JP2004091356A - 同時噴出型クリーム状染毛剤組成物 - Google Patents

同時噴出型クリーム状染毛剤組成物 Download PDF

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JP2004091356A JP2002253089A JP2002253089A JP2004091356A JP 2004091356 A JP2004091356 A JP 2004091356A JP 2002253089 A JP2002253089 A JP 2002253089A JP 2002253089 A JP2002253089 A JP 2002253089A JP 2004091356 A JP2004091356 A JP 2004091356A
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hair
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Masakazu Shinkai
新開 政和
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Kanebo Ltd
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Abstract

【課題】内袋を有した耐圧容器の内部にクリーム状染毛剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤組成物であり、且つ、アルカリ剤を配合したクリーム状染毛剤第1剤及び酸化剤を配合したクリーム状染毛剤第2剤の両者を押圧により同時噴出する機構の押圧アタッチメントを有する同時噴出型染毛剤組成物において、頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、1剤と2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、さらに、噴出する時その噴出量が経時的に安定である同時噴出型クリーム状染毛剤組成物を提供する。
【解決手段】第1剤及び/又は第2剤にシリコーン類を配合することを特徴とする同時噴出型クリーム状染毛剤組成物。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同時噴出型クリーム状染毛剤組成物に関し、詳しくは、頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、1剤と2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、さらに、噴出する時その噴出量が経時的に安定であることを特徴とする同時噴出型クリーム状染毛剤組成物に関する。尚、本発明においては、染毛剤とは、脱色剤をも包含したものである。
【0002】
【従来の技術】
同時噴出タイプのエアゾール型クリーム状染毛剤は特開平12−297018号公報でも提案されている。このエアゾール型クリーム状染毛剤は、染毛剤である第1剤、酸化剤である第2剤を別々に使用する際には特に問題は生じないが、第1剤と第2剤を同時に噴出させて使用する場合、その噴出量を調整する必要がある。更に、消費者が使用することを考えるとその噴出量は経時で安定である必要がある。しかしながら、単純にクリーム状染毛剤を内袋を有する耐圧容器に充填し、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスを充填した場合、経時での噴出量を評価したとき、経時で噴出量が変化することが多く、経時での噴出量が安定な原液を調製することが困難であることが判明した。また、使用感を向上させるため種々のコンディショニング剤の配合を試みたところ、コンディショニング効果を発揮しなかったり、経時での噴出量の安定性を維持しえないことが判明した。また、従来のクリームタイプの染毛剤は第1剤と第2剤をトレイなどに出し、コームやブラシできちんと混ぜた後に頭髪に塗布するが、同時噴出型クリーム状染毛剤を頭髪に施術する際、噴出後直接頭髪に塗布するか、もしくはブラシに取り頭髪に塗布し、第1剤と第2剤を頭髪上で混ぜる行為を行うため、第1剤と第2剤の混ざり具合が悪いとむら染めを引き起こすことが判明した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
即ち、本発明の目的は、同時噴出型クリーム状染毛剤組成物に関し、詳しくは、頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、第1剤と第2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、さらに、噴出する時その噴出量が経時的に安定であることを特徴とする同時噴出型クリーム状染毛剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の問題点を解消すべく鋭意検討を行った結果、後述の同時噴出型クリーム状染毛剤組成物が、頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、第1剤と第2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、さらに、噴出する時その噴出量が経時的に安定であることを見いだし、本発明を完成した。
【0005】
即ち、本発明は、内袋を有した耐圧容器の内部にクリーム状染毛剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤組成物であり、且つ、アルカリ剤を配合したクリーム状染毛剤第1剤及び酸化剤を配合したクリーム状染毛剤第2剤の両者を押圧により同時噴出する機構の押圧アタッチメントを有する同時噴出型染毛剤組成物において、第1剤及び/又は第2剤にシリコーン類を配合することを特徴とする同時噴出型クリーム状染毛剤組成物にある。
【0006】
また、シリコーン類がジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、パーフルオロアルキルポリオキシアルキレン変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、アクリル変性シリコーンである上記同時噴出型クリーム状染毛剤組成物にある。
【0007】
さらに、シリコーン類が、25℃における粘度が10,000mm/s以上の高重合型である、ジメチルポリシロキサン又はメチルフェニルポリシロキサンである前記の同時噴出型クリーム状染毛剤組成物にある。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、以下、詳述する。
【0009】
本発明におけるシリコーン類の具体例としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、パーフルオロアルキルポリオキシアルキレン変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、アクリル変性シリコーン等が挙げられ、特に好ましくはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンである。
