JP2001218893A - 電飾装置を備えた遊技機 - Google Patents

電飾装置を備えた遊技機

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JP2001218893A
JP2001218893A JP2000029906A JP2000029906A JP2001218893A JP 2001218893 A JP2001218893 A JP 2001218893A JP 2000029906 A JP2000029906 A JP 2000029906A JP 2000029906 A JP2000029906 A JP 2000029906A JP 2001218893 A JP2001218893 A JP 2001218893A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Shinji Mutsuka
真次 六鹿
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】裏面側に発光体を設置するスペースがないよう
な狭幅開口における電飾を可能にすることである。 【解決手段】電飾装置D1 を備えた遊技機において、前
記電飾装置D1 は、小口5の部分が遊技者の側から視認
可能なように、遊技盤31に形成された挿通孔(開口)
4に挿入されて、前記遊技盤31の裏面側に少なくとも
突出状態で配置される透明の導光板B1 と、該導光板B
1 に光が照射されるように、遊技盤31の裏面側に配置
される発光体8とから成り、前記発光体8から前記導光
板B1 の板面に照射された光を、その小口5に導いて、
該小口5を細帯状、或いは線状に電飾する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏面に発光体を設
置するスぺースを確保できないような狭幅な開口におい
ても、この狭幅な開口を効果的に電飾可能な電飾装置を
備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機、特にパチンコ機の電飾装置にお
いて、図11に示されるように、装飾部である開口21
の幅が広い場合には、該開口21を装飾レンズ22で覆
って、該装飾レンズ22の背面側に配置したランプ、L
ED等の発光体23の光を直接に前記装飾レンズ22に
照射できるので、問題はない。また、遊技盤に貫通孔を
開けて、該貫通孔内に発光体が設置可能であれば、遊技
盤の表面側を発光体のみで電飾できるが、このような構
造であると、貫通孔の大きさは、発光体を設置できる程
に大きなものとなって、遊技領域を専有する面積が大き
くなって、他の役物の配置設計に対して制約を与えるこ
とになる。
【0003】ところが、パチンコ機において電飾が必要
な部分は、上記したような発光体を設置可能な広いスペ
ースが確保されている部分だけではなく、図12ないし
図14に示されるように、センター役物である図柄表示
装置A1 の縁取り部等の狭幅開口を発光させたい場合も
ある。このような場合には、狭幅部の裏面側には、発光
体を設置するスペースがないので、従来構造では、電飾
できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、裏面
側に発光体を設置するスペースがないような狭幅開口に
おける電飾を可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明は、電飾装置を備えた遊技機であっ
て、前記電飾装置は、板状透明体で構成されて、小口部
分が遊技者の側から視認可能なように、遊技盤に形成さ
れた開口に挿入されて、前記遊技盤の裏面側に少なくと
も突出状態で配置される導光部材と、該導光部材の板面
に光が照射されるように、遊技盤の裏面側に配置される
発光体とから成り、前記発光体から前記導光部材の板面
に照射された光を、その小口に導いて、該小口を細帯状
又は線状に電飾するように構成したことを、その特徴と
している。
【0006】一般に、板状透明体の板面に光を照射する
と、照射された光は、板状透明体の内部を通って、その
小口に導かれて、該小口の部分が発光することは、知ら
れている。本発明は、板状透明体の板面に照射された光
の上記性質を利用したものであって、この板状透明体を
導光部材として、電飾が必要とされる部分において、そ
の小口部が遊技者の側から視認可能なようにして、該導
光部材を遊技盤に形成された開口に挿入し、遊技盤の裏
面における前記導光部材の側方に、該導光部材の板面に
光を照射させる発光体を配置すると、発光体から導光部
材の板面に照射された光は、その内部を通って、導光部
材の小口の部分に導かれて、この小口から細帯状、或い
は線状となって、遊技者に向けて発光される。このた
