JP2004097587A - 遊技機 - Google Patents

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Kenkichi Yoshida
吉田 賢吉
Yosuke Ueda
上田 陽介
Tomoyuki Mori
森 智幸
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Abstract

【解決課題】本発明は、それぞれ発光可能な複数のセグメントのうちの一部を発光させることによって遊技者に所定形状を認識させることができる表示機を有する遊技機を提供する。
【解決手段】表示機は少なくとも、前記複数のセグメントの数に対応する数の発光源と、該発光源を表面に配列する制御基板と、内部が長手方向に前記発光源それぞれから発する光の通路として所定長さを持って形成され且つ前記複数の発光源に対応する位置に位置決めされた、複数の筒状要素を有する一体のランプハウスと、を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に使用する表示機、特にパチンコ、スロットマシンに使用する数字、図形等を表示可能なドットマトリックス型の表示機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ等の遊技機には使用する可変表示機においては、図8に示すように汎用のドットマトリックス状の表示機の部品を複数組み合わせて使用しているので、各ドットは丸型で表示部は長方形というように定型的なものであった。従って、該表示機を遊技機に設ける場合、表示機以外の他の要素との調和を図ることができない、すなわち表示機を遊技機のテーマや雰囲気に合わせることができず表示機が浮いた印象を与える場合があった。該ドットの大きさについてもある程度の大きさに限られている。これは、各ドットを大きくすると該ドットがそれぞれ備える発光源から発された光は点光であるためドット内で発光源の中心から離れるに従ってぼやけ、結果として複数のドットの光の組み合わせで図柄等を認識させる際に一見して視認しがたいものとなる問題が生じるからである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、ドットの形状に多少の自由度を持たせたものも存在するが各ドットは別個独立の部品として存在する点では同じであるため各ドット間で大きさに変化を持たせることは、各ドット部品ごとに鋳造することが必要となりコスト上、困難であり、各ドットの位置関係は略同一のものであった(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平3−233945号公報
【特許文献2】特開平8−117410号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、要求に応じた形状及び大きさのドットを付与することができ且つ各ドットが明白に発光することができるドットマトリックス状の表示機を有する遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、それぞれ発光可能な複数のセグメントのうちの一部を発光させることによって遊技者に所定形状を認識させることができる表示機を有する遊技機であって、該表示機は少なくとも、前記複数のセグメントの数に対応する数の発光源と、該発光源を表面に配列する制御基板と、内部が長手方向に前記発光源それぞれから発する光の通路として所定長さを持って形成され、且つ前記複数の発光源に対応する位置に位置決めされた、複数の筒状要素を有する一体のランプハウスと、を備える遊技機が提供されている。
【0007】
上述するように従来の汎用部品を使用したドットマトリックス表示機では、各ドットごと別個の同一の薄型発光部品を複数集合させて形成されていたため、表示機は勢い無味乾燥な定型的な形状、例えばドットが丸型、表示機全体は長方形にしかできなかった。従って、このような表示機をパチンコ等の遊技機の構成要素の1つとして採用した場合には表示機が占有するスペースについては遊技機のテーマや雰囲気に合うようなデザインを施すことができず、不調和感を拭うことができない場合があった。本発明の表示機によれば、従来技術のようなドットごとに別個の発光部品を集合させるのではなく、表示機の構成要素をその機能ごとの集合体に分け表示機が完成することによって初めて表示機として機能する、具体的には少なくとも、発光源の集合体としての発光源が配列された制御基板と、各発光源に対する光の通路の集合体としてのランプハウスとに分け発光源が配列された制御基板とランプハウスとを組み合わせることで初めて表示機として機能することとしている。従って、同じ発光源を使用しても光の通路を形成するランプハウスの各筒状要素の断面形状を変化させるだけで遊技機のテーマ等に合わせた種々の形状(例えば、ハート形やりんご形状等)を提供することが可能となる。また、ランプハウスの各筒状要素は、ある程度の長さを持っており本来、発光源から放射状に広がる光を該筒状要素の内壁で反射させ放射状に散乱することを防止できる。従って。ドットの大きさを大きくしてもはっきりと光らせることができ、結果として迫力のある表示機を提供することが可能となり遊技者の視覚に大きく訴えることができる。
