JP2004068751A - ディーゼル機関用排気装置およびその運用方法 - Google Patents

ディーゼル機関用排気装置およびその運用方法 Download PDF

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石田 裕幸
Takeshi Arai
新井 武
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Abstract

【課題】黒煙が出やすい起動時や低負荷時あるいは運転条件により黒煙が出てしまうときには黒煙除去装置に排気ガスを通すようにして、黒煙の少ない運転条件のときは排気抵抗の少ない排気管に排気ガスを通すようにしてディーゼル機関の性能低下を回避することができるディーゼル機関用排気装置およびその運用方法を提供することを目的としている。
【解決手段】ディーゼル機関11から排出される排気ガスを大気中に導く排気管12と、前記排気ガスからディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置14と、を具備するディーゼル機関用排気装置10において、前記排気管12には、該排気管12の一部を迂回するバイパス管13が設けられているとともに、前記黒煙除去装置14は前記バイパス管13に対して直列に配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼル機関より排出される排気ガスからディーゼル排気微粒子(DEP:Diesel Exhaust Particles)を取り除く黒煙除去装置を具備したディーゼル機関用排気装置およびその運用方法に関するものである。
ディーゼル機関としては、特に使用時における負荷変動が少ない、発電用ディーゼル機関や舶用ディーゼル機関である。
【0002】
【従来の技術】
従来のディーゼル機関用排気装置は、ディーゼル機関から排出される排気ガスを大気中に導く一の排気管に対して、排気ガスからディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置が直列に配置されている(たとえば、特許文献1,2、および非特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−33742号公報(図1ないし図3)
【特許文献2】
特開平11−290631号公報(図1ないし図3)
【非特許文献1】
社団法人日本機械学会著,「機械工学便覧」,1997年10月5日,p.C8−23〜C8−25
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、一の排気管に対して黒煙除去装置が直列に配置されたディーゼル機関用排気装置では、ディーゼル機関から排出される排気ガスの全量が常に黒煙除去装置を通過するようになっているため、排気抵抗が大きくなってディーゼル機関の性能低下を招くおそれがあるという問題点があった。
また、ディーゼル機関は起動時(特に起動してからの経過時間が20分以内のとき)、あるいは低負荷時(負荷が25%以下のとき)に燃料の蒸発や空気との混合が不十分となりやすく、黒煙を多く排出するおそれがある。
【0005】
したがって、発電用ディーゼル機関や舶用ディーゼル機関などの発停(起動・停止)が頻繁ではなく、定格回転・定負荷(中負荷あるいは高負荷)で長時間運転することが多いディーゼル機関では、黒煙が出やすい起動時や低負荷時のときだけ黒煙除去装置に排気ガスを通して清浄化し、反対に黒煙の少ない運転条件のときは排気抵抗の少ない排気管に排気ガスを通すようにしてディーゼル機関の性能低下を回避することができれば有利である。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、黒煙が出やすい起動時や低負荷時あるいは運転条件により黒煙が出てしまうときには黒煙除去装置に排気ガスを通すようにして、黒煙の少ない運転条件のときは排気抵抗の少ない排気管に排気ガスを通すようにしてディーゼル機関の性能低下を回避することができるディーゼル機関用排気装置およびその運用方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のディーゼル機関用排気装置およびその運用方法では、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1記載のディーゼル機関用排気装置によれば、ディーゼル機関から排出される排気ガスを大気中に導く排気管と、前記排気ガスからディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置と、を具備するディーゼル機関用排気装置において、前記排気管には、該排気管の一部を迂回するバイパス管が設けられているとともに、前記黒煙除去装置は前記バイパス管に対して直列に配置されていることを特徴とする。
