JP2004101998A - 液晶フィルムを用いた液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コントラストが高く、白黒表示の鮮明な液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】表示側から(a)表偏光板1、(b)液晶フィルム2、(c)液晶セル3、(d)裏偏光板4、及び(e)バックライト5が順次配設された透過型液晶表示装置において、液晶セル3中の液晶と液晶フィルム2のねじれ角が相互に逆方向であり、表偏光板1の平面上の基準軸に対して、表偏光板1の吸収軸、液晶フィルム2の配向軸、液晶セル3に備えられた配向膜のラビング方向、及び裏偏光板4の吸収軸が特定の角度範囲を有し、かつ液晶セル3に封止されたSTN液晶の屈折率異方性Δn、液晶の層厚d、液晶フィルム2に使用される液晶の屈折率異方性Δn、及び液晶フィルム2の液晶層の厚さdとが、0.90≦(Δn×d)/(Δn×d)≦1.00の関係を有する透過型液晶表示装置である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示側から(a)表偏光板、(b)液晶フィルム、(c)電極及び配向膜を備える一対の透明基板間にSTN液晶を封止した液晶セル、(d)裏偏光板、及び(e)バックライトが順次配設されたコントラストが高く、白黒表示の鮮明な透過型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来液晶表示素子としては、TN(ツイステッドネマチック)方式、STN(スーパーツイステッドネマチック)方式、TFT(薄膜トランジスター)方式等のものが用いられており、STN方式の液晶表示装置は、一般的に液晶セルを一対の偏光板で挟んだ構造を有し、透過型ではバックライトが置かれ、その透過光で表示を行う。STN方式の液晶表示装置では、液晶セル内の液晶分子のねじれ角を90度以上、通常は230度以上とし、液晶の複屈折現象を利用して表示を行うが、透過光が複屈折を受けて液晶を通過することにより生じる光の干渉によって黄緑色や青色に着色する。そこで複屈折による着色現象を改善するため、光学補償用液晶セルや液晶フィルム等のねじれ位相差フィルムを用い、液晶セルの液晶層のねじれ回転方向と逆方向のねじれを与えることによって、液晶セルの液晶層の複屈折を補償する色補償によって白黒表示を行っている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、コントラストの高い表示を得るためには、表示側の偏光板及びバックライト側の偏光板の吸収軸、液晶セルの基板に備えられる配向膜のラビング方向等を液晶の屈折率異方性、液晶の層厚、液晶フィルムに使用される液晶層の屈折率異方性及び層厚との相関において、これらを最適化することが必要である。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−83514号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような状況下で、表示側の偏光板及びバックライト側の偏光板の吸収軸、液晶セルの基板に備えられる配向膜のラビング方向、液晶フィルムの表示側配向軸及びバックライト側配向軸を液晶セルに使用されるSTN液晶の屈折率異方性、液晶の層厚、液晶フィルムに使用される液晶の屈折率異方性及び層厚との相関において、これらを最適化したものであり、コントラストが高く、白黒表示の鮮明な液晶表示装置の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、表示側から(a)表偏光板、(b)液晶フィルム、(c)電極及び配向膜を備える一対の透明基板間にSTN液晶を封止した液晶セル、(d)裏偏光板、及び(e)バックライトが順次配設された透過型液晶表示装置において、表偏光板の吸収軸の方向、液晶フィルムの表示側の配向軸方向、該液晶フィルムの液晶セル側の配向軸方向、液晶セルの表示側基板に備えられた配向膜のラビング方向、該液晶セルのバックライト側基板に備えられた配向膜のラビング方向、前記裏偏光板の吸収軸の方向を特定し、かつ液晶セルに封止されたSTN液晶の屈折率異方性、液晶の層厚、液晶フィルムに使用される液晶の屈折率異方性、及び該液晶フィルムの液晶層の厚さに対して、一定の関係を持たせることでその目的を達成し得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
【0006】