【0008】
また、上記遊技機は、前記ランプハウスの各筒状要素内を通過した光をそれぞれ散乱させて該筒状要素の外部に放出させるために、該筒状要素の前記発光源と反対側の各端部を覆う光の透過性を有する複数のカバー区画を含む一体のカバー要素を更に備えることが好ましい。
【0009】
表示機の各ドットは、ごみ等の進入から発光源を遮断するためにカバーを設けることが通常であるが、カバーにはこれ以外に発光源の光を遊技者に視認させるに適した光に変化させる役割をも有する。具体的にはランプハウスの筒状要素を通過して位置によってむらのある光をカバーを透過する際にある程度散乱・吸収させ、ドット形状全体が均一に発光させることができると共に、カバーの材質により通過する光を所定の色彩に変化させることもできる。上記カバー要素によれば、ランプハウスを一括して覆うことができる、すなわち各筒状要素を個々にカバーし通過してきた光を変化させるのではなく、一体のカバーで覆うことができる。従って、本発明の表示機は、上述する発光源が配列された制御回路と、ランプハウスと、そしてここに言うカバー要素との3つの要素を準備するだけで総ての自由度の高い複数のドットを有する表示機を提供することができる。なお、ランプハウスとカバー要素とは初めから一体に形成されても良い。
【0010】
さらに、本発明の遊技機は、前記カバー区画が前記カバー要素に凹部分を付与することによって形成される、遊技機であることが好ましい。
【0011】
本遊技機によれば、ランプハウスの端部をカバー要素で覆う際に単に該端部を平坦なカバー区画で蓋をするのではなく、カバー区画をカバー要素の他の区画よりも窪ませて覆うこととしている。従って、ランプハウスの各筒状要素からの光をカバー区画が受容する際にドット表面だけでなくドットの側部周囲にも光が通過し光を発することとなる。この結果、発光しているドットを正面から遊技者が見たときにドットの側部周囲から発する光はドットの外輪郭を画定する光として捉えられることとなる。従って、本カバー要素を採用する遊技機では、各ドットがはっきりと発光し、各発光しているドットの集合で形成された数字、図柄を直ちに認識し得るものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の遊技機の実施の形態を例示することにより本発明の内容をより詳細に理解することができるであろう。
【0013】
図1は、本発明の遊技機に使用される表示機10の各構成要素を示した組立分解図である。また、図2は、表示機10を備えた遊技機(パチンコで例示している)20を示している。図2に示すように表示機10は遊技機20の側部に位置している。遊技機を使用する遊技者にとって、最も関心を惹くものは遊技機20の中心に位置する液晶ディスプレイで構成された可変表示部22である。なぜなら、特定の遊技状態、例えば大当たり等を遊技者に視認させるための遊技機の重要な構成要素だからである。しかしながら、可変表示部22は液晶デジタル表示であり鮮明な絵柄で遊技者にとって長時間心地よい反面、遊技者に急激に情報を伝達し刺激を与えるという面からは従来のドットマトリックス表示のようなアナログ表示に劣る場合がある。従って、図2に示す遊技機のように遊技機20の中心に液晶ディスプレイの可変表示機22を配置すると共に、その周囲領域に液晶表示機よりも以前から採用されていたドットマトリックス状の表示機10を配置し、遊技者がより心地良く且つ興奮するような遊技機が提供されている。以下、この表示機10について説明する。
【0014】