【0008】
このディーゼル機関用排気装置においては、排気管とバイパス管とが並列に配置されており、ディーゼル機関から排出された排気ガスが、排気管および/またはバイパス管を通って大気中に導かれるようになっている。
排気ガスが排気管のみを通過する場合、排気ガス中の黒煙は除去されないが排気管中に黒煙除去装置が配置されていないため、排気ガスが円滑に流れていくこととなる。
また、排気ガスがバイパス管のみを通過する場合、排気ガス中の黒煙が除去されるため排気ガスは清浄化されるが、バイパス管中に黒煙除去装置が配置されているため排気抵抗は増えることとなる。
【0009】
請求項2に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、前記排気管から前記排気ガスが流入してくる前記バイパス管の入口近傍には第1のバルブが設けられ、前記黒煙除去装置を通過した清浄ガスが前記排気管に戻される前記バイパス管の出口近傍には第2のバルブが設けられており、かつ前記バイパス管の入口と出口との間に位置する前記排気管には、第3のバルブが設けられていることを特徴とする。
【0010】
このディーゼル機関用排気装置においては、排気管のみに排気ガスを通過させる場合には第1のバルブおよび第2のバルブがともに閉じられ、第3のバルブが開かれることとなる。
また、バイパス管のみに排気ガスを通過させる場合には第3のバルブが閉じられ、第1のバルブおよび第2のバルブがともに開かれることとなる。
【0011】
請求項3に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、前記バイパス管の入口よりも上流側に位置する前記排気管および/または前記バイパス管の出口よりも下流側に位置する前記排気管には、排気色測定装置が設けられていることを特徴とする。
【0012】
このディーゼル機関用排気装置においては、バイパス管の入口よりも上流側に位置する排気管および/またはバイパス管の出口よりも下流側に位置する排気管に設けられた排気色測定装置により、当該排気管中を通過する排気ガス中に含まれる黒煙濃度がボッシュ指度あるいは汚染度(%)で測定されることとなる。
【0013】
請求項4に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、前記ディーゼル機関の負荷または前記ディーゼルエンジンが起動してから経過した時間、あるいは前記排気色測定装置により測定された測定値に応じて前記第1のバルブ、前記第2のバルブ、および前記第3のバルブの開度を制御する制御器が設けられていることを特徴とする。
【0014】
このディーゼル機関用排気装置においては、ディーゼル機関の負荷が所定負荷以下またはディーゼルエンジンが起動してから経過した時間が所定時間以下、あるいは排気色測定装置により測定された測定値が所定値を越える場合、第1のバルブおよび第2のバルブが開放されるとともに、第3のバルブが閉鎖される。
すなわち、ディーゼル機関から排出された排気ガスがバイパス管および黒煙除去装置を通って、大気中に放出されることとなる。
また、ディーゼル機関の負荷が所定負荷を越える場合またはディーゼルエンジンが起動してから経過した時間が所定時間を越える場合、あるいは排気色測定装置により測定された測定値が所定値以下の場合、第3のバルブが開放されるとともに、第1のバルブおよび第2のバルブが閉鎖される。
すなわち、ディーゼル機関から排出された排気ガスが排気管を通って、大気中に放出されることとなる。
【0015】
請求項5に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、前記バイパス管の流路断面積は、前記排気管の流路断面積の1/3以下であることを特徴とする。
【0016】
このディーゼル機関用排気装置においては、バイパス管として排気管の管径よりも小さい管径を有するものが採用される。
【0017】
請求項6に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、前記黒煙除去装置は、加圧水式洗浄集塵装置であることを特徴とする。
【0018】
このディーゼル機関用排気装置においては、噴霧された水の中に排気ガスが通されることにより水の粒子に黒煙が付着させられて、排気ガス中の黒煙が除去される。
【0019】
