JP2004089786A - 植物抽出物の抽出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低い製造費用で植物抽出物を抽出することが可能であり、更に経時的な安定性に優れると共に、透明又は着色の少ない植物抽出物を得ることができる、マイクロ波及び/又は超音波を使用した植物抽出物の抽出方法を提供することにある。
【解決手段】原料植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法とする。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は植物抽出物の抽出方法に係り、更に詳しくは、低い費用で抽出することが可能であり、経時的な安定性に優れ、透明又は着色の少ないマイクロ波及び/又は超音波を使用した植物抽出物の抽出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
人の健康維持や美容に効果があるといわれている成分を多く含んでいる植物抽出物は、従来より化粧料や皮膚外用剤等に広く使用されている。
植物抽出物を得る方法は、例えば、ハイドログリコール冷浸漬法、浸出法、煎出法、凍結粉砕法、細胞除去法、水蒸気蒸留法、有機溶媒での処理などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、冷浸漬法によって得られる抽出物は、抽出物自体が濃い色をしており、経時的に沈殿物が析出するなど抽出物の安定性に問題がある。煎出法は煎出のためのエネルギーコストがかかり、また、有機溶媒で抽出する方法では抽出装置が複雑となるなどそれぞれの抽出方法には問題がある。
【0004】
更に、化粧品業界において、植物抽出物は「天然の製品である」というイメージが求められるため、沈殿物のない安定した、透明又は着色の少ない製品が要求される。更に、適切な分析方法によって抽出物中の1又はそれ以上の活性物質の存在が証明されることが望まれている。そして、これら植物抽出物の原価を最大限に抑えることも要求されている。
しかし、前述したような従来の植物抽出物の抽出方法のどれもこれらの要求を完全に満たすことはできない。
【0005】
上述した抽出方法以外に欧州特許第0398798号で、マイクロ波による天然製品の抽出過程が記述されている。この特許の具体的な特徴は、抽出溶媒がマイクロ波に対して透明あるいは半透明であることであり、生物学的材料の内部と、外部媒体の間で発生する温度差に基づく主張である。すなわち、マイクロ波に対して透明な(それゆえ低温の)抽出溶媒と、外部溶媒への抽出物質の移行を促進する温度差について記述されている。
【0006】
また、マイクロ波照射の作用下で芳香性植物の水溶性部分を加熱することにより、脂肪又は油の基質中の芳香を抽出し、凝固させる製造方法と装置が、FR−A−2 694 300で知られている。
【0007】
しかしながら、この方法は精油の抽出、有機溶媒(ヘキサン、クロロホルムなど)に可溶の物質に適用されるが、局所使用に適さない有機溶媒を除去するために、蒸発、液体/液体抽出、析出あるいは他の方法によって、抽出された物質を精製しない限り、化粧品の使用には適さない。これらの実施は時々複雑で、抽出物の原価を上げることになる。
【0008】
本発明は、前記した問題点を全て解決するためになされたものであって、抽出物の安定性に優れ、透明又は着色の少ない、更にその抽出物の原価を抑えることのできる植物抽出物の抽出方法を創出しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の請求項1に係る発明は、原料植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法に関する。
請求項2に係る発明は、原料植物と抽出溶媒の混合液に超音波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法に関する。請求項3に係る発明は、原料植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波を照射した後に超音波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法に関する。
請求項4に係る発明は、前記マイクロ波の照射時間が10〜300秒、マイクロ波発生装置の出力が100〜2000ワット、照射周波数が2000〜3000MHzであることを特徴とする請求項1又は3に記載の植物抽出物の抽出方法に関する。
請求項5に係る発明は、前記超音波の照射時間が1〜60秒、及び超音波発生装置の出力が300〜1200ワット、照射周波数が10〜100kHzであることを特徴とする請求項2又は3に記載の植物抽出物の抽出方法に関する。
請求項6に係る発明は、前記抽出溶媒が水、多価アルコールの中から選択される1又は2種以上の溶媒であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法に関する。
請求項7に係る発明は、前記多価アルコールがグリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、任意の分子量のポリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ヘキシレングリコールのうちの1種以上であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法に関する。
請求項8に係る発明は、前記原料植物と前記抽出溶媒の割合が1:1〜1:20(重量/重量)であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る植物抽出物の抽出方法について説明する。
本発明に係る植物抽出物の抽出方法は、植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波又は超音波、あるいはマイクロ波と超音波を照射することにより、植物抽出物を得る方法である。
【0011】
本発明に係る植物抽出物を抽出する方法は、植物の任意の種類において使用可能であり、葉、茎、花蕾、根など植物の任意の部分あるいは全植物に適用することができる。
