JP2004090823A - カーセキュリティシステム - Google Patents

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Keiko Terai
寺井 桂子
Hironobu Watanabe
渡辺 浩亘
Makoto Sato
佐藤 誠
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】車両の盗難の発生をシステムの利用者に確実に通知することができるカーセキュリティシステムを提供すること。
【解決手段】車両の位置を検出する車両位置検出手段111と、車両から通信装置120までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段113と、車両が移動したか否かを判断する車両移動判断手段114と、車両の盗難が発生したか否かを判断する盗難発生判断手段115と、通信装置120と通信する第1の通信手段116と、車載装置110と通信する第2の通信手段121と、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段122と、車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段123とを備える構成とすることにより、車両の盗難が発生したことを通知させるようにした。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カーセキュリティシステムに関し、さらに詳しくは、車両の盗難の発生をシステム利用者に通知するカーセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカーセキュリティシステムとしては、特開2001−191901号公報に開示されたものが知られている。この従来のカーセキュリティシステム10は、図9に示すように、車載装置1と、監視センタ2とを備え、車載装置1が、自車の位置を検出する自車位置検出手段3と、ドアロックの状態を検出するドアロック状態検出手段4と、イグニッションスイッチの状態を検出するイグニッションスイッチ状態検出手段5と、装置全体の動作を制御する制御手段6と、車両を監視状態に設定する監視状態設定手段7と、各検出データを監視センタ2に送信する通信手段8とを備えている。
【0003】
従来のカーセキュリティシステム10において、まず、監視状態設定手段7により、車両が監視状態に設定される。次いで、制御手段6により、自車位置検出手段3が検出した自車位置のデータが読み取られ、通信手段8を介して一定時間毎に監視センタ2に送信される。また、ドアロック状態検出手段4が検出したドアロックの状態およびイグニッションスイッチ状態検出手段5が検出したイグニッションスイッチの状態も、制御手段6により、通信手段8を介して一定時間毎に監視センタ2に送信される。したがって、監視センタ2においては、車両が監視状態に設定された後に、車両の位置、ドアロックの状態、およびイグニッションスイッチの状態を監視することができ、この監視状態中に車両の位置が移動したときには、車両の盗難が発生したことを知ることができる。
【0004】
以上のように、従来のカーセキュリティシステム10では、車両を監視状態に設定することにより、車両の盗難が発生したことを知ることができるようになっている。
【特許文献1】
特開2001−191901号公報(第7頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のカーセキュリティシステムでは、システムの利用者が車両から離れるときには、車両を監視状態に設定する必要があり、また、監視状態の設定後にシステムの利用者が車両を使用するときには、監視状態を解除しなければならないという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、システムの利用者による車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生をシステムの利用者に確実に通知することができるカーセキュリティシステムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のカーセキュリティシステムは、車両に搭載する車載装置と、前記車載装置と通信する通信装置と、前記車両から前記通信装置までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段とを備え、前記車載装置が、前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、前記通信装置と通信する第1の通信手段とを備え、前記通信装置が、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段と、前記車載装置と通信する第2の通信手段と、前記車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段とを備え、前記車両から前記通信装置までの前記距離が前記距離閾値を超えるとともに前記車両の前記位置が移動したときに、前記盗難発生通知手段が前記車両の盗難の発生を通知するようにしたことを特徴とする構成を有している。
【0008】
この構成により、車両から通信装置までの距離が距離閾値を超えるとともに車両の位置が移動したときに、通信装置を所持していない盗難者が運転して車を移動させたと判断して、盗難発生通知手段が車両の盗難の発生を通知するので、システムの利用者による車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生をシステムの利用者に確実に通知することができる。
【0009】