請求項7に記載のディーゼル機関用排気装置の運用方法によれば、ディーゼル機関から排出される排気ガスを大気中に導く排気管と、前記排気ガスからディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置と、を具備し、前記排気管には、該排気管の一部を迂回するバイパス管が設けられているとともに、前記黒煙除去装置が前記バイパス管に対して直列に配置されているディーゼル機関用排気装置の運用方法であって、前記ディーゼル機関の負荷が所定負荷以下のとき、または前記ディーゼルエンジンが起動してからの経過時間が所定時間以下のとき、あるいは前記排気ガスの黒煙濃度が所定値よりも高いとき、前記排気ガスの全量が前記バイパス管および前記黒煙除去装置を通過することを特徴とする。
【0020】
このディーゼル機関用排気装置の運用方法によれば、ディーゼル機関の負荷が所定負荷以下のとき、またはディーゼルエンジンが起動してからの経過時間が所定時間以下のとき、あるいは排気ガスの黒煙濃度が所定値よりも高いときに、排気ガスの全量がバイパス管および黒煙除去装置を通過して大気中に放出されることとなる。
【0021】
請求項8に記載のディーゼル機関用排気装置の運用方法によれば、ディーゼル機関から排出される排気ガスを大気中に導く排気管と、前記排気ガスからディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置と、を具備し、前記排気管には、該排気管の一部を迂回するバイパス管が設けられているとともに、前記黒煙除去装置が前記バイパス管に対して直列に配置されているディーゼル機関用排気装置の運用方法であって、前記排気ガスの黒煙濃度が前記排気管の出口において所定値以下となるよう、前記バイパス管を通過する前記排気ガスの量と、前記バイパス管を通らずに前記排気管のみを通過する前記排気ガスの量との割合が決定されることを特徴とする。
【0022】
このディーゼル機関用排気装置の運用方法によれば、排気管の出口における排気ガスの黒煙濃度、すなわち大気中に放出される排気ガスの黒煙濃度が所定値以下となるように、バイパス管を通過する排気ガスの量と、バイパス管を通らずに排気管のみを通過する排気ガスの量との割合が決定される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るディーゼル機関用排気装置の第1実施形態を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明によるディーゼル機関用排気装置10は、ディーゼル機関11から排出される排気ガスを大気中に導く排気管12と、この排気管12の一部を迂回するバイパス管13と、このバイパス管13に対して直列に配置されるとともに、排気ガス中からディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置14とを主たる要素として構成されたものである。
図1からわかるように、バイパス管13および黒煙除去装置14は、排気管12に対して並列に設けられている。
なお、ディーゼル排気微粒子は主成分であるすすの他に、燃え残りの燃料や潤滑油、硫黄酸化物などが含まれた、ディーゼル機関から排出される粒子状物質の総称である。
【0024】
バイパス管13の入口側、すなわち排気管12から排気ガスが流入してくるバイパス管13の入口部13aには、バイパス管13の流路を開閉する第1のバルブ15が設けられている。
一方、バイパス管13の出口側、すなわち黒煙除去装置14を通過した清浄化された清浄ガスが排気管12に戻されるバイパス管13の出口部13bには、バイパス管13の流路を開閉する第2のバルブ16が設けられている。
また、これら入口部13aと出口部13bとの間に位置する排気管12(すなわち、バイパス管13を通過する排気ガスおよび清浄ガスは通過することができない排気管12)には、この排気管12の流路を開閉する第3のバルブ17が設けられている。
さらに、これら第1のバルブ15、第2のバルブ16、および第3のバルブ17はそれぞれ、後述する制御器18からの信号により個別にその開度が調整され得るように構成されている。
【0025】
黒煙除去装置14としては、たとえば特開平5−231126号公報、特開平6−33742号公報、および特開平11−290631号公報に記載された排ガスを処理するための装置、社団法人日本機械学会著,「機械工学便覧」,C8−23頁〜C8−25頁に記載された洗浄集じん装置、およびオルブルグ社の黒煙除去装置などを適用することができる。
なお、オルブルグ社の黒煙除去装置は、その黒煙除去原理が水の噴霧中に排気ガスを通すことで水の粒子に黒煙を付着させる方式のものである。
【0026】
制御器18にはディーゼル機関11から負荷情報が送られてくるようになっている。本実施形態の場合は、たとえばディーゼル機関11に取り付けられたガバナ11aで得られたディーゼル機関11の負荷情報が制御器18に送られてくるようになっている。
【0027】
