JP2004077687A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】配向膜の経時劣化が小さく、長期間使用した場合においてもコントラストの低下が小さく、水平方向の軸配向性が高く、表示品質に優れた液晶装置、及びそれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】液晶装置を用いた液晶ライトバルブであり、対向配置された一対の基板と、これらの基板により挟持される液晶層と、前記基板それぞれに形成された電極と、これらの電極の表面に形成された配向膜とを備え、基板本体10Aの表面15には、複数の溝16、16、…が互いに平行に形成され、これらの溝16、16、…には、液晶の軸配向方向Axに沿って周期的に変化しかつ軸配向方向Axに沿う断面形状が鋸歯状の凹凸10aが形成され、溝16の開口16aと凹凸10aの各頂部18との間には段差Gが設けられていることを特徴とする。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶装置及び電子機器に係り、特に、配向膜の経時劣化が小さく、長期間使用した場合においてもコントラストの低下が小さく、しかも、水平方向の軸配向性を高めることで、表示品質を改善することが可能な液晶装置、及びこの液晶装置を備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶プロジェクタ等の投射型表示装置に搭載される光変調手段や、携帯電話等に搭載される直視型表示装置として用いられる液晶装置は、液晶層を挟持して対向配置され前記液晶層に電圧を印加するための電極を具備する一対の基板を主体として構成されており、液晶装置を構成する一対の基板の液晶層側最表面には、各々、電圧無印加時における液晶分子の配列を制御する配向膜が形成されている。そして、電圧無印加時、電圧印加時それぞれにおける液晶分子の配列を光学的に識別することにより表示を行うことが可能な構成になっている。
【0003】
配向膜としては、一般にポリイミドなどの高分子膜の表面にラビング処理が施されたものが好適に用いられており、かかる構造の配向膜を用いることにより、配向性高分子と液晶分子との分子相互作用により電界無印加時における液晶分子の配向状態を規制することが可能な構造になっている。
これらの液晶装置においては、表示面の信頼性の向上を目的として、ガラス基板上にマグネシウム化合物からなるパッシベーション膜(被覆膜)を形成し、このパッシベーション膜上にITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)からなる電極を形成した構造が提案されている(例えば、特開昭61−128225号公報等参照)。
【0004】
一方、液晶を配向させるために、配向膜そのものの形状を制御した構造として、基板上に、光硬化性樹脂あるいは感光性樹脂等の高分子膜により構成された断面形状が鋸歯状の配向制御層を設けた構造のものが提案されている(特開平1−238619号公報、特開平9−152612号公報、特開2000−155318号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポリイミドなどの高分子膜を配向膜とした液晶装置を、例えば、液晶プロジェクター用の液晶ライトバルブに適用した場合、長時間使用すると、光及び熱によりポリイミドなどの高分子膜が劣化し、その結果、表示面の品質が低下し、信頼性が低下するという問題点があった。
また、上記の液晶ライトバルブにおいては、配向膜の下側に液晶を駆動するための透明電極としてITOを用いた場合、このITO電極より析出したインジウム(In)や錫(Sn)が液晶層に溶出すると、液晶ライトバルブの電気的特性が変化し、その結果、表示面の品質が低下し、信頼性が低下するという問題点があった。
【0006】
また、ガラス基板上にパッシベーション膜を形成した構造では、ガラス基板中に含まれるナトリウム等の金属元素の拡散を防止する効果はあるものの、ITO電極より析出したInやSnが液晶層に溶出するのを防止することはできない。
また、光硬化性樹脂、あるいは感光性樹脂などの高分子膜を鋸歯状の配向制御層とした液晶装置を、例えば、液晶プロジェクター用の液晶ライトバルブに適用した場合、長時間使用すると、光及び熱により光硬化性樹脂あるいは感光性樹脂などの高分子膜が劣化し、その結果、表示面の品質が低下し、信頼性が低下するという問題点があった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、配向膜の経時劣化が小さく、長期間使用した場合においてもコントラストの低下が小さく、しかも、水平方向の軸配向性を高めることで、表示品質を改善することが可能な液晶装置を提供することを目的とする。また、この液晶装置を備えることにより、水平方向の軸配向性が高く、表示品質に優れ、信頼性が向上した電子機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、配向膜の経時劣化が小さい液晶装置として、既に、基板本体の画素領域上の表面に断面形状が鋸歯状の凹凸を形成した構成の液晶装置を提案した(特願2002−124100)。なお、この出願は、公開前の出願であり、特許法上の従来の技術には該当しない。
【0009】
図14は、本発明者等が提案した液晶装置の基板本体を示す斜視図、図15は液晶装置の画素領域を示す断面図であり、この基板本体10Aの液晶層50側の表面15には、液晶の軸配向方向Axに沿って周期的に変化する所定の幅Wを有する断面形状が鋸歯状の凹凸10aが、所定の間隔dをあけて複数列形成され、この鋸歯状の凹凸10a上には、第1層間絶縁膜12、第2層間絶縁膜4、第3層間絶縁膜7、画素電極9、配向膜41が順次積層され、この配向膜41の表面41bは、基板本体10Aの表面と同一形状とされている。
すなわち、この配向膜41の画素領域上の表面は、液晶の軸配向方向(図15中左右方向)に沿って鋸歯状に周期的に変化する断面形状が鋸歯状の凹凸41aとされ、この鋸歯状の凹凸41aは、上記の鋸歯状の凹凸10aと全く同様に、所定の間隔dをあけて複数列形成されている。
【0010】
