JP2004094945A - ホストと、ホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブデバイス間のインタフェース - Google Patents

ホストと、ホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブデバイス間のインタフェース Download PDF

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Abstract

【課題】ホストとホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブデバイス間のインタフェース
【解決手段】ホストとホストよりもレイテンシが大きいスレーブデバイス間のインタフェースを提供する。このインタフェースはレジスタ及びステートマシンを含む。ステートマシンはスレーブにあるどのアドレスからでもデータをホストに2回のホストリードサイクルで供給する。ステートマシンは、第1時間に、スレーブの第1アドレスに保持されているデータを求める第1要求をホストから受け取る。ステートマシンは、第2時間に、第1要求に応答してスレーブからリターンされたデータをレジスタに保持する。ステートマシンは、第3時間に、スレーブの第2アドレスに保持されているデータを求める第2要求をホストから受け取る。ステートマシンは、第4時間に、第1要求の中で指定されているデータをホストに供給する。ステートマシンは、その上に、スレーブの第2アドレスからホストにデータを1回のリードサイクルで供給する。
【選択図】  図1

Description

 本発明は、一般的にはディジタル電子デバイスのインタフェースに関し、より具体的には固定レイテンシを有するホストとホストのレイテンシよりも大きなレイテンシを有するスレーブデバイスとの間のインタフェースに関する発明である。
 ディジタル電子デバイスのインタフェース技術の分野では、ホストデバイス(ホスト)とスレーブデバイス(スレーブ)は時間領域で互いに整合性を有していなければならない。すなわち、スレーブは書き込み動作時にホストが規定した一定時間内にデータを受理できなければならない。また同様に、スレーブは読み出し動作時にホストが規定した一定時間内にデータを戻せなければならない、という理解になっている。この技術分野では「レイテンシ」という用語が用いられるが、本明細書で「レイテンシ」とはプロセスの開始から終了までの時間間隔を指している。ホストのレイテンシとは、ホストが読み出し/書き込み動作又は読み出し/書き込みサイクルを実行するのに要する総時間のことである。スレーブのレイテンシとは、スレーブが要求を受け取ってからその要求を完了するまでの時間である。読み出しのレイテンシとは、スレーブがリード要求を受け取ってからデータをデータバス上に出力するまでの時間である。書き込み動作でのレイテンシとは、スレーブがライト要求を受け取ってからデータを内部的に保持するまで時間である。従って、スレーブはホストが規定した一定時間内にデータを受理又はリターンすることができなければならないということは、言い方を変えれば、スレーブのレイテンシはホストのレイテンシ以下でなければならないということになる。
 しかしながら、多くのスレーブはホストのレイテンシより大きなレイテンシでデータを受理、リターンすることしかできない。このタイプのスレーブの一例が記憶装置である。典型的なホストリードサイクルにおいて、ホストはデータを要求し、時間遅延の後、データを読み出す。スレーブのレイテンシがホストのレイテンシよりも大きければ、ホストはスレーブが要求されたデータを出力する前にその読み出しサイクルを終了する。要求されたデータがスレーブから出力される前にホストがその読み出しサイクルを完了するのを許してしまうと、ホストが間違ったデータを読み込んでしまうことは明らかである。
 この問題に対する一つの考えられる解決法は、クロッキング周波数を高くしてスレーブのスピードアップを図ることである。しかしながら、クロック周波数が高くなると、消費電力が増加すると共に発熱も増える。これはすなわち、その増えた熱を消散させる手段が必用になるだけでなく、モバイルデバイスでは電池寿命が短くなるということを意味する。加えて、クロック周波数が高くなると、電磁放射が発生する可能性がある。電磁放射は他のデバイスとの干渉を起こし、クロック同期やタイミングの問題を発生させる可能性を有する。
 ホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブに対してホストをインタフェースさせるための方法がいくつか一般的に用いられている。通常ポーリングと呼ばれる方法では、ホストが読み出し又は書き込み要求を行なう。ホストは次に、スレーブが要求を完了したことを示すと共に使用可能なデータが指定されたメモリ又はレジスタアドレスにあることを示すためにスレーブが送信する信号又はコードを検出するまで、ポートライン又はレジスタを繰り返して読み出し検査するプログラムループを実行する。
 また、ホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブに対してホストをインタフェースさせる別の方法として、通常割り込み方式と呼ばれる方法がある。この方法は、ホストがスレーブに対して読み出し又は書き込みを要求し、スレーブが要求を完了すると、スレーブが割り込み信号を受け取るためにホストの入力端子又はラインで信号をアサートする。その信号はホストに対して、スレーブが要求を完了し、さらに読み出し動作では読み出されるべきデータがあることを示す。
 ホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブに対してホストをインタフェースさせる第3の方法は、通常シングルハンドシェイク方式と呼ばれている。この方法は概して、スレーブの準備ができるまでホストが読み出し/書き込みサイクルを完了しないようにするために使用される。シングルハンドシェイク方式では、WAITなどのホールドオフ信号又はACKなど継続信号の入力がホストにある。WAITを用いたインプリメンテーションでは、ホストが読み出し/書き込みサイクルをスタートさせ、スレーブがホストのホールドオフ入力に送られるWAIT信号をアサートして応答する。スレーブは要求を完了した後WAIT信号のアサートを解除するので、ホストが読み出し/書き込みサイクルを完了することができる。継続信号を用いたインプリメンテーションでは、ホストが読み出し/書き込みサイクルをスタートさせるが、スレーブからACK信号を受け取るまでサイクルを完了させない。
 ポーリング、割り込み、ハンドシェイクの各方式では、ホストがスレーブの担当する読み出し/書き込みサイクル部分を完了したことを示す信号をスレーブから受け取ると、ホストが、要求されたデータを読み出すなどしてサイクル内にホストが担当する部分を終える。事実上、これらの方法ではホストが読み出し/書き込みサイクルの実行に要する時間を延長している。すなわち、各方式はホストのレイテンシを延長している。ホストをスレーブにインタフェースさせるためのもっと複雑な方法も知られているが、そうした方法は、概して、ホストのレイテンシを延長する先に述べた基本的な方法の延長線上にある。
米国再発行特許発明第6,430,646号明細書 米国再発行特許発明第6,279,050号明細書
 ホストのレイテンシを延長する技法及びスレーブのスピードアップを図る方法は、コンピュータシステムによっては好ましくないあるいは可能でないことがある。先に触れたように、クロッキングの周波数を上げてスレーブを速くすると、消費電力、発熱が増加するだけでなく、電磁妨害を起こす可能性がある。その上、スレーブデバイスには、一般的な話として、クロッキング可能でしかも依然として正しく機能することができる上限がある。ポーリング方式は、CPUサイクルを浪費し、それが電力の無駄遣いとなり、システム性能を低下させるため好ましいやり方ではない。割り込み及びハンドシェイク方式は、ホストが割り込み又はホールドオフ信号の入力を有していない場合は採用できない。コスト及び消費電力を最小限にするために、ホストによっては、特に、割り込み又はホールドオフ信号の入力を備えないで、すなわち、固定レイテンシで、設計されているものもある。従って、固定レイテンシのホストをホストよりもレイテンシが大きいスレーブにインタフェースさせると、ホストのレイテンシを延長する技法を採用できないし、スレーブのスピードアップを図る方法は好ましくないあるいは採用できない場合があるので、重大な問題に直面する。
 上記に鑑み、ホスト及びホストよりもレイテンシが大きいスレーブ間で、スレーブのスピードアップを図る方法が好ましくないあるいは採用できない場合に、固定レイテンシのホストと共に使用できるインタフェースがあると好ましい。
 本発明は、ホストと、ホストよりもレイテンシが大きいスレーブとの間のインタフェースに関する発明である。本発明のインタフェース回路は、ホスト、スレーブデバイス、及びホストに指示を出すソフトウェア要素(software element)を有するコンピュータシステムに採用することができる。ソフトウェア要素は、ホストにデータが保持されているスレーブの第1アドレスから第1の読み出し動作を行なわせ、ホストに代替アドレスを指定する第2の読み出し動作を行なわせて、スレーブに保持されているデータを検索するようホストに指示する。インタフェース回路は、リードデータレジスタ及びステートマシンを有する。ステートマシンは、第1時間に、第1のリードサイクルと関連付けられているリード信号及びアドレス信号を受け取り、第2時間に、スレーブデバイスからリターンされたデータをリードデータレジスタに保持し、第3時間に、第2リードサイクルと関連付けられているリード信号及びアドレス信号を受け取り、第4時間に、データをホストに供給する、各ステップを実施する。
 本発明におけるインタフェース回路の別の態様において、ステートマシンは、次の順次アドレス(next sequential address)に保持されているデータに関するホストからの第3の読み出し動作(ここでも代替アドレスを指定する)に応答するよう構成されている。具体的に、このステートマシンは、第5時間に、スレーブデバイスに保持されているデータに関してホストから3つ目の要求を受け取り、第6時間に、スレーブからのデータをリードデータレジスタに保持し、第7時間に、ホストがデータを読み出せるようにリードデータレジスタの出力をイネーブルにする、追加のステップを実行する。
 発明の上記の及びその他の目的、構成要素、作用効果については、添付の図面と共に、以下に詳細に述べる発明の説明を考慮すれば、容易に理解できる。
 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
