JP2004075294A

JP2004075294A - Jib strut self-assembling method for tower crane

Info

Publication number: JP2004075294A
Application number: JP2002238543A
Authority: JP
Inventors: Eiji Miya; 宮　英司
Original assignee: Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Current assignee: Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date: 2002-08-19
Filing date: 2002-08-19
Publication date: 2004-03-11

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a jib strut self-assembling method for a crane enabling assembly of a strut by itself without necessitating an auxiliary crane. <P>SOLUTION: In this tower crane provided with a tower boom 3, a luffing jib 5, and front and rear struts 6, 7 for raising the jib as front attachment in a front part of a machine body 2, one end of a rope 14 is connected with a tip of the rear strut 7, the other end of it is extended through a sheave 8b arranged at a position higher than the rear strut which is at a horizontal attitude to form an angle θ between the rear strut 7 and the rope 14, and the other end of the rope 14 is wound by a winch 12 provided in the machine body 2 to raise the rear strut 7. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラフィングジブまたは固定ジブを装備したタワークレーンのジブストラット自力組立方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
タワークレーンは、フロントアタッチメントと機体を分解して別々に輸送し、現場に搬入された後、組み立てられる。
【０００３】
図６は組立前のラフィングジブ付きクレーンを示したものであり、フロントアタッチメントは水平に倒伏された状態にある。
【０００４】
機体５０の前部にはタワーブーム５１が取り付られ、このタワーブーム５１の先端部にタワーヘッド５２が備えられ、このタワーヘッド５２の先端にジブ５３が枢着される。
【０００５】
このジブ５３の後部にはジブストラットとしてフロントストラット（フロントポストと呼ぶ場合がある）５４とリヤストラット（リヤポストと呼ぶ場合がある）５５がそれぞれ枢着されており、ジブ５３の先端部とフロントストラット５４の先端部は図示しないジブ支持ロープで連結され、また、フロントストラット５４の先端部とリヤストラット５５の先端部に設けられた各シーブ間にはジブ起伏ロープ５６が架け渡されるようになっている。
【０００６】
なお、図中、５７はマスト、５８はガントリであり、それぞれの先端部に備えられたシーブ間にブーム起伏ロープが掛け渡されるようになっている。また、５９はウインチドラムである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のタワークレーンにおいてジブストラットを組み立てる場合、リヤストラット５５を引き起こすのにタワークレーンと別に補助クレーンを用意し、ウインチドラム５９からのウインチロープで巻き上げることができる角度までそのリヤストラット５５を立てる必要があった。
【０００８】
なぜなら、フロントアタッチメントを地上に倒した状態ではリヤストラット５５が水平姿勢であるためウインチドラム５９によって直接、リヤストラット５５を引き起こすことができないからである。
【０００９】
また、ジブストラットを分解する場合においてもリヤストラット５５をウインチドラム５９からのロープで直接支える方法では、リヤストラット５５を倒し過ぎてリヤストラット５５とロープが平行になった時点でリヤストラット５５が反転し、その下方のフロントストラット５４に衝突して破損する虞れがある。
【００１０】
このように、従来のタワークレーンではジブストラットを組み立てる場合、または分解するときに常に補助クレーンが必要になるという不都合があった。
【００１１】
本発明は以上のような従来のタワークレーンにおける課題を考慮してなされたものであり、補助クレーンを必要とせずにジブストラットを自力で組み立てることができるクレーンのジブストラット自力組立方法を提供するものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
