JP2004108849A - 渋滞情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】地図上において指定されたエリアにおける渋滞情報を表示することによって、特定のエリアにおける渋滞情報を概括的に面として容易に把握することができるようにする。
【解決手段】地図31を複数のエリアに分割する分割処理部と、表示範囲及び時間幅情報を設定する設定処理部と、前記表示範囲に含まれるエリアの渋滞情報及び時間幅情報に基づいて前記表示範囲の渋滞度を複数算出し、該渋滞度が最大の場合の前記表示範囲に含まれるエリアの渋滞情報に対応する表示態様に従って、前記表示範囲を前記地図31上に表示させる表示処理部とを有する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、渋滞情報表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両に搭載されるナビゲーション装置においては、道路地図データに基づいて、設定された出発地から目的地までの最適な経路を探索して、表示手段に表示するようになっている。この場合、前記出発地から目的地までの距離が最短となるように経路を設定したり、所要時間が最短となるように経路を設定するようになっている。
【0003】
また、道路の渋滞情報を受信して渋滞区間を避けた経路を車両の運転者が選択することができるように、道路交通情報をナビゲーション装置に送信するシステムも提供されている。例えば、VICS(R)と称される道路交通情報通信システムにおいては、警察、日本道路公団等の交通管制システムの情報を収集して、道路の渋滞等に関する情報や交通規則情報等の道路交通情報を作成し、これを通信手段によって、ナビゲーション装置に送信するようになっている。そして、前記道路交通情報を受信したナビゲーション装置は、前記道路交通情報に基づいて、渋滞区間を地図上に表示するようになっている。
【0004】
さらに、蓄積された過去の道路交通情報に基づいて、指定された過去の日時における特定の道路の渋滞情報を地図上に表示するナビゲーション装置も提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
これにより、車両の運転者等の操作者は、目的地までの適切な経路を把握することができるとともに、道路の渋滞等に関する道路交通情報を容易に把握することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−113290号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置においては、道路の渋滞情報が道路の区間毎に表示されるようになっているので、ある程度の広がりを持った地域、すなわち、エリアにおける指定された過去の日時の渋滞情報を操作者が概括的に面として把握することが困難であった。
【0008】
一般に、操作者は、ドライブ等の計画を立てる際に、出発地から目的地までの経路が渋滞の頻発するエリアを通過する場合、該エリアにおいて渋滞の頻発する時間帯を避けるように出発時刻を調整したり、やむを得ない場合には前記エリアを迂(う)回したりするような計画を立てようとする。この場合、ナビゲーション装置において、指定された過去の日時における特定の道路の渋滞情報が地図上に表示されると、計画を立てる場合に参考とすることができるが、十分ではない。すなわち、特定の道路において渋滞が発生した場合、前記道路の周辺の道路にも渋滞が波及するのが一般的なので、渋滞に巻き込まれることを避ける場合には、前記道路を含むエリアを避けることが望ましい。そのため、渋滞する箇所をピンポイントで把握することができても、ある程度の広がりを持ったエリアの渋滞情報を概括的に面として把握することができないので、前記操作者は渋滞情報を十分に活用することができなかった。
【0009】
本発明は、前記従来の問題点を解決して、地図上において設定された表示範囲において渋滞度が最大の場合の渋滞情報を表示することによって、所望の範囲における渋滞がピークとなる時の交通情報を一括して容易に把握することができる渋滞情報表示システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の渋滞情報表示システムにおいては、地図を複数のエリアに分割する分割処理部と、表示範囲及び時間幅情報を設定する設定処理部と、前記表示範囲に含まれるエリアの渋滞情報及び時間幅情報に基づいて前記表示範囲の渋滞度を複数算出し、該渋滞度が最大の場合の前記表示範囲に含まれるエリアの渋滞情報に対応する表示態様に従って、前記表示範囲を前記地図上に表示させる表示処理部とを有する。
【0011】
本発明の他の渋滞情報表示システムにおいては、さらに、前記分割処理部は、VICSリンクの有無に基づいて、二次メッシュを適切な大きさのエリアに分割することによって、前記地図を複数のエリアに分割する。
【0012】
本発明の更に他の渋滞情報表示システムにおいては、さらに、前記表示処理部は、各エリアに含まれるVICSリンク毎の統計的渋滞情報に基づき、前記表示範囲の渋滞度を算出する。
【0013】
本発明の更に他の渋滞情報表示システムにおいては、さらに、前記時間幅情報は、曜日又は時間帯である。
【0014】
本発明の更に他の渋滞情報表示システムにおいては、さらに、前記表示範囲は、ユーザの入力操作によって決定される。
【0015】
本発明の更に他の渋滞情報表示システムにおいては、さらに、前記表示範囲は、表示装置の描画領域である。
【0016】
本発明の更に他の渋滞情報表示システムにおいては、さらに、前記表示態様は、各エリアの背景の色若しくは輝度、又は、各エリアを覆うマスクの濃さである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図2は本発明の実施の形態における渋滞情報表示システムの構成を示す概念図である。
【0019】
図において、11はサーバとしての情報提供サーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータの中に構成される。なお、該コンピュータは単一のコンピュータではなく、複数のコンピュータが有機的に結合された、いわゆる、分散型サーバであってもよい。また、前記コンピュータの中に他のシステムが構築されていてもよい。さらに、前記情報提供サーバ11は、他のコンピュータの中に構築されたシステムの一つであってもよい。
【0020】
そして、28a及び28bは、ユーザとしての操作者によって操作される第1の情報端末及び第2の情報端末としての情報端末である。該情報端末は、実際には多数であるが、本実施の形態においては、説明の都合上、28a及び28bで代表する。また、前記操作者は、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両の運転者、同乗者等であるが、歩行者であっても、公共交通機関の利用者であっても、いかなる者であってもよい。
