JP2004086157A - 光トランシーバ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の光トランシーバ(1)は、光ファイバ(203)の一端部に設けられた光プラグ(200)を取付けるための光ソケット(137)と、光を集光する集光手段(135、136)と、供給される電気信号に応じて発光し又は供給される受光信号に応じて電気信号を発生する光素子(133、134)と、光ファイバ(203)、集光手段(135、136)及び光素子(133、134)が1つの光軸上に揃うように光ソケット、集光手段及び光素子をそれぞれ支持する光透過性の基板(131)と、を含み、上記基板(131)に、当該基板(131)の厚み方向に貫通するように形成され、光軸に沿って集光手段(135,136)と光素子(133,134)の相互間に配置される光導波路(139)を設け、当該光導波路(139)を通して光を進行させるように構成されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバを媒体として送信又は受信を行い、あるいは送信及び受信の両方を行う光トランシーバ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ローカルエリアネットワーク(LAN)、コンピュータ装置相互間の直接接続、コンピュータ装置及びデジタルオーディオ・ビデオ機器の相互接続などに、光ファイバを用いるものがある。このような装置には、電気信号を光信号に変えて光ファイバに送ると共に、光ファイバから受けた光信号を電気信号に戻す光トランシーバが使用される。光トランシーバは、例えば、光ファイバの一端部に取り付けられたプラグが挿入されるソケット、該光ファイバの一端部と受光素子や発光素子などの光素子との間に配置されて光を集光するボールレンズと、パラレル信号をシリアル信号に変換して光素子を駆動したり、受光信号を増幅し、シリアル信号からパラレル信号に変換したりするIC回路基板などから構成されている。
【0003】
このような光トランシーバの従来の製造方法は、通常、1) カンパッケージ内にレーザダイオード(LD)チップを実装し、このチップとリード線のボンディングを行う。また、カンパッケージの出射窓にボールレンズを接着し、レンズ付きカンパッケージを組み立てる。2) このカンパッケージを光ソケットの一方の挿入穴に挿入し、他方からファイバ付きフェルールを挿入する。カンパッケージのリード線にはLDが発光するように電流を流し、ファイバに結合された光量を測定し、一番結合効率の良い位置でカンパッケージと光ソケットを接着固定する(アクティブアライメント)。3)カンパッケージのリード線を回路基板に半田付けする。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−122588号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような光トランシーバの製造方法では、構成部品を組み立てる際に三次元的な複雑な位置合わせを行わなければならず、製造工程中に占める手作業の割合が大きい。これは結果的に製品のコストを増大させる。
【0006】
よって、本発明は、製造工程をより簡易化することを可能とする光トランシーバの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の光トランシーバは、光ファイバの一端部に設けられた光プラグを取付けるための光ソケットと、光を集光する集光手段と、供給される電気信号に応じて発光し又は供給される受光信号に応じて電気信号を発生する光素子と、上記光ファイバ、上記集光手段及び上記光素子が1つの光軸上に揃うように上記光ソケット、上記集光手段及び上記光素子をそれぞれ支持する光透過性の基板と、を含み、上記基板に、当該基板の厚み方向に貫通するように形成され、上記光軸に沿って集光手段と光素子の相互間に配置される光導波路を設け、当該光導波路を通して前記光を進行させるように構成している。
【0008】
かかる構成とすることによって、光透過性基板を利用して光素子、集光手段、光ソケットを組み合わせることが可能となる。また、光素子から基板側に向けて出射される光、或いは光ファイバから基板側に向けて出射される光の大部分が光導波路に入射する程度に光素子、集光手段及び光ソケットの相互間の位置合わせを行えば、光導波路を介して光学的結合が図られるので、位置合わせに要求される精度を低くすることが可能となる。これらにより、製造工程の容易化とそれに伴う低コスト化を達成することが可能となる。更には、光導波路の外部へ光が漏れにくくなるために光の利用効率が向上する利点や、基板上に複数に光素子を配置して多チャンネルの通信を行う場合にも、光素子の相互間における漏れ光によるクロストークの発生を極力抑えることが可能となる等の利点がある。