また、本発明のカーセキュリティシステムは、車両に搭載する車載装置と、前記車載装置と通信する通信装置と、前記車両から前記通信装置までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段とを備え、前記車載装置が、前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、前記車両のドアの開閉を検知するドア開閉検知手段と、前記通信装置と通信する第1の通信手段とを備え、前記通信装置が、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段と、前記車載装置と通信する第2の通信手段と、前記車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段とを備え、前記ドア開閉検知手段が前記車両のドアが開閉されたことを検知した場合に前記車両位置検出手段が前記車両の位置検出を行い、前記車両の前記位置が移動したと判断したときに、前記盗難発生通知手段が前記車両の盗難の発生を通知するようにしたことを特徴とする構成を有している。
【0010】
この構成により、車両のドアの開閉を検知したときのみ車両の位置を検知し、車両の位置が移動したときに、盗難発生通知手段が車両の盗難の発生を通知するので、車載装置および通信装置の通信によるバッテリの消費を抑えることができるとともに、システムの利用者による車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生をシステムの利用者に確実に通知することができる。
【0011】
また、本発明のカーセキュリティシステムは、車両に搭載する車載装置と、前記車載装置と通信する通信装置と、前記車両から前記通信装置までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段とを備え、前記車載装置が、前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、前記車両の原動機の作動状態を検知する原動機作動状態検知手段と、前記通信装置と通信する第1の通信手段とを備え、前記通信装置が、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段と、前記車載装置と通信する第2の通信手段と、前記車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段とを備え、前記原動機作動状態検知手段が前記車両の原動機が作動したことを検知した場合に前記車両位置検出手段が前記車両の位置検出を行い、前記車両の前記位置が移動したと判断したときに、前記盗難発生通知手段が前記車両の盗難の発生を通知するようにしたことを特徴とする構成を有している。
【0012】
この構成により、車両の原動機の作動を検知したときのみ車両の位置を検知し、車両の位置が移動したときに、盗難発生通知手段が車両の盗難の発生を通知するので、車載装置および通信装置の通信によるバッテリの消費を抑えることができるとともに、システムの利用者による車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生をシステムの利用者に確実に通知することができる。
【0013】
また、本発明のカーセキュリティシステムは、前記第1の通信手段が、複数の前記通信装置と通信し、前記距離比較手段が、前記車両から複数の前記通信装置までのそれぞれの前記距離と前記距離閾値とを比較するようにしたことを特徴とする構成を有している。
【0014】
この構成により、複数の通信装置の何れも所持していない者が車両を運転していることを判断できるので、複数のシステムの利用者がある場合でも、車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生を複数のシステムの利用者に確実に通知することができる。
【0015】
また、本発明のカーセキュリティシステムは、前記車載装置および前記通信装置の少なくとも一方が、前記車両の盗難発生の情報を送信する盗難発生情報送信手段を備え、前記盗難発生情報送信手段が、前記車両の盗難発生の情報を予め指定された装置に送信するようにしたことを特徴とする構成を有している。
【0016】
この構成により、盗難発生情報送信手段が、盗難発生の情報を指定された装置に送信するので、車載装置と通信装置とが通信できない場合でも、車両の盗難の発生を指定された装置に確実に送信することができる。
【0017】
本発明の車両盗難通知方法は、車両の位置を検出する車両位置検出工程と、通信装置の位置を検出する通信装置位置検出工程と、前記車両から前記通信装置までの距離と距離閾値とを比較する距離比較工程と、前記車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知工程とを含み、前記車両から前記通信装置までの前記距離が前記距離閾値を超えるとともに前記車両の前記位置が移動したときに、前記盗難発生通知工程において前記車両の盗難の発生を通知する方法を有している。
【0018】