【0021】
なお、前記情報端末28a及び28bは、CPU、MPU等の演算手装置、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶装置、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、CRT等の表示装置、キーボード、ジョイスティック、十字キー、押しボタン、リモートコントローラ、タッチパネル等の入力装置、前記表示装置を制御する表示制御装置、及び、通信インターフェイス等の送受信部を備える。前記情報端末28a及び28bは、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両に搭載されるナビゲーション装置であるが、据置電話機、携帯電話機、PHS(Personal Handy−Phone System)電話機、携帯情報端末、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、デジタルテレビ等いかなるものであってもよい。
【0022】
さらに、前記情報端末28a及び28bは、図示されない現在位置検出装置を有するものであってもよい。該現在位置検出装置は、前記情報端末28a及び28bが、例えば、ナビゲーション装置である場合、一般的には、GPS(Global Positioning System)、地磁気センサ、距離センサ、ステアリングセンサ、ビーコンセンサ、ジャイロセンサ等によって現在位置を検出する。また、例えば、携帯電話機、携帯情報端末等である場合、一般的には、該携帯電話機、携帯情報端末等が在圏する基地局との通信に基づいて、該基地局の位置を現在位置として検出する。
【0023】
ここで、前記情報提供サーバ11と情報端末28a及び28bとはネットワーク27を介して相互に通信可能に接続される。なお、該ネットワーク27は、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、携帯電話回線網、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。また、放送衛星によるCS放送やBS放送を利用して通信してもよく、地上波デジタルテレビ放送を利用して通信してもよく、FM多重放送を利用して通信してもよく、また、道路脇に設置されている光ビーコンや電波ビーコンを利用して通信してもよい。
【0024】
そして、本実施の形態における渋滞情報表示システムは前記情報提供サーバ11と情報端末28a及び28bとによって構成される。この場合、前記操作者は、あらかじめ前記渋滞情報表示システムに登録され、登録IDを所有する者であることが望ましい。また、前記情報端末28a及び28bもそれぞれ登録されていることが望ましい。
【0025】
ここで、前記情報提供サーバ11は、機能の観点から、渋滞情報を作成するために必要なデータを格納するデータ部12、及び、該データ部12にアクセスして必要なデータを取得して渋滞情報を作成するための処理を行う処理部21を有する。なお、前記データ部12は、交通情報データベース13及び交通情報提供リンクデータベース14を備える。
【0026】
そして、前記交通情報データベース13は、例えば、VICS(R)と称される道路交通情報通信システムにおいて、警察、日本道路公団等の交通管制システムの情報を収集して作成した道路の渋滞等に関する情報や交通規制情報等の道路交通情報を格納する。この場合、過去に作成された道路の渋滞等に関する情報も統計的渋滞情報として蓄積される。さらに、前記交通情報データベース13は、祭り、パレード、花火大会等のイベントの開催予定場所、予定日時等のイベント予定情報、例えば、駅周辺や大型商業施設周辺の道路には週末を除く毎日の特定時刻に渋滞が発生するとか、海水浴場周辺の道路には夏季休暇時期に渋滞が発生する等の統計的渋滞情報や予測渋滞情報も格納する。この場合、前記統計的渋滞情報や予測渋滞情報は、後述されるVICS(R)リンクに対応付けられていることが望ましい。さらに、前記交通情報データベース13は、あらかじめ登録された多数の操作者から提供された情報を格納するものであってもよい。この場合、該情報は、例えば、道路の渋滞等に関する道路渋滞情報、警察による交通取り締まりに関する交通取締情報、道路工事、建築工事等による交通規制情報等の道路交通情報に関する詳細情報である。該詳細情報は、道路渋滞情報の場合、渋滞の実際の長さ、渋滞の原因、渋滞解消の見込まれる時刻等であり、交通取締情報の場合、速度違反取締、駐車違反取締等の取締の種類、場所、曜日、時間帯等であり、交通規制情報の場合、道路工事、建築工事等の継続期間、通行止め、片側交互通行、車線規制等の交通規制の種類、交通規制の時間帯等である。
【0027】
また、前記交通情報提供リンクデータベース14は、交通情報を提供するために必要なリンクに関する情報を格納する。ここで、リンクとは、道路を構成する単位であり、通常、三差路以上の交差点を境界にして区切られている。なお、該交差点は、交通信号灯器の設置されている交差点だけでなく交通信号灯器の設置されていない交差点も含むものである。そのため、一本の道路におけるリンクの数は一定でない。なお、道路の行政道路属性が変化する点もリンクの境界として取り扱われる。そして、通常のナビゲーション装置においては、道路を構成するそれぞれのリンク、すなわち、道路リンクを識別する識別番号としての道路リンクIDが付与される。
【0028】
そして、前記VICS(R)による交通情報であるVICS(R)情報には、種別情報、位置、渋滞区間の距離、渋滞度等の情報とともに、VICS(R)リンクIDが含まれる。該VICS(R)リンクIDは、道路を所定の交差点毎に分割して規格化された走行案内用リンクとしてのVICS(R)リンクに付与された識別番号である。なお、前記VICS(R)情報には、各VICS(R)リンクにおける始点及び終点の座標、始点から終点までの距離等の情報も含まれている。
【0029】
ここで、前記道路リンクとVICS(R)リンクとは同一のものではない(一般的には、道路リンクのほうがVICS(R)リンクよりも細分化されている。)。そこで、通常のVICS(R)機能を備えるナビゲーション装置においては、道路リンクIDと前記VICS(R)リンクIDとの間の変換テーブル(対照表)を有し、前記VICS(R)リンクIDに基づいて、対応する道路リンクIDを特定することができるようになっている。そのため、前記情報端末28a及び28bがナビゲーション装置のように前記変換テーブルを有するものである場合には、前記情報提供サーバ11からVICS(R)リンクIDを受信すると、該VICS(R)リンクIDに基づいてVICS(R)情報を表示すべき道路の区間を特定することができる。
【0030】