め、遊技機において、その裏面に発光体を設置できない
狭幅な開口においても、当該部分の電飾が可能となる。
【0007】また、請求項2の発明は、前記導光部材を
着色したものであるため、その小口は、前記発光体の発
光色とは異なる色彩で電飾されて、電飾効果が高められ
る。また、請求項3の発明は、異なる色彩に着色された
複数枚の前記導光部材を重合配置したものであるため、
それらの小口は、前記発光体の発光色とは異なって、各
導光部材の複数色の各色彩で電飾されて、電飾効果が一
層高められる。更に、請求項4の発明は、互いに異なる
色彩に着色された複数枚の前記導光部材を、それぞれの
間に遮光部材を挟んで重合配置し、しかも各導光部材
は、それぞれの発光体を備えたものである。このため、
各発光体を同時に、又は個別に発光させると、その各小
口は、複数の個別の発光色でそれぞれ独立して電飾され
て、電飾効果が一層高められる。
【0008】また、請求項5の発明は、電飾装置を備え
た遊技機であって、前記電飾装置は、蛍光着色された板
状透明体で構成され、小口が面取りされて、裏面側に照
射空間を確保して、遊技盤上に配置される導光部材と、
該導光部材の表面側の前記面取り部を除く部分を覆って
遮光する遮光部材と、前記照射空間を通過して前記導光
部材の板面に光が照射されるように、遊技盤の裏面側に
配置される発光体とから成り、前記発光体から前記導光
部材の板面に照射された光を、その小口の側に導いて、
前記面取り部を細帯状又は線状に電飾するように構成し
たことを、その特徴としている。
【0009】導光部材の裏面側から、その板面に照射さ
れた光は、遮光部材によって表面側にそのまま通過する
ことなく、横方向に導かれて、小口の面取り部から遊技
者の側に向けて発光する。このように、導光部材に照射
された光は、その面取り部のみから発光されるために、
遊技盤の盤面に対して平行に配置された導光部材から見
ると、その周縁の小口の部分(面取り部)のみから細帯
状、或いは線状となって発光されて、当該小口の部分の
みが電飾される。
【0010】また、請求項6の発明においては、電飾装
置を構成する導光部材を、パチンコ機の遊技領域の中央
部に配置された図柄表示装置の外周縁に配置してあるの
で、該図柄表示装置の外周縁が細帯状、或いは線状とな
って装飾されて、その縁取りを電飾で行うことが可能と
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】最初に、請求項1の発明につい
て、その実施例を挙げて更に詳細に説明する。図1は、
請求項1の発明に係る電飾装置D1 を備えたパチンコ機
1 の遊技盤の部分の正面図であり、図2は、図1の図
柄表示装置A1 の部分拡大図であり、図3は、図2のX
−X線拡大断面図であり、図4は、導光板B1 の発光原
理を説明するための斜視図である。図1において、パチ
ンコ機P1 の遊技盤31の遊技領域の中央部には、液晶
表示による図柄表示装置A1 が配設され、該表示装置A
1の直下には、始動チャッカー32が配設され、更に、
該始動チャッカー32の直下には、アタッカー装置33
が配設されている。また、図柄表示装置A1 の下端部の
両側方、及びその上端両隅部の斜上方には、それぞれ一
般入賞口34が配設され、前記図柄表示装置A1 の下端
部と、その側方に配設された前記一般入賞口34との間
には、それぞれ風車35が配設されている。
【0012】また、前記図柄表示装置A1 の両側縁部、
及びその下縁部には、それぞれ本発明に係る電飾装置D
1 が組み込まれている。即ち、遊技盤31には、ルータ
ー孔(貫通孔)2が開けられて、前記図柄表示装置A1
は、前記ルーター孔2に挿入配置された形態となって、
該表示装置A1 の周縁の装飾枠3は、前記ルーター孔2
の周縁部を前面側から覆い隠して、遊技盤31の盤面に
配置される。そして、本発明は、遊技盤31における前
記装飾枠3の外側に装飾レンズを配設する空間部を別途
設けることなく、即ち、遊技領域を狭くすることなく、
幅の狭い前記装飾枠3の幅内において、当該装飾枠3の
部分を装飾可能にするものである。なお、図柄表示装置
1 の両側縁においては、上下方向に沿って電飾部が配
置され、その下端部においては、僅かに斜方向に沿って
電飾部が配置されているが、その電飾構造は、同一であ
る。
【0013】即ち、図2及び図3に示されるように、図
柄表示装置A1 の装飾枠3には、方形状をした導光板B
1 を隙間なく挿通可能な挿通孔4が形成されていて、該
導光板B1 は、その前端部の小口5が前記装飾枠3の表
面とほぼ同一面となるように、該小口5のみが遊技盤3
1の盤面に臨んだ状態で、前記挿通孔4に挿通されてい
る。導光板B1 は、その奥側に配置される一部を除い
て、遊技盤31と図柄表示装置A1 の本体枠6との間に
挟まれた状態で配置されて、遊技盤31の盤面に対して