この方法により、車両から通信装置までの距離が距離閾値を超えるとともに車両の位置が移動したときに、盗難発生通知工程において車両の盗難の発生を通知するので、システムの利用者による車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生がシステムの利用者に確実に通知されることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態のカーセキュリティシステムの構成について説明する。図1に示すように、本実施の形態のカーセキュリティシステム100は、車両に搭載する車載装置110と、車載装置110と通信する通信装置120とを備え、車載装置110が、車両の位置を検出する車両位置検出手段111と、車両の位置データを記憶する位置データ記憶手段112と、車両から通信装置120までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段113と、車両の位置が移動したか否かを判断する車両移動判断手段114と、距離比較手段113の比較結果および車両移動判断手段114の判断結果に基づいて車両の盗難が発生したか否かを判断する盗難発生判断手段115と、通信装置120と通信する第1の通信手段116とを備え、通信装置120が、車載装置110と通信する第2の通信手段121と、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段122と、車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段123とを備えている。
【0021】
前述の車両位置検出手段111は、例えば、全地球測位システム(以下、単にGPSという)の電波を受信するGPS受信ユニットと、車両が旋回するときの角速度を検知する角速度センサと、車両の加速度を検知する加速度センサと、車両の速度を検知する車速センサ等を備えている。GPS受信ユニットは、車両の絶対的位置、すなわち、緯度、経度、および高度等を検出し、角速度センサ、加速度センサ、および車速センサ等は、車両の相対的位置を検出するようになっている。また、通信装置位置検出手段122は、前述の車両位置検出手段111と同様に、通信装置の位置を検出するようになっている。
【0022】
また、位置データ記憶手段112は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク等で構成され、車両位置検出手段111により検出された現在の車両位置のデータと過去の車両位置のデータとを記憶するようになっている。また、前述の距離比較手段113は、CPU、ROM、RAM等で構成され、距離閾値を記憶する記憶部を備えている。また、前述の第1の通信手段116および第2の通信手段121は、例えば、無線電話回線により無線通信を行うようになっている。また、盗難発生通知手段123は、例えば、スピーカ、液晶ディスプレイ等を備え、盗難の発生を音声メッセージ、文字情報、静止画像、動画像等で通知するようになっている。また、盗難発生通知手段123は、盗難の発生の通知とともに、車両の位置データを通知するようにしてもよい。
【0023】
なお、距離比較手段113、車両移動判断手段114、および盗難発生判断手段115の少なくとも1つを、通信装置120に備える構成としてもよいし、車載装置110および通信装置120の外部に備える構成としてもよい。
【0024】
次に、本実施の形態のカーセキュリティシステム100の動作について、図1および図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態のカーセキュリティシステム100の各ステップのフローチャートである。図2に示すように、まず、車両位置検出手段111により、車両の位置が検出され(ステップS201)、位置データ記憶手段112により、車両の位置データが記憶される(ステップS202)。この車両の位置は、例えば、一定時間毎に検出されるとともに、検出された位置データは、時系列で位置データ記憶手段112に記憶される。
【0025】
引き続き、車両移動判断手段114により、車両の位置が移動したか否かが判断される(ステップS203)。ここで、車両の位置が移動したか否かの判断は、位置データ記憶手段112に記憶された現在の車両位置データと前回の車両位置データとが比較され、車両位置データが異なるときは、車両が移動したと判断される。なお、車両位置データの比較に距離閾値を用意し、現在および前回の車両位置データの差が距離閾値を超える場合を車両が移動したと判断してもよい。
【0026】
前述のステップS203において、車両の位置が移動したと判断された場合は、通信装置位置検出手段122により、通信装置120の位置が検出され(ステップS204)、車両の位置が移動したと判断されなかった場合は、ステップS201に戻る。次いで、第2の通信手段121により、通信装置120の位置が送信され(ステップS205)、第1の通信手段116により、通信装置120の位置が受信される(ステップS206)。
【0027】
そして、距離比較手段113により、現在の車両位置から通信装置120までの距離と距離閾値とが比較される(ステップS207)。ここで、車両位置から通信装置120までの距離とは、例えば、両者間の直線距離をいい、両者の緯度データおよび経度データから算出することができる。また、距離閾値は、システムの利用者により任意の距離が設定されるようになっており、具体的には、車両を運転している者をシステムの利用者が視認できる距離、例えば、10m、20m等の距離に設定することができる。
【0028】
前述のステップS207において、現在の車両位置から通信装置120までの距離が距離閾値以上の場合には、盗難発生判断手段115により、車両の盗難が発生したと判断され(ステップS208)、現在の車両位置から通信装置120までの距離が距離閾値未満の場合には、ステップS201に戻る。すなわち、上記距離が距離閾値以上の場合には、通信装置120を所持していない者が車両を運転しているとみなされるので、盗難発生判断手段115により、車両の盗難が発生したと判断される。一方、上記距離が距離閾値未満の場合には、通信装置120を所持しているシステムの利用者が車両を運転しているとみなされるので、ステップS201に戻る。
【0029】
引き続き、第1の通信手段116により、盗難の発生の情報が送信され(ステップS209)、第2の通信手段121により、盗難の発生の情報が受信される(ステップS210)。そして、盗難発生通知手段123により、盗難の発生が通知される(ステップS211)。
