JP2004082636A - マークシート用マーク付け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使いやすく、正確にマークでき、安価に提供できるマークシート用マーク付け具を提供すること。
【解決手段】表裏にマーク箇所12のあるマークシート10を両面から挟んでマーク13をつけるために、一側辺が結合した2枚のマークパターン14a、14bで構成され、これら2枚のマークパターン14a、14bは、表面が滑らかで、マークシート10の説明文11が見えるように透明又は半透明の材料からなり、上記2枚のマークパターン14a、14bには、マークシート10の表裏のマーク箇所12の位置であって、表裏で互いに重ならないようにマーク13と略同形、同大のマーク孔15を開けて形成し、一方のマークパターン14でマーク13をつけるときは、他方のマークパターン14は、下敷18として作用するように構成したものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マークシートの上に被せ、マーク箇所へ正確にマーキングでき、かつ、マーク箇所以外の部分への書き込みを防止するためのマークシート用マーク付け具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の公営ギャンブルのマークシート10には、競馬用・競輪用・オートレース用・サッカー用などの投票カードの他、ナンバーズ3用・ナンバーズ4用・ミニロト用・ロト6用などの数字選択式宝くじ申し込みカードなどが存在し、また、同じ種類のギャンブルであっても、投票方法の違いによって複数種類の投票カードが存在する。
これらのマークシート10は、多数のマーク箇所を有し、選択されたマーク個所を鉛筆、黒色ボールペンなどの筆記具でマークして投票する方式である。
【0003】
これらのマークシート10の一例として、図10に示すものが、競馬用投票カードである。このマークシート10は、やや厚手の紙などのシートに、説明文11の部分とマーク箇所12の部分が印刷されており、説明文11の部分は、読み易いように色の濃いインクで記載されているが、マーク箇所12の部分は、自動読み取り機械が判読しないように黄色、オレンジ色などの淡い色のインクで印刷されている。そして、多数のマーク箇所12のうちの任意の箇所を鉛筆又は黒色ボールペンでマーク13をつけ、このマーク13の位置を自動読み取り機械にかけて読み取り、投票を行う。
【0004】
このようなマークシート10にマーキングするときには、鉛筆又は黒色ボールペンでマークシート10に太目の縦線を書き込むように注意書きが記入されている。
ところが、例えば上記マークシート10は、縦8.3cm、横15cmの大きさの1枚のマークシート10の中に、レース番号、馬番号等、多種類の情報に関するマーク箇所12が150〜200個も印字されているため、個々のマーク箇所12のサイズが非常に小さく、また隣合うマーク箇所12同士の間隔もほとんどない。具体的には、マーク箇所12は、縦4mm、横1mm程度の縦長楕円形であって、マーク箇所同士の間隔は2mm程度である。このため、個々のマーク箇所12を間違い易く、また、筆記具によるマーク13が目当てのマーク箇所12からはみ出してしまったり、隣のマーク箇所12まで塗りつぶしたり、マークの線が細すぎたりするなどのため、自動読み取り機械で誤って読み取られてしまうという問題があった。
【0005】
このような問題点を解決するため、3つ折にした投票カードのカバー部分を、マークシート記入用の開孔を形成して透明テンプレートとした投票カードホルダーが提案されている(特開2002−109486号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
マークシート10には、マーク箇所12が表側だけでなく、表裏に記入されているものがある。このような表裏にマーク箇所12が記入されたマークシート10は、マーク箇所12が表裏で異なる位置に記入されているので、1種類の透明テンプレートだけでは用を足さず、表用と裏用の透明テンプレートが必要としていた。
【0007】
また、例えば、競馬用のマークシート10には、投票方式の違いにより3種類あり、間違いを少なくするため、色分けして表示されているだけでなく、種類によってマーク箇所12の位置が異なるため、1枚の透明テンプレートを使いまわすことはできない。このため、すべての種類に対応できるようにしておくことが望まれる。