ところが、前記情報端末28a及び28bが前記変換テーブルを有するものでない場合には、前記VICS(R)リンクIDに基づいて前記道路の区間を特定することができなくなってしまう。そこで、前記交通情報提供リンクデータベース14には、前記変換テーブルも格納されている。これにより、前記VICS(R)リンクIDを前記情報端末28a及び28bにおいて使用されている道路リンクIDに変換して、VICS(R)情報を送信することができる。また、前記情報端末28a及び28bが後述される地図データベース等を有しておらず、地図を作成することができないものである場合には、情報提供サーバ11において、画面に表示される地図を画像情報として作成し、該画像情報を前記情報端末28a及び28bに送信して、該情報端末28a及び28bの表示装置に前記画像情報に基づく画像を表示させるようになっている。この場合、前記交通情報提供リンクデータベース14に格納されている変換テーブルを使用し、VICS(R)リンクIDに対応する道路の区間を特定する。
【0031】
また、前記処理部21は、設定処理部としての入力処理部22、分割処理部としてのエリア分割処理部23、表示処理部24、統計・予測処理部25、及び、配信処理部26を備える。ここで、前記入力処理部22は、前記情報端末28a及び28bから受信した渋滞情報等の配信要求を入力する入力処理を行う。また、前記エリア分割処理部23は、情報端末28a及び28bの表示装置に表示させる地図を適切な大きさのエリアに分割するための分割処理を行う。この場合、前記エリア分割処理部23は、例えば、いわゆる、二次メッシュに基づいて分割処理を行うようになっている。
【0032】
ここで、前記二次メッシュは、「JIS X 0410−1976 地域メッシュコード」に規定される統合地域メッシュにおける10倍地域メッシュである。そして、前記二次メッシュは、一辺が10〔km〕程度の矩(く)形領域であり、財団法人日本デジタル道路地図協会によって作成された「全国デジタル道路地図データベース」では、日本全国が4713枚の二次メッシュによって構成される。なお、前記VICS(R)情報は、各二次メッシュ内の交通情報を規定する情報であり、各二次メッシュ内において道路の上下線別にユニークなVICS(R)リンクIDが付与されている。そして、前記エリア分割処理部23は、前記二次メッシュを必要に応じて更に細かなエリアに分割して、該エリア毎に渋滞情報を表示することができるようにする。
【0033】
また、前記表示処理部24は、前記交通情報データベース13及び交通情報提供リンクデータベース14にアクセスしてVICS(R)情報等の情報を取得し、前記エリア分割処理部23によって分割されたエリア毎に渋滞情報を表示するための表示処理を行う。そして、前記統計・予測処理部25は、前記交通情報データベース13にアクセスして統計的渋滞情報や予測渋滞情報を取得し、渋滞情報の統計処理や予測処理を行う。また、前記配信処理部26は、前記情報端末28a及び28bからの配信要求に応じて、該情報端末28a及び28bに送信するための渋滞情報を編集したり作成したりする配信処理を行う。
【0034】
なお、前記交通情報データベース13及び交通情報提供リンクデータベース14等が格納される情報提供サーバ11の記憶手段は、情報提供サーバ11の内部記憶媒体であってもよいし、外部記憶媒体であってもよい。この場合、前記内部記憶媒体及び外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−ROM、CD−R/RW、MD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R/RW、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード、棒状メモリ等いかなる種類のものであってもよい。
【0035】
さらに、前記情報提供サーバ11は、渋滞情報を作成する機能だけでなく、経路を探索する探索機能、地点や施設を検索する検索機能等の他の機能を有するものであってもよい。例えば、前記情報端末28a及び28bからの配信要求に応じて、出発地から目的地までの経路を探索して探索された経路の情報を地図情報ともに配信したり、レストラン等の施設を検索して検索された該施設の情報を配信したりすることができる。これにより、前記情報端末28a及び28bが、探索機能、検索機能、地図情報等を備えていない携帯電話機、PHS電話機、携帯情報端末、PDA等であっても、操作者は、前記情報端末28a及び28bを操作して、ネットワーク27を介し、前記情報提供サーバ11に配信要求を送信することによって、所望の経路の情報、施設の情報、地図情報等を取得し、前記情報端末28a及び28bの表示装置に表示させることができる。
【0036】
この場合、前記情報提供サーバ11は、前記情報端末28a及び28bと情報のやり取りをする図示されない送受信部、前記情報端末28a及び28bをIDキー等に基づいて特定するための図示されない端末特定部等を有することが望ましい。さらに、前記情報提供サーバ11は、地図情報格納する図示されない地図データベース、図示されないPOI(Point of Interest)データベース、図示されない道路データベース等を有することが望ましい。
【0037】
ここで、前記地図データベースは、地図を描画するためのノード、リンク、座標、施設名称等の地図情報を格納する。また、前記POIデータベースは、出発地、目的地、通過点等となる地点を検索するための施設データ、タウンページデータ、イベントデータ等を格納する。なお、前記POIデータベースは施設や地域に関する詳細情報を含むものであってもよい。例えば、前記施設がレストラン、食堂等の飲食店である場合、前記詳細情報は、営業する曜日、営業時間、電話番号、メニュー、値段、味、サービスの良否、店内の雰囲気、駐車場の有無等であり、前記施設がコンビニエンスストア、百貨店、ホームセンタ、スーパーマーケット等の商業施設である場合、前記詳細情報は、営業する曜日、営業時間、電話番号、品揃(ぞろ)え、値段、バーゲンセール(特売)の期間、バーゲンセールの対象商品、サービスの良否、店内の雰囲気、駐車場の有無、催し物やイベントの種類及び期間等であり、前記施設がテーマパーク、ゲームセンタ、映画館、劇場等の娯楽施設である場合、前記詳細情報は、営業する曜日、営業時間、電話番号、施設の内容、値段、サービスの良否、雰囲気、駐車場の有無、催し物やイベントの種類及び期間等である。さらに、前記道路データベースは、道路の探索コスト、道路の種別等の経路を探索するためのデータを格納する。
【0038】
また、前記情報提供サーバ11は、前記地図情報に基づいて地図を描画する図示されない地図作成部、前記POIデータベースに格納された情報に基づいて目的地のような所定の地点の座標情報、名称、住所等の地点情報を検索する図示されないPOI検索部、及び、前記道路データベース、交通情報データベース13等に格納された情報に基づいて現在位置から目的地までの経路を探索する図示されない経路探索部を有することが望ましい。