すなわち、本発明は、表示側から(a)表偏光板、(b)液晶フィルム、(c)電極及び配向膜を備える一対の透明基板間にSTN液晶を封止した液晶セル、(d)裏偏光板、及び(e)バックライトが順次配設された透過型液晶表示装置において、前記表偏光板の平面上の基準軸に対して、表偏光板の吸収軸が160±10度であり、前記液晶フィルムの表示側の配向軸が115±10度であり、該液晶フィルムのバックライト側の配向軸が55±10度であり、前記液晶セルの表示側基板に備えられた配向膜のラビング方向が150±5度であり、該液晶セルのバックライト側基板に備えられた配向膜のラビング方向が30±5度であり、前記裏偏光板の吸収軸が75±5度であり、かつ前記液晶セルに封止されたSTN液晶の屈折率異方性Δn、該液晶の層厚d、前記液晶フィルムに使用される液晶の屈折率異方性Δn、及び該液晶フィルムの液晶層の厚さdとが、0.90≦(Δn×d)/(Δn×d)≦1.00の関係を有することを特徴とする透過型液晶表示装置を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる液晶フィルムを用いた液晶表示装置は、表示側から(a)表偏光板、(b)液晶フィルム、(c)電極及び配向膜を備える一対の透明基板間にSTN液晶を封止した液晶セル、(d)裏偏光板、及び(e)バックライトが順次配設された透過型液晶表示装置である。
(a)表偏光板は表示側に配置された偏光板であり、その材料等は特に限定されず、吸収軸を有する一般的な各種のものを用いることができるが、可視光透過率の高い偏光板を用いるこがより好ましい。具体的には、一軸に延伸されたポリビニルアルコール(PVA)フィルムに偏光度の高いヨウ素分子を一定方向に配列させたハロゲン偏光フィルムや、直接染料で染色したPVAフィルムを他の支持フィルムに挟持させたもの等が可視光の透過率が高く好適である。
本発明においては、表偏光板の吸収軸の方向を、表偏光板の平面上の基準軸に対して160±10度とする点を特徴とする。本明細書における角度は、相対的な角度を意味し、表偏光板の平面上の基準軸とは任意の方向でよい。また角度は表示装置側からバックライト側に向かって反時計回り方向の角度をプラス、時計回り方向の角度をマイナスとする。
【0008】
次に、(b)液晶フィルムとは、光学異方軸を持った層が連続的にツイストする構造を有するフィルムであって、例えば高分子液晶からなる光学補償フィルムをいう。本発明では、該液晶フィルムと後述する液晶セルのSTN液晶物質のねじれ角が相互に逆方向であることが必要であり、前記基準軸に対して、該液晶フィルムの表示側の配向軸が115±10度であり、バックライト側の配向軸が55±10度であることを必須とする。
液晶フィルムは、一般的には、ねじれ特性を有する液晶性物質をフィルム化することによって得られる。ねじれ特性を有する液晶性物質としては、光学的に一軸性を示す液晶性化合物又は液晶性組成物であれば特に制限されず、低分子からなるもの、高分子からなるもののいずれでもよい。具体的には液晶性を示すポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエステルイミド等の主鎖型高分子液晶、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリマロネート、ポリシロキサン等の側鎖型高分子液晶等を使用することができる。これらのうち、合成の容易さ、配向性、ガラス転移点が適当である等の観点からポリエステルが好ましい。
ねじれを誘起する単位としては、光学活性なジオール及び該ジオールの誘導体から誘導される単位を利用することができ、具体的には2−メチル−1,4−ブタンジオール、2,4−ペンタンジオール、1,2−プロパンジオール、2−クロロ−1,4−ブタンジオール、2−フルオロ−1,4−ブタンジオール、2−ブロモ−1,4−ブタンジオール、2−エチル−1,4−ブタンジオール、2−プロピル−1,4−ブタンジオール及びこれらの誘導体を挙げることができる。尚、上記のジオール類はR体、S体のいずれであってもよく、またこれらの混合物であってもよい。
本発明でいう液晶フィルムは当該フィルム自体が液晶性を有するか否かを問わず、通常、液晶性物質が液晶状態において形成した配向状態を、光架橋、熱架橋、冷却等の方法で固定化することで得られる。
該液晶フィルムは通常上述した液晶層の他に保護層及び基板フィルムからなり、全体の厚みが100μm程度であり、そのうちの液晶層の層厚は数μm以下である。
【0009】
本発明における(c)液晶セルは電極及び配向膜を備える一対の透明基板間にSTN液晶を封止したものであり、該透明基板をその配向方向がねじれた状態で保持し、その透明基板の間に液晶物質の層を形成することにより、該液晶物質の層に特定のねじれ角を与えることができる。また、液晶セルの電極は透明基板と配向膜の間に設けられ、ITO(インジウム−すず酸化物)等の透明電極が通常用いられる。液晶物質としては、通常STN型液晶表示素子に使用することができる各種のものが使用できる。
