JP2004128548A - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】故意であるなしによらずに不用意に情報が消える危険性をなくした上で、煩雑な過程を経ずに安全に機密情報を消去可能とすること。
【解決手段】一般ユーザが操作できるモードと区別された管理者モードにおいて、制御手段109が、ハードディスク108に記憶されたすべての画像データや送信先情報を一括で消去するように制御する構成を特徴とする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データ記憶部を備えたデジタル複写機、ページプリンタ、ファクシミリ等の画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スキャナから読み取った画像データや、ホストコンピュータからネットワークを介して送られたPDLデータをビットマップに展開した画像データをハードディスクなどのメモリに記憶し、そのメモリから任意の原稿の画像データを繰り返し読み出してプリントアウトする機能を備えたデジタル複写機が知られている。
【0003】
そして、部門やユーザ毎の枚数制限や機能制限などの通常のユーザでは操作できない管理を行う管理者モード(一般ユーザと区別された特定ユーザが操作可能な管理者モード)を有し、管理者モードへの切り替えは例えばテンキーより暗唱番号を入力する等して行っている。
【0004】
また、部門毎やユーザ毎の階層の内、一つの階層に含まれる画像データをユーザインターフェース(以下、UI)を使い、一括で消去する方法も提案されつつある。
【0005】
さらに、オフィスのネットワーク化が進む中で、プリンタ,ファクシミリ,画像読み取り装置(スキャナ)、E−mail送信等が組み合わせた多機能な画像処理装置が登場している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のデジタル複写機などの画像処理装置では、返却や廃却などで機密漏洩防止のため、ユーザ(管理者ユーザを含む)がすべての画像データを消去したい場合を検討してみると、階層毎(部門毎、ユーザ毎)に消去していく方法位しか術がなく、一括して消去することができず、操作性の向上が望まれる。
【0007】
また、ファクシミリの送信先電話番号やE−mail送信の送信先アドレスなども同様に機能毎に消去していく方法位しか術がなく、すべての機能の設定を一括して消去することができない問題点がある。
【0008】
又、単純に操作性を向上させようと全てを一括して消去できるようにするだけでは、故意であるなしによらず不用意に情報が消える危険性もあるので、両者を両立させることが望まれる。
【0009】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、一般ユーザが操作できるモードと区別された管理者モードにおいてすべての画像データや送信先情報を一括で消去できるようにすることにより、故意であるなしによらずに不用意に情報が消える危険性をなくした上で、煩雑な過程を経ずに機密情報を消去できる操作性の向上と危険防止の両方を満足した画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、画像情報を入力する画像情報入力手段(図1に示すリーダ部103)と、前記画像情報をプリント出力する画像情報出力手段(図1に示すプリンタ部104)と、前記画像情報を含むユーザ使用情報を記憶する記憶手段(図1に示すハードディスク108)とを有する画像処理装置において、一般ユーザと区別された特定ユーザが操作可能な管理者モードと、前記管理者モード時に前記記憶手段に記憶されたすべてのユーザ使用情報を一度に消去する消去手段(図1に示す制御部109)とを有することを特徴とする。
【0011】
本発明に係る第2の発明は、前記消去手段(図1に示す制御部109)は、前記記憶手段に対して意味のないデータ(図5,図9に示す「0x00」,「0xFF」,「0x55」,「0xAA」)を複数回書くことにより前記記憶手段に記憶されたユーザ使用情報の消去を行うことを特徴とする。
【0012】
本発明に係る第3の発明は、前記記憶手段は、前記画像情報を保持する格納先としてユーザが指定する領域であるユーザ記憶領域(図4に示すボックス領域402),前記画像処理装置の制御プログラムが使用する一時記憶領域(図5に示すテンポラリ領域401)を有することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る第4の発明は、前記画像情報を他の機器に送信する画像情報送信手段(図1に示すFAXモデム部106,コンピュータインタフェース部107)を有し、前記記憶手段に記憶されるユーザ使用情報は、前記画像情報,前記画像情報送信手段で送信する宛先情報,前記送信手段による送信履歴を含むことを特徴とする。
【0014】
本発明に係る第5の発明は、画像情報を入力する画像情報入力手段と、前記画像情報をプリント出力する画像情報出力手段と、前記画像情報を含むユーザ使用情報を記憶する記憶手段とを有する画像処理装置の制御方法において、一般ユーザと区別された特定ユーザが操作可能な管理者モード時に前記記憶手段に記憶されたすべてのユーザ使用情報を一度に消去する消去工程(図5のステップS503〜S506,図9のステップS903〜S906)を有することを特徴とする。