この配向膜41は、鋸歯状の凹凸41aによりTN液晶49の配向方向及びプレチルト角を制御するのはもちろんのこと、マグネシウム化合物を含有したことにより、この配向膜41の下側に設けられている画素電極9からの不純物やIn、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散を防止している。このように、In、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散を防止することで、長時間使用した場合においても液晶層50の機能が劣化するおそれがなく、高い信頼性を保持することができる。
【0011】
他方、基板本体10Aの対向基板となる基板本体20Aの液晶層50側の表面には、断面形状が鋸歯状の凹凸20aが、上記の鋸歯状の凹凸41aと直交するようにその面上の一方向(図面に垂直な方向)に沿って周期的に形成され、この鋸歯状の凹凸20aは、図面に垂直な複数の溝62により所定の幅とされている。この鋸歯状の凹凸20a上には、共通電極21、配向膜61が順次積層され、この配向膜61の表面は、基板本体20Aの表面と同一形状とされている。
すなわち、この配向膜61の表面は、その面上の一方向(図面に垂直な方向)に沿って周期的に変化する断面形状が鋸歯状(三角形状)の凹凸61aとされ、この鋸歯状の凹凸61aは、上記の鋸歯状の凹凸20aと全く同様に、図面に垂直な複数の溝62により、所定の幅とされている。
【0012】
この配向膜61は、上記の配向膜41と全く同様に、鋸歯状の凹凸61aによりTN液晶49の配向方向及びプレチルト角を制御するのはもちろんのこと、マグネシウム化合物を含有したことにより、この配向膜61の下側に設けられている共通電極21からの不純物やIn、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散を防止している。このように、In、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散を防止することで、長時間使用した場合においても液晶層50の機能が劣化するおそれがなく、高い信頼性を保持することができる。
【0013】
ところで、本発明者等が提案した液晶装置においては、配向膜41の画素領域上の表面に、液晶の軸配向方向Axに沿って周期的に変化する断面形状が鋸歯状の凹凸41aを複数列形成し、この配向膜41に対向する配向膜61の表面に、周期的に変化する断面形状が鋸歯状の凹凸61aを複数列形成した構成としたことにより、プレティルトを発現することはできるが、凹凸10aの部分の側面積が狭いので液晶の軸配向性が弱くなるという問題点があった。
【0014】
本発明者は、これらの問題点を解決すべく、一方向に沿って周期的に形成された液晶層の配向方向を制御するための凹凸と、この凹凸が形成された溝や突条との間に段差を設けることにより、側面積を確保することができ、したがって、液晶の水平方向の軸配向性を高めることができ、表示品質を改善することができることを知見し、本発明を完成するに至った。
【0015】
本発明の液晶装置は、対向配置された一対の基板と、この一対の基板により挟持される液晶層と、前記一対の基板それぞれの前記液晶層側表面に形成され前記液晶層に電圧を印加するための電極と、これらの電極それぞれの前記液晶層側表面に形成され前記液晶層の液晶分子を配向させる配向膜とを備え、前記配向膜の表面には、複数の溝が互いに平行に形成され、これらの溝には、前記液晶層の配向方向を制御するための凹凸が当該溝の延在する方向に沿って周期的に形成され、前記溝の開口と前記凹凸の各頂部との間には段差が設けられていることを特徴とする。
【0016】
この液晶装置では、配向膜の表面に複数の溝を互いに平行に形成し、これらの溝に、液晶層の配向方向を制御するための凹凸を当該溝の延在する方向に沿って周期的に形成し、前記溝の開口と前記凹凸の各頂部との間に段差を設けたことにより、前記溝の側面積が確保され、液晶の水平方向の軸配向性が高まる。これにより、表示品質を改善することが可能になり、信頼性が向上する。
【0017】
この液晶装置は、さらに、隣接する前記溝の間が突条とされ、これらの突条には、前記液晶層の配向方向を制御するための凹凸が当該突条の延在する方向に沿って周期的に形成され、前記突条の底部と前記凹凸の各底部との間には段差が設けられていることを特徴とする。
この液晶装置では、前記突条の側面積が確保され、液晶の水平方向の軸配向性がさらに高まる。これにより、表示品質をさらに改善することが可能になり、信頼性が益々向上する。
【0018】
本発明の他の液晶装置は、対向配置された一対の基板と、この一対の基板により挟持される液晶層と、前記一対の基板それぞれの前記液晶層側表面に形成され前記液晶層に電圧を印加するための電極と、これらの電極それぞれの前記液晶層側表面に形成され前記液晶層の液晶分子を配向させる配向膜とを備え、前記配向膜の表面には、複数の突条が互いに平行に形成され、これらの突条には、前記液晶層の配向方向を制御するための凹凸が当該突条の延在する方向に沿って周期的に形成され、前記突条の底部と前記凹凸の各底部との間には段差が設けられていることを特徴とする。
【0019】
この液晶装置では、配向膜の表面に、複数の突条を互いに平行に形成し、これらの突条に、前記液晶層の配向方向を制御するための凹凸を当該突条の延在する方向に沿って周期的に形成し、前記突条の底部と前記凹凸の各底部との間に段差を設けたことにより、前記突条の側面積が確保され、液晶の水平方向の軸配向性が高まる。これにより、表示品質を改善することが可能になり、信頼性が向上する。
【0020】
また、本発明の液晶装置では、前記段差は、30〜500nmであることが好ましい。これにより、側面積が確保され、表示品質を損なうことがない程度に、液晶の水平方向の軸配向性を充分に確保することが出来る。
前記段差を介して溝側に形成された前記電極と、前記段差を介して突条側に形成された前記電極とは、接触していることが好ましい。これにより、導通性能を高め、信号の減衰や抵抗発熱を防止することで、表示品質を高めることが出来る。
