憶した印刷写真画像データと関連づけて元ファイル名記憶領域に記憶する記憶工程と、を実行し、該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じである場合には、すでに同一の印刷写真画像データが画像データ記憶領域に記憶されているものとして対象印刷写真画像データを画像データ記憶領域に記憶しないことを特徴とする。
【0047】
よって、すでに画像データ記憶領域に記憶されている写真画像データを重複して記憶するおそれがない。
【0048】
また、第24には、上記第1から第9までにいずれかの構成又は第21又は第22又は第23の構成において、上記制御装置は、上記記録媒体に書き込まれた印刷写真画像データを閲覧するための閲覧用プログラムが予め記憶された記録媒体に印刷写真画像データを書き込むように、上記書込み装置を制御することを特徴とする。
【0049】
また、第25には、上記第24の構成において、上記印刷写真画像データには、撮影日時のデータが付加されていて、上記制御装置は、上記記録媒体にデータを書き込む場合に、撮影日時に従った順番で該記録媒体にデータを書き込むことを特徴とする。よって、閲覧用プログラムによって写真画像を閲覧する場合に、時間順に閲覧をすることが可能となる。
【0050】
なお、上記第21から第25までのいずれかの構成において、請求項8の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項9の内容を有するものとしてもよく、または、請求項11の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項17の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項19の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項20の内容を有するものとしてもよい。
【0051】
また、第26には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、データを記憶する記憶装置であって、写真画像のデータを記憶する画像データ記憶領域と、記録媒体に記録された写真画像に付与されていたファイル名である元ファイル名を記憶するための元ファイル名記憶領域とが設けられた記憶装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該記憶装置に記憶する制御装置と、を有し、該制御装置は、該画像データ記憶領域に記憶させるか否かの判定の対象となる印刷写真画像データである対象印刷写真画像データの元ファイル名と同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されているか否かを判定する第1判定工程と、該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されている場合には、画像データ記憶領域に記憶されている印刷写真画像データであってその元ファイル名に対応する印刷写真画像データと、該対象印刷写真画像データとにおいて、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとが同じであるか否かを判定する第2判定工程と、該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されていない場合及び該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じでない場合には、該印刷写真画像データを、そのファイル名を変更するとともに、該印刷写真画像データに付与されていた撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータを付与して該画像データ記憶領域に記憶するとともに、元ファイル名を該画像データ記憶領域に記憶した印刷写真画像データと関連づけて元ファイル名記憶領域に記憶する記憶工程と、を実行し、該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じである場合には、すでに同一の印刷写真画像データが画像データ記憶領域に記憶されているものとして対象印刷写真画像データを画像データ記憶領域に記憶しないことを特徴とする。
【0052】
この第26の構成の写真画像印刷装置においては、該読出し装置によりデジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出して、読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを該印刷装置により印刷するとともに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該記憶装置に記憶しておく。よって、本発明の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、すでに画像データ記憶領域に記憶されている写真画像のデータと、ファイル名と撮影日時とデータサイズの全てが同一の写真画像を画像データ記憶領域に記憶しないので、同一の写真画像を重複して記憶するおそれがない。また、ファイル名を変更するので、画像データ記憶領域に記憶された写真画像データのファイル名が同一のファイル名とならないようにすることができる。なお、変更後のファイル名は、画像データ記憶領域に記憶された順序に従い順序付けられたファイル名であることが好ましい。
【0053】
なお、上記第26の構成に従属する構成として、写真画像印刷装置が、さらに、記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置を有し、上記制御装置は、該入力装置から所定の書込み指示操作があった場合に、上記画像データ記憶領域に記憶されている該印刷写真画像データを記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御することを特徴とするものとしてもよい。この場合には、印刷した写真画像のデータを記録媒体に保存しておくことができるので、結婚披露宴等のパーティにおいて使用した場合に、該写真画像のデータを記録した記録媒体を記念として取っておくことができるとともに、記録媒体に記録されたデータを挨拶状等に活用することが可能となる。
【0054】
また、上記第26の構成や第26の構成に従属する構成に従属する構成として、上記制御装置は、操作者が上記入力装置により焼き増し印刷を行うための所定の操作を行った場合には、上記画像データ記憶領域に記憶された印刷写真画像データを上記表示装置に表示させ、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合には、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とするようにしてもよい。この場合には、この焼き増し機能によれば、ある写真画像を印刷した後に、その写真を入手したい場合には、その写真画像のデータが記録されている記録媒体を読出し装置により読み出すことなく容易に入手することが可能となる。なお、該焼き増し印刷を行なうための所定の操作を行って写真画像のデータを印刷した場合には、写真画像については印刷写真画像データの上記画像データ記憶領域への記憶を中止することとするのが好ましい。つまり、この場合の印刷写真画像データはすでに画像データ記憶領域にすでに記憶されているので、再度記憶させる必要はない。
【0055】
また、上記第26の構成や第26の構成に従属する構成に従属する構成として、上記記憶装置には、バックアップを行うためのバックアップ用データ記憶領域が設けられていて、上記制御装置は、写真画像印刷装置の起動後において所定の操作が上記入力装置によりあった場合には、上記画像データ記憶領域内のデータをクリアするともに、バックアップ用データ記憶領域内に新たな記憶領域である個別記憶領域を作成し、写真画像を印刷することにより、印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶するとともに、該印刷写真画像データを該バックアップ用データ記憶領域における該個別記憶領域に記憶することを特徴とする。この場合には、写真画像データのバックアップを行うことができる。
【0056】
なお、上記第26又は第26に従属する構成において、請求項8の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項9の内容を有するものとしてもよく、または、請求項11の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項17の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項19の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項20の内容を有するものとしてもよい。
【0057】
また、第27には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、通信回線を介して送信された写真画像のデータを受信する受信装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、任意のデータを記憶する記憶装置であって、上記印刷装置により印刷した写真画像のデータである印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域を有する記憶装置と、該受信装置により受信された写真画像や、該読出し装置により読み出された写真画像について、該表示装置への表示及び/又は該印刷装置による印刷を行なうように制御を行い、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶する制御装置と、を有することを特徴とする。
【0058】
この第27の構成の写真画像印刷装置においては、該受信装置により受信された写真画像や、該読出し装置により読み出された写真画像について、該表示装置への表示及び/又は該印刷装置による印刷が行われ、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データが該画像データ記憶領域に記憶される。よって、この第27の構成の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、外部から通信回線を介して送られた写真画像を表示、印刷できるので、パーティに出席できない者からも写真画像を受信することができ、よりパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶しておくので、データをバックアップしたり、ディスク等にデータを書き込むのに使用することが可能となる。
【0059】
また、第28には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、通信回線を介して送信された写真画像のデータを受信する受信装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、任意のデータを記憶する記憶装置であって、上記印刷装置により印刷した写真画像のデータである印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域と、該受信装置により受信された写真画像のデータを記憶する受信データ記憶領域とを有する記憶装置と、該受信装置により写真画像のデータが受信された場合には、該受信データ記憶領域に該写真画像のデータを記憶し、また、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、該受信データ記憶領域に記憶された写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶する制御装置と、を有することを特徴とする。
【0060】
この第28の構成の写真画像印刷装置においては、受信装置により受信された写真画像のデータは、受信データ記憶領域に記憶され、また、該読出し装置によりデジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出して、読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、受信装置により受信された写真画像のデータも該表示装置に表示させる。そして、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを該印刷装置により印刷するとともに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、該画像データ記憶領域に記憶しておく。よって、本発明の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、外部から通信回線を介して送られた写真画像を表示、印刷できるので、パーティに出席できない者からも写真画像を受信することができ、よりパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶しておくので、データをバックアップしたり、ディスク等にデータを書き込むのに使用することが可能となる。
【0061】
また、第29には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、通信回線を介して送信された写真画像のデータを受信する受信装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、任意のデータを記憶する記憶装置であって、上記印刷装置により印刷した写真画像のデータである印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域と、該受信装置により受信された写真画像のデータを記憶する受信データ記憶領域とを有する記憶装置と、該受信装置により写真画像のデータが受信された場合には、該受信データ記憶領域に該写真画像のデータを記憶し、該記憶された写真画像のデータを印刷するように該印刷装置を制御し、また、該読出し装置により写真画像のデータが読み出された場合には、該写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶する制御装置と、を有することを特徴とする。
【0062】
この第29の構成においては、該受信装置により写真画像のデータが受信された場合には、該受信データ記憶領域に該写真画像のデータが記憶され、該記憶された写真画像のデータが該印刷装置により印刷される。また、該読出し装置により写真画像のデータが読み出された場合には、該写真画像のデータが該表示装置に表示され、また、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータが印刷装置により印刷される。また、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データが該画像データ記憶領域に記憶される。よって、この第29の構成の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、外部から通信回線を介して送られた写真画像を表示、印刷できるので、パーティに出席できない者からも写真画像を受信することができ、よりパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶しておくので、データをバックアップしたり、ディスク等にデータを書き込むのに使用することが可能となる。
【0063】
また、第30には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、通信回線を介して送信された写真画像のデータを受信する受信装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、任意のデータを記憶する記憶装置であって、上記印刷装置により印刷した写真画像のデータである印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域と、該受信装置により受信された写真画像のデータを記憶する受信データ記憶領域とを有する記憶装置と、該受信装置により写真画像のデータが受信された場合には、該受信データ記憶領域に該写真画像のデータを記憶し、切換え可能な第1動作モードと第2動作モードとを有し、該第1動作モードにおいては、該記憶された写真画像のデータを印刷するように該印刷装置を制御し、該第2動作モードにおいては、該記憶された写真画像データを表示装置に表示させ、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、一方、該読出し装置により写真画像のデータが読み出された場合には、該写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶する制御装置と、を有することを特徴とする。
【0064】
この第30の構成においては、該受信装置により写真画像のデータが受信された場合には、該受信データ記憶領域に該写真画像のデータが記憶され、切換え可能な第1動作モードと第2動作モードにおける該第1動作モードにおいては、該記憶された写真画像のデータが印刷装置により印刷され、一方、該第2動作モードにおいては、該記憶された写真画像データが表示装置に表示され、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータが印刷装置により印刷される。一方、該読出し装置により写真画像のデータが読み出された場合には、該写真画像のデータが該表示装置に表示され、また、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータが印刷装置により印刷される。さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データが該画像データ記憶領域に記憶される。よって、この第30の構成の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、外部から通信回線を介して送られた写真画像を表示、印刷できるので、パーティに出席できない者からも写真画像を受信することができ、よりパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。特に、上記の2つのモードが設けられているので、パーティ等における状況に応じてモードを使い分けることができる。また、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶しておくので、データをバックアップしたり、ディスク等にデータを書き込むのに使用することが可能となる。
