JP2004068953A - バルブ及びバルブ取付部のシール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】バルブと板状部材との固定を安定させると共に、低コストで製造可能なバルブ及びバルブ取付部のシール構造を提供する。
【解決手段】本発明のバルブ10によれば、メタルシールとOリング35とによる二重のシール構造となり、従来よりシール性が向上する。しかも、板状部材33がバルブ10に形成された外側突壁26と環状金具30とに直に挟持されるので、バルブ10の固定が安定する。また、Oリング35はテーパ部27に押し付けられて拡径変形され、そのテーパ部27と板状部材33とに密着するので、Oリング35のサイズの自由度が高まると共に、Oリング溝のように加工精度を要しないから、加工費も抑えられる。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のバルブ10によれば、メタルシールとOリング35とによる二重のシール構造となり、従来よりシール性が向上する。しかも、板状部材33がバルブ10に形成された外側突壁26と環状金具30とに直に挟持されるので、バルブ10の固定が安定する。また、Oリング35はテーパ部27に押し付けられて拡径変形され、そのテーパ部27と板状部材33とに密着するので、Oリング35のサイズの自由度が高まると共に、Oリング溝のように加工精度を要しないから、加工費も抑えられる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板状部材に貫通形成されたバルブ取付孔に挿通した状態で取り付けられる軸状のバルブ及びバルブ取付部のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のバルブの一例として、図5に示したバルブ1が知られている。このバルブ1は、基端側にフランジ部2を備えており、そのフランジ部2にグロメット3Aが敷設されている。バルブ1は、例えば鉄製の板状部材4に貫通形成したバルブ取付孔4Aに挿通され、そのバルブ取付孔4Aを通り抜けた部分に、グロメット3Bと環状金具5とが順番に嵌合される。そして、環状金具5をバルブ1の外面に螺合することでフランジ部2と環状金具5との間に板状部材4を挟んでバルブ1が固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のバルブ1では、環状金具5とフランジ部2との間には、板状部材4と共にグロメット3A,3Bが挟まれているので、それらグロメット3A,3Bの弾性変形により、バルブ1がぐらつくという問題があった。この問題を解決すべく、バルブ1の外面にOリング溝を形成して、その内部にOリングを配した構造にすると、加工費が高くなるという問題が生じる。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、バルブと板状部材との固定を安定させると共に、低コストで製造可能なバルブ及びバルブ取付部のシール構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るバルブ(10)は、板状部材(33)に貫通形成されたバルブ取付孔(34)に挿通した状態で取り付けられる軸状のバルブ(10)であって、そのバルブ(10)の外周面から張り出した外側突壁(26,40)と、外周面に螺合した環状金具(30)との間で、バルブ取付孔(34)の縁部を挟んで固定されるバルブ(10)において、外側突壁(26,40)には、環状金具(30)に向かって先細りになったテーパ部(27)が形成され、そのテーパ部(27)に、バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)を当接し、外側突壁(26,40)のうちエッジ部(36)との当接部分より板状部材(33)から離れた側には、その板状部材(33)との間で互いにOリング(35)を押し付け合うシール部(27,43)が設けられたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のバルブ(10)において、シール部(27,43)は、テーパ部(27)の一部であるところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1に記載のバルブ(10)において、シール部(27,43)は、テーパ部(27)より板状部材(33)から離れた側に形成されて、板状部材(33)に対向したフランジ部(43)であるところに特徴を有する。