【0030】
なお、前述のステップS201が車両位置検出工程、ステップS204が通信装置位置検出工程、ステップS207が距離比較工程、ステップS211が盗難発生通知工程をそれぞれ構成している。
【0031】
また、ステップS204からステップS207までの工程をステップS201からステップS203までの工程と入れ替える構成としてもよい。
【0032】
以上のように、本実施の形態のカーセキュリティシステム100によれば、通信装置120を所持していない者が車両を運転していることを判断できる構成としたので、システムの利用者による車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生をシステムの利用者に確実に通知することができる。
【0033】
(第2の実施の形態)
まず、本発明の第2の実施の形態のカーセキュリティシステムの構成について説明する。図3に示すように、本実施の形態のカーセキュリティシステム300は、車両に搭載する車載装置310と、車載装置310と通信する通信装置320とを備え、車載装置310が、車両の位置を検出する車両位置検出手段311と、車両から通信装置320までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段312と、車両のドアの開閉を検知するドア開閉検知手段313と、距離比較手段312の比較結果およびドア開閉検知手段313の検知結果に基づいて車両の盗難が発生したか否かを判断する盗難発生判断手段314と、通信装置320と通信する第1の通信手段315とを備え、通信装置320が、車載装置310と通信する第2の通信手段321と、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段322と、車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段323とを備えている。
【0034】
前述の車両位置検出手段311は、例えば、GPSの電波を受信するGPS受信ユニットと、車両が旋回するときの角速度を検知する角速度センサと、車両の加速度を検知する加速度センサと、車両の速度を検知する車速センサ等を備えている。GPS受信ユニットは、車両の絶対的位置、すなわち、緯度、経度、および高度等を検出し、角速度センサ、加速度センサ、および車速センサ等は、車両の相対的位置を検出するようになっている。また、通信装置位置検出手段322は、前述の車両位置検出手段311と同様に、通信装置の位置を検出するようになっている。
【0035】
また、前述の距離比較手段312は、CPU、ROM、RAM等で構成され、距離閾値を記憶する記憶部を備えている。また、前述のドア開閉検知手段313は、車両のドア、トランクルームおよびエンジンルームの扉等が、閉状態から開状態、または開状態から閉状態になったときに、信号を送出するようになっている。さらに、ドアロックが解除されたときにも信号を送出するようにしてもよい。また、前述の第1の通信手段315および第2の通信手段321は、例えば、無線電話回線により無線通信を行うようになっている。また、盗難発生通知手段323は、例えば、スピーカ、液晶ディスプレイ等を備え、盗難の発生を音声メッセージ、文字情報、静止画像、動画像等で通知するようになっている。また、盗難発生通知手段323は、盗難の発生の通知とともに、車両の位置データを通知するようにしてもよい。
【0036】
なお、距離比較手段312および盗難発生判断手段314の少なくとも1つを、通信装置320に備える構成としてもよいし、車載装置310および通信装置320の外部に備える構成としてもよい。
【0037】
次に、本実施の形態のカーセキュリティシステム300の動作について、図3および図4を参照して説明する。図4は、本実施の形態のカーセキュリティシステム300の各ステップのフローチャートである。図4に示すように、まず、ドア開閉検知手段313により、車両のドアが開状態にされたか否かが検知される(ステップS401)。車両のドアの開状態が検知された場合は、車両位置検出手段311により、車両の位置が検出され(ステップS402)、車両のドアの開状態が検知されなかった場合は、ステップS401に戻る。
【0038】
引き続き、通信装置位置検出手段322により、通信装置320の位置が検出される(ステップS403)。次いで、第2の通信手段321により、通信装置320の位置が送信され(ステップS404)、第1の通信手段315により、通信装置320の位置が受信される(ステップS405)。
【0039】
そして、距離比較手段312により、現在の車両位置から通信装置320までの距離と距離閾値とが比較される(ステップS406)。ここで、車両位置から通信装置320までの距離とは、例えば、両者間の直線距離をいい、両者の緯度データおよび経度データから算出することができる。また、距離閾値は、システムの利用者により任意の距離が設定されるようになっており、具体的には、車両を運転している者をシステムの利用者が視認できる距離、例えば、10m、20m等の距離に設定すればよい。
【0040】
前述のステップS406において、現在の車両位置から通信装置320までの距離が距離閾値以上の場合には、盗難発生判断手段314により、車両の盗難が発生したと判断され(ステップS407)、現在の車両位置から通信装置320までの距離が距離閾値未満の場合には、ステップS401に戻る。すなわち、上記距離が距離閾値以上の場合には、通信装置320を所持していない者が車両を運転しているとみなされるので、盗難発生判断手段314により、車両の盗難が発生したと判断される。一方、上記距離が距離閾値未満の場合には、通信装置320を所持しているシステムの利用者が車両を運転しているとみなされるので、ステップS401に戻る。
【0041】