 図1は、本発明の一つの実施例を採用したシステムの機能図である。ホスト20とスレーブ24とは例示的に示したホスト−スレーブ間のインタフェース回路22につながっている。本発明のインタフェースを制御するための信号を送受信するためのステートマシン26が回路22の中に入っている。一つの好適な実施例において、ホスト20は中央処理装置(CPU)で、スレーブ24はメモリ、ステートマシン26は組合せ論理回路であり、ホスト20はホールドオフ入力を有していない。つまり、ホスト20は固定レイテンシを有する。
 本発明は、ホストからの一つの読み出し要求に応答してデータをリターンするのに2つのホスト読み出しサイクルを必要とする。本発明の際立った利点は、次の順次アドレスからのデータに関する最初の読み出し要求の後の読み出し要求は、各々一回のホスト読み出しサイクルしか必要ないことである。本発明の更なる効果は、スレーブ24にはホスト読み出しサイクルの始まり近くにアドレスが送り込まれることである。
 読み出し/書き込み要求を送ったり、スレーブからの要求に対する応答を受け取るために使用されるホスト20の入出力は、スレーブ24ではなくインフェース回路22につながれている。具体的に言えば、インタフェース回路22は、例示的に表示されたホスト20のリード出力(R)及びライト出力(W)につながれている。リード出力及びライト出力は別々の線として図示されているが、当業者であれば、これらの信号は一本の線でハイまたはローの状態として送信できることが分かる。インタフェース回路22は、ホスト20のアドレスバス(A)40及び双方向データバス(D)42にもつながっている。図示した実施例においては、アドレスバスは23ビット幅で、データバスは8ビット幅である。これらのバス幅は例示的に示したもので、バス幅は広くしたり狭くしたりすることができる。クロック信号を生成するためのソース44はホスト20のクロック入力につながれている。
 読み出し/書き込み要求を受け取ったり、どんな要求に対しても応答するために使用されるスレーブ24の入出力も、ホスト20につながれるのではなく、インタフェース回路22につながっている。特に、インタフェース回路22はスレーブ24の以下の入力につながっている:リード(RE)、ライト(W)、バイトイネーブル(BE)、アドレス(A)、ライトデータ入力(WDI)。加えて、インタフェース回路22は、スレーブ24のリードデータ出力(RDO)にもつながっている。読み出し/書き込み信号は1本の線で送信しても構わない。
 図1にはまた、本発明を理解するのに必要な回路22内の構成要素が表示されている。回路22にはアドレス及びデータを保持するためのレジスタがある。具体的に言えば、この回路は、アドレスレジスタ28、ライトデータレジスタ30、リードデータレジスタ32を有する。また回路22はマルチプレクサ34を有し、2つの可能なアドレス入力間の選択を行なう。回路22は、ホスト20から送られたアドレスを復号化するメモリ空間復号化ロジック36と自動増分復号化ロジック38とを有する。トライステートバッファ46がリードデータレジスタ32の出力につながれ、このレジスタの出力をイネーブル/ディセーブルするのに用いられる。加算器48はマルチプレクサ34の入力のうちの一つにつながっている。回路の動作について説明する前に、内部及び外部の結合(coupling)について説明する。
 ホスト20と回路22の構成要素との結合について説明すると、ホスト20の読み出し/書き込み出力はステートマシン26につながれている。アドレスバス40は、マルチプレクサ34と、メモリ空間復号化ロジック36、並びに自動増分復号化ロジック38につながれている。さらに、データバス42がライトデータレジスタ30及びリードデータレジスタ32につながれている。
 スレーブ24と回路22の構成要素との結合について説明すると、ステートマシン26の出力は、スレーブ24のリード、ライト、バイトイネーブルの各入力につながれている。アドレスレジスタ28はアドレス入力Aにつながれ、ライトデータレジスタ30はスレーブ24のWDIにつながれている。さらに、スレーブ24のRDOはリードデータレジスタ32の入力につながっている。
 回路22の構成要素間の結合について説明すると、マルチプレクサ34の出力はアドレスレジスタ28の入力につながれている。アドレスレジスタ28の出力は加算器48の入力につながり、加算器48の出力はマルチプレクサ34の入力につながっている。加算器48はアドレスレジスタ28に保持されているアドレスの増分に使用されるので、増分されたアドレスがマルチプレクサ34の入力のうちの一つに入力される。メモリ空間復号化ロジック36及び自動増分復号化ロジック38の出力はステートマシン26につながっている。図1に表示されているように、リードデータレジスタ32の出力を渡すためにトライステートバッファ46がイネーブルになっているか否かにかかわらず、ステートマシン26の出力によってマルチプレクサ34の選択が制御される。また、レジスタ28、30、32へのデータのラッチ作業を制御するのもステートマシン26の出力である。
