JP2004086766A - 中断ジョブ再開方法、画像形成システム - Google Patents

中断ジョブ再開方法、画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】多数の保留ジョブの中から容易に所望のジョブを選択再開でき、保留ジョブが存在するという注意を適切に喚起して容易に中断ジョブの保留状況を把握でき、更には各ユーザが適切なアクセス制御の下で中断ジョブを操作可能とし、安心して多数のジョブを保留できる。
【解決手段】複数の画像形成装置で中断中のジョブに関する情報を同時に管理し、画像形成装置を利用するユーザを特定するためのログイン処理を行い、そのログイン処理が終了した後、中断中のジョブに関する情報に基づいて中断中のジョブを表示させ、表示された中断中のジョブから選択されたジョブを再開させる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の画像形成装置を含む画像形成システムにおける任意の画像形成装置で中断中のジョブを再開させる中断ジョブ再開方法、画像形成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば割り込みコピーのような少なくとも限定された機能に関して実行中のジョブを一時中断した後に、再開できる画像形成装置が開発され提供されている。
【0003】
また、ジョブの中断と再開に係る印刷情報を移動可能な媒体に保存することで、ある装置で中断したジョブを別の装置で再開できる画像形成装置が提案されている。この画像形成装置からなるシステムでは、ジョブの中断と再開に係る印刷情報を移動可能な記憶媒体を介して転送するため、ユーザが物理的な記憶媒体を持ち運ぶ移動が中断中ジョブの移動にちょうど対応するという、ユーザにとって分かり易く確実な操作モデルを提供している。この明快な操作モデルによれば、ある時点で複数のユーザがそれぞれジョブを中断していたとしても、再開のために装置を操作するユーザのジョブを確実に再開することができる。
【0004】
一方、オフィス、コンビニエンス・ストアなどの店舗などに設置され、多数のユーザが利用する画像形成装置は、複数のユーザによる共用を前提として設計されているが、エンジニアリングワークステーション等のコンピュータとは異なり、画像形成装置で実行されるジョブが帰属するユーザの各人を識別して制御に用いるユーザ管理機構はまったく備えていない場合が多く、たとえ備えていたとしても十分に活用されていなかった。
【0005】
例えば、コンビニエンス・ストアなどで利用される複写機においては、装置に接続された料金回収装置にコインなどの金銭を入金することによって装置の利用が可能となるように制御されている。しかし、このような複写機において、投入されるジョブに係るユーザを特定することは行われていなかった。
【0006】
また、例えばオフィス等で利用される複写機においては、部や課といった部門を識別するための部門コードと暗証番号等を入力する機構や、或いは磁気カードやICカードなどのカードから部門を識別するための情報を読み取る機構を備え、利用者が所属する部門を認証した後に装置の利用が可能となるように制御されている。しかし、このような複写機において、投入されたジョブに係るユーザの所属部門を特定しても、特定された部門情報は部門毎の装置の使用量をカウントする統計処理や使用料金の会計処理、或いは部門毎に予め設定された所定の使用制限を超えないための利用制限処理に用いられているだけだった。また、同様に、ビジネスホテルなどで複数の顧客によって共用される複写機やプリンタ、ファクスなどにおいても、ジョブに係るユーザの部屋番号を特定しても、特定された部屋情報は装置の利用に対する課金をチェックアウト時の部屋ごとの請求に含めて会計処理するために用いられているだけだった。
【0007】
更に、例えばオフィス等で利用されるプリンタにおいては、エンジニアリングワークステーションやパーソナルコンピュータ等のコンピュータと組み合わせて用いられることが一般的であったため、コンピュータからプリンタに対してプリントジョブを投入する際に、コンピュータのユーザ管理機構におけるユーザ識別情報をジョブの付加情報として受け取るプリンタが提案されている。このようなプリンタでは、受け取ったユーザ情報を複数のジョブの印字出力用紙束を区切るためのバナーページに印字し、ユーザが自ら投入したジョブの印字結果を回収し易くするために用いられる場合があった。
【0008】
また、ジョブの投入時点では印字出力用紙の排出を行わず、後にユーザがプリンタに対してユーザ識別情報とパスワードを入力した時点で始めて印字出力用紙の排出を行うように制御するセキュアドプリント機能において、ジョブと共に受け取ったユーザ情報を用いる場合があった。
【0009】
或いは、複数のプリントジョブをスプールして各ジョブのスケジューリングを可能とするプリントサーバにおいて、プリントキュー(待ち行列)に登録されたプリントジョブのそれぞれについて中断、再開、キャンセル、優先度変更の操作を許す場合は、ユーザ自身が投入したジョブだけに対して操作権限を与え、他のユーザが投入したジョブに対する操作を禁ずるために、プリントサーバがジョブと共に受け取ったユーザ情報を用いる場合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像形成装置及び複数の画像形成装置で構成される画像形成システムでは、以下に述べるような問題があった。
【0011】
複数の装置間に跨ってジョブの中断と再開を可能とする分散システムにおいては、むしろ多くのジョブを保留にしてこそ分散システムの利便性を享受することができる。しかし、これらの利便性の追求は結果として保留中のジョブ数の増大を招くことになる。
【0012】
上記従来の複数のユーザによる共用を前提として設計された画像形成装置は、実行されるジョブが帰属する各ユーザを識別して制御に用いるユーザ管理機構はまったく備えていないか、たとえ備えていても十分に活用していなかったため、中断したジョブを再開する際に、ユーザは他者が中断中のジョブの中から自分に関係するジョブを選び出さなければならず、操作が煩雑になりがちだった。即ち、他者の保留ジョブに煩わされる問題があった。
【0013】
また、自らが保留中のジョブを他者に不適切に操作される心配もあった。
【0014】
また、ユーザが保留中のジョブの存在を忘れてしまっては困るので、システムが自動的に注意を喚起してほしいところであるが、ユーザがあえて保留しているジョブに関してあまり頻繁に注意を喚起されるのはかえって煩雑である。
【0015】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、多数の保留ジョブの中から容易に所望のジョブを選択再開でき、保留ジョブが存在するという注意を適切に喚起して容易に中断ジョブの保留状況を把握でき、更には各ユーザが適切なアクセス制御の下で中断ジョブを操作可能とし、安心して多数のジョブを保留できることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は複数の画像形成装置を含む画像形成システムにおける任意の画像形成装置で中断中のジョブを再開させる中断ジョブ再開方法であって、画像形成装置で中断中のジョブに関する情報を管理する管理工程と、画像形成装置を利用するユーザを特定するためのログイン処理を行うログイン処理工程と、前記ログイン処理が終了した後、前記中断中のジョブに関する情報に基づいて中断中のジョブを表示させる中断ジョブ表示工程と、表示された中断中のジョブから選択されたジョブを再開させる中断ジョブ再開工程とを有することを特徴とする。