【0009】
好ましくは、上記光素子は上記基板の一方面に配置され、上記集光手段及び上記光ソケットは上記基板の他方面の上記光素子に対応する位置に配置される。それにより、光透過性基板の両面及びその厚みを利用して送受信を行う光素子、集光手段、光ソケットを組み合わせることが可能となる。
【0010】
好ましくは、上記光導波路は、基板の構成材料の屈折率よりも高い屈折率を有する部材により構成される。当該部材としては、例えば、光硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂が好適に用いられる。これにより、光ファイバ等と同様な構造からなる光導波路を容易に構成することができ、構造の簡素化が図られると共に製造が容易となる。
【0011】
好ましくは、上記光導波路は、第1の屈折率を有する第1の部材と、この第1の屈折率よりも低い屈折率を有し、第1の部材の周囲を取り囲むように配置される第2の部材とを含んで構成される。更に好ましくは、かかる光導波路は、光ファイバ又はベアファイバのいずれかを用いて構成される。これにより、光ファイバ又はベアファイバを貫通孔内に埋め込んで固着させることで光導波路を形成できるので、製造が容易になる。なお、第1及び第2の部材をそれぞれ光硬化性樹脂などを用いて光導波路を形成してもよい。
【0012】
好ましくは、上記基板は透明度や耐熱性等に優れるガラス基板であるが、プラスチック基板等を使用してもよい。
【0013】
好ましくは、上記光ソケットは上記基板と接着や融着、ねじ止めその他の方法によって接合される。
【0014】
好ましくは、上記集光手段は、屈折型レンズ、フレネル型レンズ、ボールレンズ(略球状のレンズ)及びセルフォック型レンズのいずれかによって構成される。それにより、光素子と光ファイバ端部間の光ロスを減少することが可能となる。ここで、本明細書において「フレネル型レンズ」とは、断面が鋸波形状(キノフォーム形状)であり、透過光の大部分が略1点に集光されるように同心円状に形成されたレンズをいい、「回折格子型のレンズ」と称される場合もある。
【0015】
好ましくは、上記集光手段は、光ソケットに支持される。例えば、レンズ内蔵型の光ソケットが好適に用いられる。
【0016】
本発明の光トランシーバの製造方法は、光透過性の基板に貫通孔を形成し、当該貫通孔に光導波路を形成する工程と、この光導波路の形成位置に対応して光透過性の基板の一方の面に配線パターンを担う配線膜を形成する工程と、この配線膜の予め定められた位置に発光または受光機能を備える光素子を接続する工程と、上記基板の他方の面にレンズを配置する工程と、上記基板の他方の面に光ファイバの一端部を保持する光プラグを取付けるための光ソケットを取り付ける工程と、を含む。
【0017】
また、本発明の光トランシーバの製造方法は、光透過性の基板に貫通孔を形成し、当該貫通孔に光導波路を形成する工程と、この光導波路の形成位置に対応して光透過性の基板の一方の面に配線パターンを担う配線膜を形成する工程と、この配線膜の予め定められた位置に発光または受光機能を備える光素子を接続する工程と、上記基板の他方の面に光ファイバの一端部を保持する光プラグを取付けるための光ソケットであって、レンズを内蔵する光ソケットを取り付ける工程と、含む。ここで、光ソケットに内蔵されるレンズとは、光ソケットの本体の内部或いは端部近傍などに取り付けられており、光ファイバに入射する、あるいは光ファイバから出射する光を集光する機能を担うものである。
【0018】
かかる構成とすることによって、光透過性基板を使用した光トランシーバを製造することが可能となる。
【0019】
また、本発明の光トランシーバの製造方法は、光透過性の基板に複数の貫通孔を形成し、当該貫通孔のそれぞれに光導波路を形成する光導波路形成工程と、これらの光導波路の形成位置のそれぞれに対応して基板の一方の面の複数箇所に単位配線パターンの配線膜を形成する配線膜形成工程と、上記複数箇所の単位配線パターンに対応して上記基板の一方の面に複数の光素子をそれぞれ配置する光素子配置工程と、上記基板の他方の面に上記複数の光素子に対応して複数のレンズをそれぞれ配置するレンズ配置工程と、上記基板の他方の面に上記光素子及び上記レンズの対の複数に対応して各々が光ファイバの一端部を保持する光プラグを取り付けるための嵌合孔を有する複数の光ソケットをそれぞれ取り付ける光ソケット取付工程と、上記基板を各単位配線パターンを含む領域毎に切り分ける切断工程と、を含む。