【0065】
なお、上記第27から第30の構成において、「画像データ領域への記憶を行わない場合」としては、画像データ記憶領域にすでに同一の写真画像データが記憶されていると判定される場合が挙げられる。
【0066】
また、第31には、上記第28から第30までのいずれかの構成において、上記受信装置は、電子メールを受信する機能を有し、写真画像のデータを電子メールに添付されたデータとして受信することを特徴とする。
【0067】
また、第32には、上記第28から第31までのいずれかの構成において、上記受信装置により受信された電子メールにテキストデータが含まれている場合に、上記制御装置は、電子メールに添付された写真画像のデータを該テキストデータとともに上記受信データ記憶領域に記憶し、該受信データ記憶領域に記憶された写真画像のデータを該表示装置に表示させる場合には、該制御装置は、該写真画像のデータを該テキストデータとともに表示し、該表示装置に表示された写真画像のデータを印刷する場合には、該写真画像のデータを該テキストデータとともに印刷することを特徴とする。
【0068】
よって、写真画像のデータが添付された電子メールを受信した場合に、該写真画像のデータを該テキストデータとともに表示し、さらに、印刷できるので、電子メールの送信者のメッセージとともに写真画像を表示、印刷することができる。
【0069】
また、第33には、上記第32の構成において、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを上記画像データ記憶領域に記憶する場合には、該印刷写真画像データとともに該テキストデータ又は該テキストデータの内容に対応したデータについても記憶することを特徴とする。
【0070】
また、第34には、上記第27から第33までのいずれかの構成において、写真画像印刷装置が、さらに、データ書込み用の記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置を有し、上記制御装置は、該入力装置から所定の書込み指示操作があった場合に、上記画像データ記憶領域に記憶されているデータを該記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御することを特徴とする。
【0071】
よって、印刷した写真画像のデータを記録媒体に保存しておくことができるので、結婚披露宴等のパーティにおいて使用した場合に、該写真画像のデータを記録した記録媒体を記念として取っておくことができるとともに、記録媒体に記録されたデータを挨拶状等に活用することが可能となる。
【0072】
また、第35には、上記第34の構成において、上記制御装置は、上記データ書込み用の記録媒体に書き込まれた印刷写真画像データを閲覧するための閲覧用プログラムが予め記憶された記録媒体に印刷写真画像データを書き込むように、上記書込み装置を制御することを特徴とする。
【0073】
また、第36には、上記第34又は第35の構成において、上記画像データ記憶領域に記憶された印刷写真画像データには、撮影日時のデータが付加されていて、上記制御装置は、上記記録媒体にデータを書き込む場合に、撮影日時に従った順番で該記録媒体にデータを書き込むことを特徴とする。よって、閲覧用プログラムによって写真画像を閲覧する場合に、時間順に閲覧をすることが可能となる。
【0074】
また、第37には、上記第27から第36までのいずれかの構成において、上記記憶装置には、上記印刷写真画像データのファイル名であって、記録媒体に記録された写真画像に付与されていたファイル名である元ファイル名を記憶するための元ファイル名記憶領域とが設けられていて、上記制御装置は、該画像データ記憶領域に記憶させるか否かの判定の対象となる印刷写真画像データである対象印刷写真画像データの元ファイル名と同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されているか否かを判定する第1判定工程と、該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されている場合には、画像データ記憶領域に記憶されている印刷写真画像データであってその元ファイル名に対応する印刷写真画像データと、該対象印刷写真画像データとにおいて、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとが同じであるか否かを判定する第2判定工程と、該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されていない場合及び該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じでない場合には、該印刷写真画像データを、そのファイル名を変更するとともに、該印刷写真画像データに付与されていた撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータを付与して該画像データ記憶領域に記憶するとともに、元ファイル名を該画像データ記憶領域に記憶した印刷写真画像データと関連づけて元ファイル名記憶領域に記憶する記憶工程と、を実行し、該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じである場合には、すでに画像データ記憶領域に記憶されている印刷写真画像データと同一のデータであると判定して対象印刷写真画像データを画像データ記憶領域に記憶しないことを特徴とする。
【0075】
この第37の構成によれば、すでに画像データ記憶領域に記憶されている写真画像のデータと、ファイル名と撮影日時とデータサイズの全てが同一の写真画像を画像データ記憶領域に記憶しないので、同一の写真画像を重複して記憶するおそれがない。また、ファイル名を変更するので、画像データ記憶領域に記憶された写真画像データのファイル名が同一のファイル名とならないようにすることができる。なお、変更後のファイル名は、画像データ記憶領域に記憶された順序に従い順序付けられたファイル名であることが好ましい。
【0076】
また、第38には、上記第26から第37までのいずれかの構成において、上記制御装置は、操作者が上記入力装置により焼き増し印刷を行うための所定の操作を行った場合には、上記画像データ記憶領域に記憶された印刷写真画像データを上記表示装置に表示させ、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合には、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とする。
【0077】
よって、この焼き増し機能によれば、ある写真画像を印刷した後に、その写真を入手したい場合には、その写真画像のデータが記録されている記録媒体を読出し装置により読み出すことなく容易に入手することが可能となる。なお、該焼き増し印刷を行なうための所定の操作を行って写真画像のデータを印刷した場合には、写真画像については印刷写真画像データの上記画像データ記憶領域への記憶を中止することとするのが好ましい。つまり、この場合の印刷写真画像データは画像データ記憶領域にすでに記憶されているので、再度記憶させる必要はない。
【0078】
また、第39には、上記第26から第38までのいずれかの構成において、上記記憶装置には、バックアップを行うためのバックアップ用データ記憶領域が設けられていて、上記制御装置は、写真画像印刷装置の起動後において所定の操作が上記入力装置によりあった場合には、上記画像データ記憶領域内のデータをクリアするともに、バックアップ用データ記憶領域内に新たな記憶領域である個別記憶領域を作成し、写真画像を印刷することにより、印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶するとともに、該印刷写真画像データを該バックアップ用データ記憶領域における該個別記憶領域に記憶することを特徴とする。よって、写真画像データのバックアップを行うことができる。
【0079】
また、第40には、上記第26から第39までのいずれかの構成において、上記写真画像印刷装置が、さらに、デジタルカメラを載置するとともにデジタルカメラに記録された写真画像のデータを読み出すためのトレー状の読出し装置であるドックを有し、上記制御装置は、該ドックにより読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とする。
【0080】
よって、ドックにデジタルカメラを用意しておけば、パーティの出席者等がデジタルカメラを持参していなくても、該デジタルカメラを利用して撮影し、その場で印刷することが可能となる。
【0081】
また、第41には、上記第26から第40までのいずれかの構成において、上記制御装置は、上記表示装置に、選択可能な記録媒体を表示する記録媒体選択用画面であって、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示し、各表示部が操作用ボタンとなっている記録媒体選択用画面を表示し、操作者が、いずれかの表示部を選択することにより記録媒体の種類を選択することができることを特徴とする。
【0082】
よって、メモリカードの種類が記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示されるので、記録媒体の種類の特定が容易となり、また、各表示部が操作用ボタンとなっているので、使用している記録媒体を示す表示部をそのまま操作すればよく、使い勝手をよくすることが可能となる。
【0083】
また、第42には、上記第26から第41までのいずれかの構成において、上記写真画像印刷装置が、写真画像印刷装置を移動させるための移動機構部を有することを特徴とする。よって、写真画像印刷装置を容易に移動させることができ、パーティ会場等にも容易に搬入することが可能となる。
【0084】
また、第43には、上記第26から第42までのいずれかの構成において、写真画像印刷装置が、さらに、電子メールを送信する送信装置を有することを特徴とする。これにより、電子メールにより写真画像を送信してきた者に対して電子メールを返信してパーティの様子を撮影した写真を添付して送信したり、パーティに出席できなかった者に対して電子メールを送信したりすることが可能となる。
【0085】
なお、上記第26から第43までのいずれかの構成において、請求項17の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項19の内容を有するものとしてもよく、又は、請求項20の内容を有するものとしてもよい。
【0086】
また、第44には、1又は複数の写真画像データを閲覧するためのプログラムである写真画像閲覧用プログラムであって、上記写真画像データを一覧表示する処理と、一覧表示された写真画像データの中から操作者により指定された写真画像データを拡大表示する処理と、一覧表示された写真画像データの中から操作者により指定された写真画像データを印刷する処理と、複数の写真画像データの中から所定の写真画像データを操作者に選択させるとともに、複数のポストカード作成用のフレームを表示して操作者に所定のフレームを選択させることによりポストカードの設計を行うとともに、所定のWebサイトにインターネットを介して接続することにより、設計したポストカードの注文を可能とする処理と、を行なうことを特徴とする。
【0087】
この写真画像閲覧用プログラムによれば、上記各種処理を行うことができるので、ユーザにとって便利となる。特に、ユーザは、写真のアルバムの代わりとして使用することができる。なお、上記写真画像閲覧用プログラムを格納した記録媒体としてもよい。
【0088】
また、第45には、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置で、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御する制御装置と、を有する写真画像印刷装置による写真画像の提供方法であって、該制御装置が、該表示装置に、選択可能な記録媒体を表示する記録媒体選択用画面であって、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示し、各表示部が操作用ボタンとなっている記録媒体選択用画面を表示する第1表示工程と、該記録媒体選択用画面が表示されている状態において、該入力装置によりいずれかの表示部を選択する操作があり、さらに、記録媒体が読出し装置に挿入された場合に、該制御装置が、該表示装置に、写真画像表示・印刷指定画面であって、読み出した写真画像のデータを表示するとともに、印刷する写真画像を選択し、印刷枚数を指定するための写真画像表示・印刷指定画面を表示する第2表示工程と、該写真画像表示・印刷指定画面が表示されている状態において、該入力装置により印刷する写真画像と印刷枚数が指定する操作があった場合に、印刷装置により印刷を行う工程と、を有することを特徴とする。
【0089】
この第45の構成の写真画像印刷装置においては、上記第1表示工程や第2表示工程が設けられているので、操作者にとって使い勝手をよくすることができる。特に、上記第1表示工程が設けられていて、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示しているので、読込みを行う記録媒体の種類を容易に特定することができる。
【0090】
また、第46には、上記第45の構成において、上記読出し装置には、記録媒体を挿入する複数の挿入口で、記録媒体の種類に応じて設けられた挿入口が設けられ、上記写真画像印刷装置による写真画像の提供方法が、さらに、上記第1表示工程と第2表示工程の間に設けられた表示工程であって、上記記録媒体選択用画面においていずれかの表示部が選択する操作があった場合に、挿入口指示画面であって、選択された表示部に応じた記録媒体を挿入すべき挿入口を指示する挿入口指示画面を表示する表示工程を有することを特徴とする。
【0091】
よって、操作者に対して、記録媒体を挿入すべき挿入口をわかりやすくすることができ、操作者にとって使い勝手をよくすることができる。
【0092】
また、第47には、パーティにおけるサービスの提供方法であって、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置をパーティ会場内に搬入して設置することにより、パーティの出席者がデジタルカメラで撮影して得た写真画像をパーティ会場において印刷できるようにしたことを特徴とする。
【0093】
よって、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。
【0094】
また、第48には、パーティにおけるサービスの提供方法であって、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、上記第1から第20までのいずれかの構成の写真画像印刷装置をパーティ会場内に搬入して設置することにより、パーティの出席者がデジタルカメラで撮影して得た写真画像をパーティ会場において印刷できるようにしたことを特徴とする。
【0095】
よって、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。
【0096】
また、第49には、パーティにおけるサービスの提供方法であって、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、上記第21から第43までのいずれかの構成の記載の写真画像印刷装置をパーティ会場内に搬入して設置することにより、パーティの出席者がデジタルカメラで撮影して得た写真画像をパーティ会場において印刷できるようにしたことを特徴とする。
【0097】
また、第50には、パーティにおけるサービスの提供方法であって、デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、所定のデータを記憶する記憶装置と、記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該記憶装置に記憶しておくとともに、該入力装置から所定の書込み指示操作があった場合に、該記憶装置に記憶されている該印刷写真画像データを記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御する制御装置と、を有する写真画像印刷装置をパーティ会場内に搬入して設置する工程と、所定の操作を行うことにより、該書込み装置にセットされている記録媒体に該印刷写真画像データを書き込む工程と、を有することを特徴とする。
【0098】
よって、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、印刷した写真画像のデータを記録媒体に保存しておくことができるので、結婚披露宴等のパーティにおいて使用した場合に、該写真画像のデータを記録した記録媒体を記念として取っておくことができるとともに、記録媒体に記録されたデータを挨拶状等に活用することが可能となる。
【0099】
また、第51には、上記第50の構成において、上記該書込み装置にセットされている記録媒体に該印刷写真画像データを書き込む工程においては、撮影者の異なる印刷写真画像データであっても同一の記録媒体に書き込みが行われることを特徴とする。
【0100】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本発明に基づく写真画像印刷装置Aは、図1〜図3に示されるように、装置本体部10と、カメラドック35と、収納部40と、移動機構部50とを有している。