【0017】
また、上記目的を達成するために、本発明は複数の画像形成装置で構成され、任意の画像形成装置で中断中のジョブを再開可能な画像形成システムであって、画像形成装置で中断中のジョブに関する情報を管理する管理手段と、画像形成装置を利用するユーザを特定するためのログイン処理を行うログイン処理手段と、前記ログイン処理が終了した後、前記中断中のジョブに関する情報に基づいて中断中のジョブを表示させる中断ジョブ表示手段と、表示された中断中のジョブから選択されたジョブを再開させる中断ジョブ再開手段とを有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
まず、本発明に係る中断ジョブ再開方法を適用する複数の画像形成装置で構成される画像形成システムの構成と、各画像形成装置の構成及び動作について説明する。
【0020】
図1は、実施形態による画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置110は、画像入力デバイスであるスキャナ部113、画像出力デバイスであるプリンタ部114、制御ユニット(Control Unit)111、ユーザインターフェースである操作部112を有する。スキャナ部113、プリンタ部114、操作部112はそれぞれ、制御ユニット111に接続され、制御ユニット111からの命令によって制御されている。また、制御ユニット111は、ローカルエリアネットワーク(LAN)100などのネットワーク伝送手段に接続されている。
【0021】
また、LAN100には、画像形成装置110と同様な機器構成を有する他の画像形成装置120、130も接続されている。そして、画像形成装置120は、スキャナ部123、プリンタ部124、操作部122を有し、それぞれが制御ユニット121に接続され、制御されている。画像形成装置130は、スキャナ部133、プリンタ部134、操作部132を有し、それぞれが制御ユニット131に接続され、制御されている。
【0022】
また、ホストコンピュータ101は、LAN100等のネットワーク伝送手段に接続されている。このホストコンピュータ101は、後述するように、Webブラウザを備え、画像形成装置から受信したHTMLファイルに基づいて、画像形成装置のステータスなどを表示する。
【0023】
図2は、画像形成装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。図2において、201はユーザインターフェース(以下、「UI」)モジュールであり、オペレータが画像形成装置に対する各種操作又は設定を行う際に、機器とユーザ操作との仲介を行うモジュールである。このモジュールは、オペレータの操作に従い、後述する各種モジュールに入力情報を転送して処理の依頼、或いはデータの設定等を行う。
【0024】
202はアドレスブック(Address−Book)モジュール、即ちデータの送付先、通信先等を管理するデータベースモジュールである。アドレスブックモジュール202が管理するデータは、UIモジュール201からの操作により、データの追加、削除、取得が行われる。また、アドレスブックモジュール202は、オペレータの操作により後述する各モジュールにデータの送付、通信先情報を与える。
【0025】
203はWebサーバモジュール(Web−Serverモジュール)であり、Webクライアント(例えば、ホストコンピュータ101)からの要求により、画像形成装置の管理情報を通知する。この管理情報は、後述する統合送信部(Universal−Send)モジュール204、後述するリモートコピースキャン(Remote−Copy−Scan)モジュール209、後述するリモートコピープリント(Remote−Copy−Print)モジュール210、後述する制御API(Control−API)モジュール218を介して取得され、後述するHTTPモジュール212、TCP/IP通信モジュール216、ネットワークドライバ(Network−Driver)217を介してWebクライアントに通知される。
【0026】
204は統合送信部(Universal−Send)モジュール、即ちデータの配信を司るモジュールである。このモジュールはUIモジュール201を介してオペレータによって指示されたデータを、同様にして指示された通信(出力)先に配布する。また、オペレータにより、本機器のスキャナ機能を使用して配布データの生成が指示された場合は、後述する制御APIモジュール218を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
【0027】
205は統合送信部モジュール204内のプリンタモジュールであり、出力先にプリンタが指定された際に実行される。206は統合送信部モジュール204内のE−mailモジュールであり、通信先にE−mailアドレスが指定された際に実行される。207は統合送信部モジュール204内のデータベースモジュールであり、出力先にデータベースが指定された際に実行される。208は統合送信部モジュール204内のDPモジュールであり、出力先に本機器と同様の画像形成装置が指定された際に実行される。
【0028】
209はリモートコピースキャン(Remote−Copy−Scan)モジュールである。このモジュールは、画像形成装置のスキャナ機能を使用して画像情報を読み取り、読み取った画像情報をネットワーク等で接続された他の画像形成装置に出力することにより、画像形成装置単体で実現しているコピー機能を他の画像形成装置を使って行うモジュールである。
【0029】
210はリモートコピープリント(Remote−Copy−Print)モジュールである。このモジュールは、ネットワーク等で接続された他の画像形成装置で得られた画像情報を、本画像形成装置のプリンタ機能を使用して出力することにより、画像形成装置単体で実現しているコピー機能を他の画像形成装置を使って行うモジュールである。
【0030】
211はWebプルプリント(Web−Pull−Print)モジュールである。このモジュールは、インターネット又はイントラネット上の各種ホームページの情報を読み込んで、印刷するモジュールである。
【0031】
212はHTTPモジュールである。このモジュールは、画像形成装置がHTTPによる通信を行う際に使用され、後述するTCP/IP通信モジュール216を使ってWebサーバモジュール203やWebプルプリントモジュール211に通信機能を提供する。
【0032】
213はlprモジュールである。このモジュールは、後述するTCP/IP通信モジュール216を使って統合送信部モジュール204内のプリンタモジュール205に通信機能を提供するものである。
【0033】
214はSMTPモジュールである。このモジュールは、後述するTCP/IP通信モジュール216を使って統合送信部モジュール204内のE−mailモジュール206に通信機能を提供する。
【0034】
