JP2004128904A - 指令装置及び指令伝達方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】指令台等が故障した場合にも一斉指令を発することができ、詳細な指令情報を各消防署等に確実に行き届かせる。
【解決手段】署所端末装置4の各々は、一斉指令信号を送出する一斉指令信号送出手段を備え、指令装置1は、複数の署所端末装置4の一つ4Aからの一斉指令信号を受信すると、指令台1及び一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置4B〜4Nに一斉指令を行う一斉指令手段を備える。一斉指令手段は、署所端末装置4Aからの一斉指令信号を受信する信号検出部7と、指令トーンを発信する指令トーン発信部8と、信号検出部7からの一斉指令信号を受信すると、指令制御トランク5の入力側に指令トーン発信部8を接続し、指令制御トランク5の出力側に指令台1及び一斉指令信号を送出した署所端末装置4A以外のすべての署所端末装置4B〜4Nを接続する制御手段6とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】署所端末装置4の各々は、一斉指令信号を送出する一斉指令信号送出手段を備え、指令装置1は、複数の署所端末装置4の一つ4Aからの一斉指令信号を受信すると、指令台1及び一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置4B〜4Nに一斉指令を行う一斉指令手段を備える。一斉指令手段は、署所端末装置4Aからの一斉指令信号を受信する信号検出部7と、指令トーンを発信する指令トーン発信部8と、信号検出部7からの一斉指令信号を受信すると、指令制御トランク5の入力側に指令トーン発信部8を接続し、指令制御トランク5の出力側に指令台1及び一斉指令信号を送出した署所端末装置4A以外のすべての署所端末装置4B〜4Nを接続する制御手段6とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、指令装置及び指令伝達方法に関し、特に、火災や急病人が発生し、緊急に救急車、消防車等を出動させる際等に使用される指令装置及び指令伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、火災等の際に119番通報を受けて消防車を出動させる場合には、指令装置と消防署との間の専用回線を介して消防署に設置された指令端末を起動して指令を伝達していた。
【0003】
そして、専用回線のルートに障害が発生した場合でも、複雑な制御動作を行なうことなく、確実に消防署員に指令を伝達できるようにするため、回線トランクが専用回線の障害を検出すると、中央処理回路は、記憶回路から該当する消防署の加入者番号を読み出し、回線状態が正常な回線トランクの捕捉と同時に局線トランクの捕捉を行ない、この局線トランクから読み出した加入者番号を送出し、公衆網を経由して該当する消防署に設置されているPBXを介して内線電話機を呼び出し、消防署員に指令を伝達して一刻も早く消防署員を出動させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−243447号公報 (第1図乃至第5図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1等に記載の緊急指令装置及び指令伝達方法においては、指令回線を使用した一斉指令は、本部の指令台からのみ行うことができるように構成されているため、指令台等が故障した場合等には、緊急指令を発することができないという問題があった。
【0006】
また、指令台が正常であっても、本部からの一斉指令しか行うことができないため、指令情報が各消防署に詳細に行き届かないおそれがあるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、指令台等が故障した場合にも一斉指令を発することができるとともに、詳細な指令情報を各消防署に確実に行き届かせることのできる指令装置及び指令伝達方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、指令台と、該指令台に接続された複数の署所端末装置との間で指令を発する指令装置において、前記署所端末装置の各々は、一斉指令信号を送出する一斉指令信号送出手段を備え、該指令装置は、前記複数の署所端末装置の一つからの一斉指令信号を受信すると、前記指令台及び該一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置に一斉指令を行う一斉指令手段を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の指令装置において、前記一斉指令手段は、前記署所端末装置からの一斉指令信号を受信する信号検出部と、指令トーンを発信する指令トーン発信部と、前記信号検出部からの一斉指令信号を受信すると、指令制御トランクの入力側に前記指令トーン発信部を接続し、該指令制御トランクの出力側に前記指令台及び前記一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置を接続する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の指令装置において、前記複数の署所端末装置の各々は、音声信号を送出する音声信号送出手段を備え、該指令装置は、該複数の署所端末装置の一つからの音声信号を受信すると、前記指令台及び該音声信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置に該音声信号を送出する音声信号送出手段を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の指令装置において、前記署所端末装置は、消防署に配置されることを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、指令台と、該指令台に接続された複数の署所端末装置との間で指令を伝達する指令伝達方法において、前記複数の署所端末装置の一つが一斉指令信号を送出すると、前記指令台及び該一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置が前記一斉指令信号を受信することを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の指令伝達方法において、前記指令台及び前記一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置が前記一斉指令信号を受信すると、指令トーンが発信されることを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の指令伝達方法において、前記複数の署所端末装置の一つから音声信号を送出すると、前記指令台及び該音声信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置が前記音声信号を受信することを特徴とする。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項5、6または7記載の指令装置において、前記署所端末装置は、消防署に配置されることを特徴とする。