【0039】
次に、前記構成の渋滞情報表示システムの動作について説明する。
【0040】
図3は本発明の実施の形態における地図画面の表示例を示す図、図4は本発明の実施の形態におけるVICS(R)リンクが含まれるエリアを判断する方法を示す図、図5は本発明の実施の形態におけるエリアを分割する方法を示す第1の図、図6は本発明の実施の形態におけるエリアを分割する方法を示す第2の図、図7は本発明の実施の形態におけるエリアを分割する方法を示す第3の図、図8は本発明の実施の形態におけるエリアを分割する動作を示すフローチャートである。
【0041】
まず、操作者は情報端末28aを操作して、出発地から目的地までの経路の付近のエリアを指定して、該エリアにおける渋滞情報の時間的変化を前記情報端末28aの表示装置に表示させる動作について説明する。
【0042】
この場合、前記操作者は、前記情報端末28aを操作して、渋滞情報に対応する表示態様に従って地図上に表示させる表示範囲を指定エリアとして入力し、決定する。前記操作者は、出発地及び目的地を入力するとともに、前記出発地から目的地までの経路の付近のエリアを指定して表示範囲としての指定エリアを決定し、該指定エリアにおける渋滞情報の時間的変化を表示するための情報の配信要求をネットワーク27を介して情報提供サーバ11に送信する。なお、前記指定エリアの指定は、例えば、○○交差点周辺、××地区一帯等の前記指定エリアを代表する名称を入力することによって行われてもよいし、前記指定エリアに対応する行政区画の名称を入力することによって行われてもよいし、前記情報端末28aの表示装置に表示させた地図上に前記指定エリアの頂点、境界線等をポインタによって指定することによって行われてもよい。さらに、前記情報端末28aの表示装置に表示された地図全体を指定エリアとすることもできる。この場合、前記操作者は、表示させる地図の縮尺を調整して、所望のエリアが前記表示装置の描画領域としての画面全体を占めるように表示させ、画面全体を指定エリアとして指定する。
【0043】
また、前記操作者は、指定エリアにおける渋滞情報を表示するために、時間幅情報として所望の日時を指定する。この場合、過去の特定の日を指定してもよいし、例えば、日曜日、土曜日等の特定の曜日を指定してもよいし、例えば、年末、盆休み、月末、五十(ごとう)日等の特定の季節や時期を指定してもよい。そして、過去の特定の日を指定した場合には、指定された日の渋滞情報が配信され、特定の曜日を指定した場合には、過去の所定期間、例えば、過去二〜三年間に亘る指定された曜日における平均的な渋滞情報が配信され、特定の季節や時期を指定した場合には、過去の所定期間、例えば、過去二〜三年間に亘る指定された季節や時期における平均的な渋滞情報が配信される。
【0044】
また、特定の時刻又は時間帯を指定してもよい。特定の時刻を指定した場合には、指定された時刻の渋滞情報が配信され、特定の時間帯を指定した場合には、指定された時間帯における渋滞情報の最大値が配信される。なお、特定の時刻又は時間帯を指定しない場合には、該当する日の一日における渋滞情報の最大値が配信される。これにより、前記操作者は、統計的渋滞情報に基づいて、指定エリアにおける所望の日時における平均的な渋滞情報の最大値、すなわち、最も渋滞が甚だしい時刻の渋滞情報を表示することができる。なお、過去の所定期間における渋滞情報の最大値が配信されるようにしてもよい。
【0045】
さらに、渋滞情報が時間の推移に対応して変化するような態様で配信されるようにすることもできる。この場合、指定された時間帯において、所定の時間間隔毎の渋滞情報が送信される。なお、前記時間間隔は、操作者が指定してもよいし、デフォルトとしてあらかじめ設定されていてもよい。また、特定の時刻又は時間帯を指定しない場合には、該当する日の一日における渋滞情報が時間の推移に対応して変化するような態様で配信されるようにしてもよい。
【0046】
すると、前記情報提供サーバ11の入力処理部22は、前記配信要求の入力処理を行い、図示されない地図データベースにアクセスし、前記情報端末28aの表示装置に表示させるために、図3に示されるような地図31を取得する。該地図31は、前記操作者が入力した出発地32から目的地33までの経路を含む範囲をカバーする。また、前記地図31には、前記指定エリア38が含まれる。なお、前記地図31において、実線(太線及び細線)で描かれた多数の曲線は道路を示し、複数の点線で描かれた経線34及び緯線35は二次メッシュの境界線を示している。すなわち、前記経線34及び緯線35によって区切られた領域のそれぞれが二次メッシュである。
【0047】
続いて、エリア分割処理部23は前記地図31を適切な大きさのエリアに分割するための分割処理を行う。本実施の形態において、前記エリア分割処理部23は、VICS(R)リンクの有無に基づいて、前記二次メッシュを適切な大きさのエリアに分割するようになっている。この場合、二次メッシュ内に存在するVICS(R)リンクがどのエリアに存在するかは、前記VICS(R)リンクの終点の位置に基づいて判断される。
【0048】
ここで、図4に示される例においては、二次メッシュ41内に二つのVICS(R)リンク42−1及び42−2が存在する。なお、図4において、42−1a及び42−2aは、それぞれ、前記VICS(R)リンク42−1及び42−2の始点であり、42−1b及び42−2bは、それぞれ、前記VICS(R)リンク42−1及び42−2の終点である。この場合、前記VICS(R)リンク42−1及び42−2のそれぞれが、二次メッシュ41を、縦横1/2ずつに四分割したエリア41a、41b、41c及び41dのどこに存在するかは、前記VICS(R)リンク42−1及び42−2の終点42−1b及び42−2bの位置に基づいて判断される。図4に示される例においては、終点42−1bはエリア41c内に位置し、終点42−2bはエリア41d内に位置する。したがって、VICS(R)リンク42−1はエリア41c内に存在すると判断され、VICS(R)リンク42−2はエリア41d内に存在すると判断される。
【0049】
そして、エリア分割処理部23は、二次メッシュを複数のエリアに分割する際に、分割の対象とすべきか否かを次に示される条件0〜条件4から成る五つの条件に基づいた三つの判定条件に従って判定する。この場合、二次メッシュもエリアとして取り扱われる。
条件0:分割前のエリアに含まれるリンク数=0
条件1:{分割前のエリアに含まれるリンク長の平均}×2<{分割前のエリア長}/m
条件2:{分割前のエリアに含まれるリンク長の平均}×2<分割前のエリア長
条件3:分割後の各エリアに含まれるリンク数>{分割前のエリアに含まれるリンク数}×n〔%〕
条件4:分割数≦p