【0008】
透明テンプレートを使ってマーキングするためには、できるだけ速やかに、しかも、正確に位置合せができるものであることが臨まれる。位置合わせのために形成した段差部分にごみが貯まったりすると、マーク箇所12とマーク13が合わなくなって、自動読み取り機械での読み取りが不正確になり、トラブルの原因になるなどの問題がある。
【0009】
透明テンプレートを使用すると、透明テンプレートの開孔の位置がマークシート10のマーク箇所12の上で判別しづらく、しかも、透明テンプレートは、光を反射してマークシート10のマーク箇所12が見えにくい、という問題がある。
【0010】
本発明は、以上のような種々の問題や要望を解決するためになされたもので、使いやすく、正確にマークでき、安価に提供できるマークシート用マーク付け具を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、表裏にマーク箇所12のあるマークシート10の場合、このマークシート10を両面から挟んでマーク13をつけるために、一側辺が結合した2枚のマークパターン14a、14bで構成され、これら2枚のマークパターン14a、14bは、筆記具24で書き込んでも汚れないような表面が滑らかなものであって、マークシート10の説明文11が見えるように透明又は半透明の材料からなり、上記2枚のマークパターン14a、14bには、マークシート10の表裏のマーク箇所12の位置であって、表裏で互いに重ならないようにマーク13と略同形、同大のマーク孔15を開けて形成し、一方のマークパターン14でマーク13をつけるときは、他方のマークパターン14は、下敷18として作用するように構成したことを特徴とするマークシート用マーク付け具である。
【0012】
片面にのみマーク箇所12のあるマークシート10の場合、マークシート10を挟んでマーク箇所12にマーク13をつけるために、多数のマーク孔15を形成した1枚の薄いマークパターン14と厚い下敷18とを一側辺でスペーサ16を介在して結合し、前記下敷18は、マークシート10のマーク箇所12に使用された印刷インクと同一又はこれに近い色に着色することにより、目的のマークシート10に対応させたことを特徴とするマークシート用マーク付け具である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明によるマークシート用マーク付け具の各実施例を図1から図9に基づき説明する。
図1(a)(b)は、本発明の第1実施例を示すもので、表裏にマーク箇所12のあるマークシート10に対応できる例を示している。
図10に示す勝ち馬投票券等10は、縦8.3cm、横15cmの厚紙製のカードであって、このマークシート10の表裏に、式別、レース番号、枠番号、馬番号、賭け金額、取消等を記入するための説明文11と、マーク箇所12とがそれぞれ記入されている。
【0014】
このような両面のマーク箇所12にマーク13をつけるために、図1に示す例では、表用のマークパターン14aと裏用のマークパターン14bとの2枚重ねで構成されている。これら2枚のマークパターン14aと14bは、左端など1つの側辺でスペーサ16を挟んで結合し、その隙間にマークシート10が差し込まれる。このスペーサ16の内方端を位置合わせライン17とし、この位置合わせライン17からマークパターン14の他方端までがマークシート10の横の長さ15cmとし、また、マークパターン14の幅は、マークシート10の縦8.3cmの長さと等しくする。
マークパターン14a、14bは、湾曲可能であり、鉛筆やボールペン等により書き込んでも汚れないような表面が滑らかなものであって、マークシート10の説明文11が見えるように透明又は半透明の塩化ビニールその他の薄手の透明プラスチックが適している。
【0015】
前記2枚のマークパターン14a、14bには、マークシート10の表裏のマーク箇所12の位置に、マーク13と略同形、同大のマーク孔15を開けて形成する。これらのマーク孔15の位置は、表用のマークパターン14aの場合は、図1(a)に実線で示し、裏用のマークパターン14bの場合は、図1(a)に点線で示しているように、表裏で重ならないようになっている。したがって、表用のマークパターン14aでマーク13をつけるときは、裏用のマークパターン14bは、下敷18として作用し、逆に、裏用のマークパターン14bでマーク13をつけるときは、表用のマークパターン14aは、下敷18として作用する。