上記のように構成されたディーゼル機関用排気装置10を備えるディーゼル機関を運転したときのディーゼル機関用排気装置10の運用方法について説明する。
ガバナ11aから制御器18に送られてきた負荷情報において、ディーゼル機関11の負荷がたとえば25%以下であるとき、あるいは25%以下となったとき、制御器18により第1のバルブ15および第2のバルブ16を全開にするとともに、第3のバルブ17を全閉にする。
これによりディーゼル機関11から排出された排気ガスは、排気管12→バイパス管13の入口部13a→第1のバルブ15→バイパス管13→黒煙除去装置14→バイパス管13→第2のバルブ16→バイパス管13の出口部13b→排気管12→大気放出口12aを通って大気中に放出される。
この際、第3のバルブ17を通って大気中に放出される排気ガスは存在せず、ディーゼル機関11から排出された排気ガスはすべて、黒煙除去装置14を通って大気中に放出されることとなる。
【0028】
このように、ディーゼル機関11の負荷が低いとき(たとえば25%以下の低負荷のとき)には、ディーゼル機関11から排出された排気ガスの全量が黒煙除去装置14を通った後、大気中に放出されるようになっているので、低負荷時における黒煙の発生を防止することができる。
【0029】
また、ガバナ11aから制御器18に送られてきた負荷情報において、ディーゼル機関11の負荷がたとえば25%よりも高くなったとき、制御器18により第3のバルブ17を全開にするとともに第1のバルブ15を全閉にした後、たとえば約1分後に第2のバルブ16を全閉にする。なお、第1のバルブ15を全閉とした後、約1分後に第2のバルブ16を全閉とするのは、第1のバルブ13と第2のバルブ16との間に位置するバイパス管13および黒煙除去装置14内に残留することとなる排気ガスの量をできるだけ少なくするためである。
これによりディーゼル機関11から排出された排気ガスは、排気管12→第3のバルブ17→排気管12→大気放出口12aを通って大気中に放出される。
この際、排気管12→バイパス管13の入口部13a→第1のバルブ15→バイパス管13→黒煙除去装置14→バイパス管13→第2のバルブ16→バイパス管13の出口部13b→排気管12→大気放出口12aを通って大気中に放出される排気ガスは存在せず、ディーゼル機関11から排出された排気ガスはすべて、第3のバルブ17を通って大気中に放出されることとなる。
【0030】
このように、ディーゼル機関11の負荷が高くなったとき(たとえば25%以上の中・高負荷のとき)には、ディーゼル機関11から排出された排気ガスの全量が排気管12のみを通って大気中に放出されるようになっているので、排気抵抗を低く抑えることができて、ディーゼル機関の性能を最大限発揮させることができる。
【0031】
上述した第1実施形態では、ディーゼル機関11の負荷に応じて排気ガスの流路を変更するようにしていたが、ディーゼル機関11の負荷の代わりに、ディーゼル機関11が起動してからの経過時間に応じて排気ガスの流路を変更することもできる。この実施形態を第2実施形態とする。
すなわち、制御器18にディーゼル機関11が起動してからの経過時間を積算(カウント)する積算計(図示せず)を設けたり、あるいは起動シーケンスにおけるある時点での起動時からの経過時間を制御器18に判断させるなどして、ディーゼル機関11が起動してからの経過時間が制御器18でわかるようにする。そして、制御器18で判断されたディーゼル機関11が起動してからの経過時間がたとえば20分以下のときは、制御器18により第1のバルブ15および第2のバルブ16を全開にしておくとともに、第3のバルブ17を全閉にしておく。
また、制御器18で判断されたディーゼル機関11が起動してからの経過時間がたとえば20分を越えたときは、制御器18により第3のバルブ17を全開にするとともに第1のバルブ15を全閉にした後、たとえば約1分後に第2のバルブ17を全閉にする。
【0032】
これにより、ディーゼル機関11が起動してから20分経過するまでの間は、排気管12→バイパス管13の入口部13a→第1のバルブ15→バイパス管13→黒煙除去装置14→バイパス管13→第2のバルブ16→バイパス管13の出口部13b→排気管12→大気放出口12aを通って排気ガスが大気中に放出されることとなる。
【0033】
このように、黒煙の発生が特に多くなるディーゼル機関11の起動時(特に起動してから20分間)には、ディーゼル機関11から排出された排気ガスの全量が黒煙除去装置14を通った後、大気中に放出されるようになっているので、起動時における黒煙の発生を防止することができる。
なお、ディーゼル機関11が起動してからの経過時間だけを計測(あるいは判断)して第1のバルブ15、第2のバルブ16、および第3のバルブ17を作動させる場合には、ガバナ11aからの信号を制御器18に送る必要が無くなるので、送信に必要な機器や配線を省略することができる。