本発明は、機体の前部にフロントアタッチメントとして、タワーブームと、ジブと、このジブを支持するジブストラットとを備えたタワークレーンにおいて、フロントアタッチメントを地上に倒した状態で、ジブストラットの先端部に接続したロープをそのジブストラット先端部よりも高い位置で機体側に配置されたガイド手段を介し巻取装置で巻き取ることにより、ジブストラットを自力で引き起こすタワークレーンのジブストラット自力組立方法である。
【００１３】
本発明において、上記機体にタワーブームを起伏させるための起伏支柱を備え、その起伏支柱に設けられたガイド手段を介してロープを巻き取ることができる。
【００１４】
上記起伏支柱の具体例としては、ガントリやマストが示される。
【００１５】
本発明は、機体の前部にフロントアタッチメントとして、タワーブームと、ジブと、このジブを支持するジブストラットとを備えたタワークレーンにおいて、上端部にガイド手段を備えた支持部材を、フロントアタッチメントを地上に倒した状態でそのガイド手段がジブストラットの先端部よりも高い位置となるようにタワーブームに突設し、ジブストラットの先端部に接続したロープをそのガイド手段を介し巻取装置で巻き取ることにより、ジブストラットを自力で引き起こすタワークレーンのジブストラット自力組立方法である。
【００１６】
本発明において、ジブストラットを組み立てるとは、フロントアタッチメントが地上に倒された状態でジブ後部に連結されているジブストラットを所定の姿勢に立てることを意味する。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
【００１８】
図１および図２は、本発明に係るジブストラット自立組立方法の各工程を示したものであり、フロントアタッチメントを地上に倒した状態を示している。
【００１９】
まず、図１（ａ）において、タワークレーンの全体構成について説明する。
【００２０】
１は下部走行体、２は機体としての上部旋回体であり、この上部旋回体２の前部にタワーブーム３が取り付られている。タワーブーム３の先端部にタワーヘッド４が備えられ、このタワーヘッド４の先端にジブ５が枢着される。
【００２１】
ジブ５の後部にはジブストラットとしてのフロントストラット６とリヤストラット７がそれぞれ枢着されている。また、上部旋回体２の後部には起伏支柱としてのガントリ８が配置されており、このガントリ８の前側支柱８ａの略中間位置に補助ガイドシーブ８ｂが設けられている。この補助ガイドシーブ８ｂは、ジブストラット先端部よりも高い位置に配置されガイド手段として機能する。
【００２２】
この補助ガイドシーブ８ｂは、第３ウインチに巻かれたロープをガイドするものであり、ジブの起伏時の他、例えば掘削装置等のオプション機器の吊上げ、吊下げ時にも使用されるものであり、作業時には補助ガイドシーブ８ｂに掛けられたロープの先端に掘削装置が吊持されるようになっている。
【００２３】
タワーブーム３は、ブーム起伏ウインチ９からのブーム起伏ロープ１０ａにブームガイライン１０ｂを介して接続されており、そのロープ１０ａを巻上げまたは巻下げることによって起伏するようになっている。
【００２４】
一方、ジブ５は、図示しないジブ起伏ウインチによって巻取駆動されるジブ起伏ロープ、ジブストラット６，７、及びジブガイラインを介して連結され、そのジブ起伏ロープを巻上げまたは巻下げることによって起伏するようになっている。
【００２５】
なお、図中１１は主巻ウインチ、１２は補巻ウインチであり、それぞれ吊荷の巻上げ、巻下げ作業に使用される。また、補巻ウインチ１２はリヤストラット７の引き起こしにも使用される。１３はジブ用に使用される補助ウインチである。
【００２６】
また、１６は一端がリヤストラット７の先端側に取り付けられたストラット側ガイケーブルであり、１７は、一端がブームの基端側背面のブラケットに取り付けられたブーム側ストラットガイケーブルである。後述する自力組立工程で、上記ストラット側ガイケーブル１６およびブーム側ストラットガイケーブル１７が連結されることで、ストラット先端とブーム基端とを連結支持する連結手段としてのストラットガイケーブルが構成される。
【００２７】
上記構成を有するタワークレーンのジブストラット自立組立方法を以下に説明する。
【００２８】
図１（ａ）において、補巻ウインチ１２から引き出されたロープ１４を、ガントリ８の補助ガイドシーブ８ｂに通し、ジブ５側に引き出してリヤストラット７の先端部に接続する。
【００２９】
図１（ｂ）において、補巻ウインチ１２を巻上駆動することによってロープ１４を巻き取ると、リヤストラット７とロープ１４との間に所定の角度θが確保されることによってリヤストラット７を直接引き起こすことができる。なお、上記所定の角度θとは３°以上であることが好ましい。角度θは力学的に引き起こしができる角度であれば十分であるが、約３°以上設けることが好ましい。
【００３０】
図１（ｃ）において、リヤストラット７を矢印Ａ方向に引き起こす際、リヤストラット７とフロントストラット６とに架け渡されているロープ１５を繰り出しながらロープ１４を巻き上げる。これにより、ロープ１４の巻上時にフロントストラット６の負荷が補巻ウインチ１２に加わらないようにする。
【００３１】
図１（ｄ）において、リヤストラット７がほぼ９０°に起立した時点で、リヤストラット７が自重で矢印Ａ′方向に反転しないようにロープ１５を張る。
【００３２】
図２（ｅ）において、ジブストラット間のロープ１５を繰り出しながらストラットガイケーブル１６をブーム側ストラットガイケーブル１７に接続し、ストラットバックストップ１８を取り付ける。
【００３３】
図２（ｆ）において、ジブストラット間のロープ１５を巻き取り、ストラットガイケーブル１６を図に示す状態に張る。
【００３４】