【0010】
本発明におけるシリコーン類のうち、ジメチルポリシロキサンとしては特に制限されないが、25℃における粘度が10,000mm/s以上、特に100,000mm/s以上のものを配合すると頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、第1剤と第2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、好ましい。さらに、これらのジメチルポリシロキサンは乳化重合されたものであってもよい。
【0011】
本発明におけるシリコーン類のうち、メチルフェニルポリシロキサンとしては特に制限されないが、25℃における粘度が10,000mm/s以上、特に100,000mm/s以上のものを配合すると頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、第1剤と第2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、好ましい。
【0012】
本発明におけるシリコーン類は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、10,000mm/s以上の高分子のものを配合する際、10,000mm/s未満の低分子のものと併せて配合すると乳化安定性の上、好ましい。これらシリコーン類の配合量は組成物全体に対して0.05〜10質量%、好ましくは0.4〜6質量%である。配合量が0.05質量%未満であると、頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみや、第1剤と第2剤の混合性を向上させる効果や頭髪に対するすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果が不十分な場合があり、10質量%を越えて配合するとぱさつき感を生じてしまう場合があるため、好ましくない。
【0013】
本発明の同時噴出型クリーム状染毛剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、酸化染料、アルカリ剤、酸化剤、炭化水素類、ロウ類、動植物油脂、天然又は合成の高分子、高級アルコール類、高級脂肪酸類、有機溶剤又は浸透促進剤、多価アルコール類、エステル類、エーテル類、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、蛋白誘導体及びアミノ酸類、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、pH調整剤、各種植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、紫外線吸収剤等を適宜配合することが可能である。
【0014】
尚、本発明の同時噴出型クリーム状染毛剤組成物は、酸化染料が配合されない時には、脱色剤として用いることができる。
【0015】
本発明に用いられる耐圧容器としては、ブリキやアルミニウム等エアゾール容器に一般的に用いられている材質からなる容器の内面をエポキシ樹脂、フェノール樹脂、エポキシユリア樹脂、ポリアミドイミド樹脂、エポキシアミノ樹脂、エポキシアミン樹脂等の耐薬品性のある樹脂で単層又は複層でコートしたものが好ましい。内袋としては、弾性を有する物が好ましく、高又は低密度ポリエチレン、エチレン・酢ビ共重合物ケン化物、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル等の合成樹脂製の物、これらを積層した物等が用いられ、噴射ガス透過性が低い物が特に好ましい。また、内袋の内面を上記耐薬品性を有する樹脂でコートして用いることもできる。
【0016】
同時押圧可能なアタッチメントとしては、特開平11−59746号公報、特開平10−101157号公報、特開2000−297018号公報に記載されているものや、図1、2及び3で示されるもの等、一箇所の押圧操作により二箇所以上のエアゾール容器ステム部を同時に押圧できるものであれば特に限定されずに用いることができる。
【0017】
本発明に用いられる圧縮ガスとしては、ジメチルエーテル、液化石油ガス、窒素ガス、代替フロン等、一般にエアゾール製品に用いられるものであれば特に限定されずに使用することができる。変質防止の面から窒素ガスが好ましい。
【0018】
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例に先立ち、実施例で用いた評価法を説明する。
【0019】
1.充填後の経時での噴出量の変化
実施例、比較例記載の処方により調製された原液を高密度ポリエチレン製内袋を有した耐圧容器の内袋内部に充填し、更に、内袋と耐圧容器間に窒素ガスを充填した。充填物を45℃の恒温機内に3ヶ月間保存し、初期噴出量を測定した。評価の基準は以下の通りである。
○:充填直後の初期噴出量と比較し、初期噴出量の変化が10%未満
×:充填直後の初期噴出量と比較し、初期噴出量の変化が10%以上
【0020】
2.すすぎ時や仕上がりの指通り、ツヤ及び第1剤と第2剤の混合性の評価法
実施例、比較例記載の処方により調製された原液を高密度ポリエチレン製内袋を有した耐圧容器の内袋内部に充填し、更に、内袋と耐圧容器間に窒素ガスを充填した。また、以下に示す第1剤、第2剤のモデル処方を同様に作成した。パネル(10名)の頭髪を左右半々に分け、第1剤のモデル処方と第2剤のモデル処方との組み合わせで同時に噴出させて使用することが可能なアタッチメントに取り付けて、コントロールとして一方に塗布し、他方に実施例、比較例記載のものと第1剤のモデル処方もしくは、第2剤のモデル処方とを組み合わせて同時に噴出させて使用することが可能なアタッチメントに取り付けて、他方に塗布した。すすぎ時や仕上がりの指通り感、ツヤ及び第1剤と第2剤の混合性について、コントロールを3点としたときの一対評価を5点満点で行った。
○:4点以上、5点以下
△:2点以上、4点未満
×:2点未満
【0021】
第1剤モデル処方                   質量%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
セタノール                      4.0
イソステアリン酸イソプロピル             0.55
サラシミツロウ                    0.35
セチル硫酸ナトリウム                 0.5
ポリオキシエチレンセチルエーテル(5.5E.O.)  0.35
ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)   0.7
強アンモニア水                    5.0
パラフェニレンジアミン                0.4
パラアミノフェノール                 0.3
メタアミノフェノール                 0.1
チオグリコール酸アンモニウム液            0.4