2枚のマークパターン14a、14bのスペーサ16と反対側の端部には、差し込んだマークシート10を抜き取るためのシート取り出し切り欠き22がそれぞれ形成されている。
【0016】
このような構成において、表裏に説明文11とマーク箇所12の記入されたマークシート10を、2枚のマークパターン14a、14bの間に、表裏をよく確認して挟み込む。マークシート10の左端が位置合わせライン17にぴったりと接し、かつ、マークシート10の上・下・右端がマークパターン14の側辺と一致させる。そして、目的とするマーク箇所12のマーク孔15の中を鉛筆やボールペン等の筆記具24でなぞりながらマーク13をつける。マークシート10が表側のときは、表用のマークパターン14aは、本来のマークパターン14として作用し、裏用のマークパターン14bは、下敷18として作用して、はっきりとしたマーク13が正確に記入される。
【0017】
マークシート10の裏側にマーク13をつけるときは、2枚のマークパターン14a、14bの間にマークシート10を挟んだまま表裏反転する。この状態で、裏側のマーク箇所12と裏用のマークパターン14bのマーク孔15bが一致しているので、前記同様、目的とするマーク箇所12のマーク孔15の中をなぞりながら筆記具24でマーク13をつける。マークシート10が裏側のときは、裏用のマークパターン14bは、本来のマークパターン14として作用し、表用のマークパターン14aは、下敷18として作用して、はっきりとしたマーク13が正確に記入される。
記入されたマークシート10は、シート取り出し切り欠き22から抜き取られる。
【0018】
図2は、本発明の第2実施例を示すもので、表面だけにマーク箇所12のあるマークシート10に対応し、かつ、多くの種類のマークシート10の中で対応するマークシート10に間違いなく選択できるマークシート用マーク付け具の例を示している。
この例では、1枚の薄いマークパターン14と厚い下敷18とをスペーサ16を介在して貼り付けたもので、下敷18は、対応するマークシート10に使用するものとして間違いなく選択できるように目印がつけられる。
具体的には、競馬用の場合、「単勝/複勝/枠連/馬連/ワイド/3連複用の投票カード」は、説明文11が黒インクで印刷され、「馬単専用投票カード」は、説明文11が赤インクで印刷され、「ながし/ボックス連勝用投票カード」は、説明文11が青色で印刷されている。そこで、これらのマークシート10に使用するものには、下敷18を印刷インクと同一又はこれに近い色に着色されたものが使用される。また、マークパターン14又は/及び下敷18に、「単勝/複勝/枠連/馬連/ワイド/3連複用の投票カード」、「馬単専用投票カード」、「ながし/ボックス連勝用投票カード」などの文字を印刷するようにしてもよい。
【0019】
このようなマークパターン14又は/及び下敷18にカード別目印がついていることで、多くの種類のマークシート10の中で対応するマークシート10に間違いなく選択でき、また、厚手の下敷18によりマーク13がはっきりと記入されるとともに、マークシート10のへたりや折れ曲がりを防ぐことができる。。
【0020】
図3は、本発明の第3実施例を示すもので、下敷18の左辺と下辺にスペーサ16を介在し、その上にマークパターン14を貼着したマークシート用マーク付け具の例を示している。
この場合、2辺のスペーサ16の角隅の段差部分にごみが貯まると、マークシート10が正しく位置合わせライン17に接しなくなり、マーク13の位置にずれが生じる恐れがある。そのため、2辺のスペーサ16の角隅にごみ抜き切り欠き21を形成する。このごみ抜き切り欠き21は、マーク孔15に重ならない形状であればよい。
【0021】
図4及び図5(a)(b)は、本発明の第4実施例を示すもので、異なる種類のマークシート用マーク付け具を複数冊が1セットとなるようにして係止具19で連結したマークシート用マーク付け具の例を示している。