215はSLM(Salutation−Manager)モジュールである。このモジュールは、後述のTCP/IP通信モジュール216を使って統合送信部204内のデータベースモジュール207、DPモジュール208及びリモートコピースキャンモジュール209、リモートコピープリントモジュール210に通信機能を提供する。
【0035】
216はTCP/IP通信モジュールである。このモジュールは、後述するネットワークドライバ217を用いて上述した各種モジュールにネットワーク通信機能を提供する。217はネットワークドライバであり、ネットワークに物理的に接続される部分を制御するものである。
【0036】
218は制御APIである。これは、統合送信部モジュール204等の上流モジュールに、後述するジョブマネージャモジュール(Job−Manager)219等の下流モジュールに対するインターフェースを提供するものである。これにより、上流及び下流のモジュール間の依存関係が軽減され、それぞれの流用性を高めることができる。
【0037】
219はジョブマネージャモジュールである。このモジュールは、上述の各種モジュールから制御API218を介して指示される様々な処理を解釈し、後述する各モジュール(220、224、226)に指示を与えるものである。また、ジョブマネージャモジュール219は、画像形成装置内で実行されるハード的な処理を一元管理するものである。
【0038】
220はコーデックマネージャ(CODEC−Manager)モジュールである。このモジュールは、ジョブマネージャモジュール219が指示する処理の中で、データの各種圧縮・伸長を管理・制御するものである。
【0039】
221はFBEエンコーダモジュール(FBE−Encoder)である。このモジュールは、ジョブマネージャモジュール219や後述するスキャンマネージャ(Scan−Manager)モジュール224によって実行されたスキャン処理によって読み込まれたデータを、FBEフォーマットを用いて圧縮するものである。
【0040】
222はJPEGコーデックモジュール(JPEG−CODEC)である。このモジュールは、ジョブマネージャモジュール219やスキャンマネージャモジュール224によって実行されたスキャン処理或いはプリントマネージャ(Print−Manager)モジュール226によって実行された印刷処理において、読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行うものである。
【0041】
223はMMRコーデック(MMR−CODEC)モジュールである。このモジュールは、ジョブマネージャモジュール219やスキャンマネージャモジュール224によって実行されたスキャン処理或いはプリントマネージャモジュール226によって実行された印刷処理において、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行うものである。
【0042】
224はスキャンマネージャ(Scan−Manager)モジュールである。このモジュールは、ジョブマネージャモジュール219が指示するスキャン処理を管理・制御するものである。225はSCSIドライバであり、スキャンマネージャモジュール224と画像形成装置に内部的に接続しているスキャナ部との間の通信を取り持つものである。
【0043】
226はプリントマネージャ(Print−Manager)モジュールである。このモジュールは、ジョブマネージャモジュール219が指示する印刷処理を管理・制御するものである。227はエンジンインターフェース(Engine−I/F)モジュールである。このモジュールは、プリントマネージャモジュール226と印刷部との間のインターフェースを提供する。
【0044】
228はパラレルポートドライバであり、Webプルプリントモジュール211がパラレルポートを介して不図示の出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供する。
【0045】
図3は、画像形成装置の詳細な構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御ユニット111は、画像入力デバイスであるスキャナ113や画像出力デバイスであるプリンタ114と接続し、一方ではLANや公衆回線(WAN)と接続することにより、画像情報やデバイス情報の入出力を行うコントローラである。
【0046】
制御ユニット111において、CPU301はシステム全体を制御するコントローラである。RAM302はCPU301が動作するために使用するシステムワークメモリである。尚、RAM302は画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM303はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD304はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データを格納する。
【0047】
操作部I/F306は操作部(UI)112との間のインターフェースを司り、操作部112に表示する画像データを操作部112に対して出力する。また、使用者が操作部112を介して入力した情報を、CPU301に伝える役割を果たす。
【0048】
ネットワーク(Network)インターフェース308はLAN100との接続を司り、LAN100に対して情報の入出力を行う。モデム(MODEM)309は、公衆回線との接続を司り、公衆回線に対して情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス307上に配置される。
【0049】
イメージバスインターフェース(Image Bus I/F)305は、システムバス307と画像データを高速で転送する画像バス310とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス310は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。
【0050】
画像バス310には次のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)311は、ネットワークから送信されたPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部312は、画像入出力デバイスであるスキャナ113やプリンタ114と制御ユニット111とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
【0051】
スキャナ画像処理部313は、入力画像データに対して補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部314は、プリント出力画像データに対してプリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部315は画像データの回転を行う。画像圧縮部316は、多値画像データに対してはJPEG圧縮伸張処理を行い、2値画像データに対してはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