プロピレングリコール                10.0
エデト酸四ナトリウム                 0.1
黄色202号(1)                  0.01
香料                         0.4
純水                        to 100
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
初期内圧(窒素ガス)           0.5MPa(25℃)
初期噴出量               9.5g/5秒(25℃)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
第2剤モデル処方                   質量%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
セタノール                      4.0
セチル硫酸ナトリウム                 0.5
パルミチン酸イソプロピル               0.5
ミツロウ                       0.35
ポリオキシエチレンセチルエーテル(5.5E.O.)  0.35
ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)   0.35
ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.)   0.35
ヒドロキシエタンジホスホン酸             0.1
過酸化水素水(35%)               16.5
リン酸一水素ナトリウム                0.25
エデト酸二ナトリウム                 0.1
純水                        to 100
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
初期内圧(窒素ガス)          0.55MPa(25℃)
初期噴出量              10.5g/5秒(25℃)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0022】
実施例1,2及び比較例1〜4の原液及びエアゾール型クリーム状染毛剤を調製し、前記諸試験を実施した。表1及び表2にそれぞれの組成及び試験結果を示した。表中の原液の単位はすべて質量%であり、初期内圧及び初期噴射量の値は25℃におけるものである。
【0023】
【表1】
Figure 2004091356
【0024】
【表2】
Figure 2004091356
【0025】
表1及び表2から明らかなように、本発明に係る同時噴出型染毛剤組成物は、頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、第1剤と第2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、さらに、噴出する時その噴出量が経時的に安定であることが認められた。
【0026】
実施例3(脱色剤)
第1剤                         質量%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
メチルフェニルポリシロキサン              1.0
(10mm/s)
セタノール                       4.0
セチル硫酸ナトリウム                  0.5
ポリオキシエチレンセチルエーテル(5.5E.O.)   0.3
ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)    0.3
ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.)    0.3
強アンモニア水(28%)                7.0
プロピレングリコール                 10.0
エデト酸四ナトリウム                  0.1
パルミチン酸イソプロピル                0.5
ミツロウ                        0.3
サボンソウエキス *1                 0.1
セージエキス *1                   0.1
海藻エキス *1                    0.1
混合植物抽出液(1) *1               0.1
混合植物抽出液(3) *1               0.1
混合植物抽出液(6) *1               0.1
香料                          0.5
純水                         to 100
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
初期内圧(窒素ガス)            0.6MPa(25℃)
初期噴出量               11.5g/5秒(25℃)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
第2剤                        質量%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
セタノール                      4.0
セチル硫酸ナトリウム                 0.5
ポリオキシエチレンセチルエーテル(5.5E.O.)  0.3
ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)   0.3
ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.)   0.3
ヒドロキシエタンジホスホン酸             0.1
過酸化水素水(35%)               16.5
リン酸一水素ナトリウム                0.25
エデト酸二ナトリウム                 0.1
パルミチン酸イソプロピル               0.56
ミツロウ                       0.35
純水                        to 100
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
初期内圧(窒素ガス)           0.6MPa(25℃)
初期噴出量              12.5g/5秒(25℃)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1 「医薬部外品原料規格」(厚生省薬務局審査課監修、薬事日報社平成3年発行)に収載されている。
【0027】
実施例4(染毛剤)
第1剤                         質量%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