【0015】
本発明に係る第6の発明は、請求項5に記載された画像処理装置の制御方法を実行するためのプログラムであることを特徴とする。
【0016】
本発明に係る第7の発明は、請求項5に記載された画像処理装置の制御方法を実行するためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態を示す画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0018】
図において、101はデジタル複写機本体で、操作部102、リーダ部(画像入力手段)103、プリンタ部(画像出力手段)104から構成される。
【0019】
操作部102は、デジタル複写機本体101及び画像入出力制御部105を操作するために使用される。リーダ部103は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部104及び画像入出力制御部105へ出力する。プリンタ部104は、リーダ部103及び画像入出力制御部105からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
【0020】
尚、デジタル複写機本体101と画像入出力制御部105を含んだ1つの装置(或いはシステム)として構成しても良いし、デジタル複写機本体101と画像入出力制御部105を別体構成とし、画像入出力制御部105とデジタル複写機101とがデータ通信し合い本形態を実現してもよい。又、後述のボックス機能を実現するのに用いるハードディスク108を装置に内蔵した構成でも良いし、外付けタイプの構成にして、別体扱いでも良い。このように、各装置、各ユニットが別体型、内蔵型、如何なる構成でも本願各実施形態を実現可能である。
【0021】
画像入出力制御部105は、リーダ部103に接続されており、FAXモデム部(以下、ファクシミリ部(画像入力手段))106、コンピュータインタフェース部107、ハードディスク108、制御部109から構成される。
【0022】
ファクシミリ部106は、電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データを制御部109へ転送し、また、制御部109から転送された画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを電話回線を介して送信する。ファクシミリ部106により受信した圧縮画像データは、ハードディスク108に一時的に保存することができる。
【0023】
コンピュータインタフェース部107は、パーソナルコンピュータまたはワークステーション(PC/WS)110と制御部109の間のインタフェースであり、PC/WS110から転送された画像を表すコードデータ(PDL)をプリンタ部104で記録できる画像データに展開して制御部109に渡す。また、制御部109からの指示により、PC/WS110に対して文字や画像データを送信する。
【0024】
ハードディスク108は、画像データの出力順序を変えたり、複数部出力においても一回のスキャンで出力ができるようにするためや、ファクシミリ送信やファクシミリ受信のように転送に時間がかかる場合に、PDLの展開データやスキャナからの画像データを一時的に記憶したり、同じ画像データを繰り返し読み出すために利用者が意図的に消去するまで記憶したりする。
【0025】
制御部109については後述するが、制御部109は、CPU,ROM,RAM等を有し、CPUがROM又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより画像処理装置全体を統括制御して、リーダ部103、ファクシミリ部106、コンピュータインタフェース部107、ハードディスク108のそれぞれの間のデータの流れを制御するものである。
【0026】
図2は、図1に示したリーダ部103及びプリンタ部104の構成を示す断面図である。
【0027】
リーダ部103において、201は原稿給送装置で、原稿を最終順に1枚ずつプラテンガラス202上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス202上の原稿を排出するものである。
【0028】
原稿がプラテンガラス202上に搬送されると、ランプ203を点灯し、そしてスキャナユニット204の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー205,206,207、及びレンズ208によってCCDイメージセンサ(以下CCDと呼ぶ)209へ導かれる。
【0029】
このように、走査された原稿の画像はCCD209によって読み取られ、CCD209から出力される画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部104及び画像入出力制御部105の制御部109へ転送される。
【0030】