【0101】
装置本体部10は、図1、図5等に示すように、入力機能付き表示部12と、メモリーカードドライブ(読出し装置、読出し手段)20と、ディスクドライブ(書込み装置、書込み手段)22と、プリンタ(印刷装置、印刷手段)24と、CPU(制御装置)26と、記憶部(記憶装置)30とを有している。
【0102】
上記入力機能付き表示部12は、装置本体部10の前面側に設けられ、表示部(表示装置、表示手段)14と入力部(入力装置、入力手段)16とを有していて、入力部16を表示部14上に張り付ける形で実装されている。表示部14は、具体的には、LCD(液晶ディスプレイ)であり、また、入力部16は、具体的には、デジタイザ(より具体的には、タッチパネル)である。つまり、表示部14に表示されたアイコン等をタッチ操作することにより、入力操作ができるようになっている。この入力機能付き表示部12は、LCDとタッチパネルにより構成されているので、図4に示すように全体に薄型に形成されている。
【0103】
また、メモリーカードドライブ20は、各種メモリーカードを差し込んで該メモリーカードに記憶されたデータを読み出すことができるようになっている。各種メモリドライブとしては、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック、SDカード、PCカードが挙げられ、このメモリーカードドライブ20には、これらのメモリーカードを差し込むことができるようになっている。つまり、メモリーカードドライブ20には、複数の挿入口が設けられている。つまり、メモリーカードの種類に応じて、複数の挿入口が設けられている。なお、上記各種のメモリーカードは、上記「デジタルカメラ用の記録媒体」に当たる。
【0104】
また、ディスクドライブ22は、ディスク(特に、コンパクトディスク)にデータを書き込むとともに、ディスクに記憶されたデータを読み出すための装置である。
【0105】
プリンタ24は、写真画像用の用紙に写真画像のデータを印刷する装置であり、図4に示すように、ロール状の該用紙を支持する用紙支持部24aや、印刷用のリボンQを支持するリボン支持部24bや、写真画像のデータに従い用紙にリボンに担持されたインクを転写する転写部と、用紙やリボンを搬送する搬送部と、印刷された用紙を切断する切断部等を有している。また、プリンタ24の右側面側には、印刷した写真画像を排出するための排出口24cが設けられていて、この排出口24cには、トレー25を設置することができるようになっている(図3参照)。
【0106】
このプリンタ24の上部の蓋体24dを開けると、その内部は図4に示すように構成されていて、上記用紙支持部24aやリボン支持部24bは、図4に示すように設けられている。つまり、用紙P及びリボンQは、装置本体部10の正面に対して直角の方向に搬送されるように構成されていて、印刷された写真画像の排出口24cも装置本体部10の側方に設けられていて、印刷された写真画像は、装置本体部10の側方から排出されるようになっている。
【0107】
また、CPU26は、装置本体部10における各部の動作を制御する装置であり、特に、記憶部30に記憶されたプログラムに従い、各部の動作を制御する。
【0108】
また、記憶部30は記憶装置であり、図6に示すように、プログラム格納部32と、データ格納部34とが設けられている。このプログラム格納部32には、装置本体部10を動作させるための各種プログラムが記憶されている。この各種プログラムとしては、図6(b)に示すように、画面表示プログラム32aや、データ読出しプログラム32bや、印刷プログラム32cや、ディスク書込みプログラム32d等が挙げられる。この画面表示プログラム32aは、表示部14に画像データを表示するためのプログラムである。データ読出しプログラム32bは、メモリーカードドライブ20に挿通されたメモリーカードからデータを読み出すためのプログラムである。また、印刷プログラム32cは、操作者から印刷指示のあった写真画像について印刷を行うためのプログラムである。また、ディスク書込みプログラム32dは、所定のデータ、特に、閲覧ソフト(閲覧用プログラム)のデータをディスクに書き込むためのプログラムである。
【0109】
また、データ格納部34には、各種データを格納するためのものであり、メモリーカードから読み出した写真画像のデータを一時格納したり、写真画像の印刷を行った場合に、ディスクに書き込むためのフォルダをこのデータ格納部34内に作成し、該フォルダに印刷した写真画像のデータを記録していく。また、このデータ格納部34には、ディスクに書き込む閲覧用プログラム(写真画像閲覧用プログラム)のデータも予め記録されている。
【0110】
この閲覧用プログラムは、パーティ会場でメモリーカードを差し込んで印刷した写真画像のデータをディスクに記録し、その記録された写真画像のデータを閲覧することができるようにするためのプログラムであり、写真画像のデータが記録されるディスクにこの閲覧用プログラムのデータも記録される。
【0111】
閲覧用プログラムの構成について説明すると、閲覧用プログラム400には、メニュー表示プログラム400aと、スライドショー用プログラム400bと、印刷用プログラム400cと、焼増依頼書作成プログラム400dと、写真画像設定プログラム400eと、ポストカード注文用プログラム400fと、写真画像データ複写プログラム400gが格納されている。ここで、メニュー表示プログラム400aは、メニュー画面(後述)を表示するためのプログラムである。また、スライドショー用プログラム400bは、後述するスライドショーを行うためのプログラムである。また、印刷用プログラム400cは、写真画像を印刷するためのプログラムである。また、焼増依頼書作成プログラム400dは、焼増依頼書を作成するためのプログラムである。また、写真画像設定プログラム400eは、表示される写真画像の設定を行うためのプログラムであり、特に、表示される写真画像に額を設けた設定にするか否かや、表示される写真画像の向きを調整するのに用いられる。また、ポストカード注文用プログラム400fは、写真画像をあしらったポストカードを注文するためのプログラムである。また、写真画像データ複写プログラム400gは、写真画像のデータを記録媒体に複写するためのプログラムである。
【0112】
なお、上記メモリーカードドライブ20や、ディスクドライブ22や、CPU26や、記憶部30は、装置本体部10の下部を構成する本体ケース部11内に設けられている。つまり、装置本体10の全体の構造としては、本体ケース部11の上側の手前側に入力機能付き表示部12が設けられ、さらに、本体ケース部11の上側の入力機能付き表示部12の背面側に、プリンタ24が設けられている。そして、上記装置本体部10を構成する各部の配置は、上記のようになっているので、装置本体部10は全体で筐体状を呈している。つまり、装置本体部10を構成する各部は全体で一体にユニット化されていて、略直方体状に構成されている。
【0113】
また、カメラドック35は、デジタルカメラを載置できるようになっていて、載置されたデジタルカメラに記憶されたデータを読み出すための装置である。つまり、デジタルカメラを載置することにより、デジタルカメラに設けられた端子とカメラドック35に設けられた端子とが接する状態となり、デジタルカメラ内に記憶されたデータを読み出すことができるようになっている。なお、写真画像印刷装置Aの使用時には、上記カメラドック35は、カバー部44の平面部44aに載置され、装置本体部10とケーブルを介して接続される。
【0114】
なお、装置本体部10は、上記のように構成されているので、全体として非常に小型に形成されている。つまり、本体ケース部11の上側の手前側に入力機能付き表示部12が設けられ、さらに、本体ケース部11の上側の入力機能付き表示部12の背面側に、プリンタ24が設けられているので、全体として筐状にまとまった形状をなし、特に、プリンタ24において、用紙やリボンの搬送方向が正面方向とは直角の方向(つまり、X2−X1方向)であるので、プリンタ24の配置される空間を本体ケース部11の上方の空間で入力機能付き表示部12の占める空間以外の空間を効率的に活用している。つまり、上記搬送方向が正面方向と平行な方向、例えば、Y2−Y1方向である場合には、プリンタの占める空間が装置の前後方向(つまり、Y2−Y1方向)に長くなってしまい、装置本体部10を全体としてコンパクトにまとめることができないが、上記のように搬送方向を左右方向にすることによって、装置本体部10を全体として小型化することに成功しているのである。つまり、入力機能付き表示部12は横長に形成されていることから入力機能付き表示部12の背面側のスペースも横長となるので、プリンタ24も横長の形状とすることにより、該スペースを有効活用したものである。
【0115】
次に、収納部40は、上記装置本体部10を収納するための部材であり、台座部42と、カバー部44とを有している。台座部42は、装置本体部10を載置することができる平面部を有している。また、カバー部44は、装置本体部10をカバーする部材であり、平面部44aと、正面部44bと、左側面部44cと、右側面部44dと、背面部44eとを有していて、正面部44bには、開口部44b−1が設けられている。この開口部44b−1により、表示部14に表示された画像を視認することができるとともに、メモリーカードをメモリーカードドライブ20に挿脱したり、ディスクをディスクドライブ22に挿脱したりすることができるようになっている。また、カバー部44の右側面部44dにも開口部44d−1が設けられていて、印刷された写真画像を支持するトレーを装置本体部10に設置できるようになっている。また、右側面部44dには、電源コードを接続できるようにするために、開口部44d−2も設けられている。
【0116】
また、移動機構部50は、車輪52と、支持部54と、把手部56とを有している。ここで、車輪52は、複数(具体的には、計4つ)設けられていて、支持部54に回転自在に取り付けされている。また、支持部54は、該車輪52を回転可能に支持するとともに、その上部には、収納部40を支持している。つまり、支持部54は、フレーム状を呈し、車輪52の車軸を支持するための軸受けが設けられ、また、収納部40における台座部42が支持部54の上部に取り付けられている。また、把手部56は、写真画像印刷装置Aを移動させるための把手部であり、該支持部54から斜め上方に伸びた形状を呈している。
【0117】
上記構成の写真画像印刷装置Aの使用状態及び動作について説明する。写真画像印刷装置Aは、結婚披露宴等のパーティ会場に設置する。つまり、本実施例の写真画像印刷装置Aは、パーティ会場に設置することにより、パーティにおける新たなサービスを提供することが可能となる。
【0118】
設置に際しては、写真画像印刷装置Aを設置する業者は、初期設定を行っておく。つまり、所定の操作により、図7に示すような設定用画面G1を表示させる。この設定用画面G1は、「名前設定」と「ディスク書込み」と「終了」の各メニューが設けられている。「名前設定」を選択すると、文字入力用画面が表示され、この文字入力用画面により、欧文字や、数字や、各種記号が入力できるようになっている。この文字入力用画面において入力された文字が印刷される写真画像に上書き表示内容として表示されることになる。業者は、初期設定に際して、設定用画面G1においてこの「名前設定」を選択して、文字を入力する。入力する文字としては、例えば、結婚披露宴の場合には、日付と当事者2名の名前を入力することが考えられる。入力が完了したら、設定用画面G1に戻るので、「終了」を選択して、スタート画面に移行する。なお、この設定用画面G1は、設定用画面G1を表示するためのパスワードを設定したり、又は、設定用画面G1を表示するための特殊な操作を設定しておくこと等により、業者のみが表示させることができるものとし、パーティの参列者等一般者が表示できないようにしておく。
【0119】
以上のようにして、パーティ会場への設置が完了したら、後は、パーティの参列者が各自写真画像印刷装置Aを操作して使用する。なお、写真画像印刷装置Aを会場に設置する際には、カメラドック35にデジタルカメラを載置してセットしておくことが好ましい。そうすれば、デジタルカメラを持参しなかった参加者もこのカメラドックにセットされたデジタルカメラを使用することが可能となる。
【0120】
つまり、パーティ会場に設置されている際には、初期状態では、スタート画面(図示せず)が表示部14に表示されているので、スタート画面における所定の領域、つまり、スタート画面において指示された所定の領域を押圧操作する。
【0121】
すると、カード種類選択画面G2(記録媒体選択用画面)(図8参照)が表示部14に表示される(第1表示工程)。このカード種類選択画面G2は、選択できるカードの種類を表示する各アイコンが表示されている。つまり、コンパクトフラッシュ(登録商標)を選択可能なアイコン100と、スマートメディアを選択可能なアイコン102と、メモリースティックを選択可能なアイコン104と、SDカードを選択可能なアイコン106と、PCカードを選択可能なアイコン108と、カメラドックを選択可能なアイコン110が表示されていて、データの読出しを行うメモリーカードの種類を選択できるようになっている。このカード種類選択画面G2において、読出しを行うメモリーカードを選択する。つまり、該当するアイコンを押圧操作する。
【0122】
例えば、パーティの参加者が持参のデジタルカメラで撮影を行った場合には、該カード種類選択画面G2において、そのデジタルカメラに装着されているメモリーカードを選択すればよい。また、カメラドック35にセットされたデジタルカメラを使用して撮影を行った場合には、アイコン110を選択すればよい。
【0123】
すると、メモリーカード差込み指示画面(挿入口指示画面)G3(図9参照)が表示部14に表示される(挿入口指示画面を表示する表示工程)。このメモリーカード差込み指示画面G3においては、選択したメモリーカードに応じて挿入すべき挿入口が操作者に容易に分かるように表示されている。つまり、挿入すべき挿入口をイラスト又は写真画像等によって指示するようになっている。これにより、操作者は、メモリーカードをどの挿入口に挿入すればよいかを容易に判断することができる。このメモリーカード差込み指示画面G3が表示されたら、操作者は、デジタルカメラからメモリーカードを抜き取り、メモリーカードをメモリーカードドライブ20に挿入する。その際、挿入するメモリーカードに応じた挿入口に挿入する。例えば、メモリースティックからデータを読み出す場合には、メモリースティックをデジタルカメラから抜き取り、アイコン104を選択し、メモリーカード差込み指示画面G3が表示されたら、その抜き取ったメモリースティックを所定の挿入口に挿入する。
【0124】
すると、挿入されたメモリーカードから写真画像のデータが読み出され、写真画像選択画面G4(写真画像表示・印刷指定画面)(図10参照)が表示されて、各写真画像のデータは、写真画像選択画面G4内に表示される(第2表示工程)。なお、写真画像印刷装置Aによって読み出される写真画像は、静止画としての写真画像である。なお、カメラドック35にセットされたデジタルカメラを使用して撮影を行い、カメラドックを選択可能なアイコン110を選択した場合には、デジタルカメラから写真画像のデータが読み出されて、図10に示すような、写真画像選択画面G4が表示される。
【0125】
この写真画像選択画面G4には、複数の個別写真画像領域200が設けられ、この個別写真画像領域200には、写真画像表示領域202と、枚数調整領域204とが設けられている。写真画像表示領域202には、各写真画像の画像が表示され、また、枚数調整領域204には、枚数増加ボタン205と、枚数減少ボタン206と、枚数表示領域207とが設けられていて、枚数増加ボタン205をクリックするごとに枚数表示領域207に表示される枚数が増加するようになっている。また、枚数減少ボタン206をクリックするごとに枚数表示領域207に表示される枚数が減少するようになっている。このように、各写真画像ごとに印刷する枚数を指定することができるようになっている。メモリーカードからの写真画像のデータの読出しは、CPU26がデータ読出しプログラム32bに従いメモリーカードドライブ20を制御することにより行われ、読み出された写真画像のデータは、各写真画像表示領域202に貼り付けて表示される。この場合の写真画像のデータの表示は、CPU26が画面表示プログラム32aに従い表示部14を制御することにより行われる。なお、メモリーカードから写真画像のデータの読出しを行う場合におけるメモリーカードドライブ20やデータ読出しプログラム32bに従い動作するCPU26は、上記読出し手段として機能する。また、写真画像選択画面G4を表示する場合における表示部14や画面表示プログラム32aに従い動作するCPU26は、上記表示手段として機能する。なお、読み出された写真画像のデータを写真画像選択画面G4に表示する際には、その写真画像のデータは一時的にデータ格納部34に格納される。
【0126】
また、写真画像選択画面G4には、一括指定ボタン210が設けられていて、この一括指定ボタン210にも、枚数増加ボタン212と、枚数減少ボタン214と、枚数表示領域216とが設けられている。この場合も、枚数増加ボタン212をクリックするごとに枚数表示領域216に表示される枚数が増加するようになっており、また、枚数減少ボタン214をクリックするごとに枚数表示領域216に表示される枚数が減少するようになっている。そして、この枚数増加ボタン212と枚数減少ボタン214とによって枚数を指定した後に、一括指定ボタン210における「一括指定」の部分をクリックすることにより、各個別写真画像領域200における枚数表示領域207に表示される枚数が一括指定ボタン210において指定した枚数となる。
【0127】
また、写真画像選択画面G4における決定ボタン220は、指定した枚数を決定するための操作ボタンであり、この決定ボタン220を押すことにより、指定された枚数の印刷を行う。また、元に戻すボタン230は、写真画像選択画面G4を初期状態、つまり、枚数を指定していない状態にするための操作ボタンである。この元に戻すボタン230を操作することにより、表示された写真画像選択画面G4において指定された枚数はクリアされる。
【0128】