引き続き、第1の通信手段315により、盗難の発生の情報が送信され(ステップS408)、第2の通信手段321により、盗難の発生の情報が受信される(ステップS409)。そして、盗難発生通知手段323により、盗難の発生が通知される(ステップS410)。
【0042】
なお、前述のステップS402が車両位置検出工程、ステップS403が通信装置位置検出工程、ステップS406が距離比較工程、ステップS410が盗難発生通知工程をそれぞれ構成している。
【0043】
また、ステップS402からステップS406までの工程をステップS401の工程と入れ替える構成としてもよい。
【0044】
また、前述のドア開閉検知手段313に代えて、車両の原動機の作動状態を検知する原動機作動状態検知手段を設け、車両の原動機が停止状態から作動状態になったときに、前述のステップS402の車両位置検出工程以降を実行するようにしてもよい。また、パーキングブレーキの解除を検知するパーキングブレーキセンサ、タイヤの回転を検知するタイヤ回転センサ、ステアリングの回転を検知するステアリング回転センサ等を設け、車両が移動しているとみなされたときに、前述のステップS402の車両位置検出工程以降を実行するようにしてもよい。
【0045】
以上のように、本実施の形態のカーセキュリティシステム300によれば、ドア開閉検知手段313によりドアの開状態が検知されたときに車両の移動の判断を行う構成としたので、車載装置310および通信装置320の通信によるバッテリの消費を抑えることができるとともに、システムの利用者による車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生をシステムの利用者に確実に通知することができる。
【0046】
(第3の実施の形態)
まず、本発明の第3の実施の形態のカーセキュリティシステムの構成について説明する。図5に示すように、本実施の形態のカーセキュリティシステム500は、車両に搭載する車載装置510と、車載装置510と通信する複数の通信装置520とを備え、車載装置510が、車両の位置を検出する車両位置検出手段511と、車両の位置データを記憶する位置データ記憶手段512と、車両から通信装置520までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段513と、車両の位置が移動したか否かを判断する車両移動判断手段514と、距離比較手段513の比較結果および車両移動判断手段514の判断結果に基づいて車両の盗難が発生したか否かを判断する盗難発生判断手段515と、複数の通信装置520と通信する第1の通信手段516とを備え、複数の通信装置520が、それぞれ、車載装置510と通信する第2の通信手段521と、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段522と、車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段523とを備えている。
【0047】
なお、図5においては、複数の通信装置520のうち、第1の通信装置520aの構成のみを図示し、第2の通信装置520bから第nの通信装置520nまでの構成図は省略している。
【0048】
前述の車両位置検出手段511は、例えば、GPSの電波を受信するGPS受信ユニットと、車両が旋回するときの角速度を検知する角速度センサと、車両の加速度を検知する加速度センサと、車両の速度を検知する車速センサ等を備えている。GPS受信ユニットは、車両の絶対的位置、すなわち、緯度、経度、および高度等を検出し、角速度センサ、加速度センサ、および車速センサ等は、車両の相対的位置を検出するようになっている。また、通信装置位置検出手段522は、前述の車両位置検出手段511と同様に、通信装置の位置を検出するようになっている。
【0049】
また、位置データ記憶手段512は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク等で構成され、車両位置検出手段511により検出された現在の車両位置データと過去の車両位置データとを記憶するようになっている。また、前述の距離比較手段513は、CPU、ROM、RAM等で構成され、距離閾値を記憶する記憶部を備えている。また、前述の第1の通信手段516および第2の通信手段521は、例えば、無線電話回線により無線通信を行うようになっている。また、盗難発生通知手段523は、例えば、スピーカ、液晶ディスプレイ等を備え、盗難の発生を音声メッセージ、文字情報、静止画像、動画像等で通知するようになっている。また、盗難発生通知手段523は、盗難の発生の通知とともに、車両の位置データを通知するようにしてもよい。
【0050】
なお、距離比較手段513、車両移動判断手段514、および盗難発生判断手段515の少なくとも1つを、複数の通信装置520のそれぞれに備える構成としてもよいし、車載装置510および複数の通信装置520の外部に備える構成としてもよい。
【0051】
次に、本実施の形態のカーセキュリティシステム500の動作について、図5および図6を参照して説明する。図6は、本実施の形態のカーセキュリティシステム500の各ステップのフローチャートである。図6に示すように、まず、車両位置検出手段511により、車両の位置が検出され(ステップS601)、位置データ記憶手段512により、車両の位置データが記憶される(ステップS602)。この車両の位置は、例えば、一定時間毎に検出されるとともに、検出された位置データは、時系列で位置データ記憶手段512に記憶される。
【0052】
引き続き、車両移動判断手段514により、車両の位置が移動したか否かが判断される(ステップS603)。ここで、車両の位置が移動したか否かの判断は、位置データ記憶手段512に記憶された現在の車両位置データと前回の車両位置データとが比較され、車両位置データが異なるときは、車両が移動したと判断される。なお、車両位置データの比較に距離閾値を用意し、現在および前回の車両位置データの差が距離閾値を超える場合を車両が移動したと判断してもよい。