【0052】
図4は、本実施形態における画像形成装置の外観を示す図である。図4に示す画像入力デバイスであるスキャナ113は、原稿上の画像をCCDラインセンサ(図示せず)で走査することにより画像を光学的に読み取り、ラスターイメージデータを生成して出力する。使用者が原稿を原稿フィーダ405のトレイ406にセットし、操作部112において読み取りの起動を指示すると、コントローラCPU301がスキャナ113に指示を与え、フィーダ405は原稿を1枚ずつフィードし、スキャナ113が原稿上の画像の読み取り動作を行う。
【0053】
また、画像出力デバイスであるプリンタ114は、ラスターイメージデータを用紙上に印刷する部分である。その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。尚、プリント動作は、コントローラCPU301からの指示によって起動される。
【0054】
また、プリンタ114は、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それぞれに対応した用紙カセット401、402、403がある。そして、排紙トレイ404は、印字し終わった用紙を受けるものである。
【0055】
図5は、図4に示す操作部112の構成を示す図である。図5に示すように、LCD表示部501にはLCD上にタッチパネルシート502が貼られており、システムの操作画面及びソフトキーが表示されると共に、表示されたキーが押下されると、その押下された位置を示す位置情報がコントローラCPU301へと伝えられる。
【0056】
図5に示すスタートキー505は、原稿画像の読み取り動作を開始する場合等に用いられる。このスタートキー505の中央部には、緑と赤の2色LED表示部506があり、その色によってスタートキー505が使える状態にあるか否かを示している。また、ストップキー503は稼働中の動作を止める働きをする。そして、IDキー507は使用者のユーザIDを入力するときに用いられ、またリセットキー504は操作部からの設定を初期化するときに用いられる。
【0057】
図6は、図3に示した画像形成装置の操作部の詳細な構成を示すブロック図である。上述したように、操作部112は、操作部I/F306を介してシステムバス307に接続される。このシステムバス307には、CPU301、RAM302、ROM303、HDD304が接続されている。このCPU301は、ROM303とHDD304に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス307に接続される各種デバイスとのアクセスを総括的に制御する。また、CPU301は、デバイスI/F312を介して接続されるスキャナ113から入力情報を読み込み、デバイスI/F312を介して接続されるプリンタ114に出力情報としての画像信号を出力する。また、RAM302はCPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0058】
図6において、タッチパネル502や各種ハードキー503、504、505、507からのユーザ入力は、入力ポート601を介してCPU301に渡される。CPU301は、そのユーザ入力の内容と制御プログラムとに基づいて表示画面データを生成し、画面出力デバイスを制御する出力ポート602を介して、LCD表示部501に表示画面を出力する。また、CPU301は必要に応じてLED表示506を制御する。
【0059】
次に、画像形成装置において、稼働中のジョブを中断し、中断されたジョブを再開可能とするようにジョブ制御データとジョブデータを記憶する方法について説明する。
【0060】
図7は、実施形態におけるジョブ制御データ及びジョブデータの例を示す図である。図7に示すように、ジョブ制御データには、ジョブ種別、ジョブの所有者であるユーザ、ジョブ設定情報、スキャン済みページ数、プリント済みページ数、受信済みページ数、送信済みページ数、ジョブの開始日時、中断日時、ジョブ再開に必要な権限、ジョブ削除に必要な権限、ジョブリスト表示に必要な権限などが含まれる。上述のジョブ設定情報は、例えばコピージョブの場合、部数設定、両面設定、倍率設定、濃度設定、ソート設定を含む。また、ジョブの中断時に画像形成装置がジョブ再開のために利用可能な処理データを保持している場合、この処理データをジョブデータとして記憶し、対応するジョブデータを特定するための参照情報をジョブ制御データ中に記憶する。ここで、ジョブデータには、例えばコピージョブにおけるスキャン済みで、かつ、未だプリントが完了していない原稿画像データや、プリントジョブ、蓄積プリントジョブにおけるプリント完了していないPDLデータや中間処理済みの中間データ、レンダリング済みの画像データ、及び送信ジョブにおける未送信の送信データなどがある。
【0061】
そして、ジョブ実行中にストップキー503が押下されると、稼働中のジョブを中断し、ジョブ制御データとジョブデータを再開可能な形式で記憶する。
【0062】
次に、実行中に中断されたジョブを任意の画像形成装置で再開可能とするために、複数の画像形成装置間でジョブに関する情報を共有するシステムの機能的な構成について説明する。
【0063】
図8は、複数の画像形成装置間でジョブに関する情報を共有する際のシステム構成を示す図である。まず、図8に示す(A)は画像形成装置が提供するNFSサーバ機能によって中断ジョブに関する情報を共有する例を示す図である。尚、画像形成装置110はCPU301が実行するプログラムによって公知のNFSサーバ機能を提供するものとする。即ち、画像形成装置110のHDD304内に存在するファイルシステムをネットワークインターフェース308を介して他の画像形成装置からマウント可能な仮想的なファイルシステムとして公開する。画像形成装置120及び画像形成装置130は、CPUが実行するプログラムによって公知のNFSクライアント機能を実現し、画像形成装置110が公開したファイルシステムをNFSマウントすることによって自身のHDD内のファイルシステムと同様にアクセス可能としている。そして、NFSによって各画像形成装置が共有するファイルシステム中にはジョブ制御データとジョブデータを格納する。
【0064】
図8に示す(B)は、各画像形成装置から到達可能なネットワーク接続された専用NFSサーバマシンによって中断ジョブに関する情報を共有する例を示す図である。即ち、各画像形成装置は専用のNFSサーバマシンが公開するファイルシステムをNFSマウントすることにより、ジョブ制御データとジョブデータを共有する。
【0065】
図8に示す(C)は、複数の画像形成装置間のミラーリングにより中断ジョブに関する情報を共有する例を示す図である。即ち、画像形成装置110、120、130は各々の装置においてジョブが中断されると装置自身のHDD304にジョブ制御データとジョブデータを再開可能な形式で記憶し、ネットワーク経由で到達可能な他の画像形成装置のHDDに中断したジョブのジョブ制御データとジョブデータをコピーする。即ち、各画像形成装置が互いにコピーしあうことにより、中断中のジョブに関するジョブ制御データとジョブデータの共通のコピーを格納する。
【0066】