なお、この写真画像選択画面G4には、合計枚数表示欄を設けて、表示されている写真画像選択画面G4において入力した枚数の合計が表示されるようにしてもよい。つまり、1つの写真画像選択画面G4において印刷する枚数を入力した場合に、その合計枚数が表示されるようにする。例えば、図10の例で、上段左位置の写真を3枚とし、下段中央位置の写真2枚とした場合には、該合計枚数表示欄には、5枚と表示される。つまり、入力された枚数の合計を算出して、合計枚数表示欄に表示するのである。
【0129】
また、この写真画像選択画面G4には、他に総プリント枚数表示欄を設けて、設定用画面G1において名前設定を行った後に、印刷した写真画像の枚数をカウントして表示するようにしてもよい。つまり、直近に行った名前設定以後の印刷枚数をカウントすることにより、あるパーティにおいて最初から印刷された写真画像の枚数を知ることが可能となる。
【0130】
操作者は、印刷したい写真画像についての個別写真画像領域200における枚数調整領域204により枚数を指定したり、一括指定ボタン210により印刷枚数を指定する。この場合、個別写真画像領域200を表示する表示部14や入力部16が上記入力手段として機能する。そして、この写真画像選択画面G4において印刷する枚数を指定した後に決定ボタン220を操作すると、CPU26は、印刷プログラム32cに従い、写真画像のデータと印刷する枚数についてのデータをプリンタ24に送る。すると、プリンタ24は、各写真画像について指定された枚数印刷する。印刷された写真画像は、プリンタ24の排出口から排出され、トレーに留置される。この場合、上記プリンタ24や該印刷プログラム32cに従い動作するCPU26は、上記印刷手段として機能する。
【0131】
以上のようにして、メモリーカードに記憶された写真画像のデータの印刷が行われることになる。なお、上記において各画面の表示部14への表示は、画面表示プログラム32aに基づき行われることになる。
【0132】
以上のように、本実施例の写真画像印刷装置Aによれば、デジタルカメラで撮影して得た写真画像をその場で所望枚数印刷することができ、被写体となった者にその場で渡すことができるので、カメラを持ち帰って写真画像をプリントした後に郵送等で送るという手間を省くことができる。また、1回の撮影で複数枚印刷することができるので、集合写真等を撮った場合でも、被写体となった各者に写真をその場で渡すことができる。
【0133】
なお、上記の写真画像印刷装置Aには、カメラドック35が設けられているので、予めデジタルカメラをこのカメラドック35にセットしておき、該デジタルカメラで撮影した場合には、該デジタルカメラをカメラドック35に載置するのみで写真画像のデータを読み出すことができるので、メモリーカードをいちいちデジタルカメラから取り出す必要がなく、簡単な操作で写真画像を表示したり、印刷したりすることができる。
【0134】
なお、プリンタ24により印刷した写真画像には、初期設定において入力した内容が上書き表示内容として表示される。つまり、写真画像に重ねた状態で表示されている。図11(a)に示す写真画像には、右下欄に「2002.10.10 Ichiro and Hanako」と表示されているが、これは、初期設定においてそのように入力した場合の例を示すものである。なお、この上書き表示内容は、図11(b)に示すように、表示内容を示す有色領域300と、該有色領域300の周囲に設けられた白色の周囲領域310とを有していて、表示内容を鮮明に表すとともに、表示内容に趣を出すことができるようになっている。この上書き表示内容が、上記「文字及び/又は記号からなる表示情報であって、表示情報を構成する各文字及び/又は記号における構成部分が白色以外の有色領域と該有色領域の周囲に存在する白色領域とからなる表示情報」に当たる。
【0135】
次に、ディスクへの書込みについて説明する。上記の写真画像選択画面G4において決定ボタン220を操作すると、上記のように写真画像の印刷が行われるが、同時に、印刷した写真画像のデータが記憶部30におけるデータ格納部(記憶手段)34に記録される。つまり、写真画像印刷装置Aを起動してから、最初に写真画像の印刷を行った場合に、データ格納部34内にフォルダが作成される。このフォルダは、ディスクに記録する写真画像のデータを格納しておくためのものである。このフォルダは、上記の印刷写真画像データを記憶するための記憶領域や、画像データ記憶領域に当たる。そして、以後写真画像を印刷するごとに、その印刷した写真画像のデータを該フォルダに格納していく。
【0136】
なお、写真画像のデータをフォルダに記録するに際しては、該フォルダに既に記録済みの写真画像については書込みを行わない。つまり、印刷を行った写真画像であっても、すでにフォルダに記録済みの写真画像については、書込みを行わない。既に記録済みの写真画像であるか否かについては、印刷した写真画像のファイル名と撮影時刻とをフォルダに記録されている各写真画像のファイル名と撮影時刻とを比較して、印刷した写真画像とファイル名及び撮影時刻が同じ写真画像がフォルダに存在する場合には、その写真画像についてはフォルダへの記録を行わない。つまり、フォルダへの記録を中止する。なお、該ファイル名と撮影時刻は、デジタルカメラの機能により撮影を行って写真画像を作成した際に自動的に各写真画像ごとに付与されるものである。ファイル名としては、例えば、連続番号が付される。なお、写真画像をフォルダに記録する際には、写真画像のデータとともに、ファイル名と撮影時刻のデータも記録することになる。このようにすることにより、同じ写真画像を複数回印刷しても、写真画像を重複してディスクに記録することがない。
【0137】
また、フォルダに写真画像を記録する際には、フォルダ内において、撮影時刻順になるように写真画像の記録を行っていく。これは、写真画像のデータに付与されている撮影時刻を比較しながら、撮影時刻順に記録していく。例えば、最初に撮影時刻が14時05分の写真画像(これを「第1写真画像」とする)のデータがフォルダに記録されていて、次に、撮影時刻が14時10分の写真画像(これを「第2写真画像」とする)が印刷された場合には、この第2写真画像のデータは、第1写真画像の次に記録する。さらに、撮影時刻が14時07分の写真画像(これを「第3写真画像」とする)が印刷された場合には、この第3写真画像のデータは、第1写真画像と第2写真画像の間の位置に記録する。このようにすることにより、フォルダ内に記録される写真画像は撮影時刻順となるので、写真画像が記録されたディスクを閲覧する際にも、撮影時刻順に閲覧することができる。上記のようなフォルダの作成及びフォルダへのデータの記録は、CPU26が上記ディスク書込みプログラム32dに従い行う。
【0138】
そして、閲覧用プログラムと写真画像のデータを記録したディスクの注文があった場合には、業者が上記写真画像印刷装置Aを回収した後に、上記設定用画面G1を表示させて、設定用画面G1における「ディスク書込み」を選択する。なお、その際には、事前にディスクドライブ22に記録を行うためのディスク(例えば、CD−Rディスク)を挿入しておく。このディスクが、データ書込み用の記録媒体に当たる。すると、記憶部30におけるデータ格納部34に記憶されていた閲覧用プログラムとフォルダ(つまり、印刷した写真画像のデータが記録されたフォルダ)とがディスクに記録される。つまり、閲覧用プログラムのデータとともに写真画像データがディスクに書き込まれる。なお、厳密には、フォルダのデータ(つまり、写真画像データ)が該閲覧用プログラムに書き込まれた上で、該閲覧用プログラムがディスクに書き込まれる。上記のディスクへの書込みは、CPU26が上記ディスク書込みプログラム32dに従いディスクドライブ22を制御することにより行う。この場合、該ディスクドライブ22やディスク書込みプログラム32dに従い動作するCPU26が上記書込み手段として機能する。このようにして記録が行われたディスクを注文者に渡す。なお、例えば、パーティにおいては、パーティ終了後に上記のようにディスクへの書込みを行い、その後、ディスクを渡す相手にディスクを手渡しすればよい。
【0139】
なお、本実施例の写真画像印刷装置Aをパーティ会場等において使用する場合には、撮影者が複数存在するのが通常であり、この写真画像印刷装置Aを用いて写真画像を印刷する者も複数存在するのが通常である。よって、その場合には、1つのディスクには、異なる撮影者により撮影された写真画像が記録されることになる。
【0140】
なお、上記の説明では、予めフォルダを作成しておいて、フォルダに写真画像データを記録していき、デスクに書き込む際に、フォルダのデータを書き込むとして説明したが、ディスクドライブ22にディスクを入れておいて、写真画像のデータを印刷するごとに、写真画像データを直接ディスクに記録するようにしてもよい。
【0141】
記録が行われたディスクを受け取った者は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ(例えば、自宅のパーソナルコンピュータ)においてこの閲覧用プログラムを起動させると、まず、メニュー及び写真表示画面G10(図13参照)が表示される。
【0142】
このメニュー及び写真表示画面G10には、図13に示すように、メニュー表示領域510と、写真画像リスト表示領域520と、拡大写真画像表示領域530とが設けられている。このメニュー表示領域510には、各メニューが表示されていて、「スライドショー」、「写真データの複写」、「印刷モード」、「写真焼増依頼書」、「写真設定」、「ポストカード作成」、「終了」等の各メニューが設けられている。
【0143】
また、写真画像リスト表示領域520は、ディスクに閲覧用プログラムとともに記録されているフォルダに記録されている写真画像のデータを表示する領域であり、複数の写真画像のデータを一度に表示するようになっている。また、拡大写真画像表示領域530は、所定の写真画像のデータを拡大して表示するための領域であり、写真画像表示領域532と、操作ボタン534とが設けられている。この操作ボタン534は、次の写真画像に移行するための操作ボタン534aと、1つ前の写真画像に戻るための操作ボタン534bとが設けられている。
【0144】
なお、メニュー画面を最初に表示した際には、写真画像リスト表示領域520には、フォルダに記録されている写真画像のうちの所定数の写真画像のデータが一覧の形で表示される。また、写真画像表示領域532には、フォルダに記録されている写真画像のうちの最初の順番の写真画像が表示される。
【0145】
また、写真画像リスト表示領域520に表示された写真画像のうちのいずれかの写真画像をクリックすると、その写真画像が写真画像表示領域532に拡大されて表示される。
【0146】
また、メニュー及び写真表示画面G10において、操作者が「スライドショー」を選択すると、操作ボタン534を操作することにより、順次写真画像が写真画像表示領域532に拡大して表示されるようになる。この場合の動作が、「上記印刷写真画像データを一覧表示するとともに、一覧表示された印刷写真画像データの中から操作者により指定された写真画像のデータを拡大表示する処理」に当たる。この「スライドショー」を選択した場合の動作は、上記スライドショー用プログラムに基づき行われることになる。つまり、写真画像を順番に拡大しながら見たい場合には、この「スライドショー」を選択すればよい。
【0147】
また、「写真データの複写」を選択した場合には、選択した写真画像のデータを他の記録媒体に複写することが可能となる。この場合の動作は、上記写真画像データ複写プログラム400gに従い行われることになる。
【0148】
また、「印刷モード」を選択した場合には、選択した写真画像をプリンタ等で印刷することが可能となる。
【0149】
また、「写真焼増依頼書」を選択した場合には、写真焼増依頼書のサンプルが表示さるので、該サンプルに所定事項を入力した後にプリントアウトして写真画像の焼き増しの依頼に使用すればよい。この場合の動作は、上記焼増依頼書作成プログラム400dに従い行われる。
【0150】
また、写真画像表示領域532に表示される写真画像に額の模様を付けたい場合には、「写真設定」における「額」を「有り」とし、該模様が必要ない場合には、「無し」とする。また、写真画像の横長表示を縦長表示にしたり、その逆をする場合には、「写真設定」の「回転」により調整する。この「写真設定」に関する動作は、上記写真画像設定プログラム400eに従い行われる。
【0151】
次に、「ポストカード作成」をクリックした場合の動作について説明する。この場合、閲覧用プログラムを起動しているコンピュータは、インターネットに接続されているものとする。また、「ポストカード作成」をクリックすると、ポストカード作成画面G11(図14参照)が表示される。このポストカード作成画面G11においては、メニュー表示領域610と、左側表示領域620と、右側表示領域630とが設けられている。このメニュー表示領域610には、「フレーム選択」の操作ボタン610aと、「写真画像選択」の操作ボタン610bと、「フレームと写真画像の合成」の操作ボタン610cと、「差出し人の住所、氏名」の操作ボタン610dと、「仕上がり確認」の操作ボタン610eと、「ポストカード注文」の操作ボタン610fとが設けられている。また、左側表示領域620には、上記フォルダに記録されている写真画像のデータが表示されるようになっていて、また、右側表示領域630には、選択可能な複数のフレームや、選択されたフレーム等が表示されるようになっている。
【0152】
まず、ポストカード作成画面G11が表示されると、右側表示領域630に選択可能なフレームが複数表示される。その際、メニュー表示領域610では操作ボタン610aが強調表示されている。操作者は、複数のフレームの中から所望のフレームを選択する。
【0153】
すると、メニュー表示領域610においては、操作ボタン610bが強調表示されるとともに、左側表示画面620に、選択可能な写真画像が表示される。これらの写真画像は、フォルダに記録されていた写真画像である。操作者は、表示された写真画像の中から1つの写真画像を選択する。なお、フレームによっては、複数の写真画像をはめ込むことができるものがあるので、その場合には、必要な数の写真画像を選択する。
【0154】
すると、メニュー表示領域610においては、操作ボタン610cが強調表示されるとともに、右側表示領域630においては、選択した写真画像がフレームに合成された状態で表示される。そのように合成した状態に問題がなければ、表示されている「決定」ボタンをクリックする。
【0155】
すると、メニュー表示領域610においては、操作ボタン610dが強調表示されるとともに、ポストカードに表示する住所や氏名等の表示内容を入力できるようになる。例えば、入力用のウインドウが表示され、そこに、挨拶文、住所、氏名等を入力して、表示されている「決定」ボタンをクリックする。
【0156】
すると、メニュー表示領域610においては、操作ボタン610eが強調表示されるとともに、入力された内容がポストカードに書き込まれた状態に表示される。表示されたポストカードの状態に問題がなければ、所定の操作、例えば、表示されている「決定」ボタンをクリックする。
【0157】
すると、メニュー表示領域610においては、操作ボタン610fが強調表示されるとともに、ポストカードを発注するためのWebサイトに接続する。そして、該Webサイトにおける入力画面において、所定の事項を入力するとともに所定の操作をすることにより作成したポストカードのデータが該サイトに送られる。該サイト側では、そのデータを受け取った後に、実際にポストカードを作成する。つまり、はがき等の紙に印刷を行ってポストカードを作成する。そして、注文者に郵送するのである。
【0158】
上記のようなポストカード作成を選択した場合の動作が、「上記印刷写真画像データにおける写真画像のデータを操作者に選択させるとともに、複数のポストカード作成用のフレームを表示して操作者に所定のフレームを選択させることによりポストカードの設計を行うとともに、所定のWebサイトにインターネットを介して接続することにより、設計したポストカードの注文を可能とする処理」に当たる。
【0159】
以上のように、上記閲覧用プログラムと写真画像のデータを記録したフォルダを記録したディスクによれば、上記写真画像印刷装置Aを使用して印刷を行った写真画像を閲覧することができるので、実際の写真画像をアルバム等に保管しておかなくてもディスクによっていつでも閲覧することが可能となる。つまり、このディスクを写真のアルバムの代わりとして用いることが可能となる。また、写真画像データを複写したり、印刷したり、焼き増ししたり、さらには、ポストカード作成を行うことができるので、非常に便利である。
【0160】
なお、上記の説明において、写真画像選択画面G4において決定ボタン220を操作すると、写真画像の印刷を行なうと同時に、印刷した写真画像のデータが記憶部30におけるデータ格納部(記憶手段)34にフォルダを作成し、このフォルダに写真画像のデータを記憶していき、写真画像のデータをフォルダに記憶するに際しては、該フォルダに既に記憶済みの写真画像については書込みを行わず、その際写真画像のファイル名と撮影時刻とを比較し、印刷した写真画像とファイル名及び撮影時刻が同じ写真画像がフォルダに存在する場合には、その写真画像についてはフォルダへの記憶を行わないとして説明したが、フォルダに記憶済みの写真画像を記憶しない方法として以下のようにしてもよい。
【0161】
なお、以下に示す処理は、例えば、プログラム格納部32に、以下の処理を行うためのプログラムであるフォルダ記憶プログラムが記憶されていて、CPU26が該プログラムに従い制御を行うことにより行われる。
【0162】
すなわち、同一の写真画像であるか否かを写真画像に付与されているファイル名と、撮影日時と、データサイズのデータによって判定し、この3つのデータが全て同じ写真画像については、フォルダへの記憶を行わない。また、フォルダに写真画像を書き込む際には、新たなファイル名を付けて記憶を行うようにする。この新たなファイル名は、該フォルダ内で順序付けられた名称とする。なお、このフォルダが、上記画像データ記憶領域に当たることになる。
【0163】
具体的には、図15に示すように、以下のように処理を行う。まず、予め、データ格納部34内に、撮影した写真画像の段階でのファイル名(これを「旧ファイル名」とする)を記憶しておく記憶領域を設定しておく(この記憶領域を「リストファイル」とする)。このリストファイルが、上記元ファイル名記憶領域に当たる。