なお、ジブストラットの分解時においても、ガントリ８のシーブ８ｂを通したロープ１４をリヤストラット７の先端部に接続し、ロープ１４を繰り出すことによってリヤストラット７を安全に水平位置まで倒伏させることができる。このとき、リヤストラット７が水平姿勢になるまでは、ロープ１４とリヤストラット７との間に角度θが確保されているため（図１（ｂ）参照）、リヤストラット７がジブ５側に反転してフロントストラット６と衝突するというトラブルを解消することができる。
【００３５】
図３および４は、本発明の第二の実施形態を示したものであり、起伏支柱としてのマストのシーブを通してリヤストラット７を自力で組み立てる方法を示したものである。
【００３６】
なお、以下の図面において図１と同じ構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【００３７】
図３（ａ）に示すように、補巻ウインチ１２から繰り出されたロープ２０を、マスト２１の上端に備えられているガイド手段としてのシーブ２１ａを通して垂下させる。
【００３８】
図３（ｂ）に示すように、ロープ２０をさらに繰り出してリヤストラット７の先端部に接続する。
【００３９】
図３（ｃ）に示すように、ロープ２０を弛ませたまま、マスト２１をほぼ９０°まで起こす。
【００４０】
図３（ｄ）に示すように、補巻ウインチ１２によってロープ２０を巻き上げ、リヤストラット７を矢印Ａ方向に引き起こす。この時、フロントストラット６が起きないようにリヤストラット７とフロントストラット６との間のロープ２２を緩める。リヤストラット７を引き起こす場合、リヤストラット７とロープ２０との間には所定の角度θ′が確保されているため（図３（ｃ）参照）、リヤストラット７をロープ２０で直接、引き起こすことができる。
【００４１】
図４（ｅ）に示すように、リヤストラット７をさらに倒した状態でストラットガイライン２２をブーム側ストラットガイライン２２ａに接続する。
【００４２】
図４（ｆ）に示すように、リヤストラット７を起こし、ストラットバックストップ２３を固定する。
【００４３】
図４（ｇ）に示すように、ブームガイライン２４、ジブガイライン２５をそれぞれ取り付ける。
【００４４】
なお、ジブストラットの分解時においても、マスト２１先端部のシーブ２１ａを通したロープ２０をリヤストラット７の先端部に接続し、ロープ２０を繰り出すことによってリヤストラット７を安全に水平位置まで倒伏させることができる。このとき、リヤストラット７が水平になるまでは、ロープ２０とリヤストラット７との間に角度θが確保されているため（図３（ｃ）参照）、リヤストラット７がジブ５側に反転してフロントストラット６と衝突するというトラブルを解消することができる。
【００４５】
図５は、本発明の第三の実施形態を示したものであり、タワーブーム３の先端部に支持部材３０を突設し、その支持部材３０の上端に設けたシーブ３０ａにロープ３１を通し、リヤストラット７を自力で組み立てる方法を示したものである。
【００４６】
この自力組立方法では、同図（ａ）に示すように、支持部材３０を設けることにより、リヤストラット７の引き起こし時にのみ、リヤストラット７とロープ３１との間に所定の角度θ″を確保することができるようにしている。
【００４７】
リヤストラット７がある程度引き起こされると、同図（ｂ）に示すように、ロープ３１はシーブ３０ａから離れて直接、ウインチによって巻き上げられる。
【００４８】
上記支持部材３０のシーブ３０ａはガイド手段として機能する。
【００４９】
なお、上記実施形態ではラフィングジブを装備したタワークレーンを例に取り説明したが、これに限らず、固定ジブを装備したタワークレーンにも本発明を適用することができる。
【００５０】
また、上述の実施形態では、ブーム基端部とジブストラット先端部とを結ぶものは、両端に連結プラグを備えたロッド状のガイケーブルを用いたが、これに限らず、リンクやワイヤロープであってもよい。
【００５１】
また、上記実施形態ではガイド手段をシーブで構成したが、これに限らず、ローラ、半割シーブ等で構成することもできる。
【００５２】
さらにまた、上述したシーブの位置に、着脱自在な滑車具を連結して自力組立作業を行うようにしてもよい。着脱自在な滑車具を使用すると、組立後にロープを外す作業が容易になるという利点がある。
【００５３】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、請求項１の本発明によれば、フロントアタッチメントを地上に倒した状態で、ジブストラットの先端部に接続したロープをそのジブストラット先端部よりも高い位置で機体側に配置されたガイド手段を介し巻取装置で巻き取るようにしたため、補助クレーンを必要とせずにジブストラットを自力で引き起こすことが可能になる。
【００５４】
請求項２の本発明によれば、機体に備えられた、タワーブームを起伏させるための起伏支柱のガイド手段を介してロープを巻き取るため、既存のガントリやマストに備えられたガイド手段を利用してジブストラットを引き起こすことができる。
【００５５】
請求項３の本発明によれば、ジブストラットの先端部よりも高い位置となるようにタワーブームに突設された支持部材のガイド手段を介し、ジブストラットの先端部に接続したロープを巻き取るようにしたため、ジブストラットを自力で引き起こすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）〜（ｄ）は、本発明に係るジブストラット自力組立方法の第一実施形態についてその手順を示した工程図である。
【図２】（ｅ）および（ｆ）は、図１に続く手順を示した工程図である。
【図３】（ａ）〜（ｄ）は、本発明に係るジブストラット自力組立方法の第二実施形態についてその手順を示した工程図である。
【図４】（ｅ）〜（ｇ）は、図３に続く手順を示した工程図である。