プリンタ部104において、221はレーザドライバで、レーザ発光部210を駆動するものであり、リーダ部103から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部210に発光させる。このレーザ光は感光ドラム211に照射され、感光ドラム211にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム211の潜像の部分には現像器212によって現像剤が付着される。
【0031】
そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット213及びカセット214のいずれかから記録紙を給紙して転写部215へ搬送し、感光ドラム211に付着された現像剤を記録紙に転写する。
【0032】
現像剤の乗った記録紙は定着部216に搬送され、定着部216の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。定着部216を通過した記録紙は排出ローラ217によって排出され、ソータ(仕分け装置)220は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
【0033】
なお、ソータ220は仕分けが設定されていない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ217のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ217の回転方向を逆転させ、フラッパ218によって再給紙搬送路219へ導く。
【0034】
多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ217まで搬送しないようにフラッパ218によって再給紙搬送路219へ導く。再給紙搬送路219へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部215へ給紙される。
【0035】
図3は、図1に示した操作部102のキー配列を示す外観図である。
【0036】
図において、301は主電源ランプで、電源オン時に点灯する。図示せぬ電源スイッチは、本体の側面に配置され、本体への通電を制御する。302は予熱キーで、予熱モードのON/OFFに使用する。303はコピーモードキーで、複数の機能の中からコピーモードを選択する時に使用する。
【0037】
304はファックスモードキーで、複数の機能の中からファックスモードを選択する時に使用する。305はボックスキーで、複数の機能の中からボックスモードを選択する時に使用する。ボックスに関しては後程説明する。
【0038】
306はコピースタートキーで、コピーの開始を指示する時に用いるキーである。307はストップキーで、コピーを中断したり、中止したりする時に用いるキーである。308はリセットキーで、スタンバイ中は標準モードに復帰させるキーとして動作する。
【0039】
309はガイドキーで、各機能を知りたい時に使用するキーである。310はユーザーモードキーで、ユーザがシステムの基本設定を変更する時に使用する。311は割り込みキーで、コピー中に割り込みしてコピーしたい時に用いる。
【0040】
312はテンキーで、数値の入力を行う時に使用する。313はクリアキーで、数値をクリアする時に用いる。314は、20個のワンタッチ・ダイヤル・キーであり、ファクシミリ送信において、ワンタッチでダイヤルする時に使用する。
【0041】
315は2枚組のフタであり、ワンタッチ・ダイヤル・キー314の各キー部分がくり抜かれ形状の2重のフタになっている。図示しないセンサスイッチにより、2枚のフタが閉じられた第1の状態、1枚目のフタだけが開いた第2の状態、及び2枚のフタが開いた第3の状態を検出する。これら3種類のフタの開閉状態と組み合わせで、ワンタッチ・ダイヤル・キー314のキーの動作が決定されるので、本実施形態では、キーが20×3=60個存在するのと同等の効果を持つ。
【0042】
316は、液晶画面とタッチセンサの組み合わせからなるタッチパネルであり、各モード毎に個別の設定画面が表示され、更に、描画されたキーに触れることで、各種の詳細な設定を行うことが可能である。
【0043】
317は、コントロールカードを挿入するスロットであり、コントロールカードに記憶されている情報を読み取る機能を持つ。本実施形態では、コントロールカードはサービスマンがサービスモードに切り替えるために用いられるカードであり、サービスID情報が保持されている。
【0044】
図4は図1に示したハードディスク108の論理的な使用方法を示す説明図である。
【0045】
本実施形態においては、使用用途に応じてハードディスクの記憶領域をテンポラリ領域401とボックス領域402に論理的に分ける。
【0046】
テンポラリ領域401は、制御プログラムが使用する一時記憶領域であり、画像データの出力順序を変えたり、複数部出力においても一回のスキャンで出力ができるようにするためや、ファクシミリ送信やファクシミリ受信のように転送に時間がかかる場合に、PDLの展開データやスキャナからの画像データを一時的に記憶する記憶領域である。ボックス領域402はボックス機能を使用するための記憶領域であり、403〜407のように登録された数の複数の記憶領域(以降、ボックス領域と呼ぶ)に分割されており、ハードディスク108は複数のボックス領域を有する。