【0164】
そして、デジタルカメラで撮影した写真画像には、写真画像ごとにファイル名と、撮影日時と、データサイズのデータが付与されているので、写真画像の印刷を行った場合には、その写真画像のファイル名と、撮影日時と、データサイズの各データを読み出す(S11)。この場合、撮影日時とは、例えば、2003年10月1日13時10分15秒というように、年月日と時刻を示すものである。なお、このステップS11の処理は、写真画像の印刷を行った場合に開始される。そして、このファイル名と同じファイル名がリストファイルに存在するか否かを判定し(S12、第1判定工程)、存在しない場合には、写真画像のデータをフォルダに記憶する(S13)。なお、フォルダに記憶する際には、新たなファイル名に変更した上で記憶する。このファイル名は、該フォルダ内で順序付けられた名称とする。例えば、連続番号とする。なお、写真画像をフォルダに記憶する際には、当然、撮影日時やデータサイズのデータも付与された状態で記憶される。また、写真画像をフォルダに記憶する場合には、旧ファイル名をリストファイルに記憶する(S14)。この旧ファイル名をリストファイルに記憶する際には、リストファイルに記憶した順序が分かるように記憶する。つまり、これにより、リストファイルの旧ファイル名とフォルダ内の写真画像とが関連づけられることになる。なお、上記ステップS13,S14が、上記記憶工程に当たる。
【0165】
一方、上記ステップS12において、リストファイルに同じファイル名がある場合には、そのファイル名に対応する写真画像について、他のデータ、すなわち、撮影日時のデータと、データサイズのデータとが同じであるか否かを判定し(S15、第2判定工程)、1つでも異なる場合には、ステップS13に移行して、その写真画像をフォルダに記憶する。一方、撮影日時もデータサイズも同じである場合には、同一の写真画像であると判定して、フォルダにその写真画像を記憶することなく、処理を終了する。
【0166】
上記の処理の内容をより具体的に説明すると、ファイル名、撮影日時、データサイズが図16(a)に示す写真画像Aを印刷したとする。すると、フォルダやリストファイルにはまだデータは記憶されていないので、この写真画像がフォルダに記憶され、リストファイルに旧ファイル名が記憶される。つまり、フォルダに記憶する際には、新ファイル名EPS00001に変更した後に記憶を行い、旧ファイル名ABC001はリストファイルに記憶される。次に、ファイル名、撮影日時、データサイズが図16(b)に示す写真画像Bを印刷したとすると、この写真画像Bのファイル名XZ002は、リストファイルには記憶されていないので、写真画像Bをファイル名をEPS00002に変更した上でフォルダに記憶し(S13)、旧ファイル名をリストファイルに記憶する(S14)。なお、この写真画像Bの変更後のファイル名はEPS00002であり、写真画像Aのファイル名と連続した番号となっている。また、リストファイルに記憶される旧ファイル名XZ002は、ABC001の次に記憶しておき、直前に記憶した旧ファイル名の次の順序であることが分かるようにしておく。
【0167】
そして、次に、ファイル名、撮影日時、データサイズが図16(c)に示す写真画像Aが印刷されたとする。この写真画像Aは、上記図16(a)の写真画像と同じ写真画像であり、ファイル名、撮影日時、データサイズともにすでに記憶してある写真画像Aと同じとなっている。すると、ファイル名ABC001はすでにリストファイルに記憶されているので、他のデータも同じか否かを判定する。その際には、フォルダ内の写真画像は順序付けられて記憶され、また、リストファイルの旧ファイル名も順序付けられて記憶されているので、リストファイルにおける該当するファイル名に対応する写真画像の撮影日時とデータサイズのデータを読み出す。例えば、図16(c)の場合には、同一のファイル名がリストファイルの1番目にあるので、フォルダにおける1番目の写真画像(つまり、写真画像A)についての撮影日時とデータサイズを読み出して、これらのデータも同じであるか否かを判定する(S15)。すると、図16(c)の場合には、他のデータも同じとなるので、写真画像Aのフォルダへの記憶は行わず、リストファイルへの記憶も行わない。
【0168】
次に、ファイル名、撮影日時、データサイズが図16(d)に示す写真画像Cが印刷されたとする。この場合には、ファイル名は(a)で記憶された写真画像Aと同じであるが、他のデータ(撮影日時とデータサイズ)が異なるので、写真画像Cをファイル名を変更した上で(この場合のファイル名は、EPS00003となる)記憶し、旧ファイル名はリストファイルに記憶する。
【0169】
以上のようにして、フォルダに記憶済みの写真画像を重複して記憶しないようにすることが可能となる。また、フォルダに記憶する写真画像のデータのファイル名を変更するので、別の写真画像であるにも拘わらずファイル名が同じになってしまうという事態を避けることができる。つまり、例えば、パーティの参加者が同じ機種のデジタルカメラを持参してきた場合に、別の写真画像であるにも拘わらず、メモリーカードから読み出した写真画像のデータのファイル名が同じである可能性があり、その場合には、ファイル名を変更しないと、フォルダに記憶させた写真画像のデータのファイル名が同じになってしまう。そこで、上記のように、ファイル名を変更することにより、そのような事態が発生するのを防止するのである。
【0170】
また、上記の各機能に加えて、以下に説明するようなバックアップ機能を付加するのが好ましい。
【0171】
すなわち、データ格納部34に、第1フォルダ(画像データ記憶領域)と、第2フォルダ(バックアップ用データ記憶領域)とを予め設けておき、設定用画面G1(図7参照)において名前設定を行った場合に、第1フォルダに記憶されているデータをクリアするとともに、第2フォルダには、新たなフォルダ(以下「別フォルダ」(個別記憶領域)とする)を作成する。この別フォルダの名称は、例えば、設定した名前を用いたファイル名とする等して第2フォルダ内に形成される他の別フォルダとは区別できるようにしておく。
【0172】
そして、写真画像の印刷を行い、写真画像のデータをフォルダに記憶する場合には、つまり、例えば、図15におけるステップS13においては、その写真画像のデータを第1フォルダに記憶するのみならず、別フォルダにも記憶する。このようにして、第1フォルダと別フォルダに各写真画像のデータを記憶していく。
【0173】
そして、次の使用機会、つまり、次のパーティ等において設定用画面G1(図7参照)において名前設定(この操作が、上記「写真画像印刷装置の起動後において所定の操作が上記入力装置によりあった場合には、」における該所定の操作に当たる)を行った場合には、第1フォルダ内のデータは削除されて、第2フォルダには、新たなフォルダが別に作成されることになる。
【0174】
このようにすることにより、第2フォルダには、第1フォルダに記憶されたデータが記憶されているフォルダが次々と記憶されていき、データのバックアップが行われることになる。
【0175】
なお、このようにデータのバックアップを行う場合には、上記のようにディスクへの書込みを行う場合には、第2フォルダに記憶された別フォルダも選択して記憶できるようにしておくのが好ましい。
【0176】
なお、第1フォルダや別フォルダに写真画像のデータを記憶する際にも図15に示すような処理は行い、記憶済みの写真画像を重複して記憶しないようにする。なお、バックアップする期間を予め定めておき、その期間を経過した別フォルダを削除するようにしてもよい。
【0177】
また、上記の各機能に加えて、以下に説明するような焼き増し機能を付加してもよい。
【0178】
すなわち、ユーザ(例えば、パーティの参加者)が所定の操作を行うことにより、上記フォルダに記憶されている写真画像のデータを表示させ、印刷できるようにする。特に、上記のように第1フォルダと第2フォルダとを用意しておく場合には、第1フォルダに記憶されている写真画像のデータを表示させて、印刷できるようにする。
【0179】
すなわち、カード種類選択画面G2には、図17に示すように、さらに、焼き増し用の操作ボタンとしてのアイコン112を用意しておき、このアイコン112を押圧操作することにより、第1フォルダに記憶されている写真画像が一覧で表示されるようにする。写真画像の表示の仕方としては、例えば、図10に示す写真画像選択画面G4のように行なう。そして、印刷したい写真について印刷を行う操作を行うことにより、所望の写真を入手することができる。
【0180】
この焼き増し機能によれば、ある写真画像を印刷した後に、その写真を入手したい場合には、その写真画像のデータが記憶されているメモリーカードを再度差し込むことなく容易に入手することが可能となる。
【0181】
なお、焼き増し機能により焼き増し印刷を行った場合には、すでにその写真画像のデータはフォルダに記憶されているので、印刷を行った場合でもフォルダに記憶しておく必要はない。つまり、焼き増し印刷を行なうための所定の操作を行って写真画像のデータを印刷した場合には、写真画像については印刷写真画像データの上記記憶装置への記憶を中止するようにする。
【0182】
また、図17に示すカード種類選択画面G2において、アイコン100〜110を操作した場合の動作は上記と同様であるので、詳細な説明を省略する。
【0183】
また、上記の説明においては、メモリーカードをメモリーカードドライブ20に挿入してメモリーカードに記録されている写真画像を読み出して、表示部14に表示したり、印刷するものとして説明したが、以下に示すように通信機能を設けて外部から写真画像のデータを受信できる機能をさらに付加してもよい。
【0184】
つまり、その場合の装置本体部10の構成は、図18に示すように構成され、上記で説明した構成に加えて、通信部(受信装置)37がさらに設けられる。この通信部37は、受信アンテナに接続されて、無線通信を行う機能を有し、写真画像のデータが添付された電子メールを受信する機能を有している。特に、通信部37は、携帯電話の機能を有していて、携帯電話により電子メールを受信する機能を有している。
【0185】
また、データ格納部34には、上記で説明した構成に加えてさらに、受信した電子メールを記憶するフォルダであるメール用フォルダ(図19参照)が設けられている。このメール用フォルダが、上記受信データ記憶領域に当たる。
【0186】
さらに、プログラム格納部32には、図6や上記で説明した各プログラムに加えて、以下に説明するような動作を行うためのプログラムが格納されている。例えば、該電子メールを受信して該メール用フォルダに格納するためのプログラムであるメール受信プログラムや、モードを切り換えるためのモード切換えプログラムや、各モードごとに動作を行うためのプログラム(例えば、表示後印刷モード動作プログラムや、即印刷モード動作プログラム)が格納されている。また、プログラム格納部32に格納されている画面表示プログラム32aは、上記メール用フォルダに格納された写真画像等を表示する機能をも有することになる。また、プログラム格納部32に格納されている印刷プログラム32cは、後述するように、写真画像表示領域202を分割して、写真画像とテキストデータとを表示する場合には、その状態で印刷する機能をも有することになる。
【0187】
このように通信機能を設けた場合の写真画像印刷装置Aの使用状態及び動作について説明する。外部から写真画像のデータを送信して写真画像印刷装置Aにより受信し、表示、印刷等する場合の使用状態、動作以外は、上記の場合と同様であるので、外部から写真画像のデータを送信して写真画像印刷装置Aにより受信し、表示、印刷等する場合の使用状態、動作を主として説明する。
【0188】
この通信機能を設けた場合のカード種類選択画面G2は、図17に示すように構成され、受信画像を表示等するためのアイコン114が設けられている。このアイコン114には、現在モード表示用のアイコン114aと、モード切換え用のアイコン114bとが設けられている。つまり、通信機能により受信した受信写真画像については、写真画像のデータを受信した場合には、即印刷するモード(「即印刷モード」とする)と、一旦表示部14に表示した上で印刷を指示した写真画像を印刷する表示後印刷するモード(「表示後印刷モード」とする)とが設けられていて、アイコン114bは両モード間の切換えを行なうための操作ボタンとして機能する。つまり、表示後印刷モードの状態でアイコン114bを押圧操作すると、即印刷モードに切り替わり、一方、即印刷モードの状態でアイコン114bを押圧操作すると、表示後印刷モードに切り替わる。また、アイコン114aは、現在のモードを表示するものであり、また、表示後印刷モードの場合には、このアイコン114aを押圧操作することにより受信した写真画像が表示されるようになっている。なお、図17に示すカード種類選択画面G2の場合には、焼き増し機能を行なうためのアイコン112や、受信した画像を表示するためのアイコン114が設けられているので、その意味では、カード種類選択画面G2は、カード種類その他の選択肢を選択するための選択画面であるといえる。この即印刷モードが、上記第1動作モードに当たり、表示後印刷モードが、上記第2動作モードに当たる。
【0189】
パーティ会場等で写真画像印刷装置Aが起動されている状態で、写真画像のデータを送信しようとする者(以下「画像送信者」とする)が電子メールに写真画像のデータを添付して写真画像印刷装置A宛に送信したとする。つまり、写真画像印刷装置A宛に設定された電子メールアドレスに電子メールを送信する。電子メールを送信する形態としては、いわゆるパーソナルコンピュータにより送信する方法のみならず、携帯電話により送信する方法が挙げられる。
【0190】
画像送信者から電子メールが送信されると、写真画像印刷装置Aにおいて、該電子メールが受信される。つまり、メール受信プログラムに基づきCPU26により制御された通信部37が該電子メールを受信する。すると、該電子メールのデータは、データ格納部34における上記メール用フォルダに格納される。なお、メール用フォルダに格納される各電子メールデータには、写真画像データと、電子メールにおけるテキストデータが含まれているとともに、送信元等のその他の情報も記憶されている。なお、このテキストデータは、電子メールにおけるメッセージについてのデータである。
【0191】
複数の画像送信者から電子メールが送信された場合には、メール用フォルダには、複数の電子メールのデータが格納されることになる。
【0192】
次に、各モードにおける具体的な動作について説明する。まず、表示後印刷モードについて説明する。この表示後印刷モードにおける動作は主として上記表示後印刷モード動作プログラムに従い行われる。上記のように、パーティ会場等に写真画像印刷装置Aが設置されていて、スタート画面が表示されている状態で、所定の領域を押圧操作することにより、カード種類選択画面G2が表示される。そして、表示後印刷モードとなっている場合には、アイコン114aには、図17に示すように、「現在モード/表示後印刷モード/(表示する場合は押す)」と表示される。そして、アイコン114aを押圧操作すると、受信した電子メールに添付されている写真画像と、メッセージが表示部14に表示される。つまり、メール用フォルダに格納された電子メールデータにおける写真画像データとテキストデータとを読み出して、メール用フォルダに格納されているデータを一覧表示する。なお、表示の仕方としては、図10に示すように、1つの画面に複数の写真画像を表示するが、テキストデータについての表示する必要があるので、図10における個別写真画像領域200における写真画像表示領域202を2つに分割して、図20に示すように、写真画像を表示する写真画像領域202aと、テキストデータを表示するテキスト表示領域202bとを設ける。そして、写真画像領域202aには、電子メールデータにおける写真画像データを表示し、テキスト表示領域202bには、電子メールデータにおけるテキストデータを表示する。図20の例では、写真画像領域202aに表示された画像が写真画像データに当たり、テキスト表示領域202bに表示された内容がテキストデータに当たる。これにより、電子メールに添付された写真画像のみならず、電子メールのメッセージについても表示することができる。このような表示は、CPU26が上記画面表示プログラム32aに従い表示部14を制御することにより行われる。なお、写真画像表示領域202のスペースの都合上、写真画像が横向きの場合でも縦向きに表示するが、写真画像が横向きの場合には、写真画像表示領域202内に横向きに表示し、残りのスペースにテキストデータを表示するようにしてもよい。
【0193】
そして、写真画像選択画面G4において印刷を行う場合には、上記と同様の操作を行うことにより、所望の写真画像を印刷することができる。つまり、枚数増加ボタン205や、枚数減少ボタン206や、一括指定ボタン210や、決定ボタン220等を操作することにより、上記と同様に印刷が行われる。なお、図20に示すように、個別写真画像表示領域200に写真画像領域202aとテキスト表示領域202bとが設けられているので、印刷する内容としても、写真画像領域202aの内容とテキスト表示領域202bの内容とを1枚にして印刷する。
【0194】
一方、即印刷モードの場合には、写真画像印刷装置Aにおいて、該電子メールが受信され、該電子メールのデータがデータ格納部34における上記メール用フォルダに格納されると、メール用フォルダに格納したデータの印刷を行う。つまり、写真画像選択画面G4に写真画像やテキストデータを表示して印刷を指示しなくても、受信した写真画像のデータとテキストデータをそのまま印刷する。つまり、電子メールのデータがメール用フォルダに格納されると、印刷モード動作プログラムに従い、その格納された電子メールのデータにおける写真画像のデータとテキストデータの印刷を印刷プログラム32cに指示し、すると、印刷プログラム32cにより印刷が行われる。この即印刷モードの場合には、アイコン114aには、「即印刷モード」と表示される。なお、この即印刷モードの場合には、電子メールのデータをメール用フォルダに格納することなく、そのまま印刷するようにしてもよい。つまり、電子メールを受信したら、印刷モード動作プログラムにより、写真画像のデータとテキストデータとを読み出し、これらを印刷プログラムに指示して印刷するのである。このように、即印刷プログラムによれば、受信した電子メールに添付された写真画像のデータと、該電子メールにおけるテキストデータとを即印刷することが可能となる。