前記電極の厚みは、前記段差以上であることが好ましい。これにより、段差を介して溝側に形成された前記電極と、前記段差を介して突条側に形成された前記電極とが接触するので、導通性能を高め、信号の減衰や抵抗発熱を防止することで、表示品質を高めることが出来る。
【0021】
前記凹凸は、前記延在する方向に沿う断面形状が概三角形状であることが好ましい。これにより液晶の配向性を乱すことなく、プレティルトを与えることができる。
前記基板の表面には、前記凹凸に対応する凹凸が形成されていることとしてもよい。これにより液晶の配向性を乱すことなく、プレティルトを与えることができる。
前記電極は、前記液晶層に露出されるとともに、その表面に前記凹凸が形成されていることとしてもよい。これにより、パッシベーション膜を配置しないので、製造プロセスを簡略化することができる。
【0022】
本発明の電子機器は、本発明の液晶装置を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器では、本発明の液晶装置を備えたことにより、水平方向の軸配向性が高く、表示品質に優れ、信頼性が向上した電子機器が提供可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施形態について詳細に説明する。なお、各実施形態においては、図面を参照しながら説明するが、各図において、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
【0024】
[第1実施形態]
図1〜図6に基づいて、スイッチング素子としてTFT(Thin−Film Transistor)素子を用いた、TNモードのアクティブマトリクス型の透過型液晶装置を用いた液晶ライトバルブを例として、本発明に係る第1実施形態の液晶装置の構造について詳述する。
【0025】
図1は本実施形態の液晶ライトバルブの画像表示領域を構成するマトリクス状に配置された複数の画素におけるスイッチング素子、信号線等を示す等価回路図である。図2はデータ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の構造を示す平面図である。図3は本実施形態の液晶ライトバルブの構造を示す断面図であって、図2のA−A’線に沿う断面図である。
図4は本実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す斜視図である。図5は本実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す断面図である。図6は本実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の配向膜の寸法例を示す模式図である。
【0026】
この液晶ライトバルブは、図1に示すように、画像表示領域を構成するマトリクス状に配置された複数の画素には、画素電極9と、この画素電極9を制御するためのスイッチング素子であるTFT素子30とがそれぞれ形成されており、画像信号が供給されるデータ線6aが当該TFT素子30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに供給される画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給されるか、あるいは相隣接する複数のデータ線6aに対してグループ毎に供給される。
【0027】
また、走査線3aがTFT素子30のゲートに電気的に接続されており、複数の走査線3aに対して走査信号G1、G2、…、Gmが所定のタイミングでパルス的に線順次で印加される。また、画素電極9はTFT素子30のドレインに電気的に接続されており、このTFT素子30を一定期間だけオン状態とすることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込むようになっている。
【0028】
画素電極9を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、後述する共通電極との間で一定期間保持される。この液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能にする。ここで、保持された画像信号がリークすることを防止するために、画素電極9と共通電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量17が付加されている。
【0029】
(平面構造)
次に、本実施形態の液晶ライトバルブの平面構造について図2に基づき説明する。
この液晶ライトバルブは、TFTアレイ基板上に、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等の透明導電性材料からなる矩形状の画素電極9が複数、マトリクス状に設けられており、画素電極9の縦横の境界に各々沿ってデータ線6a、走査線3a及び容量線3bが設けられている。ここでは、画素電極9の輪郭を点線9Aで示している。
本実施形態においては、各画素電極9、及び各画素電極9を囲むように配設されたデータ線6a、走査線3a、容量線3b等が形成された領域が画素であり、マトリクス状に配置された画素毎に表示を行うことが可能な構造になっている。
【0030】
データ線6aは、TFT素子30を構成する例えばポリシリコン膜からなる半導体層1aのうち、後述のソース領域にコンタクトホール5を介して電気的に接続されており、画素電極9は、半導体層1aのうち、後述のドレイン領域にコンタクトホール8を介して電気的に接続されている。また、半導体層1aのうち、後述のチャネル領域(図中左上がりの斜線の領域)に対向するように走査線3aが配置されており、この走査線3aはチャネル領域に対向する部分でゲート電極として機能する構成になっている。
【0031】
容量線3bは、走査線3aに沿って略直線状に伸びる本線部(平面視、走査線3aに沿って形成された第1領域)と、データ線6aと交差する箇所からデータ線6aに沿って前段側(図中上向き)に突出した突出部(平面視、データ線6aに沿って延設された第2領域)とを有する。そして、図2中、右上がりの斜線で示した領域には、複数の第1遮光膜11aが設けられている。
【0032】