本発明では、該液晶セルの表示側基板に備えられた配向膜のラビング方向を150±5度とし、該液晶セルのバックライト側基板に備えられた配向膜のラビング方向を30±5度とする。従ってSTN液晶のねじれ角は230〜250度となる。
【0010】
また、本発明では液晶セルに封止された液晶の屈折率異方性をΔn、該液晶の層厚をd、前記液晶フィルムに使用される液晶の屈折率異方性をΔn、該液晶フィルムの液晶層の厚さをdとした場合に、0.90≦(Δn×d)/(Δn×d)≦1.00の関係を有することを特徴とする。
さらに本発明では、(Δn×d)が760〜800nmの範囲であることが好ましい。760nm未満では、電圧を印加したときの液晶の状態変化が小さくなる場合があり、一方800nmを超えると、視野角特性や応答性が不十分となる場合がある。
また(Δn×d)が温度によって変化する温度補償効果を有していることが好ましい。周囲温度が変化しても、発色性が変動せず、良好な白黒表示が可能だからである。この場合に、(Δn×d)の温度による変化が(Δn×d)の温度による変化にほぼ等しいことがさらに好ましい。
【0011】
本発明の(d)裏偏光板とは、液晶セルとバックライトの間に設けられる偏光板であり、その材料等は特に限定されず、表偏光板と同様、可視光透過率の高いものが好ましい。本発明では、表偏光板と裏偏光板は同一のものを使用してもよく、また異なるものを使用してもよい。
本発明では、裏偏光板の吸収軸の方向を前記基準軸に対して75±5度とすることを必須とする。
【0012】
本発明における(e)バックライトとしては、通常透過型液晶表示装置に使用されるものを用いることができ、特に限定されない。例えば冷陰極管、ランプリフレクタ、導光板、拡散板、反射板等からなるバックライトが挙げられる。また液晶ディスプレイを薄型化する場合に使用されるサイドライト方式も本発明におけるバックライトに包含される。
【0013】
本発明の透過型液晶表示装置には、表偏光板と裏偏光板の間に必要に応じて光拡散層を設けることができる。光拡散層は入射光を等方的又は異方的に拡散させる性質を有し、液晶の配向乱れに起因する特性劣化を抑制し、視野角依存性を小さくする。光拡散層の材質については特に制限はなく、光拡散性を示すプラスチックシート、プラスチックフィルム等を使用することができる。
また、粘着剤に有機微粒子又は無機微粒子を分散させた粘着性を有する光拡散膜を使用することもできる。粘着剤としては、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、エチレン−酢酸ビニル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、ポリビニルアルコール系粘着剤、ポリアクリルアミド系粘着剤が挙げられ、これらは単独でも2種以上を混合して用いてもよい。有機微粒子としては、ポリスチレン系、ポリメタクリル酸系微粒子等が挙げられ、無機微粒子としては、シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化スズ、酸化インジウム、酸化カドミウム、酸化アンチモン等の微粒子が挙げられ、いずれにおいてもその平均粒径は0.5〜5μmである。
【0014】
本発明の透過型液晶表示装置は、電圧無印加時に黒表示とする、いわゆるノーマリーブラックと電圧無印加時に白表示とする、いわゆるノーマリーホワイトのいずれにも使用することができるが、通常はノーマリーブラックのものとして使用する。この場合に、電圧無印加時の可視光透過率は0.1%以下であることが好ましい。
また、電圧印加時の透過色をxy色度図で表したときに、色座標軸xの値が0.21〜0.30の範囲であることが好ましく、色座標軸yの値が0.28〜0.33の範囲であることが好ましい。x及びyがこの範囲内にあると、液晶表示の際に着色がなく、良好な表示ができる。
【0015】
また、本発明の透過型液晶表示装置には、その他必要に応じて他の構成部材を備えていてもよく、例えば、カラーフィルターを備えることによってフルカラー表示が可能な透過型液晶表示装置を得ることができる。
【0016】
【実施例】
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
評価方法(表示特性)
1.表示コントラスト