【0195】
また、印刷されたデータは、上記と同様に、フォルダに記憶される。つまり、表示後印刷モードの場合も即印刷モードの場合も、印刷されたデータはフォルダに記憶される。なお、フォルダへの記憶に当たっては、写真画像のデータと、その写真画像に対応するテキストデータとを1つの画像データに加工して記憶させる。例えば、図20に示す写真画像表示領域202に表示された内容を1つの画像データ(例えば、JPEG)に生成して、そのデータをフォルダに記憶させるのである。また、写真画像のデータとテキストデータとを格納したフォルダを記憶させることも考えられる。なお、フォルダへの記憶に際しては、上記と同様に、写真画像のファイル名と、撮影日時と、データサイズとをチェックすることにより、同じ写真画像が重複して記憶されないようにする。つまり、この場合が上記の「画像データ領域への記憶を行わない場合」に当たる。また、上記のように、バックアップ機能を持たせる場合には、上記と同様に、第1フォルダに記憶するとともに、第2フォルダ内のフォルダにも記憶を行う。また、外部から通信回線を介して受信した写真画像データ及びテキストデータについてもフォルダに記憶されるので、上記の焼き増し機能により焼き増しすることも可能となる。
【0196】
また、フォルダに記憶されるので、ディスクに書き込む場合にも同様にディスクへの書込み動作が行われることになる。
【0197】
なお、上記の説明では、1つの写真画像領域に、写真画像とテキストデータとを表示するものとして説明したが、写真画像のみを表示してもよい。つまり、この場合には、メール用フォルダに記憶されている電子メールデータにおいて、写真画像データのみを表示させるのである。この場合には、印刷に際しても、写真画像データのみを印刷することになる。また、送信されたデータがテキストデータのみの場合には、そのテキストデータを個別写真画像表示領域200に表示させて、印刷等するようにしてもよい。
【0198】
以上のように写真画像印刷装置Aに通信機能を持たせて、外部から通信回線を介して送られた写真画像を表示、印刷できるので、パーティに出席できない者からも写真画像を受信することができ、従来では祝電の方法しかなかったのであるが、写真画像を送ることができるので、よりパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、上記の2つのモードが設けられているので、パーティ等における状況に応じてモードを使い分けることができる。つまり、スピーチの最中等のように受信した写真画像等が自動的に印刷されると不都合な状況の場合には、表示後印刷モードにしておき、歓談の場合には、即印刷モードにした方が、表示や印刷等の操作を要することなく、印刷された写真画像を取得できて便利である。なお、上記の説明では、表示後印刷モードと即印刷モードの2つのモードが設けられているとして説明したが、いずれか一方のみを設けるものとしてもよい。例えば、表示後印刷モードのみとする場合には、アイコン114には、アイコン114a、114bは設けられず、アイコン114を押すことにより、写真画像等が表示される。一方、即印刷モードのみとする場合には、電子メールを受信すると、自動的に印刷されるので、カード種類選択画面G2には、受信した写真画像用のアイコンは必要ない。
【0199】
なお、上記の説明では、通信部37は、携帯電話の機能を有していて、携帯電話により電子メールを受信可能となっているとして説明したが、有線により接続するものとしてもよい。つまり、通信部37にモデムやルータの機能を持たせて、設置会場に設けられた電話回線のジャックに接続することにより電子メールを受信可能としてもよい。また、携帯電話以外の無線通信の機能、例えば、無線LANの機能を通信部37に持たせて電子メールを受信できるようにしてもよい。
【0200】
また、写真画像印刷装置A、特に、通信部37に電子メールの送信機能を持たせて、パーティに出席していない者に対して、パーティの状況を撮影した写真等を送信するようにしてもよい。この通信部37等は、上記の「電子メールを送信する送信装置」として機能する。例えば、受信した電子メールに対する返信機能を設けておいて、返信メールを送信できるようにしておき、その返信メールに写真画像を添付して画像送信者に返信するのである。つまり、受信した電子メールの一覧が表示される一覧表示機能を設け、一覧表示された電子メールから返信を行うメールを指定して、所定の操作を行うことにより、返信メール作成画面が表示されるようにし、該返信メール作成画面において、メッセージを入力するとともに、写真画像を添付できるようにする。ここで、写真画像を添付する場合には、フォルダに記憶された写真画像を一覧表示して選択できるようにしておく。そして、写真画像を添付した状態で、電子メールを返信することにより、パーティに出席できなかった画像送信者も、パーティの雰囲気を知ることができ、擬似的にパーティに参加することが可能となる。なお、画像送信者に返信する者のみならず、電子メールの送信先が予め分かっている場合には、電子メールを送信できるようにしてもよい。
【0201】
また、上記の説明においては、ディスクにデータの書き込みを行なう場合に、閲覧用プログラムのデータと、フォルダのデータとをディスクに書き込むとして説明したが、予め閲覧用プログラムが書き込まれたディスクを用意しておき、そのディスクにフォルダのデータを書き込むようにしてもよい。つまり、上記のように、閲覧用プログラムのデータと、フォルダのデータとをディスクに書き込むものとすると、パーティの出席者が書き込み操作を何からの方法で知っている場合に、出席者がフォーマットされたディスクを自分で持ち込むことにより、ディスクへの書込みができてしまう。そこで、予め閲覧用プログラムが書き込まれたディスクにフォルダのデータのみを書き込むようにすることにより、そのような事態を防止することが可能となる。なお、この場合には、データ格納部34には、閲覧用プログラムは記憶しておかずに、閲覧用プログラムが記憶されたディスクは別途作成するようにするのが好ましい。具体的な動作としては、設定用画面G1を表示させて、設定用画面G1における「ディスク書込み」を選択することにより、フォルダに記録されているデータ(特に、第1フォルダと第2フォルダとが設けられている場合には、第1フォルダに記録されているデータ)が、予め閲覧用プログラムが書き込まれたディスクに書き込まれる。その際には、フォルダに記録されているデータを撮影日時順にディスクに書き込む。つまり、フォルダに記録されている各写真画像のデータには、撮影日時のデータが付加されているので、この撮影日時のデータに基づき、その順番に従いディスクに書込みを行う。つまり、フォルダに記録された順番ではなく、撮影日時のデータに基づき書込みを行うのである。例えば、図16(d)のフォルダに示すようにデータが格納されている場合には、撮影日時の順番は、画像B→画像A→画像Cの順番であるので、その順番でディスクに書き込む。このようにすることにより、閲覧用プログラムにより、写真画像を閲覧する場合に、撮影日時の順序で閲覧することができ、パーティの時間経過に応じた順序で閲覧を行うことが可能となる。
【0202】
なお、第1フォルダと第2フォルダとが設けられている場合には、第1フォルダに記録されているデータが、ディスクへ書き込まれるとしたが、バックアップ用の第2フォルダにおける別フォルダにおけるデータも書込みできるようにするのが好ましい。つまり、設定用画面G1における「ディスク書込み」を選択すると、第1フォルダと第2フォルダにおける1又は複数の別フォルダのいずれかを選択することができる選択画面を表示し、第1フォルダを選択した場合には、第1フォルダに記録されているデータをディスクに書き込み、一方、第2フォルダにおけるいずれかの別フォルダを選択した場合には、該別フォルダに記録されているデータをディスクに書き込むようにするのである。なお、上記のように、撮影日時の順番に従って、書き込みを行うようにする。
【0203】
また、ディスクへの書き込みに際して、写真画像のデータを格納しておくためのフォルダ(例えば、上記第1フォルダや、第2フォルダ内の別フォルダ)において、写真画像のデータとテキストデータとを格納したフォルダが格納されている場合には、該フォルダをディスクに書き込む。その際、該フォルダ内の写真画像のデータに付加されている撮影日時のデータに従い、撮影日時の順番で書き込む。例えば、図16(d)において、画像Bの代わりに画像Bとテキストデータが格納されたフォルダがフォルダ内に記録されている場合には、画像Bとテキストデータが格納されたフォルダをディスクに書き込む。また、図16(d)の場合に書込みの順番は、画像Bとテキストデータが格納されたフォルダ→画像A→画像Cとなる。
【0204】
また、上記のスタート画面に、広告表示をするようにするのが好ましい。つまり、カード種類選択画面G2の前の段階の画面であるスタート画面に広告表示を行なうことにより、待受け画面として機能しているスタート画面を広告スペースとして使用することが可能となる。
【0205】
また、写真画像を印刷する際に、テンプレートを使用し、所定の表示が印刷された写真画像に行われるようにしてもよい。つまり、このテンプレートを広告の表示とすることにより、印刷された写真画像の一部を広告スペースとして使用することが可能となる。
【0206】
また、上記の写真画像印刷装置Aを駆動させるための電源は、一般の商用電源を用いてもよいし、バッテリーを写真画像印刷装置A内に設けておき、該バッテリーにより動作するようにしてもよい。このようにすることにより、商用電源のない場所、例えば、野外においても使用することが可能となる。
【0207】
また、上記の写真画像印刷装置Aが駆動している際にはBGMを流すようにしてもよい。また、このBGMについてON・OFF可能としてもよい。
【0208】
【発明の効果】
本発明に基づく請求項1及びこれに従属する請求項に記載の発明、請求項7及びにこれに従属する請求項に記載の発明及び請求項10及びこれに従属する請求項に記載の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、印刷した写真画像のデータを記録媒体に保存しておくことができるので、結婚披露宴等のパーティにおいて使用した場合に、該写真画像のデータを記録した記録媒体を記念として取っておくことができるとともに、記録媒体に記録されたデータを挨拶状等に活用することが可能となる。
【0209】
また、請求項12から請求項17までに記載の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、上記移動機構部が設けられているので、パーティ会場等に搬入する際に容易に搬入を行うことができる。
【0210】
また、請求項18及びこれに従属する請求項に記載の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に別途郵送等で渡す必要がない。また、表示装置が液晶ディスプレイであり、上記入力装置が該表示装置の表示面に設けられたデジタイザであるので、入力装置と表示装置のスペースを小さくでき、また、上記印刷装置が、該表示装置の背面側に設けられていて、さらに、該印刷装置における印刷用紙の搬送方向は、該表示装置の表示面の向きを正面とした場合に左右方向であり、印刷した写真画像の排出口は印刷装置の側方にあるので、表示装置の背面のスペースを有効に活用することができる。つまり、表示装置の背面に設けられる横長のスペースを有効に活用することができる。よって、装置全体を小型化することが可能となる。
【0211】
また、請求項23、26、37及びこれらに従属する請求項に記載の写真画像印刷装置によれば、すでに画像データ記憶領域に記憶されている写真画像のデータと、ファイル名と撮影日時とデータサイズの全てが同一の写真画像を画像データ記憶領域に記憶しないので、同一の写真画像を重複して記憶するおそれがない。また、ファイル名を変更するので、画像データ記憶領域に記憶された写真画像データのファイル名が同一のファイル名とならないようにすることができる。
【0212】
また、請求項21、38及びこれらに従属する請求項に記載の写真画像印刷装置によれば、焼き増し機能により、ある写真画像を印刷した後に、その写真を入手したい場合には、その写真画像のデータが記録されている記録媒体を読出し装置により読み出すことなく容易に入手することが可能となる。
【0213】
また、請求項22、39及びこれらに従属する請求項に記載の写真画像印刷装置によれば、写真画像データのバックアップを行うことができる。
【0214】
また、請求項27〜30及びこれらに従属する請求項に記載の写真画像印刷装置によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像印刷装置をパーティ会場等で使用した場合に、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。また、写真画像の選択に際して、印刷枚数を入力装置により指定できるようにすることにより、1回の撮影で複数枚印刷することができる。また、外部から通信回線を介して送られた写真画像を表示、印刷できるので、パーティに出席できない者からも写真画像を受信することができ、よりパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。特に、請求項30に記載の構成によれば上記の2つのモードが設けられているので、パーティ等における状況に応じてモードを使い分けることができる。
【0215】
また、請求項45に記載の写真画像印刷装置による写真画像の提供方法によれば、操作者にとって使い勝手をよくすることができる。特に、上記第1表示工程が設けられていて、メモリカードの種類をメモリーカードの外観を示す表示部によりそれぞれ表示しているので、読込みを行うメモリーカードの種類を容易に特定することができる。
【0216】
また、請求項47から請求項51までに記載のパーティにおけるサービスの提供方法によれば、デジタルカメラで撮った写真画像をその場で印刷することができるので、写真画像を被写体となった者に後で郵送等で渡す必要がなく、また、撮影して得た写真画像をその場で見ることができるので、写真画像を介してパーティの雰囲気を盛り上げることが可能となる。特に、請求項50、51に記載のサービスの提供方法によれば、印刷した写真画像のデータを記録媒体に保存しておくことができるので、結婚披露宴等のパーティにおいて使用した場合に、該写真画像のデータを記録した記録媒体を記念として取っておくことができるとともに、記録媒体に記録されたデータを挨拶状等に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく写真画像印刷装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に基づく写真画像印刷装置を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施例に基づく写真画像印刷装置を示す分解斜視図である。
【図4】装置本体部における内部構造の概略を示す斜視図である。
【図5】装置本体部の構成を示すブロック図である。
【図6】(a)は記憶部の構成を示す説明図であり、(b)はプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図7】設定用画面を示す説明図である。
【図8】カード種類選択画面を示す説明図である。
【図9】メモリーカード差込み指示画面を示す説明図である。
【図10】写真画像選択画面を示す説明図である。
【図11】印刷された写真の例を示す図であり、(a)はその外観を示す平面図であり、(b)は(a)における部分拡大図である。
【図12】閲覧用プログラムの構成を示す説明図である。
【図13】メニュー及び写真表示画面を示す説明図である。
【図14】ポストカード作成画面を示す説明図である。
【図15】フォルダに記憶済みの写真画像を重複して記憶しない方法の例を示すフローチャートである。
【図16】フォルダに記憶済みの写真画像を重複して記憶しない方法を具体的に説明するための説明図である。
【図17】カード種類選択画面の他の例を示す説明図である。
【図18】通信機能を設けた場合の装置本体部の構成を示すブロック図である。
【図19】メール用フォルダの構成を示す説明図である。
【図20】個別写真画像領域200において、写真画像とメッセージとを表示する場合の例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 写真画像印刷装置
10 装置本体部
11 本体ケース部
12 入力機能付き表示部
14 表示部
16 入力部
20 メモリーカードドライブ
22 ディスクドライブ
24 プリンタ
26 CPU
30 記憶部
32 プログラム格納部
32a 画面表示プログラム
32b データ読出しプログラム
32c 印刷プログラム
32d ディスク書込みプログラム
34 データ格納部
35 カメラドック
37 通信部
40 収納部
42 台座部
44 カバー部
50 移動機構部
52 車輪
54 支持部
56 把手部
400 閲覧用プログラム

Claims (51)

  1. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    画像データを表示する表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、
    所定のデータを記憶する記憶装置と、