より具体的には、第1遮光膜11aは、各々、半導体層1aのチャネル領域を含むTFT素子30をTFTアレイ基板側から見て覆う位置に設けられており、さらに、容量線3bの本線部に対向して走査線3aに沿って直線状に伸びる本線部と、データ線6aと交差する箇所からデータ線6aに沿って隣接する後段側(図中下向き)に突出した突出部とを有する。第1遮光膜11aの各段(画素行)における下向きの突出部の先端は、データ線6a下において次段における容量線3bの上向きの突出部の先端と重なっている。この重なった箇所には、第1遮光膜11aと容量線3bとを相互に電気的に接続するコンタクトホール13が設けられている。すなわち、本実施形態では、第1遮光膜11aは、コンタクトホール13により前段あるいは後段の容量線3bに電気的に接続されている。
【0033】
(断面構造)
次に、本実施形態の液晶ライトバルブの断面構造について図3に基づき説明する。
この液晶ライトバルブは、TFTアレイ基板10と、この基板10に対向配置される対向基板20と、これらの基板10、20の間に挟持されるTN液晶からなる液晶層50とにより構成されている。TFTアレイ基板10は、石英等の透光性材料からなる基板本体10Aと、その液晶層50側表面に形成された画素電極9、TFT素子30、マグネシウム化合物を含有してなる配向膜41とを主体として構成されており、対向基板20は、ガラスや石英等の透光性材料からなる基板本体20Aと、その液晶層50側表面に形成された共通電極21及びマグネシウム化合物を含有してなる配向膜61とを主体として構成されている。
【0034】
より詳細には、TFTアレイ基板10において、基板本体10Aの液晶層50側表面には画素電極9が設けられ、各画素電極9に隣接する位置に、各画素電極9をスイッチング制御する画素スイッチング用TFT素子30が設けられている。
画素スイッチング用TFT素子30は、LDD(Lightly Doped Drain)構造を有しており、走査線3a、当該走査線3aからの電界によりチャネルが形成される半導体層1aのチャネル領域1a’、走査線3aと半導体層1aとを絶縁するゲート絶縁膜2、データ線6a、半導体層1aの低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1c、半導体層1aの高濃度ソース領域1d及び高濃度ドレイン領域1eを備えている。
【0035】
また、上記走査線3a上、ゲート絶縁膜2上を含む基板本体10A上には、高濃度ソース領域1dへ通じるコンタクトホール5、及び高濃度ドレイン領域1eへ通じるコンタクトホール8が開孔した第2層間絶縁膜4が形成されている。つまり、データ線6aは、第2層間絶縁膜4を貫通するコンタクトホール5を介して高濃度ソース領域1dに電気的に接続されている。さらに、データ線6a上及び第2層間絶縁膜4上には、高濃度ドレイン領域1eへ通じるコンタクトホール8が開孔した第3層間絶縁膜7が形成されている。つまり、高濃度ドレイン領域1eは、第2層間絶縁膜4及び第3層間絶縁膜7を貫通するコンタクトホール8を介して画素電極9に電気的に接続されている。
【0036】
また、本実施形態では、ゲート絶縁膜2を走査線3aに対向する位置から延設して誘電体膜として用い、半導体膜1aを延設して第1蓄積容量電極1fとし、更にこれらに対向する容量線3bの一部を第2蓄積容量電極とすることにより、蓄積容量17が構成されている。
【0037】
また、TFTアレイ基板10の基板本体10Aの液晶層50側表面の各画素スイッチング用TFT素子30が形成された領域には、TFTアレイ基板10を透過し、このTFTアレイ基板10の下面、すなわちTFTアレイ基板10と空気との界面にて反射されて液晶層50側に戻る戻り光が、少なくとも半導体層1aのチャネル領域1a’及び低濃度ソース、ドレイン領域(LDD領域)1b、1cに入射することを防止するための第1遮光膜11aが設けられている。
また、第1遮光膜11aと画素スイッチング用TFT素子30との間には、画素スイッチング用TFT素子30を構成する半導体層1aを第1遮光膜11aから電気的に絶縁するための第1層間絶縁膜12が形成されている。
【0038】
また、図2に示すように、TFTアレイ基板10に第1遮光膜11aを設けるのに加えて、この第1遮光膜11aは、前段あるいは後段の容量線3bにコンタクトホール13を介して電気的に接続するように構成されている。
また、図3に示すように、TFTアレイ基板10の基板本体10Aの液晶層50側の最表面には、画素電極9、及び該画素電極9が形成されていない領域の第3層間絶縁膜7を覆うように、電圧無印加時における液晶層50内の液晶分子の配向方向及びプレチルト角を制御するためのマグネシウム化合物を含有してなる配向膜41が形成されている。
【0039】
この基板本体10Aの画素領域上においては、図4に示すように、その表面15に、幅W、深さDの溝16が複数、所定の間隔dをおいて互いに平行に形成され、これらの溝16、16、…それぞれの間に存在する上方に突出した断面矩形状の長尺の領域がストライプ(突条)17とされている。
これらの溝16、16、…それぞれには、所定の幅Wを有し、液晶の軸配向方向Axに沿って周期的に変化しかつ軸配向方向Axに沿う断面形状が鋸歯状(三角形状)の凹凸10aが形成され、溝16の開口16aと、凹凸10aの各頂部18との間には段差Gが設けられている。
【0040】
この鋸歯状の凹凸10a上及びストライプ17上には、図5に示すように、第1層間絶縁膜12、第2層間絶縁膜4、第3層間絶縁膜7、画素電極9、マグネシウム化合物を含有する配向膜41が順次積層され、この凹凸10a上に形成された配向膜41の表面41bは、この凹凸10aと同一形状とされている。
すなわち、この配向膜41の画素領域上の表面41bは、液晶の軸配向方向(図中左右方向)に沿って周期的に変化しかつ軸配向方向に沿う断面形状が鋸歯状の凹凸41aとされ、この鋸歯状の凹凸41aは、上記の鋸歯状の凹凸10aと全く同様に、所定の間隔dをあけて複数列形成されている。
【0041】