具体的には、競馬用の場合、図2に示すマークシート用マーク付け具であって、「単勝/複勝/枠連/馬連/ワイド/3連複用の投票カード」のためのマークシート用マーク付け具と、「馬単専用投票カード」のためのマークシート用マーク付け具と、「ながし/ボックス連勝用投票カード」のためのマークシート用マーク付け具とが1セットとして、それぞれのスペーサ16の位置に係止孔20を穿設し、係止具19で連結したものである。各マークシート用マーク付け具9a、9b、9cの下敷18a、18b、18cをそれぞれの説明文11の印刷インクと同一又はこれに近い色に着色されたものが使用されることで、3種類を区別している。また、マークパターン14又は/及び下敷18に、「単勝/複勝/枠連/馬連/ワイド/3連複用の投票カード」、「馬単専用投票カード」、「ながし/ボックス連勝用投票カード」などの文字を印刷するようにしてもよい。
【0022】
また、マークシート用マーク付け具9a、9b、9cにおけるマークパターン14又は下敷18の一部を互いに重ならないように上方に突出させて見出し23a、23b、23cを形成することで利用しやすく構成されている。これらの下敷18a、18b、18cとそれぞれの見出し23a、23b、23cの境界部分には、図5(b)に示すように、見出し23a、23b、23c側が肉厚となるような段部を形成して、位置合わせライン17とすることにより、マークシート10の正しい位置決めとなる。
前記マークシート用マーク付け具9aは、表裏にマーク箇所12を有するマークシート10について使用するものであるから、図2に示すように構成されたマークシート用マーク付け具に代えて、又は、一緒に図1に示すように構成されたマークシート用マーク付け具をも加えて1セットとして組み込むようにしてもよい。
【0023】
前記係止具19の内側には、鉛筆、黒色ボールペンなどの筆記具24を差し込んでおくこともできる。
このように種類の異なる複数のマークシート用マーク付け具を1セットとして構成したものは、図6に示すような収納バッグ25に収納される。すなわち、収納バッグ25の上端に蓋26を一体に設け、この蓋26の内側と収納バッグ25の外側に、面状ファスナー、爪と切り欠き、ホックなどの係止部27をそれぞれ設けることにより、マークシート用マーク付け具9a、9b、9cとマークシート10とを一緒に収納して携帯する。
【0024】
図7は、本発明の第5実施例を示すもので、筆記具24によるマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、フィルム状であって、マーク孔15を穿設したマークパターン14cを予めマークシート10に直接貼り付けたマークシート用マーク付け具の例である。そして、筆記具24でマークシート10のマーク箇所12にマーク13をつけた後は、マークパターン14cを剥がして捨てる。なお、マークシート10とマークパターン14cとの接着は、マークシート10のマーク箇所12にマーキングした後には容易に剥離できるような接着剤を用いる。
【0025】
図8は、本発明の第6実施例を示すもので、筆記具24によるマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、薄い膜状又はコーティング剤をマークシート10にコーティングしたマークシート用マーク付け具の例である。そして、筆記具24でマークシート10のマーク箇所12にマーク13をつけた後もマークパターン14cをそのまま残しておき、そのまま自動読み取り機械にかけるものである。
【0026】
図9は、本発明の第6実施例を示すもので、筆記具24によるマークシート10のマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、マークシート10に、このマークシート10と全く同一の紙に説明文11とマーク箇所12を印刷し、かつ、マーク箇所12の部分にマーク孔15を穿設したマークパターン14を重ね合わせ、上辺部分を接着剤28にて予め貼り付けたマークシート用マーク付け具の例である。そして、筆記具24でマークシート10のマーク箇所12にマーク13をつけた後は、マークパターン14を剥がして捨てる。マークパターン14が不透明であっても説明文11が印刷され、かつ、マークシート10のマーク箇所12がマーク孔15を通して見えるので、マーク13の位置を間違えることはない。
【0027】