 回路22の動作を説明する前に、メモリ空間復号化ロジック36及び自動増分復号化ロジック38の動作について説明する。一般的に、スレーブ24には、ホスト20が採用するアドレス指定スキーム内で連続するアドレスの範囲が割り当てられる。ホスト20が読み出し動作又は書き込み動作を行なうとき、スレーブ24のために定義されたアドレスの範囲内で任意のアドレスを指定しているアドレスを出力する可能性がある。そうしたアドレスをここでは「有効アドレス(valid address)」と呼ぶことにする。あるいは、ホスト20が、スレーブ24のために定義されたアドレスの範囲内に入っていないアドレスを指定するかもしれない。そうした代替アドレスをここでは「代替(surrogate)アドレス」と呼ぶことにする。ホストが有効アドレスを指定した場合には、メモリ空間復号化ロジック36がセットアップリード信号、つまり、「SUR」を出力する。ホストが代替アドレスを指定した場合には、自動増分復号化アドレス38がレジスタリード信号、つまり、「RR」を出力する。
  [読み出し動作]
 回路22の動作をよく理解するには例を用いるのがいい。図3は、時間T1からT7におけるクロック信号(CLK)、リード信号(R)、アドレスバス(A)、データバス(D)の状態を説明したタイミング図である。図3はまた、時間T1からT7及び時間サイクルTCに対して、ホストの3つのリードサイクル(H1、H2、H3)及びステートマシンのリードサイクル(SM1、SM2、SM3)が発生することを示している。
  [第1ホストリードサイクル]
 第1の時間T1で、ホスト20は、リード信号をアサートし第1のアドレスをアドレスバス40に乗せることによって第1のホストリードサイクルをスタートさせる。この例の第1アドレスは有効アドレスで、図3に「VA」と示されている。メモリ空間復号化ロジック36及び自動増分復号化ロジック38は第1アドレスを処理する。第1アドレスは有効アドレスだから、メモリ空間復号化ロジック36はセットアップリード信号(SUR)をアサートする。SUR信号に応答して、ステートマシン26が信号を送り、それによりマルチプレクサ34がアドレスバス40を入力として選択する。その結果、第1アドレスがアドレスレジスタ28に入力される。ステートマシン26はまた、第1アドレスがアドレスレジスタ28にラッチされるようにする信号も送る。さらに、ステートマシン26はRE及びBEの各入力上にある信号をアサートし、それによりスレーブ24が第1アドレスに保持されているデータをフェッチし始める。第1時間T1の後の第2時間T2あたりで、ホスト20がデータバスからデータを読み出す。ホスト20が読み出すデータは、図3に「PD」と表示されている無意味な擬似データで、ホストはそれを放棄する。擬似データの放棄はソフトウェアで実現されるのが好ましいが、ハードウェアで実現することもできる。
 スレーブ24が第1アドレスにあるデータをフェッチした後、要求されたデータをリードデータ出力(RDO)に乗せる。データが出力されると(時間T2の後のいつか)、ステートマシン26はデータをリードデータバッファ32にラッチする。ステートマシン26は、トライステートバッファ46をイネーブルにしてホスト20がこのデータを読み出せるようにする。図3で、データバス42に乗っているこのデータの使用可能性が「有効データ1」として「VD1」と示されている。
  [第2ホストリードサイクル]
 第3時間T3で、ホスト20が、リード信号をアサートし第2アドレスをアドレスバス40に乗せることによって、第2のホストリードサイクルをスタートさせる。この例の第2アドレスは代替アドレスで、「SA」と示されている。メモリ空間復号化ロジック36及び自動増分復号化ロジック38が第2アドレスを処理する。自動増分復号化ロジック38は、第2アドレスがスレーブ24のために指定されたアドレス空間内に入っていないので、レジスタリード信号(RR)をアサートする。ほぼ第4時間T4で、ホスト20がリードデータバッファ32からデータを読み出す。ホスト20が読み出すデータ、つまり、VD1は第1アドレスからフェッチされたデータである。第2のホストリードサイクルが終わることで第1アドレスに保持されているデータを読み出すプロセスが完了する。
 図3において、ブロックH1は、ホスト20が第1ホストリードサイクルを実行していることを表わしており、このサイクルでホストは有効アドレスにあるデータを要求し、擬似データを読み出す。第1ホストリードサイクルは、時間サイクル1及び2(TC1及びTC2)の間に生じる。ブロックSM1は、ステートマシン26に要求されたデータを指定された有効アドレスから読み出させ、ホスト20が読み出せるようにしていることを表わしている。ステートマシンのリードサイクルは時間サイクル1、2、3及び4(TC1、TC2、TC3及びTC4)の間に生じる。ブロックH2は、ホスト20がデータバス42に乗っているデータ(VD1)を読み出していること、及び以下に説明するその他の処理を表わしている。矢印A1、A2、A3は、ホストリードサイクルの始まりがステートマシンサイクルを引き起こすことを示している。
  [多重リードサイクル]
 ホスト20がスレーブ24の一つのアドレスに保持されているデータだけしか必要でない場合には、読み出し動作は第4時間T4で完了する。しかし、ホストは、スレーブ内の連続するアドレスに保持されている一連のデータを読み出さなければいけないというのが一般的である。ステートマシン26は、ホスト20が連続するアドレスに保持されている多数のデータ要素を要求してくることを見越して作られている。次のアドレスに保持されているデータ要素を求める次の要求を見越してステートマシン26がとるステップは、先に説明したステップと同時に起きる。従って、ステートマシンがリード要求をどのように予期するのか説明するために、先に説明した時点、すなわち、T2に戻り、その時点から順番に説明を続ける。