この配向膜41は、溝16と段差Gとを設けたことによりTN液晶49の配向方向を、及び鋸歯状の凹凸10aによりプレチルト角を制御するのはもちろんのこと、マグネシウム化合物を含有したことにより、この配向膜41の下側に設けられている画素電極9からの不純物やIn、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散を防止している。このように、In、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散を防止することで、長時間使用した場合においても液晶層50の機能が劣化するおそれがなく、高い信頼性を保持することができる。
【0042】
他方、対向基板20においては、基板本体20Aの画素領域上の表面に、図5に示すように、液晶の軸配向方向(図面に垂直な方向)に沿って周期的に変化しかつ軸配向方向に沿う断面形状が鋸歯状(三角形状)の凹凸20aが形成され、この鋸歯状の凹凸20aは、図面に垂直な複数の溝62により所定の幅Wとされている。この鋸歯状の凹凸20a上には、共通電極21、配向膜61が順次積層され、この配向膜61の表面61bは、基板本体20Aの表面と同一形状とされている。
【0043】
すなわち、この配向膜61の表面は、その面上の一方向(図面に垂直な方向)に沿って周期的に変化する断面形状が鋸歯状(三角形状)の凹凸61aとされ、この鋸歯状の凹凸61aは、上記の鋸歯状の凹凸20aと全く同様に、図面に垂直な複数の溝62により所定の幅Wとされている。
【0044】
この配向膜61は、上記の配向膜41と同様、溝62と段差Gとを設けたことによりTN液晶49の配向方向を、及び鋸歯状の凹凸10aによりプレチルト角を制御するのはもちろんのこと、マグネシウム化合物を含有したことにより、この配向膜61の下側に設けられている共通電極21からの不純物やIn、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散を防止している。このように、In、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散を防止することで、長時間使用した場合においても液晶層50の機能が劣化するおそれがなく、高い信頼性を保持することができる。
【0045】
上記の配向膜41、61を構成するマグネシウム化合物としては、例えば、マグネシウム酸化物またはマグネシウム塩が好ましい。前記マグネシウム酸化物としては、MgO(酸化マグネシウム)が好ましく、また、前記マグネシウム塩としては、MgF2(フッ化マグネシウム)が好ましい。
【0046】
ここで、段差G等の寸法について説明する。
段差Gは、30〜500nmが好ましく、さらに好ましくは100〜250nmである。
ここで、段差Gを30〜500nmと限定した理由は、30nmより小さいと溝の側面積が確保されないために液晶の水平方向の軸配向性が弱まってしまい、表示品質を損なってしまうことと、500nmより大きいと 凹凸によるリターデーションの差がセルギャップに反映して表示品質が損なわれてしまうことによる。これにより、表示品質を損なうことがない程度に、液晶の水平方向の軸配向性を充分に確保することが出来る。
【0047】
画素電極9及び共通電極21の厚みは、段差G以上とされており、例えば、段差Gが200nmの場合、画素電極9及び共通電極21の厚みは、200nmもしくはそれ以上である。
上記の画素電極9及び共通電極21の厚みの好ましい範囲は、30〜500nmであり、特に好ましくは100〜250nm程度である。
その理由は、電極の膜厚が段差Gよりも小さくなると、抵抗が大きくなるために電極として不適当であるからである。これにより、導通性能を高め、信号の減衰や抵抗発熱を防止することで、表示品質を高めることが出来る。
この画素電極9は、凹凸10a上に形成されたものと、ストライプ17上に形成されたものとは、接触しており、この接触部分の厚みは、例えば、画素電極9の膜厚の1/2程度とされている。
【0048】
また、配向膜41、61の膜厚は、50〜500nmが好ましく、特に好ましくは250nm程度である。
その理由は、配向膜41、61の膜厚が50nm未満であると、電極(画素電極9あるいは共通電極21)からの不純物やIn、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散の防止効果が不十分で配向膜41、61の劣化を防止することができないおそれがあるからであり、また、膜厚が500nmを越えると、液晶層50と電極(画素電極9あるいは共通電極21)との距離が増大し、液晶層50を駆動するための電圧が高くなるからである。
【0049】
上記の配向膜41、61の鋸歯状の凹凸41a、61aの寸法は、概略、図6に示すように、高さHが30〜500nm、平行溝ピッチPが10〜1500nm、幅Wが5〜750nm、鋸歯の垂直方向に対する角度αが2〜88°(鋸歯の水平方向の長さS=H/(tan(90°−α))となる)であることが好ましい。
【0050】
(製造方法)
次に、上記構造の液晶ライトバルブの製造方法を例として、本発明に係る実施形態の液晶装置の製造方法について説明する。
まず、例えば、レーザビーム加工法等により、基板本体10Aの表面に溝16及び鋸歯状の凹凸10aを形成する。この場合、段差Gが30〜500nmの範囲になるように、溝16の深さD及び鋸歯状の凹凸10aの高さHを設定する。
【0051】
次いで、この鋸歯状の凹凸10a上に、例えば、MOCVD法等によりSiO2からなる第1層間絶縁膜12、第2層間絶縁膜4、第3層間絶縁膜7を順次形成し、この第3層間絶縁膜7上に、例えば、蒸着法やスパッタ法等によりITO等の画素電極9を段差G以上の膜厚に形成し、この表面に、例えば、EB(電子ビーム)真空蒸着法、イオンプレーティング法等により空隙のない緻密な配向膜41を50〜500nmの膜厚に形成する。
以上のようにして、必要な要素が形成されたTFTアレイ基板10を製造することができる。
【0052】
一方、上記の基板本体10Aと全く同様にして、基板本体20Aの表面に鋸歯状の凹凸20aを形成し、この鋸歯状の凹凸20a上に、共通電極21及び配向膜61を順次積層することにより、必要な要素が形成された対向基板10を製造することができる。必要に応じて共通電極の基板10A側に配線部遮光のためのブラックマトリクスを配置しても良い。