【図５】（ａ）および（ｂ）は、本発明に係るジブストラット自力組立方法の第三実施形態を示した説明図である。
【図６】従来のジブストラット組立方法を示す説明図である。
【符号の説明】
１　下部走行体
２　上部旋回体
３　タワーブーム
４　タワーヘッド
５　ジブ
６　フロントストラット
７　リヤストラット
８　ガントリ
８ａ　前側支柱
８ｂ　補助ガイドシーブ
９　ブーム起伏ウインチ
１０ａ　ブーム起伏ロープ
１０ｂ　ブームガイライン
１１　主巻ウインチ
１２　補巻ウインチ
１３　補助ウインチ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a jib strut self-assembly method for a tower crane equipped with a luffing jib or a fixed jib.
[0002]
[Prior art]
The tower crane is assembled by disassembling the front attachment and the fuselage and transporting them separately.
[0003]
FIG. 6 shows a crane with a luffing jib before assembly, in which the front attachment is horizontally laid down.
[0004]
A tower boom 51 is attached to a front portion of the body 50, and a tower head 52 is provided at a tip of the tower boom 51. A jib 53 is pivotally attached to a tip of the tower head 52.
[0005]
A front strut (sometimes called a front post) 54 and a rear strut (sometimes called a rear post) 55 are pivotally connected to the rear part of the jib 53 as jib struts, respectively. The distal end of the strut 54 is connected by a jib support rope (not shown), and a jib hoisting rope 56 is bridged between sheaves provided at the distal end of the front strut 54 and the distal end of the rear strut 55. I have.
[0006]
In the drawing, reference numeral 57 denotes a mast, and 58 denotes a gantry, and a boom hoisting rope is stretched between sheaves provided at respective end portions. Reference numeral 59 denotes a winch drum.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, when assembling the jib strut in the conventional tower crane, an auxiliary crane is prepared separately from the tower crane to raise the rear strut 55, and the rear strut 55 is raised to an angle that can be hoisted by the winch rope from the winch drum 59. Needed.
[0008]
This is because the rear strut 55 cannot be directly caused by the winch drum 59 because the rear strut 55 is in a horizontal posture when the front attachment is lowered on the ground.
[0009]
Also, in the method of directly supporting the rear strut 55 with the rope from the winch drum 59 even when disassembling the jib strut, the rear strut 55 is turned over when the rear strut 55 is overturned and the rear strut 55 and the rope become parallel. However, there is a possibility that the front strut 54 may be damaged by colliding with the lower strut 54.
[0010]
As described above, the conventional tower crane has a disadvantage that an auxiliary crane is always required when assembling or disassembling the jib strut.