【0008】
請求項4の発明は、バルブ取付部のシール構造において、板状部材(33)に貫通形成されたバルブ取付孔(34)に、軸状のバルブ(10)を取り付けると共に、バルブ取付孔(34)をシールするバルブ取付部のシール構造であって、バルブ(10)の外周面から張り出し形成された外側突壁(26,40)と、バルブ(10)の外周面に螺合された環状金具(30)との間で、バルブ取付孔(34)の縁部を挟んでバルブ(10)を板状部材(33)に固定したバルブ取付部のシール構造において、外側突壁(26,40)には、環状金具(30)に向かって先細りになったテーパ部(27)が形成され、そのテーパ部(27)に、バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)を当接し、外側突壁(26,40)のうちエッジ部(36)との当接部分より板状部材(33)から離れた側には、その板状部材(33)との間で互いにOリング(35)を押し付け合うシール部(27,43)が設けられたところに特徴を有する。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4に記載のバルブ取付部のシール構造において、シール部(27,43)は、テーパ部(27)の一部であるところに特徴を有する。
【0010】
請求項6の発明は、請求項4に記載のバルブ取付部のシール構造において、シール部(27,43)は、テーパ部(27)より板状部材(33)から離れた側に形成されて、板状部材(33)に対向したフランジ部(43)であるところに特徴を有する。
【0011】
請求項7の発明は、請求項4乃至6の何れかに記載のバルブ取付部のシール構造において、テーパ部(27)は、バルブ(10)の軸方向に対して25〜50度の角度で傾斜したところに特徴を有する。
【0012】
請求項8の発明は、請求項4乃至7の何れかに記載のバルブ取付部のシール構造において、バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)又はテーパ部(27)の何れか一方は、互いの押圧によって押し潰されて相手側に密着するように構成したところに特徴を有する。
【0013】
【発明の作用及び効果】
請求項1及び請求項4に係る発明では、バルブ(10)をバルブ取付孔(34)に挿入していくと、外側突壁(26,40)に備えたテーパ部(27)がバルブ取付孔(34)のエッジ部(36)に突き当たると共に、シール部(27,43)と板状部材(33)との間でOリング(35)が互いに押し付けられる。
そして、バルブ(10)のうち板状部材(33)を挟んで外側突壁(26,40)と反対側から環状金具(30)を締め付けると、エッジ部(36)とテーパ部(27)とが密着してメタルシールが施されると共に、Oリング(35)が、シール部(27,43)と板状部材(33)とに押し付けられて密着する。これにより、メタルシールとOリング(35)とによる二重のシール構造となり、従来よりシール性が向上する。しかも、板状部材(33)がバルブ(10)に形成した外側突壁(26,40)とバルブ(10)に螺合した環状金具(30)との間で直に挟持されるので、バルブ(10)の固定が安定する。また、Oリング溝を設けなくてもよいので、加工費も抑えられる。
【0014】
ここで、シール部(27,43)は、テーパ部(27)の一部であってもよい(請求項2及び5の発明)。この場合、Oリング(35)はテーパ部(27)に押し付けられて拡径変形され、テーパ部(27)と板状部材(33)とに密着する。これにより、使用可能なOリング(35)のサイズの自由度が高まる。
【0015】
また、シール部(27,43)は、テーパ部(27)より板状部材(33)から離れた側に形成したフランジ部(43)であってもよい(請求項3及び6の発明)。
【0016】
また、外側突壁(26,40)のテーパ部(27)は、バルブ(10)の軸方向に対して25〜50度の角度で傾斜していることが好ましい(請求項7の発明)。
【0017】
また、バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)とテーパ部(27)の何れか一方が、互いの押圧によって押し潰されて相手側に密着する構成にすれば、メタルシールのシール性が向上する(請求項8の発明)。