【0020】
また、本発明の光トランシーバの製造方法は、光透過性の基板に複数の貫通孔を形成し、当該貫通孔のそれぞれに光導波路を形成する光導波路形成工程と、これらの光導波路の形成位置のそれぞれに対応して基板の一方の面の複数箇所に単位配線パターンの配線膜を形成する配線膜形成工程と、上記複数箇所の単位配線パターンに対応して上記基板の一方の面に複数の光素子をそれぞれ配置する光素子配置工程と、上記基板の他方の面に上記光素子及び上記レンズの対の複数に対応して各々が光ファイバの一端部を保持する光プラグを取り付けるための嵌合孔を有するとともに、レンズを内蔵する複数の光ソケットをそれぞれ取り付ける光ソケット取付工程と、上記基板を各単位配線パターンを含む領域毎に切り分ける切断工程と、を含む。
【0021】
かかる構成とすることによって、一つの親基板上に多数の光トランシーバを同時に造り込み、最終的に各単体の光トランシーバに切り分けることで、要素部品の実装を連続的かつ高速に行うことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0023】
図1は、光トランシーバの構成例を示している。同図(a)は光トランシーバ1を水平方向にカットして内部配置を示す断面図、同図(b)は図(a)のI−I’方向における断面図である。
【0024】
図1に示すように、光トランシーバ1の筐体11の内部には、信号処理回路基板12と光結合ユニット13が設けられている。信号処理回路基板12には、外部から供給されるパラレル信号をシリアル信号に変換するパラレル−シリアル信号変換回路121、シリアル信号を発光素子133の駆動信号に変える駆動回路122、受光素子134の受光信号を波形整形し、レベル増幅する増幅回路124、受光信号をパラレル信号に変換するシリアル−パラレル信号変換回路123、図示しないマザーボード等への配線接続と取付けとを行うためのリードフレーム125等が設けられている。
【0025】
光結合ユニット13は、透明なガラス基板131に、配線膜132、発光素子133、受光素子134、結合レンズ135、136等を配置してなる光回路基板130と、図示しない光ファイバの一端に設けられた光プラグと接続される光ソケット137、光回路基板130に光ソケット137を取り付ける接合膜138等によって構成される。光ソケット137(あるいは光結合ユニット13)と光プラグとは光コネクタ(図3参照)を構成する。
【0026】
なお、通常、挿入する側をプラグ、挿入される側をソケットと称しているが、本件の説明においては、単に、コネクタを構成する一方側(光線路側)をプラグ、他方側(基板側)をソケットと称しており、雌雄の形状に限定されるものではない。
【0027】
図2は、図1(a)に示された光結合ユニット13の部分を拡大して説明する図である。図2(a)は、プラグ挿入孔側から光結合ユニット13側を見た図を示しており、同図(b)は、光結合ユニット13の断面図である。各図において図1と対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。
【0028】
光回路基板130は、光信号を透過させる透明基板131、この透明基板131の内側(筐体内部側)表面に形成された配線パターン132、この配線パターン132に接続される発光素子133(又は受光素子134)、透明基板131の外側(光プラグ側)表面に配置された結合レンズ135、及び発光素子133の配置位置に対応して透明基板131を貫通するように形成された光導波路139を含んでいる。
【0029】
発光素子133は、例えば、レーザビームを発生する面発光レーザ(VCSEL)である。受光素子134(図1(a)参照)は、フォトトランジスタやフォトダイオードなどの受光光量に応じた電流を発生する光検出素子である。光ソケット137の、光プラグの光ファイバを保持するフェルール(後述の図3参照)が挿入されるスリーブ137aは環状あるいは円筒状に形成される。フェルールの挿入を案内するスリーブ137aの嵌合孔137bの底部中央は開口部137cとなっている。この開口部137cに、基板131に形成された結合レンズ135(又は136)が露出している。嵌合孔137bは、光ソケット137を貫通する孔となっている。
【0030】