ここで、リンクとはVICS(R)リンク、リンク数とはVICS(R)リンクの数、リンク長とはVICS(R)リンクの始点から終点までの距離、エリア長とはエリアを形成する矩形の一辺の長さ、分割数とはエリアを形成する矩形の一辺を分割する数である。例えば、分割数が2の場合、2×2=4なので、一つのエリアは四分割される。なお、前記m、n及びpの値は任意に設定することができるものであるが、ここでは、m=2、n=5及びp=4であるとして説明する。
判定条件1:条件1及び条件4を満たすエリアは分割の対象とする。
判定条件2:条件2、条件3及び条件4を満たすエリアは分割の対象とする。
判定条件3:条件0を満たすエリアは分割の対象外とする。
【0050】
ここで、図5に示される例においては、二次メッシュ45内に五つのVICS(R)リンク46−1〜46−5が存在する。この場合、エリア分割処理部23は、前記五つのVICS(R)リンク46−1〜46−5の始点から終点までの距離の平均値を算出する。そして、図5に示される例においては、前記平均値を二倍した値が、二次メッシュ45の一辺の長さの半分よりも短いものとする。したがって、前記二次メッシュ45は条件1を満たすものである。また、前記二次メッシュ45はまだ分割されていないので、分割数は0であり条件4を満たすものである。そのため、前記二次メッシュ45は判定条件1に該当する。なお、前記二次メッシュ45は、条件0を満たさないことは明らかなので、判定条件3には該当しない。したがって、前記二次メッシュ45は、図6に示されるように四分割される。
【0051】
続いて、エリア分割処理部23は、図6に示される四つのエリア45a〜45dのそれぞれについて分割の対象とすべきか否かを判定する。図6に示される例において、エリア45aは判定条件1〜3のいずれにも該当しないものとする。そのため、前記エリア45aは分割の対象とすべきでないので、エリア分割処理部23は前記エリア45aの範囲を決定する。また、エリア45c及び45dは、判定条件3に該当するので、分割の対象とすべきでない。そのため、エリア分割処理部23は前記エリア45c及び45dの範囲も決定する。
【0052】
また、エリア45bは条件2〜条件4のいずれをも満たすもの、すなわち、判定条件2に該当するものであるとする。そのため、前記エリア45bは、図7に示されるように四分割される。
【0053】
続いて、エリア分割処理部23は、図7に示される四つのエリア45b−1〜45b−4のそれぞれについて分割の対象とすべきか否かを判定する。図7に示される例において、エリア45b−1〜45b−4のそれぞれは判定条件1〜3のいずれにも該当しないものとする。そのため、前記エリア45b−1〜45b−4はいずれも分割の対象とすべきでないので、エリア分割処理部23は前記エリア45b−1〜45b−4の範囲を決定する。これにより、前記二次メッシュ45は適切な大きさのエリアに分割される。
【0054】
ここで、前記条件0〜条件4の狙いについて説明する。まず、条件0は、前記エリア45c及び45dのように、リンク数が0のエリアを分割の対象外とすることを狙いとする条件である。次に、条件1は、前記二次メッシュ45のように、VICS(R)リンクが偏在しているがエリアが大きい場合に分割の対象とすることを狙いとする条件である。そして、条件2は、前記エリア45bのように、VICS(R)リンクが収まるような大きさのエリアとするために分割の対象とすることを狙いとする条件である。また、条件3は、前記エリア45bのように、エリア内においてVICS(R)リンクが偏在しないように分割の対象とすることを狙いとする条件である。さらに、条件4はエリアが小さくなりすぎることがないようにすることを狙いとする条件である。
【0055】
このようにして、前記エリア分割処理部23によって分割処理が行われることによって、前記地図31は、VICS(R)リンクの有無に基づいて、適切な大きさのエリアに分割される。
【0056】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 エリア内のすべてのリンク長の平均値を算出する。
ステップS2 条件1及び条件4を満たすか否かを判断する。満たす場合はステップS3に進み、満たさない場合はステップS4に進む。
ステップS3 エリア分割処理部23は二次メッシュ45を四分割する。
ステップS4 条件2、条件3及び条件4を満たすか否かを判断する。満たす場合はステップS5に進み、満たさない場合はステップS6に進む。
ステップS5 エリア分割処理部23はエリア45bを四分割する。
ステップS6 エリア分割処理部23は45b−1〜45b−4の範囲を決定する。
【0057】
続いて、表示処理部24は、分割されたエリアのそれぞれについて渋滞情報を表示するための表示処理を行う。この場合、前記表示処理部24は、交通情報データベース13にアクセスして渋滞情報としてのVICS(R)情報を取得し、該VICS(R)情報を使用して、各エリアに含まれるVICS(R)リンク毎の渋滞度に基づき、該当するエリア全体の渋滞情報を作成する。本実施の形態において、前記渋滞度は、説明の都合上、渋滞無し、混雑、及び、渋滞の三段階に分類され、それぞれのVICS(R)リンク全範囲に亘って適用されるものとする。なお、前記渋滞度をより細かく分類し、単一のVICS(R)リンクを細分化した範囲のそれぞれに適用することもできる。そして、渋滞無しを0、混雑を1、渋滞を2と設定することによって、前記渋滞度を数値化することができる。
【0058】
次に、前記表示処理部24は、各エリアに含まれるVICS(R)リンクの渋滞度の平均値を算出し、該平均値を各エリアの渋滞度として決定する。例えば、あるエリアに含まれるVICS(R)リンクの数が1である場合には、該VICS(R)リンクの渋滞度を前記エリアの渋滞度として決定する。また、あるエリアに含まれるVICS(R)リンクの数が複数、例えば、2であり、それぞれの渋滞度が1及び2である場合には、平均値である1.5を前記エリアの渋滞度として決定する。なお、平均値を算出する場合、それぞれのVICS(R)リンクの長さを考慮して重み付けを行った後に平均することもできる。また、図6及び図7に示されるエリア45c及び45dのように、VICS(R)リンクを含まないエリアについては、渋滞度を不明とする。
【0059】
なお、VICS(R)リンクの渋滞度に代えてVICS(R)リンクの渋滞率に基づいて該当するエリア全体の渋滞情報を作成することもできる。この場合、表示処理部24は、道路種別と渋滞度に対応する車速の定義(渋滞度が高いほど車速が低くなる)とに基づいて推定旅行時間を算出し、該推定旅行時間を使用し、次の式(1)に従ってVICS(R)リンク毎の渋滞率を算出する。
渋滞率={推定旅行時間/すべて渋滞無しの場合の旅行時間}/{すべて渋滞の旅行時間/すべて渋滞無しの場合の旅行時間}・・・式(1)
そして、前記表示処理部24は、各エリアに含まれるVICS(R)リンクの渋滞率の平均値を、次の式(2)に従って算出し、該平均値を各エリアの渋滞率として決定する。
エリア渋滞率=Σ{リンク長×リンク渋滞率}/Σ{リンク長}・・・式(2)