  [次の順次アドレスの判定]
 第2時間T2で(ホスト20が擬似データを読んでいる頃)、ステートマシン26がマルチプレクサ34に加算器48につながれたマルチプレクサの入力を選択させるので、新しいアドレスがアドレスレジスタ28の入力に入れられる。その新しいアドレスは「有効アドレス」で、ここでは「次の順次アドレス」と呼ぶことにする。次の順次アドレスとは、スレーブ24に関して定義されたアドレスの順序の中で、レジスタ28に保持されているアドレスの後にくる次のアドレス、つまり、この例では、第1アドレスの後にくる次のアドレスであるのが好ましい。別の好適な実施例では、次の順次アドレスは、レジスタ28に保持されているアドレスより前のアドレスであってもよい。また別の実施例では、次の順次アドレスは、レジスタ28に保持されているアドレスと数学的に関連付けられたアドレスであってもよい。例えば、レジスタ28に保持されているアドレスに、1より大きなあるいは小さな整数を、加算したり減算してもよい。またさらに別の実施例では、次の順次アドレスを得るために、レジスタ28に保持されているアドレスに乗算あるいは除算などの演算をしてもよい。ステートマシン26は、次の順次アドレスがアドレスレジスタ28にラッチされる(そこに保持されていたアドレスを置き換える)ようにすると共に、スレーブ24に次の順次アドレスに保持されているデータをフェッチさせる。
 先に述べたように、第3時間T3で、第2のホストリードサイクルが始まる。ホスト20がリード信号をアサートし、アドレスバス40に第2アドレスを乗せる。この例で、第2アドレスは代替アドレス(SA)である。自動増分復号化ロジック38が第2アドレスを復号化し、レジスタ読み出し信号RRをアサートする。なお、第2アドレスが代替アドレスではなく有効アドレスの場合には、回路22は、先に説明したように、単一アドレスに保持されているデータを読み出す。
 第5時間T5に示されているように、ホスト20がリード信号Rをアサートし、代替アドレスをアドレスバス40に乗せて、第3のホストリードサイクルが始まる。この例では、ホストがスレーブ24内の3つの順次アドレスに保持されているデータを読もうとしていると仮定している。
 第6時間T6になる前に、スレーブ24は、図3で「VD2」と指定されている次の順次アドレスに保持されているデータをリターンし、それをリードデータバッファ32に入力する。第6時間T6に、ステートマシン26が、トライステートバッファ46をイネーブルして、ホスト20がリードデータバッファ32の中にあるデータを読み出せるようにする。
 第6時間T6の後に続く第7時間T7に、ホスト20がデータバス42上のデータを読み出す。ホスト20が読み出すデータは、次の順次アドレス(VD2)に保持されているデータである。スレーブ24が第2時間T2のすぐ後にデータをフェッチするプロセスを開始するので、時間T6にステートマシン26は次の順次アドレスに保持されているデータをホスト20が使用できるようにする。すなわち、第5時間T5で第3のホストリードサイクルが始まる前にフェッチ作業のプロセスが始まったため、次の順次アドレスにあるデータが早めに使用可能になる。
 なお、先に説明した時間列(time sequence)においてはこの時点で、後続する「次の順次アドレス」(この例では、第1アドレス+2にある)に保持されているデータをフェッチするプロセスが始まっている。ホスト20が第5時間T5で第3のホストリードサイクルの始まりに代替アドレスをアドレスバス42に乗せた時点で、事実上、ホストは後続の「次の順次アドレス」に保持されているデータを求める要求を合図したことになる。
 本発明によれば、ホスト20はホストリードサイクルを繰り返し実行することができる。その際、ホスト20は代替アドレスを指定し、後続する「次の順次アドレス」の各々に保持されているデータは同じホストリードサイクルの終わりにリターンされる。上述の通り、本発明の有意義な作用効果は、順次アドレスに対する後続の読み出し要求が一回のリードサイクルで達成されることである。
  [ステートマシン]
 図2に示すのは、ステートマシン26の動作を表示した状態図である。立ち上げ時、ステートマシン26はアイドル状態122に入る。リード信号及びセットアップリード信号がアサートされていれば、ステートマシン26はラッチ読み出し状態130に入り、そこでアドレスバス40に乗っているアドレスがアドレスレジスタ28の中にラッチされる。読み出し要求状態132で、ステートマシン26はリード信号をアサートする。休止状態134で、ステートマシン26はスレーブがデータをフェッチしてデータを出力するのを待つ。スレーブが要求されたデータを出力した後、ステートマシン26はラッチリードデータ状態136で要求されたリードデータをリードデータレジスタ32の中にラッチする。ステートマシン26はその後、アイドル状態122に戻る。
 リード信号及びレジスタリード信号がアサートされていれば、ステートマシン26は出力リードデータ状態138に入り、そこでステートマシン26はトライステートバッファ36をイネーブルにするので、リードデータバッファ32の中に保持されているデータをホスト20が使用できるようになる。自動増分アドレス状態140で、ステートマシン26はアドレスレジスタ28にある特定の量をインクリメント又はデクリメントする。ステートマシン26は次に、先に説明した状態132、134、136に遷移する。