光導波路139は、透明基板131に対して、当該透明基板131の厚み方向に貫通するように形成されており、光軸に沿って結合レンズ135と発光素子133(又は受光素子134)の相互間に配置される。この光導波路139は、透明基板131の構成材料の屈折率よりも高い屈折率を有する部材により構成される。例えば、光硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂が好適に用いられる。そして、この光導波路139を通して、発光素子133から出射される光が光ソケット137側へ進行し、又は光ファイバから出射される光が受光素子134側へ進行する。
【0031】
図3は、光ソケット137に光プラグ200が取り付けられた状態を示している。光ソケット137の円筒状のスリーブ137a内に光プラグ200の円柱状のフェルール202が挿入され、フェルール202はプラグハウジング201によって保護されている。光ソケット137と光プラグ200とは、図示しない係止手段によって固定される。係止手段は、例えば、プラグハウジング201に設けられた開閉可能なフックと光ソケット137に設けられた該フックが係合するスタッドである。フェルール202は光ファイバ203の端部を保持し、スリーブ137aの円筒内部に挿入されることによって、該円筒の中心軸上に光ファイバ203の中心軸(光軸)を保持する。光ファイバ203の線路部分は被覆204によって保護されている。光ファイバ203のコアから放射された光はスリーブ137aの底部の開口部137cに設けられている結合レンズ136と、透明基板131に設けられた光導波路139を経て受光素子134上に収束(あるいは集光)される。また、発光素子133から出射された光は透明基板131に設けられた光導波路139と、結合レンズ135を経て、光ファイバ203端部のコア部分に収束される。
【0032】
図4は、他の光結合ユニット(光コネクタ)13の例を示している。図4において、図2と対応する部分には同一部号を付し、かかる部分の説明は省略する。上述の図2に示した例では、送信用及び受信用に別々の光ファイバを使用し、1つの光コネクタが2本の光ファイバを接続するものとなっている。この図4に示す例では、送信用又は受信用、あるいは送受信用の1つの光ファイバ毎に1つの光結合ユニット(光コネクタ)を設ける構成としている。
【0033】
次に、上述した光トランシーバの製造について図面を参照して説明する。図5は、実施例の光トランシーバの製造工程を説明する工程図である。
【0034】
まず、光回路基板130を作製するために、図5(a)に示すように、光透過基板としてガラス基板131を用意する。そして、後述する配線膜の形成位置に対応して当該ガラス基板131に貫通孔を形成し、当該貫通孔に光導波路139を形成する。例えば、本実施形態では紫外線硬化樹脂をガラス基板131の貫通孔に充填し、硬化させることによって光導波路139を形成する。
【0035】
次に、図5(b)に示すように、ガラス基板131の表面にアルミニウムや銅等の導電材料をスパッタ法、電鋳などによって堆積し、金属膜(導電膜)を形成する。この金属膜を所望の回路に対応してパターニングして配線膜132を形成する。なお、図5(a)に示す工程と図5(b)に示す工程は、順番を逆にして行ってもよい。
【0036】
図7は、ガラス基板131の複数のサブ領域Sにそれぞれ複数の金属配線膜パターン132を形成した例を示している。上述した図5(a)に示す工程においては、図7に示すように、ガラス基板131の一方の面の複数箇所に単位配線パターンの配線膜を一括に形成すると、量産面において更に好適である。この場合には、複数箇所の単位配線パターンに対応して、ガラス基板131に複数の貫通孔を形成し、当該貫通孔のそれぞれに複数の光導波路139が形成される。
【0037】
次に、図5(c)に示すように、ガラス基板131の一面側に、発光素子133(あるいは受光素子134)、集積回路等の回路要素を実装する。実装は、フリップチップボンディング、ワイヤボンディング、半田リフローなどを使用して行うことが可能である。なお、上記図7に示したように、ガラス基板131の複数箇所に単位配線パターンを一括形成した場合には、図5(c)に示す工程は、当該単位配線パターンのそれぞれに対応してガラス基板131の一方の面に複数の光素子(発光素子133又は受光素子134)をそれぞれ配置する。
【0038】
次に、図5(d)に示すように、ガラス基板131の他面側の発光素子133(あるいは受光素子134)に対応する位置に結合レンズ135(あるいは136)を形成する。結合レンズ135(あるいは136)の形成は、レンズ状の部材の張り合わせ、硬化性液体樹脂の表面張力を利用したレンズ形成、更に、レンズの型と2P法を組み合わせたレンズ形成などによって行うことも可能である。このようにして光回路基板130が作製される。なお、上記図7に示したように、ガラス基板131の複数箇所に単位配線パターンを一括形成した場合には、図5(d)に示す工程は、ガラス基板131の他方の面に複数の光素子に対応して複数のレンズ135(あるいは136)をそれぞれ配置する。