図1を参照すれば、上記表示機10の構成が示されている。具体的に表示機10は、下部容器30と、発光源13が配列された制御基板12と、ランプハウス14と、カバー要素16と、上部容器32と、飾り部材34とで形成されている。これらの要素が組み合わされて形成された表示機10の下部容器30を遊技機20に取付けることによって表示機10は図2に示すような遊技機20の構成要素の一部を構成することとなる。従って、表示機10のうち遊技者に見える部分はカバー要素16と上部容器32と飾り部材34とである。このうち上部容器32は、下部容器30と協働して基板12とランプハウス14とカバー要素16とを収容する役割と、遊技者に訴える装飾的役割とを有するものである。また、飾り部材34は装飾的役割のみを有するものである。ここで装飾的役割とは、遊技機全体を支配する所定のテーマに合致し不調和感を与えないような役割を意味しており、本実施の形態においては種々の果物の配列がテーマとされている。例えば、飾り部材34においては輪切りのオレンジを想起させる形状を表している。
【0015】
次に、上部及び下部容器32、30で収容される基板12とランプハウス14とカバー要素16とについて説明する。これらの3つの構成要素12、14、16が協働して遊技者に数字、図柄等を認識させるものとなる。各要素を順番に説明すれば、まず制御基板12には複数の発光源13が配列されている。この発光源13は、図示されていない基板12の裏面(下部容器30側の表面)に付与された回路にそれぞれ接続され、図示しない制御装置により複数の発光源のうちの一部を発光させるように制御される。この制御については既存の制御方法を援用すれば足り、本発明の本質ではないため省略する。
【0016】
このように複数の発光源13が基板12上に配列させれば足りるため、発光源13同士の位置関係及び数に自由度を持たせることができる。従って、表示機10全体としての形状、大きさを遊技機のテーマや他の要素との調和に適切に対応させることができる。
【0017】
次に、ランプハウス14について説明する。ランプハウス14は図1に示すように複数の筒状要素14aと一体の板状部材14bとを備えている。各筒状要素14aは、それぞれ基板13に配列された対応する1つの発光源13に位置決めされる。具体的には各筒状要素14aは基板12側端部の中心を対応する発光源13に一致させ、且つ該筒状要素14aの端面のすべてを基板12に係合させる。このような位置決めを総ての発光源13に対応する各筒状要素14aについてなされるようにランプハウス14においては筒状要素14aを配列する。一方、筒状要素14aの上記基板12側の端部と反対側の端部(後述するカバー要素16側の端部)は同一平面上に配置され、ランプハウス14は、これら複数の筒状要素14aの端部が配置される平面に沿った一体の板状部材14bが付与される。このようにランプハウス14は、各発光源13に一致するように配列された複数の筒状要素14aを一体に形成しているため、ランプハウス14を基板12に位置決めすると同時に各筒状要素14aを各発光源13に位置決めすることができる。
【0018】
また、各発光源13に位置決めされた各筒状要素14a内を通過する光について説明する。図3を参照すれば、ランプハウス14が基板12上に位置決めされた際の任意の筒状要素14a内を通過する光を矢印で示している(尚、図中の矢印の太さは光の強さを示している)。図3に示すように筒状要素14aの基板12側端部14cは基板12の上部表面に係合している。発光源13が発する光は矢印で示すように拡散して放出される。この光のうち上部方向の光はそのまま直線上に筒状要素の上端部、すなわち開口部まで到達する。これに対して内壁方向に進行する光は、内壁と衝突した際に一部は反射し、一部は透過・吸収され、最終的には反射した光が開口部まで到達することとなる。光の反射は筒状要素14aが長いほど開口部に到達する過程で数多く行われ、開口部内の様々な位置に到達する。従って、本実施形態のように発光源13から発せられた光はある程度の長さを有する筒状要素14aを通過する3と開口部全体にわたって光が到達することとなる。これにより従来のような薄型の汎用品よりも広い範囲を発光させることが可能となる。
【0019】
また、図1に示すように各筒状要素14aは集合し、そのカバー要素側端部が基板12と略同一形状の板状部材14bと一体化している。従って、実際にランプハウス14を上方から見た場合、筒状要素14aすなわち発光源13の数と同数の開口部が付与された板状体である。さらに、該開口部は上方から視認したときには、リンゴを模した形状をしている。これは本実施形態の遊技機20の部分図である図4の表示器10を見ても容易に判るであろう。上述するように発光源13から発せられた光はランプハウス14の筒状要素14aを通過してある程度広い範囲で光るため大きく且つ自由度の高い形状のドット形状17を形成することができる。本実施の形態では、果物がテーマである本実施の形態の遊技機20に沿うように表示機10の各ドット形状17をリンゴ形状にしている。
【0020】