【0018】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態のバルブ10は、筒形のバルブステム20の内部にバルブコア12を備えてなり、全体として軸状をなしている。バルブステム20は、例えば、真鍮にて構成されており、内部には軸方向に流路21が貫通形成されている。また、バルブステム20は、基端部から先端部に向けて先細りになっており、その先端面に開放した流路21の開口が、圧縮ガスをチャージするためのチャージ口22になっている。そして、バルブステム20のうち先端部寄りの内周面には雌螺子部23が形成され、そこにバルブコア12が螺合されている。
【0019】
バルブコア12は、筒形のコア本体13の内部に、可動シャフト14を貫通状態に組み付けてなる。可動シャフト14は、コア本体13内に設けた図示しないコイルバネによって一方側に付勢されており、その付勢力によって可動シャフト14の一端に設けた弁体15が、コア本体13の一端面に押し付けられている。これにより、バルブコア12は常には閉じられ、バルブ10の流路21が遮断されている。そして、バルブ10のチャージ口22側から可動シャフト14を押したとき、または、チャージ口22に圧縮ガスがチャージされたときに、弁体15がコア本体13の一端面から離れてバルブコア12が開き、流路21が開通状態になる。
【0020】
バルブステム20の先端部の外周面には、第1雄螺子部24が形成され、ここに、バルブキャップ16が螺合されている。バルブキャップ16は、一端有底の筒状をなし、その奥面には、環状のゴム板18が敷設されている。そして、バルブキャップ16の内周面に形成した螺子部17をバルブステム20の第1雄螺子部24に螺合していくと、バルブステム20の先端面がゴム板18に押し付けられて、チャージ口22が密閉される。
【0021】
バルブステム20の外周面のうち軸方向の基端寄り位置には、第2雄螺子部25が形成され、バルブステム20のうち第2雄螺子部25より基端側部分には、側方に向けて外側突壁26が張り出し形成されている。
【0022】
第2雄螺子部25には、環状金具30が螺合される。環状金具30は、円筒体の内面に螺子を切ってなり、図には表れていないが先端部の外面が多角形構造をなし、ここにネジ締め用の工具を係合させることができる。
【0023】
さて、外側突壁26のうち第2雄螺子部25側を向いた部分には、テーパ部27が形成されている。テーパ部27は、第2雄螺子部25の終端部から立ち上がり、第2雄螺子部25から離れるに従ってバルブステム20の中心からも離れるように傾斜している。より具体的には、第2雄螺子部25の傾斜は、バルブステム20の中心軸に対して約30度の角度になっている。また、外側突壁2には、テーパ部27の大径側に、外径均一の円筒部28が設けられている。
【0024】
本実施形態のバルブ10は以上のように構成されており、以下のようにして板状部材33に形成されたバルブ取付孔34に取り付けられる。なお、本実施形態の板状部材33は、例えば、タイヤホイールを構成する鉄板の一部である。
【0025】
まずは、バルブ10をOリング35に挿通して、そのOリング35をテーパ部27上に配置しておく。ここで、Oリング35は、後述するように、テーパ部27がバルブ取付孔34のエッジ部36に当接した状態で、板状部材33とテーパ部27とに押し付けられるサイズのものを用いる。
【0026】
次いで、バルブ10を先端側から板状部材33のバルブ取付孔34に挿入し、バルブ取付孔34を通過したバルブ10の外側にワッシャ32を挿通する。そして、その上から環状金具30を嵌合して、バルブ10の第2雄螺子部25に螺合する。これにより、バルブ10のテーパ部27が、板状部材33におけるバルブ取付孔34のエッジ部36に接近して、Oリング35が、テーパ部27と板状部材33との間に挟まれる。
【0027】
環状金具30とバルブ10との螺合を進めていくと、テーパ部27が板状部材33により接近し、これに伴って、図2に示すように、テーパ部27と板状部材33とが互いにOリング35を押し付け合う。これにより、Oリング35がテーパ部27の大径側にずれて拡径変形され、その復元力により、図3に示すように、Oリング35が、テーパ部27と板状部材33との間の空間の狭い側に押し付けられて、それらテーパ部27と板状部材33に密着する。
【0028】
さらに、環状金具30とバルブ10との螺合を進めていくと、バルブ取付孔34のエッジ部36が、テーパ部27の途中部分に当接する。ここで、バルブ10は真鍮製であって、板状部材33は鉄製であるので、テーパ部27の一部にエッジ部36が食い込んで密着し、メタルシールが施される。