[0011]
The present invention has been made in consideration of the problems of the conventional tower crane as described above, and provides a crane jib strut self-assembly method capable of assembling a jib strut by itself without requiring an auxiliary crane. It is.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a tower crane including a tower boom, a jib, and a jib strut for supporting the jib as a front attachment at a front portion of the fuselage. A jib strut self-assembly method for a tower crane that causes a jib strut by itself by winding up a rope connected to a jig at a position higher than the end of the jib strut by a winding device via guide means arranged on the fuselage side. .
[0013]
In the present invention, the above-mentioned airframe is provided with an up-and-down support for raising and lowering the tower boom, and the rope can be wound up through guide means provided on the up-and-down support.
[0014]
A gantry and a mast are shown as specific examples of the undulating support.
[0015]
The present invention provides a tower crane including a tower boom, a jib, and a jib strut for supporting the jib as a front attachment to a front portion of the fuselage. In the state that the guide means is placed on the ground, the guide means protrudes from the tower boom so as to be higher than the tip of the jib strut, and a rope connected to the tip of the jib strut is wound by a winding device via the guide means. This is a jib strut self-assembly method of a tower crane which causes a jib strut by itself when taken.
[0016]
In the present invention, assembling the jib strut means that the jib strut connected to the rear part of the jib is set in a predetermined posture in a state where the front attachment is fallen to the ground.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the drawings.
[0018]
FIGS. 1 and 2 show the individual steps of the jib strut self-standing assembly method according to the present invention, and show a state where the front attachment is lowered to the ground.
[0019]
First, the overall configuration of the tower crane will be described with reference to FIG.
[0020]
Reference numeral 1 denotes a lower traveling body, and 2 denotes an upper revolving body as an airframe. A tower head 4 is provided at the tip of the tower boom 3, and a jib 5 is pivotally attached to the tip of the tower head 4.
[0021]
At the rear of the jib 5, a front strut 6 and a rear strut 7 as jib struts are respectively pivoted. A gantry 8 as an undulating support is disposed at a rear portion of the upper revolving unit 2, and an auxiliary guide sheave 8 b is provided at a substantially middle position of a front support 8 a of the gantry 8. The auxiliary guide sheave 8b is arranged at a position higher than the tip of the jib strut and functions as guide means.
[0022]
The auxiliary guide sheave 8b guides the rope wound around the third winch, and is used not only at the time of raising and lowering the jib, but also at the time of lifting and hanging optional equipment such as an excavator, for example. At the time of work, the excavator is hung on the tip of a rope hung on the auxiliary guide sheave 8b.
[0023]
The tower boom 3 is connected to a boom hoisting rope 10a from a boom hoisting winch 9 via a boom guy line 10b, and rises and lowers by winding or lowering the rope 10a.
[0024]
On the other hand, the jib 5 is connected via a jib hoisting rope wound up by a jib hoisting winch (not shown), jib struts 6, 7 and a jib guy line, and is raised and lowered by winding or lowering the jib hoisting rope. Has become.
[0025]
In the figure, reference numeral 11 denotes a main winding winch and 12 denotes an auxiliary winding winch, which are used for hoisting and lowering a suspended load, respectively. The auxiliary winch 12 is also used to raise the rear strut 7. 13 is an auxiliary winch used for the jib.
[0026]
Reference numeral 16 denotes a strut-side guy cable whose one end is attached to the distal end side of the rear strut 7, and reference numeral 17 denotes a boom-side strut guy cable whose one end is attached to a bracket on the rear side of the base end of the boom. By connecting the strut-side guy cable 16 and the boom-side strut guy cable 17 in a self-assembly process to be described later, a strut guy cable as a connecting means for connecting and supporting the strut tip and the boom base end is formed.
[0027]
The jib strut self-standing assembly method of the tower crane having the above configuration will be described below.
[0028]
In FIG. 1A, a rope 14 pulled out from the auxiliary winch 12 is passed through the auxiliary guide sheave 8 b of the gantry 8, pulled out to the jib 5 side, and connected to the tip of the rear strut 7.
[0029]
In FIG. 1B, when the auxiliary winding winch 12 is driven to hoist and the rope 14 is wound, a predetermined angle θ is secured between the rear strut 7 and the rope 14 to directly connect the rear strut 7 to the rope. Can cause. Note that the predetermined angle θ is preferably 3 ° or more. It is sufficient that the angle θ be an angle that can be caused mechanically, but it is preferable that the angle θ be about 3 ° or more.