メチルフェニルポリシロキサン(1000000mm/s)2.0
セタノール                       4.2
セチル硫酸ナトリウム                  0.49
ポリオキシエチレンセチルエーテル(5.5E.O.)   0.35
ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)    0.35
ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.)    0.35
強アンモニア水(28%)                5.0
パラフェニレンジアミン                 0.3
パラアミノフェノール                  0.4
オルソアミノフェノール                 0.3
メタアミノフェノール                  0.1
チオグリコール酸アンモニウム(50%)液        0.8
プロピレングリコール                 10.0
エデト酸四ナトリウム                  0.1
パルミチン酸イソプロピル                0.56
ミツロウ                        0.35
加水分解コムギ末 *2                 0.01
大豆蛋白加水分解物 *3                0.01
カロットエキス *3                  0.01
加水分解シルク *3                  0.1
香料                          0.5
純水                         to 100
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
初期内圧(窒素ガス)            0.6MPa(25℃)
初期噴出量               11.5g/5秒(25℃)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
第2剤                        質量%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
セタノール                      4.2
セチル硫酸ナトリウム                 0.49
ポリオキシエチレンセチルエーテル(5.5E.O.)  0.35
ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)   0.35
ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.)   0.35
ヒドロキシエタンジホスホン酸             0.1
過酸化水素水(35%)               16.5
リン酸一水素ナトリウム                0.25
エデト酸二ナトリウム                 0.1
パルミチン酸イソプロピル               0.56
ミツロウ                       0.35
純水                        to 100
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
初期内圧(窒素ガス)           0.6MPa(25℃)
初期噴出量              12.5g/5秒(25℃)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*2 「化粧品種別配合成分規格」(厚生省薬務局審査課監修、薬事日報社平成9年発行)に収載されている。
*3 「医薬部外品原料規格」(厚生省薬務局審査課監修、薬事日報社平成3年発行)に収載されている。
【0028】
実施例3,4に記載の配合組成でエアゾール型クリーム状脱色剤及び染毛剤を調製した。前記諸試験を実施したところ、頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、第1剤と第2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、さらに、噴出する時その噴出量が経時的に安定であることが認められた。
【0029】
【表3】
Figure 2004091356
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤は、頭髪に施術する際薬剤と頭髪とのなじみがよく、1剤と2剤の混合性に優れ、また、頭髪のすすぎ時や仕上がりの指通りやツヤを向上させる効果に優れ、さらに、噴出する時その噴出量が経時的に安定である同時噴出型クリーム状染毛剤組成物である。
【図面の簡単な説明】
【図1】2連式エアゾール容器における同時押圧アタッチメントの分解説明図。
【図2】図1に示したアタッチメントの一部を残した縦断正面図。
【図3】図1に示したアタッチメントの不規則縦断側面図。
【図4】
図1に用いられる一般的な内袋を有する耐圧容器(エアゾール容器)を示す図である。
【符号の説明】
1 ;塗布体
2 ;ブラシ体
3 ;ドーム筒
4 ;密嵌筒片
5 ;注出口
6 ;ブラシ片
7 ;組付き脚片
8 ;操作体
9 ;本体筒
10;嵌着段部
11;頂板
12;嵌合筒片
13;通路筒
14;係止窓孔
15;操作脚片
16;引き下げ突片
17;通路ブロック体
18;ブロック本体
19;注出筒
20;混合棒片
21;通路凹部
22;底蓋片
23;段付き孔
24;通路凸部
25;摘まみ片
26;装着体
27;外装筒
28;頂壁
29;開口部
30;ガイド片
31;嵌着筒片
32;支え突片
33;容器体
34;頭部
35;注出ノズル
36;内袋
37;外容器(耐圧容器)

Claims (3)

  1. 内袋を有した耐圧容器の内部にクリーム状染毛剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤組成物であり、且つ、アルカリ剤を配合したクリーム状染毛剤第1剤及び酸化剤を配合したクリーム状染毛剤第2剤の両者を押圧により同時噴出する機構の押圧アタッチメントを有する同時噴出型染毛剤組成物において、第1剤及び/又は第2剤にシリコーン類を配合することを特徴とする同時噴出型クリーム状染毛剤組成物。
  2. シリコーン類がジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、パーフルオロアルキルポリオキシアルキレン変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、アクリル変性シリコーンである請求項1記載の同時噴出型クリーム状染毛剤組成物。
  3. シリコーン類が、25℃における粘度が10,000mm/s以上の高重合型である、ジメチルポリシロキサン又はメチルフェニルポリシロキサンである請求項1記載の同時噴出型クリーム状染毛剤組成物。
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