尚、一般にジョブデータの容量は大きくなることが予想されるため、複数の画像形成装置間でジョブ制御データのみをミラーリングし、ジョブデータはジョブを中断した画像形成装置のみ記憶するように構成しても良い。この場合、ミラーリングされるジョブ制御データに含まれるジョブデータを特定するための参照情報は、そのジョブデータの実体を記憶している装置を特定するための情報を含むURLなどになる。そして、その後、ジョブの再開時に、ジョブ再開を行う画像形成装置が、必要に応じて参照情報から特定されるジョブデータを取得して利用することになる。
【0067】
このようにして、複数の画像形成装置が中断中のジョブのジョブ制御データ(及び必要に応じてジョブデータ)を共有することにより、任意の装置で中断したジョブを任意の装置で再開することが可能となる。
【0068】
ここで、詳細は後述する中断したジョブを再開する中断ジョブ再開処理を含む、コピージョブ処理、ボックスジョブ処理、送信ジョブ処理などのジョブ処理について説明する。
【0069】
図9は、ジョブ処理においてLCD表示画面501に表示される標準的な操作画面を示す図である。図9において、上部に位置する「コピー」901、「送信」902、「ボックス」903は画像形成装置の持つ複数の機能種別を選択するためのボタンである。まず、コピー機能はスキャナ113でスキャンし読み取った原稿画像データをプリンタ114にプリントして原稿の複写物を得る。次に、送信機能はスキャナ113で読み取った原稿画像データやHDD304に蓄積されている画像データを各種出力先に送信する。出力先はネットワークインターフェース308経由で各種のプロトコルによって送信可能な各種の出力先、モデム309経由でファクシミリなどのプロトコルによって送信可能な各種の出力先の中から複数の出力先を選択して送信することができる。
【0070】
次に、ボックス機能は、HDD304に蓄積されている画像データやコードデータなどの文書ファイルを閲覧、編集、プリント、送信する機能である。また、HDD304に蓄積される文書ファイルは、スキャナ113によって読み取った原稿画像データ、ネットワークインターフェース308経由でダウンロードしたデータ、ネットワークインターフェース308経由で他の装置から受信したプリントデータを蓄積したデータ、モデム309経由で他の装置から受信したファクシミリデータなどを含む。即ち、ボックス機能は、ユーザのオフィス環境において電子的なメールボックスとして利用できる。また、パスワードを入力するまで用紙へのプリント出力を遅延することによってPDLプリントジョブの守秘性を高めるセキュアドプリントとして利用することもできる。
【0071】
そして、上段右端の「再開」904は、中断ジョブ再開処理を起動するためのボタンである。尚、再開可能ジョブがひとつも存在しないときにはこのボタンを表示しないように制御しても良い。また、画面の以下の部分は現在選択されているコピー機能を操作するための操作画面の一例を示している。
【0072】
[第1の実施形態]
次に、ユーザがログインした際に、中断中のジョブリストを表示し、ユーザが中断したジョブの再開を選択すると中断ジョブ再開処理を行う第1の実施形態における動作について説明する。
【0073】
図10は、第1の実施形態における画像形成装置が定常状態のときに実行するメインループの手順を示すフローチャートである。まずステップS1001において、ログイン処理を行う(詳細は図12を用いて後述する)。次に、ステップS1002において、中断ジョブ再開処理を行う(詳細は図14を用いて後述する)。そして、ステップS1003において、装置に設定されている初期機能に従って標準待機画面を表示する。この初期機能として、例えばコピー機能が選択されている場合、LCD表示画面501に図9に示すような内容の表示を行う。次に、ステップS1004において、ジョブ処理を行い(詳細は図15を用いて後述する)、ステップS1005において、ログオフが選択されたか否かの判定を行う。ここで、ユーザがIDキー507を押下することによってログオフを選択し、真(T)と判定するとステップS1006へ進み、ログオフ処理を行い、ステップS1001に戻り、上述した一連の処理を繰り返す。また、ステップS1005において、偽(F)と判定するとステップS1003に戻り、一連の処理を繰り返す。
【0074】
図11は、ログイン処理においてLCD表示画面501に表示されるログイン画面の例を示す図である。図11に示すように、ログイン画面は、「ユーザ名」1101及び「パスワード」1102と名付けられた2つの入力フィールドを有する。ここで、ユーザがタッチパネル上の各入力フィールドに触れると、LCD表示画面501に不図示の仮想キーボードが表示され、各入力フィールドの値を入力できるように構成されている。そして、「ログイン」ボタン1103を押下すると入力フィールドの入力値が確定される。
【0075】
図12は、ログイン処理の手順を示すフローチャートである。まずステップS1201において、図11に示すログイン画面を表示する。そして、ステップS1202において、ユーザ名及びパスワードといったユーザ情報が入力されるのを待つ。次に、ステップS1203において、入力されたユーザ情報に基づき、ユーザの認証を行う。認証の拠り所は、ネットワークインターフェース308を介してNIS、LDAPなど公知のディレクトリサービスへの問い合わせを利用しても良いし、また同様に、公知の各種認証サーバへの問い合わせを行うことによってユーザ認証を行うように構成しても良い。
【0076】
このように構成した場合、分散システムを構成する複数の装置間で共通のユーザ管理を行うことが可能となる。一方、スタンドアロンで成立するマルチユーザ管理機構を採用する装置の場合、装置の不揮発性メモリ(HDD304など)に保持するパスワードファイルによって認証を行っても良い。
【0077】
次に、ステップS1204において、認証が成功したか否かを判定する。ここで、真(T)と判定すると一連のログイン処理を完了し、呼び出し元に復帰するが、偽(F)と判定するとステップS1201に戻り、一連の処理を繰り返す。尚、ログイン処理はユーザ名及びパスワードの入力による認証方法だけでなく、コントロールカードやICカードなどのIDカードの読み込みによる認証方法や指紋などの生態認証による認証方法を採用して構成しても良い。
【0078】
図13は、第1の実施形態による中断ジョブ再開処理でLCD表示画面501に表示される中断ジョブリストの画面例を示す図である。図示するように、中断ジョブリストの中心は一枚の表によって構成されている。この表の各行は現在のコンテクストにおいて再開可能なジョブのレコードを表示する。各レコードに相当する一行毎に、その各列には、ジョブ中断日時1301、ジョブ種別1302、ジョブの実行ユーザ1303、ジョブ名1304の各情報を表示する。
【0079】
ユーザが各行の表示されている矩形内に触れたことをタッチパネル502から選られる座標に基づき検出すると、ユーザが触れた行のレコードを反転表示する。この反転表示された行のレコードは選択されていることを示す。あるレコードが選択された状態で「再開」ボタン1305が押下されると、選択されたレコードに対応する中断中のジョブの再開処理を行う。また「閉じる」ボタン1306を押下すると中断ジョブリストの表示画面を閉じ、以前表示していた画面に復帰する。
【0080】