【0029】
このように本実施形態のバルブ10によれば、メタルシールとOリング35とによる二重のシール構造となり、従来よりシール性が向上する。しかも、板状部材33がバルブ10に形成された外側突壁26と環状金具30とに直に挟持されるので、バルブ10の固定が安定する。また、Oリング35はテーパ部27に押し付けられて拡径変形され、そのテーパ部27と板状部材33とに密着するので、使用可能なOリング35のサイズの自由度が高まると共に、Oリング溝のように加工精度を要しないから、加工費も抑えられる。
【0030】
<第2実施形態>
本実施形態は、図4に示されており、第1実施形態とは外側突壁の構造のみが異なる。本実施形態の外側突壁40には、前記エッジ部36に当接されるテーパ部41と、外径均一の円筒部42と、円筒部42から側方に張り出したフランジ部43とが軸方向の先端側から順番に並べて形成されている。そして、円筒部42の外面に装着したOリング35を、板状部材33とフランジ部43との間で挟む構造になっている。その他の構成関しては、前記第1実施形態と同じであるので、それら同一の構成に関しては、図4に同一符合を付して重複説明を省略する。本実施形態のような構成にしても前記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0031】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態では、図1に示すように、バルブ10が板状部材33に固定された状態で、Oリング35の外径の方が、外側突壁26の外径より大きくなって、Oリング35の一部が外側突壁26から径方向の外側に突出していたが(図1参照)、Oリングが外側突壁から外側に突出しない構成にして、Oリングを保護してもよい。
【0032】
但し、第1実施形態のバルブ10のようにOリングより外側突壁の外径を小さくすれば、バルブの小型化が図られる。また、第1実施形態のバルブ10の外側突壁26は、従来のバルブ1に備えたフランジ部2(図5参照)より小型化が可能であるので、バルブ取付孔を備えた板状部材が例えばタイヤホイールの一部を構成して所定の曲率で曲がっている場合に、本発明に係るバルブ10の方が、従来のバルブ1よりも曲率が大きな板状部材に取り付け可能になる。即ち、本発明によれば、バルブの取付対象となるタイヤホイールのサイズの自由度が高まる。
【0033】
(2)前記第1実施形態では、Oリング35をテーパ部27上に配した状態でバルブ10をバルブ取付孔34に挿入したが、バルブをバルブ取付孔に仮止めしてからOリングを拡径変形させてテーパ部上に装着してもよい。
【0034】
(3)前記第1実施形態の板状部材33は、タイヤホイールを構成する鉄板であったが、バルブ取付孔を備えた板状部材であれば、タイヤホイールを構成する鉄板以外のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るバルブ取付部の断面図
【図2】バルブ取付部の部分拡大断面図
【図3】Oリングが変形してテーパ部及び板状部材に密着した状態の部分拡大断面図
【図4】第2実施形態に係るバルブ取付部の断面図
【図5】従来のバルブ取付部の断面図
【符号の説明】
10…バルブ
25…第2雄螺子部
26,40…外側突壁
27,41…テーパ部
28…円筒部
30…環状金具
33…板状部材
34…バルブ取付孔
35…Oリング
36…エッジ部
43…フランジ部
【発明の属する技術分野】
本発明は、板状部材に貫通形成されたバルブ取付孔に挿通した状態で取り付けられる軸状のバルブ及びバルブ取付部のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のバルブの一例として、図5に示したバルブ1が知られている。このバルブ1は、基端側にフランジ部2を備えており、そのフランジ部2にグロメット3Aが敷設されている。バルブ1は、例えば鉄製の板状部材4に貫通形成したバルブ取付孔4Aに挿通され、そのバルブ取付孔4Aを通り抜けた部分に、グロメット3Bと環状金具5とが順番に嵌合される。そして、環状金具5をバルブ1の外面に螺合することでフランジ部2と環状金具5との間に板状部材4を挟んでバルブ1が固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のバルブ1では、環状金具5とフランジ部2との間には、板状部材4と共にグロメット3A,3Bが挟まれているので、それらグロメット3A,3Bの弾性変形により、バルブ1がぐらつくという問題があった。