【0039】
次に、図5(e)に示すように、光ソケット137を光回路基板130に取り付ける。この取付は、光ソケット137とガラス基板131の互いに対向する面にそれぞれ接着剤を塗布し、あるいはいずれかの面に接着剤を塗布して光ソケット137を光回路基板130に取り付ける。光ソケット137は、そのスリーブ137aの円筒状の嵌合孔137bの中心軸が結合レンズ135(又は136)及び発光素子133(又は134)の中心位置と略一致するように載置される。この際の光ソケット137と光回路基板130との位置合わせ(粗調整)は、基板130の図示しないマーカやレンズ位置等を参照して行うことが可能である。
【0040】
更に、図6(a)に示すように、光ソケット137と光回路基板130との正確な位置合わせを行う。
【0041】
図6は、光ソケット137と光回路基板130との正確な位置合わせを行うのに好適な位置調整装置の一例を説明する図である。正確な位置合わせには、例えば、図6に示すような位置調整装置300を使用する。この位置調整装置300は、後述のアライメントマークと対象体とを読取る光学ヘッド310、画像処理によってアライメントマークと対象体との位置ずれを検出するコンピュータシステム320、コンピュータシステム320によってずれを補償するように駆動されるアクチュエータ330、アクチュエータに取付けられてガラス基板131または光学ヘッド310を取付位置に搬送するアーム(ステージ)等によって構成されている。光学ヘッド310は、光ソケット137の嵌合孔137b内にフェルール(読取部)を挿入し、嵌合孔137bの中心位置を示すアライメントマークと、対象体、例えば、基板の特定の回路パターンや調整用マークなど読取る。この結果に基づいて、光ソケット137の嵌合孔137bの中心軸が結合レンズ135及び光素子133(あるいは結合レンズ136及び光素子134)の中心位置(光軸)と正確に一致するように位置合せ(微調整)を行う。光ソケット137に光プラグ200が装着されると、嵌合孔137bの中心軸には、フェルール202に支持された光ファイバ203のコアが位置する。
【0042】
図6(b)に示すように、光ソケット137と光回路基板130との位置合わせを終えた後に、接着剤138を固化して光ソケット137を光回路基板130に固定する。接着剤138は、例えば、光硬化性、熱硬化性等など樹脂を用いることが可能である。
【0043】
図5(e)、図6(a)及び同(b)の工程を必要な回数繰り返して、図8に示すように、光回路基板130の複数のサブ領域Sに光ソケット137を取付けて光トランシーバを組み立てる。このようにして組み立てた基板130をサブ領域S毎に切断線Wに沿って切断して多数の光トランシーバを得る。
【0044】
図9は、他の実施例を示している。図9(a)はこの実施例の光結合ユニット部13を光プラグの挿入口側から見た説明図である。同図(b)は、光結合ユニット13の断面図である。両図において図2と対応する部分には、同一符号を付し、かかる部分に説明は省略する。
【0045】
この実施例では光ソケット137と光回路基板130との取り付け強度を高めている。また、光ソケット137の光回路基板130への取付け精度を確保しつつ組み立てを容易にしている。
【0046】
このため、本実施例では、図9(a)及び同図(b)に示すように、光ソケット137の少なくとも2箇所に突起(ガイドピン)137dが形成されている。これ等ガイドピン137dは、これ等のガイドピン137dに対応してガラス基板130に形成されたガイド穴131aに挿入されている。
【0047】
この実施例の組み立て工程においては、図10に示すように、ガラス基板131には、予め所定の位置に所定の径のガイド穴131aがフォトリソグラフィなどによって高精度に形成される。光素子及び結合レンズはこのガイド穴131aを基準にして所定の位置に取り付けることもできる。このガラス基板131に配線パターン132を形成し、部品の装着を行って、光ソケット137の取付を行う。
【0048】
光ソケット137はガイド穴131aの中心を基準として所定の位置に所定の深さのガイドピン137dを精密に形成する。この光ソケット137のガイドピン137dとガラス基板131のガイド穴131aとを嵌め合わせてガラス基板131にソケット137を取付ける。更に、ガイドピン137dとガラス基板131とを接着剤138で接着することによって両者が強固に固定される。