なお、配向膜61の形成方法は、TFTアレイ基板10の配向膜41の形成方法と全く同様であるので、説明は省略する。
【0053】
次いで、TFTアレイ基板10と対向基板20のうち一方の基板の周縁部にシール材を塗布し、このシール材を介して配向膜41、61それぞれの延在する方向が互いに直交するように、TFTアレイ基板10及び対向基板20をセルギャップ、例えば約3μmで、しかもこれら基板10、20の配向を90°ずらして貼り合わせ、液晶セルを作製する。
次いで、この液晶セル内に液晶注入孔からTN液晶を注入し、その後、この液晶注入孔を封止材により封止する。
【0054】
本実施形態の液晶ライトバルブによれば、基板本体10Aの画素領域上の表面15に、複数の溝16を所定の間隔dをおいて互いに平行に形成し、これらの溝16、16、…に、液晶の軸配向方向Axに沿って周期的に変化しかつ軸配向方向Axに沿う断面形状が鋸歯状の凹凸10aを形成し、溝16の開口16aと、凹凸10aの各頂部18との間に段差Gを設けたので、溝16の側面積を確保することができ、TN液晶49の水平方向の軸配向性を高めることができる。したがって、表示品質を改善することができ、ライトバルブとしての信頼性を向上させることができる。
【0055】
[第2実施形態]
図7は、本発明に係る第2実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す断面図である。
この液晶ライトバルブは、第1実施形態の配向膜41、61を取り除き、液晶層50に露出する画素電極9の表面9bを凹凸10aと同一形状の凹凸9aとし、同様に共通電極21の表面21bを凹凸20aと同一形状の凹凸21aとしたものであり、その他の点については第1実施形態の液晶ライトバルブと全く同様である。
【0056】
このように、画素電極9からの不純物やIn、Sn等の金属元素の液晶層50への拡散がそれ程問題とならないような場合には、配向膜41、61を取り除くこともできる。
本実施形態の液晶ライトバルブでは、配向膜41、61は無いものの、画素電極9の表面9bが凹凸10aと同一形状の凹凸9aとされ、同様に共通電極21の表面21bが凹凸20aと同一形状の凹凸21aとされているので、許容の範囲で液晶の水平方向の軸配向性を確保することができる。
また、配向膜41、61を形成する工程が不要となるので、製造工程を簡略化することができ、製造コストの低減を図ることができる。
【0057】
[第3実施形態]
図8は、本発明に係る第3実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す断面図である。
この液晶ライトバルブは、凹凸10a上に形成された画素電極9と、ストライプ17上に形成された画素電極9との間に、例えば、1層以上の膜厚に相当する段差を設けることにより、これらの画素電極9、9同士が接触しないようにしたものであり、その他の点については第1実施形態の液晶ライトバルブと全く同様である。
【0058】
このように、電極材料の抵抗が充分に低く、信号の劣化や発熱の問題がない場合には、上記のような構造をとることも出来る。これにより電極材料を節約し、また工程時間を短縮することができる。
この液晶ライトバルブにおいても、TN液晶49の水平方向の軸配向性を高めることができ、表示品質を改善することができ、ライトバルブとしての信頼性を向上させることができる。
【0059】
[第4実施形態]
図9は、本発明に係る第4実施形態の液晶ライトバルブのTFTアレイ基板の構造を示す斜視図、図10は本実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す断面図、図11は本実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の配向膜の寸法例を示す模式図である。
【0060】
この液晶ライトバルブは、基板本体10Aの画素領域上の表面15に、幅W、高さh(=段差G)のストライプ(突条)25を複数、所定の間隔dをおいて互いに平行に形成し、これらストライプ25、25、…それぞれの上面に、液晶の軸配向方向Axに沿って周期的に変化しかつ軸配向方向Axに沿う断面形状が鋸歯状(概三角形状)の凹凸10aを形成したものであり、その他の点については第1実施形態の液晶ライトバルブと全く同様である。
【0061】
ここで、ストライプ25の高さh、すなわち段差Gは、第1実施形態の段差Gと同様、30〜500nmが好ましく、さらに好ましくは100〜250nmである。
上記の配向膜41、61の鋸歯状の凹凸41a、61aの寸法は、概略、図6に示すように、高さHが30〜500nm、平行溝ピッチPが10〜1500nm、幅Wが5〜750nm、鋸歯の垂直方向に対する角度αが2〜88°(鋸歯の水平方向の長さS=H/(tan(90°−α))となる)であることが好ましい。
【0062】
この液晶ライトバルブにおいても、TN液晶49の水平方向の軸配向性を高めることができ、表示品質を改善することができ、ライトバルブとしての信頼性を向上させることができる。
【0063】
なお、上記の各実施形態においては、基板本体10Aの表面に、軸配向方向Axに沿う断面形状が鋸歯状の凹凸10aを形成し、この鋸歯状の凹凸10a上に第1層間絶縁膜12等を順次積層した構成としたが、この凹凸10aの断面形状は一例にすぎず、例えば、鈍角三角形状としてもよい。
【0064】
また、基板本体10Aの表面に鋸歯状の凹凸10aを形成する替わりに、基板本体10Aの平坦な表面に第1層間絶縁膜12等を順次積層する際に、これら第1層間絶縁膜12〜第3層間絶縁膜7のいずれか1層の表面に鋸歯状の凹凸10aを形成してもよい。特に最表面の第3層間絶縁膜7に形成することにより、凹凸形状をより忠実に画素電極9面に再現することができるので、液晶の配向制御性が高まる。
同様に、上記の各実施形態においては、基板本体20Aの表面に鋸歯状の凹凸20aを形成し、この鋸歯状の凹凸20a上に、共通電極21、配向膜61を順次積層した構成としたが、基板本体20Aの平坦な表面に共通電極21を成膜し、この共通電極21の表面に鋸歯状の凹凸20aを形成し、その後鋸歯状の凹凸20a上に配向膜61を積層した構成としてもよい。
【0065】