図14は、中断ジョブ再開処理の手順を示すフローチャートである。まずステップS1401において、図13に示したような中断ジョブリスト表示を行う。次に、ステップS1402において、中断ジョブの再開処理が選択されたか否かを判定する。ここで、表示画面の「再開」ボタン1305が押下されると、再開処理が選択されたものと判定する。即ち、真(T)と判定するとステップS1403へ進み、選択されたレコードに対応する中断ジョブのジョブ制御データとジョブデータをファイルシステムから読み出してジョブの再開を行う。尚、ジョブの再開は、読み出したジョブ制御データをジョブマネージャ219が管理するジョブのスケジューリング対象とすることによって達成される。次に、ステップS1404において、再開したジョブに関するジョブ制御データとジョブデータとを待避してあったファイルシステムから削除する。
【0081】
また、ステップS1402において、表示画面の「再開」ボタン1305が押下されなければステップS1405へ進み、リストからの中断ジョブ再開選択が完了したか否かを判定する。ここで、表示画面の「閉じる」ボタン1306が押下されると、再開選択が完了したものと判定する。即ち、真(T)と判定すると一連の中断ジョブ再開処理を完了し、呼び出し元の処理に復帰する。また、偽(F)と判定するとステップS1401に戻り、一連の処理を繰り返す。
【0082】
図15は、画像形成装置が行うジョブ処理の手順を示すフローチャートである。まずステップS1501において、コピー機能が選択されたか否かを判定する。ここで、図9に示す画面例の上段に表示されている「コピー」ボタン901が押下されるとコピー機能が選択されたものと判定する。即ち、真(T)と判定するとステップS1502へ進み、選択されたコピー機能のジョブ処理を行う。具体的には、図9に示す画面例のような操作画面を表示し、ユーザによって指示されたコピージョブの設定、起動、中断などを処理する。
【0083】
また、ステップS1501において、偽(F)と判定するとステップS1503へ進み、ボックス機能が選択されたか否かを判定する。ここで、図9に示す画面例の「ボックス」ボタン903が押下されると、ボックス機能が選択されたものと判定する。即ち、真(T)と判定するとステップS1504へ進み、選択されたボックス機能のジョブ処理を行う。具体的には、ユーザによって指示されたボックスジョブの設定、起動、中断などを処理する。
【0084】
また、ステップS1503において、偽(F)と判定するとステップS1505へ進み、送信機能が選択されたか否かを判定する。ここで、図9に示す画面例の「送信」ボタン902が押下されると、送信機能が選択されたものと判定する。即ち、真(T)と判定するとステップS1506へ進み、選択された送信機能のジョブ処理を行う。具体的には、ユーザによって指示された送信ジョブの設定、起動、中断などを処理する。
【0085】
また、ステップS1505において、偽(F)と判定するとステップS1507へ進み、中断ジョブ再開が選択されたか否かを判定する。ここで、図9に示す画面例の「再開」ボタン904が押下されると、中断ジョブ再開が選択されたものと判定する。即ち、真(T)と判定するとステップS1508へ進み、上述した図14に示す中断ジョブ再開処理を行う。また、偽(F)と判定すると、一連のジョブ処理を完了して呼び出し元の処理に復帰する。
【0086】
第1の実施形態によれば、ユーザのログインを契機として中断ジョブ再開処理の自動起動を行うため、ユーザは装置を利用するたびに自動的に中断中のジョブの一覧を閲覧することができ、常に保留中のジョブを把握することが容易となる。また、特にネットワーク経由で複数の装置が連携する分散システムにおいて、ジョブの中断と再開を複数の装置間に跨って可能とする機構と、複数の装置間で共通のユーザ管理を行う機構とを有効に組み合わせた分散システム構成が可能となる。
【0087】
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
【0088】
第1の実施形態では、ユーザが装置を利用するたびに自動的に中断ジョブ再開処理を起動しているが、第2の実施形態では当該ユーザに関連する再開可能ジョブが存在するときだけ、中断ジョブ再開処理を起動するものである。
【0089】
図16は、第2の実施形態における画像形成装置が定常状態のときに実行するメインループの手順を示すフローチャートである。まずステップS1601において、ログイン処理を行う。そして、ステップS1602において、このユーザが再開可能な中断ジョブが存在するか否かを判定する。ここで、中断ジョブが存在すれば、真(T)と判定してステップS1603へ進み、中断ジョブ再開処理を行う。また、偽(F)と判定するとステップS1604へ進む。
【0090】
次に、ステップS1604において、装置に設定されている初期機能に従って標準待機画面を表示する。この初期機能として、例えばコピー機能が選択されている場合、LCD表示画面501に図9に示すような表示を行う。そして、ステップS1605において、ジョブ処理を行い、ステップS1606では、ログオフが選択されたか否かの判定を行う。ここで、ユーザがIDキー507を押下することによってログオフを選択し、真(T)と判定するとステップS1607へ進み、ログオフ処理を行い、ステップ1601に戻り、上述した一連の処理を繰り返す。また、ステップS1606において、偽(F)と判定するとステップS1604に戻り、一連の処理を繰り返す。
【0091】
第2の実施形態によれば、中断中のジョブからログインしたユーザに関連する再開可能なジョブが存在するときだけ、ログイン直後に、中断ジョブ再開処理の自動起動を行うことにより、単に新規のジョブを実行したいユーザを煩わせるという弊害を低減することができる。
【0092】
[第3の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。
【0093】
第3の実施形態では、ログインしたユーザが中断したジョブだけを中断ジョブリストに表示するものである。
【0094】
図17は、第3の実施形態による中断ジョブ再開処理でLCD表示画面501に表示される中断ジョブリストの画面例を示す図である。図示するように、中断ジョブリストの中心は一枚の表によって構成されている。この表の各行は現在のコンテクストにおいて再開可能なジョブのレコードを表示する。
【0095】
図13に示す第1の実施形態と比較し、第2の実施形態の画面例では現在操作中のユーザによって実行された中断ジョブのレコードのみをフィルタリングして表示するものである。各レコードに相当する一行毎に、その各列には、ジョブ中断日時1701、ジョブ種別1702、ジョブ名1703の各情報を表示する。現在注目しているユーザが明らかであるため、この表ではユーザの列の表示を省略している。ここで、「すべて表示」ボタン1704を押下すれば、現在操作中の機能に関わらず図13と同様にすべての再開可能ジョブをリスト表示する。
【0096】
ユーザが各行の表示されている矩形内に触れたことをタッチパネル502から選られる座標に基づき検出すると、ユーザが触れた行のレコードを反転表示する。この反転表示された行のレコードは選択されていることを示す。あるレコードが選択された状態で「再開」ボタン1705が押下されると、選択されたレコードに対応する中断中のジョブの再開処理を行う。あるレコードが選択された状態で「削除」ボタン1706が押下されると、選択されたレコードに対応する中断中のジョブが削除される。また、「閉じる」ボタン1707が押下されると中断ジョブリストの表示画面を閉じ、以前表示していた画面に復帰する。