【0047】
尚、使用できるボックスの数を、例えば100個等と予め決めておき、ハードディスク108にその数分だけ複数のボックスを用意しておき、その上で、ユーザは、ボックスの設定及びボックスの新規登録等を、随時、PCの操作部にて、或いは、デジタル複写機本体101の操作部102にて実行できるように構成する。
【0048】
又、各ボックスの中は、夫々、複数のジョブ(印刷ジョブ)を溜め込めるように構成する。
【0049】
本実施形態においてボックス機能とは、例えば、機密文書等、第3者に見られたくないようなデータをプリントアウトする場合に、パソコンなどのホスト(PC/WS110)やスキャナ(リーダ部103)からデジタル複写機のハードディスクの記憶領域(ボックス)を指定して印刷ジョブ(画像データ)をその所望のボックスに転送し、ユーザからの指示無しにプリントアウトすることなく、ボックス内で保持させておき、該用紙への出力をデジタル複写機本体101の操作部102からユーザが所望のタイミングで随時行う機能である。
【0050】
又、ボックスに記憶したジョブは、印刷してもなお、ユーザ(管理者を含む)からの消去指示なしには、消去せずに該ボックスに再利用可能に保持しておくよう記憶制御して、何度でもプリントアウト可能に構成する。
【0051】
又、ボックス403〜407は、会社などの部署毎に割り当てられ、各ボックスにはボックス名とパスワードを付けることができる。勿論、ユーザ単位でも使用できる。
【0052】
ユーザはボックス名を指定することで各ボックスにアクセスすることができ、パスワードが付けられていた場合、パスワードを入力しないと実際にボックスの中を見たり、用紙に出力することはできない。 パスワードの設定はボックス単位で行えるようにし、ハードディスクへの新規ボックス登録の設定の際に、パスワードを設定する/設定しない、及び設定する場合のパスワード入力等を行わせる。
【0053】
パスワードが設定されたボックス内のジョブを出力(プリントや送信を含む)させるには、まず、登録された複数のボックスの中から所望のボックスを選択し、選択対象のボックスに対してセットされているパスワードに一致するパスワードを入力することにより、そのボックスを開き(ボックス内のジョブの一覧表示を行い)、その中から、所望のジョブを選択し、出力させるという手順を踏む。
【0054】
パスワードが設定されていないボックスのジョブを出力(プリントや送信を含む)させるには、登録された複数のボックスの中から所望のボックスを選択することで、パスワード要求画面を表示することなく、その選択対象のボックスの中身を一覧表示させる工程に移行し、該画面の中から所望のジョブを選び出し、出力させるという手順を踏む。
【0055】
上記構成において、制御部109は、ハードディスク108を複数の領域に分けて管理し、ユーザの操作入力等により指定された前記複数の領域内の任意の領域に画像を記憶(記憶モード)することや、上記指定された領域から画像を読み出してプリント(出力モード)することができる。
【0056】
また、出力紙を仕分けする複数の仕分けトレイからなるソータ(仕分け装置)220を有し、自動出力モードで出力する場合は、制御部(段数指定手段)109によって指定された段数のトレイに出力する。
【0057】
又、上記ボックス機能において、選択したボックスの中にあるジョブの中から所望のジョブを選択するにあたり、操作部における操作方法として、ボックス内に格納されている全てのジョブを選択する為の不図示のボタン(全選択ボタン)を有しており、操作部上で該ボタンを押下して、更に消去ボタン(不図示)を押下することで、該ボックスの中に格納されている全てのジョブを一括消去するモードも有している。このように、記憶したデータのうちの一部の範囲内(部門毎やユーザ毎等のある1つの階層の範囲内)での一括消去処理を実行できるモードを有している。この消去モードは、一般ユーザモード下にて機能させる。又、この消去モードは、各ボックス単位で行えるようにしている。
【0058】
そして、本形態は、このような、一般のユーザモードレベルでの一括消去モードを有すると共に、以下のような、管理者ユーザモードレベルでの一括消去モードを有しており、ユーザには、夫々、区別して利用可能に構成している。 以下、図5〜図7を参照して、本実施形態に係わる画像処理装置のサービスマニュアル更新処理動作手順について説明する。
【0059】
図5は、本発明の画像処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、画像データ(ここでいう画像データとはドキュメントデータともいい、又、単にジョブとも呼ばれるもの)一括消去処理動作手順に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示した制御部109のCPUによりROM又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、図5中のS501〜S507は各ステップを示す。
【0060】