【0016】
そして、請求項1または5記載の発明によれば、一つの署所端末装置から発せられた一斉指令信号を、指令台及び該一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置で受信することができるため、指令台が故障した場合にも一斉指令を発することができる。
【0017】
請求項2または6記載の発明によれば、指令台及び署所端末装置は、一斉指令としての指令トーンを受信することができる。
【0018】
請求項3または7記載の発明によれば、一斉指令に加えて、音声によって情報を伝達することができるため、詳細な指令情報を各消防署に確実に行き届かせることが可能となる。
【0019】
請求項4または8記載の発明によれば、消防署に署所端末装置を配置したため、消防署が119番通報を受けた場合等において、指令台等が故障した場合でも一つの消防署から他のすべての消防署に一斉指令を発すること等が可能となり、119番通報に迅速かつ確実に対応することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明においては、本発明にかかる指令装置を、119番通報を受け付ける指令台と、各消防署に配置された署所端末装置に適用した場合を例にとって説明する。
【0021】
図1は本発明にかかる指令装置の一実施の形態を示し、この指令装置は、119番通報を受け付けるとともに、各消防署への指令の操作を行なう指令台1と、各消防署に配置された署所端末装置4(4A乃至4N)と、指令台1と署所端末装置4との間に配置された回線交換装置2と、指令トランク3(3A乃至3N)と、指令制御トランク5等で構成される。
【0022】
回線交換装置2は、指令トランク3、指令制御トランク5、中央制御装置(制御手段)6、信号検出部7及び指令トーン発信器8と接続される。
【0023】
指令トランク3は、専用回線を介して署所端末装置4に接続され、回線を監視する機能を有する。指令制御トランク5は、署所端末装置4等からの指令を制御する。信号検出部7は、指令トランク3を介して署所端末装置4からの信号を検出する。指令トーン発信器8は、一斉指令回線に指令トーンを送出する。中央制御装置6は、上記各装置を制御する。
【0024】
署所端末装置4は、指令台1からの指令を受けるとともに、他の消防署等に一斉指令を行うための一斉指令釦、及び指令トーンの種別を指定する指令トーン種別釦を備える。
【0025】
次に、上記構成を有する指令装置の動作について、図2乃至図4を参照しながら詳細に説明する。
【0026】
図2に示すように、署所端末装置4Aが一斉指令釦及び指令トーン種別釦を押下すると、一斉指令信号が発生し、指令トランク3Aを介して信号検出部7に送出される。該一斉指令信号を受信した信号検出部7は、署所端末装置4Aにおいて一斉指令釦及び指令トーン種別釦を押下されたことを中央制御装置6に伝達する。
【0027】
すると、図3に示すように、中央制御装置6は、伝達された一斉指令信号の内容を解析し、指令制御トランク5の入力側に署所端末装置4Aを接続する。次に、指令制御トランク5の出力側に一斉指令の対象となる指令トランク3B乃至3N及び指令台2を接続する。
【0028】
さらに、図4に示すように、一斉指令元である指令トランク3Aを一旦指令制御トランク5から切り離し、指令トーン発信部8と接続することにより、一斉指令回線に指令トーンを送出する。そして、指令トーン発信部8から指令トーンを送出した後、一斉指令元である指令トランク3Aを再度接続し、必要に応じて音声による一斉指令を行うこともできる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、指令台等が故障した場合にも一斉指令を発することができるとともに、詳細な指令情報を各消防署に確実に行き届かせることのできる指令装置及び指令伝達方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる指令装置の一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】図1の指令装置の動作説明図である。
【図3】図1の指令装置の動作説明図である。
【図4】図1の指令装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 指令台
2 回線交換装置
3(3A乃至3N) 指令トランク
4(4A乃至4N) 署所端末装置
5 指令制御トランク
6 中央制御装置
7 信号検出部
8 指令トーン発信器
【発明の属する技術分野】
本発明は、指令装置及び指令伝達方法に関し、特に、火災や急病人が発生し、緊急に救急車、消防車等を出動させる際等に使用される指令装置及び指令伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、火災等の際に119番通報を受けて消防車を出動させる場合には、指令装置と消防署との間の専用回線を介して消防署に設置された指令端末を起動して指令を伝達していた。
【0003】
そして、専用回線のルートに障害が発生した場合でも、複雑な制御動作を行なうことなく、確実に消防署員に指令を伝達できるようにするため、回線トランクが専用回線の障害を検出すると、中央処理回路は、記憶回路から該当する消防署の加入者番号を読み出し、回線状態が正常な回線トランクの捕捉と同時に局線トランクの捕捉を行ない、この局線トランクから読み出した加入者番号を送出し、公衆網を経由して該当する消防署に設置されているPBXを介して内線電話機を呼び出し、消防署員に指令を伝達して一刻も早く消防署員を出動させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−243447号公報 (第1図乃至第5図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1等に記載の緊急指令装置及び指令伝達方法においては、指令回線を使用した一斉指令は、本部の指令台からのみ行うことができるように構成されているため、指令台等が故障した場合等には、緊急指令を発することができないという問題があった。