この問題を解決すべく、バルブ1の外面にOリング溝を形成して、その内部にOリングを配した構造にすると、加工費が高くなるという問題が生じる。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、バルブと板状部材との固定を安定させると共に、低コストで製造可能なバルブ及びバルブ取付部のシール構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るバルブ(10)は、板状部材(33)に貫通形成されたバルブ取付孔(34)に挿通した状態で取り付けられる軸状のバルブ(10)であって、そのバルブ(10)の外周面から張り出した外側突壁(26,40)と、外周面に螺合した環状金具(30)との間で、バルブ取付孔(34)の縁部を挟んで固定されるバルブ(10)において、外側突壁(26,40)には、環状金具(30)に向かって先細りになったテーパ部(27)が形成され、そのテーパ部(27)に、バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)を当接し、外側突壁(26,40)のうちエッジ部(36)との当接部分より板状部材(33)から離れた側には、その板状部材(33)との間で互いにOリング(35)を押し付け合うシール部(27,43)が設けられたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のバルブ(10)において、シール部(27,43)は、テーパ部(27)の一部であるところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1に記載のバルブ(10)において、シール部(27,43)は、テーパ部(27)より板状部材(33)から離れた側に形成されて、板状部材(33)に対向したフランジ部(43)であるところに特徴を有する。
【0008】
請求項4の発明は、バルブ取付部のシール構造において、板状部材(33)に貫通形成されたバルブ取付孔(34)に、軸状のバルブ(10)を取り付けると共に、バルブ取付孔(34)をシールするバルブ取付部のシール構造であって、バルブ(10)の外周面から張り出し形成された外側突壁(26,40)と、バルブ(10)の外周面に螺合された環状金具(30)との間で、バルブ取付孔(34)の縁部を挟んでバルブ(10)を板状部材(33)に固定したバルブ取付部のシール構造において、外側突壁(26,40)には、環状金具(30)に向かって先細りになったテーパ部(27)が形成され、そのテーパ部(27)に、バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)を当接し、外側突壁(26,40)のうちエッジ部(36)との当接部分より板状部材(33)から離れた側には、その板状部材(33)との間で互いにOリング(35)を押し付け合うシール部(27,43)が設けられたところに特徴を有する。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4に記載のバルブ取付部のシール構造において、シール部(27,43)は、テーパ部(27)の一部であるところに特徴を有する。
【0010】
請求項6の発明は、請求項4に記載のバルブ取付部のシール構造において、シール部(27,43)は、テーパ部(27)より板状部材(33)から離れた側に形成されて、板状部材(33)に対向したフランジ部(43)であるところに特徴を有する。
【0011】
請求項7の発明は、請求項4乃至6の何れかに記載のバルブ取付部のシール構造において、テーパ部(27)は、バルブ(10)の軸方向に対して25〜50度の角度で傾斜したところに特徴を有する。
【0012】
請求項8の発明は、請求項4乃至7の何れかに記載のバルブ取付部のシール構造において、バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)又はテーパ部(27)の何れか一方は、互いの押圧によって押し潰されて相手側に密着するように構成したところに特徴を有する。
【0013】
【発明の作用及び効果】