【0034】
図2を用いて本発明に係るディーゼル機関用排気装置の第3実施形態を説明する。なお、図1を用いて説明した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付すとともに、その部材についての説明は省略する。
【0035】
図1を用いて説明した第1実施形態と、図2に示す第3実施形態との異なる点は、バイパス管13の入口部13aよりも上流側、すなわちディーゼル機関11とバイパス管13の入口部13aとの間に位置する排気管12に排気色測定装置19が設けられている点である。
排気色測定装置19としては、たとえば特開平7−174697号公報に記載されたようなものがある。この装置によりディーゼルエンジン11から排出された排気ガス中に含まれる黒煙濃度をボッシュ指度あるいは汚染度(%)で知ることができる。
また。排気色測定装置19で測定した結果(ボッシュ指度あるいは汚染度)はデータとして制御器18に送られるようになっている。
【0036】
次に、上記のように構成されたディーゼル機関用排気装置20を備えるディーゼル機関を運転したときのディーゼル機関用排気装置20の運用方法について説明する。
排気色測定装置19から制御器18に送られてきた排気色情報において、その値がたとえば0.3ボッシュ(Bosch)あるいは3%よりも高い値であるとき、制御器18により第1のバルブ15および第2のバルブ16を全開にするとともに、第3のバルブ17を全閉にする。
これによりディーゼル機関11から排出された排気ガスは、排気管12→バイパス管13の入口部13a→第1のバルブ15→バイパス管13→黒煙除去装置14→バイパス管13→第2のバルブ16→バイパス管13の出口部13b→排気管12→大気放出口12aを通って大気中に放出される。
この際、第3のバルブ17を通って大気中に放出される排気ガスは存在せず、ディーゼル機関11から排出された排気ガスはすべて、黒煙除去装置14を通って大気中に放出されることとなる。
【0037】
このように、ディーゼル機関11から排出される排気ガスの排気色が黒い(濃い)とき(たとえばボッシュ指度が0.3よりも高いかあるいは汚染度が3%よりも高いとき)には、ディーゼル機関11から排出された排気ガスの全量が黒煙除去装置14を通った後、大気中に放出されるようになっているので、ディーゼルエンジン11から排出される排気ガスの色を常に清浄(クリーン)な状態に保つことができる。
【0038】
また、排気色測定装置19から制御器18に送られてきた排気色情報において、その値がたとえば0.3ボッシュあるいは3%以下の値となったとき、制御器18により第3のバルブ17を全開にするとともに第1のバルブ15を全閉にした後、たとえば約1分後に第2のバルブ16を全閉にする。
これによりディーゼル機関11から排出された排気ガスは、排気管12→第3のバルブ17→排気管12→大気放出口12aを通って大気中に放出される。
この際、排気管12→バイパス管13の入口部13a→第1のバルブ15→バイパス管13→黒煙除去装置14→バイパス管13→第2のバルブ16→バイパス管13の出口部13b→排気管12→大気放出口12aを通って大気中に放出される排気ガスは存在せず、ディーゼル機関11から排出された排気ガスはすべて、第3のバルブ17を通って大気中に放出されることとなる。
【0039】
このように、ディーゼル機関11から排出される排気ガスの排気色が無色透明のとき(非常に薄くて目視できないとき:たとえばボッシュ指度が0.3以下かあるいは汚染度が3%以下のとき)には、ディーゼル機関11から排出された排気ガスの全量が排気管12のみを通って大気中に放出されるようになっているので、排気抵抗を低く抑えることができて、ディーゼル機関の性能を最大限発揮させることができる。
【0040】
図3を用いて本発明に係るディーゼル機関用排気装置の第4実施形態を説明する。なお、上述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付すとともに、その部材についての説明は省略する。
【0041】
図2を用いて説明した第3実施形態と、図3に示す第4実施形態との異なる点は、第3実施形態ではバイパス管13の入口部13aよりも上流側に位置する排気管12に排気色測定装置19が設けられていたのに対し、第4実施形態ではバイパス管13の出口部13bよりも下流側、すなわちバイパス管13の出口部13bと排気管12の大気放出口12aとの間に位置する排気管12に排気色測定装置19aが設けられている点である。
排気色測定装置19aは、上述した排気色測定装置19と同じものであるのでここではその説明を省略する。