ここで、エリア渋滞率とはエリアの渋滞率、リンク長とはVICS(R)リンクの始点から終点までの距離、リンク渋滞率とはVICS(R)リンクの渋滞率である。
【0060】
このように、渋滞率に基づいて渋滞情報を作成することによって、各エリアの渋滞情報をより詳細に表すことができる。そこで、本実施の形態においては、渋滞率に基づいて渋滞情報を作成する場合について説明する。
【0061】
次に、指定エリア38の渋滞率を決定して渋滞情報を表示する動作について説明する。
【0062】
図1は本発明の実施の形態における渋滞情報の表示例を示す図、図9は本発明の実施の形態における指定エリアの渋滞率を決定する方法を示す図である。
【0063】
ここでは、指定エリア38における特定の曜日の特定の時間帯における統計的な渋滞情報を表示させる場合について説明する。まず、前記表示処理部24は、指定エリア38の渋滞率を決定する。なお、前記指定エリア38は、操作者によって任意に指定されたものであるから、前記エリア分割処理部23が分割処理を行って、二次メッシュを適切な大きさに分割したエリアのうちの一つ又は複数と部分的に又は全面的に重複する。そのため、前記指定エリア38と重複するエリアの渋滞率に基づいて、前記指定エリア38の渋滞率を決定することができる。ここでは、前記指定エリア38が、図9に示されるように、エリア分割処理部23によって適切な大きさに分割されたエリア48a、48b、48c及び48dのそれぞれと部分的に重複するものであるとして説明する。
【0064】
なお、図9において、点線49は二次メッシュを最大分割数4で分割する場合の分割線であり、点線49によって囲まれた各区画は、二次メッシュを最大分割数4で分割した場合のエリアとして、最小単位エリアを示している。この場合、エリア48aは最小単位エリア48a−1〜48a−4から成り、エリア48bは最小単位エリア48b−1〜48b−16から成り、エリア48cは最小単位エリア48c−1〜48c−4から成り、エリア48dは最小単位エリア48d−1〜48d−4から成る。そして、図9から、前記指定エリア38は、最小単位エリア48a−4、48b−13、48b−14、48c−2、48d−1、及び、48d−2と重複することが分かる。
【0065】
ここで、前記指定エリア38は、エリア48aの最小単位エリアを一つ、エリア48bの最小単位エリアを二つ、エリア48cの最小単位エリアを一つ、及び、エリア48dの最小単位エリアを二つ含んでいる。そのため、エリア48aの渋滞率をA、エリア48bの渋滞率をB、エリア48cの渋滞率をC、及び、エリア48dの渋滞率をDとすると、前記指定エリア38の渋滞度αは、面積による重み付けをした加重平均として、次の式(3)で示される。
α=(A+B+B+C+D+D)/6・・・式(3)
そして、前記表示処理部24は、αを指定エリア38の渋滞度とする。
【0066】
続いて、前記表示処理部24は、交通情報データベース13にアクセスして、操作者によって指定された日時における過去の統計的渋滞情報を取得する。ここでは、前記指定された日時が日曜日の午前10:00〜11:00であり、指定された時間間隔は15分であるとして説明する。この場合、前記交通情報データベース13には、あらかじめ統計処理が行われた過去の所定期間(例えば、二〜三年間)に亘るVICS(R)リンク毎の渋滞率に関するデータ(平均値、分散等)が格納されているものとする。
【0067】
そして、前記表示処理部24は、前記交通情報データベース13からVICS(R)リンク毎の日曜日の午前10:00〜11:00における15分毎の渋滞率の平均値を取得する。
【0068】
続いて、前記表示処理部24は、エリア48a、48b、48c及び48dの日曜日の午前10:00〜11:00における15分毎の渋滞率を決定する。そして、前記式(3)に従って、指定エリア38の日曜日の午前10:00〜11:00における15分毎の渋滞度αを決定する。これにより、日曜日の10:00、10:15、10:30、10:45及び11:00における渋滞度αが決定される。そして、前記表示処理部24は、前記指定エリア38の渋滞度αが最大となる時刻を決定する。例えば、10:30が渋滞度αが最大となる時刻であるとする。
【0069】
続いて、前記表示処理部24は、前記指定エリア38の渋滞度αが最大となる時刻における指定エリア38の表示態様を決定する。この場合、指定エリア38と重複する最小単位エリア48a−4、48b−13、48b−14、48c−2、48d−1、及び、48d−2の前記指定エリア38の渋滞度αが最大となる時刻におけるそれぞれの渋滞率に対応する表示態様を決定し、前記最小単位エリア48a−4、48b−13、48b−14、48c−2、48d−1、及び、48d−2のそれぞれを決定した表示態様で表示する。
【0070】
ここで、エリアの表示態様とは、エリアの背景の色や輝度、エリアを覆うマスクの濃さ等である。この場合、渋滞率が大きいほど操作者の注意を引き付ける度合の大きい表示態様とすることが望ましい。例えば、渋滞率が70〔%〕以上のエリアについては背景を赤色とし、渋滞率が30〔%〕以上70〔%〕未満のエリアについては背景を黄色とし、渋滞率が30〔%〕未満のエリアについては背景を無色とするように、エリアの背景の色を変化させることができる。また、渋滞率が70〔%〕以上のエリアについては背景を濃い赤色とし、渋滞率が30〔%〕以上70〔%〕未満のエリアについては背景を淡い赤色とし、渋滞率が30〔%〕未満のエリアについては背景を無色とするように、エリアの背景の色の濃さを変化させることができる。そして、渋滞率が70〔%〕以上のエリアについては背景の輝度を最も低くし、渋滞率が30〔%〕以上70〔%〕未満のエリアについては背景の輝度をやや低くし、渋滞率が30〔%〕未満のエリアについては背景の輝度を明るくするように、エリアの背景の輝度を変化させることができる。さらに、渋滞率が70〔%〕以上のエリアについてはマスクを濃くし、渋滞率が30〔%〕以上70〔%〕未満のエリアについてはマスクを薄くし、渋滞率が30〔%〕未満のエリアについてはマスクをしないように、各エリアの背景のマスクの濃さを変化させることができる。
【0071】
本実施の形態においては、説明の都合上、渋滞率が70〔%〕以上のエリアについては背景を濃い色とし、渋滞率が30〔%〕以上70〔%〕未満のエリアについては背景を淡い色とし、渋滞率が30〔%〕未満のエリアについては背景を無色とするように、各エリアの背景の色の濃さを変化させる場合について説明する。なお、表示態様を変化させる区切りとなる渋滞率の数値は適宜変更することができる。さらに、渋滞率に対応する各エリアの表示態様は、三段階に限るものでなく、二段階であっても、四段階以上であってもよく、さらに、無段階に変化するものであってもよい。
【0072】