請求項1及び請求項4に係る発明では、バルブ(10)をバルブ取付孔(34)に挿入していくと、外側突壁(26,40)に備えたテーパ部(27)がバルブ取付孔(34)のエッジ部(36)に突き当たると共に、シール部(27,43)と板状部材(33)との間でOリング(35)が互いに押し付けられる。
そして、バルブ(10)のうち板状部材(33)を挟んで外側突壁(26,40)と反対側から環状金具(30)を締め付けると、エッジ部(36)とテーパ部(27)とが密着してメタルシールが施されると共に、Oリング(35)が、シール部(27,43)と板状部材(33)とに押し付けられて密着する。これにより、メタルシールとOリング(35)とによる二重のシール構造となり、従来よりシール性が向上する。しかも、板状部材(33)がバルブ(10)に形成した外側突壁(26,40)とバルブ(10)に螺合した環状金具(30)との間で直に挟持されるので、バルブ(10)の固定が安定する。また、Oリング溝を設けなくてもよいので、加工費も抑えられる。
【0014】
ここで、シール部(27,43)は、テーパ部(27)の一部であってもよい(請求項2及び5の発明)。この場合、Oリング(35)はテーパ部(27)に押し付けられて拡径変形され、テーパ部(27)と板状部材(33)とに密着する。これにより、使用可能なOリング(35)のサイズの自由度が高まる。
【0015】
また、シール部(27,43)は、テーパ部(27)より板状部材(33)から離れた側に形成したフランジ部(43)であってもよい(請求項3及び6の発明)。
【0016】
また、外側突壁(26,40)のテーパ部(27)は、バルブ(10)の軸方向に対して25〜50度の角度で傾斜していることが好ましい(請求項7の発明)。
【0017】
また、バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)とテーパ部(27)の何れか一方が、互いの押圧によって押し潰されて相手側に密着する構成にすれば、メタルシールのシール性が向上する(請求項8の発明)。
【0018】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態のバルブ10は、筒形のバルブステム20の内部にバルブコア12を備えてなり、全体として軸状をなしている。バルブステム20は、例えば、真鍮にて構成されており、内部には軸方向に流路21が貫通形成されている。また、バルブステム20は、基端部から先端部に向けて先細りになっており、その先端面に開放した流路21の開口が、圧縮ガスをチャージするためのチャージ口22になっている。そして、バルブステム20のうち先端部寄りの内周面には雌螺子部23が形成され、そこにバルブコア12が螺合されている。
【0019】
バルブコア12は、筒形のコア本体13の内部に、可動シャフト14を貫通状態に組み付けてなる。可動シャフト14は、コア本体13内に設けた図示しないコイルバネによって一方側に付勢されており、その付勢力によって可動シャフト14の一端に設けた弁体15が、コア本体13の一端面に押し付けられている。これにより、バルブコア12は常には閉じられ、バルブ10の流路21が遮断されている。そして、バルブ10のチャージ口22側から可動シャフト14を押したとき、または、チャージ口22に圧縮ガスがチャージされたときに、弁体15がコア本体13の一端面から離れてバルブコア12が開き、流路21が開通状態になる。
【0020】
バルブステム20の先端部の外周面には、第1雄螺子部24が形成され、ここに、バルブキャップ16が螺合されている。バルブキャップ16は、一端有底の筒状をなし、その奥面には、環状のゴム板18が敷設されている。そして、バルブキャップ16の内周面に形成した螺子部17をバルブステム20の第1雄螺子部24に螺合していくと、バルブステム20の先端面がゴム板18に押し付けられて、チャージ口22が密閉される。
【0021】
バルブステム20の外周面のうち軸方向の基端寄り位置には、第2雄螺子部25が形成され、バルブステム20のうち第2雄螺子部25より基端側部分には、側方に向けて外側突壁26が張り出し形成されている。
【0022】
第2雄螺子部25には、環状金具30が螺合される。環状金具30は、円筒体の内面に螺子を切ってなり、図には表れていないが先端部の外面が多角形構造をなし、ここにネジ締め用の工具を係合させることができる。
【0023】