実施例、比較例に従って作製される液晶表示装置に対して、ハロゲン光を垂直に入射し、パネル駆動を300Hzの矩形波、1.00〜1.80Vの電圧で行い、電圧印加時及び電圧無印加時の該ハロゲン光の透過率をTopcon社製「BM−5A」にて測定した。1/120デューティー、バイアス1/11とし、電圧印加時の透過率を電圧無印加時の透過率で除した値を表示コントラストとして評価した。
2.表示色
電圧印加時の表示色をTopcon社製「BM−5A」で測定し、xy色度図における色座標軸x及び色座標軸yの値で評価した。
【0017】
実施例1
図1に模式的に示されるSTN型の透過型液晶表示装置を作製した。液晶セル3は図2に示されるように、一対の透明基板3aと、それらの内側に設けられた透明電極3bと、その上に印刷形成され、配向処理された配向膜3cと、液晶をシール材で封入した液晶層3dからなる。液晶材料として、チッソ石油化学(株)製のシアノ系ネマティック液晶を用い、液晶フィルムとしては新日本石油(株)製「日石LCフィルム」を用いた。また、表偏光板1及び裏偏光板4としては、住友化学工業(株)製「SQW852AP」を使用した。
基準軸に対して、それぞれ表偏光板の吸収軸方向(θ)を170度、液晶フィルムの表示側の配向軸(θ)を125度、液晶フィルムのバックライト側の配向軸(θ)を60度、液晶セルの表示側基板に備えられた配向膜のラビング方向(θ)を150度、液晶セルのバックライト側基板に備えられた配向膜のラビング方向(θ)を30度、裏偏光板の吸収軸(θ)を75度とし、かつ液晶セルに封止されたSTN液晶の屈折率異方性Δnと液晶の層厚dの積を780、液晶フィルムの液晶の屈折率異方性Δnと液晶フィルムの液晶層厚さdの積を725とした。これによって(Δn×d)/(Δn×d)は0.93となった。表示特性について評価した結果を第1表に示す。
【0018】
実施例2〜13及び比較例1〜6
第1表に示す液晶材料を使用し、θ〜θ、Δn、d、Δn及びdを第1表に示すものとした以外は実施例1と同様にSTN型の透過型液晶表示装置を作製し、表示特性について評価した。結果を第1表に示す。
【0019】
【表1】
Figure 2004101998
【0020】
【表2】
Figure 2004101998
【0021】
【表3】
Figure 2004101998
【0022】
【発明の効果】
本発明にかかる透過型液晶表示装置はコントラストが高く、白黒表示の鮮明な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例にて作製される透過型液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図2】実施例及び比較例にて作製される透過型液晶表示装置の液晶セル部分を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 表偏光板
2 液晶フィルム
3 液晶セル
3a ガラス基板
3b 透明電極(ITO)
3c 配向膜
3d 液晶層
4 裏偏光板
5 バックライト

Claims (5)

  1. 表示側から(a)表偏光板、(b)液晶フィルム、(c)電極及び配向膜を備える一対の透明基板間にSTN(スーパーツイステッドネマチック)液晶物質を封止した液晶セル、(d)裏偏光板、及び(e)バックライトが順次配設された透過型液晶表示装置において、前記STN液晶物質と前記液晶フィルムのねじれ角が相互に逆方向であり、前記表偏光板の平面上の基準軸に対して、表偏光板の吸収軸が160±10度であり、前記液晶フィルムの表示側の配向軸が115±10度であり、該液晶フィルムのバックライト側の配向軸が55±10度であり、前記液晶セルの表示側基板に備えられた配向膜のラビング方向が150±5度であり、該液晶セルのバックライト側基板に備えられた配向膜のラビング方向が30±5度であり、前記裏偏光板の吸収軸が75±5度であり、かつ前記液晶セルに封止されたSTN液晶の屈折率異方性Δn、該液晶の層厚d、前記液晶フィルムに使用される液晶の屈折率異方性Δn、及び該液晶フィルムの液晶層の厚さdとが、0.90≦(Δn×d)/(Δn×d)≦1.00の関係を有することを特徴とする透過型液晶表示装置。
  2. (Δn×d)が760〜800nmである請求項1記載の透過型液晶表示装置。
  3. 前記透過型液晶表示装置がノーマリーブラックである請求項1又は2に記載の透過型液晶表示装置。
  4. 電圧無印加時の可視光線透過率が0.1%以下である請求項3記載の透過型液晶表示装置。
  5. 電圧印加時の透過色をxy色度図で表したときに、xが0.21〜0.30の範囲であり、かつ、yが0.28〜0.33の範囲である請求項3又は4に記載の透過型液晶表示装置。
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