前記実施例では、マークシート10が競馬用の投票カードの場合を例として説明したが、競輪用・オートレース用・サッカー用などの投票カードの他、ナンバーズ3用・ナンバーズ4用・ミニロト用・ロト6用などの数字選択式宝くじ申し込みカードなどであっても、寸法やマーク箇所12の位置などがやや異なるが、基本的には同一であり、そのまま利用できる。たとえば、ナンバーズ3用カードの表題は、「NUMBERS3」と印刷され、かつ、「3」の文字が赤色であり、・ナンバーズ4用カードの表題は、「NUMBERS4」と印刷され、かつ、「4」の文字が緑色であるから、図2における目印として、これらの表題や着色で区別できる。
【0028】
マークパターン14が透明である場合には、マーク孔15の位置がマークパターン14を透かして見えるマークシート10の地の色と区別にくい場合があるので、マーク孔15の位置を明示するためにマーク孔15の周囲にマーク位置を表示する枠線をつけるようにしてもよい。
また、枠線に代えて、又は枠線とともに、マークパターン14に、マーク孔15のマーク位置を明示するためにマークシート10と異なる淡い色に着色するようにしてもよい。この場合、着色する色は、マークシート10の説明文11が十分読み取れる濃さであることが好ましい。
【0029】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、表裏にマーク箇所12のあるマークシート10を両面から挟んでマーク13をつけるために、一側辺が結合した2枚のマークパターン14a、14bで構成され、これら2枚のマークパターン14a、14bは、筆記具24で書き込んでも汚れないような表面が滑らかなものであって、マークシート10の説明文11が見えるように透明又は半透明の材料からなり、上記2枚のマークパターン14a、14bには、マークシート10の表裏のマーク箇所12の位置であって、表裏で互いに重ならないようにマーク13と略同形、同大のマーク孔15を開けて形成し、一方のマークパターン14でマーク13をつけるときは、他方のマークパターン14は、下敷18として作用するように構成したので、マークが目当ての箇所からはみ出たり、隣のマーク箇所まで塗りつぶしてしまうことがない。また、マーク孔15が表裏で互いに重ならないので、一方のマークパターン14でマーク13をつけるときは、他方のマークパターン14は、下敷18として作用し、しっかりと正確にマークをつけることができる。
従って、機械読み取り時の誤りもなく、投票内容を誤ることもなくなる。
【0030】
請求項2記載の発明によれば、マークシート10を挟んでマーク箇所12にマーク13をつけるために、多数のマーク孔15を形成した1枚の薄いマークパターン14と厚い下敷18とを一側辺でスペーサ16を介在して結合し、前記下敷18は、マークシート10のマーク箇所12に使用された印刷インクと同一又はこれに近い色に着色することにより、目的のマークシート10に対応させたので、複数種類のマークシート10があっても、間違いなくマーク13を付けることができる。
【0031】
請求項3記載の発明によれば、マークシート10を挟んでマーク箇所12にマーク13をつけるために、多数のマーク孔15を形成した1枚の薄いマークパターン14と厚い下敷18とを相隣る2辺でスペーサ16を介在して結合し、これら結合した2辺のスペーサ16の角隅であって、マークパターン14のマーク孔15と重ならない位置にごみ抜き切り欠き21を形成したので、マークシート10を常に正確に位置合せができる。
【0032】
請求項4記載の発明によれば、マークシート10を挟んでマーク箇所12にマーク13をつけるために、多数のマーク孔15を形成した1枚の薄いマークパターン14と厚い下敷18とを一側辺でスペーサ16を介在して結合し、前記下敷18は、マークシート10のマーク箇所12に使用された印刷インクと同一又はこれに近い色に着色することにより、目的のマークシート10に対応させたマークシート用マーク付け具と、このマークシート用マーク付け具と異なる種類のマークシート10に対応するためのマークシート用マーク付け具とを、複数個を1セットとして係止具19で連結し、各マークシート用マーク付け具における下敷18の一部を突出させて見出し23を形成したので、種類の異なるマークシート10であっても、適合するマークパターンをすぐに探し出すことができ、1セットで多くの種類のマークシートにマーキングを行うことができる。更に、各マークパターンは貼り付けられている下敷きの色により区別されているので、識別しやすく、マークシートに該当するマークパターンを見分けやすい。
【0033】