  [書き込み動作]
 書き込み動作時の回路22の動作を説明する。図1において、第1時間T1に、第1のライトサイクルが始まる。これを、ホスト20がライト信号をアサートしてそれぞれのバス40、42にアドレス及びライトデータを乗せることで示している。ステートマシン26はライト信号を受け取り、マルチプレクサ34にアドレスをアドレスレジスタ28に送らせ、そこでそのアドレスがラッチされる。加えて、ステートマシン26はライトデータがライトデータレジスタ30にラッチされるようにする。ステートマシン26がライト信号(W)及びバイトイネーブル信号(BE)をアサートすると、スレーブ24がライトデータを保持するプロセスを開始する。
 一実施例において、スレーブ24は、時間T2で第2のライトサイクルが始まる前に、ライトデータを保持するプロセスを完了する。この実施例では、ホスト20が第2時間T2で第2の書き込み動作をスタートさせるのに必要な信号をアサートして構わない。
 別の実施例では、スレーブ24は、第2時間T2の前にライトデータを保持するプロセスを完了しない。この実施例では、ホスト20が一つ以上のNOP(ノーオペレーション)命令を実行する。ノーオペレーション命令によりスレーブ24はホスト20が第2のライトサイクルを開始する前にライトデータを保持するプロセスを完了することができる。この実施例では、ホスト20は、時間T3になるまで、第2の書き込み動作を始めるのに必要な信号をアサートするのを待つ。
  [ステートマシン]
 図2を参照しながら、書き込み動作時のステートマシン26の動作について説明する。ホスト20がライト信号をアサートすると、ステートマシン26はラッチ読み出し状態124に入り、そこでアドレス及びデータがアドレスレジスタ28及びライトデータレジスタ30にそれぞれラッチされる。書き込み要求状態126で、ステートマシン26がスレーブ24に送られるライト信号及びバイトイネーブル信号をアサートする。休止状態128で、ステートマシン26はスレーブ24がライトデータを保持するプロセスを完了するのを待ち、完了すると、アイドル状態122に戻る。
 一つの好適な実施例では、ホスト−スレーブ間のインタフェース回路22及びスレーブ24は単一のディスプレイコントローラチップに搭載される。この好適な実施例では、スレーブ24は埋め込み型SRAMメモリで構わない。別の好適な実施例では、ホスト−スレーブ間のインタフェース回路22及びスレーブ24は別々のチップに搭載される。
 本発明をホスト22とスレーブ24間のインタフェースとして説明してきた。ホスト22としては、CPU、DSP(ディジタル信号プロセッサ)、あるいは当技術分野で知られている他のタイプのプロセッサが考えられる。同様に、スレーブ24としては、記憶装置、メモリ、メモリコントローラ、埋め込み型メモリを有するディスプレイコントローラ、埋め込み型メモリを有するグラフィックスコントローラ、埋め込み型メモリ又はレジスタを有するあらゆるデバイス、あるいは周辺デバイスでメモリマップ入出力方式を用いてデバイス自体又はデバイスに内蔵されているレジスタ又はメモリをアクセスするものなどがある。
 説明を容易にするために、本発明をハードウェアとして説明してきたが、本発明の別の実施例として、開示した方法を部分的にあるいは全てソフトウェアで実現することも考えている。
 上記の明細書で採用した用語及び表現は説明のためであって、限定を目的としたものではない。また、表示すると共に説明した構成要素と同等のものを、あるいはそれらを部分的に除外することを意図しているものでもない。発明の範囲は以下に述べる特許請求の範囲によってのみ定められると共に限定されるものである。
ホスト、スレーブ、及び本発明によるステートマシンを含んだホスト−スレーブ間インタフェース回路を示す図。 図1のステートマシンを説明する図。 本発明に基づく読み出し動作を説明しているタイミング図。
符号の説明
20  ホスト
22  インタフェース回路
24  スレーブ
26  ステートマシン
28、30、32  レジスタ
34  マルチプレクサ
36、38  復号化ロジック
40、42  バス
48  加算器

Claims (38)

  1.  ホストと、ホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブデバイスとのインタフェースをとるための方法で、
     第1時間に前記スレーブデバイスの第1アドレスに保持されているデータを求める第1の要求を行なうステップと、
     第2時間に前記スレーブデバイスから前記第1アドレスに保持されているデータを出力するステップと、
     第3時間に代替アドレスに保持されているデータを求める第2の要求を行なうステップと、
     第4時間に前記第1アドレスに保持されている前記データを読み出すステップとからなり、
     前記第2時間は前記第1時間の後に続き、前記第3時間は前記第1時間の後に続き、前記第4時間は前記第2時間の後に続くことを特徴とするインタフェースをとるための方法。
  2.  さらに、
     第5時間に前記代替アドレスに保持されているデータを要求して前記スレーブデバイスの次の順次アドレスに保持されているデータを求める第3の要求を行なうステップと、
     第6時間に前記スレーブデバイスから前記次の順次アドレスに保持されている前記データを出力するステップと、