また、図6〜図7は、画像データ一括消去処理動作時において、図3に示したタッチパネル316に表示される画面の一例を示す模式図である。
【0061】
以下、図5のフローチャートに沿って説明する。
【0062】
図5のステップS501では、一般ユーザが操作可能な一般ユーザモードから管理者ユーザモードへの移行を行う。管理者ユーザモードへ移行する条件としては、例えば、管理者ユーザがスロット317に管理者ユーザ用のコントロールカードを挿入することで該管理者ユーザモードに移行させる。管理者ユーザモードに移行すると、制御部109はタッチパネル316に図6に示す画像データ一括消去ボタン601を表示する。
【0063】
尚、該画面において、上記ボタン601と共に、この画面が管理者ユーザモード下であることをユーザ(ここでは管理者ユーザ)に識別可能にする為のメッセージを一緒に表示するよう表示制御する。これにより、誤操作防止、操作性向上を図る。
【0064】
ステップS502では、管理者ユーザにより画像データ一括消去ボタン601が押下されると、これにより、ハードディスク108のテンポラリ領域401のジョブ(画像データ)及びパーソナルボックス領域402のジョブを含むハードディスク108の全てのジョブをハードディスクから一括消去処理するよう制御する。消去処理の仕方の一例として、例えば、以下のような消去処理を行う。
【0065】
ステップS503では、制御部109がハードディスク108のテンポラリ領域401とボックス領域402のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0x00」で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む。
【0066】
ステップS504では、ハードディスク108のテンポラリ領域401とボックス領域402のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0xFF」で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む。
【0067】
ステップS505では、ハードディスク108のテンポラリ領域401とボックス領域402のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0x55」で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む。
【0068】
ステップS506では、ハードディスク108のテンポラリ領域401とボックス領域402のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0xAA」で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む。
【0069】
上述のステップS503〜S506の処理を行うことで、ハードディスクのジョブの一括消去を実行する。
【0070】
ステップS507では、制御部109がタッチパネル316に図7に示す画像データの一括消去が終了したことを示すポップアップ701を表示する。尚、該画面においても、このモードは、管理者ユーザモードであることをユーザにより識別可能なメッセージと共に表示するよう表示制御する。
【0071】
これにより、画像処理装置が保持しているすべての画像データを一回のアクションで一括して消去することが出来るとともに、複数回、上述のような、0x00、0xFF、0x55、0xAA等の意味のないデータを書き込む(ステップS503〜S506の処理を行う)ことによって、ハードディスクに残留している磁気が読み取られて、画像データが復元されることを防止している。
【0072】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、ハードディスク108内の画像データを一括して消去する場合について説明したが、本実施形態では画像データとともに、ファクシミリの送信先電話番号やE−mail送信の送信先アドレスをも同時に消去する構成について、図8〜図11を参照して説明する。
【0073】
図8は、図1に示したハードディスク108の論理的な使用方法を示す説明図であり、図4と同一のものには同一の符号を付してある。
【0074】
本実施形態においては、使用用途に応じてハードディスクの記憶領域をテンポラリ領域401とボックス領域402とファクシミリの宛先領域808に論理的に分けている。
【0075】
401、402は図4と同一であるため説明を省略する。ファクシミリの宛先領域808はファクシミリの宛先を記憶している領域であり、ファクシミリ送信においてワンタッチでダイヤルするためにワンタッチ・ダイヤル・キー314に割り当てられたダイヤルナンバが保持されている。
【0076】
図9は、本発明の画像処理装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、画像データ/宛先情報一括消去処理動作手順に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示した制御部109のCPUによりROM又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、図9中のS901〜S907は各ステップを示す。