【0053】
前述のステップS603において、車両の位置が移動したと判断された場合は、各通信装置位置検出手段522により、各通信装置520の位置が検出され(ステップS604)、車両の位置が移動したと判断されなかった場合は、ステップS601に戻る。次いで、各通信装置520の第2の通信手段521により、各通信装置520の位置が送信され(ステップS605)、第1の通信手段516により、各通信装置520の位置が受信される(ステップS606)。
【0054】
そして、距離比較手段513により、現在の車両位置からそれぞれの通信装置520までの距離と距離閾値とが比較される(ステップS607)。ここで、車両位置からそれぞれの通信装置520までの距離とは、例えば、両者間のそれぞれの直線距離をいい、両者の緯度データおよび経度データから算出することができる。また、距離閾値は、システムの利用者により任意の距離が設定されるようになっており、具体的には、車両を運転している者をシステムの利用者が視認できる距離、例えば、10m、20m等の距離に設定することができる。
【0055】
前述のステップS607において、現在の車両位置から複数の通信装置520までの距離が全て距離閾値以上の場合には、盗難発生判断手段515により、車両の盗難が発生したと判断され(ステップS608)、現在の車両位置から複数の通信装置520までの距離が一つでも距離閾値未満の場合には、ステップS601に戻る。すなわち、上記距離が全て距離閾値以上の場合には、通信装置520を所持していない者が車両を運転しているとみなされるので、盗難発生判断手段515により、車両の盗難が発生したと判断される。一方、上記距離が一つでも距離閾値未満の場合には、通信装置520を所持しているシステムの利用者が車両を運転しているとみなされるので、ステップS601に戻る。
【0056】
引き続き、第1の通信手段516により、盗難の発生の情報が送信され(ステップS609)、それぞれの第2の通信手段521により、盗難の発生の情報が受信される(ステップS610)。そして、それぞれの盗難発生通知手段523により、盗難の発生が通知される(ステップS611)。
【0057】
なお、前述のステップS601が車両位置検出工程、ステップS604が通信装置位置検出工程、ステップS607が距離比較工程、ステップS611が盗難発生通知工程をそれぞれ構成している。
【0058】
また、ステップS604からステップS607までの工程をステップS601からステップS603までの工程と入れ替える構成としてもよい。
【0059】
以上のように、本実施の形態のカーセキュリティシステム500によれば、複数の通信装置520の何れも所持していない者が車両を運転していることを判断できる構成としたので、複数のシステムの利用者がある場合でも、車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難の発生を複数のシステムの利用者に確実に通知することができる。
【0060】
(第4の実施の形態)
まず、本発明の第4の実施の形態のカーセキュリティシステムの構成について説明する。図7に示すように、本実施の形態のカーセキュリティシステム700は、車両に搭載する車載装置710と、車載装置710と通信する通信装置720とを備え、車載装置710が、車両の位置を検出する車両位置検出手段711と、車両の位置データを記憶する位置データ記憶手段712と、車両から通信装置720までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段713と、車両の位置が移動したか否かを判断する車両移動判断手段714と、距離比較手段713の比較結果および車両移動判断手段714の判断結果に基づいて車両の盗難が発生したか否かを判断する盗難発生判断手段715と、送信先のデータを記憶する送信先データ記憶手段716と、盗難発生の情報を送信する盗難発生情報送信手段717と、通信装置720と通信する第1の通信手段718とを備え、通信装置720が、車載装置710と通信する第2の通信手段721と、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段722と、車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段723とを備えている。
【0061】
前述の車両位置検出手段711は、例えば、GPSの電波を受信するGPS受信ユニットと、車両が旋回するときの角速度を検知する角速度センサと、車両の加速度を検知する加速度センサと、車両の速度を検知する車速センサ等を備えている。GPS受信ユニットは、車両の絶対的位置、すなわち、緯度、経度、および高度等を検出し、角速度センサ、加速度センサ、および車速センサ等は、車両の相対的位置を検出するようになっている。また、通信装置位置検出手段722は、前述の車両位置検出手段711と同様に、通信装置の位置を検出するようになっている。
【0062】
また、位置データ記憶手段712および送信先データ記憶手段716は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク等で構成されている。位置データ記憶手段712は、車両位置検出手段711により検出された現在の車両位置データと過去の車両位置データとを記憶するようになっている。また、送信先データ記憶手段716には、一般電話、携帯電話、ファクシミリ等の電話番号およびメールアドレス、携帯端末、パーソナルコンピュータ等のIPアドレス等が記憶されている。
【0063】