【0049】
また、結合レンズを内蔵した光ソケットを用いて光トランシーバを構成することも可能である。
【0050】
図11及び図12は、レンズ内蔵型の光ソケットを用いる実施例について説明する図である。図11及び図12では、レンズ内蔵型の光ソケット437に光プラグ200が取り付けられた状態が示されている。両図において図3と対応する部分には、同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。
【0051】
図11に示す光ソケット437は、結合レンズ435を内蔵している。そして、図11に示す実施例では、上述した実施例においてガラス基板(透明基板)131の内側表面に配置されていた結合レンズ135が省略されている。
【0052】
光ソケット437の円筒状のスリーブ437a内に光プラグ200の円柱状のフェルール202が挿入され、フェルール202はプラグハウジング201によって保護されている。光ソケット437と光プラグ200とは、図示しない係止手段によって固定される。係止手段は、例えば、プラグハウジング201に設けられた開閉可能なフックと光ソケット437に設けられた該フックが係合するスタッドである。光ファイバ203のコアから放射された光はスリーブ437aに内蔵されている結合レンズ435、ガラス基板131を経て受光素子134上に収束(あるいは集光)される。また、発光素子133から出射された光はガラス基板131、結合レンズ435を経て、光ファイバ203端部のコア部分に収束される。なお、結合レンズ435は、略球状のレンズ(ボールレンズ)を用いるようにしてもよい。
【0053】
図12に示す光ソケット437’は、上述した図11に示した光ソケット437と同様の構造を有しており、少なくとも2箇所にガイドピン437dが形成された点が異なっている。これ等ガイドピン437dは、これ等のガイドピン437dに対応してガラス基板130に形成されたガイド穴131aに挿入されている。この実施例では、上述した図9等において説明した実施例と同様に、光ソケット437と光回路基板130との取り付け強度を高めることが可能となり、かつ光ソケット437の光回路基板130への取付け精度を確保しつつ組み立てを容易にすることが可能となる。
【0054】
図11に示す光ソケット437あるいは図12に示す光ソケット437’を用いた場合の光トランシーバの製造工程は、基本的に、上述した図5等において説明した実施例と同様であるが、ガラス基板131上に結合レンズ135を形成する必要がなくなることから、製造工程を簡略化することが可能となる。
【0055】
図13及び図14は、本発明の利点を説明するための比較例の光トランシーバを示している。図13は、比較例の光トランシーバの筐体の断面図であり、図1(b)と対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。
【0056】
比較例においても、外部から回路基板121にリードフレーム125を介して電気信号が供給される。回路基板121には、並直列変換回路12、レーザダイオードを駆動する駆動回路122などが実装されている。レーザダイオードは金属のカンパッケージ501内に実装されている。レーザダイオードから出射したビームはカンパッケージ501の窓に取り付けられたボールレンズ502で集光され、光ソケット137のスリーブの挿入孔中心部に集光する。
【0057】
図14は、比較例の光コネクタ部分を示している。光プラグ200の中心部には光ファイバ203を中心に固定したフェルール202が挿入されている。光プラグ200をソケット137に接続すると、ボールレンズ502で集光された光が光ファイバ203のコアの中心に入射する。
【0058】
このような比較例の構成では、カンパッケージ501内へのレーザダイオードチップの取付け、該チップとリード線とのボンデイング、カンパッケージ窓へのボールレンズの接着、レンズ付きカンパッケージの組立てなどの工程が必要となる。更に、このカンパッケージをソケットのスリーブの一方の穴に挿入し、他方からファイバを支持するフェルールを挿入し、レーザダイオードを発光させて一番効率よく、光が伝送する位置でカンパッケージとスリーブとを接着して固定する。その後、カンパッケージのリード線を回路基板に半田付けして終了する。
【0059】
このような構成の比較例の光トランシーバは、三次元的な構造をしているため、構成部品を組み立てる際には、複雑な位置合わせをしなければならない。これに対して、本発明の実施例によれば、光透過性の基板を利用して光トランシーバを形成しているので、略二次元的な位置合わせで組立てを行うことが可能となって具合がよい。