また、前記表示処理部24は、前記指定エリア38における渋滞率が時間の推移に対応して変化するように表示させることもできる。この場合、例えば、日曜日の午前10:00〜11:00における15分毎の指定エリア38と重複する前記各最小単位エリアにおける渋滞率のそれぞれの値に対応する表示態様を決定する。そして、前記各最小単位エリアの表示態様を15分毎の渋滞率のそれぞれの値に対応するように、順次変化させてアニメーション表示させる。これにより、前記指定エリア38における渋滞率の変化をビジュアル化することができ、視覚によって直感的に把握することができる。
【0073】
そして、前記表示処理部24は、前記地図31における前記指定エリア38を前述されたようにして決定された表示態様に従って表示させる。これにより、前記地図31には、図1に示されるように、指定エリア38と重複する前記各最小単位エリアが、それぞれの渋滞率に応じた背景で表示される。
【0074】
続いて、配信処理部26は、前記地図31を前記情報端末28aに配信するための配信処理を行う。この場合、情報端末28aから受信した配信要求と同様の方法で前記指定エリア38を特定し、該指定エリア38の表示態様を示すデータを送信するので送信する情報量が少なくすることができる。したがって、前記地図31だけを配信する場合と比較して、データ処理や通信のための負荷があまり増加することがなく、短時間で前記情報端末28aに配信することができる。
【0075】
続いて、前記情報端末28aは、ネットワーク27を介して情報提供サーバ11から受信した前記地図31を渋滞情報とともに表示装置に表示させる。これにより、図1に示されるような地図31が表示装置に表示される。この場合、前記渋滞情報を表示させるために必要なデータの情報量が少ないので、前記情報端末28aにおいて表示装置に表示させるためのデータ処理の負担が大きくなることがない。そのため、前記情報端末28aが、携帯電話機、PHS電話機、携帯情報端末、PDA等のように比較的データ処理の能力が低い装置であっても、前記渋滞情報を短時間で容易に表示させることができる。
【0076】
そして、前記操作者は、情報端末28aの表示装置に表示された地図31における濃い色の背景を有する指定エリア38を見ることによって、出発地32から目的地33までの経路を含む地域において、自身で指定したエリアが、指定した曜日の指定した時間帯、例えば、日曜日の午前10:00〜11:00において、通常、どの程度渋滞するのかを容易に把握することができる。すなわち、前記操作者は、指定エリア38の統計的な渋滞情報を概括的に面として容易に把握することができ、前記指定エリア38における渋滞を予測するために利用することができる。
【0077】
次に、予測渋滞情報を使用する場合の動作について説明する。
【0078】
図10は本発明の実施の形態における特定の日時における指定エリアの渋滞情報を表示させるための操作画面の例を示す第1の図、図11は本発明の実施の形態における特定の日時における指定エリアの渋滞情報を表示させるための操作画面の例を示す第2の図、図12は本発明の実施の形態における特定の日時における指定エリアの渋滞情報を表示させるための操作画面の例を示す第3の図である。
【0079】
ここでは、予測渋滞情報を使用して将来の日時における指定エリア38の予測される渋滞情報を表示させる場合について説明する。この場合、前記情報端末28aの表示装置には、図10に示されるような操作画面55が表示されているものとする。該操作画面55において、地図31の下方に表示された操作部51は、将来の日時を指定するため日時指定手段51a、予測される渋滞情報の時間的変化を表示させるための時間間隔指定手段51b、及び、前記日時指定手段51a及び時間間隔指定手段51bの入力事項を確定し、配信要求をネットワーク27を介して情報提供サーバ11に送信するための入力手段51cを有する。なお、前記日時指定手段51a及び時間間隔指定手段51bはプルダウンメニューであり、入力手段51cは押しボタンである。図10に示される例においては、2002年9月20日20時30分において予測される渋滞情報を表示させるようになっている。また、時間的変化を表示させるための時間間隔は15分となっている。
【0080】
続いて、前記操作者が押しボタンとしての入力手段51cを押すと、前記日時における予測される渋滞情報を表示するための情報の配信要求がネットワーク27を介して情報提供サーバ11に送信される。
【0081】
ここで、該情報提供サーバ11の前記表示処理部24は、前記地図31に含まれる指定エリア38おける渋滞率が時間の推移に対応して変化するように表示させることができるようになっている。この場合、前記指定エリア38の2002年9月20日20時30分前後における15分毎の渋滞率のそれぞれの値に対応する表示態様を決定する。そして、配信処理部26は、2002年9月20日20時30分前後における15分毎の地図31を前記情報端末28aに配信するための配信処理を行う。
【0082】
続いて、前記情報端末28aは、ネットワーク27を介して情報提供サーバ11から受信した前記地図31を前記指定エリア38の渋滞情報とともに表示装置に表示させる。これにより、図11に示されるような操作画面56が表示装置に表示される。前記操作画面56において、地図31の上方に表示された操作部52は、前記地図31とともに表示される渋滞情報の時間的変化を表示させるための指定時刻変更手段52a、及び、表示されている渋滞情報の指定時刻を示すインジケータ52bを有する。なお、前記指定時刻変更手段52aは、通常のビデオ再生装置における操作ボタンと同様の構成を有する複数の押しボタンから成り、前記日時指定手段51aによって指定された日時である2002年9月20日20時30分前後における15分毎の渋滞情報を表示させることができる。また、図11に示される例において、前記インジケータ52bは前記日時指定手段51aによって指定された日時における渋滞情報が表示されていることを示している。
【0083】
これにより、前記操作者は、情報端末28aの表示装置に表示された地図31における指定エリア38の背景の色を見ることによって、自身で指定した日時において、前記指定エリア38がどの程度渋滞するのかを容易に把握することができる。さらに、前記指定した日時の前後の時間帯において、前記指定エリア38の渋滞率の変化がビジュアル化されて表示される。例えば、指定エリア38と重複する最小単位エリアのひとつの渋滞率が2002年9月20日の20時15分における渋滞率が70〔%〕以上であり、20時30分における渋滞率が30〔%〕以上70〔%〕未満であり、20時45分における渋滞率が30〔%〕未満であるとすると、前記最小単位エリアの背景は濃い色、淡い色、無色というように、順次変化するので、前記指定エリア38の渋滞率がどのように推移していくのか、視覚によって直感的に把握することができる。
【0084】
そのため、前記操作者は、所望の日時における前記地図31に含まれる地域の予測渋滞情報を概括的に面として容易に把握することができ、前記地域における渋滞を予測するために利用することができる。