また、前述の距離比較手段713は、CPU、ROM、RAM等で構成され、距離閾値を記憶する記憶部を備えている。また、前述の第1の通信手段718、第2の通信手段721、および盗難発生情報送信手段717は、例えば、無線電話回線により無線通信を行うようになっている。また、盗難発生通知手段723は、例えば、スピーカ、液晶ディスプレイ等を備え、盗難の発生を音声メッセージ、文字情報、静止画像、動画像等で通知するようになっている。また、盗難発生通知手段723は、盗難の発生の通知とともに、車両の位置データを通知するようにしてもよい。
【0064】
なお、距離比較手段713、車両移動判断手段714、盗難発生判断手段715、送信先データ記憶手段716、および盗難発生情報送信手段717の少なくとも1つを、通信装置720に備える構成としてもよいし、車載装置710および通信装置720の外部に備える構成としてもよい。
【0065】
次に、本実施の形態のカーセキュリティシステム700の動作について、図7および図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態のカーセキュリティシステム700の各ステップのフローチャートである。図8に示すように、まず、車両位置検出手段711により、車両の位置が検出され(ステップS801)、位置データ記憶手段712により、車両の位置データが記憶される(ステップS802)。この車両の位置は、例えば、一定時間毎に検出されるとともに、検出された位置データは、時系列で位置データ記憶手段112に記憶される。
【0066】
引き続き、車両移動判断手段714により、車両の位置が移動したか否かが判断される(ステップS803)。ここで、車両の位置が移動したか否かの判断は、位置データ記憶手段712に記憶された現在の車両位置データと前回の車両位置データとが比較され、車両位置データが異なるときは、車両が移動したと判断される。なお、車両位置データの比較に距離閾値を用意し、現在および前回の車両位置データの差が距離閾値を超える場合を車両が移動したと判断してもよい。
【0067】
前述のステップS803において、車両の位置が移動したと判断された場合は、通信装置位置検出手段722により、通信装置720の位置が検出され(ステップS804)、車両の位置が移動したと判断されなかった場合は、ステップS801に戻る。次いで、第2の通信手段721により、通信装置720の位置が送信され(ステップS805)、第1の通信手段718により、通信装置720の位置が受信される(ステップS806)。
【0068】
そして、距離比較手段713により、現在の車両位置から通信装置720までの距離と距離閾値とが比較される(ステップS807)。ここで、車両位置から通信装置720までの距離とは、例えば、両者間の直線距離をいい、両者の緯度データおよび経度データから算出することができる。また、距離閾値は、システムの利用者により任意の距離が設定されるようになっており、具体的には、車両を運転している者をシステムの利用者が視認できる距離、例えば、10m、20m等の距離に設定することができる。
【0069】
前述のステップS807において、現在の車両位置から通信装置720までの距離が距離閾値以上の場合には、盗難発生判断手段715により、車両の盗難が発生したと判断され(ステップS808)、現在の車両位置から通信装置720までの距離が距離閾値未満の場合には、ステップS801に戻る。すなわち、上記距離が距離閾値以上の場合には、通信装置720を所持していない者が車両を運転しているとみなされるので、盗難発生判断手段715により、車両の盗難が発生したと判断される。一方、上記距離が距離閾値未満の場合には、通信装置720を所持しているシステムの利用者が車両を運転しているとみなされるので、ステップS801に戻る。
【0070】
引き続き、第1の通信手段718により、盗難の発生の情報が送信され(ステップS809)、第2の通信手段721により、盗難の発生の情報が受信される(ステップS810)。次いで、盗難発生通知手段723により、盗難の発生が通知される(ステップS811)。そして、盗難発生情報送信手段717により、送信先データ記憶手段716に記憶された送信先のデータが読み込まれ、例えば、一般電話、ファクシミリ、携帯端末等に、盗難発生の情報が送信される(ステップS812)。この盗難発生の情報とともに、現在の車両位置データを送信するようにしてもよい。
【0071】
なお、前述のステップS801が車両位置検出工程、ステップS804が通信装置位置検出工程、ステップS807が距離比較工程、ステップS808が盗難発生判断工程、ステップS811が盗難発生通知工程をそれぞれ構成している。
【0072】
また、ステップS804からステップS807までの工程をステップS801からステップS803までの工程と入れ替える構成としてもよい。
【0073】
以上のように、本実施の形態のカーセキュリティシステム700によれば、通信装置720を所持していない者が車両を運転していることを判断したときに、盗難発生情報送信手段717が、盗難発生の情報を指定された装置に送信する構成としたので、車載装置710と通信装置720とが通信できない場合でも、車両の盗難の発生を指定された装置に送信することができる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、システムの利用者による車両の監視状態の設定および解除が省略でき、車両の盗難が発生したことをシステムの利用者に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の第1の実施の形態のカーセキュリティシステムのブロック図
【図2】
本発明の第1の実施の形態のカーセキュリティシステムの各ステップのフローチャート
【図3】
本発明の第2の実施の形態のカーセキュリティシステムのブロック図
【図4】
本発明の第2の実施の形態のカーセキュリティシステムの各ステップのフローチャート