【0097】
第3の実施形態によれば、複合機能を有する画像形成装置の中断ジョブを再開する処理において、装置を操作中のユーザに関わる中断ジョブのみをリスト表示し、その中から再開ジョブの選択を促すことにより、ユーザは保留された多数のジョブの中から所望のジョブを簡便、かつ、容易に選び出し再開することができる。
【0098】
[第4の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第4の実施形態を詳細に説明する。
【0099】
第4の実施形態は、中断中のジョブを再開させるだけでなく、再開させることなく削除するような操作も可能とするものである。また、中断中のジョブに対するアクセス(再開、削除、リスト表示など)を制限することにより、管理された適切な権限の下で中断ジョブを操作可能とするものである。
【0100】
図18は、中断ジョブ操作処理の手順を示すフローチャートである。まずステップS1801において、ユーザ毎のアクセス制御の管理の下で図17に示したような中断ジョブリスト表示を行う。ユーザ毎にアクセス制御された中断ジョブリスト表示処理については後述する。次に、ステップS1802において、中断ジョブの再開処理が選択されたか否かを判定する。ここで、操作画面の「再開」ボタン1705が押下されなければ、再開処理が選択されていない、即ち偽(F)と判定してステップS1806へ進む。
【0101】
また、操作画面の「再開」ボタン1705が押下されると、再開処理が選択された、即ち真(T)と判定してステップS1803へ進み、選択されたレコードに対応する中断ジョブのジョブ制御データをファイルシステムから読み出し、操作中のユーザが当該ジョブを再開する権限を持つか否かを判定する。権限の判定は図7に示したジョブ制御データ中のアクセス制御に関する属性に基づいて行う。ここで、偽(F)と判定するとステップS1806へ進むが、真(T)と判定するとステップS1804へ進み、選択されたレコードに対応する中断ジョブのジョブ制御データとジョブデータとをファイルシステムから読み出してジョブの再開を行う。ジョブの再開は、読み出したジョブ制御データをジョブマネージャ219が管理するジョブのスケジューリング対象とすることによって達成される。次に、ステップS1805において、再開したジョブに関するジョブ制御データとジョブデータとを待避してあったファイルシステムから削除する。
【0102】
次に、ステップS1806において、中断ジョブの削除処理が選択されたか否かを判定する。ここで、操作画面の「削除」ボタン1706が押下されなければ、削除処理が選択されていない、即ち偽(F)と判定してステップS1809へ進む。また、操作画面の「削除」ボタン1706が押下されると、削除処理が選択された、即ち真(T)と判定してステップS1807へ進み、選択されたレコードに対応する中断ジョブのジョブ制御データをファイルシステムから読み出し、操作中のユーザが当該ジョブを削除する権限を持つか否かを判定する。権限の判定は図7に示したジョブ制御データ中のアクセス制御に関する属性に基づいて行う。ここで、偽(F)と判定するとステップS1809へ進むが、真(T)と判定するとステップS1808へ進み、選択されたレコードに対応する中断ジョブに関するジョブ制御データとジョブデータとを待避してあったファイルシステムから削除する。
【0103】
そして、ステップS1809において、中断ジョブ操作処理が完了したか否かを判定する。ここで、操作画面の「閉じる」ボタン1707が押下されると完了したものと判定する。即ち、真(T)と判定すると、一連の中断ジョブ操作処理を完了し、呼び出し元の処理に復帰する。また、偽(F)と判定するとステップS1801に戻り、上述した一連の処理を繰り返す。
【0104】
図19は、ユーザ毎にアクセス制御された中断ジョブリスト表示処理の手順を示すフローチャートである。まずステップS1901において、中断ジョブ1件分のジョブ制御データをファイルシステムから読み出すように試みる。そして、ステップS1902において、中断ジョブ制御データの読み出しが成功したか否かを判定する。ここで、全ての中断ジョブのジョブ制御データを読み出し終わった後に読み出しを試みた場合、判定は偽(F)となるので、この判定はシステムに存在する全ての中断ジョブを走査する終了条件として用いることができる。また、真(T)と判定されるとステップS1903へ進み、偽(F)と判定すると一連の中断ジョブリスト表示処理を完了し、呼び出し元の処理に復帰する。
【0105】
ステップS1903において、読み出したジョブ制御データに基づいて操作中のユーザが当該ジョブをリスト表示する権限を持つか否かを判定する。ここで、権限の判定は、図7に示したジョブ制御データ中のアクセス制御に関する属性に基づいて行う。その結果、真(T)と判定するとステップS1904へ進む。また、偽(F)と判定するとステップS1901に戻り、システムに存在する全ての中断ジョブに対して操作を続ける。一方、ステップS1904では、読み出したジョブ制御データをリスト表示用のメモリに追加し書き込みを行う。
【0106】
図20は、中断ジョブ制御データのアクセス制御属性のデータ構造例を示す図である。図20に示す「再開権限」2001、「削除権限」2002、「リスト表示権限」2003の各行は、図7に示したジョブ制御データ中のアクセス制御に関する属性に対応する。それぞれ、当該ジョブに対する各々の操作を行う権限を示す属性である。
【0107】
また、「ユーザ」列2004には、当該ジョブの実行者であり、所有者であるユーザ(ジョブ制御データの「ユーザ」属性の値)自身が当該ジョブに対して各行の操作を行う権限を持つか否かを判定する真偽値が格納される。「グループ」列2005は、当該ジョブに対して各行の操作を行う権限を持つグループのIDをリストとして持つ(逆に操作権限を持たないグループIDをリストとして保持することもできる)。グループとはユーザの集合を定義するリストであり、一人のユーザは複数のグループに所属することができる。ユーザが所属するグループのリストは、ネットワークインターフェース308を経由してNISなどの公知のディレクトリサービスへ問い合わせを行うことで取得できる。
【0108】
このように構成した場合、分散システムを構成する複数の装置間で共通のユーザ管理を行うことが可能となる。一方、スタンドアロンで成立するマルチユーザ管理機構を採用する装置の場合は、装置の不揮発性メモリ(HDD304など)に保持するグループファイルを利用するように構成しても良い。
【0109】
更に、「他」列2006は、「ユーザ」列2004や「グループ」列2005により明示されたアクセス制御の対象となるユーザを除き、それ以外のユーザが当該ジョブに対する各行の操作を行う権限を持つか否かを判定する真偽値が格納される。
【0110】
このように、マルチユーザ対応した画像形成装置のユーザ管理機構と、中断中ジョブのアクセスコントロール機構を連動させることにより、管理された適切な権限の下で中断ジョブを操作することが可能となる。
【0111】