また、上記の各実施形態においては、溝16またはストライプ25に、液晶の軸配向方向Axに沿って周期的に変化しかつ軸配向方向Axに沿う断面形状が鋸歯状の凹凸10aを形成したが、溝16及びストライプ25の双方に凹凸10aを形成してもよい。この場合、例えば、溝16の開口16aと凹凸10aの各頂部との間に段差Gを設け、ストライプ25の高さhを段差Gとすればよい。
【0066】
また、本実施形態においては、TNモードの液晶ライトバルブについてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、ECBモード、垂直配向モード、STN(Super Twisted Nematic)モード、強誘電モード、反強誘電モードなど、電圧無印加時の液晶分子の配向状態がいかなる液晶装置にも適用することができる。
本発明を、垂直配向モードの液晶装置に適用する場合には、液晶層を、液晶分子の短軸方向が長軸方向に比較して分極しやすい、負の誘電率異方性を有する液晶により構成すれば良い。この場合には、電圧無印加時に、液晶層内の液晶分子が配向膜によって制御され、所定の方向に配列するのに対し、電圧印加時には、液晶層内の液晶分子が、その長軸方向を一対の基板間に発生する縦電界の方向に対して略垂直平行方向に向けて配列するため、電圧無印加時、電圧印加時における液晶分子の配列を光学的に識別し、表示を行うことができる。
【0067】
また、上記の各実施形態においては、TFT素子を用いたアクティブマトリクス型の液晶ライトバルブについてのみ説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、TFD(Thin−Film Diode)素子に代表される2端子型素子を用いたアクティブマトリクス型液晶ライトバルブ等にも適用可能である。
【0068】
また、上記の各実施形態においては、透過型液晶ライトバルブを取り上げて説明したが、本発明は、溝、またはストライプ、あるいはこれら双方に段差を設けた構成であればよく、上記の各実施形態に限定されるものではない。例えば、透過型液晶ライトバルブ以外の反射型、あるいは半透過型の液晶ライトバルブにも適用可能であり、いかなる構造の液晶装置にも適用することができる。
【0069】
[電子機器]
次に、本発明の上記第1〜第4実施形態の液晶ライトバルブに用いられた液晶装置のいずれかを備えた電子機器の具体例について説明する。
図12は、上記第1〜第4実施形態の液晶ライトバルブに用いられた液晶装置のいずれかを光変調装置として用いた投射型表示装置の要部を示す概略構成図である。図12において、810は光源、813、814はダイクロイックミラー、815、816、817は反射ミラー、818は入射レンズ、819はリレーレンズ、820は出射レンズ、822、823、824は液晶光変調装置、825はクロスダイクロイックプリズム、826は投射レンズ、831、832、833は入射側の偏光板、834、835、836は出射側の偏光板である。
【0070】
光源810は、メタルハライド等のランプ811とランプの光を反射するリフレクタ812とからなる。青色光、緑色光反射のダイクロイックミラー813は、光源810からの光束のうちの赤色光を透過させるとともに、青色光と緑色光とを反射する。透過した赤色光は反射ミラー817で反射されて、赤色光用液晶光変調装置822に入射される。
【0071】
一方、ダイクロイックミラー813で反射された色光のうち緑色光は緑色光反射のダイクロイックミラー814によって反射され、緑色光用液晶光変調装置823に入射される。一方、青色光は第2のダイクロイックミラー814も透過する。青色光に対しては、長い光路による光損失を防ぐため、入射レンズ818、リレーレンズ819、出射レンズ820を含むリレーレンズ系からなる導光手段821が設けられ、これを介して青色光が青色光用液晶光変調装置824に入射される。
【0072】
各光変調装置により変調された3つの色光はクロスダイクロイックプリズム825に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤光を反射する誘電体多層膜と青光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。合成された光は、投射光学系である投射レンズ826によってスクリーン827上に投写され、画像が拡大されて表示される。
【0073】
また、図13(a)は、携帯電話の一例を示す斜視図である。図13(a)において、500は携帯電話本体を示し、501は上記第1〜第4実施形態の液晶装置のいずれかを備えた液晶表示部を示している。
図13(b)は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示す斜視図である。図13(b)において、600は情報処理装置、601はキーボードなどの入力部、603は情報処理本体、602は上記第1〜第4実施形態の液晶装置のいずれかを備えた液晶表示部を示している。
図13(c)は、腕時計型電子機器の一例を示す斜視図である。図13(c)において、700は時計本体を示し、701は上記第1〜第4実施形態の液晶装置のいずれかを備えた液晶表示部を示している。
【0074】
図12、図13(a)〜(c)に示す電子機器は、上記実施形態の液晶装置を備えたものであるので、液晶の水平方向の軸配向性を高めることができ、表示品質を改善することができ、信頼性を向上させることができる。
また、本発明は、特に、強い光源を用いる図13に示す電子機器において有効である。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の液晶装置によれば、配向膜の表面に複数の溝を互いに平行に形成し、これらの溝に、液晶層の配向方向を制御するための凹凸を当該溝の延在する方向に沿って周期的に形成し、前記溝の開口と前記凹凸の各頂部との間に段差を設けたので、前記溝の側面積を確保することができ、液晶の水平方向の軸配向性を高めることができる。したがって、表示品質を改善することができ、信頼性を向上させることができる。
【0076】