[0030]
In FIG. 1 (c), when the rear strut 7 is raised in the direction of arrow A, the rope 14 is wound up while unwinding the rope 15 bridged between the rear strut 7 and the front strut 6. This prevents the load of the front strut 6 from being applied to the auxiliary winch 12 when the rope 14 is hoisted.
[0031]
In FIG. 1 (d), when the rear strut 7 stands at approximately 90 °, the rope 15 is stretched so that the rear strut 7 does not reverse in the direction of the arrow A ′ by its own weight.
[0032]
In FIG. 2E, the strut guy cable 16 is connected to the boom-side strut guy cable 17 while the rope 15 between the jib struts is being extended, and the strut backstop 18 is attached.
[0033]
In FIG. 2F, the rope 15 between the jib struts is wound up, and the strut guy cable 16 is stretched as shown in the figure.
[0034]
Even when the jib strut is disassembled, the rope 14 passing through the sheave 8b of the gantry 8 is connected to the tip of the rear strut 7, and the rope 14 is extended so that the rear strut 7 can safely fall down to the horizontal position. it can. At this time, since the angle θ is secured between the rope 14 and the rear strut 7 until the rear strut 7 assumes the horizontal posture (see FIG. 1B), the rear strut 7 is turned to the jib 5 side. Thus, the trouble of colliding with the front strut 6 can be solved.
[0035]
FIGS. 3 and 4 show a second embodiment of the present invention, and show a method of assembling the rear strut 7 by itself through a sheave of a mast as an undulating support.
[0036]
In the following drawings, the same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0037]
As shown in FIG. 3A, the rope 20 drawn out from the auxiliary winch 12 is suspended through a sheave 21a as a guide means provided at the upper end of the mast 21.
[0038]
As shown in FIG. 3B, the rope 20 is further extended and connected to the tip of the rear strut 7.
[0039]
As shown in FIG. 3C, the mast 21 is raised to approximately 90 ° while the rope 20 is loosened.
[0040]
As shown in FIG. 3D, the rope 20 is wound up by the auxiliary winch 12, and the rear strut 7 is raised in the arrow A direction. At this time, the rope 22 between the rear strut 7 and the front strut 6 is loosened so that the front strut 6 does not rise. When the rear strut 7 is caused to occur, the rear strut 7 may be directly caused by the rope 20 because a predetermined angle θ ′ is secured between the rear strut 7 and the rope 20 (see FIG. 3C). it can.
[0041]
As shown in FIG. 4E, the strut guy line 22 is connected to the boom-side strut guy line 22a with the rear strut 7 further lowered.
[0042]
As shown in FIG. 4F, the rear strut 7 is raised, and the strut backstop 23 is fixed.
[0043]
As shown in FIG. 4G, a boom guy line 24 and a jib guy line 25 are attached.
[0044]
Even when the jib strut is disassembled, the rope 20 passing through the sheave 21a at the tip of the mast 21 is connected to the tip of the rear strut 7, and the rope 20 is extended so that the rear strut 7 safely falls down to the horizontal position. be able to. At this time, since the angle θ is secured between the rope 20 and the rear strut 7 until the rear strut 7 becomes horizontal (see FIG. 3C), the rear strut 7 is turned to the jib 5 side. Therefore, the trouble of colliding with the front strut 6 can be solved.
[0045]
FIG. 5 shows a third embodiment of the present invention, in which a support member 30 is protruded from the tip of a tower boom 3, and a rope 31 is passed through a sheave 30 a provided at the upper end of the support member 30. And how to assemble the rear strut 7 by itself.
[0046]
In this self-assembly method, a predetermined angle θ ″ is secured between the rear strut 7 and the rope 31 only when the rear strut 7 is raised by providing the support member 30 as shown in FIG. Have to be able to.
[0047]
When the rear strut 7 is raised to some extent, the rope 31 is wound up by the winch directly away from the sheave 30a as shown in FIG.
[0048]
The sheave 30a of the support member 30 functions as guide means.
[0049]
In the above embodiment, a tower crane equipped with a luffing jib has been described as an example. However, the present invention is not limited to this, and the present invention can be applied to a tower crane equipped with a fixed jib.
[0050]
In the above-described embodiment, the rod-shaped guy cable having the connection plugs at both ends is used for connecting the boom base end and the jib strut tip, but the present invention is not limited to this. There may be.