【0077】
また、図10〜図11は、本発明の第2実施形態の画像データ/宛先情報一括消去動作時において、図3に示したタッチパネル316に表示される画面の一例を示す模式図である。
【0078】
図9のステップS901では、一般ユーザが操作可能な一般ユーザモードから管理者ユーザモードへの移行を行う。管理者ユーザモードへの移行は、管理者ユーザがスロット317に管理者ユーザ用のコントロールカードを挿入することで行われる。管理者ユーザモードに移行すると、制御部109はタッチパネル316に図10に示す画像データ/宛先情報一括消去ボタン1001を表示する。
【0079】
ステップS902では、管理者ユーザにより画像データ/宛先情報一括消去ボタン1001が押下されると、これにより、ハードディスク108のテンポラリ領域401のデータ及びパーソナルボックス領域402のデータ、ファクシミリ宛先領域のデータを含むハードディスク108に記憶されているデータ(ここでいうデータとは、印刷データや個人情報等のユーザが格納させたデータであって、装置を動かす為のデータなどではない)をハードディスクから一括消去処理するよう制御する。消去処理の仕方の一例として、例えば、以下のような消去処理を行う。
【0080】
ステップS903では、制御部109がハードディスク108のテンポラリ領域401とボックス領域402とファクシミリの宛先領域808のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0x00」で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む。
【0081】
ステップS904では、ハードディスク108のテンポラリ領域401とボックス領域402とファクシミリの宛先領域808のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0xFF」で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む。
【0082】
ステップS905では、ハードディスク108のテンポラリ領域401とボックス領域402とファクシミリの宛先領域808のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0x55」で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む。
【0083】
ステップS906では、ハードディスク108のテンポラリ領域401とボックス領域402とファクシミリの宛先領域808のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0xAA」で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む。
【0084】
ステップS907では、制御部109がタッチパネル316に図11に示す画像データ/宛先情報の一括消去が終了したことを示すポップアップ1101を表示する。
【0085】
これにより、画像処理装置が保持しているすべての画像データとファクシミリの宛先を一回のアクションで一括して消去することが出来るとともに、複数回、意味のないデータを書き込むことによって、ハードディスクに残留している磁気が読み取られて、画像データやファクシミリの宛先が復元されることを防止している。
【0086】
なお、上述した第1実施形態における画像データ一括消去や、第2実施形態における画像データ/宛先情報一括消去は、管理者ユーザモード状態に切り替わったときにのみ有効となるものである。
【0087】
従って、故意であるなしによらずに不用意に情報が消える危険性をなくした上で、煩雑な過程を経ずに(管理者モード時に画像データ一括消去ボタン601,画像データ/宛先情報一括消去ボタン1001を指示するという簡単な操作で)、機密情報を消去することができる操作性と機密性の両者を兼ね備えた画像処理装置を提供することができる。
【0088】
又、上述したように、管理者ユーザモードにおける上記消去モードと、ユーザモード下におけるボックス機能に含まれる上記消去モードの両者を合わせもち、これらを区別して利用可能にすることで、一般ユーザにとっての操作性、管理者ユーザにとっての操作性の両者を満足しながら、上記管理者モードにおける高機密性を維持することが出来る等の効果を奏する。
【0089】
また、上記第2実施形態では、ファクシミリの宛先を一括消去する構成について説明したが、画像情報やファクシミリの宛先情報のみでなく、インターネットファクシミリ(InternetFAX)の宛先やE−mailのアドレス、さらにユーザが使用した際に生成されたデータ、例えばファクシミリ送受信履歴,インターネットファクシミリ送受信履歴,電子メール送受信履歴,制御プログラムが使用したワーク情報等も全て同時に消去する構成にしてもよい。
【0090】
さらに、上記第1,第2実施形態では、一般ユーザモードから管理者ユーザモードへの切り換えを、スロット317にコントロールカードを挿入することにより行う構成について説明したが、操作部102のキーを操作しても、暗証番号等を入力して切り換え可能に構成してもよい。