    記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該記憶装置に記憶しておくとともに、該入力装置から所定の書込み指示操作があった場合に、該記憶装置に記憶されている該印刷写真画像データを記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御する制御装置と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  2. 上記制御装置は、上記写真画像印刷装置の起動後最初に上記印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該記憶装置に所定の記憶領域を作成して該記憶領域に該印刷写真画像データを記憶し、その後、印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該作成された記憶領域に記憶していき、上記記憶媒体に書き込む際には、該記憶領域に記憶されたデータを書き込むとともに、印刷写真画像データを該記憶領域に記憶する際には、該印刷写真画像データに写真画像のファイル名と撮影時刻の情報を付加して記憶し、また、写真画像データの印刷が行われた場合に、その写真画像のファイル名と同一のファイル名であり、かつ、該写真画像の撮影時刻と同一の撮影時刻である情報が付加されている写真画像がすでに該記憶領域に記憶されている場合には、印刷を行った該写真画像の記憶を中止することを特徴とする請求項1に記載の写真画像印刷装置。
  3. 上記制御装置は、上記記憶領域に印刷写真画像データを記憶する際には、撮影時刻の情報に従い、撮影時刻順に各印刷写真画像データを並べた状態となるように記憶を行うことを特徴とする請求項2に記載の写真画像印刷装置。
  4. 上記記憶装置には、撮影者の異なる印刷写真画像データであっても同一の記憶領域に記憶され、該撮影者の異なる印刷写真画像データが、上記書込み装置により記録媒体に書き込まれることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の写真画像印刷装置。
  5. 上記記憶装置には、上記記録媒体に書き込まれた上記印刷写真画像データを閲覧するための閲覧用プログラムのデータが記憶されていて、
    上記制御装置は、上記印刷写真画像データを記録媒体に書き込む際に、該閲覧用プログラムのデータとともに該印刷写真画像データを該記録媒体に書き込むように上記書込み装置を制御することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の写真画像印刷装置。
  6. 上記閲覧用プログラムが、
    上記印刷写真画像データを一覧表示するとともに、一覧表示された印刷写真画像データの中から操作者により指定された写真画像のデータを拡大表示する処理と、
    上記印刷写真画像データにおける写真画像のデータを操作者に選択させるとともに、複数のポストカード作成用のフレームを表示して操作者に所定のフレームを選択させることによりポストカードの設計を行うとともに、所定のWebサイトにインターネットを介して接続することにより、設計したポストカードの注文を可能とする処理と、
    を行なうことを特徴とする請求項5に記載の写真画像印刷装置。
  7. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    画像データを表示する表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、
    記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御する制御装置と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  8. 上記写真画像印刷装置が、さらに、デジタルカメラを載置するとともにデジタルカメラに記録された写真画像のデータを読み出すためのトレー状の読出し装置であるドックを有し、
    上記制御装置は、該ドックにより読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の写真画像印刷装置。
  9. 上記制御装置は、上記表示装置に、選択可能な記録媒体を表示する記録媒体選択用画面であって、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示し、各表示部が操作用ボタンとなっている記録媒体選択用画面を表示し、操作者が、いずれかの表示部を選択することにより記録媒体の種類を選択することができることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8に記載の写真画像印刷装置。
  10. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し手段と、
    該読出し手段により読み出された写真画像のデータを表示する表示手段と、
    該表示手段に表示された写真画像の中から印刷する写真画像を選択する入力手段と、
    該表示手段により写真画像のデータが表示された状態で、該入力手段により写真画像の選択が行われた場合に、選択された写真画像のデータを印刷する印刷手段と、
    該印刷手段により印刷された写真画像についてのデータである印刷写真画像データを記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶されている印刷写真画像データを記録媒体に書き込む書込み手段と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  11. 上記写真画像印刷装置が、写真画像印刷装置を移動させるための移動機構部を有することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10に記載の写真画像印刷装置。
  12. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    画像データを表示する表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御する制御装置と、
    写真画像印刷装置を移動させるための移動機構部と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  13. 上記写真画像印刷装置が、さらに、デジタルカメラを載置するとともにデジタルカメラに記録された写真画像のデータを読み出すためのトレー状の読出し装置であるドックを有し、
    上記制御装置は、該ドックにより読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とする請求項12に記載の写真画像印刷装置。
  14. 上記制御装置は、上記表示装置に、選択可能な記録媒体を表示する記録媒体選択用画面であって、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示し、各表示部が操作用ボタンとなっている記録媒体選択用画面を表示し、操作者が、いずれかの表示部を選択することにより記録媒体の種類を選択することができることを特徴とする請求項12又は13に記載の写真画像印刷装置。
  15. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し手段と、
    該読出し手段により読み出された写真画像のデータを表示する表示手段と、
    該表示手段に表示された写真画像の中から印刷する写真画像を選択する入力手段と、
    該表示手段により写真画像のデータが表示された状態で、該入力手段により写真画像の選択が行われた場合に、選択された写真画像のデータを印刷する印刷手段と、
    写真画像印刷装置を移動させるための移動機構部と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  16. 上記移動機構部が、車輪と、上記写真画像印刷装置を移動させるための把手であることを特徴とする請求項11又は12又は13又は14又は15に記載の写真画像印刷装置。
  17. 上記表示装置が液晶ディスプレイであって、上記入力装置が該表示装置の表示面に設けられたデジタイザであり、上記印刷装置は、該表示装置の背面側に設けられていて、該印刷装置における印刷用紙の搬送方向は、該表示装置の表示面の向きを正面とした場合に左右方向であり、印刷した写真画像の排出口は印刷装置の側方にあることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は11又は12又は13又は14に記載の写真画像印刷装置。
  18. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    画像データを表示する表示装置で、液晶ディスプレイにより構成される表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置で、該表示装置の表示面に設けられたデジタイザにより構成される入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置で、該表示装置の背面側に設けられていて、該印刷装置における印刷用紙の搬送方向が、該表示装置の表示面の向きを正面とした場合に左右方向であり、印刷した写真画像の排出口は印刷装置の側方にある印刷装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御する制御装置と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  19. 選択された写真画像のデータを印刷する際には、操作者により指定された枚数分印刷することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は13又は14又は15又は16又は17又は18に記載の写真画像印刷装置。
  20. 上記入力装置又は入力手段による設定に基づいて、印刷装置又は印刷手段が写真画像を印刷する際に、文字及び/又は記号からなる表示情報であって、表示情報を構成する各文字及び/又は記号における構成部分が白色以外の有色領域と該有色領域の周囲に存在する白色領域とからなる表示情報を写真画像に重ねて印刷することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は13又は14又は15又は16又は17又は18又は19に記載の写真画像印刷装置。
  21. 上記制御装置は、
    操作者が上記入力装置により焼き増し印刷を行うための所定の操作を行った場合には、上記記憶装置に記憶された印刷写真画像データを上記表示装置に表示させ、
    該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合には、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御するとともに、
    該焼き増し印刷を行なうための所定の操作を行って写真画像のデータを印刷した場合には、写真画像については印刷写真画像データの上記記憶装置への記憶を中止することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9に記載の写真画像印刷装置。
  22. 上記記憶装置には、上記印刷写真画像データを記憶するための画像データ記憶領域と、バックアップを行うためのバックアップ用データ記憶領域とが設けられていて、
    上記制御装置は、
    写真画像印刷装置の起動後において所定の操作が上記入力装置によりあった場合には、該画像データ記憶領域内のデータをクリアするともに、バックアップ用データ記憶領域内に新たな記憶領域である個別記憶領域を作成し、
    写真画像を印刷することにより、印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶するとともに、該印刷写真画像データを該バックアップ用データ記憶領域における該個別記憶領域に記憶することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は21に記載の写真画像印刷装置。
  23. 上記記憶装置には、上記印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域と、該印刷写真画像データのファイル名であって、記録媒体に記録された写真画像に付与されていたファイル名である元ファイル名を記憶するための元ファイル名記憶領域とが設けられていて、
    上記制御装置は、
    該画像データ記憶領域に記憶させるか否かの判定の対象となる印刷写真画像データである対象印刷写真画像データの元ファイル名と同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されているか否かを判定する第1判定工程と、
    該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されている場合には、画像データ記憶領域に記憶されている印刷写真画像データであってその元ファイル名に対応する印刷写真画像データと、該対象印刷写真画像データとにおいて、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとが同じであるか否かを判定する第2判定工程と、
    該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されていない場合及び該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じでない場合には、該印刷写真画像データを、そのファイル名を変更するとともに、該印刷写真画像データに付与されていた撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータを付与して該画像データ記憶領域に記憶するとともに、元ファイル名を該画像データ記憶領域に記憶した印刷写真画像データと関連づけて元ファイル名記憶領域に記憶する記憶工程と、
    を実行し、
    該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じである場合には、すでに同一の印刷写真画像データが画像データ記憶領域に記憶されているものとして対象印刷写真画像データを画像データ記憶領域に記憶しないことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は21又は22に記載の写真画像印刷装置。
  24. 上記制御装置は、上記記録媒体に書き込まれた印刷写真画像データを閲覧するための閲覧用プログラムが予め記憶された記録媒体に印刷写真画像データを書き込むように、上記書込み装置を制御することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は21又は22又は23に記載の写真画像印刷装置。
  25. 上記印刷写真画像データには、撮影日時のデータが付加されていて、上記制御装置は、上記記録媒体にデータを書き込む場合に、撮影日時に従った順番で該記録媒体にデータを書き込むことを特徴とする請求項24に記載の写真画像印刷装置。
  26. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    画像データを表示する表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、
    データを記憶する記憶装置であって、写真画像のデータを記憶する画像データ記憶領域と、記録媒体に記録された写真画像に付与されていたファイル名である元ファイル名を記憶するための元ファイル名記憶領域とが設けられた記憶装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該記憶装置に記憶する制御装置と、
    を有し、
    該制御装置は、
    該画像データ記憶領域に記憶させるか否かの判定の対象となる印刷写真画像データである対象印刷写真画像データの元ファイル名と同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されているか否かを判定する第1判定工程と、
    該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されている場合には、画像データ記憶領域に記憶されている印刷写真画像データであってその元ファイル名に対応する印刷写真画像データと、該対象印刷写真画像データとにおいて、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとが同じであるか否かを判定する第2判定工程と、
    該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されていない場合及び該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じでない場合には、該印刷写真画像データを、そのファイル名を変更するとともに、該印刷写真画像データに付与されていた撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータを付与して該画像データ記憶領域に記憶するとともに、元ファイル名を該画像データ記憶領域に記憶した印刷写真画像データと関連づけて元ファイル名記憶領域に記憶する記憶工程と、
    を実行し、
    該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じである場合には、すでに同一の印刷写真画像データが画像データ記憶領域に記憶されているものとして対象印刷写真画像データを画像データ記憶領域に記憶しないことを特徴とする写真画像印刷装置。
  27. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    通信回線を介して送信された写真画像のデータを受信する受信装置と、
    画像データを表示する表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、
    任意のデータを記憶する記憶装置であって、上記印刷装置により印刷した写真画像のデータである印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域を有する記憶装置と、