本発明の他の液晶装置によれば、配向膜の表面に、複数の突条を互いに平行に形成し、これらの突条に、前記液晶層の配向方向を制御するための凹凸を当該突条の延在する方向に沿って周期的に形成し、前記突条の底部と前記凹凸の各底部との間に段差を設けたので、前記突条の側面積を確保することができ、液晶の水平方向の軸配向性を高めることができる。したがって、表示品質を改善することができ、信頼性を向上させることができる。
【0077】
また、本発明の電子機器によれば、本発明の液晶装置を備えたので、液晶の水平方向の軸配向性を高めることができ、したがって、表示品質を改善することができ、信頼性に優れた電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の液晶ライトバルブの画像表示領域を示す等価回路図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態の液晶ライトバルブの複数の画素群の構造を示す平面図である。
【図3】本発明に係る第1実施形態の液晶ライトバルブのTFT領域の構造を示す断面図である。
【図4】本発明に係る第1実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る第1実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す断面図である。
【図6】本発明に係る第1実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の配向膜の寸法例を示す模式図である。
【図7】本発明に係る第2実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す断面図である。
【図8】本発明に係る第3実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す断面図である。
【図9】本発明に係る第4実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る第4実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の構造を示す断面図である。
【図11】本発明に係る第4実施形態の液晶ライトバルブの画素領域の配向膜の寸法例を示す模式図である。
【図12】本発明に係る第1〜第4実施形態の液晶装置のいずれかを光変調装置として用いた投射型表示装置の要部を示す構成図である。
【図13】本発明の第1〜第4実施形態の透過型の液晶装置のいずれかを備えた電子機器を示す斜視図であり、図13(a)は携帯電話の一例を示す斜視図、図13(b)は携帯型情報処理装置の一例を示す斜視図、図13(c)は腕時計型電子機器の一例を示す斜視図である。
【図14】本発明者等が提案した液晶装置の基板本体の構造を示す斜視図である。
【図15】本発明者等が提案した液晶装置の画素領域の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10…TFTアレイ基板
10A…基板本体
10a…凹凸
15…表面
16…溝
16a…開口
18…頂部
20…対向基板
20A…基板本体
20a…凹凸
9…画素電極
21…共通電極
25…ストライプ
41、61…配向膜
41a、61a…凹凸
41b、61b…表面
49…TN液晶
50…液晶層
G…段差

Claims (10)

  1. 対向配置された一対の基板と、この一対の基板により挟持される液晶層と、前記一対の基板それぞれの前記液晶層側表面に形成され前記液晶層に電圧を印加するための電極と、これらの電極それぞれの前記液晶層側表面に形成され前記液晶層の液晶分子を配向させる配向膜とを備え、
    前記配向膜の表面には、複数の溝が互いに平行に形成され、これらの溝には、前記液晶層の配向方向を制御するための凹凸が当該溝の延在する方向に沿って周期的に形成され、前記溝の開口と前記凹凸の各頂部との間には段差が設けられていることを特徴とする液晶装置。
  2. 隣接する前記溝の間が突条とされ、これらの突条には、前記液晶層の配向方向を制御するための凹凸が当該突条の延在する方向に沿って周期的に形成され、前記突条の底部と前記凹凸の各底部との間には段差が設けられていることを特徴とする請求項1記載の液晶装置。
  3. 対向配置された一対の基板と、この一対の基板により挟持される液晶層と、前記一対の基板それぞれの前記液晶層側表面に形成され前記液晶層に電圧を印加するための電極と、これらの電極それぞれの前記液晶層側表面に形成され前記液晶層の液晶分子を配向させる配向膜とを備え、
    前記配向膜の表面には、複数の突条が互いに平行に形成され、これらの突条には、前記液晶層の配向方向を制御するための凹凸が当該突条の延在する方向に沿って周期的に形成され、前記突条の底部と前記凹凸の各底部との間には段差が設けられていることを特徴とする液晶装置。
  4. 前記段差は、30〜500nmであることを特徴とする請求項1、2または3記載の液晶装置。
  5. 前記段差を介して溝側に形成された前記電極と、前記段差を介して突条側に形成された前記電極とは、接触していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の液晶装置。
  6. 前記電極の厚みは、前記段差以上であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の液晶装置。
  7. 前記凹凸は、前記延在する方向に沿う断面形状が概三角形状であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の液晶装置。
  8. 前記基板の表面には、前記凹凸に対応する凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載の液晶装置。
  9. 前記電極は、前記液晶層に露出されるとともに、その表面に前記凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項記載の液晶装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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