     第7時間に前記出力されたデータを読み出すステップとをさらに有し、
     前記第5時間は前記第3時間の後に続き、前記第6時間は前記第4時間の後に続き、前記第7時間は前記第6時間の後に続くことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3.  前記次の順次アドレスは、前記第1アドレスよりも少なくとも1アドレス高位にあるアドレスであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4.  前記次の順次アドレスは、前記第1アドレスよりも少なくとも1アドレス低位にあるアドレスであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5.  前記スレーブデバイスはメモリであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6.  前記スレーブデバイスはメモリコントローラであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7.  前記スレーブデバイスは、埋め込み型メモリを有するディスプレイコントローラであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8.  前記ホストは中央処理ユニットであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9.  前記ホストはディジタル信号プロセッサであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10.  前記代替アドレスはスレーブデバイスの無効アドレスであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11.  ホスト及びホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブデバイスとのインタフェースをとるための機器であって、
     リードデータレジスタ、及び
     前記ホスト及び前記スレーブデバイス間のデータの転送を制御するためのステートマシンを備え、当該ステートマシンは、
      第1時間に第1リード信号及び第1アドレスを受け取るステップと、
      前記第1時間の後に続く第2時間に、前記スレーブデバイスからリターンされたデータを前記リードデータレジスタに保持するステップと、
      前記第2時間の後に続く第3時間に、第2リード信号及び代替アドレスを受け取るステップと、
      前記ホストが前記第3時間の後に続く第4時間に前記リードデータレジスタに保持されている前記データを読み出せるように、前記リードデータレジスタの出力をイネーブルするステップと、
     を実行することを特徴とする機器。
  12.  前記ステートマシンはさらに、
     前記第3時間の後に続く第5時間に前記ホストから第3リード信号及び第3アドレスを受け取るステップを実行し、当該第3アドレスは前記代替アドレスであり、
     前記第4時間の後に続く第6時間に、保持されている前記データを前記スレーブの次の順次アドレスから前記リードデータレジスタの中に保持するステップを実行し、
     前記ホストが前記リードデータレジスタに保持されている前記データを読み出せるように、前記第6時間の後に続く第7時間に前記リードデータレジスタの出力をイネーブルするステップを実行することを特徴とする請求項11に記載の機器。
  13.  前記次の順次アドレスは、前記第1アドレスよりも少なくとも1アドレス高位にある前記スレーブデバイスの有効アドレスであることを特徴とする請求項11に記載の機器。
  14.  前記次の順次アドレスは、前記第1アドレスよりも少なくとも1アドレス低位にある前記スレーブデバイスの有効アドレスであることを特徴とする請求項11に記載の機器。
  15.  前記スレーブデバイスはメモリであることを特徴とする請求項11に記載の機器。
  16.  前記スレーブデバイスはメモリコントローラであることを特徴とする請求項11に記載の機器。
  17.  前記スレーブデバイスは、埋め込み型メモリを有するディスプレイコントローラであることを特徴とする請求項11に記載の機器。
  18.  前記ホストは中央処理ユニットであることを特徴とする請求項11に記載の機器。
  19.  前記ホストはディジタル信号プロセッサであることを特徴とする請求項11に記載の機器。
  20.  コンピュータシステムであって、
     第1時間に第1リード信号及び第1アドレスを供給して第1読み出し動作を開始し、当該第1時間の後に続く第2時間より前にデータをサンプリングして前記第1読み出し動作を完了する中央処理ユニットを備え、
     前記第2時間に前記第1アドレスに保持されているデータを供給して前記第1リード信号及び前記第1アドレスに応答するスレーブデバイスを備え、前記第1アドレスは前記スレーブデバイスのアドレス空間内にあり、
     前記中央処理ユニットに前記第1読み出し動作を実行するように指示し、続いて前記中央処理ユニットに代替アドレスを指定する第2読み出し動作を実行するように指示して、前記データを検索する前記中央処理ユニットに指示を出すソフトウェア要素を備え、