本発明において使用する植物は、生のまま、あるいは乾燥したものを使用しても良く、原料植物を適当な大きさに細かく砕いたり、すりつぶしたり、粉砕し粉末状として使用する。
【0012】
抽出溶媒としては、化粧料及び皮膚外用剤などに使用することができる溶媒であれば特に限定されないが、例えば、水、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、任意の分子量のポリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ヘキシレングリコール、及びペンタンジオール、ヘキサノール等の多価アルコール及びこれらの抽出溶媒の任意の混合液が例示できる。
抽出溶媒の原料植物に対する割合は特に限定されないが、1:1〜1:20(重量/重量)とする。前記配合比率より抽出溶媒が少ない場合、植物抽出物が該抽出溶媒中へ充分に溶出されないため好ましくなく、また、多い場合は該抽出溶媒中の植物抽出物の濃度が薄くなりすぎ、濃縮等の操作が必要となるため好ましくない。
【0013】
上記の割合で原料植物と抽出溶媒を混合し、その混合液にマイクロ波又は超音波、あるいはマイクロ波と超音波を照射する。
マイクロ波を照射する場合、照射の時間は特に限定されないが、10〜300秒、好ましくは30〜100秒とする。照射時間が10秒より短いと、植物抽出物を充分に溶出することができず、300秒より長く照射してもそれ以上の効果が望めないため好ましくない。また、マイクロ波発生装置の出力は、特に限定されないが、100〜2000ワットとし、マイクロ波の照射周波数は、特に限定されないが、2000〜3000MHzとする。
【0014】
超音波を照射する場合、照射の時間は特に限定されないが、1〜60秒、好ましくは2〜30秒とする。照射時間が1秒より短いと、植物抽出物を充分に溶出することができず、60秒より長く照射してもそれ以上の効果が望めないため好ましくない。また、超音波発生装置の出力は、特に限定されないが、300〜1200ワットとし、超音波の照射周波数は、特に限定されないが、10〜100kHzとする。
【0015】
また、マイクロ波、超音波の照射はそれぞれ単回で行い抽出物を得ることができるが、2回以上照射を繰り返して抽出することもできる。
更に、本発明において、マイクロ波と超音波を組み合わせて抽出することもできる。その場合は前記条件下でマイクロ波を照射した後に超音波を照射し植物抽出物を抽出すれば良い。この操作は単回で行ってもよく、2回以上照射を繰り返して抽出することもできる。
【0016】
原料植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波又は超音波、あるいはマイクロ波と超音波を照射した後、回収し濾過して植物抽出物を得る。
濾過の方法としては特に限定されないが、常法の濾過方法であれば良く、例えば、自然濾過、吸引濾過、加圧濾過等を例示することができる。
【0017】
上記の方法により、透明又は僅かに色のついた溶液であり、経時的に安定な植物抽出物を抽出することができる。
【0018】
本発明は、マイクロ波を吸収する化粧品用溶媒、すなわち、化粧料及び皮膚外用剤に使用することができる溶媒を使用して、マイクロ波又は超音波、あるいはマイクロ波と超音波の照射によって植物抽出物を得ることができ、それぞれの照射時間は短時間であるため、エネルギーコストの節約と生理活性成分の分解の抑制ができることを発見したことに基づいている。更に、照射条件を選択することで、抽出物に色がほとんど付くことがなく、また、濁りや沈殿がなく、そして定量できる量の生理活性成分(サポニン、フラボノイド、植物ステリンなど)を含んでいる。
【0019】
本発明の抽出方法により得られる抽出物は、化粧品の中で使用される任意の製薬の剤型で使用される。例えば、O/WやW/Oエマルジョン、ミルク、ローション、ゲル、クリ−ム、シャンプーやコンディショナー、石鹸及びヘアスプレーを例示することができる。
【0020】
また、本発明の抽出方法により得られる抽出物を、粉末状有機ポリマー、タルク、ベントナイト及び他のミネラルサポートに吸着されるリポソーム、カイロミクロン、マイクロ粒子、ミクロ粒子及びナノ粒子、及びマイクロカプセル、ミクロカプセル及びナノカプセルのような化粧品用基剤に混合することができる。
【0021】
更に、本発明に係る抽出方法により得られた抽出物は、化粧品に一般に使用される他の原料を配合した化粧料組成物、つまり抽出物及び/又は合成脂質、ゲル化し濃縮したポリマー、界面活性剤及び乳化剤、水可溶活性成分又は油可溶活性成分、他の植物からの抽出物、組織抽出物等と共に使用することができる。
【0022】
また、本発明に係る抽出方法により得られた抽出物を含む化粧料組成物は、全ての化粧料適用、即ち、皮膚、頭皮及び頭髪のケアあるいは予防、口腔及び歯科治療あるいは予防、抗老化及び日焼け防止、保湿及び滑らか効果のために使用することができる。
【0023】
以下、実施例を記載することにより、この発明の効果をより明確なものとする。
【0024】
【実施例】
(実施例1)
メリッサ(Melissa officinalis L.)の地上部分である花と茎を細かく粉砕した。
原料植物20gに対し、抽出溶媒80gの割合で、前記粉砕した植物を90/10(重量/重量)グリセリン/水混合液に混合した。その後すぐに、この混合液を、予め準備しておいたマイクロ波発生装置に囲まれたエンドレススクリューを備えたガラスチューブから成る装置の中で照射した。出力1500ワット、照射周波数2450MHzの条件下で30秒間照射した。照射は、チューブを通り抜け、マイクロ波照射ヘッド(好ましくは4〜6個)の各々の前を通る混合液上に連続的に行った。チューブから出るとすぐに、混合液を回収した。次に、植物を常法の濾過手段によって分離した。
抽出物を植物/抽出溶媒比率を1/10にするために、希望の最終比率となるように水又はグリセリンを加えることにより標準化した。
【0025】
(実施例2)
実施例2として、実施例1においてマイクロ波の代わりに超音波を使用して抽出した。照射条件として、出力600ワット、照射周波数50kHzで5秒間照射した。
【0026】
(実施例3)
実施例3として、実施例1においてマイクロ波を照射した後、超音波を照射した。超音波は出力300ワット、照射周波数30kHzの条件下で3秒間照射した。
【0027】
【比較例】
(比較例)
比較例として煎出法により植物抽出物を抽出した。