さて、外側突壁26のうち第2雄螺子部25側を向いた部分には、テーパ部27が形成されている。テーパ部27は、第2雄螺子部25の終端部から立ち上がり、第2雄螺子部25から離れるに従ってバルブステム20の中心からも離れるように傾斜している。より具体的には、第2雄螺子部25の傾斜は、バルブステム20の中心軸に対して約30度の角度になっている。また、外側突壁2には、テーパ部27の大径側に、外径均一の円筒部28が設けられている。
【0024】
本実施形態のバルブ10は以上のように構成されており、以下のようにして板状部材33に形成されたバルブ取付孔34に取り付けられる。なお、本実施形態の板状部材33は、例えば、タイヤホイールを構成する鉄板の一部である。
【0025】
まずは、バルブ10をOリング35に挿通して、そのOリング35をテーパ部27上に配置しておく。ここで、Oリング35は、後述するように、テーパ部27がバルブ取付孔34のエッジ部36に当接した状態で、板状部材33とテーパ部27とに押し付けられるサイズのものを用いる。
【0026】
次いで、バルブ10を先端側から板状部材33のバルブ取付孔34に挿入し、バルブ取付孔34を通過したバルブ10の外側にワッシャ32を挿通する。そして、その上から環状金具30を嵌合して、バルブ10の第2雄螺子部25に螺合する。これにより、バルブ10のテーパ部27が、板状部材33におけるバルブ取付孔34のエッジ部36に接近して、Oリング35が、テーパ部27と板状部材33との間に挟まれる。
【0027】
環状金具30とバルブ10との螺合を進めていくと、テーパ部27が板状部材33により接近し、これに伴って、図2に示すように、テーパ部27と板状部材33とが互いにOリング35を押し付け合う。これにより、Oリング35がテーパ部27の大径側にずれて拡径変形され、その復元力により、図3に示すように、Oリング35が、テーパ部27と板状部材33との間の空間の狭い側に押し付けられて、それらテーパ部27と板状部材33に密着する。
【0028】
さらに、環状金具30とバルブ10との螺合を進めていくと、バルブ取付孔34のエッジ部36が、テーパ部27の途中部分に当接する。ここで、バルブ10は真鍮製であって、板状部材33は鉄製であるので、テーパ部27の一部にエッジ部36が食い込んで密着し、メタルシールが施される。
【0029】
このように本実施形態のバルブ10によれば、メタルシールとOリング35とによる二重のシール構造となり、従来よりシール性が向上する。しかも、板状部材33がバルブ10に形成された外側突壁26と環状金具30とに直に挟持されるので、バルブ10の固定が安定する。また、Oリング35はテーパ部27に押し付けられて拡径変形され、そのテーパ部27と板状部材33とに密着するので、使用可能なOリング35のサイズの自由度が高まると共に、Oリング溝のように加工精度を要しないから、加工費も抑えられる。
【0030】
<第2実施形態>
本実施形態は、図4に示されており、第1実施形態とは外側突壁の構造のみが異なる。本実施形態の外側突壁40には、前記エッジ部36に当接されるテーパ部41と、外径均一の円筒部42と、円筒部42から側方に張り出したフランジ部43とが軸方向の先端側から順番に並べて形成されている。そして、円筒部42の外面に装着したOリング35を、板状部材33とフランジ部43との間で挟む構造になっている。その他の構成関しては、前記第1実施形態と同じであるので、それら同一の構成に関しては、図4に同一符合を付して重複説明を省略する。本実施形態のような構成にしても前記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0031】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態では、図1に示すように、バルブ10が板状部材33に固定された状態で、Oリング35の外径の方が、外側突壁26の外径より大きくなって、Oリング35の一部が外側突壁26から径方向の外側に突出していたが(図1参照)、Oリングが外側突壁から外側に突出しない構成にして、Oリングを保護してもよい。
【0032】
但し、第1実施形態のバルブ10のようにOリングより外側突壁の外径を小さくすれば、バルブの小型化が図られる。また、第1実施形態のバルブ10の外側突壁26は、従来のバルブ1に備えたフランジ部2(図5参照)より小型化が可能であるので、バルブ取付孔を備えた板状部材が例えばタイヤホイールの一部を構成して所定の曲率で曲がっている場合に、本発明に係るバルブ10の方が、従来のバルブ1よりも曲率が大きな板状部材に取り付け可能になる。即ち、本発明によれば、バルブの取付対象となるタイヤホイールのサイズの自由度が高まる。