再び図1に示す表示機10の構成要素について説明すれば、上述するように基板12にランプハウス14が装着された後、カバー要素16がランプハウス14の上部表面に装着される。カバー要素16は、各筒状要素14、発光源13を外部から遮蔽し、筒状要素14の開口部まで到達した光を透過、吸収させる役割を有する。従って、カバー要素16は有色透明体、特に黒色透明体であることが好ましい。各筒状要素14aを通過してきた光が表示機10の各ドット17をはっきりと発光させるためには、カバー要素16が透明又は半透明体であることが必要なばかりではなく、カバー要素16を光が通過する際に各ドット17内全域に拡散しドット17全体が発光しているような状態にすることが好ましいからである。特に、黒色の場合には発光時と非発光時(黒色)とで明るさの差が大きいため遊技者に視認させ易い。
【0021】
また、カバー要素16は平坦な板状部材よりも図5に示すようなドット形状と略同一の形状、すなわち筒状要素14aの開口部14eと略同一形状を有する凹部分が付与されていることが好ましい。図1に示すようにカバー要素16はランプハウス14を上方から覆うように付与されるものであるためカバー要素16をランプハウス14に装着すると、ランプハウスの上部表面14に図示しないカバー要素16の下部表面が係合する。この際、カバー要素16の下部表面のうち筒状要素14aの開口部14e上に位置決めされる部分(ドット17の裏側に相当する部分)が他の部分と同一平面上に位置することとなると、ドッド17の輪郭部分(リンゴ形状の輪郭部分)における発光部と非発光部との境界線がぼやけ易い。上述するようにカバー要素16を光が通過する際に拡散すると言えどもドット17内において完全に均一な発光状態を維持できるのは困難であり、発光源13の真上に位置するドッド17の中心位置よりも輪郭部分の方が弱い発光をなすからである。従って、このようなドット17を複数発光させて図柄や数字を構成したとしても遊技者にとって訴える力は弱いものとなる。特に、図1、4に示すように表示機10は、遊技機20の周囲に位置し遊技者が常時見続ける要素ではなく、中心に位置する可変表示機22(液晶ディスプレイ)の補助たる表示要素であるため、遊技者の視覚的刺激に訴えるか否かは重要である。
【0022】
本実施形態では、上記問題を解決すべくカバー要素16のランプハウス14側表面に凹部分を付与することとしている。図5を参照すれば、完成された表示機10の断面図を示している。図示するようにカバー要素16は、該カバー要素16に付与された各凹部分16aと、ランプハウス14の各開口部14eとが重なるように位置決めされている。従って、発光源13から発せられ開口部14eまで到達した光は、直ちにカバー要素16の下部表面16bを透過し外部に達するのではなく、凹部分16a内を所定距離(凹部分の深さ)だけ進行した後にカバー要素16の下部表面16bに到達することとなる。このとき凹部分16a内の光は、下部表面16bへ達するものだけではなく一部は凹部分16aの枠部分にも到達する。図5の点線領域Xを拡大した図6を参照すれば、カバー要素16に凹部分16aを設けたために凹部分の枠部分16cにも光が到達し、透過することとなる(枠部分16c内部で反射し、上方へ進行する)。この場合、上方から発光状態を視認する遊技者にとって枠部分16c内の光が到達する部分すなわちドット17の輪郭部分Bは、長さLの枠部分16cに到達した光を長さLよりも幅が狭い部分Bで視認することとなる。これにより、たとえ筒状要素14aの開口部14eの周囲に到達する光が中心部に到達する光よりも弱いものであっても、遊技者は集積した光を見ることとなり強い光として捉えることとなろう。
【0023】
また、図5、6に示すようにカバー要素16の上部表面16cについて考えてみれば、各ドット17は***している。これは非発光時にも装飾的な効果を奏することのみを目的とするものではない。各ドット17ごとに***しているということは、図6を参照すれば部分Bよりも部分Aの厚みが薄いことである。光がカバー要素を透過する場合、該要素の厚みの薄い方がより外部に光を透過させることができる。従って、同程度の光が部分Aを透過した場合には部分Bを透過した場合よりも透過量が多い。このことは筒状要素14の開口部14eに到達した光としては開口部の中心よりも周囲の方が弱く明るさの差が大きかったとしてもカバー要素17を透過し、遊技者が視認する際にはその差が大きく解消されていることを意味する。以上を総合すると、カバー要素16に筒状要素14の開口部14eに対応する凹部分16aを付与することでドット17の輪郭部分を明るくすることができ、その結果、各ドット17をくっきり見せることができる。
【0024】