実施例で粉砕したメリッサ(Melissa officinalis L.)10gを、90/10(重量/重量)グリセリン/水の90gに混合し、その混合液を80℃で1時間加熱した。その後、濾過し、最初の透明な抽出物を得た。
【0028】
【試験例】
(試験例1)
メリッサ(Melissa officinalis L.)の活性成分であるロスマリン酸を、UV分光法及び定量薄層クロマトグラフィーによって測定した。
【0029】
(試験例2)
抽出物の液の色をミノルタの色度計で測定した。
【0030】
試験例1の測定で、煎出によって得られた抽出物は本発明の抽出方法によって得られた抽出物の半分のロスマリン酸を含んでいた。煎出によって得られた抽出物は2日後に濁った。しかし、本発明によって得られた抽出物は3週後に透明なままであった。
【0031】
試験例2の測定では、従来の抽出物の色は本発明の抽出方法を使用して得られたそれよりも5倍の濃さであった。
【0032】
本発明に係る植物抽出物の抽出方法における短い操作時間(1分間照射)及び低いエネルギー・コスト(8kW)は、この抽出過程をさらに魅力的にする。
【0033】
本発明のマイクロ波又は超音波、あるいはマイクロ波と超音波を使用する植物抽出物の抽出方法は、マイクロ波に不透明な媒体、又は植物に含有されている水より多くのマイクロ波を吸収する媒体中の植物に適用することができる。結果は、活性成分含有量がより多い色の少ない抽出物となり、より安定に、低い製造費用で得られる。したがって、化粧品業界の要求事項は実際に満たされる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明のうち請求項1に係る発明は、原料植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法であり、請求項2に係る発明は、原料植物と抽出溶媒の混合液に超音波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法であり、請求項3に係る発明は、原料植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波を照射した後に超音波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法であり、経時的に安定である透明又は着色の少ない植物抽出物を抽出することができる。
【0035】
また、請求項4に係る発明は、前記マイクロ波の照射時間が10〜300秒、マイクロ波発生装置の出力が100〜2000ワット、照射周波数が2000〜3000MHzであることを特徴とする請求項1又は3に記載の植物抽出物の抽出方法であり、請求項5に係る発明は、前記超音波の照射時間が1〜60秒、及び超音波発生装置の出力が300〜1200ワット、照射周波数が10〜100kHzであることを特徴とする請求項2又は3に記載の植物抽出物の抽出方法であるので、マイクロ波及び/又は超音波の照射時間が短時間であるため、低い製造費用で抽出することが可能であり、抽出物の原価を抑えることができる。
【0036】
請求項6に係る発明は、前記抽出溶媒が水、多価アルコールの中から選択される1又は2種以上の溶媒であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法であり、請求項7に係る発明は、前記多価アルコールがグリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、任意の分子量のポリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ヘキシレングリコールのうちの1種以上であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法であるので、抽出物を精製することなく化粧料や皮膚外用剤に好適に使用することができる。
【0037】
請求項8に係る発明は、前記原料植物と前記抽出溶媒の割合が1:1〜1:20(重量/重量)であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法であるので、マイクロ波及び/又は超音波が混合液中の原料植物に十分に照射され、効率よく抽出物を得ることができる。

Claims (8)

  1. 原料植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法。
  2. 原料植物と抽出溶媒の混合液に超音波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法。
  3. 原料植物と抽出溶媒の混合液にマイクロ波を照射した後に超音波を照射し、該原料植物から抽出物を抽出することを特徴とする植物抽出物の抽出方法。
  4. 前記マイクロ波の照射時間が10〜300秒、マイクロ波発生装置の出力が100〜2000ワット、照射周波数が2000〜3000MHzであることを特徴とする請求項1又は3に記載の植物抽出物の抽出方法。
  5. 前記超音波の照射時間が1〜60秒、及び超音波発生装置の出力が300〜1200ワット、照射周波数が10〜100kHzであることを特徴とする請求項2又は3に記載の植物抽出物の抽出方法。
  6. 前記抽出溶媒が水、多価アルコールの中から選択される1又は2種以上の溶媒であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法。
  7. 前記多価アルコールがグリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、任意の分子量のポリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ヘキシレングリコールのうちの1種以上であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法。
  8. 前記原料植物と前記抽出溶媒の割合が1:1〜1:20(重量/重量)であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の植物抽出物の抽出方法。
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