【0033】
(2)前記第1実施形態では、Oリング35をテーパ部27上に配した状態でバルブ10をバルブ取付孔34に挿入したが、バルブをバルブ取付孔に仮止めしてからOリングを拡径変形させてテーパ部上に装着してもよい。
【0034】
(3)前記第1実施形態の板状部材33は、タイヤホイールを構成する鉄板であったが、バルブ取付孔を備えた板状部材であれば、タイヤホイールを構成する鉄板以外のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るバルブ取付部の断面図
【図2】バルブ取付部の部分拡大断面図
【図3】Oリングが変形してテーパ部及び板状部材に密着した状態の部分拡大断面図
【図4】第2実施形態に係るバルブ取付部の断面図
【図5】従来のバルブ取付部の断面図
【符号の説明】
10…バルブ
25…第2雄螺子部
26,40…外側突壁
27,41…テーパ部
28…円筒部
30…環状金具
33…板状部材
34…バルブ取付孔
35…Oリング
36…エッジ部
43…フランジ部
Claims (8)
- 板状部材(33)に貫通形成されたバルブ取付孔(34)に挿通した状態で取り付けられる軸状のバルブ(10)であって、そのバルブ(10)の外周面から張り出した外側突壁(26,40)と、前記外周面に螺合した環状金具(30)との間で、前記バルブ取付孔(34)の縁部を挟んで固定されるバルブ(10)において、
前記外側突壁(26,40)には、前記環状金具(30)に向かって先細りになったテーパ部(27)が形成され、そのテーパ部(27)に、前記バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)を当接し、
前記外側突壁(26,40)のうち前記エッジ部(36)との当接部分より前記板状部材(33)から離れた側には、その板状部材(33)との間で互いにOリング(35)を押し付け合うシール部(27,43)が設けられたことを特徴とするバルブ(10)。 - 前記シール部(27,43)は、前記テーパ部(27)の一部であることを特徴とする請求項1に記載のバルブ(10)。
- 前記シール部(27,43)は、前記テーパ部(27)より前記板状部材(33)から離れた側に形成されて、前記板状部材(33)に対向したフランジ部(43)であることを特徴とする請求項1に記載のバルブ(10)。
- 板状部材(33)に貫通形成されたバルブ取付孔(34)に、軸状のバルブ(10)を取り付けると共に、前記バルブ取付孔(34)をシールするバルブ取付部のシール構造であって、前記バルブ(10)の外周面から張り出し形成された外側突壁(26,40)と、前記バルブ(10)の外周面に螺合された環状金具(30)との間で、前記バルブ取付孔(34)の縁部を挟んで前記バルブ(10)を前記板状部材(33)に固定したバルブ取付部のシール構造において、
前記外側突壁(26,40)には、前記環状金具(30)に向かって先細りになったテーパ部(27)が形成され、そのテーパ部(27)に、前記バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)を当接し、
前記外側突壁(26,40)のうち前記エッジ部(36)との当接部分より前記板状部材(33)から離れた側には、その板状部材(33)との間で互いにOリング(35)を押し付け合うシール部(27,43)が設けられたことを特徴とするバルブ取付部のシール構造。 - 前記シール部(27,43)は、前記テーパ部(27)の一部であることを特徴とする請求項4に記載のバルブ取付部のシール構造。
- 前記シール部(27,43)は、前記テーパ部(27)より前記板状部材(33)から離れた側に形成されて、前記板状部材(33)に対向したフランジ部(43)であることを特徴とする請求項4に記載のバルブ取付部のシール構造。
- 前記テーパ部(27)は、前記バルブ(10)の軸方向に対して25〜50度の角度で傾斜したことを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載のバルブ取付部のシール構造。
- 前記バルブ取付孔(34)のエッジ部(36)又は前記テーパ部(27)の何れか一方は、互いの押圧によって押し潰されて相手側に密着するように構成したことを特徴とする請求項4乃至7の何れかに記載のバルブ取付部のシール構造。
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