    該受信装置により受信された写真画像や、該読出し装置により読み出された写真画像について、該表示装置への表示及び/又は該印刷装置による印刷を行なうように制御を行い、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶する制御装置と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  28. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    通信回線を介して送信された写真画像のデータを受信する受信装置と、
    画像データを表示する表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、
    任意のデータを記憶する記憶装置であって、上記印刷装置により印刷した写真画像のデータである印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域と、該受信装置により受信された写真画像のデータを記憶する受信データ記憶領域とを有する記憶装置と、
    該受信装置により写真画像のデータが受信された場合には、該受信データ記憶領域に該写真画像のデータを記憶し、また、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、該受信データ記憶領域に記憶された写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶する制御装置と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  29. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    通信回線を介して送信された写真画像のデータを受信する受信装置と、
    画像データを表示する表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、
    任意のデータを記憶する記憶装置であって、上記印刷装置により印刷した写真画像のデータである印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域と、該受信装置により受信された写真画像のデータを記憶する受信データ記憶領域とを有する記憶装置と、
    該受信装置により写真画像のデータが受信された場合には、該受信データ記憶領域に該写真画像のデータを記憶し、該記憶された写真画像のデータを印刷するように該印刷装置を制御し、また、該読出し装置により写真画像のデータが読み出された場合には、該写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶する制御装置と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  30. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、
    デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、
    通信回線を介して送信された写真画像のデータを受信する受信装置と、
    画像データを表示する表示装置と、
    操作者により入力を行うための入力装置と、
    該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、
    任意のデータを記憶する記憶装置であって、上記印刷装置により印刷した写真画像のデータである印刷写真画像データを記憶する画像データ記憶領域と、該受信装置により受信された写真画像のデータを記憶する受信データ記憶領域とを有する記憶装置と、
    該受信装置により写真画像のデータが受信された場合には、該受信データ記憶領域に該写真画像のデータを記憶し、切換え可能な第1動作モードと第2動作モードとを有し、該第1動作モードにおいては、該記憶された写真画像のデータを印刷するように該印刷装置を制御し、該第2動作モードにおいては、該記憶された写真画像データを表示装置に表示させ、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、一方、該読出し装置により写真画像のデータが読み出された場合には、該写真画像のデータを該表示装置に表示させ、また、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、該画像データ領域への記憶を行わない場合を除き、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶する制御装置と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置。
  31. 上記受信装置は、電子メールを受信する機能を有し、写真画像のデータを電子メールに添付されたデータとして受信することを特徴とする請求項28又は29又は30に記載の写真画像印刷装置。
  32. 上記受信装置により受信された電子メールにテキストデータが含まれている場合に、上記制御装置は、電子メールに添付された写真画像のデータを該テキストデータとともに上記受信データ記憶領域に記憶し、
    該受信データ記憶領域に記憶された写真画像のデータを該表示装置に表示させる場合には、該制御装置は、該写真画像のデータを該テキストデータとともに表示し、該表示装置に表示された写真画像のデータを印刷する場合には、該写真画像のデータを該テキストデータとともに印刷することを特徴とする請求項28又は29又は30又は31に記載の写真画像印刷装置。
  33. 印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを上記画像データ記憶領域に記憶する場合には、該印刷写真画像データとともに該テキストデータ又は該テキストデータの内容に対応したデータについても記憶することを特徴とする請求項32に記載の写真画像印刷装置。
  34. 写真画像印刷装置が、さらに、データ書込み用の記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置を有し、
    上記制御装置は、該入力装置から所定の書込み指示操作があった場合に、上記画像データ記憶領域に記憶されているデータを該記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御することを特徴とする請求項27又は28又は29又は30又は31又は32又は33に記載の写真画像印刷装置。
  35. 上記制御装置は、上記データ書込み用の記録媒体に書き込まれた印刷写真画像データを閲覧するための閲覧用プログラムが予め記憶された記録媒体に印刷写真画像データを書き込むように、上記書込み装置を制御することを特徴とする請求項34に記載の写真画像印刷装置。
  36. 上記画像データ記憶領域に記憶された印刷写真画像データには、撮影日時のデータが付加されていて、上記制御装置は、上記記録媒体にデータを書き込む場合に、撮影日時に従った順番で該記録媒体にデータを書き込むことを特徴とする請求項34又は35に記載の写真画像印刷装置。
  37. 上記記憶装置には、上記印刷写真画像データのファイル名であって、記録媒体に記録された写真画像に付与されていたファイル名である元ファイル名を記憶するための元ファイル名記憶領域とが設けられていて、
    上記制御装置は、
    該画像データ記憶領域に記憶させるか否かの判定の対象となる印刷写真画像データである対象印刷写真画像データの元ファイル名と同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されているか否かを判定する第1判定工程と、
    該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されている場合には、画像データ記憶領域に記憶されている印刷写真画像データであってその元ファイル名に対応する印刷写真画像データと、該対象印刷写真画像データとにおいて、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとが同じであるか否かを判定する第2判定工程と、
    該第1判定工程において、同一の元ファイル名が該元ファイル名記憶領域に記憶されていない場合及び該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じでない場合には、該印刷写真画像データを、そのファイル名を変更するとともに、該印刷写真画像データに付与されていた撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータを付与して該画像データ記憶領域に記憶するとともに、元ファイル名を該画像データ記憶領域に記憶した印刷写真画像データと関連づけて元ファイル名記憶領域に記憶する記憶工程と、
    を実行し、
    該第2判定工程において、元ファイル名に対応する印刷写真画像データと対象印刷写真画像データとで、撮影日時のデータと写真画像のデータサイズのデータとがともに同じである場合には、すでに画像データ記憶領域に記憶されている印刷写真画像データと同一のデータであると判定して対象印刷写真画像データを画像データ記憶領域に記憶しないことを特徴とする請求項27又は28又は29又は30又は31又は32又は33又は34又は35又は36に記載の写真画像印刷装置。
  38. 上記制御装置は、
    操作者が上記入力装置により焼き増し印刷を行うための所定の操作を行った場合には、上記画像データ記憶領域に記憶された印刷写真画像データを上記表示装置に表示させ、
    該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合には、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とする請求項26又は27又は28又は29又は30又は31又は32又は33又は34又は35又は36又は37に記載の写真画像印刷装置。
  39. 上記記憶装置には、バックアップを行うためのバックアップ用データ記憶領域が設けられていて、
    上記制御装置は、
    写真画像印刷装置の起動後において所定の操作が上記入力装置によりあった場合には、上記画像データ記憶領域内のデータをクリアするともに、バックアップ用データ記憶領域内に新たな記憶領域である個別記憶領域を作成し、
    写真画像を印刷することにより、印刷写真画像データを上記記憶装置に記憶する場合には、該印刷写真画像データを該画像データ記憶領域に記憶するとともに、該印刷写真画像データを該バックアップ用データ記憶領域における該個別記憶領域に記憶することを特徴とする請求項26又は27又は28又は29又は30又は31又は32又は33又は34又は35又は36又は37又は38に記載の写真画像印刷装置。
  40. 上記写真画像印刷装置が、さらに、デジタルカメラを載置するとともにデジタルカメラに記録された写真画像のデータを読み出すためのトレー状の読出し装置であるドックを有し、
    上記制御装置は、該ドックにより読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御することを特徴とする請求項26又は27又は28又は29又は30又は31又は32又は33又は34又は35又は36又は37又は38又は39に記載の写真画像印刷装置。
  41. 上記制御装置は、上記表示装置に、選択可能な記録媒体を表示する記録媒体選択用画面であって、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示し、各表示部が操作用ボタンとなっている記録媒体選択用画面を表示し、操作者が、いずれかの表示部を選択することにより記録媒体の種類を選択することができることを特徴とする請求項26又は27又は28又は29又は30又は31又は32又は33又は34又は35又は36又は37又は38又は39又は40に記載の写真画像印刷装置。
  42. 上記写真画像印刷装置が、写真画像印刷装置を移動させるための移動機構部を有することを特徴とする請求項26又は27又は28又は29又は30又は31又は32又は33又は34又は35又は36又は37又は38又は39又は40又は41に記載の写真画像印刷装置。
  43. 写真画像印刷装置が、さらに、電子メールを送信する送信装置を有することを特徴とする請求項26又は27又は28又は29又は30又は31又は32又は33又は34又は35又は36又は37又は38又は39又は40又は41又は42に記載の写真画像印刷装置。
  44. 1又は複数の写真画像データを閲覧するためのプログラムである写真画像閲覧用プログラムであって、
    上記写真画像データを一覧表示する処理と、
    一覧表示された写真画像データの中から操作者により指定された写真画像データを拡大表示する処理と、
    一覧表示された写真画像データの中から操作者により指定された写真画像データを印刷する処理と、
    複数の写真画像データの中から所定の写真画像データを操作者に選択させるとともに、複数のポストカード作成用のフレームを表示して操作者に所定のフレームを選択させることによりポストカードの設計を行うとともに、所定のWebサイトにインターネットを介して接続することにより、設計したポストカードの注文を可能とする処理と、
    を行なうことを特徴とする写真画像閲覧用プログラム。
  45. デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置で、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御する制御装置と、を有する写真画像印刷装置による写真画像の提供方法であって、
    該制御装置が、該表示装置に、選択可能な記録媒体を表示する記録媒体選択用画面であって、メモリカードの種類を記録媒体の外観を示す表示部によりそれぞれ表示し、各表示部が操作用ボタンとなっている記録媒体選択用画面を表示する第1表示工程と、
    該記録媒体選択用画面が表示されている状態において、該入力装置によりいずれかの表示部を選択する操作があり、さらに、記録媒体が読出し装置に挿入された場合に、該制御装置が、該表示装置に、写真画像表示・印刷指定画面であって、読み出した写真画像のデータを表示するとともに、印刷する写真画像を選択し、印刷枚数を指定するための写真画像表示・印刷指定画面を表示する第2表示工程と、
    該写真画像表示・印刷指定画面が表示されている状態において、該入力装置により印刷する写真画像と印刷枚数が指定する操作があった場合に、印刷装置により印刷を行う工程と、
    を有することを特徴とする写真画像印刷装置による写真画像の提供方法。
  46. 上記読出し装置には、記録媒体を挿入する複数の挿入口で、記録媒体の種類に応じて設けられた挿入口が設けられ、
    上記写真画像印刷装置による写真画像の提供方法が、さらに、
    上記第1表示工程と第2表示工程の間に設けられた表示工程であって、上記記録媒体選択用画面においていずれかの表示部が選択する操作があった場合に、挿入口指示画面であって、選択された表示部に応じた記録媒体を挿入すべき挿入口を指示する挿入口指示画面を表示する表示工程を有することを特徴とする請求項45に記載の写真画像印刷装置による写真画像の提供方法。
  47. パーティにおけるサービスの提供方法であって、
    デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置をパーティ会場内に搬入して設置することにより、パーティの出席者がデジタルカメラで撮影して得た写真画像をパーティ会場において印刷できるようにしたことを特徴とするパーティにおけるサービスの提供方法。
  48. パーティにおけるサービスの提供方法であって、
    デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は13又は14又は15又は16又は17又は18又は19又は20に記載の写真画像印刷装置をパーティ会場内に搬入して設置することにより、パーティの出席者がデジタルカメラで撮影して得た写真画像をパーティ会場において印刷できるようにしたことを特徴とするパーティにおけるサービスの提供方法。
  49. パーティにおけるサービスの提供方法であって、
    デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、請求項21又は22又は23又は24又は25又は26又は27又は28又は29又は30又は31又は32又は33又は34又は35又は36又は37又は38又は39又は40又は41又は42又は43に記載の写真画像印刷装置をパーティ会場内に搬入して設置することにより、パーティの出席者がデジタルカメラで撮影して得た写真画像をパーティ会場において印刷できるようにしたことを特徴とするパーティにおけるサービスの提供方法。
  50. パーティにおけるサービスの提供方法であって、
    デジタルカメラで撮影して得た写真画像を印刷する写真画像印刷装置であって、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、所定のデータを記憶する記憶装置と、記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御し、さらに、印刷を行った写真画像のデータである印刷写真画像データを該記憶装置に記憶しておくとともに、該入力装置から所定の書込み指示操作があった場合に、該記憶装置に記憶されている該印刷写真画像データを記録媒体に書き込むように該書込み装置を制御する制御装置と、を有する写真画像印刷装置をパーティ会場内に搬入して設置する工程と、
    所定の操作を行うことにより、該書込み装置にセットされている記録媒体に該印刷写真画像データを書き込む工程と、
    を有することを特徴とするパーティにおけるサービスの提供方法。
  51. 上記該書込み装置にセットされている記録媒体に該印刷写真画像データを書き込む工程においては、撮影者の異なる印刷写真画像データであっても同一の記録媒体に書き込みが行われることを特徴とする請求項50に記載のパーティにおけるサービスの提供方法。
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