【0060】
以上説明したように、本発明の実施例によれば、光トランシーバの光結合ユニットを透明基板の一面側に配線と光素子を配置し、該基板の他面側に結合レンズとスリーブを配置する構成によって得ている。かかる構成とすることによって、一枚の基板上に配線パターンや結合レンズのセットを多数組形成し、これをサブ基板に切り出すことによって製造することができ、量産工程にむく。また、光素子から基板側に向けて出射される光、或いは光ファイバから基板側に向けて出射される光の大部分が光導波路に入射する程度に光素子、集光手段及び光ソケットの相互間の位置合わせを行えば、光導波路を介して光学的結合が図られるので、位置合わせに要求される精度を低くすることが可能となる。これらにより、製造工程の容易化とそれに伴う低コスト化を達成することが可能となる。
【0061】
更には、光導波路の外部へ光が漏れにくくなるために光の利用効率が向上する利点や、基板上に複数に光素子を配置して多チャンネルの通信を行う場合にも漏れ光によるクロストークの発生を極力抑えることが可能となる等の利点がある。
【0062】
また、位置調整装置のフェルールアライメントマークを基板のアライメントマーク上に重なるようにして固着前のスリーブとレンズの位置とを手動又は自動で二次元に移動して合わせればよく、簡単で自動化にも向く。
【0063】
また、ガラス基板をスライドさせながら素子やスリーブの実装を連続的に高速で行える。
【0064】
また、ガラス基板をスライドさせながら個々の仮結合ユニットの検査、面発光レーザ(VCSEL)の出力調整、発光ダイオード(PD)の感度調整が可能となる。
【0065】
また、実施例の光学ヘッドを用いた調整方法によれば、CCD撮像素子で撮像することにより、例えば、フェルールアライメントマークと発光素子又は受光素子上のアライメントマークの相対的な位置関係を画像処理によって正確に検出できるので、位置検出と移動のループ回数を少なくすることで高速な位置決めが可能となる。
【0066】
このようにして、従来の個別にパーツの実装や組立を行う方式と比較して、大きくコストダウンが可能となる。
【0067】
なお、本発明は上述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、基板131の構成材料の屈折率よりも高い屈折率を有する樹脂を基板131に設けた貫通孔に充填することによって光導波路139を構成していたが、他の方法によって光導波路を構成することも可能である。
【0068】
具体的には、基板131に設けた貫通孔に、第1の屈折率を有する第1の部材と、この第1の屈折率よりも低い屈折率を有し、第1の部材の周囲を取り囲むように配置される第2の部材とからなる光導波路を配置することが可能である。このような光導波路は、第1及び第2の部材をそれぞれ光硬化性樹脂などを用いて形成することにより実現可能である。更に好ましくは、光ファイバやベアファイバなどを用意し、これらを貫通孔内に埋め込んで固着させるようにすれば、より簡便に光導波路を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の光トランシーバの実施の形態を説明する説明図である。
【図2】図2は、2組の端子を有する光ソケット部分を説明する説明図である。
【図3】図3は、光ソケットと光プラグとの接続状態を説明する説明図である。
【図4】図4は、1組の端子を有する光ソケット部分を説明する説明図である。
【図5】図5は、光トランシーバの製造工程を説明する工程図である。
【図6】図6は、光トランシーバの製造工程に置け光ソケットの配置位置調整を説明する工程図である。
【図7】図7は、基板への配線パターンの形成例を説明する説明図である。
【図8】図8は、基板への光ソケットの取り付け例を説明する説明図である。
【図9】図9は、基板と光ソケットにそれぞれ取付用孔及び取付用突起を設けて組み立てる例を説明する説明図である。
【図10】図10は、基板に取付用孔を形成する例を説明する説明図である。
【図11】図11は、レンズ内蔵型の光ソケットを用いる実施例について説明する図である。
【図12】図12は、レンズ内蔵型の光ソケットを用いる実施例について説明する図である。
【図13】図13は、比較例の光トランシーバの例を説明する説明図である。
【図14】図14は、比較例の光コネクタの例を説明する説明図である。
【符号の説明】
11…筐体、 131…ガラス基板、 133、134…光素子、 135、136…結合レンズ、 137…光ソケット、 139…光導波路、 200…光プラグ