請求項5記載の発明によれば、種類の異なる複数のマークシート用マーク付け具を1セットとして構成したものを、収納バッグ25にマークシート10とともに収納して携帯するようにしたので、多種類のマークシート10について過不足なくマーキングを可能となる。
【0034】
請求項6記載の発明によれば、筆記具24によるマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、フィルム状であって、マーク孔15を穿設したマークパターン14を予めマークシート10に剥離できるように直接貼り付け、筆記具24でマークシート10のマーク箇所12にマーク13をつけた後は、マークパターン14を剥がすようにしたので、マークシート10にマークパターン14をいちいちあわせることなく、正確にマークを付けることができる。
【0035】
請求項7記載の発明によれば、筆記具24によるマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、薄い膜状又はコーティング剤をマークシート10直接にコーティングしたので、マークシート10にマークパターン14をいちいちあわせることなく、正確にマークを付けることができ、また、マーキング後も剥がすことなく読み取り機械にかけることができる。
【0036】
請求項8記載の発明によれば、マークパターン14におけるマーク孔15の周囲にマーク位置を表示する枠線をつけたので、マークシート10のマーク箇所12を正しく認識することができる。
請求項9記載の発明によれば、マークパターン14に、マーク孔15のマーク位置を明示するためにマークシート10と異なる淡い色に着色したので、マークシート10のマーク箇所12を正しく認識することができる。
【0037】
請求項10記載の発明によれば、筆記具24によるマークシート10のマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、同一の説明文11とマーク箇所12を印刷したマークシート10を2枚重ねとし、かつ、これらのマークシート10のうち、上面のマークシート10のマーク箇所12の部分にマーク孔15を穿設してマークパターン14とし、これらマークシート10とマークパターン14の1辺を接着剤28にて予め連結してなり、筆記具24でマークシート10のマーク箇所12にマーク13をつけた後は、マークパターン14を剥がすようにしたので、不透明なマークパターン14であっても、正確にマーク13を付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマークシート用マーク付け具の第1実施例を示すもので、(a)は、正面図、(b)は、(a)の側面図及び一部の拡大断面図である。
【図2】本発明によるマークシート用マーク付け具の第2実施例を示す側面図及び一部の拡大断面図である。
【図3】本発明によるマークシート用マーク付け具の第3実施例を示すもので、(a)は、正面図、(b)は、(a)の側面図及び一部の拡大断面図である。
【図4】本発明によるマークシート用マーク付け具の第4実施例を示す一部の拡大断面図である。
【図5】(a)は、図4に示したマークシート用マーク付け具の全体の斜視図、(b)は、下敷18の側面図である。
【図6】図5に示したマークシート用マーク付け具を収納する収納バッグ25の斜視図である。
【図7】本発明によるマークシート用マーク付け具の第5実施例を示す一部の拡大断面図である。
【図8】本発明によるマークシート用マーク付け具の第6実施例を示す一部の拡大断面図である。
【図9】本発明によるマークシート用マーク付け具の第7実施例を示すもので、(a)は、正面図、(b)は、(a)の側面図及び一部の拡大断面図である。
【図10】マークシート10が競馬用投票カードの例を示す正面図である。
【符号の説明】
10…マークシート、11…説明文、12…マーク箇所ごみ抜き切り欠き、13…マーク、14…マークパターン、15…マーク孔、16…スペーサ、17…位置合わせライン、18…下敷、19…係止具、20…係止孔、21…ごみ抜き切り欠き、22…シート取り出し切り欠き、23…見出し、24…筆記具、25…収納バッグ、26…蓋、27…係止部、28…接着剤。

Claims (10)