[0051]
Further, in the above embodiment, the guide means is constituted by a sheave, but is not limited thereto, and may be constituted by a roller, a half sheave, or the like.
[0052]
Furthermore, a detachable pulley may be connected to the above-mentioned sheave position to perform the self-assembly work. The use of a detachable pulley has an advantage that the operation of removing the rope after assembly is facilitated.
[0053]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the first aspect of the present invention, the rope connected to the tip of the jib strut is placed at a position higher than the tip of the jib strut in a state where the front attachment is tilted to the ground. The jib strut can be raised by itself without the need for an auxiliary crane, since the winding device is used to take up the film via the guide means disposed on the side of the fuselage.
[0054]
According to the second aspect of the present invention, the rope is wound through the guide means of the upright support column for raising and lowering the tower boom provided on the body, so that the guide means provided on the existing gantry and mast is used. And can cause jib strut.
[0055]
According to the third aspect of the present invention, the rope connected to the tip of the jib strut is wound through the guide means of the support member protruding from the tower boom so as to be higher than the tip of the jib strut. As a result, the jib strut can be triggered on its own.
[Brief description of the drawings]
1 (a) to 1 (d) are process diagrams showing the procedure of a first embodiment of a jib strut self-assembly method according to the present invention.
FIGS. 2 (e) and 2 (f) are process diagrams showing a procedure following FIG.
FIGS. 3 (a) to 3 (d) are process diagrams showing the procedure of a second embodiment of the jib strut self-assembly method according to the present invention.
4 (e) to 4 (g) are process diagrams showing a procedure following FIG.
FIGS. 5A and 5B are explanatory views showing a third embodiment of the jib strut self-assembly method according to the present invention.
FIG. 6 is an explanatory view showing a conventional jib strut assembling method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Lower traveling body 2 Upper revolving structure 3 Tower boom 4 Tower head 5 Jib 6 Front strut 7 Rear strut 8 Gantry 8a Front support column 8b Auxiliary guide sheave 9 Boom hoisting winch 10a Boom hoisting rope 10b Boom guy line 11 Main winding winch 12 Hoisting winch 13 Auxiliary winch

Claims

機体の前部にフロントアタッチメントとして、タワーブームと、ジブと、このジブを支持するジブストラットとを備えたタワークレーンにおいて、
上記フロントアタッチメントを地上に倒した状態で、上記ジブストラットの先端部に接続したロープをそのジブストラット先端部よりも高い位置で上記機体側に配置されたガイド手段を介し巻取装置で巻き取ることにより、上記ジブストラットを自力で引き起こすことを特徴とするタワークレーンのジブストラット自力組立方法。In a tower crane having a tower boom, a jib, and a jib strut that supports the jib as a front attachment at the front of the fuselage,
Winding the rope connected to the tip of the jib strut at a position higher than the tip of the jib strut by a winding device via a guide means arranged on the fuselage side in a state where the front attachment is lowered to the ground. And causing the jib strut to cause the jib strut by itself.

上記機体にタワーブームを起伏させるための起伏支柱を備え、その起伏支柱に設けられたガイド手段を介して上記ロープを巻き取る請求項１記載のタワークレーンのジブストラット自力組立方法。2. The jib strut self-assembly method for a tower crane according to claim 1, further comprising: an up-and-down support for raising and lowering the tower boom, and winding the rope through guide means provided on the up-and-down support.

機体の前部にフロントアタッチメントとして、タワーブームと、ジブと、このジブを支持するジブストラットとを備えたタワークレーンにおいて、
上端部にガイド手段を備えた支持部材を、上記フロントアタッチメントを地上に倒した状態でそのガイド手段が上記ジブストラットの先端部よりも高い位置となるように上記タワーブームに突設し、上記ジブストラットの先端部に接続したロープをそのガイド手段を介し巻取装置で巻き取ることにより、上記ジブストラットを自力で引き起こすことを特徴とするタワークレーンのジブストラット自力組立方法。In a tower crane having a tower boom, a jib, and a jib strut that supports the jib as a front attachment at the front of the fuselage,
A support member provided with a guide means at an upper end thereof is protruded from the tower boom so that the guide means is located at a position higher than a tip end of the jib strut in a state where the front attachment is lowered to the ground, and A method for self-assembly of a jib strut for a tower crane, wherein the jib strut is caused to rise by itself by winding a rope connected to a tip portion of the strut by a winding device through a guide means.