【0091】
また、上記第1,第2実施形態では、タッチパネル316からの操作で画像データや宛先情報の一括消去を行ったが、PC/WS110からのアクセスによって行う構成にしてもよい。この際、PC/WS110から暗証番号を入力して管理者モードへの切り換えを行うものとする。
【0092】
また、上記各実施形態では、ハードディスク108のテンポラリ領域401,ボックス領域402,ファクシミリの宛先領域808等のすべての領域に対して、1セクタサイズ分すべてが「0x00」,「0xFF」,「0x55」,「0xAA」等で埋められたデータを1セクタ毎に該当する領域のすべてのセクタに書き込む構成について説明したが、書き込むデータは、上記「0x00」,「0xFF」,「0x55」,「0xAA」に限られるものではなく、意味のないデータを複数回書き込むのであればどのようなデータであってもよいし、書き込む回数も4回に限られるものではない。
【0093】
さらに、上記第1,第2実施形態では、画像データや宛先情報がハードディスクに保持されている場合について説明したが、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−RW,DVD−RAM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,SRAM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0094】
また、本発明は、ページプリンタおよびファクシミリ装置等の画像処理装置についても同様に適用可能であり、上述した画像データ一括消去や画像データ/宛先情報一括消去を実施することができる。
【0095】
なお、上記各実施形態では、プリンタ部(プリンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を例にして説明したが、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリント方式であっても本発明は適用可能である。
【0096】
以上説明したように、ハードディスク108に記憶されたユーザ使用情報(例えば画像情報,宛先情報,ファクシミリ送受信履歴,電子メール送受信履歴,制御プログラムが使用したワーク情報等も全て含む)を一括して消去することにより、階層毎(部門毎,ユーザ毎)に消去するという煩雑な過程(例えば、上記ユーザモード下におけるボックス機能に含まれる1つのボックス単位での消去モードを使って、全てのボックスに対して消去モードを各ボックス毎に繰り返し行うことにより、全てのボックスのデータを消去する等の過程)を経ずにすべてのユーザ使用情報を全て消去することができる。
【0097】
また、複数回、意味のないデータを書き込むことによって、ハードディスク108に残留している磁気が読み取られて、画像情報/宛先情報が復元されることを防止することができる。
【0098】
さらに、ユーザ使用情報(例えば画像情報,宛先情報,ファクシミリ送受信履歴,電子メール送受信履歴,制御プログラムが使用したワーク情報等も全て含む)の一括消去を一般ユーザモードで実行できないように管理者モードのみで実行可能にしたことで、故意であるなしによらずに不用意に情報が消える危険性をなくすことができる。
【0099】
また、上記各実施形態や応用例を組み合わせたものも本発明に含まれるものとする。
【0100】
以下、図12に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0101】
図12は、本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する模式図である。
【0102】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0103】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0104】
本実施形態における図5,図9に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0105】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0106】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0107】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0108】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0109】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0110】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0111】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0112】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る第1〜7の発明によれば、一般ユーザと区別された特定ユーザが操作可能な管理者モード時に記憶手段に記憶されたすべてのユーザ使用情報を一度に消去するので、階層毎(部門毎、ユーザ毎)に消去するという煩雑な過程を経ずにすべての画像情報等のユーザ使用情報を消去することができるとともに、ユーザ使用情報の一括消去を一般ユーザモードで実行できない管理者モードとしたことで、故意であるなしによらずに不用意に情報が消える危険性をなくすこともできる。