Claims (13)
- 光ファイバの一端部に設けられた光プラグを取付けるための光ソケットと、
光を集光する集光手段と、
供給される電気信号に応じて発光し又は供給される受光信号に応じて電気信号を発生する光素子と、
前記光ファイバ、前記集光手段及び前記光素子が1つの光軸上に揃うように前記光ソケット、前記集光手段及び前記光素子をそれぞれ支持する光透過性の基板と、を含み、
前記基板に、当該基板の厚み方向に貫通するように形成され、前記光軸に沿って前記集光手段と前記光素子の相互間に配置される光導波路を設け、当該光導波路を通して前記光を進行させるようにした、光トランシーバ。 - 前記光素子は前記基板の一方面に配置され、前記集光手段及び前記光ソケットは前記基板の他方面の前記光素子に対応する位置に配置される、請求項1に記載の光トランシーバ。
- 前記光導波路は、前記基板の構成材料の屈折率よりも高い屈折率を有する部材により構成される、請求項1又は2に記載の光トランシーバ。
- 前記光導波路は、第1の屈折率を有する第1の部材と、前記第1の屈折率よりも低い屈折率を有し、前記第1の部材の周囲を取り囲むように配置される第2の部材とを含んで構成される、請求項1又は2に記載の光トランシーバ。
- 前記光導波路は、光ファイバ又はベアファイバのいずれかにより構成される、請求項4に記載の光トランシーバ。
- 前記基板はガラス基板である、請求項1乃至5のいずれかに記載の光トランシーバ。
- 前記光ソケットは前記基板と接合される、請求項1乃至6いずれかに記載の光トランシーバ。
- 前記集光手段は、屈折型レンズ、フレネル型レンズ、ボールレンズ及びセルフォック型レンズのいずれかによって構成される、請求項1乃至7のいずれかに記載の光トランシーバ。
- 前記集光手段は、前記光ソケットに支持される、請求項8に記載の光トランシーバ。
- 光透過性の基板に貫通孔を形成し、当該貫通孔に光導波路を形成する工程と、前記光導波路の形成位置に対応して前記基板の一方の面に配線パターンを担う配線膜を形成する工程と、
この配線膜の予め定められた位置に発光または受光機能を備える光素子を接続する工程と、
前記基板の他方の面にレンズを配置する工程と、
前記基板の他方の面に光ファイバの一端部を保持する光プラグを取付けるための光ソケットを取り付ける工程と、
を含む光トランシーバの製造方法。 - 光透過性の基板に貫通孔を形成し、当該貫通孔に光導波路を形成する工程と、
前記光導波路の形成位置に対応して前記基板の一方の面に配線パターンを担う配線膜を形成する工程と、
この配線膜の予め定められた位置に発光または受光機能を備える光素子を接続する工程と、
前記基板の他方の面に光ファイバの一端部を保持する光プラグを取付けるための光ソケットであって、レンズを内蔵する光ソケットを取り付ける工程と、
を含む光トランシーバの製造方法。 - 光透過性の基板に複数の貫通孔を形成し、当該貫通孔のそれぞれに光導波路を形成する光導波路形成工程と、
前記光導波路の形成位置に対応して前記基板の一方の面の複数箇所に単位配線パターンの配線膜を形成する配線膜形成工程と、
前記複数箇所の単位配線パターンに対応して前記基板の一方の面に複数の光素子をそれぞれ配置する光素子配置工程と、
前記基板の他方の面に前記複数の光素子に対応して複数のレンズをそれぞれ配置するレンズ配置工程と、
前記基板の他方の面に前記光素子及び前記レンズの対の複数に対応して各々が光ファイバの一端部を保持する光プラグを取り付けるための嵌合孔を有する複数の光ソケットをそれぞれ取り付ける光ソケット取付工程と、
前記基板を各単位配線パターンを含む領域毎に切り分ける切断工程と、
を含む光トランシーバの製造方法。 - 光透過性の基板に複数の貫通孔を形成し、当該貫通孔のそれぞれに光導波路を形成する光導波路形成工程と、
前記光導波路の形成位置に対応して前記基板の一方の面の複数箇所に単位配線パターンの配線膜を形成する配線膜形成工程と、
前記複数箇所の単位配線パターンに対応して前記基板の一方の面に複数の光素子をそれぞれ配置する光素子配置工程と、
前記基板の他方の面に前記光素子及び前記レンズの対の複数に対応して各々が光ファイバの一端部を保持する光プラグを取り付けるための嵌合孔を有するとともに、レンズを内蔵する複数の光ソケットをそれぞれ取り付ける光ソケット取付工程と、
前記基板を各単位配線パターンを含む領域毎に切り分ける切断工程と、
を含む光トランシーバの製造方法。
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