は垂直に配置されている。また、導光板B1 における遊
技盤31の盤面に臨んだ小口5と反対の部分は、遊技盤
31の裏面側に所定間隔をおいて配置された背面板7に
支持され、該背面板7には、前記導光板B1 の側方に位
置した状態で、ランプ、LED等の発光体8が配設され
て、前記導光板B1 と発光体8とは、該発光体8からの
光が導光板B1 の板面に対してほぼ垂直に照射されるよ
うな配置関係になっている。
【0014】また、前記導光板B1 は、成形時に蛍光粉
末を混入する等して、蛍光着色された透明樹脂板で構成
されている。そして、図4に示されるように、透明樹脂
板から成る導光板B1 の板面に対して垂直にして発光体
8から光を照射すると、この光は、導光板B1 の内部を
通って、その面積の小さい小口5の部分に集められて、
該小口5から発光されることは、既に知られている。こ
の導光板B1 は、上記したように、蛍光着色しておく
と、小口5からの発光状態が更に高まることも知られて
いる。なお、図5において、小口5に表示された無数の
点は、該小口5から集中的に発光されていることを示す
ものである。
【0015】このため、透明の導光板B1 の上記発光原
理に基いて、遊技盤31の盤面に臨んでいる導光板B1
の小口5の部分から光Lが遊技者に向けて発光されて、
前記図柄表示装置A1 の両側の狭幅の装飾枠3の幅内に
おいて、細帯状となって上下方向に沿って電飾される。
この場合において、導光板B1 を着色しておくと、その
小口5からの発光色を、発光体8のそれと異ならしめる
ことが可能となる。また、図柄表示装置A1 の下端部に
おいても、その装飾枠3の内部にそれぞれ導光板B1
挿通されて、その小口5が該装飾枠3の表面とほぼ同一
面となるように、遊技盤31の盤面に臨んでいるため、
図柄表示装置A1 の下端部の部分は、水平線に対して僅
かに傾斜した状態で、前記表示装置A1 の中心線に対し
て対称配置された一対の導光板B1 の小口5の部分によ
って電飾される。
【0016】本発明に係る電飾装置は、上記構成である
ために、遊技盤31の盤面に対して垂直に配置される導
光板B1 を挿入可能な狭幅開口であれば、該狭幅開口の
部分を電飾することが可能となるので、遊技盤31の盤
面に配置された装飾レンズの背面側に発光体を配置する
従来構造と異なって、該発光体を配置するスペースがな
い場合においても、前記図柄表示装置A1 等の役物装置
の周縁部を効果的に縁取りした状態で装飾できる。ま
た、電飾部が細帯状、或いは線状となることも、本発明
の特徴の一つであって、役物の周縁部を縁取り状態で装
飾できる効果は大きい。
【0017】次に、請求項1の発明に係る別の実施例に
ついて説明する。図5に示される実施例は、複数枚(実
施例では3枚)の各導光板B1 を、それぞれ異なる色
(例えば、赤色、橙色、黄色)に着色して、これらを互
いに重合させて、重合された複数枚の導光板B1 の側方
に前記実施例と同様にして発光体8を配置したものであ
る。従って、発光体8の光は、各導光板B1 に対してそ
れぞれ照射されて、重合された各導光板B1 の小口5か
らは、各導光板B1 に着色された複数色の光が発光され
て、電飾効果が高められる。
【0018】また、図6に、請求項1の発明に係る更に
別の実施例が示されている。この実施例は、複数類(実
施例では2枚)の導光板B1 を使用することは、直前の
実施例と同一であるが、各導光板B1 の間に光を遮断す
る遮光板9が配置され、しかも各導光板B1 の側方に
は、それぞれ発光体8が配置されている。このため、各
発光体8を個別に発光させると、照射された導光板B1
に施された色彩の光が、その小口5から単色状態で発光
されると共に、各発光体8を同時に発光させると、各導
光板B1 の各小口5からは、複数枚の導光板B1 は、光
学的に相互に非干渉な状態であるために、各導光板B1
に施された独自の色の光がそれぞれ個別に発光される。
即ち、各導光板B1 の小口5からは、ぞれぞれ独自の色
が前記遮光板9の存在によって相互に干渉されることな
く発光されるので、直前の実施例と異なって、複数の異
なる色彩の光を同時発光させても、相隣接する異なる色
彩の干渉の度合が少なくなって、異なる複数の色彩が鮮
明に表示される。なお、図6において、6’は、図柄表
示装置A1 の本体枠を示す。
【0019】引き続いて、請求項5の発明について説明
する。図7は、請求項5の発明に係る電飾装置D2 を備
えたパチンコ機P2 の遊技盤31の部分の正面図であ
り、図8は、図7の図柄表示装置A2 の部分の拡大図で
あり、図9は、図8のY1 −Y 1 線拡大断面図であり、
図10は、図8のY2 −Y2 線拡大断面図である。な
お、上記各実施例と同一部分には、同一符号を付し、重
複説明を避けて異なる部分についてのみ説明する。図7