  1. 表裏にマーク箇所12のあるマークシート10を両面から挟んでマーク13をつけるために、少なくとも一側辺が結合した2枚のマークパターン14a、14bで構成され、これら2枚のマークパターン14a、14bは、筆記具24で書き込んでも汚れないような表面が滑らかなものであって、マークシート10の説明文11が見えるように透明又は半透明の材料からなり、上記2枚のマークパターン14a、14bには、マークシート10の表裏のマーク箇所12の位置であって、表裏で互いに重ならないようにマーク13と略同形、同大のマーク孔15を開けて形成し、一方のマークパターン14でマーク13をつけるときは、他方のマークパターン14は、下敷18として作用するように構成したことを特徴とするマークシート用マーク付け具。
  2. マークシート10を挟んでマーク箇所12にマーク13をつけるために、多数のマーク孔15を形成した1枚の薄いマークパターン14と厚い下敷18とを少なくとも一側辺でスペーサ16を介在して結合し、前記下敷18は、マークシート10のマーク箇所12に使用された印刷インクと同一又はこれに近い色に着色することにより、目的のマークシート10に対応させたことを特徴とするマークシート用マーク付け具。
  3. マークシート10を挟んでマーク箇所12にマーク13をつけるために、多数のマーク孔15を形成した1枚の薄いマークパターン14と厚い下敷18とを相隣る2辺でスペーサ16を介在して結合し、これら結合した2辺のスペーサ16の角隅であって、マークパターン14のマーク孔15と重ならない位置にごみ抜き切り欠き21を形成したことを特徴とするマークシート用マーク付け具。
  4. マークシート10を挟んでマーク箇所12にマーク13をつけるために、多数のマーク孔15を形成した1枚の薄いマークパターン14と厚い下敷18とを一側辺でスペーサ16を介在して結合し、前記下敷18は、マークシート10のマーク箇所12に使用された印刷インクと同一又はこれに近い色に着色することにより、目的のマークシート10に対応させたマークシート用マーク付け具と、このマークシート用マーク付け具と異なる種類のマークシート10に対応するためのマークシート用マーク付け具とを、複数個を1セットとして係止具19で連結し、各マークシート用マーク付け具における下敷18の一部を突出させて見出し23を形成してなることを特徴とするマークシート用マーク付け具。
  5. 種類の異なる複数のマークシート用マーク付け具を1セットとして構成したものを、収納バッグ25にマークシート10とともに収納して携帯することを可能にしたことを特徴とする請求項4記載のマークシート用マーク付け具。
  6. 筆記具24によるマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、フィルム状であって、マーク孔15を穿設したマークパターン14を予めマークシート10に剥離できるように直接貼り付け、筆記具24でマークシート10のマーク箇所12にマーク13をつけた後は、マークパターン14を剥がすようにしたことを特徴とするマークシート用マーク付け具。
  7. 筆記具24によるマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、薄い膜状又はコーティング剤をマークシート10直接にコーティングしたことを特徴とするマークシート用マーク付け具。
  8. マークパターン14におけるマーク孔15の周囲にマーク位置を表示する枠線をつけてなることを特徴とする請求項1乃至7記載のマークシート用マーク付け具。
  9. マークパターン14に、マーク孔15のマーク位置を明示するためにマークシート10と異なる淡い色に着色してなることを特徴とする請求項1乃至7記載のマークシート用マーク付け具。
  10. 筆記具24によるマークシート10のマーク箇所12のみの書き込みを可能とするために、同一の説明文11とマーク箇所12を印刷したマークシート10を2枚重ねとし、かつ、これらのマークシート10のうち、上面のマークシート10のマーク箇所12の部分にマーク孔15を穿設してマークパターン14とし、これらマークシート10とマークパターン14の1辺を接着剤28にて予め連結してなり、筆記具24でマークシート10のマーク箇所12にマーク13をつけた後は、マークパターン14を剥がすようにしたことを特徴とするマークシート用マーク付け具。
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