この排気色測定装置19aもまた、測定した結果(ボッシュ指度あるいは汚染度)をデータとして制御器18に送るようになっている。
【0042】
次に、上記のように構成されたディーゼル機関用排気装置30を備えるディーゼル機関を運転したときのディーゼル機関用排気装置30の運用方法について説明する。
排気色測定装置19aから制御器18に送られてきた排気色情報において、その値がたとえば0.3ボッシュあるいは3%よりも高い値を示すときには、制御器18により第1のバルブ15、第2のバルブ16、および第3のバルブ17の開度が、排気色測定装置19aにおける測定結果が0.3ボッシュ以下あるいは汚染度3%以下となるように自動的に調整される。
【0043】
一具体例を挙げて説明すると、排気色測定装置19aにおける測定結果が1.0ボッシュあるいは汚染度10%を越える場合には、制御器18により第1のバルブ15および第2のバルブ16を全開にするとともに、第3のバルブ17を全閉にする。
また、排気色測定装置19aにおける測定結果が0.3ボッシュを越え1.0ボッシュ未満である場合、あるいは汚染度が3%を越え10%未満である場合には、制御器18により第1のバルブ15および第2のバルブ16を半開にするとともに、第3のバルブ17を半開にする。
そして、排気色測定装置19aにおける測定結果が0.3ボッシュ以下あるいは汚染度3%以下である場合には、制御器18により第1のバルブ15および第2のバルブ16を全閉にするとともに、第3のバルブ17を全開にする。
【0044】
このように、排気色測定装置19aにおける測定結果に基づいて、制御器18により第1バルブ15、第2バルブ16、および第3バルブ17の開度をそれぞれ調節することで、大気放出口12aから排出される排気ガスの色を常に清浄(クリーン)な状態に保つことができる。
【0045】
以上説明してきた実施形態において、バイパス管13の流路断面積が、排気管の流路断面積の1/3以下になるように構成されていればさらに有利である。
このように構成することにより、バイパス管13の管径を小さくすることができ、装置の小型化(コンパクト化)を図ることができるとともに、材料費および製造費を低減させることができる。
また、黒煙除去装置14もディーゼル機関11の起動時や低負荷時に発生する排気ガスを処理できればよいので、小型のものを採用することができ、装置の小型化(コンパクト化)およびコストダウンを図ることができる。
【0046】
さらに、本発明が、たとえば海岸沿いに建造された発電施設の発電用ディーゼル機関、あるいは船舶等に搭載された主機用ディーゼル機関や発電用ディーゼル機関に適用される場合、黒煙除去装置14が、水(特に海水)を利用できる加圧水式洗浄集塵装置であればさらに有利である。
すなわち、これらディーゼル機関の周辺には多量の水(海水)が存在することとなるので、常にきれいな水を黒煙除去装置14内に供給することができ、装置の能力を常に高い状態に維持することができる。
また、水を溜めておくためのタンクを省略することができるので、装置の小型化(コンパクト化)を図ることができるとともに、材料費および製造費を低減させることができる。
さらに、タンクが省略されることによりタンク内の清掃作業やタンク内の水の入れ替え作業をなくすことができ、それに伴う人員の配置や作業時間をなくすことができる。
【0047】
なお、上述した実施形態は、たとえば第1実施形態と第2実施形態を組み合わせたり、第1実施形態と第4実施形態を組み合わせたり、必要に応じて適宜組み合わせ可能である。
【0048】
また、今まで述べてきた実施形態では、自動化を図るために制御器からの信号(命令)により各バルブを自動的に開閉させるようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、人の手によって手動で行うようにしても良い。
【0049】
さらに、排気色測定装置についてもボッシュ指度や汚染度が自動でわかるものに限定されるものではなく、たとえば従来使用していたサンプル採取装置で排気中から一定量の排気ガスを採取した後、濾紙についた黒煙の量を判定するような方法(JIS D8004に規定された判定方法)によっても知ることができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明のディーゼル機関用排気装置およびその運用方法によれば、以下の効果を奏する。
請求項1に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、黒煙除去装置が配置されていない排気管を排気ガスが流れる場合には、排気抵抗が少なくなるので、排気ガスを円滑に流すことができて、排気抵抗によるディーゼル機関の性能低下を回避することができる。