【0113】
また、複数回、意味のないデータを書き込むので、記憶手段に残留している磁気を読み取られて、画像情報/宛先情報を復元させることを防止することができる。
【0114】
さらに、画像情報だけでなく宛先情報も一括して消去できるので、さらに機密情報を保護することが出来る。
【0115】
従って、故意であるなしによらずに不用意に情報が消える危険性をなくした上で、煩雑な過程を経ずに、安全に機密情報を消去することができる操作性と機密性,危険防止の全てを兼ね備えた画像処理装置を提供することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を示す断面図である。
【図3】図1に示した操作部のキー配列を示す外観図である。
【図4】図1に示したハードディスクの第1の論理的な使用方法を示す説明図である。
【図5】本発明の画像処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】画像データ一括消去処理動作時において、図3に示したタッチパネルに表示される画像データ一括消去ボタンの一例を示す模式図である。
【図7】画像データ一括消去処理動作時において、図3に示したタッチパネルに表示される終了ポップアップの一例を示す模式図である。
【図8】図1に示したハードディスクの第2の論理的な使用方法を示す説明図である。
【図9】本発明の画像処理装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】画像データ/宛先情報一括消去処理動作時において、図3に示したタッチパネルに表示される画像データ/宛先情報一括消去ボタンの一例を示す模式図である。
【図11】画像データ/宛先情報一括消去処理動作時において、図3に示したタッチパネルに表示される終了ポップアップの一例を示す模式図である。
【図12】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する模式図である。
【符号の説明】
101 デジタル複写機本体
102 操作部
103 リーダ部
104 プリンタ部
105 画像入出力制御部
106 ファクシミリ部
107 コンピュータインタフェース部
108 ハードディスク(記憶手段)
109 制御部(制御手段)
110 PC/WS

Claims (7)

  1. 画像情報を入力する画像情報入力手段と、前記画像情報をプリント出力する画像情報出力手段と、前記画像情報を含むユーザ使用情報を記憶する記憶手段とを有する画像処理装置において、
    一般ユーザと区別された特定ユーザが操作可能な管理者モードと、
    前記管理者モード時に前記記憶手段に記憶されたすべてのユーザ使用情報を一度に消去する消去手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記消去手段は、前記記憶手段に対して意味のないデータを複数回書くことにより前記記憶手段に記憶されたユーザ使用情報の消去を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記画像情報を保持する格納先としてユーザが指定する領域であるユーザ記憶領域、前記画像処理装置の制御プログラムが使用する一時記憶領域を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記画像情報を他の機器に送信する画像情報送信手段を有し、
    前記記憶手段に記憶されるユーザ使用情報は、前記画像情報,前記画像情報送信手段で送信する宛先情報,前記送信手段による送信履歴を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 画像情報を入力する画像情報入力手段と、前記画像情報をプリント出力する画像情報出力手段と、前記画像情報を含むユーザ使用情報を記憶する記憶手段とを有する画像処理装置の制御方法において、
    一般ユーザと区別された特定ユーザが操作可能な管理者モード時に前記記憶手段に記憶されたすべてのユーザ使用情報を一度に消去する消去工程を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載された画像処理装置の制御方法を実行するためのプログラム。
  7. 請求項5に記載された画像処理装置の制御方法を実行するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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