また、特にネットワーク経由で複数の装置が連携する分散システムにおいて、ジョブの中断と再開を複数の装置間に跨って可能とする機構と、複数の装置間で共通のユーザ管理を行う機構とを有効に組み合わせた分散システム構成が可能となる。
【0112】
以上説明した第1乃至第4の実施形態は、それぞれ単独で実施されても良く、また組み合わせ可能であれば、組み合わせて実施されても良いことは言うまでもない。
【0113】
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
【0114】
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0115】
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0116】
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0117】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0118】
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0119】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置のマルチユーザ管理機構とジョブの中断再開機構とを組み合わせることにより、多数の保留ジョブの中から容易に所望のジョブを選択再開することができ、保留ジョブが存在するという注意を適切に喚起し、容易に中断ジョブの保留状況を把握することができ、更には各ユーザが適切なアクセス制御の下で中断ジョブを操作することを可能とし、安心して多数のジョブを保留することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態による画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】画像形成装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
【図3】画像形成装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態における画像形成装置の外観を示す図である。
【図5】図4に示す操作部112の構成を示す図である。
【図6】図3に示した画像形成装置の操作部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図7】実施形態におけるジョブ制御データ及びジョブデータの例を示す図である。
【図8】複数の画像形成装置間でジョブに関する情報を共有する際のシステム構成を示す図である。
【図9】ジョブ処理においてLCD表示画面501に表示される標準的な操作画面を示す図である。
【図10】第1の実施形態における画像形成装置が定常状態のときに実行するメインループの手順を示すフローチャートである。
【図11】画像形成装置が定常状態のとき実行するメインループの手順を示すフローチャートである。
【図12】ログイン処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】第1の実施形態による中断ジョブ再開処理でLCD表示画面501に表示される中断ジョブリストの画面例を示す図である。
【図14】中断ジョブ再開処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】画像形成装置が行うジョブ処理の手順を示すフローチャートである。
【図16】第2の実施形態における画像形成装置が定常状態のときに実行するメインループの手順を示すフローチャートである。
【図17】第3の実施形態による中断ジョブ再開処理でLCD表示画面501に表示される中断ジョブリストの画面例を示す図である。
【図18】中断ジョブ操作処理の手順を示すフローチャートである。
【図19】ユーザ毎にアクセス制御された中断ジョブリスト表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図20】中断ジョブ制御データのアクセス制御属性のデータ構造例を示す図である。

Claims (11)

  1. 複数の画像形成装置を含む画像形成システムにおける任意の画像形成装置で中断中のジョブを再開させる中断ジョブ再開方法であって、
    画像形成装置で中断中のジョブに関する情報を管理する管理工程と、
    画像形成装置を利用するユーザを特定するためのログイン処理を行うログイン処理工程と、
    前記ログイン処理が終了した後、前記中断中のジョブに関する情報に基づいて中断中のジョブを表示させる中断ジョブ表示工程と、
    表示された中断中のジョブから選択されたジョブを再開させる中断ジョブ再開工程とを有することを特徴とする中断ジョブ再開方法。
  2. 前記中断ジョブ表示工程では、前記中断中のジョブをリスト表示することを特徴とする請求項1に記載の中断ジョブ再開方法。
  3. 前記中断ジョブ表示工程では、前記ログイン処理により特定されたユーザに関連する中断中のジョブのみをリスト表示することを特徴とする請求項1に記載の中断ジョブ再開方法。
  4. 前記ログイン処理が終了した後、前記中断中のジョブがあるか否かを判別する判別工程を更に有し、
    前記判別手段で前記中断中のジョブがないと判別された場合、前記中断ジョブ表示工程及び中断ジョブ再開工程を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の中断ジョブ再開方法。
  5. 前記中断中のジョブを削除させる中断ジョブ削除工程を更に有することを特徴とする請求項1に記載の中断ジョブ再開方法。
  6. 前記中断中のジョブに対して、少なくともリスト表示、再開、削除を含む操作を行えるユーザを制限することを特徴とする請求項1に記載の中断ジョブ再開方法。
  7. 前記制限は、複数のユーザを含むグループに対して行われることを特徴とする請求項6に記載の中断ジョブ再開方法。
  8. 前記中断中のジョブに関する情報は、複数の画像形成装置で同時に管理されることを特徴とする請求項1に記載の中断ジョブ再開方法。
  9. 複数の画像形成装置で構成され、任意の画像形成装置で中断中のジョブを再開可能な画像形成システムであって、
    画像形成装置で中断中のジョブに関する情報を管理する管理手段と、
    画像形成装置を利用するユーザを特定するためのログイン処理を行うログイン処理手段と、
    前記ログイン処理が終了した後、前記中断中のジョブに関する情報に基づいて中断中のジョブを表示させる中断ジョブ表示手段と、
    表示された中断中のジョブから選択されたジョブを再開させる中断ジョブ再開手段とを有することを特徴とする画像形成システム。
  10. コンピュータに、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の中断ジョブ再開方法を実行させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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