また、黒煙除去装置が配置されたバイパス管を排気ガスが流れる場合には、排気ガス中から黒煙が除去されるので、清浄化した排気ガスを大気中に放出することができて、大気汚染を防止することができる。
【0051】
請求項2に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、排気管のみに排気ガスを通過させる場合には第1のバルブおよび第2のバルブがともに閉じられ、第3のバルブが開かれ、また、バイパス管のみに排気ガスを通過させる場合には第3のバルブが閉じられ、第1のバルブおよび第2のバルブがともに開かれればよいので、流路をバルブの開け閉めだけで変更することができ、構成および機構を簡略化することができて、設備費を抑制することができる。
【0052】
請求項3に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、バイパス管の入口よりも上流側に位置する排気管および/またはバイパス管の出口よりも下流側に位置する排気管に設けられた排気色測定装置により、当該排気管中を通過する排気ガス中に含まれる黒煙濃度がボッシュ指度あるいは汚染度(%)で測定されることとなるので、ディーゼルエンジンから吐き出される排気ガス中の黒煙濃度および/または大気中に放出される排気ガス中の黒煙濃度を常に把握することができる。
【0053】
請求項4に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、ディーゼル機関の負荷が所定負荷以下またはディーゼルエンジンが起動してから経過した時間が所定時間以下、あるいは排気色測定装置により測定された測定値が所定値を越える場合には、排気ガスが黒煙除去装置を通ることとなり、排気ガス中の黒煙濃度が下げられることとなるので、大気中への黒煙の放出を防止することができて、大気汚染を防止することができる。
また、ディーゼル機関の負荷が所定負荷を越える場合またはディーゼルエンジンが起動してから経過した時間が所定時間を越える場合、あるいは排気色測定装置により測定された測定値が所定値以下の場合には、排気ガスが排気抵抗の少ない排気管を通ることとなり、排気抵抗によるディーゼル機関の性能低下を回避することができる。
【0054】
請求項5に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、バイパス管として排気管の管径よりも小さい管径のものを採用することができるので、装置の小型化(コンパクト化)を図ることができるとともに、材料費および製造費を低減させることができる。
【0055】
請求項6に記載のディーゼル機関用排気装置によれば、噴霧された水の中に排気ガスが通されることにより水の粒子に黒煙が付着させられて、排気ガス中の黒煙が除去されることとなる。
したがって、たとえば海岸沿いに建造された発電施設の発電用ディーゼル機関、あるいは船舶等に搭載された主機用ディーゼル機関や発電用ディーゼル機関に本発明が適用された場合、これらディーゼル機関の周辺には多量の水(海水)が存在することとなるので、常にきれいな水を装置に供給することができ、装置の能力を常に高い状態に維持することができる。
また、水を溜めておくためのタンクを省略することができるので、装置の小型化(コンパクト化)を図ることができるとともに、材料費および製造費を低減させることができる。
さらに、タンクが省略されることによりタンク内の清掃作業やタンク内の水の入れ替え作業をなくすことができ、それに伴う人員の配置や作業時間をなくすことができる。
【0056】
請求項7に記載のディーゼル機関用排気装置およびその運用方法によれば、ディーゼル機関の負荷が所定負荷以下のとき、またはディーゼルエンジンが起動してからの経過時間が所定時間以下のとき、あるいは排気ガスの黒煙濃度が所定値よりも高いときに、排気ガスの全量がバイパス管および黒煙除去装置を通過して大気中に放出されることとなるので、大気中への黒煙の放出を防止することができて、大気汚染を防止することができる。
【0057】
請求項8に記載のディーゼル機関用排気装置およびその運用方法によれば、排気管の出口における排気ガスの黒煙濃度、すなわち大気中に放出される排気ガスの黒煙濃度が所定値以下となるように、バイパス管を通過する排気ガスの量と、バイパス管を通らずに排気管のみを通過する排気ガスの量との割合が決定されることとなるので、大気中への黒煙の放出を防止することができて、大気汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディーゼル機関用排気装置の第1実施形態を示す概略構成図である。
【図2】本発明によるディーゼル機関用排気装置の第3実施形態を示す概略構成図である。
【図3】本発明によるディーゼル機関用排気装置の第4実施形態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10  ディーゼル機関用排気装置