【0006】
また、指令台が正常であっても、本部からの一斉指令しか行うことができないため、指令情報が各消防署に詳細に行き届かないおそれがあるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、指令台等が故障した場合にも一斉指令を発することができるとともに、詳細な指令情報を各消防署に確実に行き届かせることのできる指令装置及び指令伝達方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、指令台と、該指令台に接続された複数の署所端末装置との間で指令を発する指令装置において、前記署所端末装置の各々は、一斉指令信号を送出する一斉指令信号送出手段を備え、該指令装置は、前記複数の署所端末装置の一つからの一斉指令信号を受信すると、前記指令台及び該一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置に一斉指令を行う一斉指令手段を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の指令装置において、前記一斉指令手段は、前記署所端末装置からの一斉指令信号を受信する信号検出部と、指令トーンを発信する指令トーン発信部と、前記信号検出部からの一斉指令信号を受信すると、指令制御トランクの入力側に前記指令トーン発信部を接続し、該指令制御トランクの出力側に前記指令台及び前記一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置を接続する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の指令装置において、前記複数の署所端末装置の各々は、音声信号を送出する音声信号送出手段を備え、該指令装置は、該複数の署所端末装置の一つからの音声信号を受信すると、前記指令台及び該音声信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置に該音声信号を送出する音声信号送出手段を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の指令装置において、前記署所端末装置は、消防署に配置されることを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、指令台と、該指令台に接続された複数の署所端末装置との間で指令を伝達する指令伝達方法において、前記複数の署所端末装置の一つが一斉指令信号を送出すると、前記指令台及び該一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置が前記一斉指令信号を受信することを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の指令伝達方法において、前記指令台及び前記一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置が前記一斉指令信号を受信すると、指令トーンが発信されることを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の指令伝達方法において、前記複数の署所端末装置の一つから音声信号を送出すると、前記指令台及び該音声信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置が前記音声信号を受信することを特徴とする。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項5、6または7記載の指令装置において、前記署所端末装置は、消防署に配置されることを特徴とする。
【0016】
そして、請求項1または5記載の発明によれば、一つの署所端末装置から発せられた一斉指令信号を、指令台及び該一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置で受信することができるため、指令台が故障した場合にも一斉指令を発することができる。
【0017】
請求項2または6記載の発明によれば、指令台及び署所端末装置は、一斉指令としての指令トーンを受信することができる。
【0018】
請求項3または7記載の発明によれば、一斉指令に加えて、音声によって情報を伝達することができるため、詳細な指令情報を各消防署に確実に行き届かせることが可能となる。
【0019】
請求項4または8記載の発明によれば、消防署に署所端末装置を配置したため、消防署が119番通報を受けた場合等において、指令台等が故障した場合でも一つの消防署から他のすべての消防署に一斉指令を発すること等が可能となり、119番通報に迅速かつ確実に対応することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明においては、本発明にかかる指令装置を、119番通報を受け付ける指令台と、各消防署に配置された署所端末装置に適用した場合を例にとって説明する。
【0021】
図1は本発明にかかる指令装置の一実施の形態を示し、この指令装置は、119番通報を受け付けるとともに、各消防署への指令の操作を行なう指令台1と、各消防署に配置された署所端末装置4(4A乃至4N)と、指令台1と署所端末装置4との間に配置された回線交換装置2と、指令トランク3(3A乃至3N)と、指令制御トランク5等で構成される。
【0022】
回線交換装置2は、指令トランク3、指令制御トランク5、中央制御装置(制御手段)6、信号検出部7及び指令トーン発信器8と接続される。
【0023】
指令トランク3は、専用回線を介して署所端末装置4に接続され、回線を監視する機能を有する。指令制御トランク5は、署所端末装置4等からの指令を制御する。信号検出部7は、指令トランク3を介して署所端末装置4からの信号を検出する。指令トーン発信器8は、一斉指令回線に指令トーンを送出する。中央制御装置6は、上記各装置を制御する。
【0024】
署所端末装置4は、指令台1からの指令を受けるとともに、他の消防署等に一斉指令を行うための一斉指令釦、及び指令トーンの種別を指定する指令トーン種別釦を備える。