【0085】
なお、前記操作者が前記情報端末28aの表示装置に表示された地図の縮尺を調整し、指定エリア38が前記表示装置の画面全体を占めるように表示させ、画面全体を指定した場合、操作画面56に表示される地図31は、図12に示されるように、全体が指定エリア38となる。図12から、前記指定エリア38と重複する最小単位エリアのそれぞれが渋滞率に応じた表示形態で表示されていることが分かる。この場合、前記操作者は所望のエリアを指定エリア38として容易に指定することができる。また、所望のエリアが拡大して表示されるので、該所望のエリアの情報を容易に把握することができる。
【0086】
このように、本実施の形態において、情報提供サーバ11のエリア分割処理部23は、VICS(R)リンクの有無に基づいて、二次メッシュを適切な大きさのエリアに分割することによって、地図31を適切な大きさのエリアに分割する。そして、表示処理部24は、各エリアに含まれるVICS(R)リンク毎の指定された日時の渋滞率、すなわち、統計的な渋滞情報に基づき、指定された日時における指定エリア38の渋滞情報を作成し、該渋滞情報に対応するように前記指定エリア38と重複する最小単位エリアのそれぞれの表示態様を決定し、該表示態様に従って、前記地図31における前記指定エリア38と重複する最小単位エリアのそれぞれを表示させる。
【0087】
これにより、操作者は、情報端末28aの表示装置に表示された前記地図31における指定エリア38の表示態様を見ることによって、指定した特定の日時に前記指定エリア38がどの程度渋滞するのか等を容易に把握することができる。すなわち、前記操作者は、各エリアの渋滞情報を概括的に面として容易に把握することができる。
【0088】
また、前記表示処理部24が前記指定エリア38における渋滞率を時間の推移に対応して変化するように表示させる場合には、前記指定エリア38と重複する最小単位エリアのそれぞれの表示態様を所定の時間間隔毎の渋滞率のそれぞれの値に対応するように、順次変化させてアニメーション表示させる。これにより、前記指定エリア38における渋滞率の変化をビジュアル化することができ、視覚によって直感的に把握することができる。
【0089】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0090】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、所望の範囲における渋滞がピークとなる時の交通情報を一括して把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における渋滞情報の表示例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における渋滞情報表示システムの構成を示す概念図である。
【図3】本発明の実施の形態における地図画面の表示例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるVICS(R)リンクが含まれるエリアを判断する方法を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるエリアを分割する方法を示す第1の図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるエリアを分割する方法を示す第2の図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるエリアを分割する方法を示す第3の図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるエリアを分割する動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態における指定エリアの渋滞率を決定する方法を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態における特定の日時における指定エリアの渋滞情報を表示させるための操作画面の例を示す第1の図である。
【図11】本発明の実施の形態における特定の日時における指定エリアの渋滞情報を表示させるための操作画面の例を示す第2の図である。
【図12】本発明の実施の形態における特定の日時における指定エリアの渋滞情報を表示させるための操作画面の例を示す第3の図である。
【符号の説明】
23  エリア分割処理部
24  表示処理部
31  地図
38  指定エリア
41、45  二次メッシュ
42−1、42−2、46−1、46−2、46−3、46−4、46−5  VICS(R)リンク
41a、41b、41c、41d、45a、45b、45b−1、45b−2、45b−3、45b−4、45c、45d、48a、48b、48c、48d エリア
48a−1、48a−2、48a−3、48a−4、48b−1、48b−2、48b−3、48b−4、48b−5、48b−6、48b−7、48b−8、48b−9、48b−10、48b−11、48b−12、48b−13、48b−14、48b−15、48b−16、48c−1、48c−2、48c−3、48c−4、48d−1、48d−2、48d−3、48d−4  最小単位エリア

Claims (7)

  1. (a)地図を複数のエリアに分割する分割処理部と、
    (b)表示範囲及び時間幅情報を設定する設定処理部と、
    (c)前記表示範囲に含まれるエリアの渋滞情報及び時間幅情報に基づいて前記表示範囲の渋滞度を複数算出し、該渋滞度が最大の場合の前記表示範囲に含まれるエリアの渋滞情報に対応する表示態様に従って、前記表示範囲を前記地図上に表示させる表示処理部とを有することを特徴とする渋滞情報表示システム。
  2. 前記分割処理部は、VICSリンクの有無に基づいて、二次メッシュを適切な大きさのエリアに分割することによって、前記地図を複数のエリアに分割する請求項1に記載の渋滞情報表示システム。
  3. 前記表示処理部は、各エリアに含まれるVICSリンク毎の統計的渋滞情報に基づき、前記表示範囲の渋滞度を算出する請求項1又は2に記載の渋滞情報表示システム。
  4. 前記時間幅情報は、曜日又は時間帯である請求項1〜3のいずれか1項に記載の渋滞情報表示システム。
  5. 前記表示範囲は、ユーザの入力操作によって決定される請求項1〜4のいずれか1項に記載の渋滞情報表示システム。
  6. 前記表示範囲は、表示装置の描画領域である請求項1〜5のいずれか1項に記載の渋滞情報表示システム。
  7. 前記表示態様は、各エリアの背景の色若しくは輝度、又は、各エリアを覆うマスクの濃さである請求項1〜6のいずれか1項に記載の渋滞情報表示システム。
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