〜図10に示されるように、遊技領域の中央部に配置さ
れた図柄表示装置A2 の本体枠11は、遊技盤31に形
成されたルーター孔12に挿入されて、前記本体枠11
と前記ルーター孔12の内周面との間に略U字状となっ
て形成された隙間13の幅は、該本体枠11(ひいては
図柄表示装置A2)の両側縁において狭くなっていて、そ
の下縁においては、両側縁よりも遙に幅広に形成されて
いる。
【0020】上記した隙間13が形成されている場合に
おいて、従来構造では、図12〜図14に示されるよう
に、前記隙間13は、正面視でU字状をした装飾レンズ
24で覆われ、前記隙間13における幅広部である下辺
部のみに複数の発光体8が正面を向いて配置され、狭幅
部である両側辺部には、スペース的に発光体8を配置で
きなかった。このため、図12において、密度を異にし
て無数の点で表示されているように、装飾レンズ24の
下辺部のみに光が照射されるために、当該部分のみが電
飾されて、該装飾レンズ24の両側縁部は、発光体8か
ら光が直接に照射されないために、殆ど電飾されなかっ
た。また、装飾レンズ24の外周側の小口には、面取り
加工が施されているが、装飾レンズ24そのものは、照
射される光の乱反射等を避けるために、その裏面は、カ
ット加工されているので、前記面取り部25まで光が導
かれず、該面取り部25からは、殆ど発光されない状態
であり、電飾効果に乏しかった。
【0021】そこで、請求項5の発明においては、正面
視でU字状をした導光板B2 で前記隙間13を覆って、
前記導光板B2 の表面側であって、しかもその外周縁の
面取り部17(後述)を除く部分を遮光板15で覆った
構造にしている。また、請求項5の発明においても、導
光板B2 の下辺部の幅広の部分においてのみ、その背面
側に発光体8の配置スペースがあるために、当該部分に
のみ発光体8が配置されて、導光板B2 の両側辺部の背
面側には、発光体8が配置されていないのは、従来構造
と同一である。なお、請求項5の発明においては、導光
板B2 の裏面には、カット加工は施されていない。
【0022】このため、U字状をした導光板B2 の広幅
の下辺部においては、その背面側に発光体8が配置され
ていて、該部分の導光板B2 は、発光体8からの光が、
その板面に直接に照射されて、該導光板B2 の内部を通
って、その外側の小口16に形成された面取り部17に
おいて屈折されて、遊技者の側に向けて発光される。ま
た、U字状をした導光板B2 の狭幅の両側辺部において
は、その背面側に発光体8は設置されていないが、上記
した透明導光板の発光原理によって、導光板B 2 の下辺
部において照射された光が、その内部を通って、その両
側辺部にまで達して、該両側辺部の小口16の面取り部
17から遊技者の側に向けて発光される。この結果、図
8において無数の点線で示されているように、U字状を
した導光板B2 の外側の面取り部17の全域から細帯
状、或いは線状となって発光されて、電飾される。
【0023】また、上記各実施例では、板状をした透明
の導光部材を使用して、その背面側に発光体を設置でき
ない狭幅開口部を電飾する例であるが、棒状部材の切口
を照射すると、その光は、内部を通って側面(外周面)
から発光される性質があり、この性質を利用して棒状導
光部材によって、パチンコ機等の遊技機の狭幅開口を電
飾することも可能である。具体的には、パチンコ機等の
狭幅開口に棒状導光部材を嵌め込んで塞ぎ、該棒状導光
部材の一端部をパチンコ機の裏面側に折り曲げて、その
端部の切口に発光体を配置して、照射すればよい。
【0024】また、請求項1の発明に係る上記各実施例
では、導光板B1 の小口5は、いずれも遊技盤面(正確
には、図柄表示装置A1 の装飾枠3の上面)と同一とな
っているが、遊技盤面に対する小口5の前後方向に沿っ
た位置に関しては、遊技者の側から見て、その小口5の
部分が視認可能であれば足り、この小口5の部分を遊技
盤面から僅かに突出させたり、或いは引っ込めたりする
ことも可能である。
【0025】また、同じく請求項1の発明に関して、遊
技盤面に対する導光板B1 の全体の配置は、上記各実施
例のように垂直である場合に限られず、僅かに傾斜させ
る場合も有り得る。
【0026】更に、上記実施例は、図柄表示装置の周縁
の狭幅な部分を電飾により縁取りする例であるが、全く
同様にして、パチンコ機の他の役物における狭幅であっ
て、その背面側に発光体を配置できない他の部位を電飾
することも当然に可能である。
【0027】
【発明の効果】以上、種々の実施例を挙げて説明したよ
うに、本発明によれば、板状透明体で構成された導光部
材の発光原理を利用して、背面側に発光体を配置するス
ペースがないような狭幅開口を効果的に電飾できる。し
かも、その電飾模様は、従来では実現不能であった細帯
状、或いは線状であって、図柄表示装置等の大きな役物