     前記中央処理ユニット及び前記スレーブデバイス間の読み出し動作を制御するインタフェース回路を備え、当該回路は、
      リードデータレジスタ、及び
      ステートマシンを含み、ステートマシンは、
       前記第1時間に前記第1リード信号及び前記第1アドレスを受け取るステップと、
       前記第2時間に前記データを前記スレーブデバイスから前記リードデータレジスタに保持するステップと、
       前記第2時間の後に続く第3時間に第2リード信号及び前記代替アドレスを受け取るステップと、
       前記第3時間に続く第4時間に前記中央処理ユニットが前記リードデータレジスタに保持されている前記データを読み出せるように前記リードデータレジスタの出力をイネーブルするステップと、
      を実行することを特徴とするコンピュータシステム。
  21.  前記ステートマシンはさらに、
     前記第3時間の後に続く第5時間に前記ホストから第3リード信号及び第3アドレスを受け取るステップを実行し、当該第3アドレスは前記代替アドレスであり、
     前記第4時間の後に続く第6時間に、保持されている前記データを前記スレーブの次の順次アドレスから前記リードデータレジスタの中に保持するステップを実行し、
     前記ホストが前記リードデータレジスタに保持されている前記データを読み出せるように、前記第6時間の後に続く第7時間に前記リードデータレジスタの出力をイネーブルするステップを実行することを特徴とする請求項20に記載のコンピュータシステム。
  22.  前記次の順次アドレスは、前記第1アドレスよりも少なくとも1アドレス高位にある前記スレーブデバイスの有効アドレスであることを特徴とする請求項20に記載のコンピュータシステム。
  23.  前記次の順次アドレスは、前記第1アドレスよりも少なくとも1アドレス低位にある前記スレーブデバイスの有効アドレスであることを特徴とする請求項20に記載のコンピュータシステム。
  24.  前記スレーブデバイスは記憶装置であることを特徴とする請求項20に記載のコンピュータシステム。
  25.  前記スレーブデバイスはメモリコントローラであることを特徴とする請求項20に記載のコンピュータシステム。
  26.  前記スレーブデバイスは、埋め込み型メモリを有するディスプレイコントローラであることを特徴とする請求項20に記載のコンピュータシステム。
  27.  前記ホストは中央処理ユニットであることを特徴とする請求項20に記載のコンピュータシステム。
  28.  前記ホストはディジタル信号プロセッサであることを特徴とする請求項20に記載のコンピュータシステム。
  29.  ホスト及びホストよりもレイテンシが大きいスレーブデバイス間でインタフェースをとる方法を実行するために機械で実行可能な命令プログラムを実装している機械可読媒体であって、その方法は、
     第1時間に前記スレーブデバイスの第1アドレスに保持されているデータを求める第1の要求を行なうステップと、
     前記第1時間の後に続く第2時間に、前記第1アドレスに保持されている前記データを前記スレーブデバイスから出力するステップと、
     前記第1時間の後に続く第3時間に、代替アドレスに保持されているデータを求める第2の要求を行なうステップと、
     前記第2時間の後に続く第4時間に前記データを読み出すステップとを有することを特徴とする機械可読媒体。
  30.  前記方法はさらに、
     前記代替アドレスに保持されているデータを要求して、前記第3時間の後に続く第5時間に前記スレーブデバイスの第2アドレスに保持されているデータを求める第3の要求を行なうステップと、
     前記第4時間の後に続く第6時間に前記第2アドレスに保持されている前記データを前記スレーブデバイスから出力するステップ、及び
     前記第6時間の後に続く第7時間に前記出力されたデータを読み出すステップとを有することを特徴とする請求項29に記載の媒体。
  31.  前記第2アドレスは、前記第1アドレスよりも少なくとも1アドレス高位にある前記スレーブデバイスの有効アドレスことを特徴とする請求項29に記載の媒体。
  32.  前記第2アドレスは、前記第1アドレスよりも少なくとも1アドレス低位にある前記スレーブデバイスの有効アドレスことを特徴とする請求項29に記載の媒体。
  33.  前記スレーブデバイスはメモリであることを特徴とする請求項29に記載の媒体。
  34.  前記スレーブデバイスはメモリコントローラであることを特徴とする請求項29に記載の媒体。
  35.  前記スレーブデバイスは、埋め込み型メモリを有するディスプレイコントローラであることを特徴とする請求項29に記載の媒体。
  36.  前記ホストは中央処理ユニットであることを特徴とする請求項29に記載の媒体。
  37.  前記ホストはディジタル信号プロセッサであることを特徴とする請求項29に記載の媒体。
  38.  ホストと、ホストよりも大きなレイテンシを有するスレーブデバイス間でインタフェースをとるための方法であって、
     第1時間に前記スレーブデバイスにデータを保持する第1の要求を行なうステップ、及び
     前記第1時間の後に続く第2時間にデータを前記スレーブデバイスに保持する第2の要求を行なうステップを備えることを特徴とする方法。
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