11  ディーゼル機関
12  排気管
13  バイパス管
13a 入口
13b 出口
14  黒煙除去装置
15  第1のバルブ
16  第2のバルブ
17  第3のバルブ
18  制御器
19  排気色測定装置
19a 排気色測定装置
20  ディーゼル機関用排気装置
30  ディーゼル機関用排気装置

Claims (8)

  1. ディーゼル機関から排出される排気ガスを大気中に導く排気管と、前記排気ガスからディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置と、を具備するディーゼル機関用排気装置において、
    前記排気管には、該排気管の一部を迂回するバイパス管が設けられているとともに、
    前記黒煙除去装置は前記バイパス管に対して直列に配置されていることを特徴とするディーゼル機関用排気装置。
  2. 前記排気管から前記排気ガスが流入してくる前記バイパス管の入口近傍には第1のバルブが設けられ、
    前記黒煙除去装置を通過した清浄ガスが前記排気管に戻される前記バイパス管の出口近傍には第2のバルブが設けられており、
    かつ前記バイパス管の入口と出口との間に位置する前記排気管には、第3のバルブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のディーゼル機関用排気装置。
  3. 前記バイパス管の入口よりも上流側に位置する前記排気管および/または前記バイパス管の出口よりも下流側に位置する前記排気管には、排気色測定装置が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のディーゼル機関用排気装置。
  4. 前記ディーゼル機関の負荷または前記ディーゼルエンジンが起動してから経過した時間、あるいは前記排気色測定装置により測定された測定値に応じて前記第1のバルブ、前記第2のバルブ、および前記第3のバルブの開度を制御する制御器が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のディーゼル機関用排気装置。
  5. 前記バイパス管の流路断面積は、前記排気管の流路断面積の1/3以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のディーゼル機関用排気装置。
  6. 前記黒煙除去装置は、加圧水式洗浄集塵装置であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のディーゼル機関用排気装置。
  7. ディーゼル機関から排出される排気ガスを大気中に導く排気管と、前記排気ガスからディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置と、を具備し、前記排気管には、該排気管の一部を迂回するバイパス管が設けられているとともに、前記黒煙除去装置が前記バイパス管に対して直列に配置されているディーゼル機関用排気装置の運用方法であって、
    前記ディーゼル機関の負荷が所定負荷以下のとき、または前記ディーゼルエンジンが起動してからの経過時間が所定時間以下のとき、あるいは前記排気ガスの黒煙濃度が所定値よりも高いとき、前記排気ガスの全量が前記バイパス管および前記黒煙除去装置を通過することを特徴とするディーゼル機関用排気装置の運用方法。
  8. ディーゼル機関から排出される排気ガスを大気中に導く排気管と、前記排気ガスからディーゼル排気微粒子を取り除く黒煙除去装置と、を具備し、前記排気管には、該排気管の一部を迂回するバイパス管が設けられているとともに、前記黒煙除去装置が前記バイパス管に対して直列に配置されているディーゼル機関用排気装置の運用方法であって、
    前記排気ガスの黒煙濃度が前記排気管の出口において所定値以下となるよう、前記バイパス管を通過する前記排気ガスの量と、前記バイパス管を通らずに前記排気管のみを通過する前記排気ガスの量との割合が決定されることを特徴とするディーゼル機関用排気装置の運用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005307947A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Yanmar Co Ltd 内燃機関の排気管構造
JP2007127033A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Yanmar Co Ltd 黒煙除去装置

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