【図5】
本発明の第3の実施の形態のカーセキュリティシステムのブロック図
【図6】
本発明の第3の実施の形態のカーセキュリティシステムの各ステップのフローチャート
【図7】
本発明の第4の実施の形態のカーセキュリティシステムのブロック図
【図8】
本発明の第4の実施の形態のカーセキュリティシステムの各ステップのフローチャート
【図9】
従来のカーセキュリティシステムのブロック図
【符号の説明】
100、300、500、700 カーセキュリティシステム
110、310、510、710 車載装置
111、311、511、711 車両位置検出手段
112、512、712 位置データ記憶手段
113、312、513、713 距離比較手段
114、514、714 車両移動判断手段
115、314、515、715 盗難発生判断手段
116、315、516、718 第1の通信手段
120、320、520、720 通信装置
121、321、521、211 第2の通信手段
122、322、522、722 通信装置位置検出手段
123、323、523、723 盗難発生通知手段
313 ドア開閉検知手段
520a 第1の通信装置
520b 第2の通信装置
520n 第nの通信装置
522 通信装置位置検出手段
716 送信先データ記憶手段
717 盗難発生情報送信手段

Claims (6)

  1. 車両に搭載する車載装置と、前記車載装置と通信する通信装置と、前記車両から前記通信装置までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段とを有し、前記車載装置が、前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、前記通信装置と通信する第1の通信手段とを備え、前記通信装置が、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段と、前記車載装置と通信する第2の通信手段と、前記車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段とを備え、前記車両から前記通信装置までの前記距離が前記距離閾値を超えるとともに前記車両の前記位置が移動したときに、前記盗難発生通知手段が前記車両の盗難の発生を通知するようにしたことを特徴とするカーセキュリティシステム。
  2. 車両に搭載する車載装置と、前記車載装置と通信する通信装置と、前記車両から前記通信装置までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段とを有し、前記車載装置が、前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、前記車両のドアの開閉を検知するドア開閉検知手段と、前記通信装置と通信する第1の通信手段とを備え、前記通信装置が、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段と、前記車載装置と通信する第2の通信手段と、前記車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段とを備え、前記ドア開閉検知手段が前記車両のドアが開閉されたことを検知した場合に前記車両位置検出手段が前記車両の位置検出を行い、前記車両の前記位置が移動したと判断したときに、前記盗難発生通知手段が前記車両の盗難の発生を通知するようにしたことを特徴とするカーセキュリティシステム。
  3. 車両に搭載する車載装置と、前記車載装置と通信する通信装置と、前記車両から前記通信装置までの距離と距離閾値とを比較する距離比較手段とを有し、前記車載装置が、前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、前記車両の原動機の作動状態を検知する原動機作動状態検知手段と、前記通信装置と通信する第1の通信手段とを備え、前記通信装置が、自装置の位置を検出する通信装置位置検出手段と、前記車載装置と通信する第2の通信手段と、前記車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知手段とを備え、前記原動機作動状態検知手段が前記車両の原動機が作動したことを検知した場合に前記車両位置検出手段が前記車両の位置検出を行い、前記車両の前記位置が移動したと判断したときに、前記盗難発生通知手段が前記車両の盗難の発生を通知するようにしたことを特徴とするカーセキュリティシステム。
  4. 前記第1の通信手段が、複数の前記通信装置と通信し、前記距離比較手段が、前記車両から複数の前記通信装置までのそれぞれの前記距離と前記距離閾値とを比較するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のカーセキュリティシステム。
  5. 前記車載装置および前記通信装置の少なくとも一方が、前記車両の盗難発生の情報を送信する盗難発生情報送信手段を備え、前記盗難発生情報送信手段が、前記車両の盗難発生の情報を予め指定された装置に送信するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載のカーセキュリティシステム。
  6. 車両の位置を検出する車両位置検出工程と、通信装置の位置を検出する通信装置位置検出工程と、前記車両から前記通信装置までの距離と距離閾値とを比較する距離比較工程と、前記車両の盗難の発生を通知する盗難発生通知工程とを含み、前記車両から前記通信装置までの前記距離が前記距離閾値を超えるとともに前記車両の前記位置が移動したときに、前記盗難発生通知工程において前記車両の盗難の発生を通知することを特徴とする車両盗難通知方法。
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