【0025】
次に、上記構成を有する指令装置の動作について、図2乃至図4を参照しながら詳細に説明する。
【0026】
図2に示すように、署所端末装置4Aが一斉指令釦及び指令トーン種別釦を押下すると、一斉指令信号が発生し、指令トランク3Aを介して信号検出部7に送出される。該一斉指令信号を受信した信号検出部7は、署所端末装置4Aにおいて一斉指令釦及び指令トーン種別釦を押下されたことを中央制御装置6に伝達する。
【0027】
すると、図3に示すように、中央制御装置6は、伝達された一斉指令信号の内容を解析し、指令制御トランク5の入力側に署所端末装置4Aを接続する。次に、指令制御トランク5の出力側に一斉指令の対象となる指令トランク3B乃至3N及び指令台2を接続する。
【0028】
さらに、図4に示すように、一斉指令元である指令トランク3Aを一旦指令制御トランク5から切り離し、指令トーン発信部8と接続することにより、一斉指令回線に指令トーンを送出する。そして、指令トーン発信部8から指令トーンを送出した後、一斉指令元である指令トランク3Aを再度接続し、必要に応じて音声による一斉指令を行うこともできる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、指令台等が故障した場合にも一斉指令を発することができるとともに、詳細な指令情報を各消防署に確実に行き届かせることのできる指令装置及び指令伝達方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる指令装置の一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】図1の指令装置の動作説明図である。
【図3】図1の指令装置の動作説明図である。
【図4】図1の指令装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 指令台
2 回線交換装置
3(3A乃至3N) 指令トランク
4(4A乃至4N) 署所端末装置
5 指令制御トランク
6 中央制御装置
7 信号検出部
8 指令トーン発信器
Claims (8)
- 指令台と、該指令台に接続された複数の署所端末装置との間で指令を発する指令装置において、
前記署所端末装置の各々は、一斉指令信号を送出する一斉指令信号送出手段を備え、
該指令装置は、前記複数の署所端末装置の一つからの一斉指令信号を受信すると、前記指令台及び該一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置に一斉指令を行う一斉指令手段を備えることを特徴とする指令装置。 - 前記一斉指令手段は、
前記署所端末装置からの一斉指令信号を受信する信号検出部と、
指令トーンを発信する指令トーン発信部と、
前記信号検出部からの一斉指令信号を受信すると、指令制御トランクの入力側に前記指令トーン発信部を接続し、該指令制御トランクの出力側に前記指令台及び前記一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置を接続する制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の指令装置。 - 前記複数の署所端末装置の各々は、音声信号を送出する音声信号送出手段を備え、
該指令装置は、該複数の署所端末装置の一つからの音声信号を受信すると、前記指令台及び該音声信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置に該音声信号を送出する音声信号送出手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の指令装置。 - 前記署所端末装置は、消防署に配置されることを特徴とする請求項1、2または3記載の指令装置。
- 指令台と、該指令台に接続された複数の署所端末装置との間で指令を伝達する指令伝達方法において、
前記複数の署所端末装置の一つが一斉指令信号を送出すると、前記指令台及び該一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置が前記一斉指令信号を受信することを特徴とする指令伝達方法。 - 前記指令台及び前記一斉指令信号を送出した署所端末装置以外のすべての前記署所端末装置が前記一斉指令信号を受信すると、指令トーンが発信されることを特徴とする請求項5記載の指令伝達方法。
- 前記複数の署所端末装置の一つから音声信号を送出すると、前記指令台及び該音声信号を送出した署所端末装置以外のすべての署所端末装置が前記音声信号を受信することを特徴とする請求項5または6記載の指令伝達方法。
- 前記署所端末装置は、消防署に配置されることを特徴とする請求項5、6または7記載の指令装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002290558A JP2004128904A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 指令装置及び指令伝達方法 |
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---|---|---|---|
JP2002290558A JP2004128904A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 指令装置及び指令伝達方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004128904A true JP2004128904A (ja) | 2004-04-22 |
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ID=32282373
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JP2002290558A Pending JP2004128904A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 指令装置及び指令伝達方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080428 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080902 |