以上、本発明の遊技機に付与される表示機10の構成要素について説明してきたが、各構成要素であるの組合工程については、基板12とランプハウス14とカバー要素16とが組み合わされた組立体を上部容器32と下部容器30とで覆う工程を経ても良く、下部容器30、基板12、ランプハウス14、カバー要素16、上部容器32、飾り部材34の順番に組み合わせても差し支えない。また、本実施形態では、ランプハウス14とカバー要素16とが別部品として構成されているが、両者が一体に形成された部品であっても良い。
【0025】
また、図7を参照すれば本実施の形態の表示機10が遊技機20の中で実際に発光した状態を示している(オレンジ断面形状の飾り部材14は略している)。この図では24個の発光源13が発光し、数字の“2”を表している。
【0026】
以上、本発明の実施の形態の1つについて説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の思想と概念とを逸脱しない種々の変形例と改良例とが存在することが当業者にとっては明白であろう。例えば、本発明の内容はパチンコ、スロットマシン等の遊技機のみを対象として具現化されるものではなく、複数の発光部を発光させて所定の数字、図柄等をユーザに認識させ得る表示機であれば、他の分野の製品に使用することも可能であろう。
【0027】
【発明の効果】
従来、ドットマトリックス状の表示機の各ドットごとに1つの部品を構成していたので、ドット形状、各ドットの位置関係に自由度がなかった。これに対して本発明のドットマトリックス状の表示機では、複数の発光源を備える基板と、該発光源に対応する光の通過路としての筒状要素を備える一体のランプハウスと、カバー要素とで構成されていることにより、基板上に配列する発光源の位置関係と、これに対応するように筒状要素を配列するランプハウスとを準備するだけでドット形状、各ドットの位置関係に自由度を持たせることができる。この結果、本発明は、遊技機内で発光させる場所は同じでも遊技者に訴える印象の異なる数字、図柄の表示が可能となり、遊技機のテーマや雰囲気に応じた表示部を設けることが可能となる。
【0028】
また、発光源からの光が透過し、遊技者に発光状態を視認させるカバー要素に凹部分を設けることにより、遊技者にくっきりとした発光ドッドを認識させることができ、ドットマトリックス状の表示機を遊技機の周辺に配置しても十分に遊技者の視覚を刺激し、大当たり表示等を見た遊技者の興奮を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機に使用される表示機の各構成要素を示した組立分解図である。
【図2】本発明の遊技機を示している。
【図3】ランプハウスの筒状要素内の光の進行状態を模式的に表した断面図である。
【図4】本発明の遊技機における表示機の配置を示す図である。
【図5】表示機の断面、特にカバー要素の断面を示す図である。
【図6】遊技機の中で表示機が発光した状態を示す図である。
【図7】本発明の遊技機における表示機が実際に発光した状態を示した図である。
【図8】従来のドットマトリックス状の表示機の表示部の一部を示した図である。
【符号の説明】
10…表示機
12…制御基板
14…ランプハウス
14a…筒状要素
14b…板状部材
16…カバー要素
16a…凹部分
17…ドット
20…遊技機
22…可変表示部
30…下部容器
32…上部容器
34…飾り部材

Claims (3)

  1. それぞれ発光可能な複数のセグメントのうちの一部を発光させることによって遊技者に所定形状を認識させることができる表示機を有する遊技機であって、該表示機は少なくとも、
    前記複数のセグメントの数に対応する数の発光源と、
    該発光源を表面に配列する制御と、
    内部が長手方向に前記発光源それぞれから発する光の通路として所定長さを持って形成され且つ前記複数の発光源に対応する位置に位置決めされた、複数の筒状要素を有する一体のランプハウスと、を備える遊技機。
  2. 前記ランプハウスの各筒状要素内を通過した光をそれぞれ散乱させて該筒状要素の外部に放出させるために、該筒状要素の前記発光源と反対側の各端部を覆う光の透過性を有する複数のカバー区画を含む一体のカバー要素を更に備える、請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記カバー区画は、前記カバー要素に凹部分を付与することによって形成される、請求項1に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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