を電飾により縁取りできる効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る電飾装置D1 を備えたパ
チンコ機P1 の遊技盤の部分の正面図である。
【図2】図1の図柄表示装置A1 の部分拡大図である。
【図3】図2のX−X線拡大断面図である。
【図4】導光板B1 の発光原理を説明するための斜視図
である。
【図5】互いに異なる色に着色された複数枚の導光板B
1 を重合して使用した場合における図2のX−X線拡大
断面図である。
【図6】異なる色に着色された2枚の導光板B1 の間に
遮光板9を配置して重合させた場合における図2のX−
X線拡大断面図である。
【図7】請求項5の発明に係る電飾装置D2 を備えたパ
チンコ機P2 の遊技盤31の部分の正面図である。
【図8】図7の図柄表示装置A2 の部分の拡大図であ
る。
【図9】図8のY1 −Y1 線拡大断面図である。
【図10】図8のY2 −Y2 線拡大断面図である。
【図11】遊技盤の盤面に平行に配置された装飾レンズ
22の背面側に発光体23を設置して電飾する従来構造
の断面図である。
【図12】ルーター孔12と、その内部に挿入された図
柄表示装置A2 の本体枠11との間の隙間13を正面視
でU字状をした装飾レンズ24で覆った場合において、
その電飾状態を示す正面図である。
【図13】図12のZ1 −Z1 線拡大断面図である。
【図14】図12のZ2 −Z2 線拡大断面図である。
【符号の説明】
1,A2 :図柄表示装置 B1,B2 :導光板(導光部材) D1,D2 :電飾装置 L:光 P1,P2 :パチンコ機(遊技機) 4:挿通孔(狭幅開口) 5,16:小口 8:発光体 9,15:遮光板 31:遊技盤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電飾装置を備えた遊技機であって、 前記電飾装置は、板状透明体で構成されて、小口部分が
    遊技者の側から視認可能なように、遊技盤に形成された
    開口に挿入されて、前記遊技盤の裏面側に少なくとも突
    出状態で配置される導光部材と、該導光部材の板面に光
    が照射されるように、遊技盤の裏面側に配置される発光
    体とから成り、 前記発光体から前記導光部材の板面に照射された光を、
    その小口に導いて、該小口を細帯状又は線状に電飾する
    ように構成したことを特徴とする電飾装置を備えた遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記導光部材は、着色されて、その小口
    は、前記発光体の発光色とは異なる色彩で電飾されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電飾装置を備えた遊技
    機。
  3. 【請求項3】 異なる色彩に着色された複数枚の前記導
    光部材が重合配置されて、それらの小口は、前記発光体
    の発光色とは異なる複数色で電飾されることを特徴とす
    る請求項1に記載の電飾装置を備えた遊技機。
  4. 【請求項4】 複数枚の前記導光部材は、互いに遮光部
    材を挟んで重合配置され、各導光部材は、それぞれ対応
    して配置された各発光体を同時に、又は個別に発光させ
    て、その各小口は、複数の個別の発光色でそれぞれ電飾
    される構成にしたことを特徴とする請求項3に記載の電
    飾装置を備えた遊技機。
  5. 【請求項5】 電飾装置を備えた遊技機であって、 前記電飾装置は、板状透明体で構成され、小口が面取り
    されて、裏面側に照射空間を確保して、遊技盤上に配置
    される導光部材と、該導光部材の前記面取り部を除く部
    分を覆って遮光する遮光部材と、前記照射空間を通過し
    て前記導光部材の板面に光が照射されるように、遊技盤
    の裏面側に配置される発光体とから成り、 前記発光体から前記導光部材の板面に照射された光を、
    その小口の側に導いて、前記面取り部を細帯状、或いは
    線状に電飾するように構成したことを特徴とする電飾装
    置を備えた遊技機。
  6. 【請求項6】 電飾装置を構成する導光部材は、パチン
    コ機の遊技領域の中央部に配置された図柄表示装置の外
    周縁に配置されて、その縁取りを電飾で行う構成である
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    電飾装置を備えた遊技機。
JP2000029906A 2000-02-08 2000-02-08 電飾装置を備えた遊技機 Withdrawn JP2001218893A (ja)

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